JPS6182320A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6182320A JPS6182320A JP59202963A JP20296384A JPS6182320A JP S6182320 A JPS6182320 A JP S6182320A JP 59202963 A JP59202963 A JP 59202963A JP 20296384 A JP20296384 A JP 20296384A JP S6182320 A JPS6182320 A JP S6182320A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- magnetic
- corrosion resistance
- lubricity
- thickness
- Prior art date
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- Granted
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- Lubricants (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気記録媒体に関するものである。
近年、高密度記録の為に、例えばＣｏ、Ｃｏ−Ｎｉ、Ｃ
０−Ｐ、又はＣｏ−Ｎ１−ｐ等の磁性材料を基体上に、
例えばスパッタ、電気メッキ又は無電解メッキ等の手段
で形成した金属薄膜型磁気記録媒体が提案されている。
０−Ｐ、又はＣｏ−Ｎ１−ｐ等の磁性材料を基体上に、
例えばスパッタ、電気メッキ又は無電解メッキ等の手段
で形成した金属薄膜型磁気記録媒体が提案されている。
しかし、単に磁性金属薄膜を基体上に設けたにすぎない
磁気記録媒体は耐蝕性に乏しく、例えば多湿雰囲気下で
は耐久性がなく、実用性はない。
磁気記録媒体は耐蝕性に乏しく、例えば多湿雰囲気下で
は耐久性がなく、実用性はない。
そこで、例えば磁性金属薄膜上にカーボンの保護膜を設
けることが提案（特開昭５６−４１５２４号）されてい
るが、充分なものではない。
けることが提案（特開昭５６−４１５２４号）されてい
るが、充分なものではない。
本発明者は、金属薄膜型の磁性層上に、例えばカーボン
、二硫化モリブデン、窒化炭素、窒化ホウ素といった潤
滑性を有する第１の層を設け、さらにこの上に、例えば
クロム、チタン、Ｎｉ−Ｃｒ合金、Ｆｅ−Ｃｒ合金、Ｃ
ｏ−Ｃｒ合金、モリブデン、ＴｉＣ，ＴｉＮ、亜鉛、７
／ｌ／ｌ／ミニラムｅ−Ｎｉ合金、Ｆｅ−Ｎｉ−Ｃｒ
合金といった耐食性を有する第２の層を設けた磁気記録
媒体は、潤滑性に富み、かつ面１食性に優れていること
を見い出した。
、二硫化モリブデン、窒化炭素、窒化ホウ素といった潤
滑性を有する第１の層を設け、さらにこの上に、例えば
クロム、チタン、Ｎｉ−Ｃｒ合金、Ｆｅ−Ｃｒ合金、Ｃ
ｏ−Ｃｒ合金、モリブデン、ＴｉＣ，ＴｉＮ、亜鉛、７
／ｌ／ｌ／ミニラムｅ−Ｎｉ合金、Ｆｅ−Ｎｉ−Ｃｒ
合金といった耐食性を有する第２の層を設けた磁気記録
媒体は、潤滑性に富み、かつ面１食性に優れていること
を見い出した。
同、前記第１の層と第２の層とを逆に設けた場合には、
潤滑性の点では問題の少ないものではあるが、而・１食
性に乏しいことより、第１の層上に第２の層を設けるこ
とが特に望ましい。例えば、金属薄膜型磁性層上にＰｅ
−Ｎ ｉ −Ｃｒ合金層を設け、この上にカーボン層
を設けたものでは、例えば結露雰囲気下では発錆現象が
起き、耐食性に問題が多少残されているが、逆の構成で
は発錆現象も起きに＜＜、かつ潤滑性においても問題が
ない。
潤滑性の点では問題の少ないものではあるが、而・１食
性に乏しいことより、第１の層上に第２の層を設けるこ
とが特に望ましい。例えば、金属薄膜型磁性層上にＰｅ
−Ｎ ｉ −Ｃｒ合金層を設け、この上にカーボン層
を設けたものでは、例えば結露雰囲気下では発錆現象が
起き、耐食性に問題が多少残されているが、逆の構成で
は発錆現象も起きに＜＜、かつ潤滑性においても問題が
ない。
同、カーボンといった潤滑性を有する第１の層は、その
厚さが約５ ｎｍ以上、望ましくは約５〜２００ ｎｍ
であることが好ましく、又、クロムといった耐食性を有
する第２の層は、その厚さが約１〜７ ｎｍであること
が好ましい。つまり、第２の層が薄すぎる場合には、耐
食性の点で問題があり、又、逆に第２の層が約７ ｎｍ
を越えてあｔｐに厚すぎる場合には、下層の第１の層に
よる潤滑効果が低下し、つまり第１の層の厚み如何によ
らず潤滑効果が低下し、例えば磁気ヘッドとの間ではり
付き現象が起きたりするからであり、又、第１の層が薄
すぎる場合には充分な潤滑効果が発揮されず、逆に厚す
ぎる場合には磁気ヘッドと磁性層との距離が遠くなりす
ぎ、記録再生特性」−好ましくないからである。
厚さが約５ ｎｍ以上、望ましくは約５〜２００ ｎｍ
であることが好ましく、又、クロムといった耐食性を有
する第２の層は、その厚さが約１〜７ ｎｍであること
が好ましい。つまり、第２の層が薄すぎる場合には、耐
食性の点で問題があり、又、逆に第２の層が約７ ｎｍ
を越えてあｔｐに厚すぎる場合には、下層の第１の層に
よる潤滑効果が低下し、つまり第１の層の厚み如何によ
らず潤滑効果が低下し、例えば磁気ヘッドとの間ではり
付き現象が起きたりするからであり、又、第１の層が薄
すぎる場合には充分な潤滑効果が発揮されず、逆に厚す
ぎる場合には磁気ヘッドと磁性層との距離が遠くなりす
ぎ、記録再生特性」−好ましくないからである。
〔実施例１〕
図面は、本発明に係る磁気記録媒体の断面説明図である
。
。
同図中、１は、表面に例えば非磁性Ｎ１−Ｐメッキ層が
設けられたディスク形状のアルミニウムの基体である。
設けられたディスク形状のアルミニウムの基体である。
２は、前記非磁性Ｎ１−Ｐメッキ層上に設けられた、例
えばＣｏ−Ｐメッキ層といった金属薄膜型の磁性層であ
る。
えばＣｏ−Ｐメッキ層といった金属薄膜型の磁性層であ
る。
３は、磁性層２の形成された基体１を、例えばＤＣマグ
ネトロンスパッタ装置に入れ、例えば５Ｘ１０Ｔｏｒｒ
のアルゴンガス中でスパッタエツチングし、その後磁性
層２上に形成された約５〜２００ｎｌｌｌ、例えば５Ｑ
ｎｍ厚のカーボン層といった潤滑性を有する層である。
ネトロンスパッタ装置に入れ、例えば５Ｘ１０Ｔｏｒｒ
のアルゴンガス中でスパッタエツチングし、その後磁性
層２上に形成された約５〜２００ｎｌｌｌ、例えば５Ｑ
ｎｍ厚のカーボン層といった潤滑性を有する層である。
４は、潤滑性を有する層３上に形成された約１〜７０ｍ
、例えば２ｎ＋ｎ厚のＣｏ ｏ、ａ Ｃｒ （１，２層
といった耐食性を有する層である。
、例えば２ｎ＋ｎ厚のＣｏ ｏ、ａ Ｃｒ （１，２層
といった耐食性を有する層である。
上記実施例の磁気ディスクを、浮上量０．２５μｍ、ギ
ャップ長１４μｍｎのＩＢＭ製３３５０タイプのハード
ディスク用ヘッドを用いてＣ８Ｓテストを行なつだ所、
２万回のパス後においてもヘッド及び磁気ディスクに損
傷は彦く、又再生出力の低下も認められなかった。
ャップ長１４μｍｎのＩＢＭ製３３５０タイプのハード
ディスク用ヘッドを用いてＣ８Ｓテストを行なつだ所、
２万回のパス後においてもヘッド及び磁気ディスクに損
傷は彦く、又再生出力の低下も認められなかった。
又、上記磁気ディスクを、６０℃、９０％Ｒ１■Ｉの雰
囲気下に２５０時間放置しエラーレートを調べたが、エ
ラーレートの増加はほとんど認められず、耐食性に極め
て優れているものであった。
囲気下に２５０時間放置しエラーレートを調べたが、エ
ラーレートの増加はほとんど認められず、耐食性に極め
て優れているものであった。
〔実施例２〕
実施例１において、潤滑性を有する層３の厚みを２００
ｎｍ以上、例えば３００ｎｍとする以外は全く同様に行
ない、磁気ディスクを構成した。
ｎｍ以上、例えば３００ｎｍとする以外は全く同様に行
ない、磁気ディスクを構成した。
本実施例の磁気ディスクを、６０℃、９０％ＲＨの雰囲
気下に２５０時間放置しエラーレートを調べたが、エラ
ーレートの増加はほとんど認められず、耐食性に優れた
ものであり、又、浮」二量０２５μｎ〕、ギャップ長１
４μ［ｎのＩＢＭ製３３５０タイプのハードディスク用
ヘッドを用いてＣ８Ｓテストを行なった所、２万回のパ
ス後においてもヘッド及び磁気ディスクに損傷はないも
のであった。
気下に２５０時間放置しエラーレートを調べたが、エラ
ーレートの増加はほとんど認められず、耐食性に優れた
ものであり、又、浮」二量０２５μｎ〕、ギャップ長１
４μ［ｎのＩＢＭ製３３５０タイプのハードディスク用
ヘッドを用いてＣ８Ｓテストを行なった所、２万回のパ
ス後においてもヘッド及び磁気ディスクに損傷はないも
のであった。
但し、実施例１のものに比べると、再生出力の低下が認
められ、実施例１の磁気ディスクよりは劣るものであっ
た。
められ、実施例１の磁気ディスクよりは劣るものであっ
た。
〔実施例３〕
実施例】において、潤滑性を有する層３の厚みを５ ｎ
ｍ以下、例えば２ ｎｍ とする以外は全く同様に行な
い、磁気ディスクを構成した。
ｍ以下、例えば２ ｎｍ とする以外は全く同様に行な
い、磁気ディスクを構成した。
本実施例の磁気ディスクを、６０℃、９０％ＲＨの雰囲
気下に２５０時間放置して耐食性テストを行なった所、
耐食性には優れたものであったが、浮上量０．２５１＋
ｍｓギャップ長］、、４μｍのＩＢＭ製３３５０タイプ
のハードディスク用ヘットによるＣ８Ｓテストでは６０
００回目にヘッドクラッシュが起きたことより、走行性
の面で実施例１のものより劣るものではあった。
気下に２５０時間放置して耐食性テストを行なった所、
耐食性には優れたものであったが、浮上量０．２５１＋
ｍｓギャップ長］、、４μｍのＩＢＭ製３３５０タイプ
のハードディスク用ヘットによるＣ８Ｓテストでは６０
００回目にヘッドクラッシュが起きたことより、走行性
の面で実施例１のものより劣るものではあった。
〔実施例４〕
実施例１において、耐食性を有する層４の厚みを８ｎ＋
ｎ以−１−１例えばｌＱｎｍとする以外は全く同様に行
ない、磁気ディスクを構成した。
ｎ以−１−１例えばｌＱｎｍとする以外は全く同様に行
ない、磁気ディスクを構成した。
本実施例の磁気ディスクを、６０℃、９０％ＲＩ（の雰
囲気下に２５０時間放置して耐食性テストを行なつた所
、耐食性には優れたものであったが、浮上量０．２５μ
ｍ、ギャップ長１．４μｍのＩＢＭ製３３５０タイプの
ハードディスク用ヘッドによるＣ８Ｓテストでは６００
０回目にヘッドクラッシュが起きたことより、走行性の
面で実施例１のものより劣るものではあった。
囲気下に２５０時間放置して耐食性テストを行なつた所
、耐食性には優れたものであったが、浮上量０．２５μ
ｍ、ギャップ長１．４μｍのＩＢＭ製３３５０タイプの
ハードディスク用ヘッドによるＣ８Ｓテストでは６００
０回目にヘッドクラッシュが起きたことより、走行性の
面で実施例１のものより劣るものではあった。
〔比較例１〕
実施例１において、耐食性を有する層４を全く設けず、
その他は同様にして磁気ディスクを構成した。
その他は同様にして磁気ディスクを構成した。
この磁気ディスクを、６０℃、９０％ＲＨの雰囲気下に
２５０時間放置して耐食性テストを行なった所、磁気デ
ィスク表面は全面腐食が起きていて磁化は全く低下して
おり、全く耐久性に乏しいものであった。
２５０時間放置して耐食性テストを行なった所、磁気デ
ィスク表面は全面腐食が起きていて磁化は全く低下して
おり、全く耐久性に乏しいものであった。
〔比較例２〕
実施例１において、潤滑性を有する層３及び耐食性を有
する層４を設けないで、その他は同様にして磁気ディス
クを構成した。
する層４を設けないで、その他は同様にして磁気ディス
クを構成した。
この磁気ディスクを、６０℃、９０％ＲＩ−Ｔの雰囲気
下に９０時間放置して耐食性テストを行なった所、磁気
ディスク表面は全面腐食が起きていて磁化は零になって
おり、全く耐久性がなく、かつＣ８Ｓテストでは４００
０回で再生出力が著しく低下したものであった。
下に９０時間放置して耐食性テストを行なった所、磁気
ディスク表面は全面腐食が起きていて磁化は零になって
おり、全く耐久性がなく、かつＣ８Ｓテストでは４００
０回で再生出力が著しく低下したものであった。
走行性及び耐食性に良いものであり、耐久性に富んでい
る。
る。
図面は、本発明に係る磁気記録媒体の１実施例の断面説
明図である。 １・・・基体、２・・磁性層、３・・・潤滑性を有する
層、４・・・耐食性を有する層。
明図である。 １・・・基体、２・・磁性層、３・・・潤滑性を有する
層、４・・・耐食性を有する層。
Claims (2)
- （１）磁性層上に、潤滑性を有する第１の層と、耐食性
を有する第２の層とを設けたことを特徴とする磁気記録
媒体。 - （２）特許請求の範囲第１項記載の磁気記録媒体におい
て、第１の層の厚さが約５ｎｍ以上であり、第２の層の
厚さが約１〜７ｎｍであるもの。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59202963A JPH07101504B2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 磁気記録媒体 |
| KR1019850006782A KR890004256B1 (ko) | 1984-09-29 | 1985-09-17 | 자기 기록 매체 |
| US06/779,160 US4680218A (en) | 1984-09-29 | 1985-09-23 | Magnetic recording medium |
| DE19853534481 DE3534481A1 (de) | 1984-09-29 | 1985-09-27 | Magnetisches aufzeichnungsmedium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59202963A JPH07101504B2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6182320A true JPS6182320A (ja) | 1986-04-25 |
| JPH07101504B2 JPH07101504B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=16466062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59202963A Expired - Lifetime JPH07101504B2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101504B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5641524A (en) * | 1979-07-23 | 1981-04-18 | Datapoint Corp | Magentic recording disk and forming same |
| JPS57198542A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-06 | Sekisui Chem Co Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS59119531A (ja) * | 1982-12-25 | 1984-07-10 | Tdk Corp | 磁気記録媒体 |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP59202963A patent/JPH07101504B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5641524A (en) * | 1979-07-23 | 1981-04-18 | Datapoint Corp | Magentic recording disk and forming same |
| JPS57198542A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-06 | Sekisui Chem Co Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS59119531A (ja) * | 1982-12-25 | 1984-07-10 | Tdk Corp | 磁気記録媒体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07101504B2 (ja) | 1995-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |