JPS6181316A

JPS6181316A - 荷姿整形方法及びその装置

Info

Publication number: JPS6181316A
Application number: JP59200763A
Authority: JP
Inventors: Otoshi Minazu; 水津　大利
Original assignee: Okura Yusoki KK
Current assignee: Okura Yusoki KK
Priority date: 1984-09-26
Filing date: 1984-09-26
Publication date: 1986-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、例えばパレット上に袋詰め物を荷積みする場
合に、袋詰め物をパレット寸法内に納めて、袋詰め物が
パレットからはみださないようにするため等に適用する
荷姿整形方法及びその装置に関するものでる。

〔従来の技術〕

従来、パレット上に品物を荷積みする場合、品物の寸法
及び荷積みパターンに合わせてパレットを製作したり、
あるいは、それに近い適当な規格寸法のパレットを選択
して、周囲に余裕をもって積み付けたり、周囲にオーバ
ーハングして積み付けたりしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述したなかで、品物をパレットの周囲
にオーバーハングして積み付番ノる場合、品物が袋詰め
物であると、荷崩れの危険が大きいという問題があり、
特に、袋内での流動性が太きい袋詰め物では、荷崩れの
危険が極めて大きかった。

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、複数の
袋詰め物の荷姿を、所定の寸法内に納めて、例えばパレ
ット等からオーバーハングしないようにすることを目的
とするものである。

（問題点を解決するための手段）第１の発明の荷姿整形方法は、２つの袋詰め物Ｂ１．Ｂ
２が成す荷姿を整形するための方法で、第１及び第２の
２つの袋詰め物Ｂｔ　、８２を水平方向に並べ、第２の
袋詰め物Ｂ２を持上げ、この第２の袋詰め物Ｂ２と第１
の袋詰め物８１とを水平方向に接近させ、上記第２の袋
詰め物Ｂ２を降ろし第１及び第２の袋詰め物８１．８２
の一部分を上下方向に重合させてこの２つの袋詰め物Ｂ
１゜Ｂ２が成す荷姿の外形を所定の寸法に整えることを
特徴とするものであり、そして、第４の発明の荷姿整形
方法は、この第１の発明の方法によってその一部を重合
された２つの袋詰め物Ｂ１．Ｂ２の少なくとも重合した
部分を上方から押圧して２つの袋詰め物Ｂ１．Ｂｚが成
す荷姿を平Ｉ■状に整えることを特徴とするものである
。

また、第２の発明の荷姿整形方法は、３つの袋詰め物Ｂ
１．Ｆ３２　、Ｂａが成す荷姿を整形するための方法で
、第１及び第２の２つの袋詰め物Ｂ１゜Ｂ２を水平方向
に並べ、第２の袋詰め物Ｂ２を持上げ、この第２の袋詰
め物Ｂ２と第１の袋詰め物Ｂ１とを水平方向に接近させ
るとともに第２の袋詰め物Ｂ２の下方に上記第１の袋詰
め物］３１の反対側から第３の袋詰め物Ｂ３を挿入し、
」］記第２の袋詰め物Ｂ２を降ろし第１及び第２の袋詰
め物Ｂ１．Ｂ２の一部分を上下方向に重合させるどとも
に第２及び第３の袋詰め物Ｂ２　、Ｂａの一部分を上下
方向に重合さけてこの３つの袋詰め物Ｂ１゜Ｂ２　、Ｂ
ａが成す荷姿の外形を所定の寸法に整えることを特徴と
するものであり、そして、第５の発明の荷姿整形方法は
、この第２の発明の方法によってその一部を重合された
３つの袋詰め物Ｂ１゜Ｂ２　、Ｂａの少なくとも重合し
た部分を上方から押圧して３つの袋詰め物Ｂ１．８２　
、　Ｂａが成す荷姿を平坦状に整えることを特徴とする
ものである。

そして、第３の発明の荷姿整形装置は、３つの袋詰め物
Ｂ１．８２　、Ｂａが成す荷姿を整形するための装置で
、袋詰め物Ｂを搬送するアキコームコンベヤ５等のコン
ベヤと、このコンベヤ５の搬送路上に搬送方向に進退可
能に設けられ第１の袋詰め物Ｂ１を停止させるとともに
この第１の袋詰め物Ｂ１を上流側に押し戻す第１のスト
ッパ５３と、この第１のストッパ５３の上流側に位置し
て上記コンベヤ５の搬送路上に出没可能に設【プられ第
２の袋詰め物Ｂ２を停止上させる第２のストッパ６０と
、この第２のストッパ６０の上流側に位置して上記コン
ベヤ５の搬送路上に出没可能に設けられ上記第２の袋詰
め物Ｂ２を持上げるとともにこの第２の袋詰め物Ｂ２を
降ろしその両端部を上記第１のストッパ５３により押し
戻されて第２の袋詰め物Ｂ２の下方に挿入された第１の
袋詰め物Ｂ１の端部上及び上記コンベヤ５により搬送さ
れて第２の袋詰め物Ｂ２の下方に挿入された第３の袋詰
め物Ｂ３の端部上に重合させてこの３つの袋詰め物Ｒ１
゜８２．８ａが成す荷姿の外形を所定の寸法に整える昇
降体６８とを具備したことを特徴とするものであり、そ
して、第６の発明の装置は、この第３の発明の装置に、
上記重合した第１ないし第３の３つの袋詰め物Ｂ１，８
２　、Ｂａを第２の袋詰め物Ｂ２を中心に上方から押圧
してこの３つの袋詰め物Ｓ１．Ｂ２　、Ｂａが成す荷姿
を平坦状に整える押圧体９６を付加したことを特徴とす
るものである。

（作用）本発明の荷姿整形方法及びその装置は、隣接する複数の
袋詰め物Ｂの端部を上下方向に重合することにより、複
数の袋詰め物Ｂが成す荷姿の外形を所定の寸法に整える
もので、さらに、袋内での流動性が比較的に小さい袋詰
め物Ｂの場合には、重合により生じた凹凸を押圧により
平坦状に整えるものである。

〔実施例〕

図面を参照して、３つの袋詰め物の荷姿を整形する本発
明の荷姿整形方法及びその装置の実施例を説明する。

第１１図はパレット荷積み装置を示し、このパレット荷
積み装置は、パレット収納供給装賄１に複数枚のパレッ
トＰを収納し、このパレット収納供給装置１からパレッ
ｌ−Ｐを１枚ずつチェーンコンベヤ２上に供給し、この
パレットＰをチェーンコンベヤ２で荷積み位置３に供給
するようになっており、また、多数の袋詰め物Ｂをその
長手方向に沿って順次に搬入コンベヤ４からアキューム
コンベヤ５に搬入し、８袋詰め物Ｂを、アキュームコン
ベヤ５の基端部に設けた荷向転換装圃６により必要に応
じて水平方向に９０痕回動した上で、アキュームコンベ
ヤ５の先端部に搬送し、この繰返しによりアキュームコ
ンベヤ５の先端部に荷積みパターンの１列分の所定数す
なわち２つあるいは３つの袋詰め物Ｂが揃ったら、この
１列分の所定数の袋詰め物Ｂを、ブツシャ装置７により
アキュームコンベヤ５の先端部から一側方のレイヤーコ
ンベヤ８に一括して移載し、この繰返しによりレイヤー
コンベヤ８に荷積みパターンの１段分の所定列所定数す
なわち２列５つの袋詰め物Ｂが揃ったら、この１段分の
所定数の袋詰め物Ｂを、一対の支柱９間に昇降可能に設
けた水平な昇降枠１０内を移動するキャリッジコンベヤ
１１に搬出し、上記昇降枠１０を必要に応じて上昇した
後、キャリッジコンベヤ１１を、上記レイヤーコンベヤ
８側から上記荷積み位置３のパレットＰの直上に移動し
、このキャリッジコンベヤ１１−１の１段分の袋詰め物
Ｂを前後左右から挟んだ状態で、キャリッジコンベヤ１
１を上記レイ・ヤーコンベヤ８側に移動するとともに、
このキャリッジコンベヤ１１を駆動して１段分の袋詰め
物Ｂをキャリッジコンベヤ１１の移動方向と反対の方向
に同速度で搬送し、これによって、キャリッジコンベヤ
１１上の１段分の所定数の袋詰め物Ｂを荷積み位置３の
パレットＰ上にそのままの状態で降ろすようになってお
り、この繰返しにより荷積み位置３のパレットＰ上に袋
詰め物Ｂを所定の荷積みパターンで所定の段数まで荷積
みしたら、荷積み位置３のパレットＰをチェーンコンベ
ヤ１２を介して搬出位置１３のローラーコンベヤ１４に
搬出するようになっている。

そして、このパレット荷積み装置は、第１２図に示すよ
うな荷積みパターンでパレットＰ上に複数の袋詰め物Ｂ
を荷積みするものであるが、長手方向に並ぶ第４及び第
５の２つの袋詰め物Ｂ４゜Ｂ５は規格寸法のパレットＰ
に納まるが、短手方向に並ぶ第１ないし第３の３つの袋
詰め物Ｂ１゜Ｂ２　、Ｂａはそのままでは規格寸法のパ
レットＰに納まらないので、外側の袋詰め物Ｂ１．Ｂａ
がパレットＰからはみだしてオーバーハングするのを防
ぐため、この３つの袋詰め物Ｂ１．Ｂ２　。

Ｂ３を互いにその端部が上下方向に重合した状態で荷積
みするようになっている。

次に、このパレット荷積み装置において、上記３つの袋
詰め物Ｂ１．Ｂ２　、Ｂａの端部を上下方向に重合させ
るとともに、重合により生じる３つの袋詰め物Ｂ１．Ｂ
２　、Ｂａの凹凸を平坦状に整える荷姿整形方法及びそ
の装置を、上記アキュームコンベヤ５部分を中心に説明
する。

第１図及び第２図に示すように、上記アキュームコンベ
ヤ５は、］ンベＡ７フレーム２１の両側の側枠２２間に
多数の搬送ローラ２３を軸架並設し、この各ローラ２３
の一側下部にモータ２４によって駆動回行する無端状の
駆動ベルト２５を当接したもので、この駆動ベル１〜２
５との当接により、各ローラ２３が第２図において反時
計方向に回動するようになっている。

そして、このアキュームコンベヤ５の基端部に設けられ
た上記筒内転換装置６は、第３図及び第４図にも示すよ
うに、−に記ローラ２３の下方に、モータ２８に連結し
た減速機２９を設け、この減速機２９の上側に突出した
垂直な出力軸３０にスプライン筒３１を取付け、このス
プライン筒３１にスプライン軸３２を上下動自在に嵌合
し、このスプライン軸３２をガイドスリーブ３３及び支
枠３４等を介して回動自在かつ上下方向に摺動自在に支
持し、上記ローラ２３の上側に位置して、このスプライ
ン軸３２の上端にｔ−１げた状の支持体３５を水平状に
取付けるとともに、このスプライン軸３２の中間部に、
外周に係合溝３６を形成した筒３７を嵌合して固着し、
この筒３７の係合溝３６に、上記支枠３４に上下方向回
動自在に軸支したレバー３８の口字形の一端部に相対向
して突設された係合突起３９を係合し、このレバー３８
の他端を油圧シリンダ４０で上下動するようにしたもの
で、このシリンダ４０を作動してレバー３８を上下動す
ると、係合突起３９及び筒３７を介して、スプライン軸
３２及び井げた状の支持体３５が上下動し、上記モータ
２８を駆動すると、減速機２９を介して、スプライン筒
３１、スプライン軸３２及び支持体３５が回動するよう
になっている。

なお、この筒内転換装＠６の井げた状の支持体３５は、
その上昇時にアキュームコンベヤ５の搬送路上に突出し
、この状態で、９０度ずつ回動するようになっていると
ともに、その下降時には、この支持体３５に対向して上
記ローラ２３の外周に形成された凹部４１内及びローラ
２３間の間隙に入って搬送路下に没入するようになって
いる。

そして、この筒内転換装置６の下流側に位置して、第２
図に示すように、上記コンベヤフレーム２１の横継ぎ枠
４４にレバー４５が上下方向回動自在に軸支されている
とともに、このレバー４５の先端部に係止板４６が垂直
状に立設され、この係止板４６がエヤシリンダ４７によ
りレバー４５を介してローラ２３間から搬送路上に出没
するようになっている。

また、アキュームコンベヤ５の先端には、下面を複数の
コロ５０に支持して上面にギヤ５１を噛合した一対のラ
ック５２が設けられ、この一対のラック５２のコンベヤ
５側の先端部に第１のストッパ５３が取付けられ、この
第１のストッパ５３がエヤシリンダ５４によりコンベヤ
５の搬送路上に搬送方向に進退するようになっている。

なお、上記一対のラック５２と噛合した各ギヤ５１は軸
５５により連結されており、第１のストッパ５３の進退
がぎくしゃくせずに円滑に行われるようになっている。

そして、上記第１のストッパ５３の下方に位置した上記
コンベヤフレーム２１の横継ぎ枠５８にレバー５９が上
下方向回動自在に軸支されているとともに、このレバー
５９の先端部に板状の第２のスｌ−ツバ６０が垂直状に
立設され、この第２のストッパ６０が、上記第１のスＩ
−ツバ５３の上流側に位置して、工Ａ７シリンダ６１に
よりレバー５９を介してローラ２３間から搬送路上に出
没するようになっている。

また、第５図にも示すように、上記第２のストッパ６０
の上流側に位置して、ローラ２３の下方に、両側一対の
支枠６４が設けられ、この各支枠６４にそれぞれ複数の
コ０６５を介して０ツド６６が上下方向にのみ進退自在
に支持され、この一対の０ツド６６の上端部に基板６７
が水平状に取付けられ、この基板６７上に一対の板状の
昇降体６８が垂直状に立設され、この各昇降体６８が油
圧シリンダ６９により基板６７を介して０−５２３間か
ら搬送路上に出没するようになっている。

また、上記各昇降体６８部分からその一ト流側かけての
複数のローラ２３には第１及び第２のブレーキ装置７２
．７３が設けられている。この各ブレーキ装置７２．７
３は、第６図及び第７図に示すように、それぞれ複数の
ローラ２３の一端の軸部７４を、側枠２２に形成した上
下方向の長孔７５から突出させτ軸支体７６に支持し、
この軸支体７６をエヤシリンダ７７により昇降可能に形
成し、上記各［１−ラ２３の一端上側部にブレーキパッ
ド７８を配設するとともに、軸支体７６の上側部に係１
パッド７９を配設したもので、シリンダ７Ｉにより軸支
体１６を上昇して係止パッド１９に当接させると、各ロ
ーラ２３が駆動ベルト２５から離れて非駆動状態になる
とともにブレーキパッド１８に当接して制動されるよう
になっている。

また、アキュームコンベヤ５の先端部に設けられた上記
ブツシャ装置７は、コンベヤ５の先端部の各横継ぎ枠４
４．５８（第２図に示す）の上方位置から上記レイヤー
コンベヤ８の両側の各側枠８２（第１図に示す）の上方
位置にかけて、それぞれ、第８図に示すように、ガイド
枠８３を水平状に設け、この一対のガイド枠８３間に移
動枠８４を図示しないコ０を介してガイド枠８３に沿っ
て移動自在に設けるととｂに、この移動枠８４をモータ
８５によりガイド枠８３に沿って移動するように形成し
、この移動枠８４の下部に軸８６を介してブツシャ板８
１を上下方向回動自在に設けるとともに、このブツシャ
板８１をエヤシリンダ８８により昇降可能に形成したも
ので、アキュームコンベヤ５の先端部に荷積みパターン
の１列分の所定数すなわち２つあるいは３つの袋詰め物
Ｂが揃った状態で、移動枠８４をアキュームコンベヤ５
の上方からレイヤーコンベヤ８の上方に移動することに
より、下降状態のブツシャ板８１で１列分の所定数の袋
詰め物Ｂを一括してアキュームコンベヤ５上からレイヤ
ーコンベヤ８上に移載するようになっている。

なお、第１図に示すように、上記レイヤーコンベヤ８の
搬送面−Ｌの両側部にはサイドロック９１゜９２が搬送
方向に沿゛つて設けられ、−側部のサイドロック９１が
固定されているとともに、他側部のサイド０ツク９２が
エヤシリンダ９３により一側部のサイドロック９１に進
退するように形成されている。

また、このレイヤーコンベヤ８の搬送面上の中央部には
水平な板状の押圧体９６が図示しない駆動機構により昇
降可能に設けられている。

そうして、第１２図に示した荷積みパターンの１段分の
５つの袋詰め物Ｂのうち、短手方向に並べられる１列分
の第１ないし第３の３つの袋詰め物Ｂ１．Ｂ２　、Ｂａ
が搬入コンベヤ４からアキュームコンベヤ５に順次に搬
入された場合；アキ”Ｌ−ムコンベヤ５の基端において
この８袋詰め物Ｂ１．８２　、Ｂａの搬入が検知され、
これによって、前向転換装置６の下流側の係止板４６が
搬送路上に上昇し、この係止板４６にアキュームコンベ
ヤ５によって搬送された８袋詰め物Ｂ１゜Ｂ２　、Ｂａ
が当接して前向転換装置６の井げた状の支持体３５の−
Ｌ方で停止し、この状態で、支持体３５が搬送路上に上
昇して８袋詰め物Ｓ１．Ｂ２　。

Ｂ３を持上げた後、支持体３５が９０度回動して８袋詰
め物Ｂ１．Ｂ２　ｙＢａの前向転換を行なうとともに、
上記係止板４６が搬送路下に下降し、その後、上記支持
体３５が搬送路下に下降して８袋詰め物Ｂｔ　、Ｂ２　
、Ｂａをアキュームコンベヤ５上に降ろし、８袋詰め物
Ｂ１．Ｂ２　、Ｂａはアキュームコンベヤ５によって搬
送される。

そして、順次にアキュームコンベヤ５の先端部に搬送さ
れた３つの袋詰め物Ｂ１．Ｂｚ　、８３のうちの第１の
袋詰め物Ｂ１は、第９図（ａ）に示すように、下流側に
後退した状態の第１のストッパ５３に当接して停止トす
る。

また、第２の袋詰め物８２は、第９図（ｂ）に示すよう
に、第１の袋詰め物Ｂ１が通過した後に搬送路上に上昇
する第２のストッパ６０に当接して昇降体６８の上方で
停止し、その後、第９図（Ｃ）に示すように、昇降体６
８により搬送路上に持上げられる。

そして、この状態で、第９図（ｄ）に示すように、上記
第２のストッパ６０が搬送路下に下降した後、上記第１
のストッパ５３が上流側に進出して第１の袋詰め物Ｂ１
を上流側に押し戻し、この第１の袋詰め物Ｂ１の端部が
第２の袋詰め物Ｂ２の端部の下方に挿入される。

また、第３の袋詰め物Ｂ３は、第９図（ｄ）に示すよう
に、上記昇降体６８が搬送路上に上昇した状態で、その
端部を第２の袋詰め物Ｂ２の端部の下方に挿入される。

そして、この第３の袋詰め物Ｂ３は、昇降体６８に当接
する直前に、第１及び第２のブレーキ装置７２、７３に
より複数の［Ｉ−ラ２３を介して制動されて停止し、そ
の荷姿の変形が防止されているとともに、昇降体６８に
衝撃を与えるのを防止している。

なお、上記第１及び第２の袋詰め物８１．８２も上記第
１及び第２のブレーキ装＠７２．７３で制動され、第３
の袋詰め物Ｂ３と同様に、その荷姿の変形が防止されて
いる。

ついで、第９図（ｅ）に示すように、昇降体６８が搬送
路下に下降して第２の袋詰め物Ｂ２を降ろし、第２の袋
詰め物Ｂ２の両端部が第１及び第３の袋詰め物Ｂ１．Ｂ
ａの端部上に重合される。

ついで、プツシ１１装置７によりこの１列分の３つの袋
詰め物ｆ３１．Ｂ２　、Ｂａがアキュームコンベヤ５の
先端部から一側方のレイヤーコンベヤ８上に一括して移
載される。

次に、第１２図に示した荷積みパターンの１段分の５つ
の袋詰め物Ｂのうち、長手方向に並べられる１列分の第
４及び第５の２つの袋詰め物８４゜Ｂ５が搬入コンベヤ
４からアキュームコンベヤ５に順次に搬入された場合；この８袋詰め物Ｂ４　、Ｂ５は前向転換の必要がないの
で、係止板４６及び前向転換装置６は作動せず、８袋詰
め物Ｂ４　、Ｂｓはそのままアキュームコンベヤ５によ
って搬送される。

そして、順次にアキュームコンベヤ５の先端部に搬送さ
れた２つの袋詰め物Ｂ４　、Ｂｓのうちの第４の袋詰め
物Ｂ４は、上流側に進出した状態の第１のストッパ５３
に当接して停止する。

また、第５の袋詰め物Ｂ５は、上記第４の袋詰め物Ｂ４
との間に所定の間隔をおいて第１及び第２のブレーキ装
＠７２．７３により複数のローラ２３を介して制動され
て停止する。

そして、この第５の袋詰め物Ｂ５も、−上記第３の袋詰
め物Ｂ３と同様に、その荷姿の変形が防止されているが
、上記第４の袋詰め物Ｂ４も第１及び第２のブレーキ装
置７２．７３でｉｌＪ動され、他の袋詰め物Ｂと同様に
、その荷姿の変形が防止されている。

ついで、ブツシャ装＠７によりこの１列分の２つの袋詰
め物Ｂ４　、Ｂｓがアキュームコンベヤ５の先端部から
一側方のレイヤーコンベヤ８上に一括して移載される。

そして、この２つの袋詰め物Ｂ４　、Ｂｓは、先に移載
された３つの袋詰め物Ｂ１．Ｂ２　、Ｂａとともに、レ
イヤーコンベヤ８上で１段分の２列５つの荷積みパター
ンを構成する。

ついで、この１段分の５つの袋詰め物Ｂは、第９図（ｆ
）に示すように、固定のサイドロック９１とこの固定の
サイドロック９１に対して進出した可動のサイドロック
９２とにより両側部を位置決めされた状態で、押圧体９
６によって上方から押圧され、特に、重合により凹凸を
生じた第１ないし第３の３つの袋詰め物Ｂ１．Ｂ２、−
Ｂａが成す荷姿が、第９図（０）に示すように、平坦状
に整えられる。

そうして、先に説明したように、この１段分の５つの袋
詰め物Ｂは、レイヤーコンベヤ８からキャリッジコンベ
ヤ１１を介して荷積み位置３のパレットＰ上に荷積みさ
れるが、この１段分の５つの袋詰め物Ｂのうち特に第１
ないし第３の３つの袋詰め物Ｂ１．Ｂ２　、Ｂａは、上
述したように、重合により荷姿の外形を所定の寸法に整
えられ、かつ、抑圧により荷姿を平坦状に整えられてい
るので、その外側の袋詰め物Ｂ１．ＢａがパレットＰか
らオーバーハングせず、しかも、平坦状であるため、荷
積み状態が安定する。

なお、この実施例では、袋詰め物Ｂの押圧を、レイヤー
コンベヤ８部分に設けた押圧体９６で行なったが、これ
に限らず、例えば、特開昭５８−１６２４３８号公報に
示されたように、キャリッジコンベヤ１１（あるいはキ
ャリッジプレート）を押圧体として用いてもよく、また
、アキュームコンベヤ５における第３の袋詰め物Ｂａの
停止も、ブレーキ装置７２．７３に限らず、第１及び第
２の袋詰め物Ｂ１，８２等と同様にストッパで行なって
もよく、昇降体６８で行なってもよい。

また、上述した実施例は、３つの袋詰め物Ｂ１゜８２．
８ａが成す荷姿を整形する場合であるが、第９図に示し
た説明図において、第３の袋詰め物Ｂ３を除外すると、
第１０図（ａ）に示すように、第１及び第２の２つの袋
詰め物Ｂ１．Ｂ２の端部を重合することができ、これを
押圧体９６等で上方から押圧すると、第１０図（ｂ）に
示すように、この２つの袋詰め物ａｔ　、８２が成す荷
姿を平坦状に整えることができる。

さらに、袋内での流動性が極めて大きい袋詰め物Ｂの場
合、押圧体９６等による押圧は必ずしも、行なう必要が
なく、それ自体の流動性により、自然に平坦状になった
り、上段の袋詰め物Ｂの積み重ねにより、平坦状にな゛
つたりする。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、隣接する複数の袋詰
め物の端部を上下方内に重合することによりこの複数の
袋詰め物が成す荷姿の外形を所定の寸法に整えることが
でき、さらに、必要に応じて、重合により生じた凹凸を
抑圧により平坦状に整えることができるので、複数の袋
詰め物が成す荷姿を安定したものにすることができ、し
たがって、複数の袋詰め物をパレット上に荷積みする場
合、あるいは複数の袋詰め物を重積状態で保管する場合
等に、袋詰め物が安定して前期れの心配がなく、また、
複数の袋詰め物をコンテナ内等に収納する場合等に、効
率良く収納することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の荷姿整形方法及びその装置をパレット荷積
み装置に適用した実施例を示し、第１図はアキュームコ
ンベヤ部分の平面図、第２図は第１図の■−■視断面断
面図３図は第１図の■−■視拡大断面図、第４図は第１
図のＴＶ−ＩＶ拡大視断面図、第８図はブツシャ装置の
側面図、第９図及び第１０図はそれぞれ説明図、第１１
図はパレット荷積み装置の平面図、第１２図は袋詰め物
の荷積み状態の斜視図である。５・ψアキュームコンベヤ、５３・・第１のストッパ、
６０・・第２のストッパ、６８・・昇降体、９６・・押
圧体、Ｂ・・袋詰め物、Ｂ１　・・第１の袋詰め物、Ｂ
２　・・第２の袋詰め物、Ｂ３・・第３の袋詰め物。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）第１及び第２の２つの袋詰め物を水平方向に並べ
、第２の袋詰め物を持上げ、この第２の袋詰め物と第１
の袋詰め物とを水平方向に接近させ、上記第２の袋詰め
物を降ろし第１及び第２の袋詰め物の一部分を上下方向
に重合させてこの２つの袋詰め物が成す荷姿の外形を所
定の寸法に整えることを特徴とする荷姿整形方法。
（２）第１及び第２の２つの袋詰め物を水平方向に並べ
、第２の袋詰め物を持上げ、この第２の袋詰め物と第１
の袋詰め物とを水平方向に接近させるとともに第２の袋
詰め物の下方に上記第１の袋詰め物の反対側から第３の
袋詰め物を挿入し、上記第２の袋詰め物を降ろし第１及
び第２の袋詰め物の一部分を上下方向に重合させるとと
もに第２及び第３の袋詰め物の一部分を上下方向に重合
させてこの３つの袋詰め物が成す荷姿の外形を所定の寸
法に整えることを特徴とする荷姿整形方法。
（３）袋詰め物を搬送するコンベヤと、このコンベヤの
搬送路上に搬送方向に進退可能に設けられ第１の袋詰め
物を停止させるとともにこの第１の袋詰め物を上流側に
押し戻す第１のストッパと、この第１のストッパの上流
側に位置して上記コンベヤの搬送路上に出没可能に設け
られ第２の袋詰め物を停止させる第２のストッパと、こ
の第２のストッパの上流側に位置して上記コンベヤの搬
送路上に出没可能に設けられ上記第２の袋詰め物を持上
げるとともにこの第２の袋詰め物を降ろしその両端部を
上記第１のストッパにより押し戻されて第２の袋詰め物
の下方に挿入された第１の袋詰め物の端部上及び上記コ
ンベヤにより搬送されて第２の袋詰め物の下方に挿入さ
れた第３の袋詰め物の端部上に重合させてこの３つの袋
詰め物が成す荷姿の外形を所定の寸法に整える昇降体と
を具備したことを特徴とする荷姿整形装置。
（４）第１及び第２の２つの袋詰め物を水平方向に並べ
、第２の袋詰め物を持上げ、この第２の袋詰め物と第１
の袋詰め物とを水平方向に接近させ、上記第２の袋詰め
物を降ろし第１及び第２の袋詰め物の一部分を上下方向
に重合させてこの２つの袋詰め物が成す荷姿の外形を所
定の寸法に整え、この２つの袋詰め物の少なくとも重合
した部分を上方から押圧して２つの袋詰め物が成す荷姿
を平坦状に整えることを特徴とする荷姿整形方法。
（５）第１及び第２の２つの袋詰め物を水平方向に並べ
、第２の袋詰め物を持上げ、この第２の袋詰め物と第１
の袋詰め物とを水平方向に接近させるとともに第２の袋
詰め物の下方に上記第１の袋詰め物の反対側から第３の
袋詰め物を挿入し、上記第２の袋詰め物を降ろし第１及
び第２の袋詰め物の一部分を上下方向に重合させるとと
もに第２及び第３の袋詰め物の一部分を上下方向に重合
させてこの３つの袋詰め物が成す荷姿の外形を所定の寸
法に整え、この３つの袋詰め物の少なくとも重合した部
分を上方から押圧して３つの袋詰め物が成す荷姿を平坦
状に整えることを特徴とする荷姿整形方法。
（６）袋詰め物を搬送するコンベヤと、このコンベヤの
搬送路上に搬送方向に進退可能に設けられ第１の袋詰め
物を停止させるとともにこの第１の袋詰め物を上流側に
押し戻す第１のストッパと、この第１のストッパの上流
側に位置して上記コンベヤの搬送路上に出没可能に設け
られ第２の袋詰め物を停止させる第２のストッパと、こ
の第２のストッパの上流側に位置して上記コンベヤの搬
送路上に出没可能に設けられ上記第２の袋詰め物を持上
げるとともにこの第２の袋詰め物を降ろしその両端部を
上記第１のストッパにより押し戻されて第２の袋詰め物
の下方に挿入された第１の袋詰め物の端部上及び上記コ
ンベヤにより搬送されて第２の袋詰め物の下方に挿入さ
れた第３の袋詰め物の端部上に重合させてこの３つの袋
詰め物が成す荷姿の外形を所定の寸法に整える昇降体と
、上記重合した第１ないし第３の３つの袋詰め物を第２
の袋詰め物を中心に上方から押圧してこの３つの袋詰め
物が成す荷姿を平坦状に整える押圧体とを具備したこと
を特徴とする荷姿整形装置。