JPS618018A - 長波長赤外線によるフライヤ− - Google Patents
長波長赤外線によるフライヤ−Info
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- JPS618018A JPS618018A JP59128302A JP12830284A JPS618018A JP S618018 A JPS618018 A JP S618018A JP 59128302 A JP59128302 A JP 59128302A JP 12830284 A JP12830284 A JP 12830284A JP S618018 A JPS618018 A JP S618018A
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Landscapes
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電熱により放射される長波長赤外線により揚
げ物が加熱されることを特徴とする特許イヤーに関する
ものである。
げ物が加熱されることを特徴とする特許イヤーに関する
ものである。
現在市販されているフライヤーを紹介する。
第1図は、電熱によるパイプヒーターにより油を加熱す
るものである。図において、油槽(4)の中に、(5)
を回転軸としてスイングアップするパイプヒーター(3
)が設置されている。(1)は揚げ材料を入れるバスケ
ット、(2)は温度調整ダイヤルである。第2図は、第
1図の側面図を示す。
るものである。図において、油槽(4)の中に、(5)
を回転軸としてスイングアップするパイプヒーター(3
)が設置されている。(1)は揚げ材料を入れるバスケ
ット、(2)は温度調整ダイヤルである。第2図は、第
1図の側面図を示す。
第3図は、油槽(6)の底面よりガスバーナー(7)に
より油を加熱するものである。図において、(8)は揚
げ材料を入れるバスケット、(9)は温度調整クイヤル
である。第4図は、第3図の側面図を示す。
より油を加熱するものである。図において、(8)は揚
げ材料を入れるバスケット、(9)は温度調整クイヤル
である。第4図は、第3図の側面図を示す。
いづれにしても、油を加熱してその熱により揚げ物を揚
げている。従って油の温度も180°C以上に達して油
の酸化が早く、又揚げ物の外部(コロモ)が先に焦げだ
すために中の水分が出きらないうちに揚ってしまい時間
がたつと形が崩れてくる。
げている。従って油の温度も180°C以上に達して油
の酸化が早く、又揚げ物の外部(コロモ)が先に焦げだ
すために中の水分が出きらないうちに揚ってしまい時間
がたつと形が崩れてくる。
又熱効率も低い。一方、低い温度で長く揚げるとコロモ
中の水分は出るが内部に油が浸透しすぎて、形は崩れな
いが非常に味がくどい揚げ物となり油も不経済である。
中の水分は出るが内部に油が浸透しすぎて、形は崩れな
いが非常に味がくどい揚げ物となり油も不経済である。
又、油の蒸気や臭いが放散して周囲を汚したり不快感を
伴うものである。
伴うものである。
本発明は、上記の欠点を除去したフライヤーを提供する
ものである。
ものである。
次に本発明の実施例を図面を参照として説明する。
実施例1)。
第5図はアルミニウム又はアルミニウム合金にセラミッ
クス微粉末を溶着又は焼付けした放射体を有するフライ
ヤーを示す。図は、正面より見た場合における中央部断
面を示す。図において、(10)はアルミニウムよりな
る放射体でありヒーター(11)、(12)を内装して
おり、その表面にはジルコニアを主体としたセラミック
ス微粉末(13)が溶着又は焼付けしてあり、さらに汚
染防止と食品衛生上より耐熱性シリコン樹脂、フッ素樹
脂、ガラス等の薄膜が焼付けしである。
クス微粉末を溶着又は焼付けした放射体を有するフライ
ヤーを示す。図は、正面より見た場合における中央部断
面を示す。図において、(10)はアルミニウムよりな
る放射体でありヒーター(11)、(12)を内装して
おり、その表面にはジルコニアを主体としたセラミック
ス微粉末(13)が溶着又は焼付けしてあり、さらに汚
染防止と食品衛生上より耐熱性シリコン樹脂、フッ素樹
脂、ガラス等の薄膜が焼付けしである。
此の放射体は、(14)を回転中心としてレバー(15
)によりスイングアップすることができる。(f6)は
油槽、(17)は標準の油面、(18)はケース、(2
4)は揚げ物を支持する金網である。
)によりスイングアップすることができる。(f6)は
油槽、(17)は標準の油面、(18)はケース、(2
4)は揚げ物を支持する金網である。
第6図は、第5図においてAの方向に切断した断面を示
す。図において、 (11)はヒーター、(19)は油温設定ダイヤノペ(
20)はそのセンサーを示し、以上にて補助回路を形成
する。次に(12)はヒーター、(21)は油温の上限
設定用ダイヤル、(22)はそのセンサーを示し、以上
にて主回路を形成する。(23)は空焚き防止用のセン
サーであり300°Cに到すると全電気回路が遮断され
る。リセットボタンをおすと復帰する。
す。図において、 (11)はヒーター、(19)は油温設定ダイヤノペ(
20)はそのセンサーを示し、以上にて補助回路を形成
する。次に(12)はヒーター、(21)は油温の上限
設定用ダイヤル、(22)はそのセンサーを示し、以上
にて主回路を形成する。(23)は空焚き防止用のセン
サーであり300°Cに到すると全電気回路が遮断され
る。リセットボタンをおすと復帰する。
通常のフライヤーは油の加熱によってのみ揚げ材料が加
熱されるが、本発明においては主として長波長赤外線に
より直接加熱され油による加熱は副次的である。併し油
温が常に設定された範囲内にあり特に材料を投入した。
熱されるが、本発明においては主として長波長赤外線に
より直接加熱され油による加熱は副次的である。併し油
温が常に設定された範囲内にあり特に材料を投入した。
ときにおける油温低下は最小で、回復の早いことが好ま
しいことは当然である。故に本発明においては、その目
的を達成するために第7図に示す電気回路を組んでいる
。図において、Bは補助回路、Cは主回路を示す。(2
5)・はリレー、(26)は電源である。
しいことは当然である。故に本発明においては、その目
的を達成するために第7図に示す電気回路を組んでいる
。図において、Bは補助回路、Cは主回路を示す。(2
5)・はリレー、(26)は電源である。
次に、第8図に、油温を160°Cに設定した場合につ
いて主回路、補助回路の作動状態を示している。室温よ
り加熱が始り、設定温度(30)に達したとき揚げ作業
が始る。このとき補助回路はOFFとなる。材料を投入
(27)すると油温は下るが(28)にてONとなり設
定温度でOFFとなる。此の間、主回路は連続してON
である。又上限温度(29)に達すると主回路もOFF
、設定温度に下るとONとなる。かくして、本発明は主
として長波長赤外線により材料は加熱され、油温の変動
が少く、その回復も早い。此の場合、上限温度は165
°Cであり、下限温度は155°Cである。
いて主回路、補助回路の作動状態を示している。室温よ
り加熱が始り、設定温度(30)に達したとき揚げ作業
が始る。このとき補助回路はOFFとなる。材料を投入
(27)すると油温は下るが(28)にてONとなり設
定温度でOFFとなる。此の間、主回路は連続してON
である。又上限温度(29)に達すると主回路もOFF
、設定温度に下るとONとなる。かくして、本発明は主
として長波長赤外線により材料は加熱され、油温の変動
が少く、その回復も早い。此の場合、上限温度は165
°Cであり、下限温度は155°Cである。
実施例2)。
第9図に示すものは、機構、長波長赤外線放射回路、制
御回路等は実施例1)と同一であるが、油槽の上面にエ
アーカーテンを設置したものである。
御回路等は実施例1)と同一であるが、油槽の上面にエ
アーカーテンを設置したものである。
故にエアーカーテンに関してのみ説明する。第9図は、
正面より見た場合における中央部断面を示している。図
において、(31)はエアーカーテンを構成した空気の
通路、(32)はライノファノ、(33)はエアー吹出
し口である。制御用ダイヤル(19)、(21)の地利
は位置は実施例1)と異っている。
正面より見た場合における中央部断面を示している。図
において、(31)はエアーカーテンを構成した空気の
通路、(32)はライノファノ、(33)はエアー吹出
し口である。制御用ダイヤル(19)、(21)の地利
は位置は実施例1)と異っている。
次に、第10図は、第9図においてDの方向に切断した
断面を示す。エアーカルテン用空気はEより入り、カー
トリッヂフィルター(34)を経てエアーカーテン(3
5)を形成して(31)より入り案内羽根(36)、タ
クト(37)、カートリッヂフィルター(38)をへて
ラインファン(32)により吸引され(33)よりF方
向に排出される。
断面を示す。エアーカルテン用空気はEより入り、カー
トリッヂフィルター(34)を経てエアーカーテン(3
5)を形成して(31)より入り案内羽根(36)、タ
クト(37)、カートリッヂフィルター(38)をへて
ラインファン(32)により吸引され(33)よりF方
向に排出される。
次に、長波長赤外線放射のために溶着又は焼付けられで
いるセラミックス層について説明する。
いるセラミックス層について説明する。
第11図にプラズマ溶着の場合について示す。図におい
て、 溶着層の厚さは4 Q pm程度であり、セラミックス
粒の粒径分布は5〜3 Q pmを中心としている。
て、 溶着層の厚さは4 Q pm程度であり、セラミックス
粒の粒径分布は5〜3 Q pmを中心としている。
セラミックス(40)を基板(39)に溶着又は焼付け
tこ場合、多数の気孔(41)、ピノホール(42)が
存在スる。故に此を油、水等の液中で使用した場合に次
のような欠陥が発生する。
tこ場合、多数の気孔(41)、ピノホール(42)が
存在スる。故に此を油、水等の液中で使用した場合に次
のような欠陥が発生する。
1)、無数の気孔やピンホールに浸入した油等は、洗浄
しても完全に排出することは不可能であり、文種々の物
質が付着して剥離が困難である。此のために、使用中に
おいて極めて非衛生的であり食中毒の危険もあり食品機
器としては使用出来ない。
しても完全に排出することは不可能であり、文種々の物
質が付着して剥離が困難である。此のために、使用中に
おいて極めて非衛生的であり食中毒の危険もあり食品機
器としては使用出来ない。
2)、油等に微少な電解質(食塩、アルカリ、酸等)及
び水を含むと、第12図に示すごとく極部電池を構成し
て特に温度が高いと腐蝕速度が大となる。
び水を含むと、第12図に示すごとく極部電池を構成し
て特に温度が高いと腐蝕速度が大となる。
此は表面に溶着又は焼付けされているジルコニアにはイ
ツトリア、希土類元素等が含まれており導電性を示し、
母体金属の方が電気的に卑であるから母体金属が侵され
ることになる。第12図において、母体金属(43)は
←D1セラミックス(44)は←)となり、浸入した電
解質を含む液(45)により矢印の方向に電流は流れて
(46)の部分が電蝕される。
ツトリア、希土類元素等が含まれており導電性を示し、
母体金属の方が電気的に卑であるから母体金属が侵され
ることになる。第12図において、母体金属(43)は
←D1セラミックス(44)は←)となり、浸入した電
解質を含む液(45)により矢印の方向に電流は流れて
(46)の部分が電蝕される。
第13図は、表面を被覆された状態を示し、(49)は
、シリコン樹脂、フッ素樹脂、カラス等の被膜であるa
(48)はセラミック粒子、(47)は母体金属である
。かくして本発明は、前項1)、2)に示される欠陥は
完全に除去される。
、シリコン樹脂、フッ素樹脂、カラス等の被膜であるa
(48)はセラミック粒子、(47)は母体金属である
。かくして本発明は、前項1)、2)に示される欠陥は
完全に除去される。
次に膜の材質について説明する。
膜の材質については次の条件が必要である。
1)、気孔、ピンホールに浸入して此を充填して、構成
される被覆は極で薄く、物質が付着しにくくて付着した
物質の剥離が容易であること。
される被覆は極で薄く、物質が付着しにくくて付着した
物質の剥離が容易であること。
2)、連続使用温度が250’C〜a o O’C位以
上であること。
上であること。
3)、セラミックス表面より放射された赤外線を良く透
過すること。
過すること。
以北を満足するものとして、耐熱シリコン樹脂、フッ素
樹脂、非晶質無アルカリガラスを選択した。
樹脂、非晶質無アルカリガラスを選択した。
次に、第14図に耐熱シリコン樹脂、第15図にフッ素
樹脂、第16図に非晶質無アルカリカラスの赤外線吸収
ヌベクトル分布図を示す。図に示すように、此等の物質
は通常使用される赤外線の波長域811mまでの範囲に
おいて赤外線を良く透過する。
樹脂、第16図に非晶質無アルカリカラスの赤外線吸収
ヌベクトル分布図を示す。図に示すように、此等の物質
は通常使用される赤外線の波長域811mまでの範囲に
おいて赤外線を良く透過する。
又・811n]以上の範囲においても、入射した赤外線
は吸収されるが被膜が非常に薄いために赤外線吸収が飽
和した後は通過させる。故に実用上の支障はない。特に
ガラスの場合は、3層m程度の薄膜形成が可能であり5
pm以上の長波長帯の吸収は支障とならない。
は吸収されるが被膜が非常に薄いために赤外線吸収が飽
和した後は通過させる。故に実用上の支障はない。特に
ガラスの場合は、3層m程度の薄膜形成が可能であり5
pm以上の長波長帯の吸収は支障とならない。
次に第17図、第18図において、アルミニウム又はア
ルミニウム合金まりなる加熱体の表面処理について説明
する。
ルミニウム合金まりなる加熱体の表面処理について説明
する。
第17図は、加熱体の表面を陽極酸化して其の表面にセ
ラミックス微粉末を溶着又は焼付けして水蒸気処理し、
さらに、耐熱シリコン樹脂、フッ素樹脂、非晶質無アル
カリガラス等を焼付けした場合の断面の詳細を示す。
ラミックス微粉末を溶着又は焼付けして水蒸気処理し、
さらに、耐熱シリコン樹脂、フッ素樹脂、非晶質無アル
カリガラス等を焼付けした場合の断面の詳細を示す。
基材(50)に陽極酸化を行い2011+11程反のγ
・Al2O8被膜を生成させる。此の被膜は(51)、
(52)の2層よりなる。(51)は薄い緻密で極で硬
く電気的絶縁性が大であり基材との結合は強固である。
・Al2O8被膜を生成させる。此の被膜は(51)、
(52)の2層よりなる。(51)は薄い緻密で極で硬
く電気的絶縁性が大であり基材との結合は強固である。
(52)は(55)のQ、l、pm程度の微孔を有する
層である。此にセラミックス微粉末(53)を溶着又は
焼付けする。
層である。此にセラミックス微粉末(53)を溶着又は
焼付けする。
此を水蒸気処理すると(52)Jliはγ・A1□o3
°■20となり膨張して微孔(55)を塞ぐと共に(5
4)層を形成する。此のr−Al□03・H2Oは硬く
、不吸水性であり完全な耐蝕性となる。(52)、(5
4)層の線膨張係数は6〜9×1σ%、でありセラミッ
クスと近似しており、微孔(55)の釘打ち作用と共に
基材の被膜は強固で熱衝撃に極めて強い安定した層とな
る。さらに此の上に汚れ防止と食品衛生上シリコン樹脂
等の薄膜(56)を施す。
°■20となり膨張して微孔(55)を塞ぐと共に(5
4)層を形成する。此のr−Al□03・H2Oは硬く
、不吸水性であり完全な耐蝕性となる。(52)、(5
4)層の線膨張係数は6〜9×1σ%、でありセラミッ
クスと近似しており、微孔(55)の釘打ち作用と共に
基材の被膜は強固で熱衝撃に極めて強い安定した層とな
る。さらに此の上に汚れ防止と食品衛生上シリコン樹脂
等の薄膜(56)を施す。
次に第18図は、第17図と基本的には同一であるが、
その施工順序が異っている。
その施工順序が異っている。
(57)は基材、(58)、(59)は陽極酸化膜、(
60)はセラミックス粒、(61)は水蒸気処理により
生成した層、(62)はシリコン樹脂等の被膜である。
60)はセラミックス粒、(61)は水蒸気処理により
生成した層、(62)はシリコン樹脂等の被膜である。
次に、本発明のフライヤーとしての長所、利点について
説明する。
説明する。
本発明は、従来のフライヤーが油を加熱して油により材
料を間接的に加熱しているのと異り、長波長赤外線を放
射することにより油、材料共に直接的に加熱している。
料を間接的に加熱しているのと異り、長波長赤外線を放
射することにより油、材料共に直接的に加熱している。
次に示すごとく油と材料(水も含む)との赤外線吸収量
の相異により、赤外線エネルギーの大部分は材料(水)
の加熱に消費され油の加熱による間接加熱は少い。
の相異により、赤外線エネルギーの大部分は材料(水)
の加熱に消費され油の加熱による間接加熱は少い。
第19図に水(63)と油(64)、第20図に蛋白質
(65)、せん維素(セルローズ) (66)、澱粉(
67)の赤外線吸収スペクトル分布を示す。
(65)、せん維素(セルローズ) (66)、澱粉(
67)の赤外線吸収スペクトル分布を示す。
両図より明なごとく、油(64)に対して、水、蛋白質
、せん維素等の赤外線吸収量は大である。油は赤外エネ
ルギーの犬なる範囲において吸収スペクトルの幅が狭く
吸収量が少く撰択吸収的である。
、せん維素等の赤外線吸収量は大である。油は赤外エネ
ルギーの犬なる範囲において吸収スペクトルの幅が狭く
吸収量が少く撰択吸収的である。
此は本発明において次の利点と長所を提供する。
l)、材料が早く揚る。
此は放射される長波長赤外線が材料の吸収帯と一致して
いるために、共振加熱により油温が低くても早く揚る。
いるために、共振加熱により油温が低くても早く揚る。
此は従来のフライヤーに比へて燃費の節約となる。
2)、材料と比へて油の赤外線吸収量が少い。
此は油温を設定温度まで上昇せしめた後は、材料が大部
分の赤外線エネルギーを吸収することになり油は加熱さ
れることが少く而も油温の変動が少く回復が早くなる。
分の赤外線エネルギーを吸収することになり油は加熱さ
れることが少く而も油温の変動が少く回復が早くなる。
かくして、油の酸化、劣化が非常に少い原因となる。
3)、フライヤー材料のうち、大部分を占め又比熱の大
なる水が赤外線吸収量が多いことは、赤外線の浸透性の
犬なることと相俟って次の利点を生ずる。
なる水が赤外線吸収量が多いことは、赤外線の浸透性の
犬なることと相俟って次の利点を生ずる。
(1)、天プラ等の場合は、コロモの水分を急速、完全
に放出するので、コロモ、材料中に浸入する油量が少く
カランと揚る。又、時間を経ても形が崩れない。
に放出するので、コロモ、材料中に浸入する油量が少く
カランと揚る。又、時間を経ても形が崩れない。
(2)、使用する油量が少く油の節約となり、同時に揚
げ物の品質が向上する。
げ物の品質が向上する。
4)、揚げ物、天プラの色が鮮である。
此は、揚げ時間が短いこと、油温が低いこと、赤外線の
共振加熱であるために色素の破壊が少いことによる。
共振加熱であるために色素の破壊が少いことによる。
5)、揚げ作業中、油臭の発生が少く、特にエアーカー
テンを施した場合は無く油臭が出ない。
テンを施した場合は無く油臭が出ない。
此は作業環境の改善となる。
6)、長波長赤外線の放射のために溶着又は焼付けたセ
ラミックス面を完全に表面処理しているために、其の面
は物質付着、浸入等による汚染がなく極で衛生的であり
、熱衝撃に強く長期間の使用に耐るものである。
ラミックス面を完全に表面処理しているために、其の面
は物質付着、浸入等による汚染がなく極で衛生的であり
、熱衝撃に強く長期間の使用に耐るものである。
かくして本発明は、従来のフライヤーに比して多くの利
点と長所を有するものである。
点と長所を有するものである。
第1図は、電熱パイプヒーターによる従来のフライヤー
を示す。 第2図は、第1図の側面図を示す。 第3図は、ガスバーナーによる従来のフライヤーを示す
。 第4図は、第3図の側面図を示す。 第5図は、本発明における実施例1)の正面より見た中
央部断面図である。 第6図は、第5図において、Aより見た断面図を示す。 第7図は、実施例1)における電気回路図を示す。 第8図は、第7図において油温を160°Cに設定した
場合の作動状態を示す。 第9図は、実施例2)の正面より見た中央部断面図を示
す。 第10図は、第9図におけるD方向の切断面を示す。 第11図は、セラミックスをプラズマ溶着した場合の詳
細を示す。 第12図は、セラミックスをプラズマ溶着した場合にお
ける電気的腐蝕の状態を示す。 第13図は、表面を被覆した状態を示す。 第14図は、耐熱シリコン樹脂の赤外線吸収スペクトル
分布図を示す。 第1−5図は、フッ素樹脂の赤外線吸収スペクトル分布
図を示す。 第16図は、非晶質無アルカリガラスの赤外線吸収スペ
クトル分布図を示す。 第17図、第18図は、□加熱体の表面処理について示
す。 第19図は、水と油の赤外線吸収スペクトル分類を示す
。 第20図は、蛋白質、せん維素、澱粉の赤外線吸収スペ
クトル分布を示す。 −1−2勺ケ」− 業 /? 面
を示す。 第2図は、第1図の側面図を示す。 第3図は、ガスバーナーによる従来のフライヤーを示す
。 第4図は、第3図の側面図を示す。 第5図は、本発明における実施例1)の正面より見た中
央部断面図である。 第6図は、第5図において、Aより見た断面図を示す。 第7図は、実施例1)における電気回路図を示す。 第8図は、第7図において油温を160°Cに設定した
場合の作動状態を示す。 第9図は、実施例2)の正面より見た中央部断面図を示
す。 第10図は、第9図におけるD方向の切断面を示す。 第11図は、セラミックスをプラズマ溶着した場合の詳
細を示す。 第12図は、セラミックスをプラズマ溶着した場合にお
ける電気的腐蝕の状態を示す。 第13図は、表面を被覆した状態を示す。 第14図は、耐熱シリコン樹脂の赤外線吸収スペクトル
分布図を示す。 第1−5図は、フッ素樹脂の赤外線吸収スペクトル分布
図を示す。 第16図は、非晶質無アルカリガラスの赤外線吸収スペ
クトル分布図を示す。 第17図、第18図は、□加熱体の表面処理について示
す。 第19図は、水と油の赤外線吸収スペクトル分類を示す
。 第20図は、蛋白質、せん維素、澱粉の赤外線吸収スペ
クトル分布を示す。 −1−2勺ケ」− 業 /? 面
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)、アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる電熱
による加熱体の表面に長波長赤外線を放射するセラミッ
クス微粉末を溶着又は焼付けした放射体を、油槽の底面
に設置したことを特徴とするフライヤー。 2)、特許請求範囲第1項記載のフライヤーにおいて、
油槽の上面にエアーカーテンを設置したことを特徴とす
るフライヤー。 3)、アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる加熱
体の表面に、ジルコニアを主体としたセラミックス微粉
末をプラズマ溶着又は焼付けし、さらに其の上に耐熱シ
リコン樹脂、フッ素樹脂、非晶質無アルカリガラス等の
薄膜を焼付けしたことを特徴とする特許請求範囲第1項
、第2項記載のフライヤー。 4)、アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる加熱
体の表面を陽極として電解することにより酸化被膜(γ
・Al_2O_3)を生成せしめ、此の上にジルコニア
を主体としたセラミックス微粉をプラズマ溶着又は焼付
けし、此を水蒸気処理し、さらにその表面に耐熱性シリ
コン樹脂、フッ素樹脂、非晶質無アルカリガラス等の薄
膜を焼付けしたことを特徴とする特許請求範囲第1項、
第2項記載のフライヤー。 5)、アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる加熱
体の表面にジルコニアを主体としたセラミックス微粉末
をプラズマ溶着又は焼付けし、此を陽極として電解する
ことにより酸化被膜(γ・Al_2O_3)を生成せし
め水蒸気処理した後、さらにその表面に耐熱性シリコン
樹脂、フッ素樹脂、非晶質無アルカリガラス等の薄膜を
焼付けしたことを特徴とする特許請求範囲第1項、第2
項記載のフライヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128302A JPS618018A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 長波長赤外線によるフライヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128302A JPS618018A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 長波長赤外線によるフライヤ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618018A true JPS618018A (ja) | 1986-01-14 |
Family
ID=14981423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59128302A Pending JPS618018A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 長波長赤外線によるフライヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS618018A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122741U (ja) * | 1985-01-17 | 1986-08-02 | ||
JPS62146434U (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-16 | ||
JPS62151830U (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-26 | ||
JPH03120349A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-22 | Niigata Kako Kk | 弗素樹脂被覆方法 |
JPH04165087A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-10 | Limes:Kk | 表面被覆金属製品の製造方法 |
JP2009185391A (ja) * | 2002-11-28 | 2009-08-20 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理容器内部材 |
JP2020534913A (ja) * | 2017-09-25 | 2020-12-03 | ヘニー・ペニー・コーポレーションHenny Penny Corporation | 上限rtd保持ブロック |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP59128302A patent/JPS618018A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122741U (ja) * | 1985-01-17 | 1986-08-02 | ||
JPH0141378Y2 (ja) * | 1985-01-17 | 1989-12-07 | ||
JPS62146434U (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-16 | ||
JPH0233724Y2 (ja) * | 1986-03-10 | 1990-09-11 | ||
JPS62151830U (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-26 | ||
JPH0316585Y2 (ja) * | 1986-03-20 | 1991-04-09 | ||
JPH03120349A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-22 | Niigata Kako Kk | 弗素樹脂被覆方法 |
JPH04165087A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-10 | Limes:Kk | 表面被覆金属製品の製造方法 |
JP2009185391A (ja) * | 2002-11-28 | 2009-08-20 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理容器内部材 |
JP2020534913A (ja) * | 2017-09-25 | 2020-12-03 | ヘニー・ペニー・コーポレーションHenny Penny Corporation | 上限rtd保持ブロック |
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