JPS6178855A - 高硬度加硫ゴム組成物 - Google Patents

高硬度加硫ゴム組成物

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Publication number
JPS6178855A
JPS6178855A JP19873084A JP19873084A JPS6178855A JP S6178855 A JPS6178855 A JP S6178855A JP 19873084 A JP19873084 A JP 19873084A JP 19873084 A JP19873084 A JP 19873084A JP S6178855 A JPS6178855 A JP S6178855A
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JP
Japan
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weight
parts
vulcanized rubber
ethylene
rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP19873084A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kimura
和男 木村
Toshiyuki Koide
利幸 小出
Michio Nagasawa
長沢 陸夫
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高硬度加硫ゴムに関し,更に詳しくは,イオウ
加硫剤を含むエチレン−α−オレフィン−      
  非共役ジエン共重合ゴム(以下EPDMと略す)1
00重量部1こ対し25〜90重量%のエチレン単位と
,1〜75重量%のα,βー不胞和カルボン酸単位をも
つ共重合体で,該α,βー,β−カルボン酸含有単位が
金属イオンで中和されてなるもの(一般にアイオノマー
樹脂と呼ばれて諮り,以下アイオノマー樹脂と略す)、
及びLSビニル結合が70−以上のポリブタジエン(以
下L2 −P B Dと略す)を混合してなる.加硫後
のブルームが改善された,加工性,物性の改善され,グ
ラスラン、トランクリッド、センター、ピラー等のウェ
ザ−ストIJツブ類等に用いられる車両用ガスケット、
高硬度加硫ゴムに関する。
(従来の技術) 近年、車両分野をはじめ多くの工業分野において、軽量
化、低コスト化等の観点から金属分野の樹脂化が進めら
れており、また一方では。
ゴム弾性をもつ高硬度ゴムの必要性も高まってきている
高硬度ゴムを得るためには、従来、カーボンブラック、
シリカ等の充てん剤を高充てんする方法や、伸展油等の
軟化剤を低減する方法等が用いられているが、加工性、
生産性が悪く、必ずしも満足するものは得られていない
また一方、高硬度ゴムの必要性の強い分野として、窓枠
、ガスケット類をはじめ、トランクリッド、グラスラン
等があげられるが、その使用状況から耐候性の優れたE
PDMゴムが用いられている。
しかしBPDMは、天然ゴムやブタジェンゴム等、他の
ジエン系ゴムに比べ加硫反応を行うジエン成分量が少な
く、イオウ加硫系を加えたBPDM配合では加硫速度を
あげるため、他のゴム配合に比較して多種、多量の加硫
促進剤を用いる必要があり、そのため加硫系の一部が時
日の経過とともに外部へ析出するブルーミングが起りや
すいことが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ブルームの発生は著しく外観を損うばかりでなく、i品
の商品価f直を著しく低下させるため。
極力さけなければならず、これまでに加硫系の選択を変
える方法、アルキルフェノール樹脂やアルキレングリコ
ールを添加する方法等が提案されているが、必ずしも満
足すべき結果は得られていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、窓枠、ガスケット類や車両用グラスラン
等のウェザ−ストリップ類をはじめとする車両用高硬度
ゴム部品に用いられる高硬度で、ブルームのない加硫ゴ
ムを得るために鋭意検討した結果、ある種のアイオノマ
ー樹脂をイオウ加硫系を含むFiPDMに混入させるこ
とで、従来の高硬度ゴムにない加工性、生産性の改良さ
れた加硫後のブルームのない優れた性能を有する高硬度
加硫ゴムが得られ、さらには。
1、2− P B Dを追加配合することでその効果が
倍増することを発見し2本発明に至ったものである。
即ち2本発明はEPDMI 00重量部に対しアイオノ
マー樹脂3〜100重量部、好ましくは3〜60重量部
、さらに好ましくは3〜30重量部及びLm−PBDO
〜100重量部、好ましくは1〜50重量部、さらに好
ましくは5〜80重量部、LO〜20重量部、好ましく
は3〜10重量部、さらに好ましくは5〜10重量部の
イオウ系加硫剤を混合してなることを%徴とするゴム組
成物であって、加硫することにより優れた加工性と加硫
後のブルームのない高硬度加硫ゴムを得ることができ、
該高硬度加硫ゴムは、電画における窓枠、グラスラン等
つェザース) IJツブ類に最適に用いられるものであ
る。
本発明に用いられるgPDMは特に制限されるものでは
ないが2通常モノマー組成がエチレン50〜80重量%
、プロピレン5G−%−20fi量チおよび少量のジエ
ン(例えばエチリデンノルボーネン、ジシクロペンタジ
ェン、L4へキサジエン等)からなるもので、ヨウ素価
50以下のものである。
アイオノマー樹脂は既に述べた内容のものであるが、エ
チレンとα、β−不飽和カルボン酸を共重合して得られ
た共重合体を金属イオンで中和したものである。α′、
β−不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メタアク
リル酸、フマール酸、イタコン酸、無水マレイン酸など
が含まれ、金属イオンとしては例えばナトリウム。
亜鉛、カルシウム等である。
エチレン単量体の量は25〜90重量%、好ましくは5
0〜90重量%である。一方、α、β−不飽和カルボン
酸単量体の量は75〜1重量%、好ましくは50〜1重
量−であり、かつ共重合している。α、β−不飽和カル
ボン酸単量体が金属イオンで中和されている共重合体で
ある。以上の範囲で得られるアイオノマー樹脂をΦ 用いることで本発明目的とする効果が得られる。
1.2−PBDは1.2ビニル結合が70%以上のポリ
ブタジエンであり1分子量等他の内容については特に制
限されるものではない。しかし好ましくは結晶化度5〜
35チの結晶性を有するものが高硬度を得る上でより好
ましい。
イオ、つ系加硫剤としてはイオウあるいは含イオウ化合
物が用いられるが、該イオウ系加硫剤の使用量は1.0
〜20重量部、好ましくは5を越えて10重量部以下で
ある。LO3量部未満であると加硫が十分でなく、−1
20重量部を越えると伸びが得られずゴム弾性が劣る。
含イオウ化合物としては、具体的にはモリホリンジスル
フィド、ジ−ペンタメチレン−チウラムへキサスルフィ
ド、ジ−ペンタメチレンチウラムテトラスルフィド等の
有機イオウ化合物があげられる。
加硫促進剤としては特に限定しないが1通常用いられる
もの、具体的には、2−メルカプトベンゾチアゾール、
N−シクロへキシル−2−ベンゾチアゾール、スルフェ
ンアミド、テトラメチルチウラム−ジ−スルフィド、ジ
ーメチルゾ′−チオカルバミン酸亜鉛等が用いられる。
本発明において、アイオノマー樹号旨の量がブルームの
防止された高硬度加硫ゴムを作るための重要な役割を果
している。
即ちBPDM100重量部に対し、アイオノマー樹脂の
量が8重量部から100重量部の範囲であり、3重量部
より少ない場合はブルーム防止および硬度を上げる効果
が少なく、100重量部より多い場合は、永久ひずみ性
等ゴム材料としての性能が悪くなる。
また、さらに好ましい範囲としては3〜60重量部であ
り、この範囲であるとゴム材料としての加工性、物性に
好適な領域を与える。
□ 最も好ましい範囲としては3〜30重量部であり、より
一層ゴム材料としての性能を特徴付け、外観の優れた加
硫ゴムを与える。
本発明lこおいてL2−PBDは更に優れた高硬度加硫
ゴムを得る上で重要である。即ち、上−記組成物lこL
a−PBDを混合することで更に高硬度の加硫ゴムが得
られるとともに、ブルームの発生防止効果が一段と向上
することから。
イオウの増加によるブルームの発生増大に対しての防止
対応が可能となり、より一層好ましい高硬度加硫ゴムが
得られる。
その量は0〜100重量部の範囲にあり。
100重量部より多い場合は、永久ひずみ性等ゴム材料
としての性能が悪くなる。
好ましくは、1〜50重量部であり2Mtも好ましい範
囲としては5〜30重量部であり、ゴム材料としての加
工性、物性に好適な領域を与える。
1、2− P B Dを1〜50重量部使用した組成物
では、イオウ系加硫剤が3〜10重量部であると更に優
れた高硬度、高弾性の加硫ゴムが得られる。
なお1本発明の加硫ゴムを得るための混練。
加硫方法については、該加硫ゴムの使用される部品を製
造する場合の通常の方法が用いられ。
特に制約はない。
また必要に応じて充填剤、加硫促進助剤など通常EPD
Mの配合に用いる配合剤を加えることができる。
(実施例) 次に実施例により1本発明を更に詳しく説明する。
実施例中1部およびチは特にことわらない限り重量基準
による。
実施例1〜5 表−1℃部に示すゴム組成物を調整し、その加硫後の物
性及びブルームテストを行なった。
その結果を表−1下部に示す。
なお混線は、硫黄、促進剤以外の配合剤とゴムをバンバ
IJ + ミキサーで混練し、硫黄、促進剤はロールで
上記混線物に加え混練した。加硫ハ160℃で20分間
加圧下で行い、加硫ゴムの物性測定はJIS K−68
01に規定する試験方法に準じた。
またブルームテストとしては、室内、100℃の熱風槽
内、40℃で80 pphmのオゾン雰囲気下で各加硫
物を放置し9表面状態(◎ニブルーム無、O:わずかに
ブルーム有、Δニブルーム有、×:ひどいブルーム)で
判定した。
またアイオノマー樹脂のカルボン酸含量は。
特願昭59−9888に示した方法に準じ、赤外吸収ス
ペクトル法により求めた。
各実施例は、硬度90以上で、引張強度が大きく、ブル
ームのない優れた特性を示す。
比較例1 アイオノマー(!!を脂を用いない以外は実施例1と同
じ柔性で、ゴム組成物を調整後加硫し、物性及びブルー
ムテストを行なった。その結果は表−1に示したが、実
施例に較べて高硬度とならず、ブルームが生じた。
実施例6〜10 表−2上部に示すゴム組成物を調整し、その加硫後の物
性及びブルームテストを行なった。
その結果を表−2下部に示す。
なお、混線、加硫、試験方法等は特に記載のない限り、
実施例1〜5と同じである。
実施例6〜10は実施例1〜5に比べ一段と硬度が高く
、好ましい性能を示す。
比較例2〜5 表−8に配合処方と物性を示す。
比較例2は硫黄量が本発明の範囲未満の例であるが、硬
度1強度とも不十分である。
比較例8はアイオノマー樹脂量が本発明の範囲未満の例
であり、硬度とブルーム性が劣る。
比較例4は、アイオノマー樹脂にかえてポリエチレンを
使用した例であり、硬度とブルーム性が劣る。
比較例5は、アイオノマー樹脂量が本発明の範囲をこえ
て使用した例であり、圧縮永久歪が大きく好ましくない

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン−α−オレフィン−非共役ジエンゴム1
    00重量部に対して (イ)イオウ系加硫剤1.0〜20重量部 (ロ)エチレン単量体25〜90重量% およびα,β−不飽和カルボン酸単 量体75〜1重量%からなる共重合 体であって、かつ共重合しているα, β−不飽和カルボン酸単量体が金属 イオンで中和されている共重合体 3〜100重量部 (ハ)1.2ビニル結合が70%以上のポ リブタジエン0〜100重量部 を配合することを特徴とする高硬度加硫ゴム組成物。
  2. (2)イオウ系加硫剤が5重量部を超え10重量部以下
    である特許請求の範囲第(1)項記載の高硬度加硫ゴム
    組成物。
  3. (3)1.2ビニル結合が70%以上のポリブタジエン
    が1〜50重量部である特許請求の範囲(1)項記載の
    高硬度加硫ゴム組成物。
JP19873084A 1984-09-25 1984-09-25 高硬度加硫ゴム組成物 Pending JPS6178855A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004067831A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Jsr Corp ゴム組成物及びその製造方法並びにゴム成形品及びその製造方法
JP2004083622A (ja) * 2002-08-22 2004-03-18 Jsr Corp ゴム組成物及びその製造方法並びにゴム成形品及びその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004067831A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Jsr Corp ゴム組成物及びその製造方法並びにゴム成形品及びその製造方法
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