JPS6178009A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

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Publication number
JPS6178009A
JPS6178009A JP20109084A JP20109084A JPS6178009A JP S6178009 A JPS6178009 A JP S6178009A JP 20109084 A JP20109084 A JP 20109084A JP 20109084 A JP20109084 A JP 20109084A JP S6178009 A JPS6178009 A JP S6178009A
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JP
Japan
Prior art keywords
weight
wire
tetrahydrofuran
parts
polyvinyl chloride
Prior art date
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Pending
Application number
JP20109084A
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English (en)
Inventor
紀雄 高畑
新行内 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [に梨上の利用分野〕 本発明は、照射架橋ポリ塩化ビニル被′rfI+iを有
りる絶縁電線に関するものである。
[fl明の背禦コ 架橋ポリ塩化ビニル被覆電線は多様な要求性能に対応で
き、バランスのとれた特性を有し、またデ1燃+1 、
経済性を有していることから適用分野も広く、最近とし
く使用が拡大している。
架橋ポリ塩化ビニル被覆電線は、コンピュータ。
通信機器等の高度のエレクトロニクス機器、航空機、自
si、その他多くの分野でも実用されている。この分野
は小型軽徂化、高性能化、信頼性。
安全性向上および省力化を絶えず指向しており、架mt
i化ビニル被覆電線はこの傾向にうまく対応してきたこ
とが著しい伸長をしてきた理由である。
[発明が解決しようとする問題点] かかる照射架橋ポリ塩化ビニル液留電線を得る場合、電
子線等のTi離性放射線を照射して架l!処理を行うが
、照射線日の大小によって架橋密度(ゲル分率)が決定
される。
元来、ポリ塩化ビニル樹脂はこうした放射線に対しては
分子崩壊型の代表的樹脂と言われているほどで、照射線
ωは出来るだけ小さくすることが望ましい。
照射処理は当然′R橋反応も進行するが、同時に分子明
所、182塩化水索等の劣化反応も生ずる。こうした劣
化反応は電気、物理、化学釣線劣化をもたらし、又変色
等も生ずる。
本発明は、1配に基いてなされたもので、照射架?!塩
化ビニル絶縁電線のもつ特徴を損なうことなくできるだ
け低線計で所望のゲル分率を達成できる絶縁Ti線の提
供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段1 本発明の絶Q74線は、テトラヒドロフラン不溶ゲル分
が30〜70j4!la%で残部がテトラヒドロフラン
可溶分であるポリ塩化ビニル樹脂100ifi足部に対
し、可塑剤を60唄劉1部以下、多官能モノマを1〜2
0重団部S有する樹脂組成物が被覆され、この被覆は放
射線照射により架橋されていることを特徴とするもので
ある。
本発明において、テトラヒドロフラン不溶ゲル分をもつ
部分架橋ポリ塩化ビニル樹脂は、塩化ビニルの車台系に
ジアリルフタレート、ジアリルマレート、トリアリルシ
アヌレート、トリアリルトリメリテート、トリメチロー
ルプロピントリメタクリレート、ジビニルベンゼン等の
多官能性七ツマを添加し、任意植のゲル分を生成せしめ
るように1合する方法によって製造されるものである。
本発明においては、ゲル分が30〜70 ”13 k1
%のものを使用づる必要がある。30fflω%未満の
ものでは放射線の照!8線吊を大幅に低減するほどのら
のではなく、また同−照DI線ろ1にJ3いて得られる
ゲル分率も目立った増加がなく、従ってゲル分率と関係
するカットスルー性、耐熱変形性、耐熱半田収縮性3M
熱手半田溶融性でも目立った変化がないためである。
一方、上限を70重1%にしたのは、これを越えると加
工性が著l)く悪化し、混線や叩出加工が不可能になる
ためである。
この加工性には当然残部のテトラヒドロフラン可溶分の
重合度等も関係するが、これら残部の重合度は特に加工
性に問題がなければ限定しないが一般的には平均て重合
度は3,000以下が好ましい。
本発明においては、ゲル分100%の架橋ポリ塩化ビニ
ル樹脂を作っておき、一般のテトラヒドロフランに可溶
なポリ塩化ビニル樹脂とa合してテトラヒドロフラン不
溶ゲル分が30〜70重f14%の範囲となるようにす
ることも可能である。また、テトラヒドロフラン費用ゲ
ル分が30〜70重♀%の範囲であれば、塩化ビニルと
エチレン5プロピレン、塩化ごニリデン、酢酸ビニル等
との共重合体、またはエチレン−酢酸ビニル、塩素化ポ
リエチレン等とのグラフト共重合体であってもよく、さ
らにはポリ塩化ビニルとエチレン−酢酸ビニル、ニトリ
ルゴム、塩素化ポリエチレン、アクリ[−1ニトリル−
ブタジェン−スチレン等とのブレンドも含まれる。
可塑剤としては、ジ−n−オクチルフタレート。
ジー2−エチルへキシルフタレート、ジイソデシルフタ
レート、ジトリデシルフタレート等のフタル酎エテル、
ジオクチルアジペート、ジAクチルマゼレート、ジオク
チルセバケート等の脂肪酸エステル、トリクレジルホス
フェート、トリオクチルホスフェート等のりん酸エステ
ル、エポキシ化大豆Ni 、エポキシ樹脂等のエボギシ
化物質、アジピン酸、セバスチン酸のポリエステル類、
トリオクチルトリメリテート、トリー〇−オクヂルトリ
メリテート等のトリメリット酸エステル等があげられ、
これは単独使用あるいは併用が可能である。
可塑剤の含有Qは、60重量以下にする心数があり、6
0@ffi部を越えると耐熱変形性、耐熱半田性、カッ
トスルー性等の熱的特性、lT141!i!耗性、耐損
傷性等の礪械的特性の低下をbたらず。
60重a部以下であれば特に制限しイ1いが、耐寒性等
を考慮すると30〜60千m部の範囲が好ましい。
多官能モノマとしては、ジビニルベンゼン、エチレング
リコールジメタクリレート、トリアリルイソシアヌレー
ト5 トリメチ「」−ルプロパントリメタクリレート、
ジアリルフマレート、トリアリルトリメリテート、トリ
メタクリルトリテート。
ペンタエリスリトールテトラメタクリレート等があげら
れる。
多官能七ツマの使用品を1重11;部以−ヒに限定した
のは、これに満たないとさ“は放射線のに照Q1づると
、架橋反応よりも劣化反応の方が優先して変色したり、
十分なゲル分率を達成できないためである。
また、20小n1部以下に限定するのは、これ以し加え
ても作用がほぼ飽和してしまうためであり、かえつC製
品の加工性が悪くなったり、剛直になったりする。
本発明においては、上記成分以下に、 KI*、有機錫
系安定剤等の各種安定剤、ステアリン酸金属塩等の各種
金属石鹸類、フェノール系酸化防止剤等の各種酸化防止
剤、ハロゲン、りん化合物等の各F4難燃剤、三酸化ア
ンチモン、ホウ酸亜鉛等のH燃助剤、クレー、炭酸カル
シウム、水酸化アルミニウム等の充填剤類1着色剤、紫
外線吸収剤。
その他通、臂の塩化ビニル組成物に使用される各種の配
合剤の添IIIが可能である。
[実施例1 第1表の各個に示すような配合に基づいて組成物を況練
後、外径0.5mのスズメッキ軟鋼1線の外17.Iに
0.3mgの厚さで押出被覆し、5Mradの電子線を
照Q−11)で照射架橋電線を得た。
得られた電線の特性は第1表の下側に示す通りである。
特性の測定は次によった。
(1)加工性:O−ル練りによる混練性および押出加工
作業時の加工の良否を判定した。
混練および押出加工の可能なものを0、どちらか一方が
不可能のものをXとし た。
■変 色:5Mradの電子線を照射後の変色の有無を
肉眼で判定した。
白色〜微黄色をOlこれ以外の黄色。
褐色、赤褐色等に着色、変色したもの をXとした。
(a引張特性:照射架橋電線の電線から導体を引き汰い
て長さ150mmの試料を作成し、 ショツパー型引張試験機を用いて引 張強さおよび伸びを求めた。なお、 温度は23℃、引張速度は500諒 /分とした。
(4)カットスルー性二良さ1100aのat線の両端
5頭の絶縁体剥取り、温度 105℃の恒温1a中r90” のシャープエツジの治具4ヒにの せ、350Glの荷重を加えて放 置する。
導体とシャープエツジ間にN流 を流し、絶縁体が貝遇するまで の時間を測定した。
第1表からも明らかな通り、本発明の範囲にある実施例
1〜6では各特性においてバランスのとれたものとなっ
ている。
これに対し、比較例1はテトラヒト「Jフラン不溶分が
規定値以下のものであり、カットスルー性が劣る。比較
例2はテトラヒドロフラン不溶分が規定値以上のもので
、加工性が悪く試料の作成ができなかった。比較例3は
可塑剤の含有計厚規定圃以上のもので、カットスルー性
が劣る。比較例4は多官能上ツマが規定値以下のもので
、カットスルー性が劣り、また変色が認められた。比較
例5は多官能上ツマが規定値以下のもので、伸びが著し
く劣る。
〔発明の効果1 以上の説明から明らかな通り、本発明の絶縁電線は、少
6)の放射線照射で製造可能なものであり、劣化反応を
極力抑制でき、諸特性に優れたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テトラヒドロフラン不溶ゲル分30〜70重量%
    で残部がテトラヒドロフラン可溶なポリ塩化ビニル樹脂
    100重量部に対し、可塑剤を60重量部以下、多官能
    モノマを1〜20重量部含有する樹脂組成物が被覆され
    。この被覆は電離性放射線照射により架橋されているこ
    とを特徴とする絶縁電線。
JP20109084A 1984-09-26 1984-09-26 絶縁電線 Pending JPS6178009A (ja)

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JP20109084A JPS6178009A (ja) 1984-09-26 1984-09-26 絶縁電線

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JPS6178009A true JPS6178009A (ja) 1986-04-21

Family

ID=16435226

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JP20109084A Pending JPS6178009A (ja) 1984-09-26 1984-09-26 絶縁電線

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013506734A (ja) * 2009-09-30 2013-02-28 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー アセチル化グリセリンエステル及びエポキシ化脂肪酸エステルとのそのブレンド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013506734A (ja) * 2009-09-30 2013-02-28 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー アセチル化グリセリンエステル及びエポキシ化脂肪酸エステルとのそのブレンド

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