JPS6177539A - 車両用カ−ペツトの取付構造 - Google Patents

車両用カ−ペツトの取付構造

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JPS6177539A
JPS6177539A JP19930184A JP19930184A JPS6177539A JP S6177539 A JPS6177539 A JP S6177539A JP 19930184 A JP19930184 A JP 19930184A JP 19930184 A JP19930184 A JP 19930184A JP S6177539 A JPS6177539 A JP S6177539A
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JP
Japan
Prior art keywords
carpet
shaft
rotating
floor panel
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP19930184A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Ono
真也 大野
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用カーペットの取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、第8図及び第9図に示すように、ラゲージボック
ス100が形成された荷室フロアパネル101を覆った
り、荷室フロアパネル101からシートバック102に
かけて覆ったりする車両用のカーペット103において
、該カーペット103のバッキング層104に防音のた
め重量が重い樹脂等を用いたものは、回動部材としての
蓋105やシートバック102を起立回動させた場合、
バッキング層104の剛性が特に高いために、回動部材
102.105の回動中心付近のカーペット103に浮
き106が生じ見栄えが悪いものであった。
そこで、見栄えが悪くなることがないようにするために
提案されたものとして、例えば、実公昭55−3074
4号や実開昭57−53938号公報に記載されたもの
が知られている。
前記実公昭55−30744号公報記載のものは、回動
部材としての可倒式シートバックの背面から固定部材と
しての荷室フロアパネルの上面に亘って敷設されたカー
ペットを、前記シートバックを起立させた際に、荷室フ
ロアパネル17) 上iよりも下方に位置するシートバ
ック背面と荷室フロアパネルの前方寄りとにおいてプレ
ート等を用いて固定させたものであった。
従って、シートハックを起立させた際に、カーペットの
シートバックと荷室フロアパネルとの境目に位置する部
分に浮きが生じることなく、また、後方にずれないよう
にすることができるものであった。
また、実開昭57−53938号公報記載のものは、回
動部材としてのシートバックを起立させたときに、シー
トバックから固定部材としての荷室フロアパネルに至る
部分に生じるカーペットの弛み部分の裏面に芯材を取付
け、この芯材に、芯材をシートバックと荷室フロアパネ
ル上面との間を下方に引張る弾性引張材を設けたもので
あった。
従って、前述の従来例と同様の作用効果が得られるもの
であった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の車両用カーペットの取付構造
によれば、シートバックを起立させた際にカーペットに
浮きが生じないようにすることはできるが、第8rAに
示すラゲージボックス100を有する荷室フロアパネル
101に適用させることができないものであり、また、
実公昭55−30744の取付構造ではプレート等の部
材を必要とすると共に、実開昭57−53938号の取
付構造では芯材や弾性引張部材を必要とし、部品点数の
増加と取付作業工程の増加により手間が増すと共にコス
ト高を招き不経済なものであるという問題点を有するも
のであった。
また、回動部材の回動に伴うカーペットの折曲をスムー
ズにするために、カーペットが折曲される部分にバッキ
ング層を設けないということも行なわれていたが、この
場合には音の遮断率が極端に低下するという問題点が有
り、例えば面積で5%のバッキング層を取り除くと遮断
率は50%程低下するものであった。
(問題点を解決するための手段) そこで、上述のような問題点を解決するために本発明は
、車体側に固定される固定部材と、該固定部材に対して
回動可能な回動部材と、該回動部材の回動の中心である
回動軸と、前記固定部材を覆う固定部と前記回動部材を
覆う回動部と前記回動軸の部位を覆う軸部とを備えると
共に、カーペットm離層とバッキング層・とを備えたカ
ーペットと、かうなる車両用カーペットの取付構造にお
いて、前記カーペットの軸部のバッキング層に、前記回
動軸と平行な折曲溝を形成し、前記回動部材を回動させ
た際に、前記軸部が前記回動軸に対し少なくとも離反方
向に移動しないようにしたこととした。
(作 用) 従って、ラゲージボックスを有する荷室フロアパネル等
をカーペットで覆うような回動部材の回動軸がカーペッ
トに当接もしくは近接している場合には、回動部材を回
動させるとその回動に伴って、カーペットは折曲溝で回
動軸の方向に折曲され、軸部が回動軸から離反方向に移
動することなく回動部を回動部材と共に回動させること
ができる。
また、可倒シート/ヘッダのように回動部材の回動軸が
カーペットから離れている場合には、回動部材を回動さ
せるとその回動に伴って、カーペットは折曲溝で回動軸
の方向に折曲され、軸部が回動軸に接近して行くように
移動させながら、回動部を回動部材と共に回動させるこ
とができる。
(実施例) 以下1本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第5図に示す第1実施例についてその構
成を説明する。
1は固定部材としての荷室フロアパネルであって、フロ
アパネル2と一体に車体に固定されている。
3は回動部材としてのシートバックであって、回動軸4
を中心に車体に回動可能に設けられている。
尚、5はシートクッションである。
6はカーペットであって、前記荷室フロアパネル1を覆
う固定部7と、前記シートバック3を覆う回動部8と、
前記回動軸4の部位を覆う軸部9と、を備えているもの
で、前記固定部7は荷室フロアパネル1上面に貼設され
、かつ、前記回動部8はシートバック3に貼設されてい
る。
このカーペット6は、第4図に示すように、カーベント
繊維層10とバッキング層11とを備えている。
前記カーペット繊維層10は、樹脂製の不織布よりなる
基布12に糸13が立設されるように縫い付は形成した
ものである。
前記バッキング層11は、EVA樹脂を主体とした樹脂
により形成されたもので、その重さは1平方メートル当
り2kg程度の重量を有し、車体下方から騒音の高周波
の音を遮断するものである。
14は補強布であって、前記バッキング層11の下方に
貼設されたもので、不織布よりなりバッキング層11へ
の応力を分散させ応力集中によりバッキング層11に亀
裂が生じるのを防ぐものである。
15.16はそれぞれ第1−第2折曲溝であって、加熱
押圧成形によって前記バッキング層11に形成したもの
で、前記軸部9に2ケ所設けられており、この加熱抑圧
の際にパフキング層11の樹脂がカーペット繊維層10
の方へ含浸された含浸部17が形成される。
両折曲溝15,16は、バッキング層11の下方側から
形成されているので、バー2キング層11の上面の長さ
よりも下面の長さの方が長くなるために、矢印Aのよう
にカーペット6を縮める方向に力が加わった場合には、
下面側が伸張され両折曲溝15,16が下方へ移動する
ようにカーペット6は折曲される。
次に、実施例の作用を説明する。
シートバック3を水平状態から起立状態へ起立回動させ
ると、カーペット6の軸部9の両端位置P、Q間の距離
が縮まるために、軸部9の両側から軸部9へ押しの力が
加わり、それによって軸部9は下方への折曲の方向性を
有する両折曲溝15.16の位置で下方へ折曲するよう
な力が加えられるのであるが、まず、シートバック3の
起立回動初期においては、シートバック3の回動に伴う
カーペット6の回動の中心が、軸部9の固定部7側に近
い位置に有り、そこからシートバック3の回動に伴なっ
て回動部8の側へ移動して行くから、第1図に示すよう
に固定部7に近い第1折曲溝15の方から折曲され始め
る。
その後、第2図に示すように、シートバック3をより起
立回動させていくと、シートバック3の回動に伴うカー
ペット6の回動の中心は回動部8の方へ移動して行き、
第2折曲溝16でも下方へ折曲される。
こうして、下方へ折曲されたカーペット6の軸部9は、
両折曲溝15.16と共に、シートバック3の起立回動
に伴ってシートバック3と荷室フロアパネル1との間を
下方へ移動して行き、シートバック30回動終了時にお
いて第3図に示す状態となる。
次に、第5図に示す第2実施例について説明する。
この実施例は、回動部材として荷室フロアパネル1に設
けられたラゲージボックス18のM2Sを用い、かつ、
回動軸4の近くに折曲溝20を1ケ所設けた例である。
前記蓋19は荷室フロアパネル1との間にヒンジ部材2
1を設けることで、荷室フロアバネJL/ 1に対して
回動可能となっている。
前記ヒンジ部材21は樹脂製であって断面略中央が回動
軸4となっている。
尚、22.22はクリップであって、カーペット6を固
定するものである。
従って1M19を回動させると、それに伴ってカーペッ
ト6の回動部8も回動されるが、その際のカーペット6
の回動の中心が回動軸4に近い位 −逗となり、かつ、
軸部9の両側から押しの力が加わるため、軸部9に設け
られた折曲溝20から折曲されると共に、折曲溝20は
下方に曲がろうとするために、ヒンジ部材21に当接し
た状態となる。
次に、第6図に示す第3実施例について説明する。
この実施例は、折曲溝として波形が連続した波形折曲溝
23を設けた例である。
従って、波形折曲溝23の最も曲げ要素が働いた溝から
折曲される。
尚、第3実施例においては、補強布14を設けずども初
期の目的である防音と浮きが生じない方向に曲げること
ができるため、補強布14は設けていない。
次に、第7図に示す第4実施例について説明する。
この実施例は、折曲溝24をカーベー2ト繊維層10側
から形成した例である。
従って、回動部材の回動の中心である回動軸がカーペッ
ト!a維層10の側にある場合には、折曲溝24が少な
くとも回動軸から離反しないようにしてカーペットは折
曲される。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、第1実施例において第1・第2の折曲溝15.
16を形成したが、折曲溝が1ケ所であっても軸部9の
折曲に方向性を与えることができる。
また、第4実施例のカーペットを第1実施例のシートバ
ック3と荷室フロアパネルlに用いることができる。
また、折曲溝は加熱抑圧成形に限らず切削等の他の手段
により形成してもよい。
また、補強布14は第3実施例に限らずそれを設けなく
ともよい。
(発明の効果) 上述のように本発明によれば、カーペットの軸部が回動
軸に近接もしくは当接している場合は軸部が移動するこ
となく、また、軸部と回動軸とが離れている場合には軸
部が回動輪の方へ移動させるようにして、回動部材の回
動に伴なってカーペットの回動部を回動させることがで
きるために、回動部材を回動させた際に、カーペットに
浮きが生じないようにすることができ、カーペットの見
栄えが良いものとなるという効果が得られる。
また、カーペットの表面全面にしくツキング層を設ける
ことができるために防音効果を低下させることもないと
いう効果が得られる。
また、上述の効果に加えて、実施例にあっては、折曲溝
15,16,20,23.24の成形の際に含浸部17
が形成されるために、その部分の糸13の保持力が強ま
り、繰り返しの曲げによって糸13が抜けてしまうとい
ったことがない。
また、上述の効果に加えて第1.第2.第4実施例にあ
っては、バッキング層11の下方に補強布14を設けた
ために、/ヘラキング層11にかかる応力が分散され1
ケ所に集中しないようにでき、応力集中により亀裂が生
じるといったことを防ぐことができる。
また、第1実施例では折曲溝15,16を2ケ所に設け
、カーペット6の回動の中心の移動に伴ない軸部9が順
に2ヶ所折曲されるようにしたために、より円滑に下方
へ折曲されるという効果も有する。
また、第4実施例にあってはカーペー、zトffl維層
10の側から折曲溝24を形成しているため、折曲溝2
4の方向へ糸13の頭が寄り、折すグセが目立たないよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明第1実施例の車両用カーペット
の取付構造を示す断面図、第4図は第1実施例構造の要
部を示す断面図、第5図は本発明第2実施例の取付構造
を示す断面図、第6図は本発明第3実施例の取付構造の
要部を示す断面図、第7図は本発明第4実施例の取付構
造の要部を示す断面図、第8図及び第9図は従来例を示
す断面図、である。 1・・・荷室フロアパネル(固定部材)3・・・シート
パック(回動部材) 4・・・回動軸 7・・・固定部 8・・・回動部 9・・・軸部 10・・・カーペットm離層 11・・・バッキング層 15・・・第1折曲溝(折曲溝) 16・・・第2折曲溝(折曲溝) 19・・・蓋(回動部材) 20・・・折曲溝 23・・・波形折曲溝(折曲溝) 24・・・折曲溝 特  許  出  願  人 日産車体株式会社 第1図 第2図 第3図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)車体側に固定される固定部材と 該固定部材に対し
    て回動可能な回動部材と、該回動部材の回動の中心であ
    る回動軸と、前記固定部材を覆う固定部と前記回動部材
    を覆う回動部と前記回動軸の部位を覆う軸部とを備える
    と共に、カーペット繊維層とバッキング層とを備えたカ
    ーペットと、からなる車両用カーペットの取付構造にお
    いて、前記カーペットの軸部のバッキング層に、前記回
    動軸と平行な折曲溝を形成し、前記回動部材を回動させ
    た際に、前記軸部が前記回動軸に対し少なくとも離反方
    向に移動しないようにしたことを特徴とする車両用カー
    ペットの取付構造。
JP19930184A 1984-09-22 1984-09-22 車両用カ−ペツトの取付構造 Pending JPS6177539A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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