JPS6177157A - 磁気記録再生装置の頭出し記録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、ビデオチーブレコーダ（ＶＴＲ）などの磁気
記録再生装置の頭出し記録方式に関する。

（従来技術） ビデオチーブレコーダｌ’ＴＲ）におけるテープパター
ンは、第７図に示すよう釦、ビデオテープのベース側か
ら観ると、テープの両側にオーディオトラック１とコン
トロールトラック（以下、ＣＴＬトラックと略称する。

）５が形成され、その中間部ｋｆＩＦ＋めに映像トラッ
ク２が形成されるようＫなっている。図中、符号４はＣ
ＴＬ　トラック３に記録されたコントロール信号（以下
、ＣＴＬ信号と略称する。）である。

このように信号トラックが形成されるビデオテープは、
第８１囚（Ｂ）に示すように、基板１２に取り付けられ
て回転する上ドラム１０と、回転した下ドラム１１と、
上記上ドラム１０の胴周下縁の１８０度の角度位買に配
設されたＡ、Ｂ二つの磁気ヘッド８゜９とから構成され
た回転ドラム７に巻付けられた状態で高速にヘリカル走
査されるようになっている。このＡ、Ｂ二つの磁気ヘッ
ド８．９は互いに異なるアジマス角度を有しており、テ
ープは映像トラック２間のガートバンドを無くして余分
なスペースを一掃して高密度記録がなされるようになり
ている。

このように構成された回転２ヘツドヘリ力ルスキヤンア
ジマス高密度記録方式のＶＴＲにおいては、磁気テープ
の映像トラック２に回転ヘッド７が１８０度の角度にわ
たって記録・再生動作を行なうわけであるが、第７図に
示すように映像トラック２の両側に±５度のオーバーラ
ツプ部５．６を設け、垂直同期間の乱れが画面に出ない
ようにするとともに、再生エンベロープ忙切れ目が生じ
ないよ５Ｋしている。

そして、このようなＶＴＲ，ＩＣおい工、サーチにより
頼出しをさせるための自動頭出し信号を記録させるＫは
、従来第９図に示すよ５ＫＣＴＬ信号４とはアジマスを
変えてＣＴＬトラック３に符号１３で示すよ５に、頭出
し信号を書き込む方法やＣＴＬ信号のデエーティを変え
てＣＴＬ　）ラック３に頭出し信号を書き込む方法など
が用いられていた。しかし、これらのものにおいてはＣ
ＴＬ信号４と異なったアジマスを持たせるなどの処置を
施してＣＴＬ信号４と区別化しなければならないので、
必然的に専用の頭出し信号用のヘッドを新たにテープ走
行系に設けなければならない。このためＶＴＲ装置の小
型化のさまたげとなっていた。

（目的） 本発明は、回転２ヘツドヘリ力ルスキヤンアジマス高′
ａ度記録方式の磁気記録再生装置において、新たに頭出
し信号ヘッドを附加することなく、頭出し信号を記録・
再生することができる新らしい機能を磁気記録再生装置
にもたせることを目的とする。

（概要） 回転２ヘツドヘリ力ルスキヤンアジマス高密度記録方式
の磁気記録再生装置において、両ヘッドによりテープフ
ォーマット上の映像トラックの記録初めのオーバーラツ
プ部分に頭出し信号を重畳し℃記録することたより、特
に頭出し君号ヘッドを附加することなく頭出しを行なう
ものである。

このとき、（２ｎ＋１）倍速サーチ機能１１ｃおいては
、連続して（２ｎ＋１）本の映像トラックのオーパーツ
ツブ部のフィールドＩＣ頭出し信号を記録し、また、（
２ｎ＋２）倍速機能機においては、連続して（２ｎ＋２
）　Ｘ　２本の映像トラックのオーバーラツプ部のフィ
ールドに頭出し信号を記録するようにして、サーチ時に
おいてＡ、Ｂ２ヘッドにより頭出し信号のサーチ漏れが
ないように構成したものである。

（実施例） 以下、本発明を図に基づいて詳細に説明する。

第１図は、５倍速サーチ機能を有する回転２ヘツドヘリ
力ルスキヤンアジマス高密度記録方式ノＶＴＲで記録さ
れたビデオテープなペース側かうｉ察したときのパター
ンを示したものである。図中、映像トラック２は白地が
Ａヘッドによるトラック、黒地がＢヘッドによるトラッ
クを示し、１４は人ヘッドのアジマスの向き、１５はＢ
ヘッドのアジマスの向きをそれぞれ示している。また、
破線は５倍速サーチの場合のＡ、８両ヘッドの軌跡を示
している。

映像トラック２には、テープの両側部分に±５度のオー
バーラツプ部５，６が設けられており、本発明では、こ
のオーバーラツプ部の記録初めの部分５に頭出し信号７
を連続し工記録する。そのパターンを図中に濃く塗りつ
ぶして示す。

５倍速サーチの場合、頭出し信号を図のよ５に映像トラ
ツク２０オーバーラツプ部５０５つのフィールドに連続
して記録すると、ＣＴＬ信号４により同期がかかつてい
る場合には、少なくとも頭出し信号７の記録された１個
所においてＡ、Ｂヘッドのどちらかがその信号を拾うこ
とができる。

また、第２図に７倍速の場合を示す。この第２図におい
て、第１図と同じ符号は同一部分を示している。この場
合にも７本の連続したトラックに頭出し信号７が記録さ
れていると、Ａ、Ｂどちらかのヘッドがその信号を拾う
ことができる。

すなわち、（２ｎ＋１）倍速サーチの場合には、映像ト
ラツク２０オーバーラツプ部５の（２ｎ＋１）本のフィ
ールドに頭出し信号を記録しておけば１回転ヘッドによ
りその信号の再生が可能となり、頭出しができることＫ
なる。

次に、（２ｎ＋２　）倍速サーチの場合について説明す
る。第３図は４倍速の場合のＡ、８両ヘッドの軌跡をＡ
、Ｂの符号で示している。

この場合、頭出し信号を３フィールド以下の本＃ｌＣ連
続し【記録したとすると５例えば、３入部に記録された
ような場合には再生不可能となることは明らかである。

従って、連続して４本のフィールドに記録したとすると
、この場合には例えば３　ＢＮ′ＶＣ連続した４本の頭
出し信号が記録されている場合陀は、その信号が再生可
能となるが、ＩＣ部九頭出し信号が連続して４本記録さ
れていた場合には、アジマスの異なったＡヘッドで、Ｂ
ヘッドで記録した頭出し信号を再生しようとするために
再生不可能となってしまう。

このようなことを考慮すると、４倍速サーチを行なうと
きには最低８フィールドに頭出し信号を記録しなく℃は
ならないことＫなる。例えば、３Ｄ部に頭出し信号を記
録した場合にも再生可能となり、５Ｂ部に記録されてい
ても再生可能となる。

しかるに７本以下のフィールドであると再生不可能な場
合が生ずることが起る。

次に、６倍速サーチの場合を第４図に示す。この場合も
破線部はＡ、８両ヘッドの６倍速における軌跡である。

第３図の実施例と同様に１頭出し信号の連続記録が１１
フィールド以下である場合には再生不可能な場合が生じ
てしまう。例えば、図の４入部Ｋｌ出し用信号を１２フ
ィールド記録すればそれがテープのどの位ｆＩｔＫあっ
ても再生は可能となり、頭出しができる。即ち、（２ｎ
＋２）倍速サーチの場合には、最低（２ｎ＋２）　ｘ　
２本のフィールドに頒出し信号を連続して記録すれば、
確実に頭出し信号の再生ができる。

次に、テープの映像トラック２の記録初めのオーバーラ
ツプ部５に頭出し信号を記録および再生する電気回路の
一例を、第５図に基づいて説明する。

入力端子５０１から図示しない記録系映像信号処理回路
で周知の信号処理（例えば、輝度信号ＦＭ。

色信号低域変換）された記録映像信号が入力し、加算器
５０２　、５０３を経て、第１．第２０記碌アンプ回路
５０４，５０５　ＶＣ供給される。この記録アンプ回路
５０４．５０５１ｃよって増幅された記録映像信号はス
イッチ５０（５，５０７を経てロータリートランス５０
８　Ｋ供給され、回転ドラム５１２に取付けられた人ヘ
ッド５０９　、　Ｂヘッド５１０によりてテープ５１１
に記録される。このとき第１の記録アンプ回路５０４よ
り出力する信号はロータリートランス５０８を経てＡヘ
ッド５０９に供給され、第２の記録アンプ回路５０５よ
り出力される信号はＢヘッド５１０に供給される。

また、スイッチ５０（５，５０７はそれぞれ記録時はＲ
接点に接続されている。

さて、頭出し信号は図示しない頭出し信号発生器忙よっ
て作成され、入力端子５１３より供給される。この頭出
し信号発生器は発振器であり工もよいし、上記映像信号
処理回路で使われる水晶振動子のクロックパルスを分周
するカウントダウン回路であってもよい。入力端子５１
３より供給された頭出し信号はゲート回路５１４．スイ
ッチング回路５１５を経℃所定フィールド期間テープの
映像トラツク２０オーバーラツプ部５のみに頭出し信号
を記録するよ５に上記加算器５０２，５０５　Ｋ供給さ
れ、記録映像信号に重畳して人ヘッド５０９　、　Ｂヘ
ッド５１０１ｃ供給され、テープ５１１上に記録される
。スイッチング回路５１５は映像トラック２の記録初め
のオーバーラツプ部５のみに、頭出し信号を記録するた
めに必要な回路である。すなわち、ゲート回路５１４よ
り供給される頭出し信号を、人ヘッド５０９がオーバー
ラツプ部５を走査する期間とテープから離れている期間
には加算器５０２に、Ｂヘッド５１０がオーバーラツプ
部５を走査する期間とテープからＲＷれている期間には
加算器５０３　ＶＣそれぞれ供給する。スイッチング回
路５１５１ｃ供給される頭出し信号はゲート回路５１４
により所定フィールド期間送られる。ゲート回路５１４
には、入力端子５１６よりゲート信号発生回路５１７に
供給されるスト、ブ指令、ポーズ指令信号によってゲー
ト信号発生回路５１７より送られるゲート信号が入力す
る。

また、ゲート信号発生回路５１７ではモータ停止指令信
号も作られて出力端子５１８より図示していないシステ
ムコントロール回路に送出される。また、前記ゲート信
号は入力端子５１９からのヘッドスイッチ信号に基づい
て作成されるよう釦なっている。

スイッチング回路５１５のスイッチング信号も入力端子
５１９からのヘッドスイッチ信号により作成される。

そして、再生時には、スイッチ５０ｔ５，５０７の接点
がそれぞれＰ接点に切換接続され、Ａヘッド５０９１Ｂ
ヘッド５１０よりそれぞれロータリートランス５０８を
通って第１．第２のプリアンプ回路５２０゜５２１によ
って増幅され、再生ＲＦ侶号として出力端子５２４から
出力される。この信号は、ＭＩＸ回路５２２　Ｖｃよる
ヘッドスイッチ信号に基づいて混合され、連続信号とな
って端子５２４より再生ＢＰ’信号として図示してない
再生信号処理回路に送出される。この間のタイミングチ
ャートを第６図に示す。

一方、プリアンプ回路５２０，５２１の出力は頭出しｃ
９検出回路５２３にも送られ、ここでテープ５１１の映
像トラック２の記録初めのオーバーラツプ部５０頭出し
信号の検出がなされ、出力端子５２５より送出される。

この頭出し信号検出回路５２３は、例えば頭出し信号の
周波数を中心周波数とするバンドパスフィルタとレベル
測定器とから構成されている。

本発明では、このようにしてテープの映像トラック２の
記録初めのオーバーラツプ部５に頭出し信号を記録して
頭出しを行なうので、格別Ｖｃ頭出し信号検出ヘッドを
設ける必要がない。また、（２ｎ＋２）倍速サーチ機で
は（２ｎ＋２）　Ｘ　２本の頭出し信号を記録すればサ
ーチ漏れが起らないよう忙なりているが、例えばアジマ
ス損失の少な応低周波数の信号（例えば１００ＫＨｚ程
度）を頭出し信号として使用すれば、テープの映像トラ
ツク２０オーバーラツプ部５の（２ｒｔ＋２）本のフィ
ールドに記録するだけでも頭出しの検出が可能となる。

（発明の効果） 頭出し信号を従来の回転ヘッドで記録・再生ができるの
で、テープ走行系に頭出し信号専用のヘッドを設ける必
要がなく、ＶＴＲ装置を小型化できる。

（２ｎ＋１）倍速サーチ機能を有するＶＴＲにおいては
、映像トラックの記録初めのオーバーラツプ部に連続し
て（２ｎ＋１）本以上のフィールド忙、また、（２ｎ＋
２　）倍速サーチ機能を有するＶＴＲでは（２ｎ＋２）
　ｘ　２本以上のフィールドに頭出し信号を記録するこ
とにより、再生モード以外にＦＦ’、ＲＥＷサーチモー
ドでの頭出しも可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は、本発明の磁気記録再生装置の頭出し
記録方式によって記録されたテープパターンとＡ、Ｂヘ
ッドの軌跡を示すテープパターン拡大正面図、 第５図は、本発明の方式によって頭出し信号の記録・再
生を行う電気回路の一例を示すブロック線図、 第６図は、上記第５図の電気回路のタイミングチャート
、 第７図は、ＶＴＲにおけるテープパターンを示すテープ
パターン拡大正面図、 第８図（Ａ）　（Ｂ）は、＠転ドラムの概観を示す平面
図と正面図、 第９図は、ＶＴＲテープＫｍ出し信号を記録する従来の
手段を示すテープパターン拡大正面図である。 １−・・・・・・オーディオトラック ２・・・・・・・映像トラック ３・・・・・・・コントロールトラック５．６・・・映
像トラックのオーバーラツプ部拓６図 ′：ｉ）７図 ％８ｚ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転２ヘッドヘリカルスキャンアジマス高密度記
   録方式の磁気記録再生装置において、テープフォーマッ
   ト上で二つの回転ヘッドのオーバーラップ部の１フィー
   ルドの記録初めの部分に、映像信号に重畳して頭出し信
   号を記録することを特徴とする頭出し記録方式。
2. （２）テープフォーマット上で二つの回転ヘッドのオー
   バーラップの１フィールドの記録初めの部分に映像信号
   に重畳して記録する頭出し信号を、（２ｎ＋１）倍速サ
   ーチ機能機では連続して（２ｎ＋１）本以上のフィール
   ドに記録し、（２ｎ＋２）倍速サーチ機能機では連続し
   て（２ｎ＋２）×２本以上のフィールドに記録すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の頭出し記録方
   式。
3. （３）テープフォーマット上で二つの回転ヘッドのオー
   バーラップ部の１フィールドの記録初めの部分に映像信
   号に重畳して記録する頭出し信号を、アジマス損失の少
   ない低周波信号で行なうことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の頭出し記録方式。