JP2751638B2 - トラッキングサーボ装置 - Google Patents

トラッキングサーボ装置

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JP2751638B2
JP2751638B2 JP2411123A JP41112390A JP2751638B2 JP 2751638 B2 JP2751638 B2 JP 2751638B2 JP 2411123 A JP2411123 A JP 2411123A JP 41112390 A JP41112390 A JP 41112390A JP 2751638 B2 JP2751638 B2 JP 2751638B2
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弘一 佐藤
章二 根本
建治 小林
孝 小松本
聡 木村
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は8ミリビデオテープレコ
ーダに用いて好適なトラッキングサーボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】8ミリビデオテープレコーダにおいては
図5(a)に示すように、各トラックにそれぞれ異なる
周波数のパイロット信号f1乃至f4が順次記録される。
これらのパイロット信号の周波数は、隣接トラックとの
差が16KHzまたは47KHzになるように設定され
ている。図5(b)に示すように、磁気ヘッドがトラッ
クを正しくトレースしているとき、隣接トラックからの
クロストーク成分のレベルは等しくなる。これに対して
図5(c)に示すように、ヘッドのトレース位置が隣接
トラックの一方に片寄っている場合、隣接トラックから
のパイロット信号のクロストーク成分のレベルは差が発
生することになる。そこで、両隣接トラックからのクロ
ストーク成分のレベルが相互に等しくなるように調整す
ることにより、トラックを正しくトレースすることが可
能になる。
【0003】図6は、このような原理に基づき、磁気ヘ
ッドをトラッキング制御する従来のトラッキングサーボ
装置の一例の構成を示すブロック図である。1チップマ
イクロコンピュータ1は、CPU11、プログラマブル
パルスジェネレータ(PPG)12、A/D変換器1
3、水晶14およびインバータ15よりなる発振回路1
6、発振回路16の出力を分周する分周回路17および
割り込みコントローラ18を内蔵している。また、AT
FIC2は、水晶21およびインバータ22よりなる発
振回路23、発振回路23の出力から基準パイロット信
号を発生するパイロットジェネレータ24、アンプ26
より入力される再生パイロット信号と、パイロットジェ
ネレータ24より入力される基準パイロット信号とか
ら、両隣接トラックのクロストーク成分の差の成分を出
力するバランスモジュレータ(BM)25、バランスモ
ジュレータ25の出力から16KHzの成分を分離する
バンドパスフィルタ27、バランスモジュレータ25の
出力から47KHzの成分を分離するバンドパスフィル
タ28、バンドパスフィルタ27と28の出力の差を演
算する差動増幅器29、差動増幅器29の出力と基準電
圧発生器31が出力する基準電圧との差を演算する差動
増幅器30とを内蔵している。
【0004】パイロットジェネレータ24の出力は、ロ
ーパスフィルタ44を介して加算器45に入力され、図
示せぬ回路から供給される輝度信号、色信号およびオー
ディオFM信号と重畳され、アンプ46を介して磁気ヘ
ッド41に供給されるようになっている。磁気ヘッド4
1より再生された信号は、アンプ42を介して図示せぬ
再生回路に供給されるとともに、ローパスフィルタ43
を介してATFIC2のアンプ26に供給されている。
磁気ヘッド41および図示せぬ磁気テープは、ドラムキ
ャプスタンモータ47により駆動される。アンプ48は
モータ47が出力するPGパルスおよびFGパルスを増
幅し、1チップマイクロコンピュータ1の割込みコント
ローラ18に出力している。ドラムキャプスタンモータ
47の回転はCPU11により制御されるようになって
いる。
【0005】次にその動作を説明する。CPU11に記
録動作を指令すると、CPU11はドラムキャプスタン
モータ47を制御し、これを回転させる。これにより図
示せぬキャプスタンが回転され、磁気テープが走行され
るとともに、ドラムに取り付けられている磁気ヘッド4
1が回転される。図示せぬ回路から供給される輝度信
号、色信号およびオーディオFM信号が加算器45、ア
ンプ46を介して磁気ヘッド41に供給されるので、磁
気テープ上にはこれらの信号が記録される。また、この
ときCPU11はプログラマブルパルスジェネレータ1
2を制御し、2ビットの信号(SEL1,SEL2)を
発生させ、パイロットジェネレータ24に供給させる。
プログラマブルパルスジェネレータ12は、磁気ヘッド
41が第1のトラックをトレースしているとき、例えば
(01)、第2のトラックをトレースしているとき(1
0)、第3のトラックをトレースしているとき(1
1)、第4のトラックをトレースしているとき(00)
の信号を出力する。パイロットジェネレータ24は、プ
ログラマブルパルスジェネレータ12からの信号に対応
して、分周比を設定する。そして、発振回路23より供
給される、例えば5.9475MHzの信号を設定され
た分周比で分周して、ローパスフィルタ44に出力す
る。これにより、周波数がそれぞれ102.54KH
z,118.95KHz,165.21KHzまたは1
48.69KHzの周波数のパイロット信号f1乃至f4
が順次発生されることになる。ローパスフィルタ44
は、パイロットジェネレータ24より供給されるパイロ
ット信号の帯域制限をした後、加算器45に供給する。
このようにしてパイロット信号が輝度信号、色信号、オ
ーディオFM信号などに重畳され、各トラックに順次記
録されることになる。
【0006】一方、再生時においては磁気ヘッド41よ
り出力された信号がアンプ42、ローパスフィルタ4
3、アンプ26を介してバランスモジュレータ25に供
給される。このときCPU11は、プログラマブルパル
スジェネレータ12を介してパイロットジェネレータ2
4を制御し、所定のタイミングで所定の基準パイロット
信号を発生させる。この基準パイロット信号は、バラン
スモジュレータ25に入力される。バランスモジュレー
タ25は、アンプ26より入力される再生パイロット信
号と、パイロットジェネレータ24より入力される基準
パイロット信号とから、両者の差に対応する信号を出力
する。図5において説明したように、この信号には16
KHzの成分と47KHzの成分とが混在していること
になる。これらの成分は、それぞれバンドパスフィルタ
27および28により分離され、両者の差が差動増幅器
29により演算される。従って、差動増幅器29の出力
は、16KHzの成分が多いとき正になり、47KHz
の成分が多いとき負になり、両者の差が大きいほど差動
増幅器29のそれぞれの絶対レベルも大きくなる。すな
わち、この信号が磁気ヘッド41のトラックに対するト
レース状態に対応するものとなる。差動増幅器29の出
力は、さらに差動増幅器30に入力され、基準電圧発生
器31が出力する基準電圧との差が演算される。差動増
幅器30の出力は、A/D変換器13に供給されてA/
D変換され、CPU11に供給される。CPU11はA
/D変換器13から入力されるデータに対応して、ドラ
ムキャプスタンモータ47を制御する。これにより、図
5(b)に示したように、磁気ヘッドがトラックを正し
くトレースするように制御される。
【0007】なお、ドラムキャプスタンモータ47の回
転に対応して発生されるFGパルスおよびPGパルス
は、アンプ48に増幅され、割り込みコントローラ18
に入力される。割り込みコントローラ18はアンプ48
から入力されるFGパルスおよびPGパルスに対応して
所定のタイミングでCPU11に割り込み制御を実行す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置において
は、このようにATFIC2の内部にパイロットジェネ
レータ24が内蔵されていた。その結果、パイロットジ
ェネレータ24に4種類の周波数のパイロット信号を発
生させるために、1チップマイクロコンピュータ1とA
TFIC2との間を2本の制御線(SEL1,SEL
2)で接続しなければならなかった。その結果、配線処
理が多くなり、不利となるばかりでなく、パイロットジ
ェネレータ24より出力される信号は、パイロット信号
としてしか用いることができないので、汎用性に欠ける
欠点があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、配線処理をより容易にすることができると
ともに、回路をより有効に利用することができるように
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のトラッキングサ
ーボ装置は、磁気テープから再生されたパイロット信号
と、基準パイロット信号とからトラッキングエラー信号
を生成する回路を内蔵するトラッキング用ICと、少な
くとも磁気テープの再生動作を制御するCPUを内蔵す
る1チップマイクロコンピュータとを備え、1チップマ
イクロコンピュータは、基準パイロット信号を発生する
プリスケーラを含むことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成のトラッキングサーボ装置において
は、1チップマイクロコンピュータ内に基準パイロット
信号を発生するプリスケーラを内蔵させるようにしたの
で、配線処理が簡単になり、かつ、プリスケーラの出力
を他の用途にも応用することが可能となる。
【0012】
【実施例】図1は本発明のトラッキングサーボ装置の一
実施例の構成を示すブロック図であり、図6における場
合と対応する部分には、同一の符号を付してあり、その
説明は繰り返しになるので適宜省略する。
【0013】本実施例においては、ATFIC2の内部
に発振回路23とパイロットジェネレータ24が設けら
れておらず、ローパスフィルタ61のみが設けられてい
る。また、1チップマイクロコンピュータ1には、水晶
51およびインバータ52よりなる発振回路53と、汎
用プリスケーラ54とが設けられている。その他の構成
は図6における場合と同様である。
【0014】次にその動作を説明する。記録動作を指令
すると、CPU11はドラムキャプスタンモータ47を
回転させる。これにより磁気テープが走行されるととも
に、磁気ヘッド41が回転される。また、このときCP
U11はプログラマブルパルスジェネレータ12を制御
し、汎用プリスケーラ54の分周比を所定の値に設定さ
せる。汎用プリスケーラ54は、発振回路53より入力
される例えば5.9475MHzの周波数の信号をプロ
グラマブルパルスジェネレータ12からの信号に対応し
て分周し、上記した周波数のパイロット信号f1乃至f4
を発生する。汎用プリスケーラ54より出力されたパイ
ロット信号f1乃至f4は、ATFIC2に供給され、そ
のローパスフィルタ61により平滑されてサイン波に変
換される。ローパスフィルタ61より出力されたパイロ
ット信号は加算器45に入力され、図示せぬ回路より供
給される輝度信号、色信号、オーディオFM信号などと
混合され、アンプ46を介して磁気ヘッド41に供給さ
れる。このようにして各トラックにパイロット信号f1
乃至f4が輝度信号などとともに記録されることにな
る。
【0015】一方、再生動作を指令するとCPU11
は、プログラマブルパルスジェネレータ12を介して汎
用プリスケーラ54の分周比を所定の値に設定させる。
これにより、汎用プリスケーラ54は所定の周波数の基
準パイロット信号を所定のタイミングで発生する。この
基準パイロット信号は、ローパスフィルタ61によりサ
イン波に変換された後、バランスモジュレータ25に供
給される。一方、磁気ヘッド41は、磁気テープに記録
されている信号を再生する。この再生信号はアンプ4
2、ローパスフィルタ43、アンプ26を介してバラン
スモジュレータ25に供給される。以下、上述した場合
と同様に、バランスモジュレータ25より出力された信
号のうち、16KHzと47KHzの成分の差がバンド
パスフィルタ27,28、差動増幅器29により抽出さ
れる。さらに差動増幅器29の出力が基準電圧発生器3
1が出力する基準電圧と比較され、その差が差動増幅器
30より出力される。そしてこの出力がA/D変換器1
3によりA/D変換された後、CPU11に供給され
る。CPU11は、A/D変換器13より入力される信
号に対応して、ドラムキャプスタンモータ47を制御す
る。これにより、磁気ヘッド41のトラックに対するト
レース位置が調整される。
【0016】ドラムキャプスタンモータ47は、その回
転に対応してFGパルスおよびPGパルスを発生する。
このパルスはアンプ48により増幅され、割り込みコン
トローラ18に供給される。割り込みコントローラ18
は、FGパルスおよびPGパルスを基準にしてCPU1
1に対して割り込み処理を実行する。これにより、CP
U11がプログラマブルパルスジェネレータ12を介し
て汎用プリスケーラ54を制御するタイミングを、磁気
ヘッド41とトラックの位置に対応させることが可能に
なる。
【0017】なお、CPU11は発振回路16より出力
される16MHzの周波数の信号を分周回路17により
8MHzの周波数に変換したクロックにより動作する。
このクロックはCPU11のほか、1チップマイクロコ
ンピュータ1内のその他の回路にも供給されている。
【0018】ところで、トラッキングの制御はパイロッ
ト信号を用いないでも行うことができる。例えばATF
IC2に変えて、RFトラッキング制御回路63を設
け、アンプ42より出力されるRF信号のレベルを検知
するようにすることができる。CPU11は、RFトラ
ッキング制御回路63の出力をモニタし、RF信号のレ
ベルが最大になるようにドラムキャプスタンモータ47
を制御する。この場合、ATFIC2は不要になるが、
パイロット信号によるトラッキング動作(ATF動作)
を行う従来の装置との互換性のため、記録時においては
パイロット信号を記録する必要がある。そこで汎用プリ
スケーラ54の出力を、ローパスフィルタ61を介して
加算器45に供給するように構成すればよい。このよう
に、RFトラッキング制御回路63を設けた場合におい
ては、汎用プリスケーラ54は、例えば変速再生時にお
けるタイミング信号の生成に用いることができる。
【0019】変速再生を行う場合、再生データを記憶す
るメモリ62が設けられる。そして、変速(高速)再生
を指令すると、CPU11はドラムキャプスタンモータ
47を制御し、磁気テープを標準速度の例えば4倍の速
度で走行させる。磁気テープの走行速度が標準速度の4
倍の速度に設定されているため、磁気ヘッド41のトラ
ックに対するトレース軌跡は、図2に示すようになる。
図1においては、磁気ヘッド41として1つのみを示し
てあるが、磁気ヘッド41はAチャンネル用とBチャン
ネル用と2個設けられている。それぞれのヘッドは、ア
ジマスが異なるため、Aチャンネルヘッドによりトレー
スした場合、Bチャンネルヘッドにより記録されたトラ
ック(Bトラック)は再生することができない。また、
Bチャンネルヘッドによりトレースした場合、Aチャン
ネルヘッドにより記録されたトラック(Aトラック)は
再生することができない。従って、図2においてハッチ
ングを施して示すアジマスが一致した部分のみしか再生
することができない。
【0020】各ヘッドにより再生された信号をそのまま
復調し、表示すると、異なるアジマスの領域における表
示がノイズバーとなって現われる。そこで、Aチャンネ
ルヘッドにより再生された信号と、Bチャンネルヘッド
により再生された信号とをメモリ62に書き込み、Aチ
ャンネルヘッドにより再生できなかった領域における信
号として、Bチャンネルヘッドにより再生された信号を
出力するようにすれば、ノイズバーが発生しなくなる。
同様に、Bチャンネルヘッドにより再生できなかった領
域における信号として、Aチャンネルヘッドにより再生
された信号を読み出すようにすれば、ノイズバーの発生
を防止することができる。
【0021】このように、メモリ62における読み出し
の切り換えを制御するには、切り換え信号が必要とな
る。そこで汎用プリスケーラ54は、メモリ62の読み
出しタイミングを制御する信号を発生するように制御さ
れる。4倍速再生の場合、図3に示すように、磁気ヘッ
ド41が装着されたドラムが1回転する間に3周期分の
切り換えが行われればよいことになる。従って、汎用プ
リスケーラ54は、水平走査周期(H)を1/175に
分周して得た信号を出力することになる。そして、Aチ
ャンネルヘッドが再生しているとき、Aトラックからの
再生信号はそのまま出力され、Bトラックから再生して
いるタイミングにおいては、1フィールド前にBチャン
ネルヘッドにより再生され、メモリ62に記憶されたデ
ータが読み出される。同様に、Bチャンネルヘッドが再
生している場合においては、Bトラックから再生された
信号はそのまま出力され、Aトラックを再生しているタ
イミングにおいては、1フィールド前にAチャンネルヘ
ッドにより再生され、メモリ62に書き込まれたデータ
が読み出される。このようにして、ノイズバーのない画
像が再生される。
【0022】このように、汎用プリスケーラ54を1チ
ップマイクロコンピュータ1に内蔵させるようにしてお
くことにより、トラッキング用の回路としてATFIC
2を用いた場合においても、また、トラッキング制御回
路63を用いた場合においても、汎用プリスケーラ54
を無駄なく用いることが可能になる。
【0023】図4は、他の実施例の構成を示しており、
図1における場合と対応する部分には同一の符号を付し
てある。図1の実施例においては、汎用プリスケーラ5
4を駆動するための発振回路53と、CPU11を駆動
する発振回路16とが設けられていたが、この実施例に
おいては、汎用プリスケーラ54を駆動する発振回路と
CPU11を駆動する発振回路とが同一のものとされて
いる。すなわち、水晶71とインバータ72よりなる発
振回路73が設けられており、例えば11.895MH
z(=5.9475×2)の周波数のクロックを発生す
るようになっている。その他の構成は図1における場合
と同様である。この場合においては、汎用プリスケーラ
54における分周比を図1の場合よりさらに1/2だけ
分周することにより、図1における場合と同一の周波数
のパイロット信号を発生させることができる。また、C
PU11は図1における場合(8MHz)より、より高
い周波数(11.895MHz)で駆動されるため、よ
り高速の処理が可能となる。
【0024】この他、汎用プリスケーラ54は、例えば
ピンチローラーをキャプスタンに圧着しないで高速サー
チする場合において、キャプスタンのFGパルスが磁気
テープの走行速度と対応しないので、再生Hの周期をモ
ニタして速度サーボをかけるとき、Hの分周用に用いる
ことが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上の如く、本発明のトラッキングサー
ボ装置によれば、基準パイロット信号を生成するプリス
ケーラを1チップマイクロコンピュータに内蔵させるよ
うにしたので、トラッキング用ICと1チップマイクロ
コンピュータとの間の制御線の数を1本とすることがで
き、またトラッキングの方式を変更した場合において
も、プリスケーラの出力を有効に利用することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラッキングサーボ装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】高速再生時におけるトラックとヘッドのトレー
ス軌跡を示す図である。
【図3】高速再生時におけるメモリの呼び出しを制御す
るタイミングチャートである。
【図4】本発明のトラッキングサーボ装置の他の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図5】トラッキングサーボを説明する図である。
【図6】従来のトラッキングサーボ装置の一例の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 1チップマイクロコンピュータ 2 ATFIC 11 CPU 16 発振回路 24 パイロットジェネレータ 41 磁気ヘッド 53 発振回路 54 汎用プリスケーラ 62 メモリ 63 トラッキング制御回路
フロントページの続き (72)発明者 小松本 孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 木村 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープから再生されたパイロット信
    号と、基準パイロット信号とからトラッキングエラー信
    号を生成する回路を内蔵するトラッキング用ICと、少
    なくとも前記磁気テープの再生動作を制御するCPUを
    内蔵する1チップマイクロコンピュータとを備え、前記
    1チップマイクロコンピュータは、前記基準パイロット
    信号を発生するプリスケーラを含むことを特徴とするト
    ラッキングサーボ装置。
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