JPS6177141A - 磁気記録担体の製法 - Google Patents

磁気記録担体の製法

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JPS6177141A
JPS6177141A JP60190061A JP19006185A JPS6177141A JP S6177141 A JPS6177141 A JP S6177141A JP 60190061 A JP60190061 A JP 60190061A JP 19006185 A JP19006185 A JP 19006185A JP S6177141 A JPS6177141 A JP S6177141A
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magnetic
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JP60190061A
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ヘルマン、ロラー
ヨーアヒム、ハケ
ウヴエ、ヴオヴエリース
アウグスト、レーナー
ヴエルナー、グラウ
ペーター、ナーゲル
ロラント、フアルク
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BASF SE
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  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、有機溶剤中に溶解した、主としてエンストマ
ーのポリウレタン及び高分子のこドロキ  ・/ル基含
有重合体から成る結合剤混合物中に、分散助剤及び常用
の添加物を添加しながら粉末状磁性材料を分散させ、予
めジ−及び/又はポリイソシアネートを加えた上記分散
液を支持体上に層状で施しかつ引続き該層を固化させか
つ結合剤母材を架橋さぜることにより、磁気記録材料を
製造する方法に関する。
従来の技術 磁気的音響、画像及びデータ記憶の分野での開発により
、磁気記録担体kc対して一層高し一甥求が課ぜられる
一方、同時にこの技術の所望の広範囲の利用はこの種の
メディアの信頼性に関する絶え間ない向上を要求する。
例えば記録担体の機械的特性は重要な品質上の特徴であ
る。詳細には、摩擦係数、耐摩耗性及び摩耗抵抗が重要
視されろ。
耐摩耗性に関しては、従来ポリウレタンエラストマーが
層形成形合剤として有利であるとされていた。しかしな
がら、このようにして構成された磁性層は大抵高い摩擦
係数を有し、この高い摩擦係数は屡々機械装置内で記録
担体のブロッキングを惹起する。使用されろポリウレタ
ンの高い熱可塑性によっても欠点が生じることがある。
従って、硬質重合体、例えばフェノキシ樹脂、ポリビニ
ルアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン又
はポリカーボネートを配合することにより摩擦係数を改
善する多種多様な方法が提案された。
例えばポリウレタンエラストマーに就中ビニリデン/ア
クリルニトリル共重合体(米国特許第3144352号
明細書)、塩化ビニル)j9 、Jf、合体(ドイツ連
邦共和国時課出願公告第12827tlt1号明細書、
同国特許出願公開筒2255802弓及び同第2318
918号明細書)又はポリビニルホルマル(ドイツ連邦
共和国特許出願公開箱2157685号明細書9が組合
わされた。機械的特性のもう1つの改良法は、同様に架
橋せしめられる結合剤系を使用すること、すなわち活性
水素原子を有する重合体をジ−及び/又はポリイソ/ア
ネートと反応させることにより成る。この場合には、イ
ソンアネートは重合体又はプレポリマー及び磁性材料か
ら成る既製分散液に配合し、引続き該混合物が支持体に
施される。
この操作法の起り5ろ欠点は、種々異なった空気湿度、
変動する温度及び使用物質の僅かな品質変化により、生
成物特性においてもはや認容されない差違が生じよる程
に架橋過程が影響されうろことである。架橋の際にその
都度の反応経過に影響される反応生成物に起因する上記
品質差は、第一に磁性層の磁気特性において生じろ。
発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の課題は、一様な品質において所要記録
特性を維持した上で記録層の機械的特性を改良する、す
なわち特に低い摩擦抵抗、同時に高い耐摩耗性を有する
磁性層を得ることができる、磁気記録担体の製法を提供
することである。
問題点を解決するための手段 ところで、前記課題は、有機溶剤中に溶解した、主とし
てエラストマーのポリウレタン及び高分子のヒドロキシ
ル基含有重合体から成る結合剤混合物中に、分散助剤及
び常用の添加物を添加しながら粉末状磁性材料を分散さ
せ、予めノー及び/又はポリイソ/アネートを加えた上
記分散液を支持体上に層状で症しかつ引続き該層を固化
させかつ結合剤母材を架橋させることにより磁気記録担
体を製造する方法において、上記分散g!Lにジ−及び
/又はポリイソシアネートを添加しかつ該分散液を支持
体上に施す前に存在するNCO基の15〜55襲を結合
剤混合物のヒドロキシル基含有重合体と反応させること
により解決されろことが判明した。
本発明方法の有利なl実施態様においては、結合剤混合
物のヒドロキシル基含有重合体の成分と、ジ−及び/又
はポリイソ/アネートとの量比を、NCO基に対して1
〜9個、有利には2〜5個の活性水素が割当てられるよ
うに選択する。
本発明方法に基ついて分散液に添加されかつ部分的に反
応するジ−及び/又はポリイソ/アネ−1・のためには
、このために公知の多数の物質を使用することができる
。本発明におけるポリイソシアネートとしては、100
00未満、有利には500〜300tJの分子量までの
イノンアイ・−トプレボリマーも該当する。本発明方法
のためには、1分子当り平均して3個以上、特に3〜6
個のNCO基を有するポリイソ/アネートが有利である
。ジオール又はトリオールに対する重付加又はビウレッ
ト又はインシアヌレート形成によって生成する、トルイ
レンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト又はイノホロンジイノゾア坏−トをペースとするボリ
イノシアイ・−トが有利であることが判明した。特に有
利であるのは、平均官能価3〜6を有するように構成さ
れた、トリメチロールプロパン及び2〜10個の炭素原
子を有するジオールモノスるトルイレンジイソシアネー
トの付加生成物である。’t8に好適であるのは、平均
官能価3〜5を有するトルイレンジイソシアネートとト
リメチロールプロパン及ヒンエチレングリコールとの付
加生成物から成るポリイソシアネートである。
この場合、好ましいTMP : DEG比は60〜80
重量%:4υ〜20M量チ、有利には65〜75重徴%
:35〜25.IT、量チである。また、官能filI
i3.5〜7を有するヘキサメチレンジイソ/アネート
をベースとづ−るビウレットイノ・/アネートも極めて
好適である。場合により、ポリイソシア坏−トの分子量
及び官能価は例えばジオール又は水のような常用の、連
鎖延長剤を介して増大すべきである。
本発明方法の範囲内で磁性層を構成するために使用され
る結合剤混合物は、その架橋前には有利にはエラストマ
ーのポリウレタン60〜so 重量s及び高分子量のヒ
ドロキシル基含有重合体40〜20重量部から成る。結
合剤成分※、L溶液で丈用する。
溶剤としては、このために一般に利用さJするものが適
当である。これは環式エーテル、例えばテトラヒドロフ
ラン及びジオキサン及び環式ケトン、例えばンクロヘキ
サノンである。もちろん、その都度の適用分野に基つき
別の強極性溶剤、例えばジメチルホルムアミド、N−メ
チルピロリドン、ジメチルスルホキシド又はエチルグリ
コールアセテートを使用することもできろ。同様に、上
記溶剤を芳香族化合物、例えばトルエン又はキ/レンと
かつエステル、例えばエチルアセテート又はブチルアセ
テートと混合することも可能である。
適当なポリウレタンエラストマー及びその製法は、例え
ばドイツ連邦共和国′1.r詐出願公告第2・1・12
763号明細書及び同第275 ’J f594号明細
書に記載されている。ポリウレタンは、K値50〜7υ
及びブロッキング点最低120℃を有L、破断伸び率1
00〜11100%(DIN 53455 )及び破断
強さ40〜.95N/mrj (IMN 53455 
)を有する場合が特に適当である。さらに、これらのポ
リウレタンはなお、容易に架橋に関与するOH基を有し
ていることが特に有利なことである。
結合剤混合物中に含有されろヒドロキシル基含有の、物
理的に乾燥する重合体も同様に公知である。この場0′
には、例えばビニルエステルの重合体を加水分解しかつ
引続きビニルアルコール重合体をホルムアルデヒドと反
応させろことにより製造さh 1こポリビニルホルマル
結合剤が該当fろ。
ホIJビニルホルマルは有利には少な(とモロ5重量係
、特に少なくとも80重量φのビニルホルマルを含有す
る。適当なポリビニルホルマルは、ビニルアルコール基
含有率5〜13重量係、ビニルホルマル含有率80〜8
8重量係、比重約1.2、及びフェノール/トルエ/(
1:1)lfJOd中のポリビニルホルマル57の溶液
で20℃で測定した粘度50〜1・20センチポアズを
有づ−ろ。同様にポリビニルホルマルの他に、例えば自
体公知方法で塩化ビニル及びジオールモノメタクリレー
ト又は−モノアクリレートの溶液共重合又は懇濁液共重
合により製造することができる塩化ビニル−ジオール−
モノ−又は−ノ(メタ)アクリレート共重合体も適当で
ある。このために使用されろジオールモノ−又は−ンー
アクリレート又は−メタクリレートは、アクリル酸又は
メタクリル酸と、相応するモル量の2〜・1個の炭素原
子を有する脂肪族ジオール、例えばエチレングリコール
、1,4−ブタンジオ−#、有利にはプロパンジオール
(該プロパンジオールは1.3−プロパンジオールと、
1,2−り(+ パンジオール0〜50重:Ii’、 
%から成るのが有利である)とのエステル化生成物であ
る。該共重合体は好ましくは塩化ビニル含有率50〜9
5重量楚及びジオールアクリレート−又は−メタクリレ
ート含有率5〜50重量係を有する。特に適当な共重合
体は有利には塩化ビニシ重量−90重量喝及びジオール
モノアタリレート又はジオールモノメタクリレ−1−1
tJ〜30重量係の含有率を有する。同じ容量部のテト
ラヒドロフラン及びジオキサンから成る混合物中の特に
適当な共重合体例えば塩化ビニル−プロパンジオールモ
ノアクリレート共重合体の15%の溶液は、25℃での
粘度約30 cPを有する。特に適当な生成物のフイケ
ンテヤ−(1■。
Fikentscher )に基づ(K値〔“セルロー
ルヘミ−(Cellulosechemie ) ” 
3(J (1931) 、 58頁以降〕は30〜50
、有利には約40である。
更に、構造が繰返し式: 〔式中、nはほぼlOUである〕で示されるフェノキシ
樹脂も有利に使用することができろ。この場合にlL工
、例えばドイツ連邦共和国特許出願公告第1295 t
JH号明細書に記載されておりかつ/エル・ケミカル+
fi(Firma 5hell Chemical C
o、)の商品名°゛エピコーチ(Epikote ) 
’“又はユニオン・カーバイト社(Union Car
bide Corporation )の商品名゛エポ
キシド7%ルツ(■Epoxidharz )PKHH
”として公知であるような重合体が該当する。
同様tC、セルロースエステル結合剤も前記結合剤混合
物で使用するために適当である。これら(エセルロール
スの、1〜4個の炭素原子を有するカルボン酸での前エ
ステル化生成物、例えばセルロースアセテート、セルロ
ーストリアセテート、セルロースアセトプロピオイ・−
ト、セルロースアセトブチレートである。
本発明による磁気記録担体の製法のために必要な別の!
成分は公知である。
磁性制料としては、得られる磁性層の特性に著しく影響
する自体公知のもの、例えばガンマ−酸化鉄(III 
)、微粒子状の磁鉄鉱、強磁性のドープされてない又は
ドープした二酸化クロム、コバルト変性したガンマ−酸
化鉄(11)又は強磁性金属粒子である。針状のガンマ
−酸化鉄(1)並びに強磁性二酸化クロムが有利である
。粘度は一般に[J、1〜2 ttm 、有利には(J
、3〜(J、8 ttm O)範囲1cある。
さらに、磁性層は自体公知のように、磁性顔料を分散さ
せる際又は磁性層を製造する際に配合される添加物、例
えば分散剤及び/又は滑剤、あるいはまた充填物を少量
で含有づ−ることかできろ。
このような添加物の例は、脂肪酸又は異性化脂肪酸、例
えばステアリン酸又はその元素周期系の第1〜4主族の
金属との塩、無定形電解質例えばし/チン並ひに脂肪酸
エステル又はろう、7リコーン7由、カーホ/フ゛ラノ
タ、α−At203、α−Fc203、CrO2、Zn
O、親水性のエチレン系不飽和単量体をペースとする共
重合体等である。添加物の量は自体公知である。該量は
磁性層に対して一般に10重蚕係未(函である。
磁性刊本・1と結合剤との′81を比は、結合剤混合物
1重t11一部に対して磁性材料1〜団、特に3〜(5
重量部である。
非蝿性及O・磁化不能な支持体としては、一般に4〜2
UIJ lrm 、特にliJ 〜36 μrnの厚さ
の常用の剛性又は柔軟性支持体制料、特に線状ポリエス
テル例えはボリエテレ/テレフタレートから成るフィル
ムを使用することができろ。最近では、平均的データ処
理技術のためには紙用体上の磁性層を匝用することも重
要視されるようになった。このためにも本発明による被
覆材料(:[有利に使用することができろ。接着力を改
善するために、これもて場合により接着層を施すことも
できる。
分散液を製造するには、好ましくは磁性材料を結合剤の
溶液、分散助剤及び別の添加物と一緒に分散機械、例え
はポット型ボールミル又は攪拌型ボールミル内で均質化
する。申し分無い分@#′IJ−達成された後に、イノ
−ノアネート成分に攪拌しながら分散0.に加えろ。次
いで、本発明に基つき添加したイノシアネート基の少/
〔くとも15饅、最高55%が反応jるまで攪拌する。
一般にかつ選択した製造条件下では、この状態は遅(と
も6時間後に生じる。この際、NCQ転化率は電位差計
測定により追跡jることができる。この場合、前架橋は
室温て緩慢に攪拌しながらあるいはまた反応時間を短縮
するために、分散液を例えば45℃に加熱して、又はポ
リウレタン化学に1Gいて常用の触媒例えばジブチル錫
ジラウレート又は1.4−ジアザビンクロー(2,2,
2)−オクタンを用い又実施することができる。専ら重
要であるのは、NCO転化率が前記範囲内((あること
である。
目的の前架橋が達成された後に、常用の被覆機械及び方
法に基づき、例えばIJ ニアルキャスタを用い壬弁型
性支持体に族1−0支持体上のtL仄被被覆混合物乾燥
させる111sに、該混合物を高(・磁性値を11する
ために磁石」二で整列させろ。上記乾燥は50〜90℃
の温度で2〜5分間で実施するのが有利である。該磁性
層は常用の機械で研磨した加熱ロール間を、場合により
加圧下にかつ25〜IUU℃、有利には50〜80℃の
温度を適用して平滑化しかつ圧縮することができる。磁
性層の厚さは一般に1〜2(フμm、有f=lJには4
〜10μmである。磁気テープを製造する場合には、被
覆したフィルムを縦方向で大抵はインチで規定された一
般的幅に切断する。
本発明f基つき製造した磁気記録担体の有利な特注にと
って重要であるのは、ジ−及び/又はボリイソンア坏−
トでの前架橋である。この場合、平均して夫々2番目の
イノノーアネート基担持分子がウレタンもしくはアロフ
ァン橋を介し℃ヒドロキシル基含有重合体と架橋される
。この際に重要であるのは、反応性基がなお自由に可動
である分散液内での反応がインシアネートと、他の処方
成分によって導入されろ水との反応よりも迅速に進行す
ることである。それにス・1(−で、乾燥磁性層内では
未反応ポリイノンア不−1・は優先的に水と反応する、
それとし・うのも例え(工空気からの水分子は、結合剤
のOH基に比較して、さらに自由に運動可能であるから
である。ポリイソシアネートが極く短時間で攪拌混入又
は調合される際に常に生じる低すぎるOH基の架橋度の
場合には、あら丁ぎろ網状構造及び高すぎる尿素成分が
生じ、テープの耐摩耗性及び摩擦係数に不利に作用する
それに対して、分散液内での部分的架橋、引続いて磁性
層内での最終架橋を実施する本発明方法は、得られる磁
気記録担体の特性に意想外に有利に作用する。特に、こ
の場合に(工摩擦特性、就中磁性層の機械的強度か改迎
される。
実施例 以下の実施例及び比較例に記載の「部」及び「%」は、
他にことわりの無い限り重量に基づく。容量部と重量部
とはtとkyの関係にある。
実施例1 直径・1〜6問を有づ−ろ鋼Ef、8 kpを充填した
容積6tの鋼製ボールミル内で、保磁力磁界強度24.
5kA/m 、油ファーイ・スカーボンブラツク42り
、大豆し7チン12ii’、同じ部のテトラヒドロフラ
ンとジオキサン中のドイツ連邦共用国特許出願公告第2
75:36’:)・1号明細書によるポリウレタンエラ
ストマーの12.5%の浴数565y、同じ部のテトラ
ヒドロフラン及びジオキサン中の、ビスフェノールA及
びエピクロルヒドリンから製造した、な、おヒドロキン
ル基(5重量部を有するフェノキ/樹脂の2υ係の6敵
2321、市販の/リコーン油12、ドリフトキシエチ
ルホスフェ−)1f、n−ブチルステアレート2.17
、及び同じ部のテトラヒドロフラン及びジオキサン73
71を900時間分散せた。
引続き、ミルを開きがつl、・1−ジアザ−ビシクロ−
(2,2,2)−オクタンt)、5rを加えた。
ミルを閉鎖しかつさらに1時間分散させた後、分散液を
ミルから取出しかつ加圧下に孔幅5μmを有するフィル
ターを通して濾過した。濾過後に、分1i1ky当りト
ルイレンジイソシアネート3モル及びトリメチロールプ
ロパノ1モルから成るトリイレンアネートの50俤の重
液2/1.5 ?を攪拌機を用いて攪拌混入した。この
1貴拌を6時間にわたって縦統し、この際分散液から2
時間間隔で試料を取出しかつNCO転化率を測定した。
NCO転化率(求シュビールベルガ−(Spielbe
rger )による方法に基づきロージブチルアミン及
びHClを用いて電位差計で測定した。6時間後、供給
したポリイソシアネート量に対して20.5雀のNCO
転化率が確認された。次いで、該分散液を用いて厚さ3
(5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに被覆
した。
被覆したフィルムを、磁性顔料粒子の整列のために磁界
を通過させた後に5(ン〜90℃で乾燥しかつ同時に磁
性層を50′Cで側御″〕ξしたロール間で2υυkV
O/Iシの線圧下で平イ1“k化しかつ引1胱きj/2
幅のテープに切断した。磁性層の厚さは乾燥及び平滑化
後に8 ltmであった。
テープを室温で8日間貯蔵しfこ後に耐摩耗性及び摩擦
!ttf註について評価した: コノピユータテープ走行装置、BASF社のタイプ(う
:3.17 Bで、夫々長さllClルのテープ片を5
000fJ回のリバー/ノブVこかけた。ドロップアウ
トの立上り、レベルエンベロープの状態、テープ表面及
び磁気−ラド装置の状態は以下のようにして判定しドロ
ップアウトの立上りレエ最低であり、レベルエンベロー
プはほとんど変化しなかった。テープ表面はほとんど識
別される擦過跡を呈さなかった。
磁気ヘッドへのテープ堆積は、■で評価される程C′こ
少なかった。耐摩耗性に関しては、テープは全体として
良好〜極めて良好であると評価された。
摩擦特性を判定するため、すなわちテープの粘着性を試
験するために、テープを走行装置、シーメンス社(Fa
、 Siemens )のタイプ3540で計2時間走
行させた。この場合、ltJ分間毎に、テープを送るキ
ャプスタンでそこで生じる力をNで測定した。テープの
その都度の摩擦特性に基づき、核力は1〜30 Nの値
を有する程に著しく異なる。5Nまでの平均値を有する
テープを、この測定によれば非粘着性と称する。更に、
特に≧IONの値を有するテープは特定の走行装置ti
’?遺体上でブロッキング傾向7示す、すなわちこAし
は磁気ヘッドに固着づ−ろ。
実施例に基づいて製造しfこテープは、上記測定によれ
ば平均的摩擦抵抗2.8Nを有し、従って非粘着性と称
さ、Itろ。
比較実験1 実施例jに記載と同様に磁気テープを製造しfこが、但
しこの場合には1.・1−ジアザ−ビシクロ−(2,2
,2)−オクタン0゜57を添加せずに、分散液をポリ
イソノアネートを添加して15分間後にキャストした点
を変更した。該分散液中のNCO転化率はなお検出不能
である程に小さかった。
比較実験テープの試験は、実施例1vc記載したと同陣
に実権した。
5υ0υ0回の走行後に、このテープ表面(・工、ドロ
ップアウトの高い立上り及びレベルエンベロープの明ら
かな劣化と結び付き、強度に摩滅していた。
磁気ヘッドには、極めて多量のテープ摩耗が付着し、こ
れに評点6で評価された。耐摩耗性は全て不十分と評価
された。テープの摩擦抵抗は平均してほぼ5Nであった
比較実験2 比較実験lに記載したと同様にして磁気テープを製造し
たが、但しこの場合には分散液をポリイン/アイ・−ト
を緩慢K (fj拌しながら加えて6時間後にキャスト
した点を変更した。測定されたNCO転化率は8.3予
であった。このテープの試験により次の結果が得られた
。5(JU(JU回の走行後に、ドロップアウトの立上
りは小さく、レベルエンベロープはほとんど変化しなか
った。テープ表面は識別可能な擦過跡はほとんど呈さな
かった。この実験テープは、この試験に関しては1で評
価された。
しかしながら、lONの値を有する摩擦抵抗は満足され
なかった。このようなテープは基準走行装置で既にブロ
キッングを起すことがある。
実施例2 直径4〜6mmを有する鋼球800 klを充填した、
容積60υtの調性ボールミル内で、保磁力磁界強度2
5 kA/mを有するγ−酸酸化初刊2、油フアーネス
ブラック4,5kfP、大豆レシチン1.2紐、同じ部
のテトラヒドロフラン及びジオキサン中のドイツ連邦共
和国特許出願公告第275:3694号明細書に記載の
ポリウレタンエラストマーの12.5%の溶液8 f5
 、5 kf、同じ部のテトラヒドロフラン及びジオキ
サン中の、ビスフェノールA及びエピクロルヒドリンか
ら製造した、なおヒドロギノル基6重i%を有するフェ
ノキシ樹脂の2υチの溶123.2に、%、市販のシI
Jコーン油U、lkP、トリブトキシエチルホスフェー
ト(J、IQ、It−ブチルステアレート0.217及
び同じ部のテトラヒドロフラン及びジオキサン73.7
klを72時間分散散せた。この分散液をミルから取出
しかつ加圧下に孔幅5μmを有するフィルターを通して
濾過した。濾過後に、該分散液を4個の力/に5υに、
Pづつに分割しかつ夫々トルイレンジインンアネート3
モル及びトリメチロールプロパン1モルから成るトリイ
ソシアイ・−トの75%の溶W U、997 kg、を
高速攪拌機を用いてまず5分間以内で攪拌混入しかつ次
いで9(J(J rpmで5時間1景拌した。この場合
、分散液を・17℃に加熱した。供給したイソシアネー
ト量に対し℃計算して31.2%であるNCO転化率が
確認した後に、該分散液を人梅汐111に記載と同様に
キャストしかつテープ材料に加工し1こ。
5tJ(JUυ回の走行後に、ドロップアウト立上り、
レベルエンベロープ及びテープ表面の評点は1であった
。摩擦抵抗は・INであった。
実施例3 実施例1に基づき製造した、3 tt? ミル内のバッ
チを1.4−ジアゾ−ビックロー(2,2,2)−オク
タン添加及びd″過後2 m’入りの貯蔵容器に充填し
かつそこで同じトリイソシア不−1−でかつ同じ量で前
架橋させた。添加したNCO量の23%が反応した6時
間後に、被覆を開始しかつ全ての分散液貯蔵量力臂肖費
された後Vこ終了した。この時点で、NCO量の35慢
が転化した。耐摩耗性に関しては、相応づ−るテープの
被覆開始時と終了時との間は差違は確認されなかった。
全て全体として評点シ」1であつfこ。摩擦抵抗は:3
.75Nと2.8Nであった。全てのテープは非粘着性
であった。
実施例4 直径2朋を有′1−ろカラス球4.2kyを充填した容
積5tを有する攪拌型ボールミル内で、保磁力磁界強度
40 k A/mを有するCrO2700?、燐酸塩化
したノニルフェノキ/ポリ(エチレンオキン)エタノー
ル化合物のナトリウム塩17.55’、同じ部のテトラ
ヒドロフラン及びジオキサンから成る溶剤混合物712
1、同じ部のテトラヒドロフラン及びジオキサン中のポ
リビニルホルマル樹脂の10%の溶W 144 y、及
びドイツ連邦共和国特許出願公告第2753694号明
細計に記載のポリウレタンエラストマーの13%の溶M
lto、ipを計量供給し、引伏き閉鎖しかつ81Jt
J rpmで7時間運転しfこ。試料塗布がもはや凝結
を呈しなくなった後に、該分散液に同じ部のテトラヒド
ロフラン及びジオキサン中のポリウレタンエラストマー
の13%(7)溶i 658 Fを練り込み、かつ市販
のシリコーン油3.sr、トリプトキノエチルホスフェ
ート3.5?、イノセチルステアレート3.51及びペ
ルヒドロスクアラン3.59を加え、新たに閉鎖しかつ
さらに13時間ミリングした。次いで、該分散液をミル
から取出しかつ加圧下に孔幅5 timのフィルターを
通してe過した。d″過後、分散液1 kP当り官能1
1Ifi3.5〜7を有するヘキサメチレンジイソシア
ネートをベースとゴーろビオレノトイノンアネートの5
υ慢の浴液13、!Mを加え1こ。1時間後に、41%
のNCO転化率が確認され、その後該分散敵を厚さ23
μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに厚さ4μ
mで塗布しかつ前記と同様に乾燥しかつ平滑化した。ロ
ール温度は80℃であった。
コンピュータ走行装置、BASF社のタイプ6347B
で前記テープと同じ条件下で試験した際に、磁性層の摩
耗は観察されなかった。実験テープの評点は1であった
。このテープの摩傑抵抗は、同4)Rに合格点の<3N
を有I−τいた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機溶剤中に溶解した、主としてエラストマーの
    ポリウレタン及び高分子のヒドロキシル基含有重合体か
    ら成る結合剤混合物中に、分散助剤及び常用の添加物を
    添加しながら粉末状磁性材料を分散させ、予めジ−及び
    /又はポリイソシアネートを加えた上記分散液を支持体
    上に層状で施しかつ引続き該層を固化させかつ結合剤母
    材を架橋させることにより磁気記録担体を製造する方法
    において、上記分散液にジ−及び/又はポリイソシアネ
    ートを添加しかつ該分散液を支持体上に施す前に存在す
    るNCO基の15〜55%を結合剤混合物のヒドロキシ
    ル基含有重合体と反応させることを特徴とする磁気記録
    担体の製法。
  2. (2)結合剤混合物のヒドロキシル基含有重合体の成分
    と、ジ−及び/又はポリイソシアネートとの量比を、N
    CO基に対して1〜9個の活性水素原子が割当てられる
    ように選択する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)ポリイソシアネートが平均して1モル当り3〜6
    個のNCO基を有する、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  4. (4)ポリイソシアネートが、平均官能価3〜5を有す
    る、トルイレンジイソシアネートとトリメチロールプロ
    パン及びジエチレングリコールとの付加生成物である、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)ポリイソシアネートが、官能価3.5〜7を有す
    るヘキサメチレンジイソシアネートをベースとするビウ
    レットイソシアネートである、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
JP60190061A 1984-08-31 1985-08-30 磁気記録担体の製法 Pending JPS6177141A (ja)

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