JPS6176633A - 宝飾品用白金系合金 - Google Patents
宝飾品用白金系合金Info
- Publication number
- JPS6176633A JPS6176633A JP19821184A JP19821184A JPS6176633A JP S6176633 A JPS6176633 A JP S6176633A JP 19821184 A JP19821184 A JP 19821184A JP 19821184 A JP19821184 A JP 19821184A JP S6176633 A JPS6176633 A JP S6176633A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- gemmy
- strength
- jewelry
- accessory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ネックレス、ブレスレット、ネクタイピン、
指輪、イヤリングなどの宝飾品用に供されるPt−Pd
合金の改良に係る白金系合金に関する。
指輪、イヤリングなどの宝飾品用に供されるPt−Pd
合金の改良に係る白金系合金に関する。
従来の宝飾品用白金合金としては、P t −Pd二元
合金が最も一般的に用いられているが、当該合金は塑性
加工が容易である半面、硬さが充分に太き(な(、強度
が低く切削性も劣っているため、以下のような支障を来
している。
合金が最も一般的に用いられているが、当該合金は塑性
加工が容易である半面、硬さが充分に太き(な(、強度
が低く切削性も劣っているため、以下のような支障を来
している。
すなわち、指輪などに用いたときは、傷が付き易く変形
してしまうことがあり、ネクタイピンの裏側に配される
バネ部分やブレスレット、ネックレスなど強度を要求さ
れる止め具の一部には、K14ホワイトゴールドその他
の硬質金属材料を別途使用しなければならないことにも
なり、また貫金属の高級な一装飾加工手段であるダイヤ
カットを行う場合にあって、切削性が劣るので反射特性
の優れたカット面が得られず、二の際特殊な手法により
当該加工が可能となったとしても、軟質材特有の経時変
化により、直く゛に光沢が失われることになる。
してしまうことがあり、ネクタイピンの裏側に配される
バネ部分やブレスレット、ネックレスなど強度を要求さ
れる止め具の一部には、K14ホワイトゴールドその他
の硬質金属材料を別途使用しなければならないことにも
なり、また貫金属の高級な一装飾加工手段であるダイヤ
カットを行う場合にあって、切削性が劣るので反射特性
の優れたカット面が得られず、二の際特殊な手法により
当該加工が可能となったとしても、軟質材特有の経時変
化により、直く゛に光沢が失われることになる。
さらに石ものと称する宝飾品の場合には、宝石を止める
爪の強度が弱失、このため宝石の保持が弛み易く脱落事
故に発展する場合があり、しかも指輪、ネクタイピン、
ブローチ、眼鏡フレームなどの細工に際しては、必ずろ
う付は工程を経ることになるが、この際の加熱によって
軟化が起こり、当該箇所の強度が特に問題となつてくる
のである。
爪の強度が弱失、このため宝石の保持が弛み易く脱落事
故に発展する場合があり、しかも指輪、ネクタイピン、
ブローチ、眼鏡フレームなどの細工に際しては、必ずろ
う付は工程を経ることになるが、この際の加熱によって
軟化が起こり、当該箇所の強度が特に問題となつてくる
のである。
本発明は、上記従来の宝飾用合金がもつ難点につき検討
を加え、Pt−Pd合金に対して、さらにRuと鉄族元
素とを適量範囲内にて添加することにより、従前の欠陥
を大幅に改善し、特に硬さと強度の向上および切削性の
顕著なる改善を実現しようとするのが、その目的である
。
を加え、Pt−Pd合金に対して、さらにRuと鉄族元
素とを適量範囲内にて添加することにより、従前の欠陥
を大幅に改善し、特に硬さと強度の向上および切削性の
顕著なる改善を実現しようとするのが、その目的である
。
本発明は上記目的を達成するため、Pi−Pd合金に、
Ruが重量比で0.1〜0.5%と、Fe、Ni、Co
の内から選択された単数または複数の元素が、重量比で
2〜15%添加されていることを特徴とする宝飾品用白
金系合金を提供し得たものである。
Ruが重量比で0.1〜0.5%と、Fe、Ni、Co
の内から選択された単数または複数の元素が、重量比で
2〜15%添加されていることを特徴とする宝飾品用白
金系合金を提供し得たものである。
本発明では、Pt−Pd合金にRuと上記鉄族合金を複
合添加することで、Pt−Pd合金よりも、その強度を
飛躍的に増大させることができるが、ここでRuの添加
が5%を越えると、別途添加される当該鉄族元素との相
乗作用により脆(なってしまい、0.1 %未満の添加
であると同鉄族金属との複合添加効果が発揮されないこ
ととなる。
合添加することで、Pt−Pd合金よりも、その強度を
飛躍的に増大させることができるが、ここでRuの添加
が5%を越えると、別途添加される当該鉄族元素との相
乗作用により脆(なってしまい、0.1 %未満の添加
であると同鉄族金属との複合添加効果が発揮されないこ
ととなる。
一方上記鉄族元索の添加量上限を15%とした理由は、
これを超過する添加により加工が困難となると共に、ロ
ー付時やロストワックス鋳造時に、表面酸化皮膜が形成
されるようになり、このため宝飾品材料としての価値感
が失われるに至るからであって、さらにまた同元素2%
未満の添加では、硬さ、強さそして切削性の向上が期待
できなくなってしまう。
これを超過する添加により加工が困難となると共に、ロ
ー付時やロストワックス鋳造時に、表面酸化皮膜が形成
されるようになり、このため宝飾品材料としての価値感
が失われるに至るからであって、さらにまた同元素2%
未満の添加では、硬さ、強さそして切削性の向上が期待
できなくなってしまう。
一試料の総量を200gとして、以下(al〜thlに
示す宝飾品用白金系合金を、各組成毎に成分元素を秤量
して、アーク溶解炉にて溶解炉にて溶解、鋳造した。
示す宝飾品用白金系合金を、各組成毎に成分元素を秤量
して、アーク溶解炉にて溶解炉にて溶解、鋳造した。
(a)従来例(1195%Pt−5%Pd(bl 同
上+21 85%Pt−15チPd(cl
本発明合金(1195%Pt−2%Pd−0,3%Ru
−0、5% F e −1,,5%N i −1,7%
C。
上+21 85%Pt−15チPd(cl
本発明合金(1195%Pt−2%Pd−0,3%Ru
−0、5% F e −1,,5%N i −1,7%
C。
td+ 同 上+2190%P t−2%Pd−
1%Ru −2%Fe−5%C。
1%Ru −2%Fe−5%C。
(el 同 上(3185%Pt−4%Pd−2
%Ru −6%Ni−3チNi げ)同 上(4)85%PL−5%Pd−2%Ru
−8%Ni +g) 同 上(51851Pt−4%Pd−3
%Ru−3% F e −2%N i −3% C。
%Ru −6%Ni−3チNi げ)同 上(4)85%PL−5%Pd−2%Ru
−8%Ni +g) 同 上(51851Pt−4%Pd−3
%Ru−3% F e −2%N i −3% C。
thl 同 上(6+85%Pt−8%P d
−4% Ru −1%F e −2% N i 上記鋳塊を、熱間鍛造と切削加工後、圧延と熱処理を繰
り返しながら厚さ0.8 mmまで圧延し、これを幅5
箪、長さ100mmに切断して測定用試料とし、これら
につき特性を夫々測定したのが、下表である。
−4% Ru −1%F e −2% N i 上記鋳塊を、熱間鍛造と切削加工後、圧延と熱処理を繰
り返しながら厚さ0.8 mmまで圧延し、これを幅5
箪、長さ100mmに切断して測定用試料とし、これら
につき特性を夫々測定したのが、下表である。
上表・によって明らかな通り、tc+〜thlの試料合
金は、fat tblの従来合金に比し、硬さと引張り
強さが格段に大きくなっており、切削性も優れたもので
あることが確認された。
金は、fat tblの従来合金に比し、硬さと引張り
強さが格段に大きくなっており、切削性も優れたもので
あることが確認された。
本発明は前記のように構成され、上記実施例の如く具現
できるものであるから、従来例に比し切削性が改善され
、この結果ダイヤカット面も反射特性の憂れたものとな
り、かつ光沢も長期にわたり保有でき、硬さ、強度も大
であることから、バネ部分などにも使用でき、また不本
意な傷もつきに4いものとなり、宝石の脱落事故につい
てもよい結果を得ることができる。
できるものであるから、従来例に比し切削性が改善され
、この結果ダイヤカット面も反射特性の憂れたものとな
り、かつ光沢も長期にわたり保有でき、硬さ、強度も大
であることから、バネ部分などにも使用でき、また不本
意な傷もつきに4いものとなり、宝石の脱落事故につい
てもよい結果を得ることができる。
Claims (1)
- Pt−Pd合金に、Ruが重量比で0.1〜0.5%と
、Fe、Ni、Coの内から選択された単数または複数
の元素が、重量比で2〜15%添加されていることを特
徴とする宝飾品用白金合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19821184A JPS6176633A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 宝飾品用白金系合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19821184A JPS6176633A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 宝飾品用白金系合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176633A true JPS6176633A (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=16387334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19821184A Pending JPS6176633A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 宝飾品用白金系合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6176633A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243332A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-13 | Tokuriki Honten Co Ltd | 装飾用白金合金 |
JPH02221340A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-04 | Ishifuku Kinzoku Kogyo Kk | 装飾用高白金品位白金合金 |
EP1254964A1 (de) * | 2001-05-03 | 2002-11-06 | W.C. Heraeus GmbH & Co. KG | Platin-Eisen-Legierung, besonders für Schmuck |
JP2003321719A (ja) * | 2002-04-30 | 2003-11-14 | Furuya Kinzoku:Kk | 装飾品用白金合金 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP19821184A patent/JPS6176633A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243332A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-13 | Tokuriki Honten Co Ltd | 装飾用白金合金 |
JPH02221340A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-04 | Ishifuku Kinzoku Kogyo Kk | 装飾用高白金品位白金合金 |
EP1254964A1 (de) * | 2001-05-03 | 2002-11-06 | W.C. Heraeus GmbH & Co. KG | Platin-Eisen-Legierung, besonders für Schmuck |
DE10121598A1 (de) * | 2001-05-03 | 2003-01-23 | Heraeus Gmbh W C | Platin-Eisen-Legierung, besonders für Schmuck |
JP2003321719A (ja) * | 2002-04-30 | 2003-11-14 | Furuya Kinzoku:Kk | 装飾品用白金合金 |
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