JPH02221340A - 装飾用高白金品位白金合金 - Google Patents
装飾用高白金品位白金合金Info
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- JPH02221340A JPH02221340A JP3924889A JP3924889A JPH02221340A JP H02221340 A JPH02221340 A JP H02221340A JP 3924889 A JP3924889 A JP 3924889A JP 3924889 A JP3924889 A JP 3924889A JP H02221340 A JPH02221340 A JP H02221340A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
開示技術はネックレス、ネクタイピン等のvtvi用材
料に供する装飾同高白金材料の技術分野に属する。
料に供する装飾同高白金材料の技術分野に属する。
〈要旨の概要〉
而して、この出願の発明は白金に他の金属を添加して成
り、ネックレス、ネクタイピン等の装飾用高白金品位白
金合金に関する発明であり、特に、重量比で白金二90
超〜9B、 95%、パラジウム:1〜5%未満、及び
、ニッケル:O,OS〜5%未満から成る装飾用高白金
品位白金合金に係る発明である。及び、白金に他の金属
を添加して成る装飾用高白金品位白金合金に関する発明
であり、特に、重量比で白金:90超〜98.95%、
パラジウム:1〜5%未満及びニッケル:0.05〜5
%未満から成る合金に、コバルト:0.05〜5%未満
、ルテニウム:0.05〜5%未満の重量比元素を少く
とも一種添加して成る装飾用高白金品位白金合金に係る
発明である。
り、ネックレス、ネクタイピン等の装飾用高白金品位白
金合金に関する発明であり、特に、重量比で白金二90
超〜9B、 95%、パラジウム:1〜5%未満、及び
、ニッケル:O,OS〜5%未満から成る装飾用高白金
品位白金合金に係る発明である。及び、白金に他の金属
を添加して成る装飾用高白金品位白金合金に関する発明
であり、特に、重量比で白金:90超〜98.95%、
パラジウム:1〜5%未満及びニッケル:0.05〜5
%未満から成る合金に、コバルト:0.05〜5%未満
、ルテニウム:0.05〜5%未満の重量比元素を少く
とも一種添加して成る装飾用高白金品位白金合金に係る
発明である。
〈従来技術〉
周知の如く、指輪、ネックレス、ネクタイピン等の装飾
品においては、貴金属の金、銀、白金、又、それらを基
合金とする合金材料が広く使用ざれており、その選択に
は審美的特性や加工上のメリット、使用条件の良さ、コ
スト面のメリット等からざまざまに勘案されて使用選定
がなされている。
品においては、貴金属の金、銀、白金、又、それらを基
合金とする合金材料が広く使用ざれており、その選択に
は審美的特性や加工上のメリット、使用条件の良さ、コ
スト面のメリット等からざまざまに勘案されて使用選定
がなされている。
而して、このうち白金合金は、上記種々の点で比較的総
合的に優れている点から高価であるにもかかわらず、広
く用いられ、例えば、所謂高白金品位白金合金として白
金95重最パーセントー銅5重量パーセントの白金−銅
系合金等が用いられている。
合的に優れている点から高価であるにもかかわらず、広
く用いられ、例えば、所謂高白金品位白金合金として白
金95重最パーセントー銅5重量パーセントの白金−銅
系合金等が用いられている。
〈発明が解決しようとする課題〉
ざりながら、通常用いられてきた核種白金95重量パー
セントー銅5重醋パーセントの白金−銅系合金は、銅の
添加により、硬さ向上は図られるものの、酸化による変
化が発生し、又酸化物の巻き込みによる鋳造物の割れ等
を生ずるトラブルが発生し、研磨工程中で発生する屑の
再溶融が烈しい等の難点があり、特殊な条件の限られた
態様にしか用いられず、汎用性に欠ける欠点があった。
セントー銅5重醋パーセントの白金−銅系合金は、銅の
添加により、硬さ向上は図られるものの、酸化による変
化が発生し、又酸化物の巻き込みによる鋳造物の割れ等
を生ずるトラブルが発生し、研磨工程中で発生する屑の
再溶融が烈しい等の難点があり、特殊な条件の限られた
態様にしか用いられず、汎用性に欠ける欠点があった。
〈発明の目的〉
この出願の発明の目的は、上述従来技術に基づく装飾用
材料としての白金−銅系白金合金の材料特性の問題点を
解決すべき技術的課題とし、本来装飾用高白金品位白金
合金の有する利点を充分生かし、製品使用時の心理的満
足感を損なうことなく、色調、加工性共に良好であるよ
うにして装飾産業における素材技術利用分野に益する優
れた装飾用高白金品位白金合金を提供せんとするもので
ある。
材料としての白金−銅系白金合金の材料特性の問題点を
解決すべき技術的課題とし、本来装飾用高白金品位白金
合金の有する利点を充分生かし、製品使用時の心理的満
足感を損なうことなく、色調、加工性共に良好であるよ
うにして装飾産業における素材技術利用分野に益する優
れた装飾用高白金品位白金合金を提供せんとするもので
ある。
く課題を解決するための手段・作用〉
上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出
願の発明の構成は、前述課題を解決するために前述特許
請求の範囲元素配合により色調、金属光沢は勿論、加工
性、鋳造性にも優れた材料特性を具備すると共にvI造
物の表面硬さ、靭性、バネ性等の機械的、物理的特性を
有する装飾用高白金品位白金合金であるようにした技術
的手段を講じたものである。
願の発明の構成は、前述課題を解決するために前述特許
請求の範囲元素配合により色調、金属光沢は勿論、加工
性、鋳造性にも優れた材料特性を具備すると共にvI造
物の表面硬さ、靭性、バネ性等の機械的、物理的特性を
有する装飾用高白金品位白金合金であるようにした技術
的手段を講じたものである。
〈発明の背景〉
而して、白金90%超の高白金品位白金合金のこの出願
の発明において、パラジウム1〜5%未満の添加量につ
いては、1%未満では鋳造性が悪化し、5%以上では高
白金品位合金としての色調を阻害するために実験データ
に基づいて1〜5%未満とした。
の発明において、パラジウム1〜5%未満の添加量につ
いては、1%未満では鋳造性が悪化し、5%以上では高
白金品位合金としての色調を阻害するために実験データ
に基づいて1〜5%未満とした。
又、ニッケルの添加量については色調をひきたたせ、硬
さ向上につながると共に鋳造性の改善に与かり、0.0
5%未満ではその効果は認められず、5%以上では色調
が悪化するために同じく実験に基づいて0.05〜5%
未満を最適範囲としたものである。
さ向上につながると共に鋳造性の改善に与かり、0.0
5%未満ではその効果は認められず、5%以上では色調
が悪化するために同じく実験に基づいて0.05〜5%
未満を最適範囲としたものである。
そして、コバルト、ルテニウムの添加量としては、各0
.05〜5%未満の添加範囲としたのは、5%以上の添
加では硬さが非常に高くなり、研磨作業が難しく、加工
性が劣化し、又、0.05%未満では硬さ向上に関与し
得ず、そのため、それぞれ当該範囲を最適としたもので
ある。
.05〜5%未満の添加範囲としたのは、5%以上の添
加では硬さが非常に高くなり、研磨作業が難しく、加工
性が劣化し、又、0.05%未満では硬さ向上に関与し
得ず、そのため、それぞれ当該範囲を最適としたもので
ある。
〈実施例〉
次に、この出願の発明の実施例を従来白金合金の態様と
対比して表示すれば数表の通りである。
対比して表示すれば数表の通りである。
装飾用白金合金成分及びその特性表
焼鈍(1000℃x30sin水中急冷)尚、表中の数
値は全て重量%を示すものであり、各試料共起合量は5
001;lとし、内径φ301Il111のマグネジす
るつぼを用い、通常の高周波炉にて溶融し、溶融後得ら
れたインゴットを鋳造し、セーバー切除、溝ロールを行
ない角6mmの棒として用いたものである。
値は全て重量%を示すものであり、各試料共起合量は5
001;lとし、内径φ301Il111のマグネジす
るつぼを用い、通常の高周波炉にて溶融し、溶融後得ら
れたインゴットを鋳造し、セーバー切除、溝ロールを行
ない角6mmの棒として用いたものである。
而して、上記各試料について素材試験を行なった結果は
次の通りである。
次の通りである。
(第1試験)
上記表の各試料を150g宛採取し、そのうち各50g
づつとり、焼鈍処理を行ない、その後φ0.5mmまで
強加工を行ない、その間断線するか否かの試験を行なっ
たが、いづれも良好に加工出来、素材からの線、板への
加工性の良さがこの出願の発明試料においては公知の従
来合金試料に劣らず優れていることが判明した。
づつとり、焼鈍処理を行ない、その後φ0.5mmまで
強加工を行ない、その間断線するか否かの試験を行なっ
たが、いづれも良好に加工出来、素材からの線、板への
加工性の良さがこの出願の発明試料においては公知の従
来合金試料に劣らず優れていることが判明した。
(第2試験)
而して、上記各試料の一部試験については残部を80g
に断裁し、周知の高周波溶解方式遠心鋳造機を用いて角
型付指輪(1チヤ一ジ10個)立爪指輪(1チヤ一ジ1
0個)に鋳造し作製した。
に断裁し、周知の高周波溶解方式遠心鋳造機を用いて角
型付指輪(1チヤ一ジ10個)立爪指輪(1チヤ一ジ1
0個)に鋳造し作製した。
そして、上記各加工工程で前記指輪に鋳造したものは冷
却後型から外した後、ヤスリ掛け、ヘラ掛け、パフ研磨
等の一連の研磨工程を行って仕上げ作業を行った。
却後型から外した後、ヤスリ掛け、ヘラ掛け、パフ研磨
等の一連の研磨工程を行って仕上げ作業を行った。
この間、各作業プロセスにおいて、作業性の難易度は勿
論、仕上げ面の色調、金属光沢、仕上げ表面の硬さ、横
断面の鋳巣状p観察、検鏡を行った結果、試料番号13
の公知従来の白金合金に比し各この出願の発明の実施例
は作業性に劣るところがなく、仕上げ面の色調、金属光
沢、においてはるかに優れていることが分った。
論、仕上げ面の色調、金属光沢、仕上げ表面の硬さ、横
断面の鋳巣状p観察、検鏡を行った結果、試料番号13
の公知従来の白金合金に比し各この出願の発明の実施例
は作業性に劣るところがなく、仕上げ面の色調、金属光
沢、においてはるかに優れていることが分った。
そして、上記各指輪試料の仕上表面硬さ試験をビッカー
ス硬さ試験法に基づいて行った結果は前表の機械的特性
データの通りである。
ス硬さ試験法に基づいて行った結果は前表の機械的特性
データの通りである。
(第3試験)
前記表に示す成分組成の実施例NO,1〜12の各試料
の装飾品円高白金品位白金合金及び従来例のNO,13
の装飾用高白金品位白金合金の硬さ、引張強ざ、及び伸
びについて焼鈍後と50%加工後の材料を測定した。
の装飾品円高白金品位白金合金及び従来例のNO,13
の装飾用高白金品位白金合金の硬さ、引張強ざ、及び伸
びについて焼鈍後と50%加工後の材料を測定した。
〈発明の効果〉
以上、この出願の発明によれば、高白金品位の白金90
%超に対し、パラジウム1〜5%未満、及び、ニッケル
O,OS〜5%未満、更にはコバルト、ルテニウムそれ
ぞれ0.05〜5%未満の範囲で少なくとも一種を添加
した合金としたことにより、基本的に装飾用合金として
不可避的に求められる加工性、鋳造性の良さが、従来公
知の白金95@量パーセント−銅5重量パーセントの白
金−銅合金に劣らず、したがって、各種の装飾品加工に
供される効果が奏され、更に色調、光沢にも秀でるため
に、ネクタイピン、カフスボタン、指輪等の常用身飾品
にも充分用いられ、しかも、酸化による変色を発生しな
いために経時的な装飾機能の低下の慮もない優れた効果
が奏される。
%超に対し、パラジウム1〜5%未満、及び、ニッケル
O,OS〜5%未満、更にはコバルト、ルテニウムそれ
ぞれ0.05〜5%未満の範囲で少なくとも一種を添加
した合金としたことにより、基本的に装飾用合金として
不可避的に求められる加工性、鋳造性の良さが、従来公
知の白金95@量パーセント−銅5重量パーセントの白
金−銅合金に劣らず、したがって、各種の装飾品加工に
供される効果が奏され、更に色調、光沢にも秀でるため
に、ネクタイピン、カフスボタン、指輪等の常用身飾品
にも充分用いられ、しかも、酸化による変色を発生しな
いために経時的な装飾機能の低下の慮もない優れた効果
が奏される。
又、酸化物の巻込みがなくなるために、鋳造割れも良く
なることから鋳造性も向上し、その点からの加工トラプ
ルが防止されるメリットもある。
なることから鋳造性も向上し、その点からの加工トラプ
ルが防止されるメリットもある。
更に又、表面硬さについては、当該請求範囲記載の構成
にしたことにより、高白金品位白金合金であるにもかか
わらず、指輪等の宝石類の止め加工装飾品においても、
止め爪等が曲がったり折れたすせず、本来の機能を果す
ことが出来る等の効果も奏される。
にしたことにより、高白金品位白金合金であるにもかか
わらず、指輪等の宝石類の止め加工装飾品においても、
止め爪等が曲がったり折れたすせず、本来の機能を果す
ことが出来る等の効果も奏される。
Claims (2)
- (1)白金に他の金属を添加して成る装飾用高白金品位
白金合金において、重量比で白金:90超〜98.95
%、パラジウム:1〜5%未満及びニッケル:0.05
〜5%未満から成ることを特徴とする装飾用高白金品位
白金合金。 - (2)白金に他の金属を添加して成る装飾用高白金品位
白金合金において、重量比で白金:90超〜98.95
%、パラジウム:1〜5%未満及びニッケル:0.05
〜5%未満から成る合金に、コバルト:0.05〜5%
未満、ルテニウム:0.05〜5%未満の重量比元素を
少くとも一種添加して成ることを特徴とする装飾用高白
金品位白金合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3924889A JPH02221340A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 装飾用高白金品位白金合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3924889A JPH02221340A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 装飾用高白金品位白金合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02221340A true JPH02221340A (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=12547831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3924889A Pending JPH02221340A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 装飾用高白金品位白金合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02221340A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56156729A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-03 | Ishifuku Kinzoku Kogyo Kk | Platinum alloy for decoration |
JPS6176633A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-19 | Tokuriki Honten Co Ltd | 宝飾品用白金系合金 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP3924889A patent/JPH02221340A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56156729A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-03 | Ishifuku Kinzoku Kogyo Kk | Platinum alloy for decoration |
JPS6176633A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-19 | Tokuriki Honten Co Ltd | 宝飾品用白金系合金 |
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