JPS6176566A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPS6176566A
JPS6176566A JP59198883A JP19888384A JPS6176566A JP S6176566 A JPS6176566 A JP S6176566A JP 59198883 A JP59198883 A JP 59198883A JP 19888384 A JP19888384 A JP 19888384A JP S6176566 A JPS6176566 A JP S6176566A
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JP
Japan
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weight
parts
paint
metakaolin
mountain
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JP59198883A
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Inventor
Masahiro Sugiura
杉浦 正洽
Koji Sakano
幸次 坂野
Ryusuke Tsuji
龍介 辻
Hiroaki Hayashi
宏明 林
Mitsumasa Horii
満正 堀井
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車 建材 屋外構造物等の防食性4月、
特に堪性の多い環境下での防食に優れた塗料に関する。
(1夾の彷!・寸及び間司点) 自動車圭両・パーツ類、化学装置、建材関係、屋外構直
物、農−を機械、電気器具等の塗装には美観のみならず
防食性能が要求される。
近年省資源化の必要性が高まるにつれ防食等により、よ
り長期間性梯の低下しない塗装物が望まれてきている。
また塗装物の使用環境は多様化し 腐食の進みやすい過
酷な環境下で使われる場合か増えており、この意味でも
防食性能の要求が一轡強くなっている。
例えば凍結防止剤C1P4化カルシウムや岩塩)がまか
れた道路を走行する自動車は常に川水等と接触する。ま
た、71i岸地域にある建築物のアルミサンシゆバルコ
ニー等の塗装品は海水を含んだ風雨にさらされている。
この様に塗装物は腐食しゃ十い過酷な環境下に置かれる
ことが多い。
塗装物の性能を低下させる腐食の代表的な型と1、ては
、塗装物に傷があるとその部分の基材が溶出l−始め、
同時に傷口に接する塗膜と基材間の亮着力が低下し始め
、経時的に塗膜が傷口から外にTi+lっではがれる現
象がある。また次に示す腐食もある。傷が無くても塗膜
が水に接触した場合水中のNa  イオンまたはC立−
イオンが塗膜を透過して基材に達すると基材表面ではア
ノード部と対iTi極のカソード部が生じる。その結果
局部的に電位差が生じ基材が溶出し、基材が腐食する。
そして塗膜と基材間の密着力が低下し、経時的にその部
分で塗膜が基材から離れ、浮きあがる。そのすき間に水
か蓄積してふぐれが生じる。やがては塗■・λが破れ錆
汁と呼ばれる水溶液が流れ出し著しく美観が損なわれる
ばかりか塗装品の寿命が短かくなってしまう。
この様な腐食を防止するため従来多くの研究者か努力し
、これまでにいくつかの技術が提供されてきた。以下に
その主要なものについて述べる。
腐食を防上するためには塗料を重ね塗り等によって塗装
膜を厚くする等の方法が実施されている。しかし、塗装
工程が増えたり、塗料の使用量が増加するなどの欠点が
あった。また、腐食を防上するために、基材と塗膜の密
着力を向上させることに着目し、特開昭50−1391
29号、特開昭52−151323号に開示しである様
に基材と塗膜の界面にキレート結合を形成する化合物を
導入する方法、または特開昭53−113835号に開
示しである様に基材と塗膜の界面にカップリング剤を介
在させる方法が実施されている。しかしながら、キレー
ト化やカンプリング化が出来る樹脂には選択性があり、
塗料用樹脂材料の選択が制約される欠点があった。
また、腐食を防とするためにさび止め顔料を塗料中に含
有せしめる方法が実施されている。なかでもジンククロ
メートなどのクロム酸塩顔料が圧倒的に多い、これらの
顔料は水分と接触するとクロム酸イオンを溶出17、そ
の強い酸化作用によって金属面を不(動態化し、腐食防
止の作用を発揮するものである。しかしながら重金属を
含む化合物は毒性を有し、安全性に欠ける。
(未発明の課題) 本発明はこの様な問題点を解決し海水を含んだ風雨にさ
らされたり、高温多湿下に置かれる様な腐食の発生しや
すい環境下においても腐食に対して抑制効果があり、温
水にさらされてもはく離を生じない塗装膜を形成できる
塗料、しかも毒性の無い添加剤を用い公害性の低い塗料
を提供することを目的とする。。
(問題を解決するための手段及び作用)本発明は塗料用
樹脂を主成分とする塗料であって1塗料用樹脂100重
量部に対して酸化マグネシウムを被覆したメタカオリン
0.5〜50重量部と山皮0,5〜30重量部とを含有
することを特徴とする防腐食塗料である。
カオリン群粘土鉱物は、該鉱物の主成分がAn)S i
205  (OH:14 * nH70(nH2Oは層
間水であり1通常n=o又は1以上の整数)の組成を有
する。具体的には、n=oの物質として、カオリナイト
(Kaolinite)、ディツカイト(Dickit
e) 、ナクライト(Nacrite) 、  メタハ
ロイサイト(Metahalloysite)等があり
、n=1以上の物質即ち層間水を持つ物質としてハロイ
サイト(Halloysite)等がある。
該カオリン群粘土鉱物の形状は一定でなく、例えば、カ
オリナイト、ディツカイト、ナクライトは六角板状であ
るのに対し、メタハロイサイト、ハロイサイトは管状ま
たは円筒或いは球状であろう 該カオリン群粘土鉱物は、通称、カオリンと呼ばれ、日
常的には、「カオリン」の前に産地の名称を冠して、韓
国産カオリン、ジヨウシアカオリン、ニューシーラント
カオリン、金剛カオリン、伊那カオリン等と呼ばれてい
る。
本発明のメタカオリンは、上記カオリン群粘土鉱物を加
熱したとき、該鉱物が変成して生成する非晶質物質で、
該鉱物の構造を残しているが、もはやそれ自身多量の水
を吸収拳吸着しても元に戻らない性質を有している。
本発明の熱処理は、カメリン群粘土鉱物を一定時間加熱
して未発明のメタカオリンを得る工程である。カオリン
群粘土鉱物の熱処理温度は600〜900℃の温度範囲
内で加熱時間は1・5分以上であることが好ましい。こ
の温度範囲内で加熱すると、1悦水してメタカオリンに
変成する。ここで 該執処理1!、A度が900°Cを
越えた場合には。
該メタカオリンは再び結晶化して他の物質に変化してし
まい、また、600℃未満の場合には、メタカオリンに
変成されないので共に好ましくない。」ユニ熱処理時間
は、熱処理温度によって一種にノ上【らないが、大概数
分乃至5,6時間である。
熱処理温度が高い程、熱処理時間は短かくてよい、この
熱処理の雰囲気は、空気又は不活性ガスであることか好
ましい。
本発明の4料に使用するためには、このメタカオリンは
酸化マグネシウム被覆されていることが必要である。礎
って、実際の工程としてはまず。
カオリナイト、ハロイサイト、メタハロイサイト等のカ
オリンの一種又は二種以上の!昆合物を主成分とする粘
土鉱物の表面に水溶性マグネシウム化合物を被覆する。
被Nの方法としては、酢酸マグヌンウム、硝酸マグネシ
ウム、ハロゲン化マグネシウ1、等の水溶性マグネシウ
ム化合物の水溶液中にカオリンを分散させる方法が簡単
で実用的である。その後、600乃至9’OO″Cの温
度で前述のha%処理を行なえば、カオリンがメタカオ
リンに変ると同時にマグネシウムも酸化されて酸化マグ
ネシウムで被覆されたメタカオリン(以下Mg−メタカ
オリンという)を得ることができる。Mg−メタカオリ
ンは非晶質の粉末で、その粒径は。
100−0.1pm程度のものが好ましい。
この様に調整されたMg−メタカオリンは塗料に配合さ
れた時、lハ水中のイオンを塗装■9中に捕獲すること
ができ、ふくれ等の腐食発生を効果的に抑制する効果が
ある。
本発明の防腐食塗料は上記塗料用樹脂とMg−メタカオ
リンとを必須成分として含有する混合物である。適切な
Mg−メタカオリンの混合量は塗製′↓用樹脂100重
量部に対して0.5〜50重量部でありこの範囲で腐食
抑制効果を生じる。より良好な防腐食効果を得るために
は3〜20重量部の範囲が望ましい。Mg−メタカオリ
ンの量が0.5重4部未満の場合には腐食抑制の効果が
現われず、また50重量部を越えると塗装膜の美観が低
下するとともに塗装膜の柔軟性が低下し、硬さは増すが
もろさも増加するので好ましくない。
次に山皮につき説明する。
山皮は、通称でマウンテンコルク(MountainC
ark) 、マウンテンレザー(Mountain 1
eather)、マウンテンウッド(Mountain
 wood)等とも呼ばれるもので、含水珪酸マグネシ
ウムを主成分とするものである。なお、マグネシウムの
一部はアルミニウム、鉄等に置換されている場合もある
具体的には、セピオライト(Sepiolite) 、
 アタパルジャイト(Attapulgite) 、パ
リゴルスカイト(Palygorskite)あるいは
海泡石(Meerschaum)等がある。
該物質は、−辺が0.01〜0.1牌mの四辺形断面を
有する長繊維の集合体で、該集合体内にはii#jの長
さ方向に多数の孔を有している。また、該繊維は、その
表面に反応性に富む水#甚を有しており、該物質は、そ
れ自身多丑の木を吸収、吸着する性質を持つ。
未発明にかかる塗料組成物に含有せしめる山皮)−Mc
r−メ々六十1し7箇lf斗 玲す・口R虎膓1 凸n
重量部に対してそれぞれ0.5〜30重量部と0.5〜
50重量部の範囲内にあって 両者の合計量は3〜55
重量部の範囲内であることが望ましい、特に山皮を1〜
20東量部、Mg−メタカオリンを1〜35重量部とし
た場合には、両者の効果が最も高くなるので好ましい。
山皮の配合量は0.5重量部以上で多少の防食性、優れ
た耐水性の効果を示し、塗装膜のはく雌を防止するが、
30玉l、部を越えると、得られる塗装膜の柔軟性が低
下し、もろくなる。
一方lMg−メタカオリンの配合量も0.5上置部以上
で、防食性の効果を示すが、該配合量が50重量部を越
えると塗料の安定性壱得られる塗装膜の光沢が得られな
い等、美観に悪影響が現われるつ 山皮とMg−メタカオリンの合計量が55重量部をこえ
ることも同じ意味で好ましくないが、使用目的や条件に
よっては許される。
本発明にかかる防腐食塗料は上記塗料用樹脂の中にMg
−メタカオリンと山皮の粉末が適当に分散して[、!、
I化している状態が良く、溶剤を加えることによって適
度の粘性を持たせて塗装しやすくした状態でもよい。さ
らには該塗料に着色せしめるためのf!BH、樹脂防腐
剤、消泡剤、レベリング剤、硬化イ足d剤、ムf・塑剤
を適14加えてあってもよい。
本発明にかかる防腐食塗料が塗装品の表面に塗装膜とし
て形成されたときふくれ等の塗装膜ハクリの原因となる
基材の腐食を防1卜する効果を発揮する現象は定かでは
ないか次の様に考えられる。
塗装膜の表面からNa+等の腐食性イオンが内部へ侵入
しても塗装置り中にあるMg−メタカオリンがNa  
をI[vり込み、Na  が基材まで到達しないためと
考えられる。また塗装膜に傷が有る場合にはこの偏部が
腐食電池の7ノートとなり偏部の園囲の塗装+1Q下が
カソードとなる。この場合Na  がカソードに存在す
るとカソードで生成されるOH−が次々とNa  によ
って中和され基材の腐食か進行するつここにMg−メタ
カオリンが存在することによりNa  が該Mg−,ノ
ー。オリンに取り込まれ腐食が抑制されるものと考えら
れるつ 以上のMg−メタカオリンの効果は山皮にも多少はある
が、Mg−メタカオリンはと゛ではない。
しかし、山皮は耐水性を向上させる効果が強い、ので焼
成山皮と併用するとすぐれた塗料が得られる。
本発明の塗装用樹脂は従来の塗装に用いられている塗料
に使用されているもので、iIQ状に形成されやすく、
しかも山皮やMg〜メタカオリンとよく混合し、適度に
分散し得る物であればよい。
ル体的に例示すれば、アルギト樹脂、アミノアルキド゛
樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性
樹脂、ナイロン樹脂、塩化ビニール等の熱可塑性樹脂、
スチレンブタジェン引明、ニトリルブタンエン樹脂等の
ラテックス系樹1旨、アルキッド樹IIM、エポキシ樹
l旨、アルキント変性メラミン樹脂等の水系樹脂、アマ
ニ油等の油性樹脂、さらにはニトロセルローズがある。
、を発明の防腐食塗料の調整方法は次の様である8先ず
一般に使用されている有機系塗料を用意する。該有機系
塗料は塗料用樹脂のほかに顔料と添加剤、さらに塗装作
業に適当な粘度になる様に溶剤を含んでいるものがよい
一方粉末状にした山皮とMg−メタカオリンを所定の量
用意し、上記有機系塗料と混合する。このとき混合方法
にはボールミル、サンドグラインダー ロールミル等が
ある。山皮とMg−メタカオリンがイfL9系塗料の中
に十分分散するまで混合することが必要である。該混合
によって 山皮を樹脂と接触する状態のもとで繊維状態
にするのかよい。繊維状態の山皮は径0.002〜0.
1μm程度で、長さが0.1〜数用m程度のものであり
、樹脂由に不定形三次元方向に、しかも均一に分散する
。またQ、i+用樹脂を基低し、上記のように山皮lM
g−メタカオリンを加え、分散してから顔料等を加える
ことでもよい。
山1夕は通常は鴇山から採掘したものをタラッシセー等
曲常の方法によってそのまま粉砕して作られるが1通常
の粉砕では、0.5〜200u、mの粒子である・ 山(支)お求びMg−メタカオリンの分散状態は塗装膜
の防食性、#水性を左右するので繊維状の山皮、Mg−
メタカオリンは凝集しないよう均一に分散することが重
要である。
山皮およびMg−メタカオリンの分散をより均一にする
ためには、山皮とMg−メタカオリンの含計重篭の5〜
10倍j」の溶剤をさらに加えるのがよい。
このようにして得られた塗料を鉄板等で構成された基材
上に、はけ塗り、スプレーカンによる吹付は等の方法に
より塗付後乾燥して、基材の表面に塗装膜を形成させる
1J塗装膜は塩水等に長期間さらされても塩水中の陽イ
オンが基材にまで到達しにくいので錆等の腐食によるふ
くれ等が起りにくい(#食性)。さらに該塗装膜は長時
間約40℃の温水にさらされても水分が塗装膜を通過し
に<〈、シかも塗装膜中に均一に分散した繊維状山皮に
よって抽伸されているので塗装膜のはがれや割れが起こ
りにくい(耐水性)。
実施例1 10込のビーカー巾で市販の酢酸マグネシウム(半井化
学薬品株式会社製)1.43kgを72の居留水に溶解
したニューシーラント&(7)カオリン粉末(主成分・
メタハロイサイト)2.3kgを加え、ビーカーを95
°Cの温水に浸し、混合液をプロペラ攪拌しながら、水
分を法発させ、酢酸マグネシウムを被覆したカオリン粉
末(以下ht g−カオリン粉末という)を得た。該M
g−カオリン粉末を乳鉢で粉砕後、300メンシユのフ
ルイを頭して、分級した。
300メンシユのフルレイを通過したMg−カオリン粉
末を600〜900℃において100℃間隔の各温度で
ルツホ型ニクロム炉により2時間焼成し本発明のMg−
メタカオリンを得た。次に重板ノ水性エポキシン変性ア
ルキント樹脂100重隣部に対しカーボンブラ・ツク1
0重量部、亜塩華7重量部、#、NIカルシウム3重量
部、ブチルセロソルブ100重量部をサンドグラインダ
ーの容器に所定量仕込み2500回転/分で2時間分散
させた後、上記のMg−メタカオリンを1〜40重量部
の範囲で所定重量部、100メツンユのフルイを通過し
たトルコ原産山皮(主成分セピオライト)を0〜35重
量部の範囲で所定重量部、ブチルセロソルブ30重量部
を加え、再度サンドグラインダーにより2500回転/
分で3時間分散し、本発明の水性塗料を調整した。この
配合組成を第1表に示す。
更に各々の塗料をスプレーガン塗装に適した粘度に調整
するため、水とプチルセロセルブ(1+1)で希釈した
後あらかじめT−320シンナお丈び石油ベンジンで脱
脂した5枚ずつのS PCC@鋼板(70X150X0
.8tmm)に乾燥塗膜で約20LLmの厚さになる様
に各塗料を塗装した。塗装後これらの軟硬板は110℃
で20分間保持の焼付けによって塗装膜を形成した。
これら各5枚組の塗装軟鋼板のうち3枚の塗装膜にカッ
ターナイフで基材に達する迄、切り傷を付け、J I 
S−に5400に準拠した塩水噴霧試験法による防腐食
性の試験を行った。他の2枚は耐水性試験法による耐水
密着試験を実施した。
尚、防腐食性の評価は切り偏部からのフクレ巾が6mm
となる迄の時間(SS時間と称す)で、一方の1耐水密
着性は1mmピッチのゴバン目試験によりハガレが生ず
る迄の時間(#水時間と称す)で評価した。   “ 結果を第2表に示す。
表中のOおよびX印について、O印は耐水性および耐食
性が向Fしたものであり、一方のX印は耐水性および耐
食性の向上が認められなかったものである。尚、耐水性
は山皮およびMg−メタカオリンを全ぐ含まない塗装膜
の耐水時間(96時間)を基準とし、一方の耐食性につ
いては山皮を含有した塗料において各々の山皮配合量の
時に示したSS時間を基準とした。
また、山皮とMg−メタカオリンを含まない塗装置・■
のSS時間は80時間であった。
第1表 第2表 実施例2 水希釈性アマニ油100重量部に対してルチル型酸化チ
タン40重量部、炭酸カルシラ6フ0重湯部、亜鉛華2
0′i1!量部、ナフテン酸コバルト(コノ<ルト含墨
6%)2.2重量部、さらに実施例1と同じMg−メタ
カオリンを1〜45重量部の範囲における所定重量部、
100メツシユの篩をd晒した山皮をO〜35重贋部の
範囲の所定重量部をサンドグラインダ容器に所定量を仕
込み2500rpmで4時間分散し、アマニ油樹脂を主
成分とする未発明の塗料を調整した。この時の組成を第
3表に示す。次にあらかじめ石油ベンジンで脱脂した5
pcct*鋼板(7X150XO,8tmm)5枚ずつ
に乾燥塗膜で約35牌mの厚さになる様に上記各塗料を
バーコーターにより塗装し゛た。塗装後の軟鋼板を12
0°Cで20分間保持し乾燥塗装膜を形成した。
つぎにこれら各5枚のうちの3枚の塗装板表面の塗装膜
にカッターナイフで基材に達する切り傷をつけ、JIS
・に5400に準拠I7た基本噴霧試験法による耐腐食
性の試験を行ない、残り2枚を耐水性試験法による耐水
密着性の試験に供し。
試験評価した。
これらの試験の評価方法は実施例1と同じである。結果
を第4表に示す。
なお、山皮とMg−メタカオリンを含まない塗装膜の耐
水時間は72時間、SS時間は48時間であった・ 第3表 第4表 実施例3 重数の熱硬化型アクリル塗料樹脂(三井東圧化学製、商
品名:アルマチ・リクス、782−5)100重量部に
対して実施例1で使用したものと同じMg−メタカオリ
ン1〜45重量部の範囲の所定七訃部と300メツシユ
パスした山皮粉末を0〜35重帛部の範囲の所定重量部
、Mg・−メタカオリンと山皮粉末を合わせた量の5〜
10倍量のキシレンを主成分とするシンナーを加えて乳
化機で分散した後さらに、上記アクリル塗料樹脂100
重量部とルチル型酸化チタン30重量部を加えボールミ
ルで24時間混合拳分散してアクリル塗料を調整した。
この時の配合組成を第5表に示す。
第5表 さらに上記塗料をシンナーで薄め、スプレーガンによる
塗装に適した粘度に調整したのち、あらかじめ石油ベン
ジンで脱脂した5PCC軟鋼板(7X150X0.8t
mm)に乾燥m膜で約30g、mの厚さになるように上
記塗料を各試験番 ′号につき5枚塗装した。塗装後こ
れらの軟鋼板を160℃、20分間保持の焼付けにより
、塗装膜を形成した。
次にこれらの各塗装板5枚のうちの3枚の軟鋼板表面の
塗装膜と耐腐食性試験に用い、他の2枚を耐水性試験に
供し、実施例1と同じ方法で試験を実施し各々評価した
結果を第6表に示す。
なお、山(支)でMg−メタカオリンを含まない塗装膜
の耐水時間は240時間、SS時間は190時間であっ
た・ 第  6  表 実施例4 ニトロセルロース(大平化学製品株式会社製)80重廣
部、非酸化形アルキッド樹脂(大日木インキ化学工業株
式会社製、べ・・2コン゛−Jし1308)20重量部
の樹脂とルチル形成化チタン10?場部、MIBK25
0重量部、実施例1で使用したものと同じMg−メタカ
オリンを1〜45重量部の範囲の所定重量部、300メ
ツシユパスの山皮粉末を0〜35重量部の範囲の所定重
量部をサンドグラインタ容器に仕込み2500rpmで
4時間分散する事によって塗料組成物とした。
この時の山皮およびMg−メタカオリンの配合組成を第
7表に示す。次にあらかじめ石油ベンジンで脱脂した5
pcc軟鋼板(7X150XO,8’mm)5枚ずつに
乾燥塗膜で約35鉢mの厚さになる様に上記各塗料をパ
ーコーターにより4′装した。塗装後の軟鋼板を120
°Cで20分間保持し、ニトロセルロースを主成分とす
る塗料から成る塗装膜を上記と同じ方法で軟鋼板表面に
形成した。
こhら各々の種類の塗装板の5枚のうちの3枚の塗装板
表面の塗装膜にカッターナイフで基材に達する切り傷を
付けたものを耐腐食性試験に用い、他の2枚を耐水性試
験に供した。試験方法および評価方法は実施例1と同様
である。
結果を第8表に示す。
なお、山皮およびMg−メタカオリンを含まない塗装膜
の耐水時間は32時間、SS時間は24時間であった・ 実施例5 アルキ・ソド樹脂lOO重量部にイソプロピルアルコー
ル65重量部を加えて溶解したのち、さらに実施例3で
用いたのと同じMg−メタカオリンを1〜45重量部の
重量部範囲内に、山皮を0〜35重量部の重量部範囲内
に加え、サンドグラインダおよびボールミルによりMg
−メタカオリンおよび山皮の粒径が0.5grn以下に
なる迄、微粒化し、分散させた後、白色顔料である炭酸
カルシウム10重量部をさらに添加して、再度サンドグ
ラインダにより、炭酸カルシウムの粒径が3uLm以下
になるまで混合、粉砕した。
アルキッド樹脂に対するMg−メタカオリンおよび山皮
の混合割合を第9表に示した。
第  7  表 “第8表 第9表 上記のMg−メタカオリンおよび白色顔料を含有したア
ルキ−、ド樹脂に苺留イオン交換水を加えて 固形分量
が15重量パーセントになるように調整し、高速攪拌機
により、エマルジョンを形成させ、陽極析出型電着塗料
とした。
なお、広留イオン交換水添加時に樹脂のゲル化を防ぐた
め、トリエチルアミンによりpHを8に維持しながら調
整した。また調整中の気泡の混入を避けるため消泡剤も
同時に添加しである。
上記の如く:A整した陽極析出型電着塗料のそれぞれに
ついてあらかじめ石油ベンジンで脱脂した5PCC軟鋼
板(70X150XO,8’ mm)を5枚用意し、第
10表の条件で電着塗装し、塗装膜厚さ25牌m程度の
塗装板を各実験番号につき5枚ずつを作製した。
第10表 つぎにこれらの各塗装板の5枚のうちの3枚の塗装膜に
カッターナイフで基材に達する切り傷を付け、J I 
S−に5400に準拠した塩水噴霧試験法による耐腐食
性の試験を実施し、残りの2枚について耐水性試験法に
よる耐水密着性の試験を実施した。
これらの試験評価方法は実施例1と同じである。
結果を第11表に示す。
なお、山皮およびMg−メタカオリンを含まない塗装膜
の耐水時間は、140時間、SS時間は120時間であ
った。
第11表 (発明の効果) 以上の通り、本発明により得られる塗装膜はMg−メタ
カオリンと山皮を含んでいるので、塩分による錆等の腐
食を防上するとともに、繊維状山皮により耐水性、膜強
度が付与されるので、密着性がよいという性質を有する

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗料用樹脂100重量部に対して酸化マグネシウ
    ムを被覆せるメタカオリン0.5〜50重量部と山皮0
    .5〜30重量部を含有することを特徴とする塗料組成
    物。
  2. (2)前記メタカオリンはカオリナイト、 ディッカイト、ナクライト、メタハロイサイトの一種ま
    たは二種以上の混合物を主成分とする粘土鉱物を600
    ないし900℃の温度で加熱処理した非晶物質である特
    許請求の範囲第1項に記載の塗料組成物。
JP59198883A 1984-09-22 1984-09-22 塗料組成物 Pending JPS6176566A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63295682A (ja) * 1987-05-27 1988-12-02 Toagosei Chem Ind Co Ltd 防食塗料組成物
JP2006057086A (ja) * 2004-07-22 2006-03-02 Mizusawa Ind Chem Ltd 表面被覆粒子
US20120129999A1 (en) * 2008-11-14 2012-05-24 Boscia B Dillon Nanocomposite including heat-treated clay and polymer

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JPS63295682A (ja) * 1987-05-27 1988-12-02 Toagosei Chem Ind Co Ltd 防食塗料組成物
JP2006057086A (ja) * 2004-07-22 2006-03-02 Mizusawa Ind Chem Ltd 表面被覆粒子
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