JPS6176474A - 抗精神病剤および抗不安症剤としてのアミノアルコキシベンゾピラノン類 - Google Patents

抗精神病剤および抗不安症剤としてのアミノアルコキシベンゾピラノン類

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JPS6176474A
JPS6176474A JP19870485A JP19870485A JPS6176474A JP S6176474 A JPS6176474 A JP S6176474A JP 19870485 A JP19870485 A JP 19870485A JP 19870485 A JP19870485 A JP 19870485A JP S6176474 A JPS6176474 A JP S6176474A
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formulas
pyridinyl
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JP19870485A
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ホラス・エイ・デウオールド
ロレンス・デイー・ワイズ
トマス・ジー・ヘフナー
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Warner Lambert Co LLC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 今マでに種々のアミノアルコキシベンゾビラノン類が文
献に記載されている。式 (式中、R2は低級アルキルである)の化合物は抗水腫
作用および増大された毛細血管透過性を減少させる能力
を有するものとして米国特許第5.810,898号明
細書に記載されている。
本発明のベンゾピラノン類は有益な神経弛緩性を有する
ことが本発明により見出され、これらはそれ自体で抗精
神病剤および抗不安症剤として有用である。
したがって、本発明は式 (式中、nは2〜5の整数であり、Rは水素、低級アル
キル、トリフルオロメチルまたは低級アルコキシであり
、R1は以下の式 (式中、二は単結合または二重結合を表わし、Arはフ
ェニル基であるかあるいは低級アルキル、低級アルコキ
シ、低級チオアルコキシ、ハロゲンまたは′トリフルオ
ロメチルで置換されたフェニル基であり、Hatは2−
ピリジニル基、3−ピリジニル基または4−ピリジニル
基であるかあるいは低級アルキル、低級アルコキシまた
はハロゲンで置換された上記各ピリジニル基、2−ピリ
ミジニル基、4−ピリミジニル基または5−ピリミジニ
ル基であるかあるいは低級アルキル、低級アルコキシま
たは710ゲンで置換された上記各ピリミジニル基、2
−ピラジニル基であるかあるいは低級アルキル、低級ア
ルコキシまたはハロゲンで置換された2−ピラジニル基
、2−チェニル基または3−チェニル基であるかあるい
は低級アルキルまたは)・ロゲンで置換された上記各チ
ェニル基、2−フラニル基または3−フラニル基である
かあるいは低級アルキルまたはハロゲンで置換された上
記各フラニル基、2−チアゾリル基または5−チアゾリ
ル基であるかあるいは低級アルキルまたはノ)ロゲンで
置換された上記各チアゾリル基でおる)で表わされる基
である)の化合物またはそれの製薬的に許容しうる酸付
加塩に関するが、ただし式中、nが3であり、Rがメチ
ルでありそしてR4が式 (式中、Arはフェニルである)の基である化合物は除
く。
また、本発明は抗精神病または抗不安症に有効な量の式
Iの化合物をそれの製薬上許容しうる酸付加塩として製
薬上許容しうる担体と共に含有する製薬組成物にも関す
る。
本発明はさらに精神病(例えば精神分裂症)または不安
症の患者に有効量の前記式Iの化合物(この式Iの化合
物において、nは2〜5の整数であり、Rは水素、低級
アルキル、低級アルコキシまたはトリフルオロメチルで
あり、R1は以下の式 (式中、=は単結合まだは二重結合を表わし、Arはフ
ェニル基であるかあるいは低級アルキル、低級アルコキ
シ、低級チオアルコキシ、710ゲンまたはトリフルオ
ロメチルで置換されたフエ−1’/−− 二ル基であり、Hetは2−ピリジニル基、3−ピリジ
ニル基または4−ピリジニル基であるかあるいは低級ア
ルキル、低級アルコキシまたはハロゲンで置換された2
−ピリジニル基、3−ピリジニル基または4−ピリジニ
ル基であるか、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル
基または5−ピリミジニル基であるかあるいけ低級アル
キル、低級アルコキシまたはハロゲンで置換された2−
ピリミジニル基、4−ピリミジニル基または5−ピリミ
ジニル基であるか、2−ピラジニル基であるかあるいは
低級アルキル、低級アルコキシまたはハロゲンで置換さ
れた2−ピラジニル基であるか、2−チェニル基または
6−チェニル基であるかあるいは低級アルキルまたはハ
ロゲンで置換された2−チェニル基または3−チェニル
基であるか、2−フラニル基または3−フラニル基であ
るかあるいは低級アルキシまたはハロゲンで置換された
2−フラニル基または3−フラニル基であるか、2−チ
アゾリル基または5−チアゾリル基であるかあるいは低
級アルキルまたはハロゲンで置換された2−チアゾリル
基または5−チアゾリル基である)で表わされる基であ
る)またはそれの製薬的に許容しうる酸付加塩を単位投
与量剤形塾で投与することからなる精神病または不安症
の治療方法に関する。
この式Iの化合物において「低級アルキル」なる用語は
1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状のア
ルキル基、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、第ニブチル、イソブチル、第三ブチル
、アミル、インアミル、ネオペンチル、ヘキシル吟を包
含することを意味する。
ハロゲンは特に弗素、塩素または臭素を意味する。
低級アルコキシおよび低級チオアルコキシは「低級アル
キル」について前述の定業を有する1〜6個の炭素原子
からなるO−アルキルまたはS−アルキルである。
本発明の好ましい実施態様は式■ (式中、n、RおよびR4は前述の定義を有する)の化
合物またはそれの製薬的に許容しうる酸付加塩である。
本発明の別の好ましい実施態様は式中、nが2〜5の整
数であシ、Rが水素でありそしてR4が前述の定義を有
する式■の化合物またはそれの製薬的に許容しうる酸付
加塩である。
別の好ましい実施態様は式中、nが2〜5であり、Rが
水素であシ、そしてR1が式(式中、=は単結合または
二重結合であり、Arはフェニル基であるかあるいはメ
チル、メトキシ、チオメトキシまたはクロロで置換され
たフェニル基であり、Hatは2−ピリジニル基、3−
ピリジニル基または4−ピリジニル基であるかあるいは
メチル、クロロまたはブロモで置換された2−ピリジニ
ル基、5−ビリジニ/L’2Sまたは4−ピリジニル基
であるか、2−ピリミジニル、4−ピリオシニルまたは
5−ピリミジニルであるか、2−ピラジニルまたは2−
チアゾリルである)の基である式Hの化合物である。
さらに別の好ましい実施態様は、式中、nが2〜5、よ
り好ましくは3または4であ如、Rが水素でありそして
R4が以下の式 (式中、Hetは2−ピリジニル基、6−ピリジニル基
または4−ピリジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピ
リミジニル基または5−ピリミジニル基、2−ピラジニ
ル基または2−チアゾリル基である)の基である式■の
化合物である。
特に好ましい本発明の実施態様は、7−(3−(4−フ
ェニル−1−ピペラジニル)フロボキシ)−2H−1−
ベンゾピラン−2−オン、7−[:3−(1,2,3,
6−テトラヒドロ−4−フェニル−1−ピリジニル)プ
ロポキシ]−2H−1−ベンゾピラン−2−オン、7−
(3−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジニル
〕ゾロポキシ〕−2H−1−ベンゾピラン−2−オンお
よび7−〔4−フェニル−1−ピペラジニル〕ブトキシ
〕−2H−1−ベンゾピラン−2−オンまたはそれらの
製薬的に許容しつる酸付加塩である。
前記の好ましい化合物の他に、本発明のうちの精神病状
態を治療するための方法の特に好ましい実施態様は患者
を有効量の単位投与量形態の7−(3−(4−フェニル
−1−ピはラジニル)プロポキシツー4−メチル−2H
−1−ベンゾピラン−2−オンで治療することからなる
本発明化合物は有機酸ないし無機酸で製薬的に許容しう
る酸付加塩を生成する。塩製剤のための適当な酸の例と
しては例えば塩酸、硫酸、燐酸、酢酸、クエン酸、しゆ
う酸、マロン酸、サリチル酸、リンゴ酸、フマル酸、コ
ハク酸、アスコルビン酸、マレイン酸、メタンスルホン
酸等があげられる。これらの塩はその遊離塩基形態の化
合物を慣用手段に従って十分量の所望の酸と接触させる
ことにより製造される。遊離塩基形態の化合物は上記塩
形態の化合物を塩基で処理することにより再生されうる
。例えば希塩茶水溶液が使用されうる。このためには冷
水性の水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニアお
よび炭酸水素す) IJウムの各溶液が適当である。遊
離塩基形態の化合物は例えば極性溶媒中における溶解度
のようなある種の物理的性質においていく分か、それら
の各塩形態の化合物とは異なるが、しかし本発明の目的
のためにはこれら塩類は他の点においてはそれら各々の
遊離塩基形態の化合物と等価のものである。
本発明化合物は溶媒和されていない形態で存在すると同
時にたとえば水和形態のような溶媒和された形態でも存
在しうる。一般に例えば水、エタノールなどのような製
薬的に許容しうる溶媒との溶媒和された形態は本発明の
目的にとって非溶媒和形態と等価のものである。
本発明の式Iで表わされる化合物は最初に式(式中、R
は前述の定義を有する)のヒドロキシ−2H−1−ペン
ソヒランー2−オンを式%式% (式中、nは2〜5の整数であり、XおよびYは同一か
または相異なっておジ、それらは例えばハロゲンまたは
スルホニルオキシM(例えばメタンスルホニルオキシま
たはp−)ルエンスルホニルオキシ)のような離脱基で
ある)の化合物と反応させ、次に生成する式■ の生成物を以下の式 (式中、ArおよびHetは前述の定義を有する)から
選択されるアミンと反応させ、そして所望によりその生
成する遊離塩基を既知方法で製薬的に許容しうる酸付加
塩に変換することにより製造されうる。
弐■のベンゾピラン−2−オンと式III、の化合物と
の反応は好ましくは例えばケトン(例えばアセトンまた
はメチルイソブチルケトン)のような極性溶媒である不
活性溶媒中において例えば無水形態の炭酸ナトリウムま
たはよ多好ましくは炭酸カリウムのような酸スカベンジ
ヤーの存在下、溶媒の還流温度で実施される。
ついで式■の中間体生成物を例えばジメチルホルムアミ
ドのような極性非プロトン性溶媒中において例えば炭酸
水素ナトリウムのような中和剤の存在下で適当なアミン
と反応させる。この反応は高められた温度、例えば約5
0℃〜150℃で実施される。
26一 式■の化合物を製造するための別法は最初に「インド・
ジエー・ケエム・(Ind、 、r、 Chem、) 
」435(1982)に記載の方法にしたがって式%式
%) (式中、R4およびXは前述の定義を有する)の化合物
を製造しついでこの式■の化合物を直陣式■のだンゾピ
ランー2−オンと反応させることからなる。この反応も
たとえばジメチルホルムアミドのような溶媒中において
例えば炭酸水素ナトリウムのような酸中和剤の存在下で
高められた温度、例えば50℃〜150℃で実施するの
が最もよい。
適当なヒドロキシ−クマリン誘導体である前記式■の化
合物およびアミン誘導体は商業的に入手しつるかまたは
周知方法で製造できる。たとえば4−置換−7−ヒトロ
キシークマリン類は、4−メチル−7−ヒトロキシーク
マリンの製造について[オーガニツクシンセシス(Or
ganicSynthes、is ) Jコレクティブ
ボリウム3 (C,oll Vol。
3、) p282に記載されている方法を若干変更させ
ることによって製造される。
本発明化合物は例えば分裂病のような精神病の治療用製
剤として有用な新規化学物質である。
本発明の代表的な化合物の抗精神病作用は下記の「マウ
スアクティビティアンドスクリーンテスト法」(Mou
se Activity and 5creen Te
5tProcedure ) (MA8T )により立
証された。
動物:体重20〜5011の9匹の絶食していないスイ
ス−ウェブスター雄マウス(suckbergLabe
)を試験されるべき各薬剤投与蓋あたシ平等に5つのグ
ループに分ける。すなわち各投与童画たりのデータがそ
れぞれ3匹のマウスからなる5つの別々のグループによ
って得られた。
薬剤:各薬剤当たり最低3種の投与蓋(10ダ/kg、
30ダ/ゆおよび100ダ/ゆ)が試験される。試験の
1時間前に治療剤を腹腔内に投与する。全服用量は態化
合物として計算され、10IR9/k19の量で与えら
れる。化合物は0.2チメトセル中に溶解または懸濁さ
せる。対照動物にはメトセルを注射する。
試験:注射後1時間経てから二部形式の試験操作を開始
する。最初にスクリーンテスト(「7アルマツクバイオ
ケムビヘイブ(Pharmac 、BlochemBe
hav) J 6.351〜353、(1977)を参
照されたい)が実施される。簡単に云えば、このテスト
は60秒観察期間の開始時に180°回転する個個のワ
イヤースクリーン上にマウスを置くことからなる。この
逆さになったスクリーンから落下するマウスの数を記録
する。
上記スクリーンテストに続いて直ちに3匹のマウスから
なる各グループをアクトホトメータ− (actoph
otometer )中に入れて最終段階の試験を開始
する(「ライフサイエンシス(Life 5cienc
es) J22.10S7〜1076、(1978)を
参照されたい)。
このアクトホトメーターは円柱状の室からなってお如、
その中央が室の周囲にある6個の光電管用の照明を具備
した別の円柱で占有されている。6個の光ビーム速断は
1カウントに等しい。
運動作用は60分間にわたり10分間隔でコンピュータ
により記録される。
データ:前記スクリーンテストから得られたデータはス
クリーンから落下するマウスの優として表わされる。薬
剤処置済みのマウスの運動作用から得られるデータはビ
ヒクル処置された動物の作用と比較されそして自発運動
の抑制−として表現される。運動抑制について報告され
た全パーセンテージは1時間に集められたデータに基づ
いている。試験の両段階、を以下のように等紐付ける。
A−60〜100チ、C−31〜59俤そしてN−0〜
30チ。
A  −NまたはC−A −A−C C−NまたはC−C 100ダ/ゆまたはこれ以下の投与1てAの全投与11
等級を示す化合物は活性とみなされる。
この方法を使用すると全投与量等級Aは表1に報告され
ているように示された投与量での記載化合物について得
られた。
表   1 また、本発明の代表化合物の抗精神病作用は「モル、フ
ァーマコル(Mo1.、Pharmacol) J 1
2.8.00(1976)に記載され且つ結合量と臨床
効力との間の優れた相関を示す〔5H〕ハロペリド一ル
結合検定法(I(RBA)によっても立証された。
〔5H〕ハロペリド一ル結合検定 ドーパミン受容器官に対する化合物の相対的親和性はロ
ングーエパンズ種のずきん状冠毛のあるラットから調製
される放線膜(striatalmembrane )
からそれらの化合物が〔5H〕ハロペリドールを置換し
うる力に基づいて評価された。
ラットは断頭して脳を取り出しついで線状体(corp
us 5tr1ata )を切開した。それらの線状体
を40容量の50 nM トリスバッファー(pH7,
6)中で均質にしついで遠心分離にかけた。ベレットを
再び50容量の上記と同一のバッファー中で均質にし、
これらを結合検定のために使用した。インキュベージ゛
′ヨンは2■/−の初期湿潤組織重量の均質物、100
μtの試験剤または溶媒お゛よ″び0.6 nMの〔3
H〕ハロペリドールを含有する10+FL/の50 n
M )リスーHczバフ7ア(pH7,6)中において
行なわれた。非特異性結合は0.1μM(−1−)−ブ
タクラモールの存在下で測定された″。試料は往復運動
をする水浴中において25℃で40分間インキュベート
された。インキュベーションは減圧下でのガラス繊維フ
ィルター(Whatman GF/B )による迅速濾
過により終了させた。それらのフィルターを10d)リ
スーHCtバッファーで3回すすいだ。それらのフィル
ターを10禦lのシンチレーションカフテール(Bec
kmanReady−8o1v HP )中に置いて1
時間振盪した。フィルター−ヒに保持された放射能を液
体シンチレーション分光測光法により測定した。化合物
は最初に10nMで評価された。測定時のI C5,)
はそれぞれが1mについて3回なされる4@またはそれ
以上の濃度から得られたデータに合わせて非線状コンピ
ュータカーブから計算された。
本発明の代表化合物についてのIC,。は以下の表2に
示されている。
表   2 HRBA検定 本発明化合物は不安症治療用製剤、すなわち抗不安症剤
としても有用な新規化学物質である。
本発明の式■で表わされる化合物について抗不安症作用
を示す代表化合物゛のかかる作用は[サイコファーマコ
ロジア(Psychopharmacologla) 
Jl :482(1960)に記載のゲラー−セイ7タ
ー(Ge1ler−8eifter )闘争試験に基づ
く不安症の動物モデルを使用することによ如立証される
。特にこの試験は訓練された動物を用いる初期かみつき
の応答に続いて1つの実験的闘争が誘起されそして安定
な行動が確立されるまで行なわれた。各動物はそれ自身
が対照御物として役立つ。
この試験についての記載は以下のとお如である。
被検体=300〜35011体重の、成熟した雄のずき
ん状冠毛のあるラット(ロングーエパンズ種)。
装置:実験室は一つの壁にすえ付けられたレハー、グリ
ッド床、自動食料供給器およびスピーカーを具備した内
部試験区画室からなる。この実験室は音の遮断された仕
切シ区画室によって囲まれている。ショックはLVEモ
デル1531コンスタントカレントショッカー(LVE
 Mode11531 Con5tant Curre
nt 8hocker)により提供される。白色(マス
キング)雑音はLVEモデル1524ノイズ発生器(L
YE Model 1524 No1ae Gener
ator)によシ供給される。音声はLVEモデル16
S44.5KO音声発振器(LVF! Model 1
6644.5KCToneGenerator)により
作られる。すべての結果や記録は自動的になされそして
適尚な電気タイマーおよびリレー装置でプログラムされ
ている。
方法二可変間隔(Vl)−2分;試験周期−4;ショッ
ク−0,6〜[1,’8 ma +食物報酬−1部のミ
ルクに対して2部の水で希釈されたボーデンの加糖練乳
;各動物はそれらの自白給食重量の70チまでしか食物
を与えられず、そして23時間絶食させられる;試験期
間の長さ一1時間12分。
闘争は以下のようにして誘起される。飢えたラットは食
物報酬を得るためにレバーを押すようにされている。食
物の補給はレバーを押すとなされ且つ平均して2分毎に
1回の可変間隔で起こる( Ferster t C,
B、氏およびakinner、 B、 P。
氏による「インスケジュールズオプリインフォースメン
ト(In 8chedulea of Reinfor
cement ) Jニューヨーク、 Appleto
n−Century−Crofts社、1957年発行
、を参照されたい)。
実験期間中、一定間隔で4つの3分周期を置く。これら
の試験期間中、すべてのレバー押し下げは食物補給(C
RF)につながるが、同時に痛みを伴う足への電気ショ
ックによ9罰せられることになるという音声が合図され
る。
換言すれば、食物を取上げられたラットは食物(加糖練
乳)を得るためにレバーを押し下げる訓練をされている
のである。通常、ラットはレバーの押し下げが平均して
2分毎に1回の食物配給となる可変間隔(vr )スケ
ジュールで行動するが、食物入手可能々連続周期の間の
時間は、各動物が時々食物に接近しようとして低いが一
定の割合で応答するように連続して変更される。
各動物がこのスケジュールで12分間行動した後に家の
照明を消して2個の小さな刺激照明を付け、6分周期中
にレバーを1回押し下げる毎に食物が入手しうろことを
合図する。この試験中、さらにまたレバーの各押し下げ
がグリッド床を通って伝えられる軽い電気ショック(0
,8ma、0.25秒持続)(n)ももたらす。すなわ
ち、接近−回避の闘争が不安を伴って生じる。食物は各
応答に対して容易に入手しうるが、しかし各応答は罰せ
られるのである( Miller、 N、 E、氏によ
るr 8ome Recent 5tudies of
 Conflict Behaviorand Dru
gs J Am、 Pharmacologist、 
16 : 12. (1961)を参照されたい)。本
発明における試験で使用したスケジュールではそれぞれ
試験が食物補給されるVTが作用する12分間に先導さ
れて4つの連続試験が用いられた。
薬剤が全く投与されていない試験期間中ではラットは通
常V工構成要素に基づいて、一定の割合で応答するが、
しかし罰せられる試験期間中ではほとんど応答を発しな
い。
7−[3−[4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジ
ニル〕プロポキシ) −2H−ベンゾピラン二2−オン
はラットへの55雫/kgおよび80叩/ユの経口投与
量において試験期間中応答を増加させたが、しかし27
.5m9/kgの経口投与量においては応答の増加はな
かった。■「構成要素期間中に応答の減少を伴っていな
いことからみてこの化合物の効力は選択的であった。云
い換えれば、著しい大きな鎮静は全く存在しないのであ
る。この化合物は55η/に9で試験した4匹のラット
のうちの3匹に、そして80雫、/kgで試験した4匹
のラットのうちの4匹において罰せられる応答の増加を
もたらした。前記化合物に関して予備試験および試験の
期間に4被検体によってなされた罰せられる応答の総数
は以下のとおりである。
前記予備試験応答は先の、薬剤を含有していない期間か
らの3分試験中に発せられる累積応答である。
試験期間中における応答の増加(闘争の減衰)は小さな
精神安定剤作用を示す。これは試験/予備試験の比の増
加によって示される。全応答割合は衰弱副作用の大きざ
である。全応答の減少は副作用を示す。
本発明化合物は多種の経口ないし非経口の投与量剤形態
で!1IliI!!!され、投与されうる。以下に述べ
る投与量剤形態が活性成分として式Iの化合物、それの
相当する製薬的に許容しうる塩あるいはかかる化合物お
よび/または塩の混合物のいずれかを含有しうることは
当業者にとってl自明であろう。
本発明化合物から製薬組成物を調製する際、不活性な製
薬的に許容しうる担体は固形物または液体のいずれかで
ある。固体製剤の例としては粉末、錠剤、分散性顆粒、
カプセル、カシェ−および座薬をあげることができる。
固体状担体は希釈剤、香味剤、溶解剤、潤滑剤、懸濁剤
、結合剤または錠剤膨化剤としても作用しうる1atま
たはそれ以上の物質であることができるし、さらにまた
カプセル化物質であることもできる。
粉末の場合担体は微粉化活性化合物と混合される微粉化
固形物である。錠剤では活性化合物は適当な割合で必要
な結合性質を有する担体と混合されついで所望の形およ
び大きさで詰められる。これらの粉末および・、錠、剤
は5チまたは10チ〜約70%の活性成分を含有するの
が好ましい。適当な固体状担体には炭酸マグネシウム、
ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラクトース、
はメチル、テキストリン、澱粉、セラテン、トラガカン
ト、メチルセルロース1、ナトリウムカルボキシメチル
セルロース、低融解ワックス、ココアバター等がある。
「製剤」なる用語はカプセルを提供する担体としての力
!セル化物質と一緒の活性化合物の剤を包含することを
意味するものであ如、カプセル中において活性成分(他
の担体と一緒のまたはそれらを含まない)は担体によ如
包囲されて担体と結合されている。同様にカシェ−も包
含される。錠剤、粉末、カシェ−およびカプセルは経口
用に適した固体状投与量剤形態として使用されうる。
液体製剤の例としては溶液、懸濁液および乳液をあげる
ことができる。例えば非経口注射用の水溶液または水−
プロピレングリコール溶液をあげるこ六ができる。また
、液体製剤はポリエチレングリコール水溶液中の溶液状
態でも処方されうる。経口用に適した水溶液は活性成分
を水中に溶解しそして所望に応じて適当な着色剤、香料
、安定剤およびシックナーを加えることにより調製され
うる。経口用に適した水性懸濁液は微粉化活性成分を粘
稠性物質すなわち天然ゴムまたは合成ゴム、樹脂、メチ
ルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース
および他の周知懸濁剤と一緒に水中に分散させる仁とに
より調製されうる。
製剤は単位投与量側形態であるのが好ましい。
かかる形態において製剤は適当な量の活性成分を含有す
る単位投与量に細分される。本位投与量剤形態は包装製
剤、すなわち例えばバイアルまたはアンプル中に充填さ
れた錠剤、カプセルおよび粉末のような区別された量の
製剤を含有するパッケージであることができる。またこ
の単位投与量側形態は1個のカプセル、カシェ−または
錠剤それ自体であるかあるいは適当な数のこれらi装形
態のいずれかであってもよい。
製剤の単位投与量中における活性化合物の量は個々の適
用および活性成分の効力により1ダ46一 〜100■の範囲で変更または調整されうる。
抗精神病剤としての治療用において本発明の調剤法で使
用される化合物は1日当たり約0.1■〜約101R9
/に9の初期投与量で投与される。
好ましくは1日当たりの投与量範囲は約1.0り〜約1
0101n97であるのがよい。
抗不安症剤としての治療用において本発明の調剤法で使
用される化合物は1日当たシ約α1■〜約201119
/kl?の初期投与蓋で投与される。
好ましくは1日当たりの投与量範囲は約1■〜約3ダ/
kgであるのがよい。
しかしながら、これらの投与量は患者の必要度治療状態
の辛苦度および用いられる化合物によって変更されうる
。特定の状態に対する適正な投与量の決定については当
該技術分野では自明であろう。一般に治療はその化合物
の最適投与量よりも少ない投与量で開始される。その後
投与量は一定の状況下での最適効果が達せられるまで少
しずつ増やしながら増加される。便宜上、1日当たりの
全投与蓋を所望により1日にいくつかの部分に分けて投
与してもよい。
以下に、本発明化合物の好ましい製造方法を実施例によ
り説明するが、本発明はそれらに限定されるものではな
い。
実施例 1 7−IJ−(4−フェニル−1−ビはラジニル)プロポ
キシ) −2H−1−ベンゾビラン−2−オン 7−(3−ハロプロピルオキシ)−2H−1−ベンゾビ
ラン−2−オン 350m1アセトン中の52IC0,5モル)の7−ヒ
ドロキシ−2H−1−ベンゾビラン−2−オン、43#
(0,3モル)の無水炭酸カリウムおよび48 Ii(
0,5モル)の1−ブロモ−3−クロロプロパンの混合
物を還流下で18時間攪拌する。
この混合物を沖過し、F液を真空中で蒸発する。
残留物をジクロロメタン中に溶解しついで水洗する。そ
の有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥しついで真空中
で蒸発する。残留する粗生成物を酢酸エチル−石油エー
テルから再結晶させる。融点が92〜98℃である32
168膚)の固形物が得られるが、これは7−(3−ク
ロロゾロポキシ)−2H−1−ベンゾビラン−2−オン
および7−(3−ブロモプロポキシ) −2H−1−ペ
ンゾピラン−2−オンの混合物である。
7−(3−(4−フェニル−1−ピにラジニル)プロポ
キシ) −2H−1−ペンソヒランー2−オン100−
ジメチルホルムアミド中の6.5 N (0,025モ
ル)の7−(3−ハロプロポキシ) −2H−1−ベン
ゾビラン−2−オン、1010.12モル)の炭酸水素
ナトリウムおよび4.1#(0,025モル)の1−フ
ェニルピはラジンの混合物を攪拌し、80℃で16時間
加熱する。この混合物を濾過し、F液を真空中で蒸発す
る。残留物をジクロロメタン中に溶解しついで水で抽出
する。
その有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥しついで真空
中で蒸発する。残留物を酢酸エチルから結晶化して5.
91(61チ)の標記化合物を得る。融点117〜11
8℃。
実施例 2 7−(3−(4−(2,3−ジメチルフェニル)−1−
ピペラジニル〕プロポキシ)−2H−’1−ベンゾピラ
ンー2−オン 1−フェニルピペラジンの代わりに4.8 II(0,
025モル)の’ −(2+3 = 0メチルフエニル
)ヒハラジンを使用する以外は実施例1と同一の操作に
よって3.711(57qb)の標記化合物が酢酸エチ
ルから得られる。融点89℃。これに相当する塩酸塩は
遊離塩基を10チインプロパツール性塩化水素中に溶解
しついで酢酸エチルで希釈することによ如得られた。融
点247〜250℃。
実施例 3 実施例1と類似の方法で以下の化合物が製造された。
7−(3−(4−フェニル−1−ピペラジニル)プロポ
キシ〕−4−メチル−2H−1−ベンゾピラン−2−オ
ン、融点127〜130℃、その塩酸塩、融点253℃
、 7−(3−[4−(2,3−ジメチルフェニル)−1−
ピペラジニル〕プロポキシ〕−4−メチル−2H−1−
ベンゾピラン−2−オン塩酸塩、融点256〜255℃
、 7−[:3−(4−(2−メチルフェニル)−1−ピペ
ラジニル〕プロポキシ) −2H−1−ベンゾピラン−
2−オン、融点123〜125℃、7−(4−(4−フ
ェニル−1−ビはラジニル)ブトキシ)−2H−1−ベ
ンゾピラン−2−オン、融点145〜147℃、 7−(3−(4−フェニル−1−ピにラジニル)ゾロポ
キシ〕−4−トリフルオロメチル−2H−1−ベンゾピ
ラン−2−オンジ塩酸塩、融点190℃、 7−[3−(4−(s−メチルフェニル)−1−ヒヘラ
ジニル〕プロポキシ]−2H−1−ベンゾピラン−2−
オン塩酸塩、融点217〜220℃、 7−[3−(4−(4−メチルフェニル)−1−ピペラ
ジニル]プロポキシ] −2H−1−ベンゾピラン−2
−オン、融点140〜142℃、7−[3−[4−(3
−クロロフェニル)−1−ピペラジニル〕プロポキシ)
−2H−1−ベンゾピラン−2−オン塩酸塩、融点22
8℃、7−(3−(4−(4−クロロフェニル)−1−
ピはラジニル〕プロポキシ] −2H−1−ベンゾピラ
ン−2−オン、融点129〜161℃、7−(3−(4
−(2,3−ジクロロフェニル)−1−ピペラジニル〕
プロポキシ)−2H−1−ベンゾピラン−2−オン塩酸
塩、融点215℃、7−(3−(4−(3,4−ジメチ
ルフェニル)−1−ピはラジニル〕プロポキシ) −2
H−1−ベンゾピラン−2−オン、融点132℃、その
塩酸塩、融点220℃、 7−(3−(4−(3,4−ジクロロフェニル)−1−
ビはラジニル〕プロポキシ)−2H−1−ベンゾピラン
−2−オン、融点165〜166℃、8−[3−(4−
フェニル−1−ピペラジニル)プロポキシ)−2H−1
−ベンゾピラン−2−オン、融点?5〜97℃、 =53− 7−(3−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピはラジ
ニル〕プロボギシ) −2H−1−ベンゾピラン−2−
オン、融点135〜157℃、7−[!l−1:4−(
5−クロl:1−2−ピリジニル)−1−ピペラジニル
〕プロポキシ) −2H−1−ベンゾピラン−2−オン
塩酸塩、融点265〜238℃、 7−(5−(4−(3−ピリジニル)−1−ビはラジニ
ル〕プロポキシ、l−2H−1−ベンゾピラン−2−オ
ン、融点122〜125℃、7−[3−(4−(6−フ
ルオロ−2−ピリジニル)−1−ピペラジニル〕プロポ
キシ)−2H−1−ベンゾピラン−2−オン塩酸塩、融
点241y 243℃、 7−[3−(4−(6−ブロモ−2−ピリジニル)−1
−ピペラジニル〕プロポキシ)−2H−1−ベンゾピラ
ン−2−オン、融点95〜97℃、7−〔3−[4−(
5−メチル−2−ピリジニル)−1−ピにラジニル〕プ
ロポキシ) −2H−1−ベンゾピラン−2−オン、融
点120〜122℃、 7−(3−(4−(3−メチル−2−ピリジニル)−1
−ピペラジニル〕プロポキシ) −2H−1−ベンゾピ
ラン−2−オン塩酸塩、融点210〜215℃、 7−(3−[4−(4−メチル−2−ピリジニル)−1
−ピペラジニル〕プロポキシ] −2H−1−ベンゾピ
ラン−2−オン、融点113〜115℃、 7−[3−[4−(6−メチル−2−ピリジニル)−1
−ピペラジニル〕プロポキシ]−2H−1−ベンゾピラ
ン−2−オン、融点105〜107℃、 7−[3−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−フェ
ニル−1−ピリジニル)フロポキシ] −2H−1−ベ
ンゾピラン−2−オン、融点127℃、7− [: 2
− (1,2,3,6−テトラヒドロ−4−フェニル−
1−ピリジニル)エトキシ]−2H−1−ベンゾピラン
−2−オン、融点120〜125℃、 7−[4−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−フェ
ニル−1−ピリジニル)メトキシ] −2H−1−ベン
ゾピラン−2−オン塩酸塩、融点195℃、 7− Cs −(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−
フェニル−1−ピリジニル)プロポキシ]−4−1チル
−2H−1−ベンゾピラン−2−オン塩酸塩、融点21
9〜221℃、 7−(3−[4−(2−メチルチオフェニル)−1−ピ
はラジニル]プロポキシ)−2H−1−ベンゾピラン−
2−オン塩酸塩、融点228〜232℃、 7−(3−(4−(2−メトキシフェニル)−1−ピは
ラジニル〕プロポキシ)−2H−1−ベンゾピラン−2
−オン塩酸塩、融点228〜261℃、 7− (3−(1,2,3,4,5,6−へキサヒドロ
−4−フェニル−1−ピリジニル〕フロポキシ)−2H
−1−ベンゾピラン−2−オン塩酸塩、融点218〜2
21℃、 7−[3−(4−(2−ピラジニル)−1−ピペラジニ
ル〕プロポキシ)−2H−1−ベンゾピラン−2−オン
、融点176〜179℃および7−[3−(:4−(2
−チアゾリル)−1−ビはラジニル]フロポキシ、]−
2H−1−ベンゾピラン−2−オン塩酸塩、融点167
〜170℃。
実施例 4 7、’E3−(4−フェニル−1−ピペラジニル)プロ
ポキシ〕−4−プロピル−2H−1−ベンゾピラン−2
−オン N1−(3−10ロプロポキシ)N4−フェニルピ堅う
ジンは[インド・ジエー・ケム(Ind、J。
Chem、) J 435(1982)に記載のように
して10〇−アセトンおよび75−の25チ水酸化ナト
リウA7111W中の8110.5モル)N−フェニル
ヒヘラジンの攪拌溶液に87 Ii(0,55モル)の
1−プロモー3−クロロプロパンを滴加することにより
製造された。その有機層を分離し、濃縮し、酢酸エチル
でスラリーにし、洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥しつ
いで濃縮して85gの油状物を得たが、これは薄層クロ
マトグラフィーおよび質量分析により目的の前記ピはラ
ジンであることが分析された。
油状物としての上記化合物4.6 # (0,02モル
)ヲ100 nvlジメチルホルムアミドおよび4.l
i’m水炭酸カリウム中の4.4 N (0,02モル
)7−ヒドロキシ−4−プロピルクマリンと反応させた
この反応混合物を85〜95℃で16時間攪拌した。そ
の混合物を渥過し、flI縮しそしてその油状物をメチ
レンクロライド中に取り入れ、その溶液を炭酸水素す)
 IJウムで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥しつ
い、で濃縮した。この油状物を放置して固化しついで酢
酸エチルから再結晶させて5Iの7−(?1−(4−フ
ェニル−1−ピペラジニル)プロポキシ〕−4−プロピ
ル−2H−1−ベンゾピラン−2−オンヲ得り。
融点114〜116℃。
実施例 5 7− (3−(3,6−シヒドロー4−(2−チェニル
) −1(2H)−ピリジニル〕プpポキシ〕−2H−
1−ベンゾピラン−2−オン、4−(2−チェニル)テ
トラヒドロピリジン 窒素下、100−エーテルおよび75−テトラヒドロフ
ラン中の1.2N(0,03モル) LAHの攪拌懸濁
液に40−エーテル中の1.3.lQ、01モル) A
jCt3の溶液を15℃で加えついで15分間攪拌する
。この攪拌懸濁液に30−テトラヒドロフラン中におけ
る3、9(0,018モル)ノ4−(2−チェニル)ピ
リジンの溶液を徐々に加える。この混合物を室温で約5
時間攪拌しついで2vdH20,3d 40 % Na
OHs 2 d H2Oを慎重に加えて分解する。この
混合物を濾過し、ついで真空中で蒸発する。残留物をI
 N −HCt−エーテル中に分配する。その水性部分
をメチレンジクロライドと混合し、濃縮NaOHで塩基
性にする。メチレンジクロライド層を乾燥しく Mg8
04で)ついで真空中で蒸発して2Iの4−(2−チェ
ニル)テトラヒドロピリジンを得る。
質量分析、  計算値:165.25 実測値:165 8(it/DMF中における前記実施例1で製造された
7−(3−クロロプロポキシ) −2H−1−ベンゾピ
ラン−2−オンの2.91α012モル)試料、2 #
 (0,012モル)の4−(2−チェニル)テトラヒ
ドロピリジンおよび59のNaHCo y 、fC80
〜90℃で7時間ついで室温で一夜攪拌しその後濾過し
そして真空中で蒸発する。メチレンジクロライド中の残
留物をNaHCO3で洗浄し、乾燥しくMgSO4で)
ついで真空中で蒸発する。
7− (3−[3,6−シヒドロー4−(2−チェニル
) −1(2H)−ピリジニル〕プロポキシ〕−2H−
1−ベンゾピラン−2−オンが4.311の黒ずんだ油
状物として得られた。この油状物を20−の2−プロパ
ツール中に溶解しついで31ntの20チ2−プロパツ
ール性塩化水素溶液で処理して2.4Iのモノ塩酸塩を
得た。融点235〜237 ℃。
元素分析(C2,H21No3B−HCl・0.5H2
0として)CHN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、nは2〜5の整数であり、Rは水素、低級アル
    キル、トリフルオロメチルまたは低級アルコキシであり
    、R_1は以下の式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、■は単結合または二重結合を表わ し、Arはフエニル基であるかあるいは低級アルキル、
    低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、ハロゲンまたは
    トリフルオロメチルで置換されたフエニル基であり、H
    etは2−ピリジニル基、3−ピリジニル基または4−
    ピリジニル基であるかあるいは低級アルキル、低級アル
    コキシまたはハロゲンで置換された2−ピリジニル基、
    3−ピリジニル基または4−ピリジニル基であるか、2
    −ピリミジニル基、4−ピリミジニル基または5−ピリ
    ミジニル基であるかあるいは低級アルキル、低級アルコ
    キシまたはハロゲンで置換された2−ピリミジニル基、
    4−ピリミジニル基または5−ピリミジニル基であるか
    、2−ピラジニル基であるかあるいは低級アルキル、低
    級アルコキシまたはハロゲンで置換された2−ピラジニ
    ル基であるか、2−チエニル基または3−チエニル基で
    あるかあるいは低級アルキルまたはハロゲンで置換され
    た2−チエニル基または3−チエニル基であるか、2−
    フラニル基または3−フラニル基であるかあるいは低級
    アルキルまたはハロゲンで置換された2−フラニル基ま
    たは3−フラニル基であるか、2−チアゾリル基または
    5−チアゾリル基であるかあるいは低級アルキルまたは
    ハロゲンで置換された2−チアゾリル基または5−チア
    ゾリル基である)で表わされる基である。ただし式中n
    が3、RがメチルそしてR^1が以下の式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中Arはフエニ
    ルである) で表わされる基である化合物は除く}の化合物またはそ
    れの製薬的に許容しうる酸付加塩。 2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる前記特許請求の範囲第1項の記載による化
    合物。 3)式中、Rが水素である前記特許請求の範囲第2項の
    記載による化合物。 4)式中、R_1が以下の式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、■は単結合または二重結合であり、Arはフエ
    ニル基であるかあるいはメチル、メトキシ、チオメトキ
    シまたはクロロで置換されたフエニル基であり、Het
    は2−ピリジニル基、3−ピリジニル基または4−ピリ
    ジニル基であるかあるいはメチル、クロロまたはブロモ
    で置換された2−ピリジニル基、3−ピリジニル基また
    は4−ピリジニル基であるか、2−ピリミジニル基、4
    −ピリミジニル基または5−ピリミジニル基であるか、
    2−ピラジニル基であるかあるいは2−チアゾリル基ま
    たは5−チアゾリル基である)で表わされる基である前
    記特許請求の範囲第3項の記載による化合物。 5)式中、R_1が以下の式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Hetは2−ピリジニル基、3−ピリジニル基
    または4−ピリジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピ
    リミジニル基または5−ピリミジニル基、2−ピラジニ
    ル基あるいは2−チアゾリル基または5−チアゾリル基
    である)で表わされる基である前記特許請求の範囲第4
    項の記載による化合物。 6)式中、nが3または4である前記特許請求の範囲第
    5項の記載による化合物。 7)7−〔3−(4−フエニル−1−ピペラジニル)プ
    ロポキシ〕−2H−1−ベンゾピラン−2−オンである
    前記特許請求の範囲第6項の記載による化合物またはそ
    れの製薬的に許容しうる酸付加塩。 8)7−〔3−〔4−(2−ピリミジニル)−1−ピペ
    ラジニル〕プロポキシ〕−2H−1−ベンゾピラン−2
    −オンである前記特許請求の範囲第6項の記載による化
    合物またはそれの製薬的に許容しうる酸付加塩。 9)7−〔3−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−
    フエニル−1−ピリジニル〕プロポキシ〕−2H−1−
    ベンゾピラン−2−オンである前記特許請求の範囲第6
    項の記載による化合物またはそれの製薬的に許容しうる
    酸付加塩。 10)7−〔4−(4−フエニル−1−ピペラジニル)
    ブトキシ〕−2H−1−ベンゾピラン−2−オンである
    前記特許請求の範囲第6項の記載による化合物またはそ
    れの製薬的に許容しうる酸付加塩。 11)7−〔3−〔3,6−ジヒドロ−4−(2−チエ
    ニル)−1(2H)−ピリジニル〕プロポキシ〕−2H
    −1−ベンゾピラン−2−オンである前記特許請求の範
    囲第6項の記載による化合物。 12)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは離脱基である)の化合物と式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    または▲数式、化学式、表等があります▼ のアミンとを不活性溶媒中において中和剤の存在下、高
    められた温度で反応させることからなる前記特許請求の
    範囲第1項に記載の化合物の製法。 13)抗精神病上有効な量の、前記特許請求の範囲第1
    項に記載の化合物またはそれの製薬的に許容しうる酸付
    加塩を製薬的に許容しうる担体と共に含有する製薬組成
    物。 14)精神病患者に有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、nは2〜5の整数であり、Rは水素、低級アル
    キル、低級アルコキシまたはトリフルオロメチルであり
    、R_1は以下の式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、■は単結合または二重結合を表わ し、Arはフエニル基であるかあるいは低級アルキル、
    低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、ハロゲンまたは
    トリフルオロメチルで置換されたフエニル基であり、H
    etは2−ピリジニル基、3−ピリジニル基または4−
    ピリジニル基であるかあるいは低級アルキル、低級アル
    コキシまたはハロゲンで置換された2−ピリジニル基、
    3−ピリジニル基または4−ピリジニル基であるか、2
    −ピリミジニル基、4−ピリミジニル基または5−ピリ
    ミジニル基であるかあるいは低級アルキル、低級アルコ
    キシまたはハロゲンで置換された2−ピリミジニル基、
    4−ピリミジニル基または5−ピリミジニル基であるか
    、2−ピラジニル基であるかあるいは低級アルキル、低
    級アルコキシまたはハロゲンで置換された2−ピラジニ
    ル基であるか、2−チエニル基または3−チエニル基で
    あるかあるいは低級アルキルまたはハロゲンで置換され
    た2−チエニル基または3−チエニル基であるか、2−
    フラニル基または3−フラニル基であるかあるいは低級
    アルキルまたはハロゲンで置換された2−フラニル基ま
    たは3−フラニル基であるか、2−チアゾリル基または
    5−チアゾリル基であるかあるいは低級アルキルまたは
    ハロゲンで置換された2−チアゾリル基または5−チア
    ゾリル基である)で表わされる基である}の化合物また
    はそれの製薬的に許容しうる酸付加塩を単位投与量剤形
    態で投与することからなる精神病の治療方法。 15)その化合物が単位投与量剤形態における7−〔3
    −(4−フエニル−1−ピペラジニル)プロポキシ〕−
    4−メチル−2H−1−ベンゾピラン−2−オンである
    かまたはそれの製薬的に許容しうる酸付加塩である前記
    特許請求の範囲第14項記載による方法。 16)不安症患者に有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、nは2〜5の整数であり、Rは水素、低級アル
    キル、低級アルコキシまたはトリフル、オロメチルであ
    り、R_1は以下の式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、■は単結合または二重結合を表わ し、Arはフエニル基であるかあるいは低級アルキル、
    低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、ハロゲンまたは
    トリフルオロメチルで置換されたフエニル基であり、H
    etは2−ピリジニル基、3−ピリジニル基または4−
    ピリジニル基であるかあるいは低級アルキル、低級アル
    コキシまたはハロゲンで置換された2−ピリジニル基、
    3−ピリジニル基または4−ピリジニル基であるか、2
    −ピリミジニル基、4−ピリミジニル基または5−ピリ
    ミジニル基であるかあるいは低級アルキル、低級アルコ
    キシまたはハロゲンで置換された2−ピリミジニル基、
    4−ピリミジニル基または5−ピリミジニル基であるか
    、2−ピラジニル基であるかあるいは低級アルキル、低
    級アルコキシまたはハロゲンで置換された2−ピラジニ
    ル基であるか、2−チエニル基または3−チエニル基で
    あるかあるいは低級アルキルまたはハロゲンで置換され
    た2−チエニル基または3−チエニル基であるか、2−
    フラニル基または3−フラニル基であるかあるいは低級
    アルキルまたはハロゲンで置換された2−フラニル基ま
    たは3−フラニル基であるか、2−チアゾリル基または
    5−チアゾリル基であるかあるいは低級アルキルまたは
    ハロゲンで置換された2−チアゾリル基または5−チア
    ゾリル基である)で表わされる基である}の化合物また
    はそれの製薬的に許容しうる酸付加塩を単位投与量剤形
    態で投与することからなる不安症の治療方法。 17)式中、R_1が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基である前記特許請求の範囲第16項の記載による方
    法。 18)式中、R_1が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基である前記特許請求の範囲第17項の記載による方
    法。 19)化合物が7−〔3−〔4−(2−ピリミジニル)
    −1−ピペラジニル〕プロポキシ〕−2H−1−ベンゾ
    ピラン−2−オンである前記特許請求の範囲第17項の
    記載による方法。
JP19870485A 1984-09-19 1985-09-10 抗精神病剤および抗不安症剤としてのアミノアルコキシベンゾピラノン類 Pending JPS6176474A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01193221A (ja) * 1988-01-29 1989-08-03 Mitsubishi Kasei Corp 抗不安薬

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JPH01193221A (ja) * 1988-01-29 1989-08-03 Mitsubishi Kasei Corp 抗不安薬

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