JPS617505A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は安定器を備えた照明器具に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

棒状けい光ラングを用いる従来の照明器具は、天井側に
支持される細長くかつ平らな盲板状の器具本体（シキー
シとも称される。）を備え、これにソケット台や安定器
等を取付けるようになっている。

ところで、本出願人は、盲板状の器具本体に代えて、互
に向き合う対向壁を有した１対の本体側板の両端部をソ
ケット台を介して夫々連結してなる器具本体を備え、か
つこの器具本体に吊金具を移動可能に設けることによシ
、天井側への器具本体の支持作業を吊金具を介して従来
よシも容易化できる照明器具を開発した。

この新たな照明器具において、安定器は１対の本体側板
間に取付けることが合理的である。

そこで、安定器の取付けに当って従来の取付は方を踏襲
すれば、従来と同じく安定器を横向き姿勢にして、これ
を１対の本体側板の対向壁で挾持して取付けるか、又は
一方の本体側板の対向壁に安定器を縦向き姿勢にして取
付ける態様となる。

しかし、前者の取付は態様では安定器の支持状態が安定
する反面、周知のように安定器は電源電圧やランプの使
用数に応じて大きさが個々異なるから、使用する安定器
の大きさに合わせて１対の本体側板をつなぐソケット台
の大きさを変えなければならない。このため、ランプの
使用数等に拘らず器具本体の構成部品の共通化を図ろう
とする際の妨げとなる。しかも、安定器には通常とは異
なシ１対の本体側板に接する両側に夫々取付孔を設けた
新たな安定器を使用しなければならない。また、後者の
取付は態様では、安定器が片持ち支持と同じような状態
で支持されるから、支持強度が低く問題であるとともに
、安定器を取付けた状態での器具本体の重量バランスが
不平衡となり、積上げた場合等荷崩れの原因になシ易い
。

〔発明の目的〕

したがって本発明の目的は、上記の諸問題を生じること
がない安定器取付構造を有し、かつ器具本体の強度を高
めた照明器具を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明に係る照明器具は、互に向き合う対向壁を有した
１対の本体側板の両端部をソケット台を介して夫々連結
してなる器具本体と、上記１対の本体側板の長手方向中
間部同志をつないで上記器具本体に取付けた安定器支持
板と、この安定器支持板に取付けられて上記対向壁間に
配置された安定器とを具備したことを特徴とする。

この特徴を有した照明器具によれば、１対の本体側板の
長手方向中間部同志を安定器支持板でつないだから、こ
の支持板によシ本体側板の長手方向中間部の変形を防止
して、器具本体の強度を高めることができる。そして、
器具本体を補強した安定器支持板に安定器を取付けたか
ら、従来使用されているものと同種の安定器を従来と同
じ横向き姿勢にして１対の本体側板間に配置できる。し
、たがって、安定器を高強度な位置に強固に、しかも器
具本体の重量バランスを崩すことなく支持できる。これ
とともに、安定器を１対の本体側板で挾持することなく
、これら本体側板間に配置できるので、ソケット台の幅
の範囲内の種々の大きさの安定器を、電源電圧やランプ
使用数に応じて任意に選択して設の部品を同種の器具本
体を有する照明器具の共通部品とできる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第５図を参照して
説明する。

図中１は１対の本体側板で、これらはカラー鋼板等の表
面加工済み鋼板に必要な孔明けを施した後、ロールフォ
ーミング加工によシ得たものである。これら本体側板１
は、上下方向に沿う垂直状の対向壁１ａの上縁に水平壁
１ｂを連ねて略逆り字状をなしている。そして、対向壁
１ａの長手方向両端部には、上記の孔明は加工によシソ
ケラト通孔２．ねじ通孔３．電通孔４が夫々設けられて
いるとともに、同じく長手方向中間部には１対の安定器
取付孔５が設けられている。さらに、対向壁１ａの例え
ば下縁には長手方向に沿う金具案内溝６を形成する折曲
縁７が設けられている。

また、図中８は板金製の１対のソケット台で、これらの
左右側面および下面のうち少なくとも一面には、棒状け
い光ラング（図示しない）を支持するランプソケット９
が取付けられるようになっている。なお、本実施例はソ
ケット台８の左右両側面に夫々ランプソケット９を取付
けた場合を示している。そして、ソケット台８の左右両
側面には螺孔１０および切起こされた係止爪１ノが夫々
設けられている。

上記１対の本体側板１は対向壁ＩＩＬ同志を互に向き合
わせた状態で、その両端部をソケット台８を介して夫々
連結されている。これら本体側板１とソケット台８とに
よシ器具本体１２が構成されている。この本体１２は対
向壁１ａおよびソケット台８で形成られる細長い箱形状
部分を有しており、この部分の上面および下面はいずれ
も開口されている。なお１本体側板１とソケット台８と
の連結は、ラングソケット９を予めソケット台８に取付
けた状態で、□ラングソケット９をソケット通孔２に通
すとともに、係止爪１１を電通孔４に通して折曲げた後
に、相対向されたねじ通孔３および螺孔１０にねじ１３
を通すことによってなされる。しかし、本発明において
本体側板１とソケット台８との連結はリベット止め又は
溶接止め等で行ってもよい。

そして゛、器具本体１２には、安定器取付板１４が１対
の本体側板１の長手方向中間部同志をつないで取付けら
れている。安定器取付板１４は本実施例では２個用いら
れておシ、これらは板金製でコ牢形をなし、かつ上記ソ
ケット台８の幅に等しい幅を有している。なお％１５は
上記安定器取付孔５を通って上記取付板１４の垂直片１
４Ｃを対向壁１ａに添わせて固定したねじ又はリベット
等の固定具であ５る。安定器取付板１４には器具本体１
２の中心線に合わせて取付孔１６が設けられている。

さらに、器具本体１２の対向壁１に、ｌａ間には安定器
１７が横向き姿勢にして配置されており、との安定器１
７は取付孔１６を通るねじやリベット等の取付具１８に
よシ安定器取付板１４に取付けられている。　　゛ しかも、器具本体１２０対向壁１＆、１＆間には、複数
の吊金具１９が金具案内溝６に移動可能に係合支持され
て配置されている。これら吊金具１８が有する孔１９ｈ
には、吊シポルト等の天井側吊具Ａが通されるものであ
ル、そして吊具Ａにナラ）Ｂｙｋ螺合することによシ、
吊金具１９を介して器具本体１２が天井側に支持される
ようになっている。

また、器具本体１２には、その箱形状部分の下面開口を
塞いで、表面加工済み鋼板をロールフォーミング加工し
て得た閉鎖板２０が着脱可能に取付けられている。この
板２０は、両側線に上向き係合縁２０ａを有していて、
この係合縁２０ａが上記折曲縁７に対し弾性的に係合す
ることで、器具本体１２の下面開口に取付けられるよう
になっている。

なお、図中８ａはソケット台８に設けた電源送シ用のノ
ックアウトである。また、２ノは器具本体Ｊ２に端部措
置を必要とする場合に設けられる端板で、これはねじ２
２等を介して水平壁１ｂの少なくとも一方の端部に取付
けられるようになっている。さらに、図中２３．２４は
いずれもネオゾレンプム製等の防振材で、これらは電源
電圧が大きい場合等必要により設けられ、防振材２３は
対向壁１ａと安定器取付板１４との間に挟設され、かつ
防振材２４は安定器取付板１４と安定器１７との間に挟
設されるようになっている。

以上の構造の照明器具によれば、その器具本体１２の１
対の本体側板Ｉは、両端部においてソケット台８を介し
て連結されているだけでなく、長手方向中間部において
安定器支持板１４でつながれている。したがって、安定
器支持板１４によシ本体側板１の長手方向中間部の変形
を防止でき、器具本体１２の強度を高めることができる
。

そして、安定器１７を安定器支持板１４に取付けたから
、１対の本体側板１の対向壁１ａ間において、かついず
れの対向壁Ｊａ側に片寄ることなく安定器１７を配置で
きる。このため、安定器１７が取付けられた状態でも器
具本体１２０重量バランスが不平衡となることがないの
で、積上げた場合の荷崩れを防止し易い。

しかも、安定器支持板１４の水平状部分に安定器１７を
連結して、安定器１７を横向き姿勢にして対向壁Ｊａ間
に配置するので、いずれか一方の対向壁１ａに片持ち状
に支持させる場合に比較して、振動作用時など取付具１
８等に作用する負荷を小さくでき、安定器１７の支持強
度を向上できる。また、安定器１７は横向き姿勢で取付
けられるから、安定器１７の側板に取付孔を必要とせず
、このため、従来使用されているものと同極の安定器を
用いることができる。

さらに、安定器１７は相対向する対向壁１１Ｌに挟着さ
れることなく、安定器支持板１４に取付けられて対向壁
１ａ、Ｉｔ間に配置されるから、電源電圧等に応じた幅
の異なる稲々の大きさの安定器を対向壁ｉ　ａ　ｔ　ｌ
　＊　ｌｊ１￥Ｃ配置できる。

このため、器具本体１２のソケット台８を少なくとも、
各種定格の照明器具等に対する共通部品とし得る。

なお、上記一実施例は以上のように構成したが、本発明
において安定器支持板１４はソケット台８の幅に等しい
断面コ字形の単一部材としてもよい。

また、第６図に示す他の実施例のように安定器支持板１
４を、本体側板１の水平壁１ｂ上面に重なる連結突片１
４＆を両端部に夫々有するとともに、これら突片１４＆
間に本体側板１０対向壁１ａに重なるか又は近接する折
曲片１４ｂを有した単一部材としてもよい。このような
安定器支持板１４を用いる場合には、その、器具本体に
対する取付けがよシ容易となる。

しかも１、本発明は上記一実施例のような２灯式照明器
具に限らず、器具本体１２の一方の本体側板１および閉
鎖板２０に設けたソケット通孔を貫通するランプソケッ
トに、棒状けい光ランプを取付けた２灯式照明器具、又
は器具本体１２に取付けた閉鎖板２０のソケット通孔を
貫通するランプソケットのみを備えて、これに棒状けい
光ランプを取付けたｌ灯式照明器具、或は器具本体の１
対の本体側板１および閉鎖板２０に設けたソケット通孔
を夫々貫通するランプソケットに、棒状けい光ランプを
取付けた３灯式照明器具等においても夫々実施可能であ
る。

その他、本発明の実施に肖っては、発明の要旨に反しな
い限シ、器具本体９本体側板、対向壁、ソケット台、安
定器支持板、安定器等の具体的な構造、形状２位置、材
質等は、上記各実施例に制約されることなく、種々の態
様に構成して実施できることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明した本発明は、上記特許請求の範囲に記載の構
成を要旨とするから、１対の本体側板の長手方向中間部
をつないだ安定器支持板によシ、器具本体の強度を高め
ることができる。

そして、安定器支持板に安定器を取付けることによって
、この安定器を１対の本体側板が着する対向壁間に配置
したから、器具本体の重量ノ４ランスを崩すことがなく
、かつ安定器を高い支持強度をもって取付けることがで
きるとともに。

器具本体を構成するソケット台等の部品の各種照明器具
に対する共通化も必要によシ図シ得る等の効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図から第５図は本発明の一実施例を示し、第１図は
下方から見た状態の斜視図、第２図は上方から見た状態
の斜視図、第３図は分解斜視図、第４図は第２図中■−
■線に沿う断面図、第５図は第２図中■−■線に沿う断
面図である。 第６図は本発明の他の実施例を示す一部の分解斜視図で
ある。 １・・・本体側板、ｌａ・・・対向壁、８・・・ソケッ
ト台、１２・・・器具本体、１４・・・安定器取付板、
１５・・・固定具、１６・・・取付孔、１７′−・・安
定器、１８・・・取付具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互に向き合う対向壁を有した１対の本体側板の両端部を
   ソケット台を介して夫々連結してなる器具本体と、上記
   １対の本体側板の長手方向中間部同志をつないで上記器
   具本体に取付けた安定器支持板と、この安定器支持板に
   取付けられて上記対向壁間に配置された安定器とを具備
   したことを特徴とする照明器具。