JPS6174270A - 自動車用バツテリの保温装置 - Google Patents

自動車用バツテリの保温装置

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JPS6174270A
JPS6174270A JP59195945A JP19594584A JPS6174270A JP S6174270 A JPS6174270 A JP S6174270A JP 59195945 A JP59195945 A JP 59195945A JP 19594584 A JP19594584 A JP 19594584A JP S6174270 A JPS6174270 A JP S6174270A
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temperature
engine
heater
liquid temperature
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JP59195945A
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Shigefumi Yasuhara
安原 成史
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は自動車用バッテリの保温装置、詳しくはバッテ
リを適切に加熱してその電力供給能力を高める保温装置
に関する。
(従来技術) 自動車におけるバフテリの役割は主としてエンジンの始
動であり、始動に際しては電圧降下が少なく大電流を安
定して供給できるという能力(以下、電力供給能力とい
う)の高いことが望まれる。このようなバッテリは他の
電装機器と異なりその作用が電気化学的であるため、電
力供給能力が温度等の影響を受けやすい。
従来、自動車に搭載されるバッテリは、例えばエンジン
ルーム内あるいは貨物車の後部荷台下等に、特に保温等
を考慮することなくいわゆるバッテリ本体のプラスチッ
ク容器が直接外気に触れる状態で配置されている。
しかしながら、このような通常の配置によるバッテリに
あっては、保温処置等が考慮されていないため、寒冷時
において電力供給能力が低下し始動性能が悪化するとい
う問題点があった。すなわち、バッテリは温度が低下す
ると、内部抵抗が増大するとともに化学反応の促進が阻
害され電力供給能力が低下するという基本的性質を有し
ている。一方、寒冷時においては工ンジンの潤滑油が硬
化しており、通常時に比して始動負荷が増大している。
このため、寒冷時にあってはバッテリに通常時以上の放
電電流が要求されるにも拘らず、上述した理由により従
来の配置では電力供給能力が低下している。したがって
、始動時に十分な大電流を供給することができず、始動
性能が悪化する。
また、このような電力供給能力の低下を考慮して始動性
能を高めるために、例えば容量の大きいバッテリを搭載
することも考えられるが、それによるとコスト高や重量
の増加あるいは硫酸という危険物の搭載量増加から安全
性が低下する等の新たな不具合を招(おそれがある。
一方、上述した通常配置ではなく所定条件下でバッテリ
を積極的に加熱しようとする試みも行われており、この
種のものとして本発明の出願人は先に「車両暖房用燃焼
式ヒータのハソテリ装置」 (実開昭57−11891
7号公報参照)を出願している。この装置はエンジンの
排気熱を利用してバッテリを加熱するもので、上述した
通常配置に比してバッテリの温度を高めることができる
。しかしながら、エンジン停止後の期間が長い場合、例
えば1夜おいて翌朝エンジンを始動しようとする場合に
は通常配置のものと同様に外気温の低下に伴ってパンテ
リの温度が低下するため、始動性能の悪化を改善するに
は未だ不十分である。
(発明の目的) そこで本発明は、エンジン運転中のみならず停止後もバ
フテリを加熱可能な加熱手段を設け、電力供給能力が所
定の状態に維持されるようにバッテリを加熱することに
より、寒冷時に拘らずエンジン始動時にバフテリから安
定して電力を供給し、始動性能を向上させることを目的
としている。
(発明の構成) 本発明による自動車用バッテリの保温装置は第1図にそ
の全体構成図を示すように、バッテリ1と、バッテリ1
を加熱する加熱手段13.41と、外気温度を検出する
外気温検出手段21と、バッテリ1の電力供給能力と所
定の相関関係を育する能力指数を検出する能力指数検出
手段14.19と、外気温度および能力指数に基づいて
バ・ノテリ1の電力供給能力が所定の状態に維持される
ように加熱手段13.41の作動を制御する制御手段3
日と、を備えており、外気温度の低下に拘らずバッテリ
1の電力供給能力を所定の状態に維持するものである。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2〜11図は本発明の第1実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第2図において、1は車両に
搭載されたバッテリであり、バッチ’J 1はエンジン
ルーム内の所定位置に配設される。バッテリ1は第3図
(a)に示すようにその外方がプラスチック製のケース
2で形成されており、ケース2内には所定量の電解液(
希硫酸)が封入される。バフテリ1の上部にはプラス端
子3、マイナス端子4および逃し孔5が形成されており
、また、パンテリ1は第3図(blに示すような発泡ス
チロール等所定の断熱性を有する断熱容器6で覆われる
。すなわち、第4図に示すようにバッテリ1の外方には
ケース2に密着して断熱容器6が配設されており、断熱
容器6はバフテリ1を保温し温度の低下を抑制する。
断熱容器6の上部には逃し栓7が設けられており、逃し
栓7は第5図fa)に示すように3層構造をなしている
。そして、逃し栓7の内部には第5図中)にその断面図
を示すように、段違い状の逃し通路8が形成されており
、逃し栓7は呼吸作用に基づく内外圧力の調整や電解液
から発生するガスの逃し等を行うとともに、これらの機
能を行うに際して熱交換を最小限に規制する。
また、プラス端子3およびマイナス端子4にはそれぞれ
ケーブル9.1oが接続されており、これらのケーブル
9.10はスポンジ等からなるケーブル断熱部11.1
2によって被覆されている。
一方、バッテリ1のケース2底部にはヒータ(加熱手段
)13が配設されて詰り、ヒータ13は通電時発熱して
バッテリ1を加熱する。ヒータ13としては、例えばP
TC特性(正温度特性)を有するものが使用され安全上
の配慮がなされる。
電解液の温度(以下、液温という)Teは液温センサ1
4により検出され、ケース2の温度Tcは温度センサ1
5により検出される。この場合、液温Teはバッテリ1
の電力供給能力と所定の相関関係(すなわち、液温Te
が下がれば該能力が低下する。詳細は後述の第9図参照
)を有しており、本実施例ではこれを能力指数と称する
。能力指数は液温Teに限らず電力供給能力に関する他
の指数、例えば電解液の量(以下、液量という)等も含
まれる。本実施例では、能力指数として検出の容易性を
考慮しており、液iTeと液量をその主な指数に選定し
ている。
そして、これらの指数の状態を検出することにより、電
力供給能力を間接的に推定している。
なお、液量の検出は直接に行うという形をとらず、結果
的に液量の低下を抑制する必要があることから、後述の
ようにコントロールユニットにより液量の減量レヘルを
規制するためプラス端子3への通電時間を所定値以内に
制限することで能力指数の低下を抑制している。上記液
温センサ14および後述のコントロールユニットは能力
指数検出手段を構成する。
再び第2図において、ヒータ13の一端はバッテリ1の
プラス端子3に接続され、他端はリレー16およびヒー
タ制御スイッチ17を介して接地される。ヒータ制御ス
イッチ17は手動操作される2つの接点を有しており、
投入されるとヒータ13への通電制御を許容するととも
に、制御表示灯18を点灯させる。リレー16の作動は
コントロールユニット19により制御されており、コン
トロールユニット19にはバッテリ1からの直流電圧V
cが制御開始スイッチ20を介して人力される他、/&
温センサ14および温度センサ15からの信号が入力さ
れるとともに、さらに大気温センサ21およびオルタネ
ータ22からの信号が入力される。制御開始スイッチ2
0は投入されると、エンジンの運転中、停止中に拘らず
コントロールユニット19に直流電圧Vcを供給する。
大気温センサ21は外気温検出手段として大気温度(外
気温度)Taを検出し、オルタネータ22はエンジン運
転中所定の発電電圧を発生させ発電信号Vaを出力する
。コントロールユニット19はこれらの信号に基づいて
エンジン1の電力供給能力が所定の状態に維持されるよ
うに(寒冷時においてもバッテリ1から安定した電力を
取り出すことができるように)リレー16への通電を制
御してヒータ13の作動を制御するとともに、液温表示
計23により現在の液温Teを表示させる。
コントロールユニット19は第6図に示すように切換回
路31、第1、第2温度制御回路32.33、タイマ回
路34および安全回路35により構成される。なお、液
温表示灯23に信号を出力する回路や電源回路等は図示
を省略している。切換回路31は発電信号Vaに基づい
てリレー16と第1温度制御回路32およびタイマ回路
34との接続を択一的に切り換える回路であり、発電信
号■aが入力されているとき(エンジン運転時)リレー
16と第1温度制御回路32を接続し、入力されていな
いとき(エンジン停止時)リレー16とタイマ回路34
を接続する。第1温度制御回路32は大気温度Taおよ
び液温Teに基づいてスイッチング作用を行う回路であ
り、このようなスイッチング作用を行う機能は人力信号
に相違はあるものの他の回路33〜35についても同様
である。
ここで、−例として第1温度制御回路32についてその
詳細を第7図に示す。第7図において、第1温度制御回
路32は比較器36、トランジスタQl、抵抗R1、R
2およびリレー37により構成され、温度に対して相関
している液温センサ14および大気温センサ21のそれ
ぞれの内部抵抗はR14およびR21で表され図示のよ
うな接続関係にある。比較器36のプラス端子にはバ。
テリ電圧Vcが抵抗R21、R2により分圧されて大気
電圧Eaとして人力され、マイナス端子にはバッテリ電
圧Vcが抵抗R1、R14により分圧されて液温電圧E
eとして入力される。大気電圧Eaは第8図に示すよう
に大気温度Taと負の相関関係を有し、液温電圧Eeは
液温Teと正の相関関係を有している。比較器36はこ
れらの電圧Ea’、Eeを比較し、その比較結果に応じ
て次の第1表で示すような条件でトラン’、;スタQ 
L ヲ0N10 F F制御してリレー37の接点を開
閉制御する。
第1表 したがって、第1温度制御回路32は第8図に示す交点
温度tsより図中左側の領域(条件■のとき)ではリレ
ーこの接点をONとし、右側の領域(条件Hのとき)で
は該接点をOFFとする。
第2温度制御回路33は上記第1温度制御回路32と同
様の機能を有しているが、Ta50℃でON、Ta>0
℃でOFFとなる点が異なる。
安全回路35はケース2の温度Tcに基づきTc<70
℃のときONとなり、TC≧70℃のときOFFとなっ
てバッテリIの過熱を防止する。タイマ回路34はヒー
タ13への通電時間を所定の制限値に規制する回路で通
電時間が制限値未満の、ときはONとなり、通電時間が
制限値以上になるとOFFとなって仮に加熱条件(第1
表における条件I)の場合であってもヒータ13への通
電を遮断する。上記リレー16およびコントロールユニ
ット19は制御手段38を構成している。
次に、作用を説明する。
一般に、バフテリの電力供給能力は能力指数に応じて変
化する。例えば、第9図は能力指数として液温Teを選
定し、これを変化させた場合の放電特性を示す図である
(但し、放電電流は200A)。同図に実線で示すよう
に液温Teの低下に伴って電力供給能力が低下しており
、例えば液温TeMTe=−15°Cであれば破線で示
すようにTe=25’Cのときの75%近傍の能力まで
低下し、Te=−30℃であれば同じく破線で示すよう
にTe=’15°Cのときの50%近傍の能力まで低下
する。これは見方を変えれば、例えばTe=−3Q℃で
あるとき仮に100%の放電エネルギを放出した場合で
あっても、Te=25℃のときの50%程度のエネルギ
しが供給できないことを示している。
ここで、本発明者はこれをさらに定量的に把握するため
充放電の実験を行い、次の第2表で示す実験データを得
た。
(以下、本頁余白) 第2表 第2表に示す実験データから液温Te、充電率、放電特
性について次のようなことが言える。例えば、Te=−
25℃のときはT e = ’15℃の場合に対して8
v維持時間(放電限界)が41%に、2分後電圧(放電
エネルギ)が87%に低下しており、これは25℃にお
いてバッテリの充電率が75%である場合く同様に各値
は60%、97%となる)に比してさらに劣る特性であ
る。これから次のような原理が導かれる。すなわち、5
%のエネルギを放出しても液温TeをTe=25°Cに
維持することができれば、放電限界で5゜5 /3.8
 =45%、放電エネルギで10.1/9.0 =11
%程放電特性を向上させることができるという原理であ
る。これは、寒冷時には自らのエネルギを消費してもバ
ッテリ本体を暖めて液温Teを上昇させた方が、電力供
給能力が高まることを意味している。
そこで本実施例では、かかる原理に着目して、バッテリ
1に所定の保温処理を施して保温効果を高め、エンジン
運転中は主に充電電力によりヒータ13を通電制御して
ハフテリ1を加熱することで、液温Teを所定範囲に維
持するとともにエンジン停止後の液温低下を緩慢なもの
とする一方、エンジン停止期間中は大気温度Taに応じ
てバッテリ1自らの放電エネルギをヒータ13に通電さ
せてバッテリ1を加熱することで、充電率を低下させな
がらも液?!jLT eを上昇させて電力供給能力を所
定の状態に維持している。
以下にこれを第10図に示すタイミングチャートを参照
して説明する。
ヒータ13への通電制御実行中はヒータ制御スイッチ1
7および制御開始スイ・ンチ20がON位置にあり、制
御表示灯I8が点灯している。いまタイミングt1でエ
ンジンを始動すると、コントロールユニット19にあっ
ては切換回路31がその接点を第6図中上方(図示の原
位置)に切換え、リレー16−切換回路31−第1温度
制御回路32−安全回路35という制御ルートを確立さ
せる。
これにより、人気度Taと液温Teに応じて第1表で示
す条件に従ってリレー16が0N10FF制御されヒー
タ13が通電制御されてバッテリ1が加熱される。この
場合、第1温度制御回路のスイッチング機能は第8図に
示すような大気電圧Eaと液温電圧Eeの特性に依存し
ており、大気温度Taが低い程加熱目標温度Tmは高く
設定されることになる。そして加熱目標温度Tmは大気
温度Taに対して第11図に示すような関係となる。す
なわち、大気温度Taが低くなるに従って加熱目標温度
Tmが高くなり、液温Teが高く維持される。
ここで、タイミングt1において、例えば大気温度Ta
がTa=−20’Cであるとき第11図に示す関係から
加熱目標温度TmはT m = 60℃となり、液温T
eがT6x”l’mとなるまでヒータ13に通電されて
バッテリ1が加熱される。これにより、/&温Teが上
昇しタイミングt2でTe=60°Cになると、第1温
度制御回路32がOFF状態となってヒータ13への通
電を停止する。
以後、エンジンの運転が継続されるタイミングt3まで
の間はTa=60’Cとなるように上記通電制御が実行
され液温Teが60°Cに維持される。
このとき、例にTeが70°C以上になると、安全回路
35がOFF状態となってヒータ13への通電が強制的
に遮断され、過度の液温上界が防止される。、また、ヒ
ータ13はPTC特性を有しており、発熱温度が100
’Cを超えることがなくケース2の局部過熱が防止され
安全性が確保される。
次いで、タイミングt3でエンジンが停止されると、切
換回路31がその接点を第6図中下方に切換え、リレー
16−切換回路31−タイマ回路34−第2温度制御回
路33−安全回路35という制御ルートに切換わる。こ
のとき、タイマ回路34はTa≦0℃でONとなる機能
を有しているため、現タイミングt3ではOFF状態に
ある。
したがって、ヒータ13への通電が遮断され、ノ1ッテ
リ1の冷却が始まる。この場合、バッテリ1からの熱エ
ネルギは断熱容器6やケーブル断熱部11.12を介し
て外部に放出され、その熱量QはTa=−20°Cであ
るとき次式〇で表される。
Q = k (T e −(20) ) −−−−−一
〇但し、k:比例定数 この過程では、液温Teが高く維持されているため、大
気温度Taが低いにも拘らずエンジン停止中において液
温Teが大気温度Taまで低下するに要する時間を長(
することができる。
すなわち、液温Teの低下を緩やかなものとすることが
できる。また、このとき断熱容器6やケーブル断熱部1
1.12により断熱効果が発揮されて液温Teの低下が
より緩やかなものとなる。
そして、これは次回再始動時において液温Teを出来る
限り高く維持して電力供給能力を高めることにつながり
、始動性能の向上に結びつく。
また、液温Teの低下を緩やかなものとすることにより
、後述のエンジン停止中においてヒータ13への通電電
力として使用されるバッテリlの充電エネルギの消費を
少なくすることができる。
このようにエンジン運転中はバッテリ1を100%充電
状態としつつその液温Teを60℃に維持し、停止後は
冷却特性を出来る限り緩やかなものとして以後に必要な
電力供給能力の向上を図っている。因に、従来は第10
図中破線で示すように運転中の液温上昇が極めて微かで
あり、またエンジン停止とともに急カーブで液温Teが
低下し大気温度Taに近いものとなる。
次いで、液温Teが低下しタイミングt4でTe=O℃
になると、第2温度制御回路33がONとなってヒータ
13への通電制御が再開されるとともにタイマ回路34
が通電時間のカウントを開始する。タイマt3〜t4間
における液温Teの低下曲線は、いわばバッテリ1の保
温特性を示し保温を良くすればする程この勾配が緩やか
なものとなる。例えば、上記t3〜t4までの時間は保
温なしく従来例)で数時間、本実施例の場合二昼夜以上
となる。したがって、例えば24時間サイクルで再始動
する場合には液温Teは60℃〜20℃程度に維持され
、従来例に比して電力で60%(=100%−41%)
放電エネルギで13%(−100%−87%)という値
だけ能力を向上させることができる(第2表参照)。ま
た、48時間サイクルの場合(0℃保温)には、上記値
をそれぞれ45%、11%とすることができる。
タイミング上4以後はバフテリ1自らの充電エネルギを
放出して加熱をすることとなり、その加熱時間はタイマ
回路34により所定制限値以内に規制される。本実施例
ではこれがタイミングt4〜t5間に相当しており、t
4〜t5間は第2温度制御回路33の作動によってTe
#0°Cの状態に維持され、t5以降はタイマ回路34
がOFFとなって再びバッテリ1の冷却が開始される。
タイミングt5以降の冷却特性は前記タイミングt3以
降の場合に比して一層緩やかなものとなり、例えば液温
Te#<Te=0°CからTe−−20℃に到達する時
間は従来例で数時間、本実施例では20時間以上となる
(実験データより)。
次いで、タイミングt6でエンジンを始動すると、以後
再び前記タイミングt1〜t2間の制御が繰り返される
。このとき、エンジン停止期間中タイミングL4〜t5
間においてバッテリ1が加熱されているため、液温Te
は大気温度Taに等しい状態まで急激に低下しておらず
0℃より微かに低い温度に維持されている。
したがって、大気温度TaがTa=−20°Cという低
い状態であってもバフテリ1の電力供給能力を所定の状
態に維持してバッテリ1から安定して電力を取り出すこ
とができ、始動性能を向上させることができる。エンジ
ンが始動すると、タイミングt6〜t7間はヒータ13
に通電されてバフテリ1が再び60℃となるように加熱
される。この加熱時の温度上昇割合(図示の特性カーブ
)はバッテリの大きさ、ヒータ13の容量等によって異
なるが、以後のエンジン停止タイミングが早まるような
場合には液温Teが少しでも高い方が有利であるため支
障のない限り急速特性とするのが好ましい。また、この
ような特性としておけば、必要な走行が終了したとき液
温Teが60°C未満であるような場合、強制的にエン
ジンの運転を継続しあるいはエンジンを始動させて液温
Teが60°Cとなるのを待ってエンジンを停止させる
という処置をとることが容易である。このとき、運転者
は液温表示計23を見てこの判断を適切に行うことがで
きる。
以後、タイミングも7〜t8間は前記タイミングt2〜
む3間と同様の制御が実行される。
そして、タイミングt8でエンジンが停止され、液温T
eがO″Cまで低下する前にタイミングt9においてエ
ンジンが始動されると再び前述と同様の制御が繰り返さ
れ液温特性が同様のカーブを描く。以後、タイミングt
 to ””’ t 12は前述のタイミングt2〜t
9と同様の制御が種々の時間配分で行われる例を示して
いる。
なお、上記作用例は寒冷時を対象としたものであるが、
例えば夏季等で本装置の作動を停止させたい場合には、
ヒータ制御スイッチ17をOFFとすればよく、これに
より加熱エネルギの浪費が避けられるとともに制御表示
灯18が消灯して運転者に装置の作動停止を確認させる
また、本実施例ではエンジン停止中に通電制御を行う場
合、タイマ回路34によって通電時間を制限して充電エ
ネルギの過渡の放出を規制しているが、このような通電
時間の制限という方法に限るものではない。すなわち、
充電率が低いとき通電制御を開始すると好ましくないの
で、例えば一応の目安として75%充電時にVc= 1
0.3Vとなることから(第9図参照)、バッテリ電圧
Vcが10.3Vまで低下すると該通電制御を停止させ
るようにしてもよい。そのようにすれば、充電率の過渡
の低下を防ぐことができる。
第12図は本発明の第2実施例を示す図であり、本実施
例は加熱手段としてエンジンの冷却水を併用したもので
ある。
第12図において、ヒータ13の下方には加熱手段とし
ての加熱ユニット41が設けられており、加熱ユニット
41には冷却水パイプ42を通してエンジンの冷却水が
導かれる。冷却水パイプ42の途中には電磁弁43が介
装されており、冷却水パイプ42はヒータ13の制御と
同様にコントロールユニット19によって開閉制御され
る。その他は第1実施例と同様である。
したがって、本実施例ではエンジン運転中主に冷却水で
バフテリ1の加熱、尿温を行うことができ、第1実施例
に比して電気エネルギの節減を図ることができる。この
場合、例えば加熱ユニット41の水温を表示する水温針
を設け、エンジンを停止しようとするときこの水温が低
ければエンジン停止を遅らせてバフテリ1を加熱するよ
うにしてもよい。また、本実施例では安全を確保する手
段としては液温Teが所定値未満であっても電磁弁43
により冷却水の通過を遮断させればよい。これは、水温
が100°C以上になるとバッテリ1の電解液の蒸発が
懸念されるからである。
なお、上記各実施例ではバッテリを保温しているが、バ
ッテリ自身非常に熱慣性が大きいため保温処置を施さな
い場合であっても本発明の効果が発揮されるのは言うま
でもない。
また、本発明を実施する際の態様は上述した各実施例に
限るものではない。変形可能な態様としてその例を次に
述べる。
(1)バフテリの構造 バッテリ容器を工夫し、例えば2重壁の採用や断熱材を
壁の間に挿入する、さらには壁の間にヒータやコントロ
ールユニットを組込むようにしてもよい。このようにす
れば、バッテリへの装着性の向上や破損の低減を図るこ
とができる。
(II)コントロールユニットの共用化エンジンが電子
制御されているものであれば、本装置のコントロールユ
ニットは電子制御ユニットの中に組み入れることができ
、制御パーツの共用化を図ることも可能である。また、
コントロールユニットはワイヤードロジック回路によっ
て構成してもよいが、例えばマイクロコンピュータによ
りその機能をソフトウェアで実現させるようにしてもよ
い。そのようにすれば、よりきめの細かい精密な制御が
可能である。
(III)保温容器 保温容器を断熱性の板材により箱状に形成し、内部にバ
ッテリを収納して上部を、例えば止め金にて固定する。
そして、この容器は折りたたみが可能な構造とし、季節
に応じて収納するか否かを決定する。このようにすれば
、冬季と夏季等季節に応じて保温特性を変えることがで
き、例えば夏季における加熱を防止してバッテリ寿命を
長くすることができる。また、夏季においてはエンジン
ルーム内がエンジン熱で130°C程度になることもあ
る。このような場合には第1.2実施例で示した固定型
容器がこの高温を遮蔽する手段として作用することもあ
るため、固定型容器の方が有利である場合もありうる。
要はエンジンの種類やエンジンルームの構造あるいはバ
ッテリの据付箇所等を考慮して適切な容器を採用すれば
よい。
(効果) 本発明によれば、寒冷時に拘らず電力供給能力を所定の
状態に維持してエンジン始動時にバッテリから安定して
電力を供給することができ、始動性能を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図、第2〜11図は本発明の
第1実施例を示す図であり、第2図はその回路構成図、
第3図(alはそのバッテリを示す斜視図、第3図(b
)はその断熱容器を示す斜視図、第4図はその要部断面
図、第5図(alはその逃がし栓を示す斜視図、第5図
中)はその逃がし栓の断面図、第6図はその制御手段の
回路構成図、第7図はその第1温度制御回路の詳細な回
路図、第8図はその大気電圧および液温電圧と大気温度
および液温との関係を示す図、第9図はバフテリ電圧と
放電時間との関係を示す図、第10図はその作用を説明
するために液温と時間との関係を示すタイミングチャー
ト、第11図はその大気温度と加熱目標温度との関係を
示す図、第12図は本発明の第2実施例を示すその要部
断面図である。 1−・・−バッテリ、 13−−−−−ヒータ(加熱手段)、 14−−−−一・液温センサ(能力指数検出手段)、1
9〜−−一・・コントロールユニット<i カ指M 検
出手段)、 21・−−一−〜大気温センサ(外気温検出手段)、3
8−−−−一制御手段、 41−一−・−加熱ユニット(加熱手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 バッテリと、バッテリを加熱する加熱手段 と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、バッテリ
    の電力供給能力と所定の相関関係を有する能力指数を検
    出する能力指数検出手段と、外気温度および能力指数に
    基づいてバッテリの電力供給能力が所定の状態に維持さ
    れるように加熱手段の作動を制御する制御手段と、を備
    えたことを特徴とする自動車用バッテリの保温装置。
JP59195945A 1984-09-18 1984-09-18 自動車用バツテリの保温装置 Pending JPS6174270A (ja)

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