JPS617358A - トリアジン化合物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染法 - Google Patents

トリアジン化合物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染法

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JPS617358A
JPS617358A JP59126876A JP12687684A JPS617358A JP S617358 A JPS617358 A JP S617358A JP 59126876 A JP59126876 A JP 59126876A JP 12687684 A JP12687684 A JP 12687684A JP S617358 A JPS617358 A JP S617358A
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Toshihiko Morimitsu
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Hirokazu Sawamoto
澤本 浩和
Akira Takeshita
明 竹下
Naoki Harada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも1個の下式 〔式中、X、Yは互いに独立に、水素原子又は置換もし
くは非置換の01〜C2゜の炭化水素基を示す。〕 で示される繊維反応性基を有する化合物及びそれを用い
て染色又は捺染する方法に関する。
反応染料は繊維材料の染色及び捺染に広く使用されてい
るが、現在の所、特定の染色法に対する適合性及び堅牢
度に関する高い要求の点からみて、公知染料は未だ満足
すべきレベルではなく、更に改良された反応染料の提供
が強く望まれている。本発明は、反応染料に対して要求
される要件を広く満足できる新規な化合物を提供するこ
とを目的とする。
本発明における前記の繊維反応性基を有する化合物とは
、一般式(I) 〒 〔式中、Dは−N−(式中、RはH又はC1〜C4のア
ルキル基〕でトリアジニル環と結合する1個以上の水溶
性基を有する有機染料残基を示し、2は非置換又は置換
されていてもよいアミノ基もしくは水酸基あるいは、ハ
ロゲン原子を示す。XおよびYは前記の意味を有する。
〕 で表わされる化合物、あるいは一般式(IllAIA! (X及びYは前記の意味を有する。)であ及びYは前記
の意味を有する。)であり、他方が塩素または弗素を表
わし、Wは2個のアミノ基Gこよってトリアジニル環に
結合しているジアミノ残基を表わし、D及びZは前記と
同じ意味を有する。〕 で表わされる化合物、あるいは一般式■)〔式中1D・
W、A1及びA、は前記と同じ意味を有する。〕 で表わされる化合物、あるいは一般式(IVI〔式中、
D @ Z # A 1及びA!は前記と同じ意味を有
する。〕 で表わされる化合物である。式(Il〜QV)における
Dで示される有機染料残基として例えばアゾ系、含金ア
ゾ系、ホルマザン系、7ターロシアニ;ン係・r′いア
ントラキノン系等が挙げられ、これらは少なくとも1個
のスルホン酸又はカルボン酸の様な水溶性基を有するも
のである。
またZで示される非置換又は置換されていてもよいアミ
ノ基もしくは水酸基としては例えば次のものが挙げられ
る。
アミノ、アルキルアミノ(メチルアミノ、エチルアミノ
、プロピルアミノ、ブチルアミ7ノノ、ジメチルアミノ
、ジエチルアミノ、メチルエチルアミノ、オクチルアミ
ノ、シクロヘキシルアミノ)、ヒドロキシアルキルアミ
ノ(モノエタノールアミノ、ジェタノールアミノ)、シ
アノアルキルアミノ(β−シアノエチルアミノ、ジ−β
−シアノエチルアミノ)、β−スルホエチルアミノ、タ
ウリン残基、グリシン残基、アニリノ、スルホ、クロロ
、低級アルキル、低級アルコキシ、ニトロカルボキシな
どで置換されたアニリノ(W−1m−又はp−スルホア
ニリリ、2.5−ジスルホアニリノ、0−lm−又はp
−トルイジノ、0−lm−又はp−メトキシアニリノ、
0−lm−又はp−クロロアニリノ、2−メチルー4−
スルホアニリノ、2−メトキシ−4−スルホアニリノ、
p−ニトロアニリノ、2−スルホ−4−メチルアニリノ
、4−クロロ−2−スルホアニリノ、0−lm−又はp
−カルボキシアニリノ、2−カルボキシ−4−スルホア
ニリノ)、N−メチルアニリノ、N−エチル−4−クロ
ロアニリノ、アルコキシ(メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ)、フェノキシ、クロロ、ニトロ、メチ
ル、スルホ、カルボキシなどで置換されたフェノキシ(
o−1m−又はp−クロロフェノキシ、0−lm−又は
p−ニトロフェノキシ、0−lm−又はp−スルホフェ
ノキシ、0−lm−又は0−カルボキシフェノキシ、モ
ルホリノ、ピペリジノ、ピペラジノ。
又、Wで示されるジアミノ残基としては例えば次のもの
を挙げることができる。
アルキレンジアミノ(エチレンジアミノ、1.8−プロ
ピレンジアミノ、l、6−ヘキジレンジアミノ、2−ヒ
ドロキシ−1,8−プロピレンジアミノ、−NHCH,
CH,OCH,CH,NE(−)アリーレンジアミノ(
1,4−フェニレンジアミノ、l−メチル−2,6−フ
ェニレンジアミノ、1.8−7エニレンジアミノ、4−
スルdt−1.8−7.ニレンジアミノ、4.6−ジス
ルホ゛−1,8−7エニレンジアミノ、2−スルホ−1
,4−7二二レンジアミノ、2.6−ジスルホ−1,4
−フェニレンジアミノ、6−カルボキシ−1,8−7二
二レンジアミノ、2.5−ジメトキシ−1,4−フェニ
レンジアミノ、1−N−メチルアミノアニリノ、1.2
−フェニレンジアミノ、2.4.6−)ジメチル−6−
スルホ−1゜4−フェニレンジアミノ、 So、H 5o、H亀H 5O,H 5o、H 2−メチル−5−スルホ−1,8−フェニレンジアミノ
、4−メチル−1,2−7二二レンジアミノ、 −HN()O合NH−1 が挙げられる。
一般式(I) 〜ffl (7)化合物は、AI 、A
Hlfi塩素又は弗素である染料を、好ましくは水溶液
中、40〜106℃、PH4〜9で、下式(マ)〔式中
、X及びYは前記の意味を有する。〕で表わされる化合
物又はそのアルカリ金属塩と反応させることによりて製
造できる。
式(マ)におけるX及びYは互いに独立に、水素原子又
は置換もしくは非置換のC8〜Cゎの炭化水素基を示し
、炭化水素基としては、置換されていてもよいアルキル
基(メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル
、イソブチル、ペンチル、オクチル、ウンデシル、ヘプ
タデシル、エイコシル、シアノメチル、シアノエチル、
シアノプロピル、シアノブチル、ベンジル、o−1m 
−又はp−クロロベンジル、o−lm−又はp−ニトロ
ベンジル、〇−1m−又はp−スルホベンジル、0−l
m−又はp−カルボキシベンジル、7ヱネチル、0−l
m−又はp−クロロフェネチル、0−lm−又はp−ニ
トロ7エネチル、0−lm−又はp−スルホフェネチル
、〇−1m−又はp−カルボキシ7エネチル、スチリル
、0−lm−又はp−クロロスチリル、0−lm−又は
p−ニトロスチリル、〇−1m−又はp−スルホスチリ
ル、0−lm−又はp−カルボキシスチリル、2.4−
ジアミノ−6−エチル−3−トリアジニル等)、および
フェニル又はクロロ、ニトロ、スルホ、カルボキシなど
で置換されたフェニル基(o−1m−又はp−クロロフ
ェニル、0−lm−又はp−ニトロフェニル、0−lm
−又はp−スルホフェニル、0−lm−又はp−カルボ
キシルフェニル等)などが挙げられる。
又、式fflで表わされる化合物としては、例えは次の
ものが挙げられる。1−又は2−メチルイミダゾール、
■−又は2−エチルイミダゾール、■−又は2−プロピ
ルイミダゾール、1−又は2−イソプロピルイミダゾー
ル、1−又は2−プロルイミダゾールペ 1−又は2−
インブチルイミダゾール、l−又は2−ペンチルイ造ダ
ゾール、■−又は2−オクチルイミダゾール、1−又は
2−ウンデシルイミダゾール、1−又は2−ヘプタデシ
ルイミダゾール、1−又は2−エイコシルイミダゾール
、l−シアノメチル−2−メチルイミダゾール、1−シ
アノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノメチ
ル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2
−フェニルイミダゾール、1−シアノメチル−2−ウン
デシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシ
ルイミダゾール、1−又は2−シアノメチルイミダゾー
ル、■−又は2−シアノエチルイミダゾール、1−又は
2−フェニルイミダゾール、1−又は2−ペンジルイミ
タゾー/L/、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール
、■−ベンジルー2−ウンデシルイミダゾール、1−又
は2−フェネチルイミダゾール、l−フェネチル−2−
メチルイミダゾール、l−7エネチルー2−ウンデシル
イミダゾール、■−スチリルー2−メチルイミダゾール
、1−スチリルイミダゾール、2゜4−ジアミノ−6−
(2’−メチルイミダゾリル−(1/))−エチル−8
−)リアジン、2.4−ジアミノ−6−(2’ −ウン
デシルイミダゾリル−(1’))−エチル−8−トリア
ジン、1−(o−、m−又は訃−クロロベンジル)−2
−メチルイミダゾール、1−(o−、m−又はp−スル
ホベンジル)−2−メチルイミダゾール、1−(o−、
m−又はp−ニトロベンジル)−2−メチルイミダゾー
ル、1−(o−、m−文はp−カルボキシベンジル)−
2−メチルイミダゾール、1−(o−、m−又はp−ニ
トロフェニル)イミダゾール、1−(o−、m−又はp
−スルホフェニル)イミダゾール、1−(o−、m−又
はp−クロロフェニル)イミダゾール、1−(o−、m
−又はp−カルボキシフェニル)イミダゾールが挙げら
れ、その内工業的利用価値の高い原料としては、特に次
のものが挙げられる。
2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2
−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾ
ール、2−フェニルイミダゾール、l−ベンジル−2−
メチルイミダゾール、l−シアノエチル−2−メチルイ
ミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾ
ール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール
、2.4−ジアミノ−6−(2’−メチルイミダゾリル
−(1’))−エチル−8−)リアジン、2,4−ジア
ミノ−6−(2’−ウンデシルイミダゾリル−(1’)
〕−〕エチルー8−リアジン、が挙げられる。
本発明で適用することのできる好ましい繊維材料は木綿
、ビスコースレーヨン、キュプラアンモニウムレーヨン
、麻などのセルロース繊維、及びセルロース繊維を含有
するポリエステル、トリアセテート、ポリアクリロニト
リル、変性ポリアクリロニトリル、ポリアミド、羊毛、
絹などの混合繊維物質(セルロース含有繊維材料)であ
って繊維形体も糸、布帛、総、ルーズファイバーなどい
ずれの状態であっても適用できる。
本発明においては、セルロース以外の繊維材料を染色す
るに必要な染料、例えばCo1ourIndex  第
8版及びソc) Addltions  andAmm
endments  に記載されている分散染料、塩基
性染料、カチオン染料、酸性染料、酸性含金染料、など
を同時に染浴に添加して染色することができる。
本発明に詔いては、一般式(I)〜([V)において、
■ る。)が結合した位置にハロゲン原子、特には塩素原子
又は弗素原子であるハロゲノ−8−トリアジニル基が結
合した反応染料(以下前駆物質という)と式(マ)で表
わされる化合物又はそのアルカリ金属塩を染浴中に入れ
一般式(I)〜(fflの化合物を形成し染色を行なう
こともできる。使用される式(Vlの化合物又はそのア
ルカリ金属塩の使用量は、前駆物質であるハロゲノ−9
+ ) IJアジニル基を含有する反応染料のハロゲン
原子に対し0.5〜IO倍モル量であり、好ましくは1
.0〜5倍モル量が適当である。
本発明の染色は、好ましくはセルロース又はセルロース
含有繊維材料及び必要に応じて好適には塩化ナトリウム
又は硫酸ナトリウムなどの電解質1−150r/6を含
む水性染浴を調整する。次に全染色工程中この染浴pH
値が4〜IOの範囲に保ち100℃以下の温度で染色を
開始し、染色の進行とともに昇温し100〜150℃で
10〜90分間染色を行なう。
本発明においては、染色時のpHは前記のように4〜1
0の範囲に保たれるが好適には染色開始前から染色終了
時までpHが5〜9の範囲に保持される状態が良好な染
色再現性を与える。その際前記のpH範囲が全染色行程
中に保たれるために、水性染浴で緩衝作用を示す適当な
物質例えば硫酸、塩酸、炭酸、硼酸、リン酸、酢酸、酒
石酸、クエン酸などの酸及びそれらのナトリウム塩、カ
リウム塩又はアンモニウム塩の単−又はこれらの混合物
を加えることができる。しかし本発明では特にこれらに
限定されない。
上記の緩衝剤の使用量は有利には0.5〜6.0t/(
lである。
また、反応性染料、かかる染性の前駆物質と式(V)の
化合物又はその塩又はセルロース以外の繊維材料を染色
するための染料及び電解質は、染色開始前に染浴に添加
してもよく、あるいは染色工程中にわたって加えること
もできる。染浴にはメタニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウムなどの還元防止剤、アニオン系、非イオン系又は
カチオン系の均染剤、緩染剤、分散剤、沈澱防止剤など
を加えることができる。セルロース含有繊維材料の染色
には上記の如くセルロース及びセルロース以外の繊維材
料を有利には同時に染色する一浴一段法により染色でき
るが、どちらか一方の繊維材料を染色した後に、同浴か
ら他の一方の繊維材料を染色する一浴二段法を適用して
もよく、更には本発明の染色法とセルロース以外の繊維
の染色法を組合せ別々の浴からセルロース含有繊維材料
を染色する二浴法によりても染色することができる。
本発明の染色に適する染色機は100〜150℃の染色
温度で吸尽法により染色できるものであれば特に限定さ
れないが、一般的には100〜150℃の温度に昇温可
能な設備、装置を有する回転染色機、噴射染色機、チー
ズ染色機、ケーク染色機、オーバーマイヤー染色機、ウ
ィンス染色機、ジッが一染色機、ジェット染色機などが
好適である。
本発明化合物を用いて、酸結合剤の不在下セルロース繊
維材料またはセルロース含有繊維材料をパジング法によ
り染色するか捺染を行なう場合は、例えば、酸結合剤を
含まないパジング液または捺染糊で処理した繊維材料を
、要すれば80〜100℃で乾燥した後、150℃以上
に加熱することにより行なうことができる。150℃以
上の加熱は通常160〜250℃特に180〜280℃
の温度で行なわれ、例えば約200℃の数分間のベーキ
ングまたは180℃の6〜10分間のスチーミングによ
る。
この染色法は特にセルロース/ポリエステル混合繊維材
料の捺染に有利である。
一方、セルロース繊維材料のみを上記(I)〜紅)の化
合物で染色又は捺染する場合は、通常の反応染料の染色
条件を採用することによって実施することも可能である
本発明化合物はセルロース繊維材料を含有した繊維材料
の捺染、特に染色において好適であり、公知反応染料と
は区別される。
次に本発明を実施例に従い説明するが、実施例中の「部
」は特に説明のない限り「重量部」である。
実施例1 遊離酸の形で下式 で示される染料88.7部に水150部を加え、更に2
−(メチル)イミダゾール10.2部を加えpH4,0
〜4.5に調整する。このpH値で80℃、−晩の攪拌
を行ない、その後NaC4で塩析沖過することにより、
遊離酸で下記 (1maxm410ni−t で示される化合物を得た。
実施例2 遊離酸の形で下式 で示される染料80部に水200部を加え、更に1−シ
アノエチル−2−メチルイミダゾール16.2部を加え
pH4,0〜4.5に調整する。このpH値で一晩80
℃の攪拌を行ない、その後NaC4で塩析沖過すること
により、遊離酸で下式 で示される化合物を得た。
実施例8 遊離酸基の式で下式 で示される染料40.0部に水200部を加え、更に1
−メチルイミダゾール10.2部を加え、pH7,0〜
7.5に調整する。このpH値で80℃、−晩の攪拌を
行ない、その後NaCd  で塩析沖過することにより
、遊(Amax−500nm) で示される化合物を得た。
実施例4 実施例1.2及び8と同様の方法により、公知の反応染
料を用いて、遊離酸で次式で示される新規な化合物を得
た。
(1max=560nm) SO,H (Amax=680nm) 50、H (λmax=6701m) (λmax=610nm) (Wmax=612nm) SO,H (スmax−5001m) (λmax−5401m) 猪。
(λmaxe=426nm) (λmaxw490r1m) 実施例5 次表の第2欄に挙げた反応染料を用いて、第8欄の式(
Vlで示される化合物−これは下式 %式% ルイミダゾリルー(1’)’)−エチル→−トリアジン 1.2.4−ジアミノ−6−(2’ −ランデシイミダ
ゾリル−(1’))−エチ ル−8−トリアジン の記号(a−1)で示されている−を実施例1.2又は
8と同様の方法で反応させることにより合成でき、得ら
れた発明化合物の繊維上での色調を、次表の第4欄に記
載した。
実施例6 下式 %式% で示される次表の染料を用い、実施例1゜2又は8に記
載された方法で基 を有する化合物を得た。下表の化合物は、式([Il 
’で示されたDSW、Z及び実施例6に記載の式(V)
で示される化合物a−1のいずれかにより特定され、繊
維上の色調を最右欄に示した。
実施例7 下式 で示される次表の染料を用い、実施例1゜2又は8に記
載された方法で基C−x (X及びYは前記の意味を有する。)を有する化合物を
得た。次表の化合物は、式II)’で示されたり、W及
び実施例6に記載の式(V)で示される化合物a−1の
いずれかにより特定され、繊維上の色調を最右欄に示し
た。
染色例! 実施例1により製造した染料の0.1,0.8及び0.
6部を各々水200部に溶解し、芒硝10部と木綿10
部を加え、120℃に昇温し、炭酸ソーダ4部を加え、
同温度で1時間染色する。水洗、ソーピング、水洗そし
て乾燥して、諸堅牢度に優れ良好なビルドアツプ性を有
する黄金色染色物を得た。
さらに同様の結果は、木綿/ポリエステルl:1の混紡
割合の木綿上でも得られた。
染色例2 実施例1により製造した染料4.6部、尿素1O10部
、アルギン酸ナトリウム、糊料の10%水溶液50.0
部、m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1.0部
、重111.0部に水を加え100部とした捺染糊を用
いて、木綿上に捺染し、この捺染されたものを乾燥後、
102℃で6分間スチーミングする。この捺染物を冷水
及び熱湯で洗い乾燥する。
得られた捺染物は優れた諸堅牢度を有する。
又、102℃で6分間スチーミング行なう代わりに17
5℃で6分間スチーミングしても同様の捺染物が得られ
た。
さらに同様の結果は木綿/ポリエステルl:1の混紡割
合の木綿上でも得られた。
染色例8 m−二トロベンゼンスルホン酸ナトリウム0.5部を添
加して実施例1によって得た染料2.0部を水100部
に溶解する。得られた溶液で木綿織物を含浸して重量増
加75%となるようにし、次に乾燥する。次にこの織物
を苛性ソーダ597g及び食塩800t/lを含有して
いる20℃の温溶液に含浸し、重量増加75%に絞り、
この染色物を200℃で80秒間スチーミングし、すす
ぎ、非イオン性洗剤の80%沸騰溶液中で15分間ソー
ピング処理し、すすぎ、乾燥することにより黄金色の染
色物を得た。
乾燥後、200℃で80秒間行なうスチーミングを次の
任意のものに代える場合にも同様の染色物が得られた。
(a)210℃で1分間ベーキング (b)180℃で8分間ベーキング (C)150℃で5分間ベーキング さらに同様の結果は、木綿/ポリエステルの1:lの混
紡割合の木綿上でも得られた。
染色例4 実施例1で表わされる染料2部、Na!5O46(1、
m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1部、緩衝剤
としてNa1HPo4・12H102部及びKH,Po
、 0.6部及び水984.5部からなる水性染浴を調
整した。この時の染浴pH値は7であった。この染浴に
常温で精練漂白済みの無シルケット木綿メリヤス50部
を入れ、攪拌しながら80分で120℃まで昇温し、そ
の温度で60分間染色した。染色後のpH値は染色開始
前と変らす7を維持することができた。染色後は水洗し
、アニオン系界面活性剤2部を含む水溶液1000部を
用い100℃で10分間ソーピングし、次いで水洗、乾
燥を行なった。染色物は良好な染着力を示し、諸堅牢度
の優れた黄金色の染色物を得た。
染色例5 実施例1により製造された染料5部、尿素20部、アル
ギン酸ナトリウム糊料の10%水溶液60部に水を加え
て100部とした捺染糊を用いて、木綿に捺染し、この
捺染されたものを乾燥後180℃で10分間スチーミン
グする。この捺染物を冷水及び熱湯で洗い乾燥する。
得られた捺染物は、良好な洗濯堅牢度を有する黄金色の
染色を示す。
又、180℃で10分間スチーミングを行なう代わりに
、200℃で1分間ベーキングを行なっても同様の染色
物が得られた。
さらに同様の結果は、木綿/ポリエステルのl:1混紡
割合の木綿上でも得られた。
染色例6 m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウムの0.5部を
添加して実施例1によつて得た染料2.0部を水100
部に溶解する。得られた溶液で木綿織物を含浸して重量
増加76%となるようにし、次に乾燥する。この染色物
を200℃で2分間スチーえソゲし、すすぎ、非イオン
性洗剤の80%沸騰溶液中で15分間ソーピング処理し
、すすぎ、乾燥することにより、黄金色の染色物を得た
乾燥後、200℃で2分間行なうスチーミングを次の任
意のものに代える場合も同様の染色物が得られた。
(a)  210℃で8分間ベーキング(b)  18
0℃で6分間ベーキング(c)  150℃で7分間ベ
ーキングここでよりよい染色の再現性を得る為に、緩衝
剤を加えてpHを4〜lOに保っても同様の結果を得た
さらに同様の結果は、木綿/ポリエステルのl:l混紡
割合の木綿上でも得られた。
染色例7 実施例2〜7の染料を実施例1の染料の代わりに用い染
色例1〜6の方法に準じて染色することによっても同様
な優れた性能を有する染色物、又は捺染物が得られた。
染色例8 実施例2の化合物0.5部、SumikarpnBr 
、 Red 5E−BL  (住友化学製分散染料、C
、I  Disperse  Red  l 64 )
 1部、芒硝・9部、m−二トロベンゼンスルホン酸ナ
トリウム1部、ナフタリンスルホン酸のホルマリン縮合
物からなる分散剤2部、酢酸及び酢酸ナトリウムから成
る緩衝剤でpH6に調整された全容1000部の水性染
浴に、綿/ポリエステル85:65混紡布50部を繰り
入れ、20分間で140Cまで昇温し、この温度で60
分間染色した。
染色後は徐冷し、80℃で排液した後、再び水1000
部を加えて水洗し排液する。
次いで、アニオン系界面活性剤2部及びソーダ灰2部を
含む水1000部中で100℃の温度で20分間ソーピ
ングを行なった後、水洗、乾燥を施した。染色に供され
た、綿/ポリエステル混紡布に強い染色力を示し、ポリ
エステルと木綿の両繊維材料を一浴一般法によって同色
に染めることができ、染色物は良好な耐湿潤堅牢度と耐
光性を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも1個の下式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Yは互いに独立に、水素原子 又は置換もしくは非置換のC_1〜C_2_0の炭化水
    素基を示す。〕 で示される繊維反応性基を有する化合物。 2)少なくとも1個の下式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Yは互いに独立に、水素原子 又は置換もしくは非置換のC_1〜C_2_0の炭化水
    素基を示す。〕 で示される繊維反応性基を有する化合物を用いることを
    特徴とする繊維材料を染色又は捺染する方法。
JP59126876A 1984-06-20 1984-06-20 トリアジン化合物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染法 Expired - Lifetime JPH0723455B2 (ja)

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US4865990A (en) * 1985-07-15 1989-09-12 Imperial Chemical Industries Plc Protein adsorbent including a colored compound containing a quaternary ammonium especially amidinium or guanidimium cationic group and a cellulose reactive group
US5239063A (en) * 1991-01-17 1993-08-24 Bayer Aktiengesellschaft Fibre reactive azo dyestuffs

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