JPS6172506A - 樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
樹脂成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPS6172506A JPS6172506A JP19523684A JP19523684A JPS6172506A JP S6172506 A JPS6172506 A JP S6172506A JP 19523684 A JP19523684 A JP 19523684A JP 19523684 A JP19523684 A JP 19523684A JP S6172506 A JPS6172506 A JP S6172506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- core
- piston
- molded product
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/44—Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
- B29C45/4457—Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using fusible, soluble or destructible cores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は溝部を有する樹脂成形品の製造方法に関するも
ので、自動車の油圧シリンダに用いられる樹脂製ピスト
ンなどの製造方法として広く使用されるものである。
ので、自動車の油圧シリンダに用いられる樹脂製ピスト
ンなどの製造方法として広く使用されるものである。
（従来の技術）
油圧シリンダのピストンは、通常シールのためのカップ
、あるいはシールリングを組付けるための溝を有してお
り、このようなビスンを一体成形する方法としてはスラ
イド構造の金型が使用されている。この射出成形におけ
るスライド構造としてはプラスチック金型便覧の第２２
３頁、１．６．３分割型の項に、ボビンを成形するため
の金型として、スライド割りコアーが可動側固定板に取
付けられ、フィンガー・ピンによってスライドし、アン
ダー・カットを外す方法が説明されている。
、あるいはシールリングを組付けるための溝を有してお
り、このようなビスンを一体成形する方法としてはスラ
イド構造の金型が使用されている。この射出成形におけ
るスライド構造としてはプラスチック金型便覧の第２２
３頁、１．６．３分割型の項に、ボビンを成形するため
の金型として、スライド割りコアーが可動側固定板に取
付けられ、フィンガー・ピンによってスライドし、アン
ダー・カットを外す方法が説明されている。
しかしこの方法によって溝のあるピストンを射出成形す
れば、割型の部分にパリ状の突起が発生する。
れば、割型の部分にパリ状の突起が発生する。
これを第４図〜第５図により説明すれば、１は油圧シリ
ンダで、２はピストンで、シール３を挿入する溝部４が
ある。５は射出成形装置金型のゲートで、６，７及び８
は各金型で、この様な金型でピストン２を成形すれば、
分割型７の合せ部に巾約０．１鶴、高・さ０．５ ｍの
パリ９及び９ａが発生し、このパリがシール性を阻害し
、シールのためのカップあるいはシールリングの耐久性
を減じるという欠点があった。
ンダで、２はピストンで、シール３を挿入する溝部４が
ある。５は射出成形装置金型のゲートで、６，７及び８
は各金型で、この様な金型でピストン２を成形すれば、
分割型７の合せ部に巾約０．１鶴、高・さ０．５ ｍの
パリ９及び９ａが発生し、このパリがシール性を阻害し
、シールのためのカップあるいはシールリングの耐久性
を減じるという欠点があった。
（発明が解決しようとする問題点）
そこで本発明は溝部を有するピストンを樹脂にて成形す
るような樹脂成形品の製造方法において、前記問題点で
ある溝部のパリを無くするものである。
るような樹脂成形品の製造方法において、前記問題点で
ある溝部のパリを無くするものである。
（問題点を解決するための手段）
上記技術的問題点を解決するように講じた手段は、ピス
トンの溝に軸方向に平行なパリを発生させず、シール性
に優れた樹脂製ピストンの樹脂成形品の製造方法で、樹
脂よりなるリング状の中子を金型内に置き、インサート
成形を行った後、前記中子を溶剤により溶解あるいは破
壊して除去することにより、溝部に軸方向に平行なパリ
を無くするものであり、前記中子を作る樹脂はポリアク
リル、ボリアリレート、ポリカーボネートのうち一種よ
りなり、ピストンの樹脂としてはナイロンにて成形する
ものである。
トンの溝に軸方向に平行なパリを発生させず、シール性
に優れた樹脂製ピストンの樹脂成形品の製造方法で、樹
脂よりなるリング状の中子を金型内に置き、インサート
成形を行った後、前記中子を溶剤により溶解あるいは破
壊して除去することにより、溝部に軸方向に平行なパリ
を無くするものであり、前記中子を作る樹脂はポリアク
リル、ボリアリレート、ポリカーボネートのうち一種よ
りなり、ピストンの樹脂としてはナイロンにて成形する
ものである。
（作用）
上記技術的手段は、次のように作用する。すなわち、溝
部を有するピストンの成形において、トルエン、アセト
ン、クロロホルムなどの溶媒により溶解されるボリアリ
レート、ポリカーボネートなどよりなるリング状の中子
をあらかじめ金型内にインサートしてピストンを形成す
るため、割型よりなる金型のパリは溝部にはまったく発
生せず、成形完了後前記インサートした中子を前記薄媒
にて熔かすもので、ピストン本体は溶媒には溶はナイナ
イロンで成形されており、従ってピストン溝部にはパリ
がまったく発生しないものである。
部を有するピストンの成形において、トルエン、アセト
ン、クロロホルムなどの溶媒により溶解されるボリアリ
レート、ポリカーボネートなどよりなるリング状の中子
をあらかじめ金型内にインサートしてピストンを形成す
るため、割型よりなる金型のパリは溝部にはまったく発
生せず、成形完了後前記インサートした中子を前記薄媒
にて熔かすもので、ピストン本体は溶媒には溶はナイナ
イロンで成形されており、従ってピストン溝部にはパリ
がまったく発生しないものである。
（実施例）
以下、上記技術的手段の具体例を示す実施例について説
明する。
明する。
２は油圧シリンダのピストン、４はシール部材を嵌入す
る溝、４ａは溝のコーナー、５は射出成形装置金型のゲ
ート、６，７及び８は各金型で、１０はボリアリレート
、ポリカーボネート、ポリアクリル又はポリスチレンの
一種よりなるインサート部材の中子で切削加工にて製造
したリング形状のものである。
る溝、４ａは溝のコーナー、５は射出成形装置金型のゲ
ート、６，７及び８は各金型で、１０はボリアリレート
、ポリカーボネート、ポリアクリル又はポリスチレンの
一種よりなるインサート部材の中子で切削加工にて製造
したリング形状のものである。
ピストン２の材料としては、ガラス繊維強化６６ナイロ
ンを用い次の条件にてインサート成形を行った。
ンを用い次の条件にてインサート成形を行った。
シリンダ温度、２９０℃、金型温度５０ ’Ｃ２射出圧
力６０ｋｇ／ａｄ射出時間２０秒、冷却時間３０秒。
力６０ｋｇ／ａｄ射出時間２０秒、冷却時間３０秒。
その後中子１０とともに一体成形した成形品２ａをトル
エン、アセトン又はクロロホルムの溶媒中に浸漬し前記
樹脂よりなる中子１ｏを溶解除去してピストンなどの樹
脂成形品を製造するものである。
エン、アセトン又はクロロホルムの溶媒中に浸漬し前記
樹脂よりなる中子１ｏを溶解除去してピストンなどの樹
脂成形品を製造するものである。
次に上記方法にて製造したピストンの資料についてのデ
ーターを第１表に示す。このように本発明によれば成形
品の溝４にはパリがまったく発生しないものである。
ーターを第１表に示す。このように本発明によれば成形
品の溝４にはパリがまったく発生しないものである。
これに対して従来の方法では成形品の溝部にパリが発生
し、これを９及び９ａに示すものである。
し、これを９及び９ａに示すものである。
次に第１表に示す実施例１．４及び７の成形品を第４図
に示すマスクシリンダ中に組込み、作動耐久試験を行っ
た結果、１００℃において６０万回作動してもいづれも
液漏れが発生しなかった。
に示すマスクシリンダ中に組込み、作動耐久試験を行っ
た結果、１００℃において６０万回作動してもいづれも
液漏れが発生しなかった。
これに対して従来例の成形品は５２万回で溝部シール性
不足による液漏れを生じた。
不足による液漏れを生じた。
本発明は次の特有の効果を生じる。すなわち、ピストン
溝部にパリがまったく発生せずシール性に優れたピスト
ンの製造方法であるが、中子としてのポリアクリル、ボ
リアリレートまたはポリカーボネートは溶媒に容易に熔
解することにより、連続生産のラインに組込みが可能で
、パリ取り作業に比較して、極めて低コストの製法であ
る。
溝部にパリがまったく発生せずシール性に優れたピスト
ンの製造方法であるが、中子としてのポリアクリル、ボ
リアリレートまたはポリカーボネートは溶媒に容易に熔
解することにより、連続生産のラインに組込みが可能で
、パリ取り作業に比較して、極めて低コストの製法であ
る。
Claims (2)
- （１）油圧シリンダにて、リング状のシール材を溝に嵌
めて作動する樹脂よりなるピストン等、樹脂成形品の製
造方法において、金型内にリング状の樹脂よりなる中子
を置き、インサート成形後、前記中子を溶剤にて溶解又
は破壊し、除去して製造する、樹脂成形品の製造方法。 - （２）前記、リング状の中子がポリアクリル、ポリアリ
レート及ぴポリカーポネートのうちの一種よりなり、前
記樹脂成形品を作る樹脂がナイロンよりなる、特許請求
の範囲第１項に示す樹脂成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19523684A JPS6172506A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19523684A JPS6172506A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 樹脂成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6172506A true JPS6172506A (ja) | 1986-04-14 |
Family
ID=16337746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19523684A Pending JPS6172506A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6172506A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010016269B4 (de) * | 2009-03-31 | 2021-06-10 | Denso Corporation | Verfahren zum Herstellen eines Verbinders |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP19523684A patent/JPS6172506A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010016269B4 (de) * | 2009-03-31 | 2021-06-10 | Denso Corporation | Verfahren zum Herstellen eines Verbinders |
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