JPS6172221A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JPS6172221A JPS6172221A JP19527484A JP19527484A JPS6172221A JP S6172221 A JPS6172221 A JP S6172221A JP 19527484 A JP19527484 A JP 19527484A JP 19527484 A JP19527484 A JP 19527484A JP S6172221 A JPS6172221 A JP S6172221A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- alignment film
- alignment
- crystal display
- orientation
- Prior art date
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- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〕
本発明は液晶表示素子に係り、特に、能動素子が設けら
れた段差のある基板上でも均一な配向性をもつツイスト
ネマティック型（ＴＮ型）液晶表示素子の配向性改善に
関するものである。
れた段差のある基板上でも均一な配向性をもつツイスト
ネマティック型（ＴＮ型）液晶表示素子の配向性改善に
関するものである。
液晶表示素子は一般に液晶を介して対向する平行電極の
設けられた一対の基板を電極が直交するように対向配置
して、対向する２枚の基板上の電極を選択して、その交
点の液晶を表示する方法か採られている。
設けられた一対の基板を電極が直交するように対向配置
して、対向する２枚の基板上の電極を選択して、その交
点の液晶を表示する方法か採られている。
しかし、この方法では一本の電極に属する多くの絵素を
１つの駆動回路で動作させるために、特に大型の表示素
子になると表示速度やコントラスト等表示品質が低下す
るという問題があり、近年、これらの改善のために、基
板上の各表示絵素にトランジスタ等の能動素子を設けて
液晶表示素子を駆動させるアクティブマトリックス方式
が採られるようになった。
１つの駆動回路で動作させるために、特に大型の表示素
子になると表示速度やコントラスト等表示品質が低下す
るという問題があり、近年、これらの改善のために、基
板上の各表示絵素にトランジスタ等の能動素子を設けて
液晶表示素子を駆動させるアクティブマトリックス方式
が採られるようになった。
第３図は基板上の各絵素に能動素子を設けた液晶表示素
子の構造を示す断面図で、ガラス基板１上に能動素子２
が各絵素９に対応して配置され、それらの上に液晶分子
の方向を揃える配向膜３がある。一方、対向するガラス
基板７には透明電極６とその上に配向膜５が設けられ、
これら両ガラス基板１，７が配向膜３，５の表面での液
晶配向方向が直交するよう対向配置されてガラス基板上
１７の周囲部８で封着され、その間にツイストネマティ
ック型（ＴＮ型）の液晶４が充填されている。
子の構造を示す断面図で、ガラス基板１上に能動素子２
が各絵素９に対応して配置され、それらの上に液晶分子
の方向を揃える配向膜３がある。一方、対向するガラス
基板７には透明電極６とその上に配向膜５が設けられ、
これら両ガラス基板１，７が配向膜３，５の表面での液
晶配向方向が直交するよう対向配置されてガラス基板上
１７の周囲部８で封着され、その間にツイストネマティ
ック型（ＴＮ型）の液晶４が充填されている。
液晶分子の方向を揃える配向処理法として、有機薄膜上
を一定方向にブラシで擦るラビング法が一般的である。
を一定方向にブラシで擦るラビング法が一般的である。
第４図は能動素子が設けられたガラス基板上の従来の配
向状態を示す図で、ガラス基板１上の能動素子２で囲ま
れた表示絵素９上にＰＶＡ （ポリビニ−ルアコール）
の配向膜４が設けられ、矢印方向にラビングされると表
示絵素９部では領域Ｉと領域■で示される視角方向の１
８０度異なる２つの領域をもつ液晶層が一絵素中に形成
される。
向状態を示す図で、ガラス基板１上の能動素子２で囲ま
れた表示絵素９上にＰＶＡ （ポリビニ−ルアコール）
の配向膜４が設けられ、矢印方向にラビングされると表
示絵素９部では領域Ｉと領域■で示される視角方向の１
８０度異なる２つの領域をもつ液晶層が一絵素中に形成
される。
これはラビングする表面が能動素子２のために、配向膜
４上が平坦でなく段差ができ、均一にラビングされない
ことによる。これはラビングの方向を逆にしても同様に
位置は変わるが、−絵素中に２つの領域ができる。
４上が平坦でなく段差ができ、均一にラビングされない
ことによる。これはラビングの方向を逆にしても同様に
位置は変わるが、−絵素中に２つの領域ができる。
第５図は配向膜としてＰＶＡを使用した液晶表面素子の
視角とコントラスト比（ＯＦＦ時の透過率１０Ｎ時の透
過率）を示しており、液晶の透過率は一般に視角によっ
て異なる。視角０度は表示面に直角のときで、コントラ
ストも最大で約４を示している。
視角とコントラスト比（ＯＦＦ時の透過率１０Ｎ時の透
過率）を示しており、液晶の透過率は一般に視角によっ
て異なる。視角０度は表示面に直角のときで、コントラ
ストも最大で約４を示している。
上記従来の配向膜にあっては、ラビングする配向膜表面
が能動素子のために平坦でなく段差ができ、均一にラビ
ングされず、−絵素内に領域■ノ二領域■の液晶分子の
配向の異なる２つの領域ができる。このような配向性の
異なった配向膜もつ液晶表示素子を駆動すると、それぞ
れの領域では、光学的に異なった効果を示し、その結果
、−絵素内でのコントラストが低下するという問題があ
った。
が能動素子のために平坦でなく段差ができ、均一にラビ
ングされず、−絵素内に領域■ノ二領域■の液晶分子の
配向の異なる２つの領域ができる。このような配向性の
異なった配向膜もつ液晶表示素子を駆動すると、それぞ
れの領域では、光学的に異なった効果を示し、その結果
、−絵素内でのコントラストが低下するという問題があ
った。
本発明は、上記問題点を解消した一絵素内で均一な配向
特性を有する配向膜を提供するもので、その手段は、配
向膜と液晶との結合エネルギーが５ Ｘ １０−４Ｊ／
ｍ２以上の配向膜（例えば、ポリイミド）、また、上記
配向膜と弾性定数が２Ｘ１０−”Ｎ以上の液晶材料（例
えば、ビフェニル系液晶）で構成される液晶表示素子に
よって解決される。
特性を有する配向膜を提供するもので、その手段は、配
向膜と液晶との結合エネルギーが５ Ｘ １０−４Ｊ／
ｍ２以上の配向膜（例えば、ポリイミド）、また、上記
配向膜と弾性定数が２Ｘ１０−”Ｎ以上の液晶材料（例
えば、ビフェニル系液晶）で構成される液晶表示素子に
よって解決される。
上記配向膜および液晶においては、配向膜と液晶の表面
結合エネルギーが大きいために、液晶の配向規制力が高
められ、また、液晶の弾性エネルギーを太き（すること
により配向不良により生ずるエネルギー損失を増加させ
ることにより均一な配向が得られる。
結合エネルギーが大きいために、液晶の配向規制力が高
められ、また、液晶の弾性エネルギーを太き（すること
により配向不良により生ずるエネルギー損失を増加させ
ることにより均一な配向が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
第１図は本発明の能動１素子の設けられたガラス基板上
の配向状態を示す図で、ガラス基板１上の能動素子２で
囲まれた表示絵素９上にポリイミドの配向膜が設けられ
、矢印方向にラビングされると表示絵素９部では全領域
にわたって均一な液晶配向が得られる。
の配向状態を示す図で、ガラス基板１上の能動素子２で
囲まれた表示絵素９上にポリイミドの配向膜が設けられ
、矢印方向にラビングされると表示絵素９部では全領域
にわたって均一な液晶配向が得られる。
第２図は配向膜としてポリイミド（配向膜と液晶との結
合エネルギーが５ Ｘ １０−’Ｊ／ｍ２）を使用した
液晶表面素子の視角とコントラスト比（ＯＦ Ｆ時の透
過率１０Ｎ時の透過率）を示しており、視角０度は表示
面に直角で、視角２０度のときにコントラストが最大で
約８を示している。
合エネルギーが５ Ｘ １０−’Ｊ／ｍ２）を使用した
液晶表面素子の視角とコントラスト比（ＯＦ Ｆ時の透
過率１０Ｎ時の透過率）を示しており、視角０度は表示
面に直角で、視角２０度のときにコントラストが最大で
約８を示している。
また、弾性定数が２Ｘ１０−口Ｈの、例えば、ビフェニ
ル系の液晶を使用すれば、配向膜の選択の時と同様に均
一な配向を得ることができる。液晶分子の配向が異なる
２つの領域の境界において、液晶の弾性エネルギーが太
きなれば、非常に微小な部分で液晶分子の配向を異なる
２つの領域が存在することがエネルギー的に不安定とな
り、存在できなくなる。従って、液晶の弾性定数を大き
くすると一方向のみの均一な液晶配向が得られる。
ル系の液晶を使用すれば、配向膜の選択の時と同様に均
一な配向を得ることができる。液晶分子の配向が異なる
２つの領域の境界において、液晶の弾性エネルギーが太
きなれば、非常に微小な部分で液晶分子の配向を異なる
２つの領域が存在することがエネルギー的に不安定とな
り、存在できなくなる。従って、液晶の弾性定数を大き
くすると一方向のみの均一な液晶配向が得られる。
以上説明したように本発明によれば、能動素子等が設け
られた段差のある基板に対しても、通常のラビング処理
で一絵素内の微小部分で均一な液晶分子の配向が行われ
、コントラストの良い液晶表示素子が得られるといった
効果がある。
られた段差のある基板に対しても、通常のラビング処理
で一絵素内の微小部分で均一な液晶分子の配向が行われ
、コントラストの良い液晶表示素子が得られるといった
効果がある。
第１図は本発明の能動素子の設けられたガラス基板上の
配向状態を示す図、 第２図は配向膜としてポリイミドを使用した液晶表面素
子の視角とコントラスト比を示す図、第３図は基板上の
各絵素に能動素子を設けた液晶表示素子の構造を示す断
面図、 第４図は能動素子が設けられたガラス基板上の従来の配
向状態を示す図、 第５図は配向膜としてＰＶＡを使用した液晶表面素子の
視角とコントラスト比を示す図である。 図において、 １．７はガラス基板、 ２は能動素子、３．５は配向膜
、 ４は液晶、 ６は透明電橋、 ８は周囲部、９は表示絵素、 をそれぞれ示す。 １ｇ １ 図 捜酉（ぷ 第３図 喀 ４１！１ 視角 （ｆｔ）
配向状態を示す図、 第２図は配向膜としてポリイミドを使用した液晶表面素
子の視角とコントラスト比を示す図、第３図は基板上の
各絵素に能動素子を設けた液晶表示素子の構造を示す断
面図、 第４図は能動素子が設けられたガラス基板上の従来の配
向状態を示す図、 第５図は配向膜としてＰＶＡを使用した液晶表面素子の
視角とコントラスト比を示す図である。 図において、 １．７はガラス基板、 ２は能動素子、３．５は配向膜
、 ４は液晶、 ６は透明電橋、 ８は周囲部、９は表示絵素、 をそれぞれ示す。 １ｇ １ 図 捜酉（ぷ 第３図 喀 ４１！１ 視角 （ｆｔ）
Claims (4)
- （１）段差を有する基板に配向膜を設けられ、該配向膜
がラビング処理されて液晶分子の配向制御がなされる液
晶表示素子において、配向膜と液晶との結合エネルギー
が５×１０＾−＾４Ｊ／ｍ＾２以上の配向膜で構成され
て成ることを特徴とする液晶表示素子。 - （２）上記配向膜がポリイミドまたは二酸化シリコン（
ＳｉＯ＿２）で構成されて成ることを特徴とする特許請
求の範囲第（１）項記載の液晶表示素子。 - （３）段差を有する基板に配向膜を設けられ、該配向膜
がラビング処理されて液晶分子の配向制御がなされる液
晶表示素子において、配向膜と液晶との結合エネルギー
が５×１０＾−＾４Ｊ／ｍ＾２以上の配向膜と弾性定数
が２×１０＾−＾１＾１Ｎ以上の液晶で構成されて成る
ことを特徴とする液晶表示素子。 - （４）上記液晶がビフェニル系で構成されて成ることを
特徴とする特許請求の範囲第（３）項記載の液晶表示素
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19527484A JPS6172221A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19527484A JPS6172221A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6172221A true JPS6172221A (ja) | 1986-04-14 |
Family
ID=16338430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19527484A Pending JPS6172221A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6172221A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63178213A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-22 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 電気光学装置 |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP19527484A patent/JPS6172221A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63178213A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-22 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 電気光学装置 |
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