JPS6172067A - ペリノン系化合物 - Google Patents

ペリノン系化合物

Info

Publication number
JPS6172067A
JPS6172067A JP19440084A JP19440084A JPS6172067A JP S6172067 A JPS6172067 A JP S6172067A JP 19440084 A JP19440084 A JP 19440084A JP 19440084 A JP19440084 A JP 19440084A JP S6172067 A JPS6172067 A JP S6172067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
group
formula
perinone
represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19440084A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Himeno
清 姫野
Junji Yoshihara
潤二 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP19440084A priority Critical patent/JPS6172067A/ja
Publication of JPS6172067A publication Critical patent/JPS6172067A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なペリノン系化合物に関する。
〔従来の技術〕
従来ペリノン系化合物としては、下記構造式(A)、C
B)等で示される化合物が知られてお九この構造式CA
I、〔D〕等で示される化合物は、分散染料あるいは染
料中間体として提案されている(特公昭aa−2729
1号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記構造式(A)及び〔B〕で示される染料は、 。
これによりポリエステル布を染色した時に温度依存性及
びビルドアツプ性に今−歩の改良が望まれるものであっ
た。
また、これら化合物を樹脂等と加熱溶解し、アート紙等
に適用展色した展色紙は反射率が低く、光沢が乏しく、
改良が望まれるものであった。
〔発明の目的〕
本発明は、ポリエステル布等を染色した場合に温度依在
性に優れ、ビルドアツプ性の良好外新規ペリノン系化合
物の提供を目的とする。
本発明は、樹脂等の着色顔料として使用したとき、ある
いはさらに展色紙として使用したとき、反射量が高く、
光沢の良好な新規ペリノン系化合物の提供を目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、 一般式〔I〕 (式中、Aはアリーレン基を表わし、Rはアルコキシア
ルコキシアルキル基又はアルコキシアルフキジアルコキ
シアルキル基を表わす〕で示されるペリノン系化合物 を、畏旨とする。
上記一般式〔I〕で示される本発明のペリノン系化合物
において、Aで示されるアリーレン基としては、アルキ
ル基、アルコキシ基、アルプキシアルコキシ基、エトa
基、ハロゲン原子などのような誼換分を有していてもよ
い。−フェニレン基、ナフチレン基ダ5か挙げられる。
また、Rで示されるアルコキシアルコキシアルキル基と
しては、メトキシエトキシエチル基、エトキシエトキシ
エチル基、n−ブトキシエトキシエチル基、180−ブ
チルオキシエトキシエチル基、n−へキシルオキシエト
キシエチル基等が挙ケられ、アルフキジアルコキシアル
コキシアルキル基としては、ブトキシエトキシエトキシ
エチル基、エトキシエトキシエトキシエチル基、n−ブ
トキシエトキシエトキシエチル基等が挙けられる。
前記一般式CI)で示される本発明のペリノン系化合物
は、たとえば次のようにして製造することができる。
下記一般式(II) (式中、Aは前記一般式〔I〕にシけると同一の意義を
有する)で示される化合物と、下記一般式CI) ROI(・・・・・四・・・曲・曲曲・曲〔■〕(式中
、Rは前記一般式(1)におけると同一の意義を有する
)で示されるアルコール類とを、例えば水酸化ナトリウ
ムや水酸化カリウムのような縮合剤の存在下に縮合させ
ることにょシ製造することができる。
本発明の化合物を繊維用染料として用いた場合に染色し
得る繊維類としては、ポリエチレンテレフタレート、テ
レフタル酸と/、4C−ビス(ヒトaキシメチルンシク
ロヘキサンとの重縮合物など工)なるポリエステル繊維
、あるいは木綿、絹、羊毛などの天然繊維と上記ボIJ
 エステル繊維との混紡品、混繊品、布、織編物等が挙
げられる。
本発明のペリノン系化合物を用いて染色を実施するにあ
たっては、常法にょ)1分散剤を使用し、前示一般式C
I〕で示される化合物を水性媒体中に分散させて染色浴
または捺染糊を調製し、浸染または捺染を行なえばよい
たとえば、浸染を行なう場合には、高温染色法、キャリ
ヤー染色法、サーモゾル染色法などの通常の染色処理法
を適用することにょシ、ポリエステル繊維ないしはその
混紡品、混繊品に堅牢度のすぐれた染色を施こすことが
できる。
また、場合にょ)、染色浴に酸性物質を添加しておくこ
とたニジ、さらに好結果が得られることがある。
また1本発明の化合物は、種々の有機高分子物質、たと
えばポリスチレン樹脂、アクリル酸樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、AES樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビ
ニル樹脂などの着色に用いることができ、これら諸材料
の着色法としては、製造または加工の任意の段階におい
て実施することができる。
本発明化合物は、耐光性が良好である為、太陽電池用集
光器として螢光体含有プラスチック板あるいはフィルム
として、ま九螢光活性化ディスプレイエレメントとして
使用することができる。
さらに、本発明化合物は、N2レーザーによってパルス
を与えた染料レーザー装置において、lLjθ−j 6
0 nmの波長領域でレーザー染料として使用すること
ができる。
次に本発明を実施例によって更に具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例1 下記の方法により1次の構造式〔■〕で示される本発明
のペリノン系化合物を@成した。
構造式11−F/) ジエチレングリコールモノメチルエーテルJOnlに、
水酸化カリウム2.t fをto℃で溶醪し、下記構造
式で示される化合物Lufを6σ〜4j℃で徐々に添加
した。
次いで、47〜70℃でμ時間反応させ、冷却後、塩酸
で中和し、氷水30*lを加え、析出した結晶を濾過、
水洗、乾燥することによ〕前記構造式CIV)で示され
る化合物の黄色結晶弘、ノtを得た(上記構造式〔v〕
で示される化合物に対して理論収率f/%)6得られた
化合物のJmax (アセトンンは 弘/Armであっ
た。
上記構造式CIV)で示されるペリノン系化合物o、s
tを、ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物
へo t、spよび高級アルコール硫酸エステル2.O
lを含む水JL中に分散させて染色浴を調製した。この
染色浴にポリエステル布1009を浸漬し、130℃で
60分間染色した後、ソーピング、水洗および乾燥を行
なったところ、耐光堅牢度、耐昇華堅牢度訃よび湿潤堅
牢匹の良好な螢光性緑味黄色に染色されたポリエステル
布が得られた。
上記化合物を用いて、ポリエステル布による温度依存性
及びビルドアツプ性の測定を行なったところ、第1表に
示すように優れた特性を示した。
実施例2 構造式CVII で示される本発明のペリノン系化合物を、実施例1の方
法に準じて合成した。上記ペリノン系化合物のJmax
 (アセトンンは4c/6卸でめった。
上記構造式CVI)で示されるペリノン系化合物0、!
tヲナ7タレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮8物o
、r yと混合し、ペイントシェーカーで微粉砕し、微
粒子化染料を得た。次いで。
得られた微粒子化染料と下記の組成からなる元糊とを充
分混合し、色糊を得た。
元糊の組成 カルボキシメチルセルロース系?a剤J o、o を酒
石酸     0..2 f 芳香族系キャリヤー       0.3?(サンフロ
ーレンSN、日華化学工業株式会社製造、商品名)水 
                   6r、jt得
られた色糊なポリエステル布上に印捺し、100℃にて
中間乾燥を行ない1次いで170℃の過熱水蒸気中にて
7分間保持し発色させた後、ソーピング、水洗および乾
燥を行なったところ、耐光堅牢度、耐昇華堅牢度および
湿憫堅牢展に侵れた側光性黄色の染布が得られた。
上記化合物を用いて、ポリエステル布による温度値′g
性及びビルドアツプ性の測定を行なつたところ、下記m
7表に示すような優れた特性を示した。
比較例1及びλ 下記第1夢に記載の化合物を用いて、ポリエステル布に
よる温度依存性及びビルドアツプ性を測定し、結果を第
1表に示した。
実施例3 実施例1で用いたペリノン系化合物O,コfをポリスチ
レンペレット10001に配合して200−2110℃
で捏和し、常法により射出成型して厚さ2簡の着色板を
得た。これら操作の間1色素の熱分m、変色等の現象は
全く認められなかった。
また化合物のポリスチレンへの分散性及び相容性は良好
でアシ、得られたポリスチレン板は均一に着色され、螢
光性のきわめて鮮明な緑味黄色を呈し、フェードメータ
にて100時間の露光を経ても螢光の減退及び変退色は
認められなかった。
実施例弘 下記ペリノン系化合物のλmaw (アセトン〕は弘l
り」であった。
トルエンスルホンアミド(0一体kUp一体混合フーホ
ルムアミド樹脂irtを70℃で加熱溶解し、次いで加
熱し、130℃でメラミン、20tを添加し、19分後
、パラホルムアルデヒド/4t、Jtを加えさらに17
0℃に昇温して。
下記前造式[:Ml)で示される本発明のペリノン系化
合物0.j fを加え、is分間攪拌した。
冷却後、固化した、螢光性黄色の樹脂を微粉砕し、アク
リル系常乾ワニスi、s倍量に添加し十分混合した後、
 0.203鋼(、r m1d)のアップリケ−ターを
用いてアート紙に展色した。
得られた展色紙は極めて鮮明な螢光性黄色色調を有し、
その螢光性を反射率で測定した所。
反射率lりO%/λmax j20nm (マクベス社
製、MS−20−〇光度計使用〕であった。
比較例3 第1表の比較例1の化合物を用い、実施例μmの方法に
従って展色した展色紙にシいては、該化合物が顔料成分
との相客性が不良の為、光沢の乏しいものしか得られず
1反射率は/ 、20 %/λmax jコクnmとい
う結果であった。
実施例よ 下肥第2表に示す化合物を用いて、実施例1の方法に従
ってポリエステル繊維を染色し、実施例1と同様の測定
を行なった。得られた結果を第2表に示した。
〔効 果〕
本発明のペリノン系化合物により染色されたポリエステ
ル系m維等は、*緑色〜橙色に染色されるとともに螢光
を発するため光輝を伴うきわめて鮮明な色調を呈する。
出 願 人  三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 要否j11− (ほか7名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    〔 I 〕 (式中、Aはアリーレン基を表わし、Rはアルコキシア
    ルコキシアルキル基又はアルコキシアルコキシアルコキ
    シアルキル基を表わす)で示されるペリノン系化合物。
JP19440084A 1984-09-17 1984-09-17 ペリノン系化合物 Withdrawn JPS6172067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19440084A JPS6172067A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 ペリノン系化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19440084A JPS6172067A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 ペリノン系化合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6172067A true JPS6172067A (ja) 1986-04-14

Family

ID=16323966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19440084A Withdrawn JPS6172067A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 ペリノン系化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6172067A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7018430B2 (en) * 2001-07-26 2006-03-28 Ciba Specialty Chemicals Corporation Method of mass-coloring synthetic materials
JP2019059807A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 セイコーエプソン株式会社 インクジェット組成物セット及びインクジェット記録方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7018430B2 (en) * 2001-07-26 2006-03-28 Ciba Specialty Chemicals Corporation Method of mass-coloring synthetic materials
JP2019059807A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 セイコーエプソン株式会社 インクジェット組成物セット及びインクジェット記録方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2637731B2 (ja) 有機顔料及びその製造方法
US2038298A (en) Amine salts of dyestuffs containing one or more acid groups and their production
JPS6230202A (ja) 赤外線反射性材料
JP3086483B2 (ja) 着色樹脂及びその関連技術
JPH02300288A (ja) ニトロソジフェニルアミン誘導体からなる光安定化剤及びその利用物
US5304244A (en) Zwitterionic pigments
JPS593492B2 (ja) 新規な含クロム錯体の製造方法
JPS58167631A (ja) 高分子有機材料の着色法
US3066105A (en) Ink compositions
JPS6172067A (ja) ペリノン系化合物
US3018154A (en) Colored aromatic polyester material and process of making same
JPH0350291A (ja) 発光性インク組成物
US2555603A (en) Amino-cyclohexylcyclohexane salts of dyestuff acids
US4009165A (en) Naphtholactam dyes
JPS6268855A (ja) 赤外線反射性材料
JPS6162565A (ja) ペリノン系化合物
US5731422A (en) 2:1 Aluminum complexes of monoazo compounds
JPS6230166A (ja) 迷彩用材料
JPS61123666A (ja) モノアゾ染料
CA2060466A1 (en) Bichromophoric methine dyes
US3449425A (en) N,n'-bis(beta-benzophenone)-arylenediamines
JPH02187470A (ja) 染料
JPS5917743B2 (ja) メチン染料の混合錯塩の製造方法
JPH0211663A (ja) 複素環式ピグメントおよび染料
JPS59170143A (ja) ポリエステル繊維用モノアゾ染料

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees