JPS6170247A - 高負荷伝動用ベルト - Google Patents
高負荷伝動用ベルトInfo
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- JPS6170247A JPS6170247A JP59190085A JP19008584A JPS6170247A JP S6170247 A JPS6170247 A JP S6170247A JP 59190085 A JP59190085 A JP 59190085A JP 19008584 A JP19008584 A JP 19008584A JP S6170247 A JPS6170247 A JP S6170247A
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- JP
- Japan
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- resin
- canvas
- transmission belt
- core material
- fibers
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/20—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section with a contact surface of special shape, e.g. toothed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
- F16G5/166—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
1産業上の利用分野】
本発明は動力伝動用ベルト、特に剛性を有し耐側圧性に
優れた高負荷伝動用V形コグベルトに関するものである
。
優れた高負荷伝動用V形コグベルトに関するものである
。
従来、動力伝動用V形フグベルトは、ローブ抗張体を並
列埋設した上下クッションゴム層表面にゴム付帆布2積
層貼着し、ベルト下面、即ちプーリとの接触面に波形状
のフグ群を設けているため、屈曲性は良好であるが反面
、通常フグ邪のクッシミンゴムが柔軟性を有するため一
プーリに嵌合して駆動した際、ベルト全体が樹方向に湾
曲変形してブーり甲に落ち込み、変形による伝達力の低
下。 早期破損の原因になるなどの問題があった。 そこで、かかるベルトの耐側圧性を改善すべくベルトコ
グ邪に木材の外、剛性の大きい釡iiやず パイプあるいは樹脂パイプや樹脂棒等を使幀ることが試
みられたが、しかし、最近における要求伝達馬力の向上
から木材は強度の点−樹脂はブーIJ上テノベルトノス
リップ屈曲による発熱条件が加わると各種特性が大きく
低下し、9J度−摩耗性のため使用に耐えなくなること
・特に金属は了ルミの場合−m純性、鉄系はその比重が
大きいことによる高速走行に難がある等の点で種々の欠
点を有していることが分った0 そのため、更にその後、改善の努力が綬けられ。 第3図図示のように低伸度高強力のローブ抗張体110
1t−埋設せしめた平形ベル) til+の上孔に補強
板U2I−下部に台形状ブロックからなる補強材03を
対向的に配し、ボルト等の上着材Iを用いてそれら補強
板、平ベルト−補強材を貫通し、一体的に締付け。 固定せしめた高負荷伝動ベルトが提案され、その−環と
してその後、平形ベルトのフグ状ブロック補強材の材質
に着目し、帆布に熱硬化性樹脂を含浸させかつ渦巻状に
して結合せしめた台形状ブロックをもって前記補強材を
構成せしめた構成などが更に提案された。毫実願昭58
−4 B 727号】 1発明が解決しようとする問題点) しかしながらボルトm結によるブロックへ/I/ )に
要求される品質の最大のものは何と云っても剛性であり
、上記帆布に4ml脂を含浸させたものを渦巻状に巻い
て成型したブロックは一般の樹脂含浸帆布を平行に積層
したものに比べその剛性が向上する利点はあるが、さて
実際に成型しようとするにあたっては樹脂を含浸せしめ
ているため渦巻状への巻成が面倒であり、作業性の面で
問題を有しているのみならず、帆布と樹脂の復合材であ
るため重量が重くなりコストの上昇と取扱いの不便さが
避けられない萼様であった。 かくて1本発明は上述の如き実状に対処し、更にブロッ
クの構成に着目し、前記提案に係るものが帆布に樹脂を
含浸せしめたものを直接巻成するのに対し、芯材2共用
し、しかも、芯材の材料選択を可能とすることによって
剛性の保持と共に前記欠点の解消、即ち異型性の向上、
コスト低減ならびに重量の軽減を達成せんとするもので
ある。 (問題点を解決するための手段] 即ち1本発明の特徴とするところは、ローブ抗張体をゴ
ム状弾性体内に並列状に埋設した平形ベルトに台形状ブ
ロックをボルト等の正着材で締め付け固定してなるベル
トにおいて、そのブロックを、熱硬化性樹脂を含浸せし
めた帆布を芯材を内蔵させ、そのまわりに巻いて成型し
てなる材料で構成せしめた点にある。 ここで芯材は本発明における重要な要素をなしており、
その材質は熱硬化性樹脂からなる成形体や、更に同樹脂
内に短繊維を分散することにより補強せしめた補強成形
体、あるいは同樹脂にゴム質を混入せしめた成形体帆布
に熱硬化性樹脂を含浸しこれを積層形成せしめた積居体
などからなる。 そして、これら材質は必らずしも1種に限らず適宜1組
み合せて使用することもできる。 特にゴム質を混入した樹脂の使用はブーりとブロックと
の衝突あるいはプーリの径方向にすべったとき、長手方
向にすべったときに発する衝突音きしみ音、スリップ騒
音などを緩和、低減する上に有効である。 更に前記熱硬化性樹脂に滑材を混入することもよく・こ
の場合には摩擦係%y2o、1〜0.7程度に下げるこ
とができる。又、比重の小さい樹脂を芯材に使用すれば
重量軽減に有効である。 上記芯材に用いられる熱硬化性樹脂としてはフェノール
樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂−不飽和ポリエス
テル樹脂などが含まれ、又、補強用の短繊維9、帆布ご
用いる場合には該帆布は綿繊維、ポリエステル繊維など
の合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維、金am維などの1
種又は2種以上が使用される。 そして、上記芯材はその横断面形状は特定されることな
く1円形、四角形に限らず、任意の不定形状のものが用
いられる。 一万、上記芯材の周りに巻成される熱硬化性樹脂を含浸
した帆布はさきに提案したものと同様であり、帆布には
上述と同じく綿繊維1合成繊維。 炭素繊維、ガラス繊維などの1種又は2種以上の混用に
なる帆布が用いられ、熱硬化性樹脂としてはフェノール
樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹
脂などの何れかが用いられる0しかして一本発明におい
て平ベルトに締め付け固定される台形状ブロックは前記
芯材の周りに上記熱硬化性樹脂含浸の帆布を巻くことに
よって台形状の所要形態に成型され、平ベルトに固定さ
れるが−この場合一台形状ブロックは平ベルトの上下何
れか一万だけに用いてもよく、又、上下両方に用いても
よい。 芯材により巻き易くして作業性を良好ならしめ。 又、芯材の適当な選択によりブロックの必要な摩擦係数
2得ることができ一頗る好適である。 (実施例] 以下、更に、添付図面にもとづき本発明ベルトの実施例
ご説明する。 第1図は本発明に係る高負荷伝動ベルトの1例を示し1
図において(alはV形コグベルトの高負荷伝動ベルト
本体−(b]は該ベル) (aJ E構成する平ペルト
チぃNRI天然ゴムl−SBR+ス千レン。 しタジェンゴムl−0R+クロロプレンゴム]、NBR
+ニトリルゴムl−L工R(プ千ルゴム1゜ハイノぐロ
ン(グロルスル7オン化工千しンlなどの蛍−材又はこ
れらを適宜プレンドシたゴムあるいはポリウレタンゴム
などのゴム状弾性体o+よりなり、通常、上面には特に
図示していないが−ナイロン帆布、+プラー(商標名1
帆布あるいは経緯綿糸よりなるバイアス帆布もしくは広
角度帆布が1〜aIlI層、例えば1〜3層積層貼着さ
れ一文。 前記弾性体層+11中にはポリエステル、脂肪族ポリア
ミド、芳香族ポリアミド、あるいはガラス繊維又はワイ
ヤー撚線のような高強力低伸度のロープ抗張体(21が
スパイラルに並列状に埋設されており、更にその下部に
は前記上部帆布と同材質もしくはウーリー加工した捲縮
ナイロン経糸と通常のナイロンm糸テ繊成した伸縮性帆
布が配層されている。 そして、上記の如き平ベルト(b)に対しその長手方向
に沿って定ピツチで直交方向に本発明の特徴2なすブロ
ック+31. [41が上下に配されており、ゲルトか
らなる正着材]51P該ブロックIl+ 、 14+に
貫通させることによって平ベルト(b)に対しブロック
(31゜(4)を固定している。 第2図は上記構成におけるブロックの各例2示しており
、大別して芯材(71と一該芯材(71牙取り巻いて渦
巻状に巻かれた熱硬化性樹脂含浸帆、15 f8+とか
らなっていて所定の台形状に形成されている。 なお−上面に配するブロックは、第1図に図示する如く
板状となしてもよい0勿論、上部ブロックに代え補強板
とすることもある。 しかして−第2図におけるブロックの各構成は。 (イ)にあっては断面円形の芯材(7)が用いられ樹脂
含浸帆布(81がそのまわりに渦巻状に巻かれて構成さ
れ−(t’9にあっては、断面四角形の芯材(]1のま
わりに、同じく樹脂含浸帆布が巻かれて構成されている
O そして−上記各側においては何れも芯材(71は熱硬化
性樹脂からなる成形体によって形成されているが99図
に3いては熱硬化性樹脂を含浸せしめた帆布の積層によ
る積層体が芯材(71として用いられており、同じく熱
硬化性樹脂含浸帆布(81が前記芯材(71の周りに巻
かれて構成されている。 その他、上記に限らず、前記本発明の要旨を逸脱しない
限りにおいて種々の組み合わせをもってブロックな構成
することができる。 又、因示例においてはボルト(61を止着材としている
が〜これも、他の手段1例えばIJ イツトを使用する
こともできる。 又−ボルト又はリベット、その他の止着材により締めつ
けるとき、スプリングワッシャ、平ワツシヤ等を併用す
ることは締付効果を向上するので、必要に応じて用いる
事が望ましい。 かくして1本発明例において台形ブロック13I。 n+ ト平ペル) (b)は上着材(51によって一体
となり一10ツク131 、141の脱落は防止され、
抗張体とブロックとの間のゴム層の疲労も阻止されてす
ぐれた耐側圧性を保持して高負荷の伝動に寄与する。 以上は、低伸度高強力のロープ抗張体ヲスパイラルにゴ
ム状弾性体内に埋設し、上下両面に帆布層を積層貼着し
た平ベルトの場合についてであるが、勿論、上下両面に
帆布層?もたない平ベルト即ち、ロープ抗張体をスパイ
ラルにゴム状弾性体内に埋設した平ベルトの場合にも同
様に適用さね、ボルト等の正着材による止着態様も亦、
同様である0 【発明の効果] 以上の如く1本発明伝動用ベルトは、帆布に熱硬化性樹
脂を含浸させ、芯材の周りに渦巻状にして挿入せしめた
材料からなる台形状プロ・ンクを平形ベルトに所定ピッ
千で配設したものであり一帆布に樹脂を含浸せしめ、渦
巻状に巻いて成型したブロックにより耐側圧性ならびに
剛性を増大させ、ベルトとしての耐久性向上に著しい効
果を妻すると共に芯材を内蔵させたことにより、更に下
記の如き顕著な効果を達成する。 (11芯材を軸にして前記樹脂含浸帆布を巻くことがで
きるので成型性が頗る良好である。 (2] 芯材の適宜な選択により10ツクの必要な摩
擦係数を容易に得ることができる。例えばガラス帆布と
樹脂からなる芯材を使用すれば摩擦係数が上がり・−万
一滑材を混入した樹脂を使用することによりJI擦係数
を下げることができるなど調整が容易で、0.1〜0.
7の範囲まで可能である。 +31 芯材を挿入しても−m性は殆ど低下すること
なく、充分な剛性を保持可能である。 例えは、ガラス繊維帆面にエポキシ樹脂を含浸させたも
のを平行に積層したブロックの場合には曲げ弾性巡が2
、l s o 67mm2 であったが、これを渦巻
状にすれば3−250 Kp/ tllll12 と
向上し、芯材にエポキシ樹脂含浸ガラス繊維帆7f5積
層体をおき、かつ渦巻状に巻いた場合には3. Ol
5 Kp/ mW2と殆んど低下は認められなかった。 (4) 芯材に安価な材料を使用すれば゛コスト低減を
図ることができ、又、比重の小さい芯材を用いるときは
重量を軽減させることができる。 (51芯材としてゴム質混入樹脂を使用すればプーリと
ブロックの衝突、あるいはプーリの径方向ある込は長手
方向に滑った時に発する各異音企緩和低減することがで
きる@
列埋設した上下クッションゴム層表面にゴム付帆布2積
層貼着し、ベルト下面、即ちプーリとの接触面に波形状
のフグ群を設けているため、屈曲性は良好であるが反面
、通常フグ邪のクッシミンゴムが柔軟性を有するため一
プーリに嵌合して駆動した際、ベルト全体が樹方向に湾
曲変形してブーり甲に落ち込み、変形による伝達力の低
下。 早期破損の原因になるなどの問題があった。 そこで、かかるベルトの耐側圧性を改善すべくベルトコ
グ邪に木材の外、剛性の大きい釡iiやず パイプあるいは樹脂パイプや樹脂棒等を使幀ることが試
みられたが、しかし、最近における要求伝達馬力の向上
から木材は強度の点−樹脂はブーIJ上テノベルトノス
リップ屈曲による発熱条件が加わると各種特性が大きく
低下し、9J度−摩耗性のため使用に耐えなくなること
・特に金属は了ルミの場合−m純性、鉄系はその比重が
大きいことによる高速走行に難がある等の点で種々の欠
点を有していることが分った0 そのため、更にその後、改善の努力が綬けられ。 第3図図示のように低伸度高強力のローブ抗張体110
1t−埋設せしめた平形ベル) til+の上孔に補強
板U2I−下部に台形状ブロックからなる補強材03を
対向的に配し、ボルト等の上着材Iを用いてそれら補強
板、平ベルト−補強材を貫通し、一体的に締付け。 固定せしめた高負荷伝動ベルトが提案され、その−環と
してその後、平形ベルトのフグ状ブロック補強材の材質
に着目し、帆布に熱硬化性樹脂を含浸させかつ渦巻状に
して結合せしめた台形状ブロックをもって前記補強材を
構成せしめた構成などが更に提案された。毫実願昭58
−4 B 727号】 1発明が解決しようとする問題点) しかしながらボルトm結によるブロックへ/I/ )に
要求される品質の最大のものは何と云っても剛性であり
、上記帆布に4ml脂を含浸させたものを渦巻状に巻い
て成型したブロックは一般の樹脂含浸帆布を平行に積層
したものに比べその剛性が向上する利点はあるが、さて
実際に成型しようとするにあたっては樹脂を含浸せしめ
ているため渦巻状への巻成が面倒であり、作業性の面で
問題を有しているのみならず、帆布と樹脂の復合材であ
るため重量が重くなりコストの上昇と取扱いの不便さが
避けられない萼様であった。 かくて1本発明は上述の如き実状に対処し、更にブロッ
クの構成に着目し、前記提案に係るものが帆布に樹脂を
含浸せしめたものを直接巻成するのに対し、芯材2共用
し、しかも、芯材の材料選択を可能とすることによって
剛性の保持と共に前記欠点の解消、即ち異型性の向上、
コスト低減ならびに重量の軽減を達成せんとするもので
ある。 (問題点を解決するための手段] 即ち1本発明の特徴とするところは、ローブ抗張体をゴ
ム状弾性体内に並列状に埋設した平形ベルトに台形状ブ
ロックをボルト等の正着材で締め付け固定してなるベル
トにおいて、そのブロックを、熱硬化性樹脂を含浸せし
めた帆布を芯材を内蔵させ、そのまわりに巻いて成型し
てなる材料で構成せしめた点にある。 ここで芯材は本発明における重要な要素をなしており、
その材質は熱硬化性樹脂からなる成形体や、更に同樹脂
内に短繊維を分散することにより補強せしめた補強成形
体、あるいは同樹脂にゴム質を混入せしめた成形体帆布
に熱硬化性樹脂を含浸しこれを積層形成せしめた積居体
などからなる。 そして、これら材質は必らずしも1種に限らず適宜1組
み合せて使用することもできる。 特にゴム質を混入した樹脂の使用はブーりとブロックと
の衝突あるいはプーリの径方向にすべったとき、長手方
向にすべったときに発する衝突音きしみ音、スリップ騒
音などを緩和、低減する上に有効である。 更に前記熱硬化性樹脂に滑材を混入することもよく・こ
の場合には摩擦係%y2o、1〜0.7程度に下げるこ
とができる。又、比重の小さい樹脂を芯材に使用すれば
重量軽減に有効である。 上記芯材に用いられる熱硬化性樹脂としてはフェノール
樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂−不飽和ポリエス
テル樹脂などが含まれ、又、補強用の短繊維9、帆布ご
用いる場合には該帆布は綿繊維、ポリエステル繊維など
の合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維、金am維などの1
種又は2種以上が使用される。 そして、上記芯材はその横断面形状は特定されることな
く1円形、四角形に限らず、任意の不定形状のものが用
いられる。 一万、上記芯材の周りに巻成される熱硬化性樹脂を含浸
した帆布はさきに提案したものと同様であり、帆布には
上述と同じく綿繊維1合成繊維。 炭素繊維、ガラス繊維などの1種又は2種以上の混用に
なる帆布が用いられ、熱硬化性樹脂としてはフェノール
樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹
脂などの何れかが用いられる0しかして一本発明におい
て平ベルトに締め付け固定される台形状ブロックは前記
芯材の周りに上記熱硬化性樹脂含浸の帆布を巻くことに
よって台形状の所要形態に成型され、平ベルトに固定さ
れるが−この場合一台形状ブロックは平ベルトの上下何
れか一万だけに用いてもよく、又、上下両方に用いても
よい。 芯材により巻き易くして作業性を良好ならしめ。 又、芯材の適当な選択によりブロックの必要な摩擦係数
2得ることができ一頗る好適である。 (実施例] 以下、更に、添付図面にもとづき本発明ベルトの実施例
ご説明する。 第1図は本発明に係る高負荷伝動ベルトの1例を示し1
図において(alはV形コグベルトの高負荷伝動ベルト
本体−(b]は該ベル) (aJ E構成する平ペルト
チぃNRI天然ゴムl−SBR+ス千レン。 しタジェンゴムl−0R+クロロプレンゴム]、NBR
+ニトリルゴムl−L工R(プ千ルゴム1゜ハイノぐロ
ン(グロルスル7オン化工千しンlなどの蛍−材又はこ
れらを適宜プレンドシたゴムあるいはポリウレタンゴム
などのゴム状弾性体o+よりなり、通常、上面には特に
図示していないが−ナイロン帆布、+プラー(商標名1
帆布あるいは経緯綿糸よりなるバイアス帆布もしくは広
角度帆布が1〜aIlI層、例えば1〜3層積層貼着さ
れ一文。 前記弾性体層+11中にはポリエステル、脂肪族ポリア
ミド、芳香族ポリアミド、あるいはガラス繊維又はワイ
ヤー撚線のような高強力低伸度のロープ抗張体(21が
スパイラルに並列状に埋設されており、更にその下部に
は前記上部帆布と同材質もしくはウーリー加工した捲縮
ナイロン経糸と通常のナイロンm糸テ繊成した伸縮性帆
布が配層されている。 そして、上記の如き平ベルト(b)に対しその長手方向
に沿って定ピツチで直交方向に本発明の特徴2なすブロ
ック+31. [41が上下に配されており、ゲルトか
らなる正着材]51P該ブロックIl+ 、 14+に
貫通させることによって平ベルト(b)に対しブロック
(31゜(4)を固定している。 第2図は上記構成におけるブロックの各例2示しており
、大別して芯材(71と一該芯材(71牙取り巻いて渦
巻状に巻かれた熱硬化性樹脂含浸帆、15 f8+とか
らなっていて所定の台形状に形成されている。 なお−上面に配するブロックは、第1図に図示する如く
板状となしてもよい0勿論、上部ブロックに代え補強板
とすることもある。 しかして−第2図におけるブロックの各構成は。 (イ)にあっては断面円形の芯材(7)が用いられ樹脂
含浸帆布(81がそのまわりに渦巻状に巻かれて構成さ
れ−(t’9にあっては、断面四角形の芯材(]1のま
わりに、同じく樹脂含浸帆布が巻かれて構成されている
O そして−上記各側においては何れも芯材(71は熱硬化
性樹脂からなる成形体によって形成されているが99図
に3いては熱硬化性樹脂を含浸せしめた帆布の積層によ
る積層体が芯材(71として用いられており、同じく熱
硬化性樹脂含浸帆布(81が前記芯材(71の周りに巻
かれて構成されている。 その他、上記に限らず、前記本発明の要旨を逸脱しない
限りにおいて種々の組み合わせをもってブロックな構成
することができる。 又、因示例においてはボルト(61を止着材としている
が〜これも、他の手段1例えばIJ イツトを使用する
こともできる。 又−ボルト又はリベット、その他の止着材により締めつ
けるとき、スプリングワッシャ、平ワツシヤ等を併用す
ることは締付効果を向上するので、必要に応じて用いる
事が望ましい。 かくして1本発明例において台形ブロック13I。 n+ ト平ペル) (b)は上着材(51によって一体
となり一10ツク131 、141の脱落は防止され、
抗張体とブロックとの間のゴム層の疲労も阻止されてす
ぐれた耐側圧性を保持して高負荷の伝動に寄与する。 以上は、低伸度高強力のロープ抗張体ヲスパイラルにゴ
ム状弾性体内に埋設し、上下両面に帆布層を積層貼着し
た平ベルトの場合についてであるが、勿論、上下両面に
帆布層?もたない平ベルト即ち、ロープ抗張体をスパイ
ラルにゴム状弾性体内に埋設した平ベルトの場合にも同
様に適用さね、ボルト等の正着材による止着態様も亦、
同様である0 【発明の効果] 以上の如く1本発明伝動用ベルトは、帆布に熱硬化性樹
脂を含浸させ、芯材の周りに渦巻状にして挿入せしめた
材料からなる台形状プロ・ンクを平形ベルトに所定ピッ
千で配設したものであり一帆布に樹脂を含浸せしめ、渦
巻状に巻いて成型したブロックにより耐側圧性ならびに
剛性を増大させ、ベルトとしての耐久性向上に著しい効
果を妻すると共に芯材を内蔵させたことにより、更に下
記の如き顕著な効果を達成する。 (11芯材を軸にして前記樹脂含浸帆布を巻くことがで
きるので成型性が頗る良好である。 (2] 芯材の適宜な選択により10ツクの必要な摩
擦係数を容易に得ることができる。例えばガラス帆布と
樹脂からなる芯材を使用すれば摩擦係数が上がり・−万
一滑材を混入した樹脂を使用することによりJI擦係数
を下げることができるなど調整が容易で、0.1〜0.
7の範囲まで可能である。 +31 芯材を挿入しても−m性は殆ど低下すること
なく、充分な剛性を保持可能である。 例えは、ガラス繊維帆面にエポキシ樹脂を含浸させたも
のを平行に積層したブロックの場合には曲げ弾性巡が2
、l s o 67mm2 であったが、これを渦巻
状にすれば3−250 Kp/ tllll12 と
向上し、芯材にエポキシ樹脂含浸ガラス繊維帆7f5積
層体をおき、かつ渦巻状に巻いた場合には3. Ol
5 Kp/ mW2と殆んど低下は認められなかった。 (4) 芯材に安価な材料を使用すれば゛コスト低減を
図ることができ、又、比重の小さい芯材を用いるときは
重量を軽減させることができる。 (51芯材としてゴム質混入樹脂を使用すればプーリと
ブロックの衝突、あるいはプーリの径方向ある込は長手
方向に滑った時に発する各異音企緩和低減することがで
きる@
第1図は本発明の1例に係る高負荷伝動ベルトの一部斜
視図、第2図イ1(cllビ1は台形状プロ゛ングの各
実施例を示す断面概要図、第3因は従来のブロック使用
高負荷伝動ベルトの1例を示す断面概要図である。 (81・・・高負荷伝動ベルト・ [bl・・・平形ベルト・ +11・・・ゴム状弾性体。 (21・・・α−プ抗張体。 13N41・・・ブロック。 (61・・・止着材。 (71・・・芯材。 (81・・・熱硬化性樹脂含浸帆布。
視図、第2図イ1(cllビ1は台形状プロ゛ングの各
実施例を示す断面概要図、第3因は従来のブロック使用
高負荷伝動ベルトの1例を示す断面概要図である。 (81・・・高負荷伝動ベルト・ [bl・・・平形ベルト・ +11・・・ゴム状弾性体。 (21・・・α−プ抗張体。 13N41・・・ブロック。 (61・・・止着材。 (71・・・芯材。 (81・・・熱硬化性樹脂含浸帆布。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、低伸度高強力のロープ抗張体をゴム状弾性体内に並
列状に埋設した平形ベルトの長手方向に沿い直角方向所
定ピッチで台形状ブロックをボルト等の止着材にて締め
付け固定してなるベルトにおいて、前記ブロックを帆布
に熱硬化性樹脂を含浸させ、これを芯材を含み、そのま
わりに渦巻状に巻いて成型せしめた材料により構成して
なることを特徴とする高負荷伝動用ベルト。 2、熱硬化性樹脂がフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂よりなる群から
選ばれた熱硬化性樹脂である特許請求の範囲第1項記載
の高負荷伝動用ベルト。 3、帆布が綿繊維、合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維、
金属繊維よりなる群から選ばれた少くとも1種の繊維よ
りなる帆布である特許請求の範囲第2項又は第2項記載
の高負荷伝動用ベルト。 4、芯材が熱硬化性樹脂成形体、前記樹脂成形体内に短
繊維を分散し補強した補強成形体、前記樹脂にゴム質を
混入した成形体あるいは帆布に熱硬化性樹脂を含浸し積
層してなる積層体の単独又は組み合せである特許請求の
範囲第1項、第2項又は第3項記載の高負荷伝動用ベル
ト。 5、熱硬化性樹脂がフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リイミド樹脂、ポリエステル樹脂よりなる群から選ばれ
た熱硬化性樹脂である特許請求の範囲第4項記載の高負
荷伝動用ベルト。 6、帆布が綿繊維、合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維、
金属繊維よりなる群より選ばれた少くとも1種の繊維よ
りなる帆布である特許請求の範囲第4項記載の高負荷伝
動用ベルト。 7、補強用短繊維が綿繊維、合成繊維、ガラス繊維、炭
素繊維、金属繊維よりなる群から選ばれた1種以上の短
繊維である特許請求の範囲第4項記載の高負荷伝動用ベ
ルト。 8、芯材の横断面形状が円形である特許請求の範囲第1
〜7項の何れかの項に記載の高負荷伝動用ベルト。 9、芯材の横断面形状が四角形である特許請求の範囲第
1〜7項の何れかの項に記載の高負荷伝動用ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59190085A JPS6170247A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 高負荷伝動用ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59190085A JPS6170247A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 高負荷伝動用ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6170247A true JPS6170247A (ja) | 1986-04-11 |
JPH0554570B2 JPH0554570B2 (ja) | 1993-08-12 |
Family
ID=16252114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59190085A Granted JPS6170247A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 高負荷伝動用ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6170247A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230562U (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-27 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59117937A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-07 | Mitsuboshi Belting Ltd | 高負荷伝動用ベルト |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP59190085A patent/JPS6170247A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59117937A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-07 | Mitsuboshi Belting Ltd | 高負荷伝動用ベルト |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230562U (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0554570B2 (ja) | 1993-08-12 |
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