JPS6169293A - コンバ−ゼンス補正実行位置表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分計〕 本発明はカラーディスプレイにおけるコンバーゼンス補
正実行位置表示方式に関するものである。

〔発明の背景〕

落１＠はカラーディスプレイにおける従来のコンバーゼ
ンス補正実行位置表示方式の概要を示すブロック図であ
る。同！Ｎにおいて、ＨＤ　、ＶＤけそれぞれ複合映像
信号から抽出された水平同期パルスと垂直同期パルスで
あり、１は入力されたＨＤ、ＶＤに同期してクロックを
発生するクロック発生部、２はアドレスカウンタ、３は
デジタル記憶メモリ、４はデジタル・アナログ（Ｄ／Ａ
）変換器、５はフィルタ、６は出力アンプ、７はコンバ
ーゼンス補正ヨーク、８は帰還抵抗、１０はクロスハツ
チ信号発生器、１１は位相調整器、１２は映像出力アン
プ、１３はカソードレイチューブ（ＣＲＴ）である。

なお、コンバーゼンス補正ヨーク７は、実際にはＣ几Ｔ
１３内にあり、図示せざるその偏向ヨークの近傍に位置
して、Ｃ几Ｔ１３のディスプレイ面上での電子ビームの
コンバーゼンス補正を打なうものであることは勿論であ
る。また、デジタルメモリ３には、ＣＲＴ１３のディス
プレイ面におけるＸ、Ｙｆｉ標位置毎のミスコンバーゼ
ンスの要補正量が予めデジタル的に記憶されているもの
で５、・　　　　　　“６゜ さて、アドレスカウンタ２は、ＨＤ、ＶＤに同期してク
ロック発生部１から出力されるクロックをカウントする
ことにより、ＣＲＴ１３のディスプレイ面におけるＸ、
Ｙ座標を出力することができる。

デジタルメモリ３では、アドレスカウンタ２より供給さ
れるかかるＸ　、　Ｙ、ｌ種信号をアドレスとして、予
め記憶されている当該アドレスのミスコンバーゼンスの
要補正量を読出し、これをＤ／Ａ変換器４においてアナ
ログ皿に変換した後、ローパスフィルタ５を介し、出力
アンプ６において増幅してからコンバーゼンス補正ヨー
ク７に加え、Ｃ几Ｔ１３のディスプレイ面上の前記Ｘ、
Ｙ座標座標位置−て電子ビームのコンバーゼンスＭ正ｅ
実行する。

所で、ＣＲＴ１３のディスプレイ面上のどの座標位置で
コンバーゼンス補正が実行されているのかを可視的に確
認したいことがある。すなわち、コンバーゼンス補正の
実行されている座標位置に可視的なマーク表示を行なう
ことができれば、該マーク表示を頼りに、当該座標位置
におけるコンバーゼンス補正の適否を目視的に判断し、
否の場合にはデジタルメモリ３における当該座標位置の
ミスコンバーゼンスの要補正量をより適切な量に修正す
ることができる。

クロスハツチ信号発生器１０、位相調整器１１、映像出
力アンプ１２を紅てＣ几Ｔ１３に至る回路は、上述の可
視的なマーク表示のための回路である。すなわち、アド
レスカウンタ２の出力に基いてクロスハツチ信号発生器
１０から出力される信号により、ＣＲＴ１３のディスプ
レイ面上に、クロスハツチ（Ｘ、ＹＪ、標）が表示され
、該クロスハツチ上の特定位置に、指定された庁標位置
が可視マークとして表示されるようになっている。

所が、クロスハツチ信号発生器１０から出発して位相調
整器１１、映像出力アンプ１２を介してＣＲＴ１３に至
る迄の座標位置信号の時間遅れと、デジタルメモリ３か
ら読出され、Ｄ／Ａ変換器４、フィルタ５、出力アンプ
６を介してコンバーゼンス補正ヨーク７に至るまでの信
号遅れとが一致せず、相違することがある。すると、こ
の場合、コンバーゼンス補正ヨーク７によるＣ几Ｔ１３
のディスプレイ面上でのコンバーゼンス補正実行位置と
、該位置を表わす筈の可視的マーク表示の位置とがずれ
ることになり、不都合をきたす０そこでこのような場合
、位相調整器１１を調整して両信号の遅れの相Ｂ（位相
差）を解消することにより、コンバーゼンス補正実行位
置と可視的マーク表示位置とを一致させる調整操作が必
要になる。

従来のかかる位相調整操作方法を第２図を参照して以下
、説明する。

第２図は、ＣＲＴ１３のディスプレイ面の説明図であり
、クロスハツチ図形が破線と実線で２種顕示されている
。当初は破線のクロスハツチのみが表示されており、実
線のクロスハツチは表示されていないものとする。

このディスプレイ面上のＰ点がコンバーゼンス補正実行
位置であったとする。Ｐ点はこの宴までは勿論目視的に
明らかでないので、コンバーゼンスの要補正量として、
デジタルメモリ３ひら読出したものを使うのでなく、該
補正量を人為的に故意に大きく作り出し、コンバーゼン
スを補正するのでなく、逆に大きなミスコンバーゼンス
を発生させるような値にしてコンバーゼンス補正ヨーク
７に加える。すると、Ｐ点の位置で、ディスプレイ走査
線を構成する几、Ｇ、８３本の電子ビームのうちの一つ
（Ｒなら几とする）が図示のように山形にずれ（ミスコ
ンバーゼンス＞ｔｇこし、赤色（几）が発光する。

これにより操作者は、コンバーゼンス補正実行位置がＰ
点であることを可視的に知り、しかもＰ点と破線のクロ
スハツチが一致していないことを知り、位相調整器１１
を調整することにより、破線のクロスハツチを実線のク
ロスハツチ位置まで移動させて、クロスハツチ上に表示
される可視マーク（図示せず）とコンバーゼンス補正実
行位置としてのＰ点とを一致させる。位相調整器１１と
しては、単安定マルチバイブレータが簡易なため用いら
れる。

さて、上述のような位相調整操作を必要とする？“　　
　　　　　　従来の・ンパーゼンス補正実行位置表示方
式は、すでに明らかなように、前もって位相調整操作が
必要なため操作が厄介なこと、Ｐ点可視表示のためにコ
ンバーゼンス補正ヨーク７に加えるべきコンバーゼンス
発生のための出刃を充分大きくできないときは、Ｐ点の
可視表示が困難となり、従って位相調整そのものが困難
になること、位相調整が一旦完了したとしても、その後
の温度変化などにより再び位相のずれが起こり得ること
、などの欠点を有していた。

〔発明の目的〕

本発明は上述のような従来のコンバーゼンス補正実行位
置表示方式の欠点を除失するためＫなされたものであり
、従って本発明の目的は、予め位相調整を必要とせず、
また温度変化が生じても位相ずれを発生することのない
コンバーゼンス！正実行位置表示方式を提供することに
ある。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するため、本発明では、コンバーゼンス
補正実行位置表示方式において、デジタルメモリカラコ
ンバーゼンス補正ヨークに至ル（Ｎ号経路に間欠的に座
標信号を流し、該補正ヨークを流れる座標信号の位相と
ＣＲＴに印加される座標信号の位相を比較し、両者が一
致するように何れか一方の信号の位相調整を行なう手段
を設け、位相ずれが常に発生しないようにしたことを特
徴としている。

〔発明の実施列〕

次に図を参照して本発明の一実施例を説明する。

第３図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図に示す構成が、第１図に示した従来の構成と相違する
点は、位相比較器１４と、ディスプレイ面における映像
表示の垂直帰線期間になると、その期間だけ導通（オン
）する連動スイッチ１５を図示の如く接続した点である
。

動作を説明する。ＣＲＴ１３のディスプレイ面の映像表
示において垂直帰線期間になると、スイッチ１５が導通
し回路ｌＯからのクロスハツチ信号の１部は、Ｄ／Ａ変
換器４、フィルタ５、出力アンプ６、コンバーゼンス補
正ヨーク７を通り、帰還抵抗８にある位相遅れをもって
出力される。

この出力と、位相調整器１１を通ったクロスハツチ信号
とを位相比較器１４で位相を比較し、その差の出力を位
相調整器１１に加え、該位相差が解消するように位相調
整器１１を調整する。

これＫより、コンバーゼンス補正ヨーク７に流れる補正
信号の位相とＣ几Ｔ１３に入力するクロスハツチ信号（
座標信号）の位相とを常に一致させておくことができる
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、コンバーゼンス補正実行位を表示方式
において、位相調整が不要となり、温度変化による位相
ドリフトも本来的に発生しないので、ミスコンバーゼン
スの完壁な補正に寄与しつるという利点がある。

なお、本発明はＣＲＴを用いたカラーディスプレイのみ
ならず、プロジェクションテレビ等にも実施できるもの
であることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図はカラーディスプレイにおける従来のコンバーゼ
ンス補正実行位置表示方式の概要を示すブロック図、第
２図はフンバーゼンス補正実行位置表示における従来の
位相差調整方法を示す説明図、哨３図は本発明の一実施
列を示すブロック図、である。 符号説明 １・・・・・・クロック発生部、２・・・・・・アドレ
スカウンタ、３・・・・・・デジタル記憶メモリ、４・
−・・・・デジタル・アナログ変換器、５・・・・・・
フィルタ、６・・・・・・出力アンプ、７・・・・・・
コンバーゼンス補正ヨーク、８・・・・・・帰還抵抗、
１０・・・・・・クロスハツチ信号発生器、１１・・−
・・・位相調整器、１２・・・・・・訣保出力アンプ、
１３・・・・・・カソードレイチューブ（ＣＲＴ）、１
４・・・・・・位相比較器、１５・・・・・・切換スイ
ッチ代理人　弁理士　並　木　昭　夫 第　１　図 ８１ｆ２　　図 □Ｘ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）カラーディスプレイ面における座標位置毎のコンバ
   ーゼンス補正量を記憶するメモリと、該メモリから読出
   された補正量に従つて前記ディスプレイ面における座標
   位置毎のコンバーゼンス補正を行なう手段と、前記ディ
   スプレイ面における座標信号発生手段と、を有し、指定
   された座標位置に従つて前記メモリから読出した補正量
   に従つて前記コンバーゼンス補正手段によりディスプレ
   イ面におけるコンバーゼンス補正を実行すると共に、前
   記座標信号発生手段より発生する座標信号を用いて前記
   ディスプレイ面上に指定された前記座標位置をコンバー
   ゼンス補正実行位置としてマークにより可視表示するよ
   うにしたカラーディスプレイにおけるコンバーゼンス補
   正実行位置表示方式において、 前記メモリからコンバーゼンス補正手段に至る信号経路
   に間欠的に前記座標信号を流す手段と、ディスプレイに
   入力される前記座標信号とコンバーゼンス補正手段を間
   欠的に流れる前記座標信号の各位相を間欠的に比較する
   手段と、比較の結果、両者が一致せず、該比較手段から
   誤差信号が出力されたときは、該誤差信号が零になるよ
   うに何れか一方の信号の位相調整を間欠的に行なう手段
   とを具備し、前記ディスプレイ面上で、コンバーゼンス
   補正の実行位置と前記マークによる可視表示位置とがず
   れを生じることなく一致するようにしたことを特徴とす
   るコンバーゼンス補正実行位置表示方式。