JPS6168553A - センサ−用保護膜 - Google Patents
センサ−用保護膜Info
- Publication number
- JPS6168553A JPS6168553A JP19127584A JP19127584A JPS6168553A JP S6168553 A JPS6168553 A JP S6168553A JP 19127584 A JP19127584 A JP 19127584A JP 19127584 A JP19127584 A JP 19127584A JP S6168553 A JPS6168553 A JP S6168553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino acid
- film
- methionine
- protective film
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/28—Electrolytic cell components
- G01N27/40—Semi-permeable membranes or partitions
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Molecular Biology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)発明の技術分野
本発明は、酸化処理されたメチオニンを含むアミノ酸重
合体を表面に有することにより、細胞が付着しにくいこ
とを特徴とするセンサー用保護膜に関するものである。
合体を表面に有することにより、細胞が付着しにくいこ
とを特徴とするセンサー用保護膜に関するものである。
ここでいうセンサーとは、臨床化学分析装置や人IWa
器に組み込んで使用するものであり、溶存酸素、溶存炭
酸ガス、及びPHのセンサー、さらに酵素や微生物を固
定化したバイ副センサーなどをも包含するものであり、
その検出部分は常に白液、尿などの体液に接触しており
、本発明は、その検出部分を覆い保護するものである。
器に組み込んで使用するものであり、溶存酸素、溶存炭
酸ガス、及びPHのセンサー、さらに酵素や微生物を固
定化したバイ副センサーなどをも包含するものであり、
その検出部分は常に白液、尿などの体液に接触しており
、本発明は、その検出部分を覆い保護するものである。
生ヒルロース、酢酸セルロース等の高力イ祠利が用いら
れている。これらの材料を用いたセンサー用保護膜では
、その相別表面に細胞が61着してしまい、セン1ノー
−としての感度や応答速度の低下を引きおこす。したが
って、センサー用保護膜においては細胞のイー1着しな
い材わ1が求められでいる。
れている。これらの材料を用いたセンサー用保護膜では
、その相別表面に細胞が61着してしまい、セン1ノー
−としての感度や応答速度の低下を引きおこす。したが
って、センサー用保護膜においては細胞のイー1着しな
い材わ1が求められでいる。
(C)発明の目的
本発明は1記の問題を、酸化処理されたメチオニンを含
むアミノ酸重合体を用いることにより、細胞61着の少
ないレノ11−用保I!膜を提供Jることを目的どする
。
むアミノ酸重合体を用いることにより、細胞61着の少
ないレノ11−用保I!膜を提供Jることを目的どする
。
(d)発明の構成
本発明者は細胞の付着しにくい性質を有する月別につい
て種々研究を重ねたところ、メチオニンを含むアミノ酸
重合体を酸化処理したものは、細胞を茗しく付着させな
い性質を有しており、センサー用保護膜として好適であ
ることを見い出し、本発明を完成するに到った。
て種々研究を重ねたところ、メチオニンを含むアミノ酸
重合体を酸化処理したものは、細胞を茗しく付着させな
い性質を有しており、センサー用保護膜として好適であ
ることを見い出し、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明のセンサー用保護膜は、メチオニンを含む
アミノ酸重合体を目的とする膜状に成型したのち、その
膜状物を過酸化水素等の酸化剤で酸化処理して得るか、
あるいはあらかじめ他の高分子材料で膜状に成型した後
、その表面にメチオニンを含むアミノ酸重合体を塗布し
、その後、酸化剤で酸化処理して1qる。
アミノ酸重合体を目的とする膜状に成型したのち、その
膜状物を過酸化水素等の酸化剤で酸化処理して得るか、
あるいはあらかじめ他の高分子材料で膜状に成型した後
、その表面にメチオニンを含むアミノ酸重合体を塗布し
、その後、酸化剤で酸化処理して1qる。
本発明のアミノ酸重合体構成素材としてのメチオニン及
びその共重合成分として用いるアミノ酸は0体、1体、
フセミ体でもよく、他のアミノ酸ン誘導体、オルニチン
誘導体などが用いられる。
びその共重合成分として用いるアミノ酸は0体、1体、
フセミ体でもよく、他のアミノ酸ン誘導体、オルニチン
誘導体などが用いられる。
アミノ酸重合体の分子量はその皮膜が形成される程度で
あればよく、重合体中のメチオニン含量はアミノ酸の種
類により変化するが、好ましくは、30モル%以−トで
ある。
あればよく、重合体中のメチオニン含量はアミノ酸の種
類により変化するが、好ましくは、30モル%以−トで
ある。
酸化処理剤として、過酸化水素、過酢酸、ヨウ素とヨウ
素酸塩などの慣用の酸化剤が用いられる。
素酸塩などの慣用の酸化剤が用いられる。
酸化処理時間は酸化剤の種類、濃度、温度及びアミノ酸
の種類、共重合組成に応じて適宜選択するがいずれにし
ても、酸化処理により、膜状物の表面部分のメチオニン
成分はそのスルホキシドの段階にまで酸化されるのが望
ましい。
の種類、共重合組成に応じて適宜選択するがいずれにし
ても、酸化処理により、膜状物の表面部分のメチオニン
成分はそのスルホキシドの段階にまで酸化されるのが望
ましい。
(e)発明の実施例
次に本発明を実施例ににりさらに汀線に説明する。
実施例1
ポリーL−メヂAニンをテトラクロルエヂ1ノンに溶解
して、ガラス板上に流し、風乾して皮膜〈膜厚0.OM
mm)を1qた。この皮膜を15%の過酸化水素水溶液
に室温で35分間浸漬して酸化処理を行った後、熱水中
に8時間以上浸漬した。
して、ガラス板上に流し、風乾して皮膜〈膜厚0.OM
mm)を1qた。この皮膜を15%の過酸化水素水溶液
に室温で35分間浸漬して酸化処理を行った後、熱水中
に8時間以上浸漬した。
酸化処理皮膜上に、人由来の−L皮性細胞を含む培養液
(約10万個/mQ>を接触さゼたまま、炭酸ガス濃度
5%、湿度100%、37℃の部屋に静置し、17時間
後、皮膜をリン酸緩衝液で軽く洗浄して、皮膜」−にイ
」着している細胞の量を核染色法により定量した。比較
のためセンサー用保護膜に使用されているポリスルホン
、標準試料として市販の細胞培養シートを用いて、同様
の細胞付着試験を行った。皮膜に付着した細胞の量を、
標準試料に付着した細胞の量で割ることにより、細胞付
着率を求めた。その結果を第1表に示す。
(約10万個/mQ>を接触さゼたまま、炭酸ガス濃度
5%、湿度100%、37℃の部屋に静置し、17時間
後、皮膜をリン酸緩衝液で軽く洗浄して、皮膜」−にイ
」着している細胞の量を核染色法により定量した。比較
のためセンサー用保護膜に使用されているポリスルホン
、標準試料として市販の細胞培養シートを用いて、同様
の細胞付着試験を行った。皮膜に付着した細胞の量を、
標準試料に付着した細胞の量で割ることにより、細胞付
着率を求めた。その結果を第1表に示す。
第1表
実施例2
1−−メチオニンと1−アラニンとからなる共重合体を
N−カルボキシアミノ酸無水物法により合成し、重合溶
媒として、ベンゼン、メチレンクロライド、ジオキサン
、N、N−ジメチルホルムアミドの混合物を用いた。共
重合体中のメチオニン含量が33%、49%、63%の
3種類を合成し、クロロホルムとジクロル酢酸との混合
溶媒を用いて溶解して、ガラス板上に流し、風乾して皮
膜を得た。
N−カルボキシアミノ酸無水物法により合成し、重合溶
媒として、ベンゼン、メチレンクロライド、ジオキサン
、N、N−ジメチルホルムアミドの混合物を用いた。共
重合体中のメチオニン含量が33%、49%、63%の
3種類を合成し、クロロホルムとジクロル酢酸との混合
溶媒を用いて溶解して、ガラス板上に流し、風乾して皮
膜を得た。
この皮膜を15%の過酸化水素水溶液に室温で20分間
浸漬して酸化処理を行った。
浸漬して酸化処理を行った。
実施例3
ポリプロピレン多孔質膜(孔径0,02 x O,2ミ
クロン)をポリーL−メチオニンの1%テトラクロルエ
ヂレン溶液に浸漬して数回脱気後、引き上げ、風乾した
。この膜を15%の過酸化水素水溶液に室温で35分間
浸漬して酸化処理を行い、センサー用保護膜を得た。
クロン)をポリーL−メチオニンの1%テトラクロルエ
ヂレン溶液に浸漬して数回脱気後、引き上げ、風乾した
。この膜を15%の過酸化水素水溶液に室温で35分間
浸漬して酸化処理を行い、センサー用保護膜を得た。
実施例4
ポリプロピレン多孔質膜のかわりに再生はルロース多孔
質膜(孔径0.45ミクロン)を用い、以下実施例3と
同様にして酸化処理を行い、セン4ノー用保護膜を得た
。
質膜(孔径0.45ミクロン)を用い、以下実施例3と
同様にして酸化処理を行い、セン4ノー用保護膜を得た
。
(f)発明の効果
本発明は以上説明したように、細胞付着の少ないことを
必要とするセンサー用保護膜において、酸化処理された
メチオニンを含むアミノ酸重合体を表面に成型づること
により細胞の付着を抑え、かつ、このセンサー用保護膜
を任意の形状で得る=6− ことが可能である。
必要とするセンサー用保護膜において、酸化処理された
メチオニンを含むアミノ酸重合体を表面に成型づること
により細胞の付着を抑え、かつ、このセンサー用保護膜
を任意の形状で得る=6− ことが可能である。
指定代理人
工業技術院製品科学6■究所長
高橋救司
Claims (1)
- (1)酸化処理されたメチオニンを含むアミノ酸重合体
を表面に有するセンサー用保護膜
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19127584A JPS6168553A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | センサ−用保護膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19127584A JPS6168553A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | センサ−用保護膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6168553A true JPS6168553A (ja) | 1986-04-08 |
JPH0467623B2 JPH0467623B2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=16271838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19127584A Granted JPS6168553A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | センサ−用保護膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6168553A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191276A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-30 | ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 導線の接続を行なう多数の双子接続端子を有する端子盤 |
-
1984
- 1984-09-12 JP JP19127584A patent/JPS6168553A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191276A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-30 | ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 導線の接続を行なう多数の双子接続端子を有する端子盤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0467623B2 (ja) | 1992-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |