JPS6168362A - セメント組成物 - Google Patents

セメント組成物

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JPS6168362A
JPS6168362A JP19038184A JP19038184A JPS6168362A JP S6168362 A JPS6168362 A JP S6168362A JP 19038184 A JP19038184 A JP 19038184A JP 19038184 A JP19038184 A JP 19038184A JP S6168362 A JPS6168362 A JP S6168362A
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JP
Japan
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cement
polymer emulsion
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tables
pva
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Pending
Application number
JP19038184A
Other languages
English (en)
Inventor
智彦 野村
博 平野
仁 清水
弘 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定のカチオン基を有するポリビニルアルコ
ール(以下PVAという)を配合したポリマーエマルジ
ョンをセメントに混練して得られたセメ/ト製品の強度
性能、接着性及び耐水性に優れるという特徴を有する。
〔従来技術〕
カチオン性のポリマーエマルジョンをセメントに混練す
る方法として、カチオン性の界面活性剤?乳化・安定剤
として用いてポリマーエマルジョンを製造し、これをセ
メントに混練する方法やカチオン化PvAを配合したポ
リマーエマルジョンをセメント罠混練したものとして特
開昭56−129654号公報及び特開昭57−166
351号公報が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
カチオン性の界面活性剤を乳化・安定剤として用いてポ
リマーエマルジョンを製造して、セメントに混練した場
合、界面活性剤によりボリマー7イルムの強度は低下し
、さらにセメントの硬化ならびに強度発現はむしろ低下
する傾向にある。またカチオン注界面活性剤であるオク
゛タデフルアミン塩、ラウリルピリジニウムクロリドあ
るいはオクチルベンジルトリメチルアンモニウムクロリ
ド等を用いたポリマーエマルジョンでは界面活性剤に起
因する毒性に間趙がある為に使用範囲が限定されている
のが現状である@ 従来知られているカチオン化PVAはi)アミド基を有
するもの 11)アミノアルキルビニルエーテル系構造
単位を有するもの …)末端不飽和アルキルアミン、ソ
アリルアミン系モノマーと酢酸ビニ゛  ルとの共重合
体ケン化物iv)イミダゾール系構造単位を有するもの
等である。
1)の構造単位はアミド基を有する為に酢酸ビニルとの
共重合後ケン化工程において加水分解を受けやすく、カ
チオン基の消失もしくは少量しか含有せしめることがで
きないことや、モノマー反応性比との関係でやはり酢酸
ビニルとの共重合性の患いこと、セメントが本来アルカ
リ注の為に該ボリマーエマルジョ/をセメントと混練し
た場合にカチオン基が分解して遊離してくる。 11)
については一般タイブPVAと含窒素化合物との反応性
が極めて悪いこと 11)では末端不飽和アルキルアミ
ン、ノアリルアミン系モノマーと酢酸ビニルとの共重合
性が極めて悪い為に工業的生産には不向きであること、
 iv)ではイミダゾール系モノマーが高価な為にやは
り工業的製造には不向きである。
従来のカチオン化PVAでは、工業的製造には不向きな
ことと、その構造に起因する不安定性ゆえに、カチオン
註ボリマーエマルジョ/をセメントに混練しても、セメ
ント組成物中でカチオン基のみがポリマーエマルジョン
より遊離して、ポリマーフィルムの強度を低下させたり
、ボリマーエマルジョ/を混練するとむしろ強度、耐水
性、接着性が低下する問題があった。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は下記一般式で示される構造単位を含むカチオン
化PVAを配合したポリマーエマルジョンを混練してな
るセメント組成物である。
→7CH2−CH→− CH,0CH2−A−B 上述で示された構造単位を含むカチオン化PVAの製造
法については本出願人による特願昭58−9660号明
細書及び特願昭58−111030号明細書で、またカ
チオン化PVAを用いたカチオン注エマルジョンの製造
法については特願9858−165758号明細書にお
いて既に提案されている。
カチオン化PVAに含有されるカチオン基量については
0.01〜15モルチ、特に0.1〜10モルチの範囲
が好ましい。0.01モルチ未満ではポリマーエマルジ
ョンにした場合に充分なカチオン性を付与できず、10
モルチを越える場合は安定なボリマーエマルソヨンを製
造することが困難となる。
ボリマーエマルジョ/としては上記構造単位を含むカチ
オン化PVAを配合して、エチレン性不飽和単量体を重
合して得られるものであり、例えば酢酸ビニル、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステル、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、エチレン、フロtレン、アル牛ルビニル
エーテル、高級脂肪酸エステル、アクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、ビニルトルエン、マレイン
酸ジエステル、フマル酸ソエステル、イタコノ酸ジエス
テル、スチレン、ブタジェン、イソプレン、クロロプレ
ン、アクリロニトリル、アリルグリノゾルエーテル、酢
酸アリル等があげられる。また酢酸ビニル系エマルジョ
ンとして、酢酸ビニル単独重合体及び酢酸ビニルと他の
共重合可能な不飽卵重量体との共重合体エマル7ョンを
混練したセメント組成物も本発明に含まれる。
カチオン性ポリマーエマルジョンを製造する場合、カチ
オン化PVAの使用量はカチオ7基含有量、要求される
ポリマーエマルジョンの樹脂分等によって異なるが、エ
チレン性不飽和単量体に対して2〜20重1%から選ば
れる。また、必要に応じて通常の完全ケ/化pvA、g
(>分ケ゛ン化PVAを併用してもよく、その場合の使
用量は全PVAの使用量の0.1〜20重1゛チが望ま
しい。
さらにカチオン性ポリマーエマルジョンとして顕著な効
果を生み出すのに必要とあれば、ポリオキシエチレンア
ルキルフェノール型、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル型、多価アルコールエステル型等の非イオン性界面
活性剤、オクタデシルアミン塩、ステアリルアミン塩、
ラウリルピリジニウムクロリド等のカチオン性界面活性
剤を貴注の許す範囲で適宜併用することもできる。ア二
f/注界面活性剤は電荷がポリマーエマルジョンのそれ
と相反する為に一般には使用しない方がよいO カチオン化PVAをポリマーエマルジョンに配合する場
合は、(1)乳化・安定剤としてエチレン性不飽和単量
体な乳化重合させる場合、(11)エチレン性不飽和単
量体を乳化重合させた後、カチオン化PVAを後添加し
てカチオン性ポリマーエマルジョンを得る場合の二通り
が含まれる。
こうして得られたポリマーエマルジョンをセメント混練
する場合セメントに対して固形分で換算して1〜100
重量%、好ましくは5〜501蓋チの範囲から選ばれ、
ペーネト、モルタルおよびコンクリートに調装すること
ができる。
ポリマーセメMコンクリートの打ち継ぎ部への接着剤と
して使用することもできる。
セメントは一般にポルトランドセメントを使用するが、
とくに硬化時間を短縮し、かつ初期強麓を必要とする場
合には早強セメントやアルミナセメント、その他シリカ
セメ/ト、フライアラツユセメントを使用することもで
きる。
骨材として天然砂、砂利または砕石、炭酸カルシウム、
石コウ等を配合することもできるが、モルタルの場合に
は一般に粒径1.2 m以下の砂が使いやすい。また特
殊な場合にはコルク粉、くずゴム、パーライト等の骨材
も用いられる。骨材セメント比はポリマーセメントモル
タルで重量比セメント:砂=1=4〜1:1の範囲から
選ばれるが通常セメント:砂=1=3、強度を必要とし
たり壁に塗る場合には1:2で使用される。
水セメント比は要求される作業性、すなわちスランプ値
またはフロー値より適量な定める。通常ホリマーセメン
トペースト、モルタルやコンクリートの水セメント比の
計算は混入するセメント配合ポリマーエマルジョン中の
水分とさらに添加した水νとの和で表わされる。水セメ
ント比は骨材の配合により異なるが、同一骨材配合の場
合には水セメント比を一定に保つようにすることが望ま
しい。
練り混ぜ法は手練り、もしくはミキサーで混練するが、
モルタルの場合セメントと砂を十分から練りした後にポ
リマーエマルジョンな加えて混線する。混線時間は配合
によって異るが5〜10分程度を標準とする。気象命件
にもよるが混練後1時I′l1i1以内に施工するよう
にする。
〔作用〕
本発明のセメント組成物の強度、耐水性が優れる理由に
ついては、(i)カチオン性ポリマーエマルジョンがセ
メントとの親和性に優れる為にセメントの空隙を光填す
る。(11)不透水性もしくは不透湿性の優れた示すマ
ー粒子が内部の水の蒸発を抑制することでセメント組成
物全体の保水性が向上しセメントの水和に必要な水分が
充分確保される。
理由によりセメントの硬化、&tW註が促進され強度、
耐水性が向上するものと思わ石、る。
接着性については、カチオン化PVAの安定性が優れる
為にカチオン基がポリマーエマルジョンより遊離するこ
とがなく、ポリマーエマルジョン全体ひいてはセメント
組成物全体においてカチオ/が有効な接着点として働く
ことにより有機物、無機物に対して優れた接着性が発現
するものと思われる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により具体的に説明するが本発明は
これら実施例に限定されるものではない。
尚例中特にことわらない限り、部又はチはすべて重量基
準である。
(ポリマーエマルジョンの調製例) 酢酸ビニルとN−(6−アリルオキシ−2−ヒドロキシ
プロピル)トリメチルアンモニウムクロリドとの共重合
体をケン化して表1に示すカチオン化PVAを得た。
撹拌機、還流冷却管、@度肝、滴下ロートを付設したセ
パラブルフラスコ中に上記カチオン化PVA 24.5
部、蒸留水385部を撹拌しながら入れ内温な60°C
に昇温しな。完溶後退酸化水素0.7部、ロンがリフト
0.2部、蒸留水10部からなる開始剤浴液を添加し酢
酸ビニル58部を初期一括、262部を3時間で滴下し
、更に1時間熟成を行い、ポリ酢酸ビニルエマルジョ/
を得た。
得られたエマルソヨ/の性質を表2に示す。
他のポリマーエマルジョンについても、重合させるモノ
マーを代えて行った以外はほぼ同様の操作により調製し
た。
(比較例1) 実施例のカチオン化PVAに代えてケン化度88.7モ
ルチ、重合度1.700の部分ケン化PVA (1!気
化学工業(株)製に−17)を用いて乳化重合した酢酸
ビニルエマルジョン(処方は”AM例と同様)。
(比較例2) 酢酸ビニルとN−(3−アクリルアミドプロピル)トリ
メチルアンモニウムクロリドを共重合、ケン化して合成
したカチオ、ン化PVA (カチオン基量1.1モルチ
、ケン化度88.4モル%)を用いて乳化重合した酢酸
ビニルエマルジョン(処方は調製例と同様)。
(比較例6) 実施例のカチオン化PVAに代えてケン化度88.7モ
ルチ、重合度1,700の部分ケン化PVA (電気化
学工業(株)ffB−17)を用い、開始剤に2゜2′
−アゾビス−(2−アミジノプロパン)二塩酸塩を用い
て乳化重合した酢酸ビニルエiルジョン(処方は調製例
と同様)。
(ボリマーエマルソヨン混線モルタルの製造及び性質) 、r工5A−6203に準t)てセメy)1009゜豊
浦標準砂600部に調製例及び比較例で作成したポリマ
ーエマルジョン45g、フローiis。
龍になるように任意量の水を刀口えて混練して4週間養
生したのち得られたセメントモルタル試験片を作製して
曲げ強度、圧縮強さ、吸水率を辿1定した。次にJIS
 A −6915の付漬゛強さ試験に準じてスレート板
への接着性を測定した。結果を表6に示す(曲げ強さ、
圧縮強度、付着強さはいずれも東洋ボールドフィン社製
テンシロン万能試験機UTM −5Tで測定した)。
表  2 表  3 〔発明の効果〕 本発明のセメント組成物から得られたセメント製品は強
度、接着性及び耐水性が優れるという効果を有している

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式で示される構造単位を含むカチオン化ポリビ
    ニルアルコールを配合したポリマーエマルジョンを混練
    してなるセメント組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し A;▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式
    、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ B;▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式
    、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (ここでR_1、R_2、R_3は低級アルキル基、X
    ^■はアニオンを示す。)〕
JP19038184A 1984-09-11 1984-09-11 セメント組成物 Pending JPS6168362A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001261412A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Taiheiyo Cement Corp 透水性コンクリート打継ぎ用ペースト又はモルタル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001261412A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Taiheiyo Cement Corp 透水性コンクリート打継ぎ用ペースト又はモルタル

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