JPS6167870A - 印刷用原版の製造方法 - Google Patents

印刷用原版の製造方法

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JPS6167870A
JPS6167870A JP19136184A JP19136184A JPS6167870A JP S6167870 A JPS6167870 A JP S6167870A JP 19136184 A JP19136184 A JP 19136184A JP 19136184 A JP19136184 A JP 19136184A JP S6167870 A JPS6167870 A JP S6167870A
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JP
Japan
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dispersion
printing
plate
viscosity
original plate
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JP19136184A
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Akio Iijima
飯島 章雄
Yoshiaki Shimizu
良昭 清水
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/26Electrographic processes using a charge pattern for the production of printing plates for non-xerographic printing processes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)  発明の目的 (産業上の利用分:叶) 本発明はトナー画像形成後非画像部の光導電体層をアル
カリ溶液に依って除去を行なう重子写真印刷用原版の改
良に閏1−1詳しくはその画質向上に関する。
(従来の技術) 従来、電子写真技術の原理を利用した印刷用原版として
は、例えば特公昭47−47610号、同48−400
02号、同48−18325号、同51−15766号
、同51−25761号等に記載された酸化亜鉛−樹脂
分散系オフセット印刷用原版が知られて卦h1このよう
なオフセット印刷用原版では、電子写真法を利用してト
ナー画像を形成せしめ、次に該トナー画像部以外の非画
像部を不感脂化処理することによって印刷版として使用
される。しかしながら、この種の印刷版においては、画
像部がトナー粒子のみで形成されているために、耐刷性
に乏しく、との原版による印刷枚数はおよそs、ooo
  〜10.000枚程度に限られ、これ以上多数枚の
印刷には不適であろう また更に、上記不感脂化処理を行うためにフェロシアン
化アルカリ金属塩等の酸性溶液を使用する必要がある事
に依り、公害対策上又労働衛生上の問題点も有している
。又特公昭37−17162号、同38−7758号、
同46−39405号、特開昭52−2437号、同5
7−161863号、同58−2854号、同58−2
8760号、同58−118658号等の公報には砂目
立てしたアルミニウム板上に有機光4電物質を樹脂中に
保持させた光導電体層を設けた印刷用原版が記載されて
いるが、これらの印刷用原版ではトナー画像作成後、非
画像部の光導電体層を除去して画像を形成する。従って
画像部がトナー粒子と光導電体層とから形成される為耐
刷性には優れるが、非画像部除去の為にエチレングリコ
ール、グリセリン、イソプロピルアルコール、ベンジル
アルコール等の有機溶剤が必要であり、これらも公害対
策上及び労働衛生上の問題を有している。
これら公報記載の印刷用原版に対し、トナー画像作成後
の非画像部の除去が有機溶剤を含まないアルカリ性水溶
液で除去できる印刷用原版が特開昭54−134632
号、同55−105254号、同59−’12452号
、同59−49555号等の公報に開示されている。
これら公報記載の印刷用原版は主な構成要素として例え
ば銅フタロシアニンの様な光導電性顔料と例えばラエノ
ール樹脂の様なアルカリ可、容11+、附脂とから成る
光導電体層を砂目立て及びle榎酸酸化の陵処理のされ
たアルミニウム版上に設けたものであるが、全可視域に
亘る感色性を有し、又前述した様に光導電体層の除去が
有機溶奴を含まないアルカリ性水溶液によってできる事
、更に耐刷性にも優れると言う利点を有している。
しかしながらこれら公報記載の印刷用原版ではその製造
法を詳細に検討しておらず、その為に更に画質を向上さ
せる事が出来る事を見い出していなかった。本発明者ら
は画質向上に関し鋭意検討を行ない、画質が単に光導電
体層の処方あるいけ支持体と言った版材の購成面から、
のみでなく、その製造法に依存する事を明らかにし、本
発明を完成するに到った。
(発明の目的) すなわち本発明の主たる目的は、 1) 鮮鋭さに優れた画質を与える印刷用原版、2) 
有機溶剤を含有しないアルカリ性水溶液でも光導′醒体
層の除去が可能な印刷用原版、3) 耐刷性に優れた印
刷用原版、及び4) 保存安定性に優れ、かつ明室下で
の取り扱いが可能な印刷用原版、 並びにその裂遺方法を提供する事である。
そD他の目的は以下の記載から明らかとなろう。
(2)@明のa成 本発明の目的は、従来知られた光導電体層形成用組成物
を支持体上に塗布、乾燥して印刷用原版を製造するに際
して、いわゆるマランゴニ−現象を防止し、光導電体層
内部V組成を高度に均質化する事によシ構成できるう す1わち光導電性顔料をバインダー用樹脂を溶解させた
溶液中に分散させた固型分Q度IQ〜30重t%の光導
′p体層形成用分散液を支持体上に塗布して乾燥膜厚2
〜10μの光導電体層を有する印刷用原版を製造するに
際して、前記分散液の粘度を1001)以上にし、かつ
塗布後の乾燥を恒率乾燥終了迄50℃以下の雰囲気中で
乾燥する事に依り達成できる。
父、光導電体層組成として光導電性顔料を全固型分比で
凡そ25重量パーセント以下である光導電体層形成用分
散液を支持体上に塗布、乾燥して製造した印刷用原版は
製版を行った際、画像の階調再現住に優れ、かつ暗減衰
が遅い為に一回の帯電でレーザー走査露光の様に露光に
比較的長時間を必要とする場合でも好適に製版が可能で
あり、又トナー画像作成後の非画像部の除去性が良い等
の理由から印刷用原版として好ましいが、逆に製造に関
しては分散液の粘度が低い事又顔料成分が少ない為に偏
在を起こし易いと言う性格を有しているが本発明に依る
製造法を適用する事により太夫の性能を具備した印刷用
原版を得る事ができる。
本発明を適用する光導電#一層形成用分散液(以下、分
散液という)の粘度はチクリトロピックである為粘度を
指定するに際しては測定条件を却、定する必要があるが
、本明細書に於ては東京計器社製B型粘度計を使用し、
アダプターNnlにて25℃6 r、p、m、の条件で
測定した値である。
又、乾燥過程で被乾燥物の表面が溶媒で覆われている間
はその乾燥速度がほぼ一定に保たれて乾燥が進行して行
く(恒率乾燥)事が知られて〉す、乾燥がある程度進行
し表面に被膜が形収さ?、る様になると乾燥速度が低下
して来る。(7,、j22@乾づ二)マランゴニ−現象
は特に恒率乾燥時に起こり易い為この間は50°C以下
の雰囲気で乾燥する必要があるが城尤乾・礫の段階に入
れば必ずしも上記糸件を満たす必要はない。
本発明の分散I夜に使用できる溶媒はバインダー用樹脂
を溶解する溶媒であれば特に制限(dないが、塗布性、
安全性等のや1点から特にエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、又・ケエチ1/ングリコールモノメチルエ
ーテル単独又はこれらの溶媒を主成分とする混合l容媒
が好ましい。
本発明に使用できるバインダー用樹脂としてはアルカリ
可溶性樹脂、例えば特開昭54−134632号、同5
5−105254号等に記載のフェノール樹I旨および
/又はアクリルp樹l旨りaトン#iNl:tt、7タ
ル酸樹脂、マレイン酸樹脂停の酸基含有舛詣であるが、
アルカリ性水、73夜に依る光導電体層の除去を阻害し
ない範囲で比救的アルカ’J l溶性の樹脂も併用する
事もできる。これらの樹脂としてはポリスチレン、スチ
Vンーブタジェン共重合体ポリイソブチレン等の炭化水
素重合体;ポリ塩化ビニル、1素化ポリエチレン、ポリ
酢酸ビニル、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルエーテル等のビニル樹脂:シリコン樹
脂;ポリアミド樹脂;ポリウレタン樹脂;尿素樹脂:メ
ラミン樹脂:ボリカーボネート;変性あるいは未変性の
ロジン、パルサム等の天然樹脂等である。
本発明に使用できる光導電性顔料としては、特開昭47
−30330号、同56−5552号公報等に記載のペ
リレン顔料、特開昭47−30331  号公優等に記
載のキナクリドン顔料、特開昭47−18543号公報
等に記載のビスペンスイミダゾール順料、特開昭47−
18544号、同55−98754号、同55−126
254号、同55−163543 号公報に記載の芳香
族多縮合環化合物、特公昭44−16474号、同48
−30513号、特開昭56−321465号公報等に
記載のアゾ顔料、特公昭50−7434号、特開昭47
−37543号、同55−11715号、同56−19
44号、同56−9752号、同56−2352号、同
56−80050号公報等に記載のジスアゾ顔料、特公
昭44−12671号、同4O−2781)号、同52
−1667号、同46−30035号、同49−175
35号、特開昭49−11136号、同49−9914
2号、同51−109841号、同57−148745
号公報等に舶載のフタロシアニン顔料又ZnO等の無機
系光導電性顔料があり、これらを単独又は二種以上を混
合して使用することができる。
東に本発明に於て、感度又は感光波長域を調節する目的
で増感剤を併用できこれらの増感剤としては特開昭47
−30330号、同47−30331号、同47−30
332号、同55−1612’50号公報等に記載の電
子供与性物質、特開昭47−30330号、同55−1
53948号公報等記載の電子受容性物質、又a −、
X’ ヘンガル、エオシンS1フルオレセイン、70キ
シン等のキサンチン系染料;ブロムフェノールブルー、
ブロムクレゾールパープル、クロミツエノールレッド等
のフェノールスルホフタレイン系染料;アルクアズリン
2G、ポンタシルプリリアンドブルーFCF、アシッド
バイオレット6B−”3のトリフェニルメタン系染料;
オーラミン等のジフェニルメタン系染料;アクリジンイ
エロー、アクリジンオレンジ等のアクリジン染料;スル
フォローダξンB1アシッドエオシンG等のローダミン
系染料等の各種染料がある。このうち特に効果的に増感
かで踵、かつ同時にアルカリ性溶液に依る光導電体層の
除去を阻害しない又は促進できると言う点に於て安息香
酸、フタル酸、マレインf實、フマル酸等の有機カルボ
ン酸及びそれらの無水物が特に好ましい。
本発明に用いられる分散液において、粘度は固捜分のI
J e及び光4電件顔料の分散の程度(分散された光導
電性顔料の平均粒径で表わすことができる)で調節する
ことができる。問型分濃母が大きいほど、また分散が深
い(平均粒径が小をい)t’hど粘度は大となる。本発
明のI+故液の粘度を前記範囲とするだめのこれらの適
当な午件は、溶剤の種類やその池の条件によって変るの
で一概には云えないが、通常固型分、値開は10〜30
%、分散された元導電性顔料の平均粒径は2〜0.1μ
の範囲にある。、光導電性顔料とバインダー用樹脂との
比率は常法に従えばよく、1:1〜1:10(重量比率
)の範囲が適当である。
次に、本発明に用いられる支持体としては、アルミニウ
ム板、亜鉛板、クロムメッキ等によシ表面処理された鉄
板、あるいは銅−アルミニウム板、銅−ステンレス板、
クロム−鋼板等のパイ、メタル板、又はクロム−鋼−ア
ルミニウム板、クロム−鉛−鉄板、クロム−鋼−ステン
レス板等のトライメタル板等の親水性表面を有する導電
性基板が用いられるが、特に表面を砂目立て処理後、陽
極酸化等による親水化処理を行ない、更に珪酸塩、燐酸
塩又は弗化ジルコン酸塩等の水溶液に浸漬し、封孔処理
のされたアルミニウム板が好ましいが、この際、砂目立
ては、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸等の電解溶中に於ける
電解研磨、あるいはボール研磨、ブラシ研磨等の機械的
研磨法に依り平均砂目粗さくRa)が0.1〜1.0μ
程度に砂目立てしたものが好ましく、更に保水性、耐刷
力、地汚れ防止等の印刷適性から0.2〜0.8μ程度
に砂目立てしたものが好ましく又砂目立てに続く酸化皮
膜の量としては10〜30■/ d7y1’ 、より好
ましくは20〜30rv/dm’のものが好ましく、更
に熱水、珪酸塩、燐酸塩、弗化ジルコン酸塩等に依シ封
孔処理を行ったアルミニウム板が好ましい。
ここで中心線平均粗さくRa)とけ、ドイツ規格D I
 N4768に示されているように粗さプロファイルに
おける中心線からの該プロファイル上の各点への距離の
絶対値の相加平均であり、横方向の中心線2x軸とし、
縦方向をY軸とし、粗さプロファイル上の点を(x、y
)で表したとき、測定長さ1mV一ついて下記式で求め
られるRa@をミクロン単位で表したものであり、 例えばベルテン(Perthen )社製、ベルトメー
ター (Perthometer ) −85Pで測定
できる。
分散i([)支持体への塗布は常法に従えばよく、塗布
方法としては、a−ルコーターによる塗布、ワイヤーバ
ーによる塗布、アプリケーター塗布、カレンダー塗布等
を用いることができる。
次に、実施例及び比べ例を挙げて本発明を説明するがこ
れに依り不発、明の実施の態様が限定されるものではな
い。
実施例−1 以下に示すフェノール樹脂4重量部をエチレングリコー
ルモノエチルエーテル20重速部に溶解した後、濾過を
行なった。
H 溶解液中にβ型鋼フタロシアニン(レジノカラー社製、
J<esino−Blue −F)  1重量部を添加
後、ガラスピーズ分散tl−30分行なったところ、B
型粘度計(東京計器社製)を使用し、25°C、アダプ
ター NIL 1 、6 r、p、m、回転の測定条件
に於て500 cpの粘度であった。この分散液を砂目
立て、陽極酸化処理のされたアルミニウム板上にワイヤ
ーバーを用いて塗布を行ない内部の温度を40℃に設定
した乾燥器内に静置し乾燥を行ない、乾燥1鴎厚が6μ
の印刷用原版を得た。
このものをカメラ露光方式の電子写真製版機を用いてト
ナー画像を作成し、アルカリ性水溶液にて非画像部の除
去を行なったところ、文字及び絵柄のエツジの切れの良
い、すなわち鮮鋭性に優れた画像の印刷版が得られた。
比較例−1(実施例−1の比較例) 実施例−1に於て、内部の温度を70°Cに設定した乾
燥器で乾燥を行った以外は実施例−1と同様にして比較
例−1の印刷用原版を得た。このものの表面性は目視あ
るいけ拡大観察又光沢等に於て実施例−1の印刷用原版
と何ら差は認められなかったが、同じ電子写真製版機を
用いてトナー画像を作成し同様にアルカリ性水溶液で非
画像部の除去を行なったところ、実施例−1の印刷版よ
り文字や絵柄のエツジの切れの悪いすなわち鮮鋭さに劣
る画像の印刷版であった。
実施例−2 塗布部直後から連続してそれぞれ10 m及び5mの2
つ乾燥ゾーンを有すロールコータ−の第1乾燥ゾーンの
内部の温度を40℃に、第2乾燥ゾーン内部の温度ヲ8
0℃に設定した。実施例−1で使用したものと同じ分散
液を実施例−1と同じ・表面形状を有すロール状のアル
ミコイル上に上記ロールコータ−を用いてl+n/ME
Nのラインスピードで長尺の塗布、乾燥を行ない、乾燥
膜厚5μの印刷用原版を得た。
なお、僧布された層は第1乾燥ゾーンで恒率乾燥を終了
した。
このものを実施例−1と同様にして製版を行ったところ
実施例−1の印刷版とほぼ同じグレードの画質を有す印
刷□1版が得られた。
比較例−2(実施例−2の比較例) 実姉例−2の長尺塗布に於ける第1乾賑ゾーン及び第2
乾燥ゾーンを共に70°Cに設定した他は実施例−2と
同様にして長尺塗布を行ない、比較例−2の印刷用原版
を得た。このものを同様に製版を1行な。たところ比較
例−1とほぼ同グレードの画質の印刷版であり、実施例
−2のE:[]刷版より鮮鋭さに劣る印刷版でちった。
実施例−3 実施例−1で使用したものと同じフェノール、叫111
6を毫部eエチレングリコールモノエチルエーテル35
重量部に溶解した後、濾過を行なった。
I容解液中にβ型銅フタロシアニン(レジノカラー社製
Re5ivo −Blue−F) 1 重J1部を添j
yo?+、if ラスビーズ分散を30分行ったところ
、実施例−1と同じ測定条件で300 CI)の粘度で
あった。 この分散液を実施例−1と同じアルミ板上に
ワイヤー・く−を用いて塗布を行ない、内部の゛雰囲気
が40°Cである乾燥器内に静止し乾燥を行々い乾燥l
Iα厚が6μの印刷用原版を得た。このものをカメラ露
光方式の電子写真票版機を用いてトナー画像を作成し、
続いてアルカリ性水溶液にて非画像部の光導電体層の除
去を行ったところ、文字や絵柄のエッヂの切れの良い、
すなわち鮮鋭性にしくれた画像が得られたが、この版゛
では更に実施例−1め印刷版に比べて小点の飛びが少な
く大黒のつぶれが少ないと言うWflゆる階調再現性に
於ても優れた画像が得られた。
比較例−3(実施例−3の比較例) 塗布後の乾燥を内部の雰囲気を70°Cに設定した乾燥
器で行った以外は実施例−3と同様にして比較例−3の
印刷用原版を得た。実施例−3と同様にしてトナー画像
作成後、アルカリ性水溶液にて非画像部の除去を行った
ところ、文字や絵柄のエッヂががさがさした極めて鮮鋭
性の悪い画像であり、これは比較例−1よりさらに鮮鋭
性の悪い画像であった。
(3)発明の効果 本発明の方法によって製造された、バインダー用樹脂を
溶解させた溶液中に光導電性顔料を分散させた分散if
2を支持体上に塗布し乾燥してなる光導電体層を有する
印゛刷用原版は鮮鋭さが改善され、耐刷性及び保存安定
性に優れ、アルカリ水溶液で現像が可能であり、明室下
での取り扱いが可能である。
虹に、光導電体層における光導′電性顔料を全固型分に
対して凡そ25重f%以下とした場合は上記効果と階調
再現性が改善される効果とが併せて得られる。
次に、本発明の作用に関・して述べる。
顔料分散系に於ては、一般的に全固型分中に占める顔料
の割合の増大あるいは分散夜中の固型分濃度の増大、あ
るいは分散の進行知つれて分散液の粘度が高まり流動性
が悪くなる。この反対に、顔料比率の低下、分散液中の
固型分濃度の低下、又分散の浅い状態のものでは粘度が
低く、この事が版材の塗布に影響を与える。すなわち、
あまりに高粘度の分散液では延展性が悪く、塗布ムラを
起こし易く、又長尺塗布時に分散1夜がコーターバット
中で不均一になったり、分散l夜の供給に支障をきたす
事があり、不都合である。又あまりに分散液の粘度が低
いと流動性が良すぎて希望の膜厚に塗布できなかったシ
、又長尺塗市中に分散1夜中の顔料粒子の沈降が起こシ
、長尺塗布の最初と最後では組成の違う版材が出来たり
すると言う難点を有している。これらの事を避ける為に
は、分散液の粘度としては100 cp〜2000 c
p(、B型粘度計25℃、5 r、p、m回転条件下で
の測定にて)が好ましく、又固型分濃度も10〜30重
量パーセントの分散液に調整して塗布液とするのが望ま
しい。
この条件に調整された分散液を使用すれば2〜10μ程
度の希望する膜厚の版材を均一にかつ表面性の良い状態
で製作する事ができる。
しかしながら、上記の条件を満たした同一の分散液を使
用し塗布した版材どうしで、目視あるいは拡大による観
察、グロスメーターによる表面平滑性測定等((於ても
差なく、又、感度、暗減衰等の電子写真特性に於ても差
のない版材どうしでもトナー画像作成後、アルカリ性溶
液で非画像部を除去した後の画像で文字や絵柄のエッヂ
の切れすなわち鮮鋭性に差がある事を見い出した。
本発明者らは、この差の原因を詳細に検討した結果、原
因が光導電層内部のマランゴニ−(で依ると思われる微
視点な光導電性顔料の偏在でちる番をつきとめ、更に、
この事を分散、′77iヲ塗布した1g後からの乾り■
条件を規定する事j(依ゆ解決できろ事を見い出した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光導電性顔料をバインダー用樹脂を溶解させた溶液中に
    分散させた固型分濃度10〜30重量%の光導電体層形
    成用分散液を支持体上に塗布して乾燥膜厚2〜10μの
    光導電体層を有する印刷用原版を製造するに際して、前
    記分散液の粘度が100cp以上であり、かつ塗布後の
    乾燥が恒率乾燥終了迄50℃以下の雰囲気で乾燥する事
    を特徴とする印刷用原版の製造方法。
JP19136184A 1984-09-11 1984-09-11 印刷用原版の製造方法 Pending JPS6167870A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239058A (ja) * 1988-07-28 1990-02-08 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真式製版用印刷原版

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239058A (ja) * 1988-07-28 1990-02-08 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真式製版用印刷原版

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