JPS6167606A - 車両のサスペンシヨン制御装置 - Google Patents

車両のサスペンシヨン制御装置

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JPS6167606A
JPS6167606A JP18929284A JP18929284A JPS6167606A JP S6167606 A JPS6167606 A JP S6167606A JP 18929284 A JP18929284 A JP 18929284A JP 18929284 A JP18929284 A JP 18929284A JP S6167606 A JPS6167606 A JP S6167606A
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vehicle
detector
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environmental condition
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JP18929284A
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Mitsuyuki Okamoto
岡本 光行
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車外の環境条件、特に路面がスリップし易
い条件か否かを検出し、その検出結果に応じてサスペン
ション装置を制御する車両のサスペンション制御装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来の車両のサスペンション制御装置、例えば減衰力を
ソフト(S)とハード(H)の2段に切り換えることの
できる減衰力可変ショソクアブソーパの制御装置におい
ては、車両の走行、時の操縦性、安定性及び乗心地をバ
ランス良(向上させるため、基本的に以下に述べるよう
に制御している。(昭和59年6月25日、トヨタ自動
車株式会社発行、「トヨタ技術」第34巻第1号、第6
2〜71ページを参照のこと。)すなわち、車両の走行
状態として、車速V、ステアリング機構の操舵角θ、車
両の加減速状 。
態を表わすアクセルペダルの踏込量γ及び車両が制動状
態にあるか否かを表すブレーキペダルに連動するブレー
キスイッチがオンか否かを検出すると共に、通常走行時
には減衰力をソフトに選定する。そして、車速Vが予め
設定された所定値V1以上の場合、操舵角θが同じく所
定値61以上の場合、アクセル踏込量Tが同じく所定量
11以上の場合、及びブレーキスイッチがオン(すなわ
ち制動状態)の場合のうちの一つ以上の場合が生じた時
に、減衰力をハードに切り喚えるように制御していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の車両のサスペンション
制御装置にあっては、車外の環境条件、特に雨天か否か
、路面が雪道か否かあるいは路面が凍結しているか否か
等の車両がスリップし易い条件か否かに関して全く考慮
せずに、上述のような制御を行っていたため、車外の環
境条件がそのようなスリップし易い条件にある時に、シ
ョックアブソーバの減衰力がハードであると、車両がス
リップし易く、走行安定性を確保できないという問題点
があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、車両がスリップし易い環境条件を検出すると
共に、そのような環境条件が検出された場合には、車両
がスリップしにくいように、サスペンション装置(例え
ば減衰力可変ショックアブソーバ)を制御することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明の車両のサスペンション制御装置の特
徴は、第1図に示すように、制御特性を少なくとも2段
階に切換え可能なサスペンション装置8と、車両の走行
状態を検出する少なくとも1個の走行状態検出器lと、
車外の環境条件を検出する少なくとも1個の環境条件検
出器3と、該環境条件検出器3の検出値に基づいて車両
がスリップし易い環境条件か否かを判定する環境条件判
定手段4と、該環境条件判定手段4による判定結果によ
り車両の走行状態の少なくとも2つの設定値6a、6b
のうちのいずれか1つを選択すると共に、前記走行状態
検出器の検出値を該設定値6a、6bと比較して走行状
態を判定する走行状態判定手段2と、該走行状態判定手
段2の判定結果に基づいて前記サスペンション装置8の
制御特性を切り換える制御信号を出力する制御特性切換
手段7とを備え、前記環境条件判定手段4により環境条
件がスリップし易いと判定された時に、走行状態の設定
値を高い方の値に選択することにある。
〔作用〕
この発明の装置の作用は、車両がスリップし易い雨天、
雪道、路面凍結等の環境条件を検出すると共に、このよ
うな環境条件においては、サスペンション装置をハード
に切り換える際の判断の基準となる車両の走行状態の設
定値を高い値に選定し、サスペンション装置がハードに
なりにくいように制御することにより、そのような環境
条件における車両のスリップを防止するものである。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例につき、図面を参照して説明す
る。
第2図はこの発明の車両のサスペンション制御装置の一
実施例として減衰力可変ショックアブソーバを制御する
装置の構成を示す全体斜視図、第3図はそのブロック図
である。
第2図において、9a、9bは前輪、9c。
9dは後輪であり、10a〜10dは減衰力可変ショッ
クアブソーバで、各車輪9a〜9dと車体11の間に装
着され、車体11の姿勢及びその変化を抑制する。
第2図及び及び第3図において、車速検出器12はエン
ジンに接続された変速機(図示せず)の出力側回転数に
応じた車速検出信号Vを出力する。操舵角検出器13は
ステアリングホイールI4の回動位置を検出して、操舵
角検出信号θを出力する。アクセル踏込量検出器15は
アクセルペダル16に連動して取り付けられ、車両の加
減速状態を表わすアクセル踏込量γの検出信号を出力す
る。ブレーキスイッチ17はブレーキペダル18に連動
して取り付けられ、制動時にオン、非制動時にオフの制
動信号Bを出力する。これらの車速検出器12.操舵角
検出器13.アクセル踏込量検出器15及びプレーキス
インチ】7は、車両の走行状態(車速V。
操舵角θ、アクセル踏込量T及び制動か否か)を検出す
る走行状態検出器である。
ワイパスイッチ19はステアリングホイール14の近傍
に取り付けられ、ワイパ作動時にオン、非作動時にオフ
となる信号を出力し、ワイパ作動時は雨天であることを
表わす信号を出力する。雪道検出器20は車体11の前
輪9aの前方部下面に取り付けられ、路面に向けて超音
波を送信し、路面で反射される超音波を受信する。そし
て、路面に雪が積もっている雪道では、超音波が雪によ
って吸収され、受信される超音波の強度が弱くなること
を利用して、雪道を検出するものである。外気温検出器
21は例えばフロントバンパ22の内側に取り付けられ
て外気温を検出するものであり、外気温がO″CC以下
には路面が凍結している、又は凍結する可能性が高いこ
とを表わす。これらのワイパスイッチ19.雪道検出器
20及び外気温検出器21は車外の環境条件、特に雨天
や雪道、凍結路などの車両がスリップし易い環境条件を
検出する環境条件検出器である。
なお、雨天を検出する検出器として、上記ワイパスイッ
チ19に代えて、雨滴感知器23を用いてもよい。この
雨滴感知器23は例えばフロントボンネット上面のフロ
ントウィンド近傍に取り付けられ、雨滴の衝撃を例えば
圧電振動子により電圧に変換することにより雨天を検出
するものである。
制御装置24は例えマイクロコンピュータ25によって
構成され、マイクロコンピュータ25は第3図に示すよ
うにインターフェイス回路26と演算処理装置27とR
AM、ROM等の記憶装置28を含んで構成される。そ
して、イ。
ンターフェイス回路26には上述した車速検出器12.
操舵角検出器13.アクセル踏込量検出器15.ブレー
キスイッチ17.ワイパスイッチ19(又は雨滴感知器
23)、雪道検出器20及び外気温検出器21が接続さ
れると共に、減衰力可変ショックアブソーバ103〜l
Odの駆動回路29が接続される。また、演算処理装置
27はインターフェイス回路26を介して上記各検出器
及び各スイッチの信号を読み込んで、これらに基づき後
述する演算処理を行う。
さらに、記憶装置28は演算処理の実行に必要な所定の
プログラムを記憶していると共に、演算処理装置27の
演算結果等を記憶する。
減衰力可変ショックアブソーバ1Oa(10b〜10d
も同様である。)は、例えば減衰力をソフト(S)とハ
ード(H)の2段に切換え可能なショックアブソーバで
、第4図はその断面図である。
すなわち第4図において、減衰力可変ショックアブソー
バ10aは、内筒30及び外筒31によって構成される
シリンダ32と、その内部に摺動自在なピストンロフト
33と、シリンダ32の底部に配設された減衰力発生ボ
トムバルブ34とを有して構成されるニピストンロッド
33は軸方向にアッパピストンロフト35とロアピスト
ンロフト36とに分割され、ロアピストンロフト36に
は、ピストンとなる減衰力発生メインバルブ37をバイ
パスして流体室A及びBを直接連通させるバイパス路3
8を形成する一方、アッパピストンロフト35には、ソ
レノイド39とプランジャ40とを有するアクチュエー
タ41が内装される。さらに、プランジャ40を前記バ
イパス路38内に位置付けて、アクチュエータ41にお
けるソレノイド39の通電、非通電に応じてプランジャ
40を作動させ、もって、バイパス路38を開閉し、流
体室A−B間を連通させたり、遮断したりするものであ
る。そして、制御装置24からの切換え信号CSが供給
された駆動回路29からの励磁電流によって、減衰力が
ソフト及びハードのいずれかに切り換えられる。
第5図は、この発明の上記実施例の詳細な構成を示すブ
ロック図ある。
同図において、雨天判定手段43はワイパスイッチ19
(又は雨滴感知器23)からの信号に基づき、ワイパス
イッチ19がオンであれば雨天、オフであれば雨天では
ないと判定する。
雪道判定手段44は雪道検出器20の検出値に基づいて
、その検出値が所定のしきい値以下の時には路面が雪道
であり、しきい値を越える時には雪道ではないと判定す
る。路面凍結判定手段45は外気温検出器21による外
気温検出値を0°Cと比較し、0°C以下であれば路面
は凍結している又は凍結する可能性が高いと判定し、O
′Cを越えていれば路面は凍結していない又は凍結する
可能性は低いと判定する。これらの雨天条件、雪道条件
及び路面凍結条件は、いずれも車両がスリップし易い環
境条件である。
車速判定手段49は、上記環境条件判定手段の判定結果
に応じて、予め設定された車速の2つの設定値V、(低
い値)とvz  (高い値)のいずれか一方を選択する
と共に、車速検出器12からの検出値Vを選択された設
定値■1又はv2と比較し、設定値より小さければ車両
は低速走行中、大きければ高速走行中であると判定する
。操舵角判定手段50は、同じく環境条件判定手段の判
定結果に応じて、予め設定された操舵角の2つの設定値
θ1 (低い値)と02 (高い値)のいずれか一方を
選択すると共に、操舵角検出器13からの検出値θを選
択された設定値θ1又はθ2と比較し、設定値より小さ
ければステアリング機構は小さい操向状態であり、大き
ければステアリング機構は大きな操向状態であると判定
する。アクセル踏込量判定手段51は、同じく環境条件
判定手段の判定結果に応じて、予め設定されたアクセル
踏込量の2つの設定値TI (低い値)とrz  (高
い値)のいずれか一方を選択すると共に、アクセル踏込
量検出器15からの検出値Tを選択された設定値T1又
はTと比較し、設定値より小さければ車両は非加速状態
にあり、大きければ車両は加速状態にあると判定する。
そして、雨天判定手段43が雨天でないことを判定した
条件、雪道判定手段44が雪道でないことを判定した条
件及び路面凍結判定手段45が路面は凍結していないこ
と又は凍結する可能性が低いことを判定した条件の3つ
の条件が全て満たされた場合、すなわち車両がスリップ
する恐れがない通常の環境条件の場合は、各判定手段4
9〜51はいずれも低い方の設定値■I+θ1及びγ1
を選択する。また、雨天判定手段43が雨天であること
を判定した条件、雪道判定手段44が雪道であることを
判定した条件及び路面凍結判定手段45が路面は凍結し
ていること又は凍結する可能性が高いことを判よした条
件の3つの条件のうちのいずれか一つの条件又は二つ以
上の条件が満たされた場合、すなわち車両がスリップし
易い環境条件の場合には、各判定手段49〜51はいず
れも高い方の設定値vZ+  θ2及びT2を選択する
また、ブレーキ判定手段52はブレーキスイッチ17か
らの信号Bがオンの時には車両は制動状態にあり、オフ
の時には非制動状態である゛と判定する。このブレーキ
判定手段52は、前述の雨天判定手段43、雪道判定手
段44及び路面凍結判定手段45には無関係であり、設
定値は有さす、設定値の選択はない。
制御特性切換手段7は、車速判定手段49、操舵角判定
手段50、アクセル踏込量判定手段51及びブレーキ判
定手段52の判定結果に応じて、減衰力可変ショックア
ブソーバ10a〜10bの減衰力をソフトとハードのい
ずれかで作動させるための切換え信号C8を出力する。
そして、車速判定手段49により車速Vが設定値v1又
はv2よりも小さいと判定された低速走行中の状態、操
舵角判定手段50により操舵角θが設定値θ1又はθ2
よりも小さいと判定された操向の小さい状態、アクセル
踏込量判定手段51によりアクセル踏込量Tが設定値γ
1又はT2より小さいと判定された非加速状態及びブレ
ーキ判定手段52によりブレーキスイッチ17がオフで
あると判定された非制動状態の4つの状態の全てが満足
された場合には、減衰力をソフトに切り換える。また、
重連判定手段49により車速Vが設定値v1又はT2よ
りも大きいと判定された高速走行中の状態、操舵角判定
手段50により操舵角θが設定値θ1又はθ2よりも大
きいと判定された操向の大きい状態、アクセル踏込量判
定手段51によりアクセル踏込fJrが設定値T、又は
T2より大きいと判定された加速状態及びブレーキ判定
手段52によりブレーキスイッチ17がオンであると判
定された制動状態の4つの状態のうちのいずれか一つの
状態又は二つ以上の状態が満足された場合には、減衰力
をハードに切り換える。
第6図は、マイクロコンピュータ25の処1手段を示す
流れ図である。
同図において、ステップ■では車速検出器12の検出信
号に基づいて求められた車速値Vを読み込み、ステップ
■では操舵角検出器13からの操舵角検出値θを読み込
み、ステップ■ではアクセル踏込量検出器15からのア
クセル踏込量検出値Tを読み込む。
ステップ■ではワイパスイッチ19 (又は雨滴感知2
323)からの信号がオンか否かによって雨天か否かを
判定し、ステップ■では雪道検出器20の検出信号がし
きい値以下か否かによって雪道か否かを判定し、ステッ
プ■では外気温が0°C以下か否かにより路面が凍結し
ているか又は凍結する可能性が高いか否かを判定する。
ステップ■〜■でいずれもNoである場合には、ステッ
プ■では車速Vが低い方の設定値v1より大きいか否か
を判定し、Noの場合には、次にステップ■で操舵角θ
が低い方の設定値θ1より大きいか否かを判定し、No
の場合には、次にステップ■でアクセル踏込量γが低い
方の設定値T1より大きいか否かを判定し、NOの場合
には、次にステップ[相]でブレーキスイッチ17がオ
ンか否かを判定する。そして、ブレーキスイッチ17が
オフの場合、すなわち車速V。
操舵角θ及びアクセル踏込量Tがいずれも設定値vl+
  θ1及びT1より小さく、かつブレーキスイッチ1
7がオフの場合には、ステップ[相]で減衰力ショック
アブソーバ10a〜10dの減衰力をソフト(S)に切
り換える。また、ステップ■〜[相]のいずれかがYE
Sの場合には、ステップ[相]で減衰力をハード(H)
に切り換える。
また、ステップ■〜■のいずれかがYESの場合は、ス
テップ■で車速■が高い方の設定値v2より大きいか否
かを判定し、NOの場合には、次にステップ@で操舵角
θが高い方の設定値θ2より大きいか否かを判定し、N
oの場合には、次に、ステップ0でアクセル踏込Myが
高い方の設定値T2より大きいか否かを判定し、NOの
場合には、次にステップ■でブレーキスイッチ17がオ
ンか否かを判定する。そして、ブレーキスイッチ17が
オフの場合、すなわち車速V、操舵角θ及びアクセル踏
込量γがいずれも設定値vZ+  θ2及びT2より小
さく、かつブレーキスイッチ17がオフの場合には、ス
テップ[相]で減衰力をソフトに切り換える。また、ス
テップ■〜[相]のいずれかがYESの場合には、ステ
ップ[相]で減衰力をハードに切り換える。
この処理は、制御終了まで繰り返して実行される(ステ
ップO)。
次に、この発明の詳細な説明する。
車速V、操舵角θ及びアクセル踏込量Tなどの車両の操
行状態を判定するための設定値として、低い値vl+ 
 θ1−及びT1と高い値vZ+θ2及びT2とを有す
る。そいて車外の環境条件として雨天か否か、雪道か否
か及び路面が凍結しているか又は凍結する可能性が高い
か否かを検出し、すなわち、車両がスリップし易い条件
か否かを検出する。
車両がスリップする恐れのない環境条件の場合には走行
状態を判定するための設定値として低い方の値v3.θ
1及びT1を選択し、車両がスリップし易い環境条件の
場合には高い方の設定値v2.θ2及びT2を選択する
なお、ブレーキスイッチ17の信号は単にオンかオフか
を判定するだけで、2つの異なった設定値は設けない。
そして、走行状態として車速V、操舵角θ及びアクセル
踏込量γを環境条件に応じて選択された設定値v1又は
v2+  θ1又はθ2及びγ。
又はγ2と比較し、またブレーキスイッチ17がオンか
オフかを判定し、車速V、操舵角θ及びアクセル踏込量
γが設定値より小さく、かつブレーキスイッチ17がオ
フの場合には、減衰力をソフトに切り換え、■、θ及び
Tのいずれか一つでも設定値より大きいか、またはブレ
ーキスイッチ17がオンの場合には、減衰力をハードに
切り換える。
従って、車両の走行状態に応じて減衰力可変ショックア
ブソーバ10a〜10dの減衰力をソフトとハードのい
ずれかに切り換えることにより、車両の操縦性、安定性
及び乗心地に関して基本的に整合性のとれた制御が行わ
れると共に、車両がスリップし易い環境条件では、走行
状態を判定するだめの設定値として高い値を選択するの
で、このような条件では減衰力がハードになりにくくな
り、車両のスリップを防止することができる。
以上説明した実施例では、走行状態を判定するための設
定値として低い値v1.θ1.γ。
と高い値vZ+  02.T2の2段階のうちの一方を
選択する場合を示したが、3段階以上の設定値を設定し
て、そのうちのいずれか一つを選択してもよい。
また、減衰力可変ショックアブソーバ10a〜10bの
減衰力としてソフトとハードの2段階に切換え可能なも
のを例示したが、ソフト。
ミディアム、ハードの3段階あるいは無段階に近い多段
階に切り換え可能な減衰力可変ショックアブソーバも、
この発明の範囲に含まれる。
また、サスペンション装置の一実施例として、減衰力可
変ショックアブソーバに適用した場合を説明したが、空
気ばね定数を2段階又は3段階以上に切換え可能なばね
定数可変スプリング装置や、ロール剛性を同様に2段階
又は3段階以上に切換え可能なロール剛性可変スタビラ
イザに適用することもできる。
また、上記実施例のごとく、操縦性、安定性及び乗心地
に関して基本的に整合性をとるためのサスペンション制
御に限らず、例えば車高検出器54F、54R(第2図
参照)からの車高検出値の変化量に基づいて、車両のダ
イブやスカソト等を防止するために、サスペンション装
置をハード気味に制御するような場合にも、この発明を
適用することができる。
また、車両がスリップし易い環境条件を検出するために
、ワイパスイッチ19(又は雨滴感知器23)、雪道検
出器20及び外気温検出器21を用いて自動的に検出し
、減衰力可変ショックアブソーバ103〜10dの減衰
力を切換え制御する場合を示したが、人為的なスイッチ
ングによる切換えでもよく、例えば、冬−夏。
晴−雨、ウェット−ドライ等が表示されたセレクトスイ
ッチ55 (第2図参照)を用いてもよい。
さらに、制御装置24としてマイクロコンビ;−夕25
を用いた場合について説明したが、これに代えて比較回
路、設定器1選択回路等の電子回路を組み合わせて構成
することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の車両のサスペンション
制御装置によれば、雨天、雪道あるいは路面凍結等の車
両がスリップし易い車外の環境条件を検出し、このよう
な条件では、サスペンション装置をハードに切り換える
ために車速、操舵角、アクセル踏込量、プレーキスイン
チその他の走行状態を判定する基準となる設定値として
高い値を選択する構成としたため、そのような環境条件
において、車両のスリップを事前に防止でき、安全性が
向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の車両のサスペンション制御装置の構
成を示すブロック図、第2図はこの発明の装置の一実施
例の全体構成を示す斜視図、第3図は第2図の装置の概
略を示すブロック図、第4図は減衰力可変ショックアブ
ソーバの一実施例を示す断面図、第5図は第2図の装置
の詳細な構成を示すブロック図、第6図はマイクロコン
ピュータの処理手順を示す流れ図である。 1−・−走行状態検出器、2・−・走行状態判定手段、
3−環境条件検出器、4−環境条件判定手段、6a、6
b−設定値、7−制御特性切換手段、8−サスペンショ
ン装置、10 a−10d−減衰力可変ショソクアブソ
ーバ、12−・−車速検出器、13−・−操舵角検出器
、15−・・アクセル踏込量検出器、17−ブレーキス
イッチ、19−ワイパスイッチ、20−・−雪道検出器
、21−・・外気温検出器、23・−雨滴感知器、24
−制御装置、25−マイクロコンピュータ、43・−・
雨天判定手段、44−・−雪道判定手段、45−路面凍
結判定手段、49・・・単連判定手段、5〇−操舵角判
定手段、51−アクセル踏込量判定手段、52−・ブレ
ーキ判定手段、v−車速、θ・・・操舵角、T−アクセ
ル踏込量、vI + vZ+01.θ2.T I+ 7
2 ’−’一般定値。 特許出願人   日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森   哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水   正 代理人 弁理士 梶 山 倍 是 zJ2図 f 第4図  29

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 制御特性を少なくとも2段階に切換え可能なサスペンシ
    ョン装置と、車両の走行状態を検出する少なくとも1個
    の走行状態検出器と、車外の環境条件を検出する少なく
    とも1個の環境条件検出器と、該環境条件検出器の検出
    値に基づいて車両がスリップし易い環境条件か否かを判
    定する環境条件判定手段と、該環境条件判定手段による
    判定結果により車両の走行状態の少なくとも、2つの設
    定値のうちのいずれか1つを選択すると共に、前記走行
    状態検出器の検出値を該設定値と比較して走行状態を判
    定する走行状態判定手段と、該走行状態判定手段の判定
    結果に基づいて前記サスペンション装置の制御特性を切
    り換える制御信号を出力する制御特性切換手段とを備え
    、前記環境条件判定手段により環境条件がスリップし易
    いと判定された時に、走行状態の設定値を高い方の値に
    選択する車両のサスペンション制御装置。
JP18929284A 1984-09-10 1984-09-10 車両のサスペンシヨン制御装置 Pending JPS6167606A (ja)

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JP18929284A Pending JPS6167606A (ja) 1984-09-10 1984-09-10 車両のサスペンシヨン制御装置

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JP (1) JPS6167606A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4807940A (en) * 1987-04-23 1989-02-28 Alfred Teves Gmbh Vehicular hydraulic brake system for an automotive vehicle with hydraulic level adjustment at one wheel axle
EP0345817A2 (en) * 1988-06-10 1989-12-13 Nissan Motor Co., Ltd. Anti-rolling controlling system for automotive active suspension system with road friction dependent variable control characteristics
US5044660A (en) * 1989-01-10 1991-09-03 Nissan Motor Company, Limited Suspension control system for automotive vehicle with adjustment of wheel slippage dependent wheel load distribution
JPH04126618A (ja) * 1990-09-18 1992-04-27 Toyota Motor Corp サスペンション制御装置
US5482133A (en) * 1990-07-09 1996-01-09 Nissan Motor Co., Ltd. Traction control for automotive vehicle
FR2899844A1 (fr) * 2006-04-14 2007-10-19 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de commande de suspension pour vehicule automobile minimisant la sensibilite a l'aquaplanning et systeme integrant le procede de commande

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