JPS6167283A - 圧電セラミツクス - Google Patents

圧電セラミツクス

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JPS6167283A
JPS6167283A JP59188037A JP18803784A JPS6167283A JP S6167283 A JPS6167283 A JP S6167283A JP 59188037 A JP59188037 A JP 59188037A JP 18803784 A JP18803784 A JP 18803784A JP S6167283 A JPS6167283 A JP S6167283A
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JP
Japan
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piezoelectric ceramic
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piezoelectric
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sic whiskers
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Takashi Yamamoto
孝 山本
Hideji Igarashi
五十嵐 秀二
Kazuyasu Hikita
和康 疋田
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/85Piezoelectric or electrostrictive active materials
    • H10N30/853Ceramic compositions

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は圧電セラミックスに関し、特に電気機械エネル
ギ変換効率が高くかつ機械的強度が大きいため、高出力
圧電素子および高周波圧電素子として用いるのに好適な
圧電セラミックスに関する。
〔背景の技術〕
電気・機械エネルギ変換効率の高い圧電セラミックス材
料の1つとしてチタン酸ノルコン酸鉛がある。このチタ
ン酸ジルコン酸鉛(以下PZTと略称する)はPb(Z
r)(Ti 1−1)O3の組成式で表わされ、X:Q
〜0.9 の広い範囲に亘って固溶体を形成し、特にX
=0.52〜0.53 にあるモルフオトロピック相境
界(以下MPBと略称する)近傍で高い電気・機械エネ
ルギ変換効率を示す材料として知られている。
圧電セラミックスの分野では、その用途が高出力領域お
よび高周波領域に拡大するに従い、高エネルギ変換効率
を有しながらかつ高強度、高靭性を有する圧電セラミッ
クス材料の出現が要望されている。この場合、エネルギ
変換効率の点からみれば、MPB近傍の組成を有するP
ZTを用いることが望ましいが1MPB近傍では機械的
強度が低下するという問題点があり、それに加えて。
PZT自体が同じペロプスカイト壓結晶構造を有する圧
電材料である例えばチタン酸バリウムに比較して機械的
強度が低いという性質を有しているため、MPB近傍の
組成を有するPZTを上記の用途に用いることは機械的
強度の点で難点があった。
このため、従来よ抄PZTの機械的強度を向上させるた
めの種々の試みがなされ、その1つとして、PZTKS
r、MnまたはCa等の添加物を添加する方法がある。
しかしながら、このような添加物を添加すると、その添
加物によってPZTの電気的特性が変化して所望の特性
が得られない欠点があり、満足な結果は得られなかった
そこで本発明者等はこの問題を解決すべく種々の考察お
よび数々の実験の結果1本発明を提案するに至ったもの
である。
〔発明の目的〕
本発明は良好な圧電特性と機械的強度とを兼ね備えた圧
電セラミックスを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、PZT系酸化物を仮焼しかつ粉砕して得られ
た原料と0105〜1.0重量%の繊維状炭化けい素と
の混合物を成形および焼成してなる圧電セラミックスで
ある。PZT系酸化物は、MPB近傍の組成を有するP
ZTK以下に記載する2つのグループの化合物すなわち
+11グループ1: Nb 205、MnO2、Ta2O5、Cr2O3,F
e2O3,Nio。
Co2O3,PbNb2O6,PbTa2O6、BaT
iO3,CaTiO3゜PbSrO3、SrTiO5お
よ び5rTi03(2)グループ2: Pb(Mg、、Nb、3)O. 、 Pb(Mn、、N
b273)O,。
Pb(Cへ、W、、)O,・Pb(Sb賜Sn +3)
O3・Pb(Y、、Nb、、 )03・Pb (CO1
,3’Nb化)03・Pb(Ni173Nb2.3)O
5 、 Pb(Zn1.、Nb2.3)O3 。
Pb(NiζWζ)03・Pb(Co+、W劣)03 
 およびSr (Li2.、W5. )O3 の中から選ばれた少なくとも1つの化合物を添加物とし
て用いたもののほか、チタン酸鉛およびジルコン酸鉛に
、上記グルー7″2の化合物の中から選ばれた1つの化
合物を加えたものでもよい。さらに、この3つの酸化物
に、上記した添加物(但し前記グループの中から選ばれ
た1つの化合物を除く)の中から選ばれた少なくとも1
つを添加したものでもよい。
炭化けい素SiCはウィスカーであることが好ましく、
後述する実施例では直径0.2〜0.5μmのものを用
いたが、焼成するセラミックス材料の粒径によっては、
直径0.05〜1.5μmの範囲のSiCウィスカーを
用いることができる。またウィスカーの長さは、マトリ
ックスとなるセラミックス材料の粒径より長いものが機
械的強度を増加させるために好適であり、後述する実施
例では長さ30〜300μmのSiCウィスカーを用い
たが。
0.1〜500μm程度の範囲内のものを用いることが
できる。
また圧電セラミックスの機械的強度を高めるために有効
なSiCウィスカーの添加量は0.05〜1.0重量%
の範囲内である。このSiCウィスカーの添加量と機械
的強度との関係は、原料となるPZT系酸化物における
添加物の種類および添加量によって若干具なるが、適正
量のSiCウィスカーが添加された圧電セラミックスは
、添加されない場合と比較して機械的強度が35〜44
%も増大することが確認された。
また、不発明による圧電セラミックスにおいては、繊維
状のSiCの添加により、その機械的強度が増大するの
みでなく、その電気的特性も使用目的により好ましい変
化を示す。すなわち、厚み振動を利用する円板状共振子
において、径方向の電気機械結合係数に、は減少するが
、厚み方向の電気機械結合係数に、はほとんど変化しな
いため。
厚み方向の振動、モードが強調されることが確認された
厚み方向の電気機械結合係数Ktと径方向の電気機械結
合係数に、との比Kt/に、は、 SiCウィスカーを
添加しない場合0.78であったものが。
SiCウィスカーを0.25重量%添加した場合Kt/
に、が1.0 となり、またSiCウィスカーを0.7
0チ添加した場合1.47に増加することが確認された
〔実施例による説明〕
実施例1゜ MPB近傍の組成を有するPb(ZrO,53Ti0.
47)O3に対し、圧電特性の向上のため0.5モルチ
のNb 205を添加した材料を用いた。
出発原料は、いずれも99.51以上の高純度の酸化物
を用い、また焼成時の鉛の蒸発を考慮して。
PbOを1モルチ過剰に添加したため、調合組成は以下
の組成式であられされるものとなった。
Pb(ZrO053Tio、47)O3+0.5モルチ
N′b205+1モル%PbO 上記組成の混合物を、密閉した硬質アルミナケースに入
れ、電気炉中で昇温し、800〜850℃の温度で2時
間の仮焼を行なった。
次にこの仮焼物をアルミナ乳鉢で粉砕後、市販のSiC
ウィスカーを0.05重量%から10重量%加え、ゲー
ルミルを用いて1〜lO時間湿式混合を行なった。本実
施例で用いたSiCウィスカーは。
直径0.2〜0.5 am、長さ30〜300μmの範
囲のものである。
次に2濾過乾燥後、バインダーとして8%PVA溶液を
5重量%加え、造粒および整粒後、1000に9/cl
tの圧力で直径25駆、厚さ1.5m1tの円板状に加
圧成形した。
次にこの成形体をケース内に収容し、電気炉中で110
0’〜1280℃の温度で本焼成を行なった。
焼成時間は温度に依存し、1100℃では6時間。
1150℃では3時間、1180℃では2時間。
1280℃では1時間の焼成を必要とした。なお、成形
体を収容するケースは、鉛雰囲気を密封するため蓋付の
もので、アルミナ質の緻密なものあるいはマグネシア質
のものを用いた。
次にこの焼成体を直径20111、厚さ0.5朋の円板
状に加工し、さらに両面に銀電極を焼付けて分極処理し
たものを電気的特性測定のための試料とした。また、こ
の焼成体を2.5XIX10mmの寸法の直方体に加工
したものを機械的強度測定のための試料とした。機械的
強度の測定は3点曲げ法による抗折力の測定によって行
ない、PZTに対するSiCウィスカー添加量を0重量
%から10重量%まで段階的に変化させた各試料につい
て抗折力を測定した。
第1図は、温度1180℃で2時間焼成して得た圧電セ
ラミックスの抗折強度のワイブルプロットから求めた平
均抗折強度をSiCウィスカー添加量に対してプロット
したものを示す。
第1図によれば、 SiCウィスカーの添加量が0.7
重量%までは、抗折力はSiCウィスカーの添加量にほ
ぼ比例して増加することが示されており。
SiCウィスカーの無添加の場合、平均抗折強度は89
0 kg/cJである。SiCウィスカーを0.05重
量%添加することにより平均抗折強度は920 kg/
ljに増加し、0.25重量%添加した場合は1060
kg/cJ、o、s重量es’o添加で1210kg/
Jとなり。
SiCウィスカー無添加の場合より機械的強度が36係
も増加し、0.7重量%添加すれば平均抗折強度が12
70 kg/cdとなり、約43%も向上した。
しかしながら、添加量が0.7重量%を超えると抗折強
度が低下しはじめ、1.0重量%の添加量で1030k
li’/c+4に減少し、1.2重量%添加すると無添
加の場合よりも強度が低下することが確認された。
なお焼成温度が1300℃を超えた場合、SiCウィス
カーの添加による抗折強度の増加は見られなかった。す
なわち1300℃を超える温度では、セラミックス材料
とSiCとの反応が著しく生じてSiCウィスカーの強
度が劣化することが判明した。
従って、特に鉛成分の多いチタン酸ノルコン酸鉛系の材
料では、 SiCとの反応の少ない焼成温度および焼成
時間を選択する必要がある。
一方1機械的強度の測定に用いた試料と同じ焼成条件、
すなわち1180℃で2時間焼成を行なって得られた電
気的特性測定用の試料についての誘電特性および圧電特
性の測定結果は次のとおりである。
誘電率はSiCウィスカーの添加によって減少した。誘
電損失−δは、 SiCウィスカー無添加のとき1.7
5%であり、SiCウィスカーの添加によって若干増加
はするが、添加量0.7重量%までは1.9〜2.1チ
の範囲である。
周波数定数fr−dは、 SiCウィスカー無添加のと
き約2000Hzmであるが、 SiCウィスカーの添
加によって増加し、0.5重量%のSiCウィスカーの
添加によって、2200Hzmとなシ、0.7重量%の
添加によって2250Hzmとなって10〜12elb
の増加が見られた。
Qm(機械的Q)は、無添加のとき53で、 SiCウ
ィスカーの添加によってやや増加するが、添加量が0.
5重量%までは55〜62と若干増加する。
添加量が0.7重量%では48とやや減少するが。
減少度は10%以内である。
電気機械結合係数についてみれば1円板状素子の径方向
の電気機械結合係数に、は、  SiCウィスカー無添
加の場合に0.64である。SiCウィスカーを0.0
5重量%添加するとKpは0.59となり、0.1重量
%の添加で0.55となり、0.35重量%の添加で0
.46.0.50重量%の添加で0.40 。
0.7重量%の添加で0.34.1.0重量%の添加で
0.29と減少するが、圧電材料として十分実用になる
変換効率を保っている。
一方、厚み方向の電気機械結合係数Ktは、径方向の電
気機械結合係数Kpに比較してSiCウィスカー添加に
よる減少の割合が小さい。従って。
両者の比率Kt/に、は、第2図に示すようにSiCウ
ィスカーの添加量の増加に応じて増加する。第2図から
明らかなように、SiCウィスカー無添加の場合、Kt
/に、は0.78であったが、 SiCウィスカーの添
加量が0.05重量%、0.35重量%。
0.50重量%、0.70重量%および1.0重量%と
増加するに従い、Kt/Kpはそれぞれ0.84 。
1.13,1.20,1.47および1.72と増加し
、厚み方向の振動モードが強調これるようになる。
この特性は例えばチタン酸系圧電セラミックスの圧電特
性に近いものであり、音波の送受器用素子のように、縦
方向のモードの音波や機械的振動エネルギの電気的エネ
ルギへの変換、およびその逆の電気的エネルギから縦方
向のモードをもつ機械的振動エネルギへの変換を目的と
し、横方向モードの振動の影響を小ζくしたい場合のト
ランスデユーサの材料として好適である。
以上述べた特性は、P Z−T K Nb2O5ヲO−
5モルチ添加した組成物を温度1180°Cで2時間焼
成した圧電セラミックスに対するSiCウィスカーの添
加によって得られたものであるが、焼成条件を変えた場
合1例えば焼成温度を1150℃から1280℃の間で
変化させ、これに応じて焼成時間を6時間から1時間ま
で変化させた場合にも、機械的特性、誘電特性および圧
電特性に関して同様の結果が得られた。
このような結果は、圧電セラミックス材料とSiCとの
複合化により形成されるセラミックスの微構造により得
られるものである。
本実施例においては、PZTKNb205を添加した圧
電セラミックス材料に、SiCウィスカーを添加した場
合であるが、PZTに他の複合酸化物が添加された組成
を有するPZT系の圧電セラミックス材料にSiCウィ
スカーを添加した複合材料においても同様の効果を奏す
ることができる。その−例を実施例2.に示す。
実施例2゜ P Z T FcPb<Mg、73Nbp、)Os  
を添加した組成を有する材料とSiCウィスカーとの複
合化を行なった。用いた圧電材料の組成は0.275 
PbZrO3−0、350PbTiO3−0,375P
b(Mgt、Nbq)03であり、この原料混合物を温
度850 ’Cで2時間仮焼して得られた仮焼物を粉砕
した後、 SiCウィスカーを0.05重量%から3重
量%加え、攪拌装置を用いて2〜6時間湿式混合を行な
った。
濾過乾燥後、バインダーとして5重量%メチルセルロー
ス溶液を6重量%加え、造粒と整粒を行ない、再び乾燥
した後、直径25111.厚さ1.5罪の円板状に10
00kli’/cJの圧力下で加圧成形した。
この成形体を、1150〜1300℃の温度で6〜1時
間焼成を行ない、圧電セラミックス素子を得。
実施例1の場合と同様の方法で機械的強贋および電気的
特性の測定を行なった。
一例として、1280℃の温度で2時間焼成した試料に
ついてみると、SiCウィスカーの添加によって平均抗
折強度の増大がみられた。すなわちSiCウィスカーを
0.10重量%、0.25重量%およびO,SO重量%
添加することによって、それぞれ平均抗折強度が8%、
19チおよび36チ増大することが確認された。また温
度1150℃で6時間、1250℃で3時間、および1
300℃で1時間または2時間焼成した複合材料でも同
様の平均抗折強度の増大が確認された。
しかしながら、 SiCウィスカーの添加量が0.6な
いし0.8重量%を超えると、抗折強度の減少が始まる
ため、この組成物に対し1機械的強度を改善できるSi
Cウィスカーの添加量は1.0重量%が限度であった。
焼成温度が高い場合1例えば1330℃で2時間焼成す
ると、 SiCウィスカーの添加による強度増大は見ら
れず1本実施例における焼成温度の上限は1300℃で
あった。
誘電特性および圧電特性について見ると、誘電率は実施
例1と同様にSiCウィスカーの添加に伴ない減少した
。誘電損失は、SiCウィスカーの添加量が0.7重量
%までは一定で、添加量が1.0重量%を超えると増加
した。
周波数定数およびQm(機械的Q)はSiCウィスカー
の添加量の増加に伴ない実施例1と同様の傾向を示した
また電気機械結合係数についても、径方向のKpはSi
Cウィスカーの添加量の増加に伴ない減少するが、縦方
向のKtがほぼ一定であるため、Kt/KpはSiCウ
ィスカーの添加量の増加に伴ない増加した。このように
本実施例の組成においても。
SiCウィスカーの添加により、縦方向モードが強調さ
れた材料が得られた。なお、 SiCウィスカーを1.
0重量%より多く添加すると、Kpは0.25あるいは
これより小さい値となった。
以上のように、実施例1ではPZTKNb□05を添加
した圧電セラミックス材料に、また実施例2ではPZT
にPb(Mg、、Nb、3)O3を添加した組成のもの
にSiCウィスカーをそれぞれ添加しているが。
それのみでなく、下記の2つのグルーf(11および(
2)の化合物の1つもしくは複数の組合せを選択して添
加物としてPZTに添加した組成のものにSiCウィス
カーを加えても同様の効果を得ることができる。
fl+グループ1: Nb2O5、Ta2O5. Cr2O5,MnO2,F
e2O3、Nip。
Co2O3,PbNb2O6、PbTa206 、 B
aTiO3、CaTiO3。
PbSrO3、SrTiO3および5rTi03 。
(2)グループ2: Pb (Mg1/3Nb2.、 )O3 、 Pb (
Mn hNb2.)03 。
Pb(Cdl、Wl、2)03 、 Pb(SJ、 S
n1. )03 。
Pb(Yψb、、)O,・Pb(C・b冷2,3)O3
・Pb(Ni残Nb、、 )o、 、 Pb(Zn1.
Nb2. )03 。
Pb(Ni、、W、3)O3. PbCCo、、W、、
>05  kヨ(iSr(Li、、、W、、3)O3 また、チタン酸鉛およびジルコン酸鉛に、上記グルー7
02の化合物の中から選ばhた1つの化合物を加えた3
成分系のものでもよい。さらに、この3つの酸化物に、
上記したグループ1および2の化合物(但し前記グルー
プ2の中から選ばれた1つの化合物を除く)の中から選
ばれた少なくとも1つの化合物を添加物として用いたも
のでもよい。
なお、上記の組成物においては、各々の材料に応じて適
切な仮焼温度および本焼成温度を選択すればよい。ただ
し、鉛を含む組成物であるため。
SiCと鉛とが反応しないかまたは反応の少ない焼成温
度と焼成時間を選ぶ必要がある。例えば前記実施例1お
よび2においては、1300℃を超える温度で焼成した
場合、 SiCウィスカーの添加による機械的強度の増
大は見られなかった。従ってSiCと鉛との反応を回避
するため1例えば1280℃以下、望ましくは1200
℃以下の比較的低い温度で本焼成しうる圧電セラミック
ス原料を選択するのがよい。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明によればMPB近
傍の組成を有するPZT系圧電セラミックスが本来備え
ている優れた電気的特性を損うことなく機械的強度の増
大を図った圧電セラミックスを得ることができる。従っ
て、PZT系圧電セラミックスを高出力素子に適用する
ことができ、さらに周波数定数が増加することにより高
周波用素子としても適用できる。
さらに本発明による圧電セラミックスを厚み振動を利用
する円板状共振子に適用した場合、径方向振動の影響が
少なく、厚み方向のモードが強調される利点がある。
以上述べた効果は、圧電セラミックス材料に対する繊維
状SiCの添加による構造的な改善によって得られるた
め、圧電材料の材質を広い範囲に亘って選択することが
可能になり、目的に応じて材料組成を選択できるため1
種々のトランすデー一サとしての性能を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による圧電セラミックスにおけるSiC
ウィスカー添加量と平均抗折強度との関係を示すグラフ
、第2図は同SiCウィスカー添加量とKt/Kpとの
関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、チタン酸ジルコン酸鉛系酸化物を仮焼しかつ粉砕し
    て得られた原料と0.05〜1.0重量%の繊維状炭化
    けい素との混合物を成形および焼成してなる圧電セラミ
    ックス。 2、特許請求の範囲第1項に記載された圧電セラミック
    スにおいて、前記チタン酸ジルコン酸鉛系酸化物がPb
    (Zr_0_._5_3Ti_0_._4_7)O_3
    を主成分とする前記圧電セラミックス。 3、特許請求の範囲第1項に記載された圧電セラミック
    スにおいて、前記繊維状炭化けい素がSiCウィスカー
    よりなる前記圧電セラミックス。 4、特許請求の範囲第1項に記載された圧電セラミック
    スにおいて、前記チタン酸ジルコン酸鉛系酸化物が、チ
    タン酸鉛と、ジルコン酸鉛と、次のグループ Pb(Mg_1_/_3Nb_2_/_3)O_3、P
    b(Mn_1_/_3Nb_2_/_3)O_3、Pb
    (Cd_1_/_2W_1_/_2)O_3、Pb(S
    b_1_/_2Sn_1_/_2)O_3、Pb(Y_
    1_/_2Nb_1_/_2)O_3、Pb(Co_1
    _/_3Nb_2_/_3)O_3、Pb(Ni_1_
    /_3Nb_2_/_3)O_3、Pb(Zn_1_/
    _3Nb_2_/_3)O_3、Pb(Ni_1_/_
    2W_1_/_2)O_3、Pb(Co_1_/_2W
    _1_/_2)O_3およびSr(Li_2_/_5W
    _3_/_5)O_3の中から選ばれた1つの化合物と
    よりなる3成分系の前記圧電セラミックス。 5、特許請求の範囲第1項に記載された圧電セラミック
    スにおいて、前記チタン酸ジルコン酸鉛系酸化物が、チ
    タン酸ジルコン酸鉛に、 Nb_2O_5、Ta_2O_5、Cr_2O_3、M
    nO_2、Fe_2O_3、NiO、Co_2O_3、
    PbNb_2O_6、PbTa_2O_6、BaTiO
    _3、CaTiO_3、PbSrO_3、SrTiO_
    3、Pb(Mg_1_/_3Nb_2_/_3)O_3
    、Pb(Mn_1_/_3Nb_2_/_3)O_3、
    Pb(Cd_1_/_2W_1_/_2)O_3、Pb
    (Sb_1_/_2Sn_1_/_2)O_3、Pb(
    Y_1_/_2Nb_1_/_2)O_3、Pb(Co
    _1_/_3Nb_2_/_3)O_3、Pb(Ni_
    1_/_3Nb_2_/_3)O_3、Pb(Zn_1
    _/_3Nb_2_/_3)O_3、Pb(Ni_1_
    /_2W_1_/_2)O_3、Pb(Co_1_/_
    2W_1_/_2)O_3およびSr(Li_2_/_
    5W_3_/_5)O_3の中から選ばれた少なくとも
    1つの化合物を添加物として用いたものよりなる前記圧
    電セラミックス。 6、特許請求の範囲第4項に記載された圧電セラミック
    スにおいて、さらに、Nb_2O_5、Ta_2O_5
    、Cr_2O_3、MnO_2、Fe_2O_3、Ni
    O、Co_2O_3、PbNb_2O_6、PbTa_
    2O_6、BaTiO_3、CaTiO_3、PbSr
    O_3、SrTiO_3および前記1つの化合物を除く
    前記グループの各化合物の中から選ばれた少なくとも1
    つの化合物を添加物として用いたものよりなる前記圧電
    セラミックス。
JP59188037A 1984-09-10 1984-09-10 圧電セラミツクス Granted JPS6167283A (ja)

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JP59188037A Granted JPS6167283A (ja) 1984-09-10 1984-09-10 圧電セラミツクス

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JP (1) JPS6167283A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63103866A (ja) * 1986-10-20 1988-05-09 松下電器産業株式会社 ジルコン・チタン酸鉛系磁器の製造方法
JPH02243566A (ja) * 1989-03-15 1990-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電セラミックス
JP2010111558A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Ngk Spark Plug Co Ltd 圧電磁器及びその製造方法並びに圧電素子
CN109320242A (zh) * 2018-10-22 2019-02-12 魏赛尔 一种压电变压器用陶瓷材料及其制备方法

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JPH0443873B2 (ja) 1992-07-17

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