JPH1160334A - アクチュエータ用圧電磁器組成物 - Google Patents

アクチュエータ用圧電磁器組成物

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JPH1160334A
JPH1160334A JP9216797A JP21679797A JPH1160334A JP H1160334 A JPH1160334 A JP H1160334A JP 9216797 A JP9216797 A JP 9216797A JP 21679797 A JP21679797 A JP 21679797A JP H1160334 A JPH1160334 A JP H1160334A
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JP
Japan
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piezoelectric
phase
weight
temperature
cuo
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JP9216797A
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Yasuhiro Nakai
泰広 中井
Harumi Hayashi
春美 林
Shuichi Fukuoka
修一 福岡
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低温焼成でき、また低温焼成したとしても広い
使用温度範囲で大きな圧電歪み定数d33を示すアクチュ
エータ用圧電磁器組成物を提供する。 【解決手段】金属元素として少なくともBa、Tiおよ
びZrを含有し、これらのモル比による組成式を、Ba
x (Ti1-y Zry )O3 と表した時、前記x、yが
0.96≦x≦1.04、0.01≦y≦0.12を満
足する主成分と、該主成分100重量部に対してCuを
CuO換算で0.05〜2.0重量部含有してなるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクチュエータ用圧
電磁器組成物に関し、精密工作機械における位置決め、
光学装置の光路長制御、流量制御用バルブ、超音波モー
タ、あるいは自動車のブレーキ装置等に使用するアクチ
ュエータ用圧電磁器組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】電界を加えると機械的な歪みを生じる性
質を有する材料は、一般的に圧電材料と呼ばれ、電気機
械変換素子としてバイモルフ、圧電花火素子、超音波振
動子、圧電ブザー及びセラミックフィルタ等に幅広く利
用されている.また、このような用途に使用される圧電
材料として、BaTiO3 、Pb(Zr,Ti)O3
LiNbO3 、LiTaO3 等が良く知られている.一
般に、圧電材料に電界を印加するとその結晶構造が変化
し、その結晶相の相転移点(キュリー点)において極大
の歪み変化を示す。結晶相の相転移点は各圧電材料によ
り異なるので、目的の動作温度に応じ、適当な圧電材料
を選択して使用している。
【0003】例えば、特開平2−159079号公報で
は、BaTiO3 のBaをSrで一部置換し、強誘電相
(正方晶)と常誘電相(立方晶)との相転移点をBaT
iO3 自身の約120℃から使用温度(−30℃〜+7
0℃)の領域まで低下させ、大きな歪み量を示すアクチ
ュエータ用BaTiO3 系磁器を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−159079号公報に開示された圧電磁器組成
物では、大きな歪み量を付与するために、強誘電相(正
方晶)と常誘電相(立方晶)の相転移点を大きく低下さ
せるので、圧電特性を示す温度領域が狭くなってしまう
という問題があった。
【0005】このようなBaTiO3 の相転移点を移動
させる手段として、BaTiO3 のTiをZrで一部置
換することが考えられる。この方法によると強誘電相
(正方晶)と常誘電相(立方晶)との相転移点を大きく
低下させることなく、強誘電相(斜方晶)と強誘電相
(正方晶)との相転移点をBaTiO3 自身の約5℃か
ら常温付近に移動させることができる。これを利用する
ことによって、広い使用温度範囲でBaTiO3 系磁器
の歪み量を大きくすることが可能となる。
【0006】しかしながら、BaTiO3 のTiをZr
で一部置換した組成物は、BaTiO3 と比較して高い
焼成温度を要するという問題があった。従って、緻密化
し難く、大気中で焼成する場合には還元反応による圧電
特性の劣化が生じ、大きな歪み量を示す磁器を安定して
製造することが困難であるという問題がある。また、焼
成時に起こる特性のバラツキは、アクチュエータの信頼
性を低下させる原因となる。
【0007】本発明は、低温焼成でき、また低温焼成し
たとしても広い使用温度範囲で大きな圧電歪み定数d33
を有するアクチュエータ用圧電磁器組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み鋭意研究
の結果、BaTiO3 のTiをZrで一部置換した組成
物に対し、CuOを0.05〜2.0重量部含有させる
ことにより、低温で焼成でき、特性のバラツキが小さ
く、しかも−30℃〜+80℃における圧電歪み定数d
33を大きくできることを見い出し、本発明に至った。
【0009】即ち、本発明のアクチュエータ用圧電磁器
組成物は、金属元素として少なくともBa、Tiおよび
Zrを含有し、これらのモル比による組成式を、Bax
(Ti1-y Zry )O3 と表した時、前記x、yが0.
96≦x≦1.04、0.01≦y≦0.12を満足す
る主成分と、該主成分100重量部に対してCuをCu
O換算で0.05〜2.0重量部含有してなるものであ
る。
【0010】
【作用】本発明のアクチュエータ用圧電磁器組成物で
は、BaTiO3 のTiをZrで一部置換することによ
り、強誘電相(正方晶)と常誘電相(立方晶)の相転移
点を大きく低下させることなく、強誘電相(斜方晶)と
強誘電相(正方晶)との相転移点を5〜70℃に移動さ
せることができ、これを利用して広い使用温度範囲で大
きな圧電歪み定数d33が得られ、実際の使用温度範囲
(−30℃〜+80℃)で歪み量を大きくすることが可
能となる。
【0011】また、主成分100重量部に対してCuを
CuO換算で0.05〜2.0重量部含有することによ
り、BaTiO3 とほぼ同等あるいはそれ以下の低温で
焼成でき、大気中で焼成した場合でも還元反応が起こり
にくく、圧電特性の劣化を抑制でき、磁器特性のバラツ
キを小さく抑え、磁器を安定して製造することが可能と
なる。
【0012】さらに、CuをCuO換算で所定量含有す
ることにより磁器の圧電特性が向上し、大きな歪みを示
すアクチュエータ用圧電磁器組成物を得ることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のアクチュエータ用圧電磁
器組成物は、モル比による組成式を、Bax(Ti1-y
Zry )O3 と表した時、x、yが0.96≦x≦1.
04、0.01≦y≦0.12を満足する主成分と、該
主成分100重量部に対してCuをCuO換算で0.0
5〜2.0重量部含有してなるものである。
【0014】BaTiO3 のTiの一部をZrで0.0
1〜0.12モル置換した理由は以下の通りである。一
般に、BaTiO3 自身は、約120℃に強誘電相(正
方晶)と常誘電相(立方晶)の相転移点(キュリー点)
を有する。BaTiO3 は、このキュリー点より低い温
度領域において圧電特性を示し、これより温度が高くな
ると圧電特性を示さなくなる。
【0015】本発明の目的とするアクチュエータの使用
温度は−30℃〜+80℃の範囲であり、この温度領域
において圧電特性を利用するには、磁器のキュリー温度
Tcは80℃よりも高いことが必要である。使用温度が
キュリー点に近づくと圧電特性が急激に低下することか
ら、80℃の使用温度に対し、磁器のキュリー温度Tc
は90℃以上である必要がある。
【0016】即ち、Zr量yが0.12モルよりも大き
い場合には、キュリー温度Tcは90℃よりも低くな
り、一方、Zr量yが0.01モルよりも小さい場合、
BaTiO3 自身と比較し、その圧電特性において顕著
な差異が認められないことから、Zrの置換量yの範囲
は0.01〜0.12モルである。Zrの置換量yは、
耐熱性に優れるという点から0.01〜0.08モルで
あることが望ましい。
【0017】また、組成式Bax (Ti1-y Zry )O
3 において、ペロブスカイト型組成物のAサイトとBサ
イトの比(A/B)を示すxを0.96〜1.04とし
たのは、xが1.04よりも大きな場合には焼結性が悪
化し、磁器中に異相が顕著に出現するために圧電特性が
低下するからである。またxが0.96よりも小さい場
合には還元反応が起こりやすく、磁器の圧電特性が低下
するからである。xは、特に圧電特性に優れるという点
から0.98〜1.02が望ましい。
【0018】本発明では、Bax (Ti1-y Zry )O
3 (但し、xが0.96〜1.04、yが0.01〜
0.12)なる主成分100重量部に対し、CuをCu
O換算で0.05〜2.0重量部含有するが、これは、
CuがCuO換算で0.05重量部よりも少ない場合に
は、添加効果が殆どなく、低温焼成ができず、圧電特性
の劣化を抑制できないからである。また磁器の圧電特性
が殆ど向上しないからである。一方、2.0重量部より
も多い場合には、圧電特性が劣化するからである。圧電
特性を向上させるという観点で、Cuは主成分100重
量部に対してCuO換算で0.2〜2.0重量部が望ま
しい。
【0019】本発明のアクチュエータ用圧電磁器組成物
では、Si、Nb、Ce、Sr、Ca、Al、Na等の
不可避不純物が混入する場合があり、また、プレス成形
の金型等から、Fe、Ni、Cr、Mo、Ni等の金属
元素が混入する場合もある。
【0020】さらに、温度特性、耐熱性を向上するため
に、Mn、Co、Cr等を添加しても良い。
【0021】本発明のアクチュエータ用圧電磁器組成物
では、Bax (Ti1-y Zry )O3 で表されるペロブ
スカイト型結晶相にCuの大部分が固溶してなる結晶相
を主結晶相とする。
【0022】本発明のアクチュエータ用圧電磁器組成物
は、例えば、次のようにして製造することができる。先
ず、BaCO3 、TiO2 、ZrO2 及びCuOの各粉
末を所定の割合で混合し、1000〜1150℃で1〜
5時間仮焼した後、粉砕することにより所望の組成の圧
電材料の粉末を得る。この粉末を金型プレス、静水圧プ
レス等により所望の形状に成形した後、1200〜13
00℃で1〜3時間焼成することにより磁器を得る。こ
れを必要に応じて所望の厚さに加工して使用する。
【0023】尚、CuOは調合時だけでなく、仮焼後・
粉砕前に添加しても同様な結果が得られるが、この場合
は1重量部以下のCuOを添加することが望ましい。こ
れよりも多いと磁器中に異相が生じ易く、圧電特性が低
下し易いからである。
【0024】また、CuはCuO換算で所定量含有する
ものであるが、CuO粉末のみならず、Cu粉末、その
他のCuを含む化合物粉末であっても良い。
【0025】さらに、BaCO3 、TiO2 、ZrO2
及びCuO粉末は、それぞれの金属元素を含有する酸化
物、炭酸塩、酢酸塩等の無機化合物、もしくは有機金属
等の有機化合物のいずれであっても、焼成により酸化物
となるものであれば良い。
【0026】
【実施例】出発原料として、BaCO3 、TiO2 、Z
rO2 を用いて、焼結体組成が、モル比による組成式B
x (Ti1-y Zry )O3 におけるx、yが表1に示
す値となるように秤量し、この主成分100重量部に対
して表1に示す値となるようにCuO粉末を添加した。
この混合物をZrO2 ボールを用いたボールミルで12
時間湿式混合した。
【0027】次いで、この混合物を脱水、乾燥した後、
大気中で1100℃で3時間仮焼し、該仮焼物を再び上
記ボールミルで粉砕した。その後、この粉砕物にバイン
ダー(PVA)を混合して造粒した。得られた粉末を
1.5t/cm2 の圧力で直径5mm、厚さ15mmの
寸法からなる円柱にプレス成形した。これらの成形体を
MgOからなる板に並べ、大気中において表1に示す温
度で2時間焼成した。
【0028】得られた圧電磁器に銀電極を焼き付け、8
0℃のシリコンオイル中で3kV/mmの直流電界を印
加して分極処理した。そして共振法により室温(25
℃)下での圧電歪み定数(d33)を求めた。
【0029】また、上記圧電磁器の比誘電率を温度の関
数としてプロットすることにより強誘電相(正方晶)と
常誘電相(立方晶)の相転移点の温度(キュリー温度)
を求めた。これらの結果を表1に記載した。尚、焼成温
度は、磁器の理論密度を1としたとき相対密度が0.9
5になる温度とした。
【0030】
【表1】
【0031】この表1から、上記組成式中のxが0.9
6よりも小さい場合や1.04よりも大きい場合には圧
電歪み定数d33が低下することが判る。また、yが0.
12よりも多い場合には強誘電相(正方晶)と常誘電相
(立方晶)の相転移点(キュリー点)が90℃よりも低
下することが判る。さらに、主成分100重量部に対し
てCuO粉末が0.05重量部よりも少ない場合や2.
0重量部よりも多い場合には圧電歪み定数d33が低下す
ることが判る。
【0032】これに対して、本願発明のアクチュエータ
用圧電磁器組成物では、1300℃以下の低温で焼成で
き、しかも圧電歪み定数d33が301pC/N以上であ
り、さらに強誘電相(正方晶)と常誘電相(立方晶)の
相転移点(キュリー点)が91℃以上であることが判
る。
【0033】表1の試料No.1〜7についてxと圧電歪
み定数d33との関係を図1に示す。
【0034】xが0.96〜1.04には圧電歪み定数
33が300pC/N以上であることが判る。
【0035】また、試料No.4、8〜13についてyと
キュリー温度(Tc)との関係を図2に示す。強誘電相
(正方晶)と常誘電相(立方晶)の相転移点の温度(キ
ュリー温度Tc)はZr量yの増加に伴って低下するの
がわかる。一方、強誘電相(斜方晶)と強誘電相(正方
晶)の相転移点は、BaTiO3 自身の約5℃からZr
量の増加に伴って室温付近まで上昇した。これら相転移
点付近では、外部電場を印加すると結晶の格子定数が大
きく変化するので大きな歪みが得られる。
【0036】さらに、試料No.4、14〜24について
CuO粉末の添加量と圧電歪み定数d33との関係を図3
に示す。圧電歪み定数d33は、CuO粉末の添加量が
0.05〜2.0重量部の場合には300pC/N以上
となることが判る。
【0037】さらにまた、試料No.14〜17につい
て、磁器の相対密度と焼成温度との関係を示すグラフを
図4に示す。この図4から、0.05重量部以上のCu
Oを添加した場合、焼成温度が著しく低下することが判
る。
【0038】CuOの添加量が0.05重量部よりも少
ない試料No.15の場合、無添加のNo.14と比較して
焼成温度は低下しなかった。0.05重量部のCuOを
添加したNo.16では焼成温度が約150℃低下し、
0.2重量部のCuOを添加したNo.4では、焼成温度
が約180℃低下した。さらに、1.5重量部と2.0
重量部のCuOを添加した試料No.21、23の場合に
も、焼成温度が約210〜230℃低下した。
【0039】焼成温度を低下させるという観点から、C
uOの添加は、0.05重量部以上であれば良く、より
好ましくは0.2重量部以上である。しかしながら、
2.0重量部より多くのCuOを添加すると、磁器中に
異相が顕著に発生し、磁器の特性を低下させる原因とな
る。
【0040】また、試料No.4と14について圧電歪み
定数d33と温度との関係を示すグラフを図5に示す。こ
こでは、基本組成:Ba(Ti0.95Zr0.05)O3 10
0重量部に対し0.2重量部のCuOを添加した磁器
(No.4)の圧電歪み定数d33を−30〜+95℃の温
度範囲において求めた。また、比較例として、同じ基本
組成を有するがCuOが無添加である磁器(No.14)
の結果を示した。CuOを添加した試料No.4では、−
30〜+95℃の温度領域において無添加のNo.14よ
りも明らかに大きな圧電歪み定数d33の値を示してい
る。CuOを添加することにより、磁器の圧電性が向上
しているのがわかる。図中のNo.4と14とでは、圧電
歪み定数d33の極大が50℃において認められる。これ
はTiの一部をZrで置換することによって、BaTi
3 において約5℃に観測される強誘電相(斜方晶)と
強誘電相(正方晶)の相転移点が、50℃に移動し、こ
の相転移点付近において圧電性が極大を示すためであ
る。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のアクチュエータ
用圧電磁器組成物では、BaTiO3のTiをZrで一
部置換することにより、強誘電相(正方晶)と常誘電相
(立方晶)の相転移点を5〜70℃に移動させることが
でき、広い使用温度範囲で歪み量を大きくできる。
【0042】また、主成分100重量部に対してCuを
CuO換算で0.05〜2.0重量部含有することによ
り、BaTiO3 とほぼ同等あるいはそれ以下の低温で
焼成でき、このため大気中で焼成した場合でも還元反応
を抑制して圧電性の劣化を防止し、磁器特性のバラツキ
を小さく抑えられ、磁器を安定して製造することが可能
となる。
【0043】さらに、Cuを所定量含有することによっ
て磁器の圧電特性が向上し、大きな歪みを示すアクチュ
エータ用圧電磁器組成物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧電歪み定数d33とxの関係を示す図である。
【図2】キュリー温度(Tc)とZr量yの関係を示す
図である。
【図3】室温(25℃)下で求めた圧電歪み定数d33
CuO添加量の関係を示す図である。
【図4】相対密度と焼成温度の関係を示す図である。
【図5】圧電歪み定数d33の温度依存性を示す図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属元素として少なくともBa、Tiおよ
    びZrを含有し、これらのモル比による組成式を、 Bax (Ti1-y Zry )O3 と表した時、前記x、yが 0.96≦x≦1.04 0.01≦y≦0.12 を満足する主成分と、該主成分100重量部に対してC
    uをCuO換算で0.05〜2.0重量部含有してなる
    ことを特徴とするアクチュエータ用圧電磁器組成物。
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