JPS616714A - 電気負荷の制御装置 - Google Patents

電気負荷の制御装置

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JPS616714A
JPS616714A JP59128173A JP12817384A JPS616714A JP S616714 A JPS616714 A JP S616714A JP 59128173 A JP59128173 A JP 59128173A JP 12817384 A JP12817384 A JP 12817384A JP S616714 A JPS616714 A JP S616714A
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display
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signal
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lamp
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Application number
JP59128173A
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English (en)
Inventor
Kiyoto Kozaiku
小細江 清人
Toshiro Bando
坂東 俊郎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS616714A publication Critical patent/JPS616714A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■発明の分野 本発明は、例えば複写機の制御装置のようにランプ、ヒ
ータ等の電気負荷を制御する装置に関し、特にその制御
状態の表示に関する。
■従来の技術 例えば複写機においては、露光ランプ、定着ヒータ、ド
ラムヒータ等の電気負荷がある。この種の電気負荷は、
電子制御装置によって、各々の負荷から所定の出力(露
光量や発熱量)が得られるように自動制御されるのが一
般的である。
ところで、例えば複写機では最近は非常に高いコピー品
質が要求されるようになっている。従ってその品質を左
右する各種電気負荷の制御は精密に行なわなければなら
ない、また同時に、装置を製造する際の調整や、製品が
市場に出てからのメンテナンス時のチェックを正確に行
なわなければならない。
ところが、この種の調整やチェックを行なうには実効値
電圧の計れる電圧計、0〜300℃程度の温度が計れる
温度計等、特別な測定器類が必要になる。しかも、メン
テナンス時のように既に装置が組み上がっている場合、
測定すべき部分は外から見えにくく、また測定用プロー
ブを差し込みにくい位置にあることが多く、この種のチ
ェックは大変である。最近では、装置が複雑化するとと
もに小型化しているため、この種の傾向がますます強く
なっている。
また、この種の装置においては、一般に比較的長い時間
、エージングを行なう必要があり、その場合には実際に
どれだけエージングを行なったのかを、ランプの点灯回
数、ヒータ通電時間等を測定して判定する必要がある。
この種の作業は一般に非常に煩わしい。
■発明の目的 本発明は、複写機等の装置の調整や検査を簡単にするこ
とを第1の目的とし、特別な測定器を用意することなく
装置の状態を検査しうる装置を提供することを第2の目
的とし、特別な測定器を用いることなく装置の動作状態
の記録を残すことのできる装置を提供することを第3の
目的とする。
■発明の構成 例えば最近の複写機では、露光ランプの印加電圧を検出
するセンサ、定着部の温度を検出するセンサ、感光体ド
ラムの温度を検出するセンサ等が備わっており、ランプ
やヒータを制御する回路では、それぞれ負荷の出力を検
出して、それが予め定めた目標値に一致するように制御
している。従って、この種のセンサや電子回路を利用す
れば、その回路で制御している各種パラメータを、調整
やメンテナンスを行なう人が必要とする情報として外部
に出力しうる。しかし、この種の情報はアナログ信号又
は2進数のデジタル情報として電気回路の内部で扱われ
ているため、それを単に外部に出力しても、その情報が
何を意味するのか判別するのが難しい。
そこで、本発明においては、各種センサから得られる2
進数のデジタルデータをBCD (バイナリ−・コーテ
ツド・デシマル)コード、すなわち十進数に変換し、所
定のスイッチからの指示に応じて、例えば電圧(Vrm
s) 、温度(℃)など通常の単位で読み取れるデータ
として表示器に表示する。
例えば、第1a図および第1b図に示す露光ランプユニ
ン)−32,定着ヒータユニット33.ドラムヒータユ
ニット34およびそれらを制御する負荷電力制御ユニッ
ト31を備える複写機の場合、製造途中の段階では、特
別な表示ユニット35aを負荷電力制御ユニット31に
接続して所定のデータを表示させることになるが、1つ
の複写機として組み立てられた段階では、その複写機に
備わる操作ボード35bを負荷電力制御ユニット31に
接続して、特別な表示モードにおいて、複写機のコピ一
枚数表示器等に、負荷電力制御ユニット31からの情報
を表示させればよい。このようにすれば、エージングや
メンテナンスの際には、特別な測定器を用意することな
く調整や検査を行なうことができる。第1a図および第
1b図において、37が表示選択スイッチ、38が接続
ケーブル、39がコネクタである。
この種の制御系では、露光ランプに印加する電圧の実効
値、定着ヒータ近傍の温度、ドラムヒータ近傍の温度等
の情報が得られるので、本発明の好ましい態様において
は、表示情報選択スイッチを設けて、いずれか1つの情
報を選択的に表示し、また、何の情報を表示しているの
かを識別するための情報も表示する。つまり例えば、第
1c図に示すように、露光ランプの印加電圧を表示する
場合には65Eのように数値の後にHE I+を付加し
、定着ヒータ温度の場合には108Fのようにn Fu
を付加し、ドラムヒータ温度の場合には34Dのように
# D #を付加表示する。これらの付加情報は別のも
のでもよい。また、本発明の好ましい態様においては、
露光ランプの点灯回数、ヒータの通電時間等の情報を計
数して、その情報も表示可能にする。このようにすれば
、装置のエージングの作業が非常に簡単になる。
■発明の実施例 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2a図および第2b図に、実施例の回路構成を示す。
第2a図を参照すると、この回路はマイクロコンピュー
タ(以下、マイコンと称する)1およびその入出力ボー
トに接続された入出力信号回路で構成されている。マイ
コン1の入力ポートには、図面には示さないが露光ラン
プの印加電圧検出回路、定着ヒータ温度検出用のサーミ
スタ、電源交流波形のゼロクロス点においてパルス信号
を出力するゼロクロス回路等が接続されている。これら
の検出回路は全て公知のものである。第2b図を参照す
ると、この回路は、負荷ドライブ用のトライアック21
+22+ ソリッドステートリレー31等で構成されて
いる。この回路の制御対象は、複写機の定着部温度、感
光体ドラム温度および露光ランプの光量である。第2b
図において、トライアック21には直列に商用電源と制
御対象となる定着ヒータが接続され、トライアック22
には直列に商用電源と制御対象の露光ランプが接続さ九
、ソリッドステートリレー31には直列に商用電源と感
光体ドラムヒータが接続される。マイコン1は、露光ラ
ンプに対しては各々の波形の導通位相を制御し、定着ヒ
ータおよびドラムヒータに対しては、各々の波形のゼロ
クロス点で導通を制御する。
まず、定着ヒータとドラムヒータの温度制御について説
明し、次に露光ランプ電圧制御について説明する。
第2a図において、定着ヒータ温度は端子4に接続され
たサーミスタ(図示せず)で検出される。
そのサーミスタの温度−抵抗特性は、第2c図に示すよ
うな非線形特性になっている。サーミスタに直列に接続
された抵抗器5は、サーミスタの非線形特性を補正する
ためにつけられている。直列に接続されたサーミスタと
抵抗器5に印加される電圧は、A / D mlンバー
タ6のVcc4  (N o ] 6 )より出力され
る+5vの安定化電圧である。従って、サーミスタの温
度変化に応じて、サーミスタの両端には第2d図に示す
ようなサーミスタ電圧が得られる。これをA/D変換す
れば、定着ヒータ温度のアナログ値に対応するデジタル
値が得られる。
温度検出回路は、演算増幅器71を用いた反転増幅回路
で、サーミスタ電圧1.0=5.0(サーミスタ温度で
は0〜210℃)が1.0〜to、ovに反転増幅され
る。また、A/Dコンバータ6のアナログ入力端子A1
は2.5vフルスケールなので、それに合うように演算
増幅器の出力電圧を分圧した出力信号をA1に印加する
ようにしている。すなわち、71の出力はA/Dコンバ
ータ6のEX2に接続し、1/4に分圧されるEXIの
出力をアナログ入力端子A1に接続し72の出力は抵抗
器8,9で1/2に分圧し、て出力をアナログ入力端子
A3に接続している。尚、可変抵抗器10は、サーミス
タの温度特性ばらつきの調整のために備わっている。
A/Dコンバータ6のAIに入力されるアナログ温度情
報は、チャ二/ネルセレクト信号 (Cn。
(、+)で選択される。チップセレクト信号(CS)で
A/Dコンバータ6が動作可能となり、A/D変換クロ
ック信号(CLK)でアナログ信号が8ビットデジタル
信号に最上位ビットより順次変換され、シリアルデータ
として出力端(DATA)より出力され、これがマイコ
ン1の入力端T1に印加される。その結果、マイコン1
に入力されるA/D変換データは、定着ヒータ温度のO
℃〜210℃に対して、25〜255のデジタル値にな
る。
以上、マイコン1に入力されるデジタル温度について述
べたので、次に他の入力信号および出力信号について説
明する。
端子11からマイコン1の入力ポートpisへの信号は
、定着ローラ回転信号で、II L I+アクティブで
ある。この信号は、図示しない複写プロセス制御装置が
出力するもので、待機時(定着ローラは停止り状態)は
Hであるがコピー動作を開始すると、すなわち定着ロー
ラが回転を始めるとり、になる。
端子12からマイコンの入力ポートP16へ印加される
信号は、定着ヒータの目標温度を下降させる信号で、”
 L ”アクティブである。複写機がコピー待ちの状態
の時、定着ヒータ温度を絶えず目標値に保つ必要はない
。そこで、待機状態では、この信号を与えて定着ヒータ
温度を低くおさえ、コピーモードでその信号を解除して
、目標温度に立ち上げる。これは省エネルギーの立場か
らも有効な機能である。
マイコンの出力ボートDBSから端子14へ、DB6か
ら端子15へ、DB7から端子16への出力信号はりロ
ード信号、ヒータ異常信号、プレリロード信号で全てn
 L nアクティブとなっている。
リロート信号は、定着ヒータが目標温度(175℃)以
上の時出力され、ヒータ異常信号は定着ヒータが205
℃以上の時出力される。そして、プレリロード信号は、
定着ヒータ立上り時、目標温度に対して決められた温度
差以内になった時に出力される。
次に、マイコンの端子DB3から端子17への出力信号
は、第2b図の回路の定着ヒータドライブ用のトライア
ック21のトリガー用信号が、II L TTアクティ
ブである。
端子13からマイコン1の割込入力端子TNTへは、商
用電源のゼロクロスポイントに同期し、そのポイン1−
でIIL”レベルになる信号が入力されるその信号は、
第2b図の回路の端子13から出力される信号である。
以上、定着ヒータ制御について、第2a図のマイコン1
を中心に信号のやりとりを説明した。次に、第2b図の
回路で、定着ヒータドライブ用トライアック21を中心
に述べる。端子17への信号は′″L IIアクティブ
で、ゼロクロス信号の立下りで即sr L IIとなる
と、ホトサイリスタ18は発光ダイオードの光により導
通する。そうすると、トライアック21のゲートに電流
が流れ、21のTI+T2間が導通状態になる。又21
のカットオフは、ゼロクロスの立下りで端子17が′″
H”となり、ホトサイリスタ18がオフし、21にゲー
ト電流が流れなくなり、かつゼロクロスポイントで保持
電流以下になると起こる。そして、次にトリガー指令が
くるまでカットオフとなる。
このようにして、トライアック21は、ゼロクロスオン
、オフ制御を行なうが、このオンとオフの比を変えるこ
とで、定着ヒータ温度を一定に保っている。そしてこの
比は、正弦半波の48サイクルの基本周期内で決められ
る所定の配分に従っている。
以上が、定着ヒータ制御の説明である。次に、ドラムヒ
ータ制御について説明する。制御動作は定着ヒータとほ
ぼ同じであるので、簡単に説明する。
ドラムヒータ温度は、第2a図の端子19.20に接続
されたサーミスタで検出する。サーミスタと直列に接続
された抵抗器21でサーミスタの非直線性を補正すると
、ドラムヒータ温度検出範囲0〜50℃の間で、サーミ
スタ電圧はほぼリニアな特性を示す。サーミスタ電圧5
〜3vを3〜5■に反転し、演算増幅器72より出力す
る。そして、A/Dコンバータ6のアナログ入力端子A
2のフルスケール(2,5V)に合わせるため、演算増
幅器73の出力電圧を抵抗器22.23で1/2に分圧
している。入力端A3に印加されるアナログ信号をデジ
タル値に変換して、マイコン1にとり込む動作は、定着
ヒータ温度検出の場合と同様である。
マイコンlの出力ポートDB4から端子24への信号は
、第2b図のドラムヒータドライブ用ソリ−トステート
リレー31をトリガーする信号で、L I+アクティブ
である。ドラムヒータ制御も、定着ヒータと同じく、サ
ーミスタで検出されたドラムヒータ温度信号を、マイコ
ン1が処理加工して、ドラムヒータを所望の温度にする
ため、ソリッドステートリレー31をゼロクロスポイン
トで、オン/オフ制御する。
以上で、定着ヒータとドラムヒータの概略制御動作説明
を終わる。
次に、露光ランプ電圧制御について説明する。
第2b図で、ランプ電圧はランプと並列に接続されたト
ランス25の1次巻線で検出され、2次巻線より低電圧
2次回路信号として出力される。そして、それをダイオ
ードブリッジ26で全波整流すると、その半波がランプ
電圧と相似になる周期信号が得られる。第2e図の(a
)に余波整流されるランプ電圧信号vI−とダイオード
ブリッジ26の順方向電圧降下電圧VFを重ねて示す。
VLに対して、VFは小さい程よい。そうでない場合は
、検出精度が悪くなる。この実施例では、VLは25V
rmsに設定されており、VF(キ1.2V)に対して
大きな値になっている。尚、電圧VLは大きい程よいが
、たとえば、海外安全規格(UL)の、2次回路と見な
せる電圧(30Vrms以下)にした方がよい。
ランプ電圧信号は、端子27と端子28より出力され、
第2a図の端子29.30に印加される。
そして、この信号は抵抗器31.32および可変抵抗器
33で分圧され、A/Dコンバータ6のアナログ入力信
号(AO)となる。可変抵抗器33は、Ao大入力 2
 、5 VMAX)のフルスケール調整用であり、ラン
プ端子電圧のピーク値がAOのフルスケールとなるよう
に設定される。
Δ/Dコンバータ6の入力端Aoに印加されるアナログ
信号は、チャンネルセレク1〜信号(Co 。
Ct)により選択され、チップセレクト信号(O8)で
A/Dコンバータ6が動作可能となった時、A/D変換
クロック信号(CLK)で8ビットデジタル信号に最上
位ビットより順次と変換され、シリアルデータとして、
出力端DATAからマイコン1のT1に入力される。
以上、マイコン1に入力されるデジタルランプ電圧信号
について述べたので、次にランプ電圧制御に関して、マ
イコン1に入力される他の信号および出力信号について
説明する。
第2a図の端子34からマイコンのテスト入力端子To
に入力される信号は、露光ランプ点灯開始信号で、rr
 L Hアクティブである。
A/Dコンバータ6の入力端子A3に入力される信号は
、ランプ電圧設定用である。可変抵抗器8を調整(0〜
2.5V  MACX)することにより、この例ではラ
ンプ電圧を46・〜84Vの間で62段階に設定しうる
端子37からマイコン1のP I 7に入力される信号
は、現在設定されているランプ電圧を一定電圧だけ上昇
させる信号で、″L′″アクティブである。
マイコン1の端子DBIより端子38へ出力される信号
は、露光ランプが点灯していることを外部に知らせるた
めの信号である。A/Dコンバータ6の入力端Aoにア
ナログ信号入力があると、上記信号が出力される。尚、
これも″[、″アクティブである。
マイコン1のDB2も、II L IIアクティブで、
A/Dコンバータ6の入力端Aoヘアナログ入力電圧が
一定時間以上継続して与えられた場合に、端子DB2が
rr L IIとなる。この信号は、リレー39を動作
させ、その接点42を開放にして、両端子40.41よ
り外部に出力する。この接点42は、この制御装置に供
給する商用電源ラインに接続されていて、露光ランプが
つきっ放しどなるのを防止する。
また、マイコン1の端子DBOより端子42に出力され
る信号は、第2b図のランプドライブ用トライアック2
1のトリガー用で、これもII L I+アクティブで
ある。
次に、第2b図の回路で、露光ランプドライブ用トライ
アック22を中心に動作を説明する。端子43は、ゼロ
クロスポイントから位相制御で決まる一定時間経てから
、+lL″′(アクティブンになる。
端子43がII L IIになると、ホトサイリスタ4
4はその発光ダイオードの発光により導通する。そうす
ると、トライアック22のゲートに電流が流れ、22の
Tl、T2間は導通状態となる。そして、次のゼロクロ
スポイントで端子43がu H+rとなり。
トライアック22が保持電流以下になると、このトライ
アック22はカットオフとなり、次の位相制御モードに
移る。
CRアブソーバ45は、スナバ回路であり、コイル46
.コンデンサ47および48はトライアック22のスイ
ッチングによって発生する高周波ノイズを吸収するため
のローパスフィルターである。
トライアック2貰は、ゼロクロスポイン1〜でのみオン
/オフするので、スイッチングによる高周波ノイズは発
生しない。
最後に、マイコン1のボー1− P 20〜P、23及
び端子P R,OGであるが、これらは端子51〜55
に接続されている。この制御装置が複写機本体に組み付
けられた状態では、この端子51〜55が、第2f図に
示す操作ボードの端子51〜55に接続される。その場
合、マイコン1はポートP20〜P23で、第2f図の
I10エキスパンダT’C3(7)ボー1−P2O−P
63に接続されたコードスイッチSW2の設定状態に応
じたコードデータを読み取る。コードスイッチSW2は
、この例では4ピッ1−のディップ(D I P)スイ
ッチである。なお、端子PROGにはデータ転送で使用
するス1−ローブ信号が出力される。
さて、マイコン1はスイッチSW2のコードデータを読
み込んだら、そのコードデータに応じた表示データ(例
えば定着ヒータ温度)をポートP20’−P23に出力
し、第2f図のIC3のポートP50〜I’53を介し
て、IC2のポートP50〜P53に印加する。この表
示データは各桁毎に時分割で出力されるため、各表示デ
ータ毎に、桁識別データを、ボー1− P 20〜F2
3に出方し、IC3のボー1−P2O−P43を介して
IC2(7)ポートP40〜P43に印加する。このよ
うにして、操作ボードには所定の表示データが常時印加
される。
また、第2a図および第2b図に示す制御装置が複写機
本体に組み付けられていない単体の状態では、第2a図
の端子50〜55に、第2g図に示す表示器をコネクタ
で接続することにより、前記操作ボードを接続した場合
と同様に、所定の表示データを表示して、制御装置の機
能チェック等を行なうことができる。
続いて詳細な動作を説明するが、その前に第2a図およ
び第2b図中に示された各々の端子に印加さ九る信号名
(又は端子名)、および第2a図および第2b図中に示
された部品名と以下の説明中で使用する部品名との対応
関係の一覧を、次の第1表に示す。
第  1  表 第2a図に示すマイコン1は、シングルチップマイクロ
コンピュータである。このコンピュータの構成概略を第
3a図に示し、動作プログラムメモリのマツプを第3b
図に示し、データメモリのマツプを第3C図に示す。第
3b図に示すプログラムメモリには、次の3つの特別な
番地がある。
番地0・・・リセット入力を加えると、0番地から命令
の実行を開始する。
番地3・・・割り込みが許可されている場合、割込み信
号によって、3番地から始まるサブルーチンヘジャンプ
する。
番地7・・・所定の条件が満たされていれば、タイマ/
カウンタのオーバーフローによる割込み発生によって、
7番地から始まるサブルーチンヘジャンプする。
すなわち、リセット後に最初に実行される命令は0番地
にストアされる。また、外部割込みサービスルーチン及
び夕、イマ/カウンタサービスルーチンの最初の命令は
、それぞれ3番地および7番地にストアされる。
プログラムメモリは、内部プログラムメモリ0−〜20
47番地と外部プログラムメモリ2048〜4095番
地の2つに分割され、前者をメモリノベンクO1後者を
メモリバンク1と称す。各メモリバンクは、更に各々2
56バイトの容量をもつページに分割される。
第3C図に示すデータメモリ” RA M ”は、12
8バイトで構成されている。全てのRAMの番地指定は
、データメモリの0番地と1番地にあるRAMポインタ
レジスタ(RO,R1)のどちらかによって間接的に行
なわれる。さらに、RAMの最初の8つの番地(0〜7
)はワーキングレジスタと呼ばれ、直接アドレス指定が
可能である。つまり、これらのレジスタはバンク0と呼
ばれ、何度もアクセスされる中間結果をストアするのに
よく用いられる。
8〜23番地は、2ワードを1組とする8レベルのスタ
ックレジスタとして用意されており、スタックに用いな
いレジスタは通常のRAMとして使用できる。
レジスタバンクスイッチ命令(SEL  RBI)を実
行すると、24〜314〜31番地は、0〜7番地に代
ってワーキングレジスタとなり、直接アドレス指定しう
る。これらのレジスタは、先のレジスタ(0〜7番地)
の拡張用として用いられ、通常サブルーチンで用いる。
なお、これらのレジスタは、先のレジスタ(0〜7番地
)と機能は同一であり、使用しない場合は汎用のRAM
としてアドレス指定することもできる。32〜127番
地が汎用RAM領域である。
次に入出力であるが、このコンピュータは27本の信号
線を持っており、これらの信号線は8ビツト構成のポー
ト3組と3本のテスト入力ポートでなっている。各8ビ
ツト構成のボートは、パスポート(ボートO:双方向性
)、ポー1〜1 (擬双方向性)およびポート2(擬双
方向性)呼ばれる。
なお、擬双方向性とは、たとえ出力がスタティックにラ
ッチされていても、各々の信号線が入力。
出力あるいはその両方の機能の役割を果たすことができ
るものである。
ボート1とポート2は同一の機能を持ち、ボートに出力
されたデータはスタティックにラッチされ、再び他のデ
ータが出力されるまでは変化しない。
入力ポートとして用いるときは、外部から入力されるデ
ータはラッチされない。なお、ボート2の下位4ビツト
(P20−P2 a )に工/○拡張ICを接続するこ
とによってボート数の拡張ができる。
テスト入力信号線(To、TlおよびINT)は、条件
付きジャンプ命令によって信号レベルをテストでき、テ
ストの度にデータをポートからアキュームレータにロー
ドすることなしにプログラムの分岐を行なうことができ
る。プログラムカウンタは12ビツトで構成されており
、下位11ビツト(0〜10)が内部プロゲラ11メモ
リの2048ワードをアドレスするのに用いられ、最上
位ビットは外部メモリフェッチ用に用いられる。プログ
ラムカウンタは、リセット後、零に初期設定される。
第3a図におけるタイマ/イベントカウンタは、外部の
事象をカウントしたり、正確な時間遅延を生成するのに
使う。カウンタ、タイマの両方のモードとも動作は同じ
であるが、カウント入力源が異なる。
カウンタは8ビツトの2進アツプカウンタで、Mov命
令を用いてデータのプリセット(MovT、A)、読み
出しくMov  A、T)ができる。
カウンタの内容は、リセットによって影響されず、Mo
vT、A命令によってのみ設定される。スタートタイマ
命令(STRT  T)によってタイマとしてスタート
し、スタートカウント命令(STRT  TCNT)に
よってイベントカウンタとしてスタートし、ストップカ
ウント命令(STOP  TCNT)あるいはリセット
によってストップするまでカウントし続け、最大カウン
ト数(FFH)までインクリメント(アップカウント)
するとオーバフローになる。
最大カウント数の次は再びゼロになり、それと同時に割
込み要求が発生する。タイマ割込みは、イネーブルタイ
マカウントインタラブド命令(ENTC,NTI)とデ
ィスエーブルタイマカウントインタラブト命令(DIS
  TCNTI)によって外部割込み設定(ENIおよ
びDISI)とは別に許可又は禁止を設定しうる。イネ
ーブルに設定されていれば、カウンタがオーバフローす
ると、タイマ、カウンタ等の処理ルーチンがストアされ
ている7番地のサブルーチンを実行する。
タイマ割込みと外部割込みが同時に発生する場合、外部
割込みが優先され、3番地のサブルーチンを実行する。
この場合、タイマ割込み要求はラッチされており、この
状態は外部割込み処理ルーチンが終了してリターンが認
知されるまで保持している。保持されたタイマ割込み要
求は、7番地のサブルーチンコールによってリセットさ
れるか、あるいはディスエーブルタイマカウントインタ
ラブト命令(DIS  TCNTI)によって解除され
る。
次にタイマの動作について説明する。スタートタイマ命
令(STRT  T)によって、内部クロックをカウン
タの入力パルスとするモードで、カウント許可になる。
内部クロックは、マシンサイクルクロックALE (水
晶の発振周波数を15分周した信号)を32分周した信
号となる。つまり、11M)lzの水晶を用いる場合に
は43.6μsec毎にカウンタがインクリメントされ
る。43.6μsecから約11 m5ec  (25
6カウント)までの間の任意の遅延時間が、カウンタを
ある値にプリセットし、そのオーバーフローを検出する
ことによって得られる。
第3d図および第3e図に、実施例で使用しているシン
グルコンポーネントマイクロコンピュータIC5の入出
力ポート、フラグおよびRAMの割付けを示す。なお、
第3d図および第3e図における各名称は、第3f図〜
第4q図におけるフローの各名称および第2a図におけ
る制御回路の各端子名称と一致している。マイコンIC
5の3つの入出力ボート(パスボート、ボート1および
ポート2)、3つのテスト入力(To、TIおよびIN
T)、2つ(7)’7ラグ(FOおよびFl)およびデ
ータメモリRAMは、第3d図および第3e図に示すよ
うに、それぞれの機能が割り付けられている。
パスポートDBからは、出力信号(ランプドライブ信号
(LMPDRV)(DBO)、ランプオン状態信号(L
AMPON)(DBI)、システムハザード信号(HA
ZARD)(DB2)、定着ヒータドライブ信号(FU
HDRV)(DB3)。
ドラムヒータドライブ信号(DRHDRV)(DB4)
、1Jo−ド信号(RELOAD)(DBS)、ヒータ
異常信号(HETEMG)(DBS)およびプレリロー
ド信号(PRERLD)(DB7)を出力する。
ポートPLには、口・−ラ回転信号(TEMPUP)(
PI3)、節電信号(TEMPDN)(P 16)およ
び青消去信号(VOLTUP)(P 17)が入力され
る。
なお、この制御装置を複写機に取り付けた場合、マイコ
ン1のボートP2の下位4ビツト(P20〜P23)に
は、第2f図に示す操作ボードのI10エキスパンダI
C3が接続される。第2f図を参照すると、このI10
エキスパンダIC3は各々4ビツトで構成されるボート
P4〜P7を備えている。この実施例では、IC3の各
ボートP4〜P7は、それぞれ表示データ用桁識別デー
タの出力端子2表示データの出力端子、および表示選択
用コードデータの入力端子として割り当てである。また
、制御装置を複写機に組み付けてない状態では、マイコ
ン1のボートP2の下位4ビツトに、第2g図に示す表
示装置のI10エキスパンダTC30のボートP2が接
続される。第2g図を参照すると、I10エキスパンダ
IC,30の各ボートP4.P5およびP6は、それぞ
れ7セグメント表示器の桁ドライブ信号出力端子1衷示
データの出力端子、および表示選択用コードデータの入
力端子に割り当てである。
マイコン1のボートP2の上位4ビツトは、A/Dコン
バータ6制御用の出力端子に割り当ててあり、それぞれ
チップセレクト信号(ADCC5) (P24)。
クロック信号(ADCCLK) (P25)、チャンネ
ルセレクト信号CADSELI) (P26)およびチ
ャンネルセレクト信号(ADSEL2) (P27)が
出力される。
テスト入力ポートINTは、ゼロクロスノ(ルスの入力
用、T1はA/Dコンバータ6によって変換されたデー
タ(DATA)の入力用、TOはランプ点灯スタート信
号(START)の入力用しこそれぞれ割り当てである
フラグFOは、電源周波数の50Hzと60Hzとを判
別するための状態データ格納用のメモリであり、フラグ
F1は、ゼロクロス信号(zcp)がHになりっ放しか
どうかを判別するための状態データ格納用メモリである
この実施例では、サービスルーチン(外部割込み又はタ
イマ割込みが発生した場合)でワーキングレジスタを使
用する場合、メインプログラム及びサブルーチンで使っ
ているバンク0のレジスタ群をそのまま保持するため、
レジスタバンクスイッチ命令SEL RBIを実行して
、バンク1のレジスタ群(24〜31番地)を使用する
。そして、サービスルーチン終了時に命令SEL RB
Oを実行してワーキングレジスタをバンクOに戻す。
次に本実施例の動作について説明するが、詳細な説明に
入る前に第3f図を参照しながら大まかな動作を述べる
第3f図の概略フローにおいて、a −b −cが電源
投入時から通常の制御動作に入るまでのシステムの初期
化を行なうルーチンである。C以降所定の制御動作に入
るが、制御動作は3つのルーチン、すなわちc−d、d
−e−C,及びd−e−f−b−cで構成されている。
各制御ルーチンは、交流電源の半波(これを、この説明
ではサイクルと呼ぶ)毎に実行され、サイクル1−サイ
クル2aの周期を23回繰り返しく全部で46サイクル
になる)、次にサイクル1−サイクル2bの周期が1回
実行される(全部で2サイクル)。以降、この48サイ
クルを基本周期(これをランプ制御周期と呼ぶ)とし、
このランプ制御周期毎にランプ電圧の位相角を更新する
。定着ヒータ及びドラムヒータの温度制御は、サイクル
1〜サイクル2bの48サイクルを基本周期(これを温
度制御周期と呼ぶ)とし、この温度制御周期毎にヒータ
の通電操作量を更新する。
次に、各制御ルーチンについて簡単に述べる。
c−d(サイクル1)二ランプ電圧をサンプリングし、
そのサンプリングした瞬時データの2乗及び前回と今回
サンプリングした瞬時データの瞬時データの平均値の2
乗の積算を行ない、RAM(読み書きメモリ)にストア
する。以上を、ゼロクロスタイミングを検出するまで繰
り返す。
d−e−c(サイクル2a):定着ヒータ及びドラムヒ
ータの温度をサンプリングして結果をRAMに格納する
。そして、サイクル1で求めたランプ電圧の2乗積算値
より、実効値(RMS)を求め、この値をもとにランプ
電圧の位相角を更新する。
d−e−f−bc(サイクル2b):このサイクルは、
サイクル2aと同じ制御動作を行ない、ランプ電圧の位
相角を更新した後、さきにサンプリングした各温度の積
算値(24回分のサンプリングデータがRAMにストア
されている)より各平均値を求め、この平均温度をもと
に各ヒータの温度を制御する通電操作量を更新する。
次に、タイマ(T)の機能について説明する。タイマに
は3つの機能を持たせである。1つは電源投入時から始
まるシステムの初期化の所で、周波数判別用に用いてい
る。即ち、ゼロクロスパルス信号(zcp)を検知する
と、タイマに0をセットしてそれをスタートする。(な
お、この場合のタイマは割込み禁止にする)そして次の
(ZCP)を検知したところでタイマをストップする。
つまり(zcp)から次の[ZCP)までの時間を計数
し、この値により周波数を判別する。
もう1つはランプ電圧の位相角タイマとして用いる。即
ち、ランプ点灯スタート信号(START)がオンの場
合、[ZCP)を検知するとサイクル2a又はサイクル
2bで求めた位相角タイマデータをタイマにセットし、
タイマをスタートさせる。
(タイマ割込みはシステムの初期化の時に許可する)タ
イマがオーバソロ−して割込みがかかると、タイマ割込
みサービスルーチンヘジャンプして、ランプドライブ信
号(LMPDRV)をオンし、ランプに電力を供給する
最後の1つは、異常外部割込み(INT)判定のために
用いている。即ち、外部割込みは、外部割込みルーチン
(ZCINT)終了時に禁止し、タイマ割込みルーチン
(TMINT)終了時に許可している。従って、(zc
p)がLになりっ放しの場合、タイマ割込みルーチンが
終了するとすぐ外部割込みがかかり、外部割込みルーチ
ンヘジャンプする。ここで、タイマの値により異常割込
みかどうかを判別する。つまり、タイマはそれがオーバ
フローしても計数を続けるため(オーバフローすると計
数値をOに戻して計数を続行する)、異常割込みの場合
はタイマの値が小さい値(正常割込みの場合は所定以上
になる)なので、正常か否かの判別ができる。このよう
に(zcp)がLになりっ放しという状態は、複写機の
前面カバーを開いた場合等に装置に供給される交流電源
がリレーによりオフされる(危険防止のため)時に生ず
る。
最後に、ランプ、定着ヒータ及びドラムヒータの各ドラ
イブ信号について説明する。各ドライブ信号は(zcp
)を検知するま毎にオフし、その直後、定着及びドラム
ヒータのドライブ信号は、サイクル2bで求めた操作量
に応じてオンする。ランプドライブ信号は、タイマ割込
みがかかるまでオフである。
さて、第3f図に示すゼネラルフローを参照してマイク
ロコンピュータIC5の動作を説明する。
なお、以下の説明文中の括弧を次のように定義する。
():レジスタ、カウンタ、フラグ 〔〕二人・出力信号 <〉:ジャンプ先アドレス 括弧なしは、サブルーチン、即値データ、部品名称又は
ポート名称を表わす。
装置に電源が投入されると、まず初期設定サブルーチン
I N I T A Lをコールし、システムの初期化
、各ポートのリセット、RAMのメモリ内容のクリア、
ウオーミングアツプタイマ(定着及びドラムヒータ用サ
ーミスタの断線検知用)の初期設定、および擬似前回コ
ピ一時定着ヒータ温度をセットする。
次に、周波数判別サブルーチンCHK F RQをコー
ルして、電源周波数が50Hzか60Hzかを判別し、
50Hzの場合には周波数フラグ(FO)をリセットし
、 60Hzの場合にはセットする。
サブルーチンCHKFRQが終了すると、サブルーチン
R8TEMPをコールし、温度制御サイクルカウンタの
プリセット、各温度のサンプリングデータを積算するレ
ジスタのクリア、及び外部割込みの許可を行なう。
以上の、システムの初期化が終了すると、次に制御ルー
チンに入る。
まず、ゼロクロスカウンタCZCPCNT)をチェック
し、奇数になるまで待つ。このカウンタ(ZCPCNT
)は、システムの初期化でクリアされ、ゼロクロスパル
ス(zcp)がLになるとゼロクロス割込みルーチンZ
CINTにジャンプし、ここでインクリメントする。即
ち、システムの初期化が終了してから、(ZCP)がL
になるまで待つわけである。(ZCPCNT)が奇数に
なると、入力読込みサブルーチンINPUTをコールし
て、表示データ選択データ及び入力信号を読み込み、ス
トアする。
サフ/L/−チンI N PUTが終了すると、タイマ
フラグ(TF)がセットされるまで待つ。即ち、タイマ
がオーバフローするまで待つわけである。タイマがオー
バフローすると、タイマフラグがセットされ、タイマ割
込みルーチンTMINTヘジャンプする。ここでは、ラ
ンプ点灯スタート信号[5TAJ?T)がLならランプ
ドライブ信号[LMPDRV)をオンジ、Hなら信号C
L M P D RV)をオフする。タイマ割込みルー
チンからメインルーチンへ復帰すると、フラグ(TF)
はセットされているので、次のランプ電圧サンプリング
ルーチン5PVOLTをコールする。フラグ(TF)は
それをチェックした時点でリセットされる。
サブルーチン5PVOLTでは、ランプ電圧と相似な信
号の瞬時値をサンプリングし、そのサンプリングデータ
(A Q)の平均値の2乗を求め、それらの積算値をR
AMにストアする。以上の動作を、(zcp)がLにな
るまで繰り返す。
以上が、サイクル1の動作である。次にサイクル2a及
びサイクル2bの動作に入る。
まず、サブルーチンINPUTをコールし、次にランプ
電圧目標値設定サブルーチン5PSETをコールする。
ここでは、第2a図のA/Dコンバータ6の入力端子A
3の電圧(0〜2.5V)のA/D変換データ(0〜2
55)に対応したランプ電圧の目標値を設定し、またソ
フトスタート時のタイマ増分値を求める。
次に、温度サンプリングサブルーチンSPTEMPをコ
ールする。ここでは、定着ヒータ及びドラムヒータの温
度をサンプリングし、それを所定のメモリにストアする
。これが終了すると、ランプ電圧実効値演算サブルーチ
ンCA L RM Sをコールして、サイクル1で求め
た2乗積算値の平均のルート、つまりランプ電圧の実効
値を求める。
次に、ランプ電圧制御サブルーチンPWMをコールする
。ここでは、ソフトスタート時は先に求めたタイマ増分
値を位相角タイマレジスタに加算し、ランプ電圧を増加
させる。また、ソフトスタート終了後は、サブルーチン
CALRMSで求めた実効値に応じて位相角タイマを更
新し、ランプ電圧を一定に制御する。
次に、単位変換サブルーチンCONDMをコールする。
これは、デジタル値(単位はデジットである)を直読で
きるように実際の単位に変換するルーチンである。つま
り、ランプ電圧は単位Vrms、位相角タイマは単載m
5ec、そして温度は単位℃にそれぞれ変換する。これ
が終了すると、次にBCD変換サブルーチンC0NBC
Dをコールする。
ここでは、表示器(第2f図に示す蛍光表示器9又は第
2g図に示す7セグメント表示器DPI〜DP3)に出
力するデータをBCD (バイナリ−・コーテッド・デ
シマル)信号に変換する。
そして次に、ランプ点灯チェックサブルーチンCHK 
V L Tをコールする。ここでは、ランプ電圧をチェ
ックし、ランプが点灯していなければ〔LAMPON)
をオンし、ランプが点灯していなければ(LAMPON
)をオフする。ランプが点灯しているかどうかは、サン
プリングしたランプ電圧の実効値(RMS)がランプオ
ン判別データ○NRMS以上かどうかによって判断する
。つまり、RMS≧○NRMSならランプ点灯、そうで
なければランプ消灯と見なす。さて、次にランプが10
秒以上点灯しているならば、システムハザードフラグ(
HAZARD)をセットする。
サブルーチンCHKVLTが終了すると、システムハザ
ードフラグ(HAZARD)をチェックし、それがセッ
トされていれば<HAZON>にジャンプしてシステム
ハザード信号(HAZARD)をオンし、セーフティリ
レーを制御して装置の電源を遮断し、危険状態を回避す
る。フラグ(HAZARD)がリセットされていれば、
上記動作をスキップする。
フラグ(H,AZARD)がセットされている場合、次
にゼロクロスパルス異常フラグ(ZCPLO)をチェッ
クし、それがセットされていれば<5TART>にジャ
ンプして初期状態に戻る。フラグ(ZCPLO)がリセ
ット状態なら、次に進む。
なお、フラグ(ZCPLO)のセット/リセットは、ゼ
ロクロス割込みルーチンZCINTで行なう。
さて、次にヒータサイクルカウンタ(HETCNT)を
チェックし、それが0でない(サイクル2aの場合)な
ら<LBEGIN>に戻る。カウンタ(NETCNT)
が0(サイクル2bの場合)なら次の温度制御ルーチン
に進む。ここで、カウンタ(HETGNT)は、サブル
ーチンR8TEMPで、温度制御サイクルHETIM 
(48)をプリセットし、ゼロクロス割込みサブルーチ
ンACINTをコールする毎にデクリメントする。
さて、カウンタ(HETCNT)がOなら、まずドラム
ヒータ温度制御サブルーチンDRP IDをコールする
。ここまでにドラムヒータ温度は24回サンプリングさ
れ、その積算値がRAMにスI〜アされている。この積
算値の平均値をもとに、ドラムヒータのオンサイクル数
を求める。
次に、定着ヒータ温度目標値設定サブルーチンSETE
MPをコールする。ここでは、定着ヒータ温度のサンプ
リングデータの積算値(24回分)の平均値を求める。
この平均値が1回目の温度制御周期のもの(電源投入時
)であれば、この平均値によりコピー初期時の目標温度
アップ分を求める。次に、予熱信号(TEMPDN)及
びローラ回転信号(TEMPUPIに応じて目標値を設
定する。
サブルーチンSETEMPが終了すると、次に定着ヒー
タ温度制御サブルーチンFUPIDをコールする。ここ
では、前記DRPIDと同様に、定着ヒータ温度の平均
値をもとに定着ヒータのオンサイクル数を求める。
次に、定着ヒータデユーティ固定フラグ(FIXFUC
)をチェックし、それがnLnCデユーティ固定、つま
りランプ点灯時)なら、定着ヒータデユーティ固定サブ
ルーチンRESFUCをコールし、デユーティを0又は
100%に固定する。フラグ(F I CFUC)が1
1011(ランプ消灯時)なら、上記動作をスキップす
る。
次に、温度チェックサブルーチンCHK T M Pを
コールする。ここでは、定着ヒータ及びドラムヒータの
温度をそれぞれチェックして、それらの少なくとも一方
の温度が異常に上昇していればヒータ温度異常フラグ(
NETEMG)をセラ1−する。
また、定着ヒータ又はドラムヒータ用のサーミスタの少
なくとも一方が断線していれば、同様にフラグ(HET
EMG)をセットする。上記以外ではフラグ(HETE
MG)をリセットする。異常温度上昇及びサーミスタ断
線の検出は、予め定めた参照データと比較して、その大
小で判定(詳細は後述)する。
サブルーチンCHKTMPが終了すると、フラグ(HE
TEMG)をチェックする。これがセットされていれば
< HE M G ON >にジャンプし、システムハ
ザードフラグ(HAZARD)をセットし、ヒータ異常
信号(HETEMG)をオンし、(RUNTIM>にジ
ャンプする。フラグ(HETEMG)がリセット(ヒー
タ正常)されていれ5て、信号(HETEMG)をオフ
する。次に、プレリロードのチェックを行なう。つまり
、定着ヒータ温度(FUTEMP)とプレリロード温度
判別データPRTEMPとを比較して(FUTEMP)
≧PRTEMPならプレリロード信号(PRE RL 
D )をオンして外部にプレリロード温度に達している
ことを知らせる。(FUTEMP)<PRTEMPなら
、信号[PRERLD)をオフして、外部にプレリロー
ド温度に達していないことを知らせる。
次[こリロードのチェックを行なう。これもプレリロー
ドのチェックと同様に、(FUTEMP)とりロード温
度判別データRLTEMPとを比較して、(FUTEM
P)≧PRTEMPならリロード信号(REL’0AD
)をオンし、そうでなければ信号[RELOAD)をオ
フする。
以上の、ヒータ温度のチェックが終了すると、〈RUN
TIM〉&:進み、サブルーチンRUNEXPをコール
する。ここでは、装置の動作時間及びランプの点灯回数
(コピー回数)を計数する。
以上の処理が終了すると、(HBEGIN>に戻り、今
まで述べた動作を繰り返す。
次に、各側込みサービスルーチン及びサブルーチンを説
明する。
(1)ZCINT・・・第3g図参照 この割込みサービスルーチンは、ゼロクロスパルス信号
(zcp)がLになった時にコールされ、異常割込みの
チェック、各ドライブ信号のオフ。
タイマのスタート、表示処理等を行なう。まず、割込み
がかかると、タイマ(T)をストップし、その時のタイ
マの値が異常割込み判別データMINTより小さければ
異常割込みと見たり異常割込みフラグ(ZCPL○)を
セットする。MINT以上であればこの動作をスキップ
する。次に、タイマフラグ(TF)及びゼロクロスパル
ス異常フラグ(Fl)をリセットする。そして、ランプ
ドライブ信号(LMPDRV)、定着ドライブ信号(F
UHDRV)及びドラムヒータドライブ信号[:DRH
DRV)をオフする。次にランプ点灯スター1−信号[
5TART]  (To端子)をチェックし、それがn
Vrcオフ)なら定着と−タデューティ固定フラグ(F
ICFUC)をリセットし、ソフトスタートフラグ(S
OFT)及びランプオフフラグ(LAMPOFF)をセ
ットする。そして、位相角タイマレジスタ(PHANG
L)にMAXT(245:タイマスタート後約0.5m
5ecでオーバフローする)をロードする。
また、信号(START)が”O”(オン)テあれば、
フラグ(FIXFUC)をチェックする。それがIJO
IICランプ点灯開始時)であれば、サブルーチンFU
CFIXをコールして、定着ヒータのデユーティをO又
は100%に固定する。この処理を終了すると、フラグ
(LAMPOF)をリセットし、(PHANGL)に、
50 Hzなら初期位相角タイマデータI PA50を
、60 HzならIPA60をそれぞれロードする。フ
ラグ(F I XFUC)がIT I TJなら、上記
動作はスキップする。
次に、(PHANGL)をタイマにセットして、タイマ
をスタートする。そしてゼロクロスカウンタ(ZCPC
NT)をインクリメン1−シ、ヒータサイクルカウンタ
 (HETCNT)をデクリメントする。次に定着ヒー
タオンサイクルカウンタ(FUCNT)がOでなければ
、それをデクリメントし信号(FUHDRV)をオンす
る。ドラムヒータも同様にドラムヒータオンサイクルカ
ウンタ(DRCNT)が0でなければそれをデクリメン
トし、信号(DRHDRV)をオンする。そして次に、
表示カウンタ(DSPCNT)をチェックし、それが#
 OIIならBCD変換されたデータ(BCDHI)(
BCDLO)(7)1(7)桁を表示し、カウンタ(D
SPCNT)をインクリメントする。
カウンタ(DSPCNT)が1なら、上記データの十の
桁を表示してカウンタ(DSPCNT)をインクリメン
トする。またカウンタ(DSPCNT)が2なら、上記
データの百の桁を表示しカウンタ(DSPCNT)をク
リアする。最後に、外部割込みを禁止する。
(2)TMINT・・・・第3h図参照この割込みサー
ビスルーチンは、タイマがオーバフローすることにより
コールされ、ゼロクロスパルス異常フラグ(Fl)のチ
ェックと、ランプドライブ信号(LMPDRV)をオン
するルーチンである。フラグ(Fl)をチェックし、そ
れが0 ++ならそれをn 1 uにセットする。そし
てフラグ(LAMPOF) がII O#なら信号(L
MPDRV:1をオンし、ランプ電圧を供給する。最後
に外部割込みを許可する。また、フラグ(Fl)がrr
 1 rrなら、無条件に<HAZON)にジャンプし
、システムハザード信号(HAZARD)をオンして、
セーフティリレーを制御し、装置の電源を遮断する。
(3)INITAL・・・・第31図参照このサブルー
チンは、システムの初期設定、各ボートのリセット、デ
ータRAMのクリア、ウオームアツプタイマの初期設定
、及び擬似前回コピ一時定着ヒータ温度をセットするル
ーチンである。
システムの初期設定では、外部割込み及びタイマ割込み
の禁止と、タイマのストップをする。各ボートのリセッ
トでは、表示ドライブ用ボートDIGDRv、システム
出力ボート5YsOUT (ランプドライブ信号〔LM
PDRv〕、ランプオン状態信号(LAMPON)、シ
ステムハザード信号(HAZARD)、定着ヒータドラ
イブ信号[FUHDRV)、 ドラムヒータドライブ信
号[DRHDRV]、IJO−F信号〔RELoAD〕
、ヒータ異常信号(HETEMGI 、及びプレリロー
ド信号(PRERLD))及び、ポートADCOUT 
(拡張用とA/Dコンバータ用)をオフし、システム入
力ポートSYS INを入力モードに設定する。ウオー
ムアツプタイマの初期設定としては、定着ヒータ用サー
ミスタ断線検知タイマデータWUPTMF及びドラムヒ
ータ用サーミスタ断線検知タイマデータWUPTMDを
それぞれのウオームアツプタイマカウンタ(WUP、C
NTF)及び(WUPCNTD)にセットする。最後に
、擬似前回コピ一時定着ヒータ温度FUSETを前回コ
ピ一時定着ヒータ温度レジスタ(PREFUT)にセッ
トする。
(4)CHKFRQ・・・・第3j図参照このサブルー
チンは、電源周波数の判別を行なうルーチンである。ゼ
ロクロスパルス信号(ZCP〕のLを検出した時点でタ
イマ(、T)をクリアし、それをスタートする。そして
、次に(ZCP)がLになったことを検出すると、タイ
マをストップする。つまり、電源波形の半波の期間中、
タイマが計数を行なう。この時のタイマの計数値と周波
数判別データFRQCYとを比較する。
タイマのクロック周期は43.6m5ecであるため、
タイマの値は5011 zのとき約229.60Hzの
とき約190になる。周波数判別データFRQCYとし
てはこれらの中間値210を設定してあり、この値との
大小を比較して周波数を判別する。判定の結果が60 
Hzなら、周波数フラグ(FO)をセットする。最後に
、タイマ割込みを許可する。
(5)CONBCD・・・・第3に図参照このサブルー
チンは表示選択データ(SELDIS)に応じた2進数
を10進数に変換するルーチンである。データ(SEL
DIS)は、0から15(0〜F)まで任意に設定でき
、その0〜15は、変換するデータがそれぞれ(SET
RMS) 、 (STVOLT) 、 (RMS) 、
 (VOLT) 、 (PHANGL) 、 (PHT
IM) 、 (EXPCNT) 。
(SETFUS) 、 (STFDEG) 、 (FU
TEMP) 、 (FUDEG) 、 (FUCYC)
 。
(DRTEMP) 、 (DRDEC) 、 (DRC
VC)および(HRCNT) テあることを示す。パラ
メータ(,5ELDIS)の指定を変えることにより、
このサブルーチンで16種のデータを変換しうる。
(6)DISPOO−・・・第3I1図参照このサブル
ーチンは、表示器に10進数(BCDHI)(BCDL
O)の1の桁を出方するルーチンである。
(7)DISPOI−−−−第3m図参照このサブルー
チンは、表示器に10進数(BCDHI)(BCDLO
)(7)+(7)桁を出方するルーチンである。
(8)DISPO2−−−−第3n図参照このサブルー
チンは、表示器に10進数(BCDHI)(BCDLO
)(7)百の桁を出力するルーチンである。
(9)INPUT−・−−第30図参照このサブルーチ
ンは、表示選択データ(D I 5IN)及びシステム
久方信号(SYSIN)を読み込み、それぞれ表示選択
データバッファ(SELDIS)及び入力ステータスバ
ッファ(INPTA)にストアするルーチンである。
(10)SPvOLT・・・・第3p図参照このサブル
ーチンは、ランプ電圧のサンプリング及び2乗積算を行
なうルーチンである。まずディレィサブルーチンDEL
AYをコールして、サンプリング周期の1/2だけ時間
待ちする。次にA/Dコンバータ6のチャンネル0(A
O)を選択する。そして、2乗積算値レジスタ(SUM
SQH) (SUMSQM) (SUNSQL)をクリ
アする。
次に、Δ/D変換サブす−チンADCONをコールして
、ランプ電圧をサンプリングする。その結果得られたサ
ンプリングデータ(AQ)の2乗を求め、レジスタ(S
UMSQH) (SUMSQM) (SIJMSQL)
 ニ加算し、今回サンプリングしたデータ(A Q)と
前回サンプリングしたデータ(PREAQ)の平均値(
7) 2 ”J ヲ求メ、コレモL/ シスタ(SUM
SQH) (SIJMSQM)(SUNSQL)に加算
する。
ここで、もし第1回目のサンプリングの場合であれば、
データ(PREAQ)に○を入れておく。
つまり、第1回目の平均値は、常に1回目にサンプリン
グしたデータの1/2になる。次に、サンプリング周期
を電源周波数に反比例させるため、50Hz  ((F
O)=’O)の場合には時間待ちのダミー処理を行なう
。以上が終了すると、ゼロクロスカウンタ(ZC,PC
:NT)をチェックし、それが偶数になるまで、つまり
次のゼロクロスタイミングになるまで、上記動作を繰り
返す。
(11)DELAY・・・・第3q図参照このサブルー
チンは、前記のようにランプ電圧のサンプリングタイミ
ングを、サンプリング周期の1/2だけ遅らせるルーチ
ンである。
(] 2)ADCON・−・・第3r図参照このサブル
ーチンは、A/D変換を行なうルーチンである。このサ
ブルーチンがコールされる前にA/D変換すべき信号が
印加されるチャンネル(A/Dコンバータ6のA、0−
A5)が予め選択される。このサブルーチンがコールさ
れると、A/D変換を行なう。また、A/D変換速度を
電源周波数に比例させるため、50 HZの場合には時
間待ちをするダミー処理を行なう。
(13)R3TEMP ・・・−第3s図参照このサブ
ルーチンは、ヒータサイクルカウンタ(HETCNT)
のプリセット及び各温度のサンプリングデータの積算レ
ジスタをクリアするルーチンである。(HETCNT)
に温度制御サイクル数HETIM (48)をプリセッ
トし、定着ヒータ及びドラムヒータの温度のサンプリン
グデータの積算レジスタ(SUMFT)I) (SUM
FTL)及び(SUMDTH)(SUMDTL)をクリ
アする。そして、最後に外部割込みを許可する。
(14)FUCFIX・・・・第3を図参照このサブル
ーチンは、ランプ点灯開始時に1度コールされ、定着ヒ
ータのデユーティを固定するルーチンである。このサブ
ルーチンでは、まずフラグ(FUCF IX)をセット
し、次のランプ点灯開始まで、このサブルーチンがコー
ルされないようにする。次に定着ヒータ温度(FTNO
)が(STBNI)L)より低い場合及び(STBND
H)以下でかつ前回コピ一時定着ヒータ温度(PREF
UT)以下の場合、定着ヒータデユーティ判別フラグ(
FUCMAX)をセットし、定着ヒータオンサイクルカ
ウンタ (FUCNT)にHETIM (デユーティ1
00%)をロードする。
(FTNO)が上記以外の場合には、フラグ(FUCM
AX)をリセットし、カウンタ (FUCNT)にO(
デユーティ0%)をロードする。最後に、現在の定着ヒ
ータ温度(FTNO)を(PREFUT)にロードする
、(15)SPTEMP ・−−・第3u図参照このサ
ブルーチンは、各温度をサンプリングし、積算するルー
チンである。定着ヒータ及びドラムヒータの温度をサン
プリングし、それぞれ積算レジスタ(SUNFTH) 
(SUMFTL)及び(SUMDTH) (SUMDT
L)に加算する。
(16)SUMTMP・・−・第3v図参照このサブル
ーチンは、SPTEMPでコールされ、各温度を積算す
るルーチンである。なお、温度制御サイクル(48)中
に24回(2サイクルに1回)各温度をサンプリングす
るため、24回分のサンプリングデータを積算すること
になる。
(] 7)SPVSET・・・−第3w図参照このサブ
ルーチンは、ランプ電圧の目標値の設定とソフトスター
ト時の位相角タイマ増分データを求めるルーチンである
。まず、A/Dコンバータ6のチャンネルA3を選択し
、それに印加される信号レベルをA/D変換し、その結
果(A)をもとに、次式より、ランプ電圧の目標値(S
ETRMS)を求める。
(SETRMS) = (61/255) X (A)
+74・・・(1)次に、青消し信号(VOLTUP)
が”O”(7クテイブ)なら(SETRMS)に電圧ア
ップ分BLURMSを加え、目標値をアップするが、そ
の結果(SETRMS)がM A X RM S (8
4Vrms)を越える場合には(SETRMS)をMA
XRMSに抑える。
次に、ランプオフフラグ(LAMPOF)をチェックし
、それが’1”(ランプがオフ)なら前記(SETRM
S)をもとに次式より、ソフトスタート時の位相角タイ
マの増分値(D I F F)を求める。
50Hzの場合: (DIFF) = (9/ 255) X (SETR
MS) +6・ ・・(2)60Hzの場合: (DIFF)=(8/255)X(SETRMS)+5
・・・(3)フラグ(LAMPOF)が”O”(ランプ
オン)の場合には、上記動作をスキップする。
(1,8)CALRMS −−−・第3x図参照このサ
ブルーチンは、ランプ電圧の実効値を求めるルーチンで
ある。先に求めたランプ電圧の2乗積算値(SUMSQ
H) (SUMSQM) (SUNSQL)をサンプリ
ング回数SPTIM (1サイクルにサンプリングでき
る回数の2倍)で割り、平均値(RHI)(RLO)を
求め、その平方根、つまりランプ電圧の実効値(RMS
)を計算する。
(19)ROOT・・・・第3y図参照このサブルーチ
ンは、CALRMSでコールされる。(RHI)(RL
O)のデータの平方根を演算する。
(20)PWM・・−・第3z図参照 このサブルーチンは、ランプ電圧の位相角タイマ(PH
ANGL)の設定値を更新するルーチンである。まず、
ランプ電圧の目標値(SETR,MS)と実際のランプ
電圧の実効値(RMS)との差(ERMS)を求める。
ソフトスタートフラグ(SOFT)が′p 1 u (
ソフトスタート中ンなら(ERMS)をチェックし、そ
れが負(目標値を越えた場合)又は位相角タイマ増分値
(DIFF)以内になると、フラグ(SOFT)をリセ
ッl−(ソフトスタート終了)し、 (PHANGL)
に(ERMS)の値を加えて(PHANGL)を内容を
更新する。また、更新した(PHANGL)が位相角タ
イマ下限値(50Hz (1) トキMINP50,6
0HzのときMINP60)より小さい場合は、位相角
タイマ下限値を(PHANGL)にストアする。
(21)CHKVLT・−−・第4a図参照このサブル
ーチンは、ランプ点灯状態を外部に知らせ、ランプ点灯
時間をチェックするルーチンである。ランプ電圧(RM
S)がランプ点灯判別データONRMSより小さければ
、ランプオン信号(LAMPON)をオフし、外部にラ
ンプが消えていることを知らせる。そして、システムハ
ザードカウンタ(H2CNTH)(H2CNTL)をプ
リセント(50HzならHA)lI50.)lALO5
0,60HzならHA)lI60 、 HALO60(
7)値)する。
また、(RMS)が○NRMS以上であれば信号(LA
MPON)をオンし、外部にランプが点灯していること
を知らせる。そして、サブルーチンHAZTiMをコー
ルし、ランプ点灯時間を計数する。
(22)RUNEXP−’ ” ”第4b図参照このサ
ブルーチンは、装置の動作時間及びランプの点灯回数を
計数するルーチンである。電源投入時に動作カウンタ(
RUNCNT)、分カウンタ(MUCNT)及び時カウ
ンタ(HRCNT)をクリアしておく。このサブルーチ
ンがコールされる毎にカウンタ(RUNCNT)をイン
クリメントし、それが分判別データ(MINC)(50
Hz (i’1時は125.60Hzの時は150)と
等しくなるとカウンタ(RUNCNT)をリセットし、
カウンタ(MUCNT)をインクリメントする。そして
、カウンタ(MUCNT)が時判別データ(60、つま
り1時間経過)と等しくなると、それをクリアして時カ
ウンタ (HRCNT)をインクリメントする。
次に、ランプ点灯スタート信号(START〕がオフか
らオンに変わると、ランプ点灯カウンタ(EXPCNT
)をインクリメントする。
(23)CONDM・・・・第4C図参照このサブルー
チンは、表示器で各種データを直読できるように、デジ
タルデータの単位を変換するルーチンである。つまり、
電圧9位相角及び温度データをそれぞれ、V rms 
、 m see 、及び℃の単位のデータに変換する。
単位変換前のデジタルデータである、ランプ電圧実効値
(RMS)、ランプ電圧目標値(SETRMS)、ラン
プ電圧位相角タイマ(PHANGL)、定着ヒータ温度
目標値(SETFUS)、定着ヒータ温度(FUTEM
P)及びドラムヒータ温度(DRTEMP)と、それぞ
れが単位変換されたデータ(VOLT)。
(STVOLT)、(PHTIM)、(STFDEG)
、(FUDEG)及び(DRDEFG)の関係は、次の
通りである。
(VOLT)=(5/8)X(RMS) ・−・−・’
 ” (4)(STVOLT)=(5/8)X(SET
RMS)  −・・’ −−(5)(PHTIM) =
 (11/ 2509) X (PHANGL)−11
・・・(6)(SETDEC) = (1/4) X 
(SETFUS)−110・・・・(7)(FUDEG
) = (1/4) x (FUTEMP)−110・
・・・(8)(DRDEC) = (15/ 28) 
X (DRTEMP) −81・・・・(9)単位変換
すべきデータは6種類であるので、6進カウンタ(BR
NCNT)を設けて、その内容が0.1,2,3.4及
び5のとき、それぞれ(RMS)、(SETRMS)、
(PHANGL)。
(SETFUS)、(FUTEMP)及び(DRTEM
P)のデータを変換する。
(24)CoNv・・・・第4d図参照このサブルーチ
ンは、前記式(1)〜(9)を演算するルーチンである
(25)SETEMP−・−−第4e図参照このサブル
ーチンは、定着ヒータ温度の平均値(温度制御サイクル
間)を求め、定着ヒータ温度の目標値を設定するルーチ
ンである。まず、定着ヒータ温度の平均値(FUTEM
P)を求める。
次にこの(FUTEMP)が電源投入時の温度データで
あれば、それを初期定着ヒータ温度レジスタ(I FU
TMP)にストアし、初期コピ一時の温度アップ判別デ
ータI FUSETと比較して、(I FUTMP)<
I FUSETであれば、その差分を初回コピ一時アッ
プレジスタ(ADSET)にストアする。但し、差分が
温度アップ上限値FSTULTを越えた場合は、(AD
SET)にFS、T U L Tをストアする。そして
、(STBNDH)及び(STBNDL)に、それぞれ
BNDHI+ (ADSET) 及びBNDLO+(A
DSET)をストアする。
次に、予熱信号[TEMPDN)をチェックし、それが
オンなら定着ヒータ温度目標値レジスタ(SETFUS
)に予熱温度データF T) N S E Tをセット
する。信号(TEMPDN)がオフなら、ローラ回転信
号(TEMPUPIをチェックし、信号[TEMPUP
Iがオフ(待機モート)なら(SETFUS)に待機温
度データFTJSETをセットする。信号〔TEMPD
N〕がオンなら、初期コピ一時定着ヒータ温度アップカ
ウンタ(FUPCNT)がOになるまで、(約5秒)目
標値をアップする。つまり、(SETFUS)にFUP
SET十(ADSET)をセットする。その後は、 (
SETFUS)にFUPSETをセットし、(STBN
DH)及び(STBNDL)に、それぞれBNDHI及
びBNDLOをストアする。
(26)DRP TD・・・・第4f図参照このサブル
ーチンは、ドラムヒータのオンサイクル数(デユーティ
)を更新するルーチンである。
まず、ドラムヒータ温度の平均値(DRTEMP)を求
め、今回の温度レジスタ(FTNO)にストアし、電源
投入時の温度データであれば(DRTEMP)を初期ド
ラムヒータ温度レジスタ(IDRT M P )にスト
アし、前回及び前々回の温度レジスタである(DTNI
)及び(DTN2)に(DRTEMP)をストアする。
次に、サブルーチンPIDをコールして、ドラムヒータ
のオンサイクル数(DRCYC)を更新し、修正する。
最後に、(DTN2)に(DTNI)をストアし、(D
TNI)に(DTNO)をストアする。
(27)FUPID・・・・第4g図参照このサブルー
チンは、定着ヒータのオンサイクル数(デユーティ)を
更新するルーチンである。
まず、今回の温度レジスタ(FTNO)に(FUTEM
P)をストアし、電源投入時であれば前回及び前々回の
温度レジスタ(FTNI)及び(FTN2)に(FUT
EMP)をストアする。
次にPIDをコールして、定着ヒータのオンサイクル数
(FUCYC)の変化分(EM)を求め、C0RCYC
をコールして(FUCYC)を更新。
修正する。最後に、(FTN2)に(FTNI)をスト
アし、(FTNI)に(FTNO)をス1〜アする。
(28)PID・・・・第4h図参照 このサブルーチンは、DRP I D又はFUPIDで
コールされる。ドラムヒータ又は定着ヒータのオンサイ
クル数の変化分(E M)を求めるルーチンである。(
EM)は次式より求める。
(PT) = (TNI) −(TNO)      
・・・・・・(10)(1丁)= (ST)−(TNO
)             ・ ・ ・ ・ ・ (
11)(DT)−(PT)−[(TN2)−(TNI)
)    ・ ・ ・ ・ ・ (12)(EM) =
 KP X (PT) + (KIM/KID) X 
(IT)+ (KD) X (DT)  ・・(13)
但しくTNO) ニドラム又は定着ヒータの現在の温度
(丁N1)ニドラム又は定着ヒータの前回の温度(TN
2) ニドラム又は定着ヒータの前々回温度KP、KI
M、KID及びKDはドラム又は定着ヒータの特性で定
まる定数である。
(29)CORCYC・・・・第41図参照このサブル
ーチンは、DRP ID又はFUP IDでコールされ
、(DRCYC)又は(FUCYC)を更新し修正する
ルーチンである。まず、PIDで求めた(EM)をオン
サイクル数(DRPIDでコールされる場合は(FUC
YC))に加え更新する。次に、更新した結果が負の場
合は0に、I−IETIM(デユーティ100%)を越
えた場合はHETIMに修正する。また更新した結果が
奇数の場合は、それに1を加えて偶数にする。
(30)CALEM・・・・第4j図参照このサブルー
チンは、PIDでコールされ、前記の式(13)におけ
る各項の乗算結果を加算し、(E M)を求めるルーチ
ンである。
(31)RESFUC・・・・第4に図参照このサブル
ーチンは、定着ヒータデユーティ固定フラグ(F IX
FUC)がn 1 n (コピーモード)のときにコー
ルされ、定着ヒータデユーティ判別フラグ(FUCMA
X)がII I IIなら、定着ヒータオンサイクルカ
ウンタ(F U CN T)にHE T IM(デユー
ティ100%)、 (ト”UCMAX) が0″なら(
FUCNT)に0をストアする。
(32)CHKTMP・・・・第4Q図参照このサブル
ーチンは、定着ヒータ及びドラムヒータの温度をチェッ
クして、温度が異常に上昇していないか、あるいはサー
ミスタが断線していないかを判別するルーチンである。
ドラムヒータ温度(DR,TEMP)がドラム温度上限
値D RU LT以上であればドラムヒータ温度異常上
昇と見なし、ヒータ異常フラグ(HETEMG)をセッ
トする。そうでなければ、次に定着ヒータ温度(FUT
EMP)をチェックし、定着ヒータ温度上限値FUUL
T以上であれば、定着ヒータ温度異常」二昇と見なし、
フラグ(NETEMG)をセットする。
両方の温度が上限値より低ければ、次に(DRTEMP
)とドラムヒータ温度下限値DRLLTとを比較する。
そして、(DRTEMP)がDRLLTより低ければ、
ドラムヒータウオームアツプカウンタ(WUCNTD)
をデクリメントする。
カウンタ(WUC,NTD)が0(50Hzの場合42
秒、60Hzの場合35秒経過)になっても(DRTE
MP)がDRLLTより低く、(IDRTMP)以下の
場合は、ドラムヒータ用サーミスタが断線と見なし、(
HETEMG)をセットする。同様に、(FUTEMP
)を定着ヒータ温度下限値FULLTと比較する。そし
て、(FUTEMP)がFULLTより低ければ、定着
ヒータウオームアツプカウンタ(WUCNTF)をデク
リメントする。カウンタ(WUCNTF)が0(50H
zの場合18秒、60Hzの場合15秒経過)になって
も(FUTEMP)がF U 1.、 L Tより低く
、(I FUTMP)以下の場合は定着ヒータ用サーミ
スタが断線と見なし、フラグ(HETEMG)をセット
する。上記以外は、ヒータ系を正常と見なして、フラグ
(HETEMG)をリセットする。
(33)HAZTIM−・・−第4m図参照このサブル
ーチンは、システムハザードカウンタ(HAZCNTH
) (HAZCNTL)をデクリメントし、上記カウン
タが0になったとき、つまり10秒間ランプが点灯し続
けた時、システムハザードフラグ(HAZARD)をセ
ットするルーチンである。
(34)WAMTIM−・・・第4n図参照このサブル
ーチンは、初期コピ一時の定着ヒータ温度目標値アップ
タイマ、ドラムヒータ及び定着ヒータのサーミスタ断線
検知タイマとして用いる。設定時間が経過すると、ウォ
ームアップフラグ(WUPFLG)をセットする。
(35)SUBT−−−−第40図参照このサブルーチ
ンは、減算ルーチンである。
(36)MLTPLY・・・・第4P図参照このサブル
ーチンは、乗算ルーチンである。
(37)DIVIDE・−−−第4q図参照このサブル
ーチンは、除算ルーチンである。
以上、第2a図に示すマイコン1の動作について説明し
た。
次に、第2f図に示す操作ボードを説明する。
第2f図において、11が第2a図に示す制御回路で生
成される情報を表示するために特別に設けた回路である
つまり、先に説明した如く、本装置からゼロクロスパル
スに同期して、コードスイッチSW2で設定されたデー
タ(D I S I N)により選択される表示データ
(BCDHI)(BCDL○)の1つの桁(表示データ
は3桁から成る)がI10エキスパンダIC2へ印加さ
れる。それと同時にそのデータがどの桁であるかを判別
する桁識別データがIC3のポートP4を介してIC2
のポートP4へ出力される。ここで、スイッチSWIを
オンにすると第2a図に示す制御回路から送られる表示
データを蛍光表示器9に表示するようになっている。
操作ボードの動作説明に入る前に、マイクロコンピュー
タICIの大まかな動作について説明しておく。第2f
図において、端子20〜36はメインコントローラ(図
示せず)に接続されており、マイクロコンピュータIC
Iのデータバス(D。
〜D7)を介してメインコントローラとデータの送受信
を行なっている。操作ボードはメインコントローラとは
関係なく非同期で動作している。つまり、データのやり
取りは非同期で行なっている。
データのやり取りの手順は、例えばマイコンIC1の送
信から始まる場合はマイコンICIのデータバッファD
BBレジスタに送信したいデータをロードする。それと
同時にマイコンICIのOBFフラグがセットされる。
そこで、メインコントローラ側はマイコンICIのOB
Fフラグを読み出し、OBFフラグがセットされていれ
ば、DBBレジスタに送信したいデータがロードされて
いると判断し、DBBレジスタの内容を読み出す。DB
Bの内容を読み出すと、OBFフラグはリセットされる
。次にメインコントローラからデータを送信する場合は
、マイコンIC3のIBFフラグを読み出し、IBFフ
ラグがセットされていれば、メインコントローラから出
力された前のデータをマイコンICIは読み込んでいな
いと判断し、IBFフラグがリセットされるまで、つま
りメインコントローラから出力されたデータ(データは
マイコンICIのDBBレジスタに書き込んである)を
読み込むまで待つ。
IBFフラグがリセットされていれば、メインコントロ
ーラから次の送信データをマイコンIC3のDBBレジ
スタに書き込む。DBBレジスタに書き込むとIBFフ
ラグはセットされる。マイコンIC3がメインコントロ
ーラからの送信データを読み込む場合は、IBFフラグ
をチェクし、よりFフラグがセットされでいれば、メイ
ンコントローラからの送信データがDBBレジスタにロ
ードされていると判断し、DBBの内容を読み込む。
DBBレジスタの内容を読み込むと、IBFフラグはリ
セットされる。
以上説明したように、マイコンIC3(操作部コントロ
ーラ)とメインコントローラとは、IBF及びOBFフ
ラグをハンドシェイク信号とし、DBBL/シスタの内
容をデータバス(Do〜7)を介して、データ転送を非
同期で行なっている。
次に、蛍光表示器9であるが、この例では第1d図の操
作パネルに示す如く5つのグリッドGl。
G2.G3.G4及びG5で構成されており、各グリッ
ドはいくつかの表示セグメントで構成されている。そし
て、デコーダIC8の出力4YをL IIにするとグリ
ッドGlが選択され、同様に5Y、6Y、7Y及び8Y
をそれぞれrr L IIにすると各グリッドG2.G
3.G4及びG5が選択され、9Yをrr L nにす
ると発光ダイオードr−,ED(図示せず)が選択され
る。第1d図を参照すると、グリッドG1には通常はコ
ピ一枚数及びセット枚数を表示する4桁の7セグメント
数値表示器G 1 a 。
G]、b、Glc及びGldが備わっている。この表示
器に、第2a図に示す制御回路で生成される各種情報も
表示される。
さて、第2f図及び第4r図(操作部の概略フロー)を
参照して操作部の動作について説明する。
先ず、全てのグリッドをオフにして表示器FL9を消灯
する。次にメインコントローラから受は取ったデータの
内、グリッドG1に関するデータを加工して、その加工
データをIC4,5,6と順次選択し、ドライバIC1
2〜17に出力する。
(新しいデータが出力されるまでラッチされている)そ
して、グリッドG1を選択し、IC12〜17に出力さ
れているデータに対応したセグメントを点灯させる。
次に、キースイッチ10.1の情報を読み込み、マイコ
ンICI内蔵のRAMにストアしておく。
そして1次にIC2を選択して、桁識別データ、続いて
表示データを読み込み、桁識別データに応じた格納場所
に表示データをストアし、更に表示許可願いデータ(ス
イッチSWIがオンであれば許可願いになる)を読み込
み、ストアしておく。
そして、一定時間(グリッドG1をオンしてから約2 
、5 m5ec)経過後、グリッドG1をオフして、表
示器9を消灯する。
尚、この間に先に読み込んだキースイッチ10゜1のデ
ータ及び表示許可願いデータをメインコントローラへ送
信し、これらに対応するデータをメインコントローラか
ら受は取る。(転送方法は先に述べた如くである)以下
、同様にグリッドG2゜G3.G4.G5.LEDと順
次選択して、一連の動作を繰り返す。以上説明した動作
のタイミングチャートを第4s図に示す。即ち、表示器
9及びLEDはGirdl〜5.及びLEDを順次スキ
ャンすることにより、ダイナミック点灯させている。
さて、一連の動作の途中でスイッチSWIをオンにすれ
ば、表示許可願いデータがオンになり、このデータをメ
インコントローラへ送信し、メインコントローラから表
示の許可が出たら、つまり(DSPEN)=1になれば
、全てのグリッドをオフにして、現在IC2から読み込
んで記憶しである表示データを、表示器9のグリッドG
1に表示させる。つまり、表示データをIC4,IC5
を順次選択してIC12〜ICI 5に出方しておき(
表示データのセグメン1〜はIC12〜ICl3でドラ
イブする)、グリッドG1を選択して表示器9に表示さ
せる。そして、IC2を選択し、桁識別データ、表示デ
ータ及び表示許可願いデータを読み込み1次にデコーダ
IC8の出力9YをLにしてキースイッチ10.6(こ
れはコピースタートボタンである)の状態を読み込む。
そして、所定時間(グリッドGlをオンしてから約2.
5m5ec)経過後、グリッドG1をオフする。なお、
この間に表示許可願いデータ及びキースイッチ10.6
のデータをメインコントローラへ送信し、これらに対応
したデータをメインコントローラから受けとる。
その後、このデータをメインコントローラへ送信し、メ
インコントローラから表示の禁止指示が出たら、つまり
(DSPEN)=Oになれば、全てのグリッドをオフに
して、通常の動作に戻る。
第2g図を参照する。この表示装置は、第2a図に示す
制御回路で生成される表示データに関しては、第2f図
に示す回路と同様に動作する。この回路においては、ス
イッチSW3が第2f図に示すコードスイッチSW2と
同一の機能を備える。
但し、この回路では、第2f図の回路に備わってイルス
イッチSW1が省略されているので、コードスイッチS
W3の状態に応じた表示データ(BCDHI) (BC
DLO)が常時表示される。
なお上記実施例においては、露光ランプに印加する電圧
を検出してそれを表示情報にしているが、例えばそのラ
ンプの光を直接検出する光学センサを用いてそのセンサ
出力をランプの明るさとして表示してもよい。
■発明の効果 以上のとおり本発明によれば、特別な測定器を用いるこ
となく、露光ランプの印加電圧、定着ヒータ温度、ドラ
ム温度等の情報を簡単に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は、それぞれ本発明の実施例を
示すブロック図、第1c図は第1b図の装置における表
示例を示す平面図である。 第1d図は、複写機の操作パネルを示す平面図である。 第2a図および第2b図は、一実施例の装置の電気回路
を示すブロック図である。 第2c図および第2d図はサーミスタの特性を示すグラ
フ、第2e図はランプ電圧信号を示す波形図である。 第2f図および第2g図は、それぞれ第2a図の回路に
接続される操作ボードおよび表示ユニットの電気回路を
示すブロック図である。 第3a図は第2a図に示すマイクロコンピュータ1の内
部構成を示すブロック図である。 第3b図、第3c図、第3d図および第3e図は、マイ
クロコンピュータ1の各メモリおよびポー1への割り当
てを示すマツプである。 第3f図、第3g図、第3h図、第31図。 第3J図、第3に図、第3Q図、第3m図。 第3n図、第30図、第3p図、第3q図。 第3r図、第3S図、第3を図、第3u図。 第3v図、第3W図、第3x図、第3y図。 第3z図、第4a図、第4b図、第4C図。 第4d図、第4e図、第4f図、第4g図。 第4h図、第41図、第4j図、第4に図。 第4Q図、第4m図、第4n図、第40図。 第4P図および第4q図は、マイクロコンビコータ1の
動作を示すフローチャー1〜である。 第4r図は、第2f図に示すマイクロコンピュータIC
Iの概略動作を示すフローチャート、第4s図は表示信
号のタイミングを示すタイミングチャートである。 1 、ICI :マイクロコンビコータ(電子制御手段
)21.22 :トライアック(スイッチング手段)3
1 :ソリッドステートリレー 6 : A/Dコンバータ 8:可変抵抗器 9、DP 1.DP2.DP3 :表示器(表示手段)
25ニドランス(検出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ランプ及びヒータの少なくとも一方を備える電気
    負荷; 前記電気負荷の通電を制御するスイッチン グ手段; 少なくとも数値を表示する表示手段; 少なくとも1つの表示指示スイッチ手段; 前記電気負荷の出力に直接もしくは間接的 に関連する情報を検出する少なくとも1つの検出手段;
    および 前記検出手段が出力する情報と予め定めた 負荷制御目標値とに応じて前記スイッチング手段を制御
    するとともに、前記検出手段から得られた情報を所定の
    表示情報に変換し、前記表示指示スイッチ手段から所定
    の指示があると、その表示情報を前記表示手段に表示す
    る、電子制御手段;を備える、電気負荷の制御装置。
  2. (2)電子制御手段は、ランプの付勢指示のあった回数
    およびヒータの通電時間の少なくとも一方を計数し、前
    記表示指示スイッチ手段から所定の指示があると該計数
    結果を前記表示手段に表示する、前記特許請求の範囲第
    (1)項記載の電気負荷の制御装置。
  3. (3)検出手段から得られた情報を所定の表示情報に変
    換する処理は、二進データを十進データに変換する処理
    を含む、前記特許請求の範囲第(1)項記載の電気負荷
    の制御装置。
  4. (4)電子制御手段は複数の表示情報を生成し、そのう
    ち前記表示指示スイッチ手段によって選択されたものを
    表示手段に表示する、前記特許請求の範囲第(1)項記
    載の電気負荷の制御装置。
  5. (5)電子制御手段は、表示している情報の種別を表示
    手段に表示する、前記特許請求の範囲第(4)項記載の
    電気負荷の制御装置。
  6. (6)電子制御手段は、前記電気負荷の少なくとも1つ
    に対して交流電源波形の各波形毎に通電位相を制御する
    位相制御を行ない、その電気負荷に印加される電圧もし
    くは電流を、各波形毎に複数回サンプリングし、その結
    果を演算してその実効値を求める、前記特許請求の範囲
    第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項又は
    第(5)項記載の電気負荷の制御装置。
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