JP4372733B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置であって、特に、液晶表示装置の寿命を予測するものに関する。
光源ランプの寿命予測システムとしては、内視鏡装置におけるハロゲンランプの寿命を予測するランプ余命算出装置100がある。ランプ余命算出装置100は、ハロゲンランプに印加されるランプ電圧に基づいてハロゲンランプの残余使用可能期間に対応するランプ余命を算出するものである。
具体的には、ランプ余命算出装置100は、ハロゲンランプ交換時に、指標値Nを初期値に設定し、設定した指標値Nから、所定時間ΔT毎にランプ電圧に応じた所定値ΔNを減算することによりランプ余命を算出する。なお、指標値Nからの所定値ΔNの減算は、ハロゲンランプに電力が供給されている間、行われる。
特開2003−180632
従来のランプ余命算出装置100には、次のような問題点がある。ランプ余命算出装置100では、所定値ΔNはランプ電圧を考慮した値となっている。しかし、総寿命時間に対応する指標値Nから単位使用時間に対応する所定値ΔNの累積値を減算することによって、余命時間を算出している。ランプ余命算出装置100では、予め総寿命時間が設定されている。
一方、ハロゲンランプ等の光源の本来の寿命の意は、当該光源が所定の輝度を発することをできなくなったときである。予め総寿命時間が設定されているものではない。
つまり、予め設定されている総寿命時間自体が予測値であることから、その総寿命時間を元に算出された余命も予測値の域を出るものではない、という問題がある。
また、所定値ΔNは単位使用時間ΔT毎に減算されることから、時間的累積誤差が生ずる、という問題点もある。
そこで、本発明では、液晶表示装置の寿命を高精度で予測することができる寿命予測システムの提供を目的とする。
本発明に関する課題を解決するための手段および発明の効果を以下に示す。
(1)本発明にかかる液晶表示装置は、1)バックライトの輝度を測定する輝度測定部、2)前記輝度測定部が測定した輝度測定値に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を算出する輝度制御部、3)前記インバータ回路駆動制御値に基づいて、前記バックライトを発光させるインバータ回路、を備えた液晶表示装置において、4)前記輝度測定部によって予め設定された初期状態で測定した輝度を前記初期状態の最大輝度との比で表した輝度比と前記インバータ回路駆動制御値との相関関係を表す相関関係データを記憶する補助情報記憶部、5)前記補助情報記憶部から読み出した前記相関関係データ、寿命予測時におけるインバータ回路駆動制御値および輝度測定値から、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を求める最大輝度予測部、6)前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する寿命予測部、を有する。
これにより、現在において前記照明部が提供し得る輝度の最大値を実際に測定せずとも、照明部の寿命を予測することができる。つまり、正確な寿命を予測するためには、照明部の輝度を最大としなければならないが、照明部の輝度を最大として使用することによって照明部の寿命を縮めてしまうという矛盾を解消した正確な寿命予測が可能となる。
また、一般的に、照明部の輝度を測定するためには、当該輝度が安定するまでの時間を要する。したがって、現在使用している輝度から最大の輝度まで変化させて、照明部の輝度の値を取得したとしても、正確な輝度の値を即時に取得ことはできない。一方、本発明に係る液晶表示装置では、現在の照明部の輝度を示す測定情報に基づいて、照明部が提供し得る輝度の最大値である最大輝度情報を算出し、寿命の予測を行う。つまり、照明部の輝度を最大とする必要がないので、即時に寿命予測を実行することが可能となる。さらに、既に安定した現在の輝度に基づいて寿命の予測を行うので、正確な寿命予測が可能となる。
さらに、前記照明部の輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を利用するので、新たに照明部の輝度を取得する等の特別な操作をユーザに求める必要がない。つまり、ユーザに負担を感じさせることのない寿命の予測を行うことが可能となる。
(2)本発明にかかる寿命予測システムは、互いにデータの送受信が可能なようにネットワークを介して接続された液晶表示装置および寿命予測装置を有する液晶表示装置の寿命予測システムにおいて、A)前記液晶表示装置は、a1)バックライトの輝度を測定する輝度測定部、a2)前記輝度測定部が測定した輝度測定値に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を算出する輝度制御部、a3)前記インバータ回路駆動制御値に基づいて、前記バックライトを発光させるインバータ回路、a4)前記インバータ回路駆動制御値を提供する提供部、を有し、B)前記寿命予測装置は、b1)前記制御情報を獲得する獲得部、b2)前記輝度測定部によって初期状態で測定した輝度を前記初期状態の最大輝度との比で表した輝度比と前記回路駆動制御値との相関関係を表す相関関係データを記憶する補助情報記憶部、b3)前記補助情報記憶部から読み出した前記相関関係データ、寿命予測時におけるインバータ回路駆動制御値および輝度測定値から、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を求める最大輝度予測部、b4)前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する寿命予測部、を有する。
これにより、前記液晶表示装置と前記寿命予測装置とがネットワークで接続されている場合においても、前述の矛盾を解消しつつ、正確な寿命予測が可能となる。
(3)本発明にかかる液晶表示装置または寿命予測システムにおいては、前記インバータ回路駆動制御値は、実効電圧を特定する値である。したがって、実効電圧を特定する値によって、寿命予測時最大輝度を求めることができる。
(4)本発明にかかる液晶表示装置または寿命予測システムにおいては、前記実効電圧を特定する値は、PWM値である。したがって、PWM値から、寿命予測時最大輝度を求めることができる。
(5)本発明にかかる液晶表示装置または寿命予測システムにおいては、前記実効電圧を特定する値は、電圧値である。したがって、電圧値から、寿命予測時最大輝度を求めることができる。
(6)本発明にかかる最大輝度予測方法は、バックライトの輝度を測定する輝度測定部と、前記輝度測定部が測定した輝度測定値に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を算出する輝度制御部と、前記インバータ回路駆動制御値に基づいて、前記バックライトを発光させるインバータ回路とを備えた液晶表示装置における最大輝度予測方法であって、前記輝度測定部によって初期状態で測定した輝度を前記初期状態の最大輝度との比で表した輝度比と前記インバータ回路駆動制御値との相関関係を表す相関関係データを記憶しておき、前記補助情報記憶部から読み出した前記相関関係データ、寿命予測時におけるインバータ回路駆動制御値および輝度測定値から、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を求める。
したがって、インバータ回路駆動制御値によって、寿命予測時最大輝度を求めることができる。
(7)本発明に係る液晶表示装置の最大輝度予測方法においては、前記インバータ回路駆動制御値は、PWM値である。したがって、PWM値から、寿命予測時最大輝度を求めることができる。
(8)本発明に係る液晶表示装置の最大輝度予測方法においては、前記インバータ回路駆動制御値は、電圧値である。したがって、電圧値から、寿命予測時最大輝度を求めることができる。
(9)本発明に係る液晶表示装置の寿命予想方法においては、前記液晶表示装置は、バックライトの輝度を測定する輝度測定部、前記輝度測定部が測定した輝度測定値に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を算出する輝度制御部、および前記インバータ回路駆動制御値に基づいて、前記バックライトを発光させるインバータ回路を備えており、前記輝度測定部によって初期状態で測定した輝度を前記初期状態の最大輝度との比で表した輝度比と前記インバータ回路駆動制御値との相関関係を表す相関関係データを記憶しておき、前記補助情報記憶部から読み出した前記相関関係データ、寿命予測時におけるインバータ回路駆動制御値および輝度測定値から、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を求め、前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間を計測しておき、前記累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する。
したがって、インバータ回路駆動制御値によって、寿命予測時最大輝度を求めることができる。
(10)本発明にかかる液晶表示装置は、1)液晶パネルに対して照射光を提供するバックライト、2)前記バックライトの輝度を測定し、測定情報を生成するフォトセンサ、3)前記測定情報に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのPWM値を算出する輝度制御部、4)前記PWM値に基づいて、前記バックライトの明るさを前記設定値に制御するインバータ回路、5)前記PWM値の変化分に対する前記バックライトの明るさの変化分の比である傾き情報および前記PWM値を0としたときの前記バックライトの輝度の値である切片情報を記憶する補助情報記憶部、6)前記PWM値、前記傾き情報および前記切片情報に基づいて、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を算出する最大値算出部、7)前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する寿命予測部を有する。

したがって、PWM値を用いて寿命予測を行うことができるので、簡易な構成で容易に寿命予測を行うことができる。
(11)本発明にかかる液晶表示装置の寿命予測システムは、互いにデータの送受信が可能なようにネットワークを介して接続された液晶表示装置および寿命予測装置を有する液晶表示装置に寿命予測システムにおいて、A)前記液晶表示装置は、a1)液晶パネルに対して照射光を提供するバックライト、a2)前記バックライトの輝度を測定し、測定情報を生成するフォトセンサ、a3)前記測定情報に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのPWM値を算出する輝度制御部、a4)前記PWM値に基づいて、前記バックライトの明るさを前記設定値に制御するインバータ回路、a5)前記測定情報および前記PWM値を提供する通信部、を有し、B)前記寿命予測装置は、b1)前記測定情報および前記PWM値を獲得する獲得部、b2)前記PWM値の変化分に対する前記バックライトの明るさの変化分の比である傾き情報および前記PWM値を0としたときの前記バックライトの輝度の値である切片情報を記憶する補助情報記憶部、b3)前記PWM値、前記傾き情報および前記切片情報に基づいて、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を算出する最大値算出部、b4)前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する寿命予測部、を有する。
このように、液晶表示装置と寿命予測装置とがネットワークによって接続されている場合であっても、PWM値を用いて寿命予測を行うことができるので、簡易な構成で容易に寿命予測を行うことができる。
ここで、請求項に記載されている要素と実施例における要素との対応関係を示す。液晶表示装置の寿命予測システムは液晶表示装置の寿命予測システム1に、液晶表示装置はLCDモニター11に、寿命予測装置は寿命予測装置21に、それぞれ対応する。
液晶表示部はLCDパネル133に、照明部はバックライト113に、測定部は光センサ115に、制御情報生成部はCPU121及びメモリ123に、照明制御部はCPU121及びインバータ回路111に、提供部はCPU121及びUSB回路129に、それぞれ対応する。
獲得部はUSB回路218に、最大値算出部はCPU211及びメモリ212に、寿命予測部はCPU211及びメモリ212に、寿命予測結果表示部はCPU211及びメモリ212に、補助記憶部はハードディスク213に、それぞれ対応する。
制御情報生成部はステップS2、S201〜S211の処理を実行する。
また、最大値算出部はステップS12、S1203〜S1217の処理を、寿命予測部はステップS14、S1403〜S1413の処理を、寿命予測結果表示部はステップS16、S1603〜S1613の処理を、それぞれ実行する。
測定情報は光センサ115が取得する取得輝度(Ls)に、制御情報はPWM値に、最大明るさ情報は最大輝度(Lm)に、それぞれ対応する。
第1の補助情報は傾き情報(a)に、第2の補助情報はY切片情報(b)に、それぞれ対応する。
本発明における液晶表示装置の実施例を以下において説明する。
1.概要
本発明に係る液晶表示装置の寿命予測システムの概要を図1に示す機能ブロック図を用いて説明す寿命予測システムM1では、液晶表示装置M11及び寿命予測装置M21が、互いにデータの送受信が可能なようにネットワークを介して接続されている。
液晶表示装置M11は、液晶表示部m10、照明部m11、測定部m13、制御情報生成部m15、照明制御部m17、及び提供部m19を有している。照明部m11は、液晶表示部m10に対して明るさを提供する。測定部m13は、照明部m11の明るさを測定し、測定情報を生成する。制御情報生成部m15は、測定情報に基づいて、照明部m11の明るさを所定の設定値に制御するための制御情報を生成する。照明制御部m17は、制御情報に基づいて、照明部m11の明るさを設定値に制御する。提供部m19は、制御情報を提供する。
寿命予測装置M21は、獲得部m21、最大値算出部m23、寿命予測部m25、寿命予測結果表示部m27、及び補助記憶部m29を有している。獲得部m21は、制御情報を獲得する。最大値算出部m23は、獲得した制御情報に基づいて、現在において照明部m11が提供し得る明るさの最大値である最大明るさ情報を算出する。寿命予測部m25は、最大明るさ情報に基づいて、照明部m11の寿命を予測する。寿命予測結果表示部m27は、寿命予測の結果を表示するための寿命予測結果表示情報を生成する。補助記憶部m29は、制御情報の変化分に対する照明部m11の明るさの変化分の比である第1の補助情報および制御情報を「0」としたときの照明部m11の明るさの値である第2の補助情報を記憶する。
これにより、現在において前記照明部が提供し得る明るさの最大値を実際に測定せずとも、照明部の寿命を予測することができる。つまり、正確な寿命を予測するためには、照明部の明るさを最大としなければならないが、照明部の明るさを最大として使用することによって照明部の寿命を縮めてしまうという矛盾を解消した正確な寿命予測が可能となる。
また、一般的に、照明部の明るさを測定するためには、当該明るさが安定するまでの時間を要する。したがって、現在使用している明るさから最大の明るさまで変化させて、照明部の明るさの値を取得したとしても、正確な明るさの値を即時に取得ことはできない。一方、本発明に係る液晶表示装置では、現在の照明部の明るさを示す測定情報に基づいて、照明部が提供し得る明るさの最大値である最大明るさ情報を算出し、寿命の予測を行う。つまり、照明部の明るさを最大とする必要がないので、即時に寿命予測を実行することが可能となる。さらに、既に安定した現在の明るさに基づいて寿命の予測を行うので、正確な寿命予測が可能となる。
さらに、前記照明部の明るさを所定の設定値に制御するための制御情報を利用するので、新たに照明部の明るさを取得する等の特別な操作をユーザに求める必要がない。つまり、ユーザに負担を感じさせることのない寿命の予測を行うことが可能となる。
さらに、液晶表示装置と寿命予測装置とがネットワークで接続されている場合においても、前述の矛盾を解消しつつ、正確な寿命予測が可能となる。
さらに、容易に照明部の最大明るさ情報を算出することができる。
さらに、容易に照明部の最大明るさ情報を算出することができる。
さらに、現在の照明部が提供する明るさをも考慮した寿命予測が可能となる。
さらに、容易に取得することができる液晶表示部を介した明るさを用いるので、簡易な構成で寿命予測を行うことができる。
さらに、新たに寿命予測のための情報を取得する必要がないので、容易に寿命予測を行うことができる。
さらに、ユーザは容易に寿命予測の結果を知ることができる。
さらに、PWM値を用いて寿命予測を行うことができるので、簡易な構成で容易に寿命予測を行うことができる。
さらに、液晶表示装置と寿命予測装置とがネットワークによって接続されている場合であっても、PWM値を用いて寿命予測を行うことができるので、簡易な構成で容易に寿命予測を行うことができる。
2.ハードウェア構成
本発明に液晶表示装置の寿命予測システム1のハードウェア構成を図2を用いて説明する。液晶表示装置寿命予測システム1は、LCDモニター11及び寿命予測装置21により構成されている。ここでは、寿命予測装置21はパーソナルコンピュータである。
また、LCDモニター11と寿命予測装置21とは、USBによって互いにデータの送受信が可能となっている。以下において、LCDモニター11及び寿命予測装置21のハードウェア構成を説明する。
2.1.LCDモニター11のハードウェア構成
LCDモニター1のハードウェア構成について図3を用いて説明する。LCDモニター11は、インバータ回路111、バックライト113、光センサ115、CPU121、メモリ123、バックライトオン・タイマー回路125、バックライトエージング・タイマー回路127、表示出力回路131、およびLCDパネル133を有している。
インバータ回路111は、PWM値に基づいてバックライト113の明るさを所定の明るさに制御する。PWM値とは、インバータ回路111を制御するための電流値をいう。バックライト113は、LCDパネル133に対して明るさを提供する。光センサ115は、LCDパネル133に対する外部センサとして設けられている。これにより、光センサ115は、LCDパネル133を介したバックライト113の明るさ(輝度)を測定し、取得輝度(Ls)を生成する。
CPU121は、メモリ123に記録されている輝度制御プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。CPU121は、取得輝度(Ls)に基づいて、バックライト113の明るさをユーザが設定した目標輝度に制御するためのPWM値を生成する。
メモリ123は、CPU121に対して作業領域を提供する。また、メモリ123は、傾き情報(a)、Y切片情報(b)、及び使用時間(T)等を記憶している。なお、メモリ123に記憶しているデータについては後述する。
バックライトオン・タイマー回路125は、設定された時から現在までの間にバックライト113が点灯された使用時間を計時する。本実施形態においては、設定された時として工場出荷時を用いている。バックライトオン・タイマー回路125は、前回までの使用時間に、今回のバックライトオン・タイマー回路125による計時時間を加算することによって新たに使用時間を算出し、算出した使用時間を一時記憶する。
バックライトエージング・タイマー回路127は、LCDモニター11の電源がオンとなってから現在までの時間を計時する。バックライトエージング・タイマー回路127は、計時した時間をバックライトエージング・カウント値として一時記憶する。
USB回路129は、PWM値を寿命予測装置21へ提供する。また、USB回路129は、提供部寿命予測装置21から画像データを受信する。
表示出力回路131はLCDパネル133に表示する画像を生成する。LCDパネル133は、表示出力回路131によって生成された画像を表示する。
2.2.寿命予測装置21のハードウェア構成
寿命予測装置21のハードウェア構成を図4に基づいて説明する。寿命予測装置21は、CPU211、メモリ212、ハードディスク213、およびUSB回路218を備えている。また、寿命予測装置21には、キーボード214、マウス215、ディスプレイ216、およびCD−ROMドライブ217が接続されている。
CPU211は、ハードディスク213に記録されているオペレーティング・システム(OS)、寿命予測プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。CPU211は、PWM値に基づいて、現在においてバックライト113が提供し得る明るさの最大値である最大輝度(Lm)を算出する。また、CPU211は、最大輝度(Lm)に基づいて、バックライト113の寿命を予測する。
メモリ212は、CPU211に対して作業領域を提供する。ハードディスク213は、オペレーティング・システム(OS)、輝度制御プログラム、および寿命予測プログラム等その他のアプリケーション及び寿命診断ファイル等のデータを記録保持する。なお、ハードディスク213に記録される寿命診断ファイル等のデータについては後述する。
USB回路218は、LCDモニター11からPWM値を獲得する。また、USB回路218は、LCDモニター11へ画像データを送信する。
キーボード214、マウス215は、外部からの命令を受け付ける。ディスプレイ216は、ユーザーインターフェイス等の画像を表示する。CD−ROMドライブ217は、輝度制御プログラム、寿命予測プログラムが記録されているCD−ROM210からそれぞれのプログラムおよび他のCD−ROMからその他のアプリケーションのプログラムを読み取る等、CD−ROMからのデータの読み取りを行う。
3.データ
LCDモニター11のメモリ123に記憶保持されているデータ及び寿命予測装置21のハードディスク213に記憶保持されているデータについて以下において説明する。
3.1.傾き情報(a)およびY切片情報(b)
LCDモニター11のメモリ123に記憶されている傾き情報及びY切片情報について説明する。ここで、PWM値とバックライトの明るさ(輝度)との対応関係を図5を用いて説明する。図5は、あるLCDパネル133について、実際にPWM値を変化させたときのPWM値とバックライトの明るさ(輝度)との対応関係を示したものである。なお、図5に示すように、各PWM値に対応するバックライトの輝度は、取得輝度(Ls)の最大輝度(Lm)に対する相対値(以下、輝度相対値とする。)としている。ここで、取得輝度(Ls)とは、実際に光センサ115を用いて取得したバックライトの輝度のことをいう。また、最大輝度(Lm)とは、その時においてバックライト113が出力し得る輝度の最大値をいう。
図5から明らかなように、PWM値の変化に対する輝度相対値の変化は、所定の区間では線形性を有している。この線形性を有している区間において、PWM値の変化に対する輝度相対値の変化の割合を示す傾きa、及びPWM値と輝度相対値とが線形性を有する区間を全てのPWM値に拡張した場合のY切片の値bを算出する。
この時のPWM値と輝度相対値との間の関係式は、
Figure 0004372733
となる。
算出した傾きの値を傾き情報(a)として、また、Y切片の値をY接片情報(b)として、メモリ123に記憶しておく。
なお、傾き情報およびY切片情報は、LCDパネル133毎に異なることから、各LCDパネル133について工場出荷時にPWM値と輝度相対値との関係を取得し、前述の各値を算出し、LCDモニター11のメモリ123へ記憶保持しておく。また、工場出荷時においてバックライト113が出力し得る最大輝度を初期最大輝度として、メモリ123へ記憶保持しておく。
3.2.寿命診断ファイル
次ぎに、寿命予測装置21のハードディスク213に記憶保持されている寿命診断ファイルについて図6を用いて説明する。寿命診断ファイルとは、LCDパネル133の寿命診断の際に用いるデータが記載されたファイルである。図6に示すように、寿命診断ファイルは、[番号]列、[最大輝度(Lm)]列、[取得輝度(Ls)]列、及び[使用時間(T)]列を有している。最大輝度(Lm)、取得輝度(Ls)、及び使用時間(T)は、セットで記憶され、取得された時間が古いものから順番に寿命診断ファイルへ記載されていく。
[番号]列には、各データが取得された順番が記載されている。「最大輝度(Lm)」列には、傾き情報、Y切片情報、及び取得輝度(Ls)を用いて算出された最大輝度(Lm)の値が記述される。[取得輝度(Ls)]列には、その時に取得した輝度の値が記述される。[使用時間(T)]列には、LCDパネル133がこれまで使用されてきた累積時間、つまりバックライトオン・タイマー回路125によって計測されメモリ123に記憶されている使用時間(T)が記述される。
3.3.その他のデータ
LCDモニター11のメモリ123には、使用時間が記憶保持されている。使用時間とは、工場出荷時に最大輝度PWM値をLCDモニター1のメモリ123に記憶した後、バックライト113を点灯した累積時間をいう。
また、バックライトエージング・タイマー回路127には、LCDモニター11の電源がオン状態にある間、バックライトエージング・カウント値が一時的に記憶保持される。バックライトエージング・カウント値とは、LCDモニター11の電源がオンとなってから現在までの時間をいう。
さらに、LCDモニター11のメモリ123には、限界輝度(Lt)が記憶保持されている。限界輝度(Lt)とは、LCDパネル133の寿命判断の基準となる値をいう。
4.寿命予測の概要
本発明に基づくLCDモニタ11の寿命予測では、バックライト113が出力し得る最大輝度が、予め設定された限界輝度(Lt)に達しなくなることを寿命判断の基準としている。したがって、まず、バックライト113のその時点で最大輝度を取得する必要がある。
本実施例においては、最大輝度を算出するにあたって、PWM値とバックライト113の輝度との間の線形性を用いている。つまり、前述の(1)式に基づいて、最大輝度(Lm)を算出することが可能である。(1)式より、
Figure 0004372733
このように、傾き情報(a)、Y切片情報(b)、バックライト113のその時点での輝度及びその時のPWM値を用いることによって、最大輝度の算出が可能である。
そして、最大輝度(Lm)を用いて、いつバックライト113が寿命に達するのかを予測するかを算出するにあたっては、レーマンの式を用いる。レーマンの式は、一般的にLCDパネル133におけるバックライト113の寿命を予測する際に使用される式である。
以下にレーマンの式を示す。
Figure 0004372733
ここで、初期最大輝度(Lm(0))及びレーマン係数(τ)については、以下のようにして算出する。
時間的に最も古くに取得した最大輝度(Lm(1))、使用時間(T(1))及び時間的に最も近時に取得した最大輝度(Lm(n))、使用時間(T(n))をメモリ123に記憶している寿命診断ファイルから獲得する。これらの値を(2)式に代入すると、
Figure 0004372733
上記2式より、
限界輝度(Lt)を(1)式の最大輝度(Lm)に代入し、Lm(0)、τを算出する。
Figure 0004372733
算出したLm(0)、τを用いて、(1)式をtについて解く。
Figure 0004372733
(3)式に示すtが、LCDパネル133のバックライト113の最大輝度が限界輝度(Lt)となるまでの使用時間である最大使用時間(Ts)となる。
したがって、現在から最大使用時間(Ts)までの時間を示す余命時間は、
Figure 0004372733
により算出することができる。
5.LCDモニター11の動作
5.1.概要
LCDモニター1のCPU121が行う動作の概要を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。CPU121は、LCDモニター1の電源がオンになったと判断すると(S1)、輝度自動補正処理(S2)、使用時間計測処理(S3)、エージング処理(S4)、及びデータ提供処理(S5)を実行する。また、CPU121は、LCDモニター1の電源がオフになったと判断すると(S8)、終了処理(S9)を実行する。以下において、輝度自動補正処理(S2)、使用時間計測処理(S3)、エージング処理(S4)、データ提供処理(S5)、及び終了(S9)処理を説明する。
5.2.輝度補正処理
本実施例における輝度自動補正処理は、特許第3193315((株)ナナオ)を利用している。以下において、CPU121が行う特許第3193315を本実施例に適用した場合の輝度自動補正処理の概要を図8に示すフローチャートを用いて説明する。
CPU121は、光センサ115から現在の取得輝度(Ls)を取得する(S201)。次に、CPU121は、輝度設定部を介してユーザが設定したユーザ設定輝度割合値を取得する(S203)。ユーザ設定輝度割合値とは、ユーザが初期最大輝度に対して何%で使用したいのかを示す値である。CPU121は、メモリ123に記憶保持されている初期最大輝度とユーザ設定輝度割合値をもとに目標輝度を算出する(S205)。
CPU121は、ステップS201で取得した取得輝度(Ls)と目標輝度とを比較する(S207)。CPU121は、取得輝度(Ls)と目標輝度とが一致していると判断すると、処理を終了する。一方、CPU121は、取得輝度(Ls)と目標輝度とが一致していないと判断すると、光センサ115で取得される取得輝度(Ls)が目標輝度に近づくように、インバータ回路111を制御するためのPWM値を算出する(S209)。そして、CPU121は、算出したPWM値をインバータ回路111へ出力する(S211)。インバータ回路111は、バックライト113の明るさを調整して、目標輝度に対応するほぼ一定の光量でバックライト113を発光させる。
5.3.使用時間計測処理
次に、CPU121が行う使用時間計測処理を図9に示すフローチャートを用いて説明する。CPU121は、メモリ123から使用時間を取得すると(S301)。CPU121は、取得した使用時間をバックライトオン・タイマー回路125のメモリにセットする(S303)。そして、CPU121は、バックライトオン・タイマー回路125による計時を開始する(S305)。
5.4.エージング時間計測処理
次に、CPU121が行うエージング時間計測処理を図10に示すフローチャートを用いて説明する。CPU121は、バックライトエージング・タイマー回路127のバックライトエージング・カウント値に「0」をセットする(S401)。そして、CPU121は、バックライトエージング・タイマー回路127による計時を開始する(S403)。
5.5.データ提供処理
CPU121が行うデータ提供処理を図11に示すフローチャートを用いて説明する。CPU121は、第1のデータ収集要求を獲得したと判断すると(S501)、バックライトエージング・カウント値を寿命予測装置21へ提供する(S502)。さらに、CPU121は、第2のデータ収集要求を獲得したと判断すると(S503)、現在の取得輝度(LS)、PWM値、現在の使用時間(T)を寿命予測装置21へ提供する(S504)。
また、CPU121は、寿命予測要求を獲得氏と判断すると(S505)、限界輝度(Lt)を寿命予測装置21へ提供する(S507)。さらに、CPU121は、寿命予測結果表示要求を獲得したと判断すると(S509)、限界輝度(Lt)及び書誌事項を寿命予測装置21へ提供する(S511)。なお、データ収集要求、寿命予測要求、及び寿命予測結果表示要求については後述する。
5.6.終了処理
次に、CPU121が行う終了処理を図12に示すフローチャートを用いて説明する。CPU121は、LCDモニター1の電源がオフになったと判断すると(S9:図4参照)、バックライトオン・タイマー回路125の使用時間をメモリ123に保存する(S901)。そして、CPU121は、LCDモニター1の電源をオフとする(S903)。
6.寿命予測装置21の動作
6.1.概要
寿命予測装置21のCPU211が行う動作の概要を図13に示すフローチャートに基づいて説明する。CPU211は、輝度チェック命令を獲得したと判断すると(S11)、寿命予測データ取得処理(S12)を実行する。またCPU211は、寿命予測開始命令を獲得したと判断すると(S13)、寿命予測処理(S14)を実行する。さらに、CPU211は、寿命予測結果表示命令を獲得したと判断すると(S15)、寿命予測結果表示処理(S16)を実行する。また、CPU121は、その他の命令を獲得したと判断すると、対応する処理(S17)を実行する。以下において、寿命予測データ取得処理(S12)、寿命予測処理(S14)、及び寿命予測結果表示処理(S16)を説明する。
6.2.寿命予測データ収集処理
CPU121が寿命予測プログラムに基づいて行う寿命予測データ収集処理を図14に示すフローチャートを用いて説明する。CPU121は、輝度チェック命令を取得したと判断すると(S11:図12参照)、USB回路218を介して、第1の寿命予測データ収集要求をLCDモニター11へ送信する(S1203)。第1の寿命予測データ収集要求とは、LCDモニター11に対してバックライトエージング・カウント値の送信を要求するものである。
CPU211は、バックライトエージング・カウント値を獲得したと判断すると(S1205)、バックライトエージング・カウント値が所定の値より大きいか否か、つまり所定時間を経過しているか否かを判断する(S1207)。CPU121は、バックライトエージング・カウント値が所定の値より小さい、つまり所定の時間を経過していないと判断すると、バックライトの輝度がまだ安定していないと判断し、以降の寿命予測データの取得を行わない。
一方、CPU121は、バックライトエージング・カウント値が所定の値より大きい、つまり所定の時間を経過していると判断すると、LCDパネル133の画面階調を所定の階調とする(S1209)。本実施例においては、RGBの各階調を255に設定する。
そして、CPU211は、第2の寿命予測データ収集要求をLCDモニター11へ送信する(S1211)。第2の寿命予測データ収集要求とは、LCDモニター11に対して現在の取得輝度(Ls)、現在のPWM値、及び現在の使用時間(T)の送信を要求するものである。
CPU211は、現在の取得輝度(Ls)、現在のPWM値、及び現在の使用時間(T)を獲得したと判断すると(S1213)、ハードディスク213から傾き情報(a)及びY切片情報(b)の値を取得する(S1215)。次ぎに、CPU121は、ステップS1213で取得した取得輝度(Ls)、PWM値、及びステップS1215で取得した傾き情報(a)及びY切片情報(b)の値を用いて、最大輝度の値(Lm)を算出する(S1217)。
そして、CPU121は、ステップS1217で算出した最大輝度の値(Lm)、ステップS1213で取得した使用時間(T)、取得輝度(Ls)を対応付けて、最新のデータとしてメモリ123へ記憶保持されている寿命診断ファイルへ記述する(S1219)。
6.3.寿命予測処理
次に、CPU121が寿命予測プログラムに基づいて行う行う寿命予測処理を図15に示すフローチャートを用いて説明する。CPU121は、寿命予測開始命令を取得したと判断すると(S13:図12参照)、USB回路218を介して、寿命予測要求をLCDモニター11へ送信する(S1403)。寿命予測要求とは、LCDモニター11に対して寿命予測に必要なデータである限界輝度(Lt)の送信を要求するものである。
CPU211は、USB回路218を介して、限界輝度(Lt)を取得したと判断すると(S1405)、寿命診断ファイルから、最も古いデータ(Lm(1)、Ls(1)、T(1))及び最も新しいデータ(Lm(n)、Ls(n)、T(n))を取得する(S1407)。
CPU121は、ステップS1407で取得した最も古いデータ(Lm(1)、Ls(1)、T(1))及び最も新しいデータ(Lm(n)、Ls(n)、T(n))に基づいて、初期最大輝度(Lm(0))及びレーマン係数(τ)の値を算出する(S1409)。なお、算出にあたっては、前述のレーマン式を用いる。
さらに、CPU121は、ステップS1409で算出した最大輝度(Lm(0))、レーマン係数(τ)、及びステップS1405で取得した限界輝度(Lt)を用いて、レーマン式に基づき限界輝度(Lt)となるまでの最大使用時間(Ts)を算出する(S141411)。CPU121は、ステップS1411で算出した最大使用時間(Ts)及びステップS1405で取得したT(n)に基づき、LCDパネル133のバックライト113に関する余命時間を算出する(S1413)。なお、上記各データの算出にあたっては、前述のレーマン式を利用する。
6.4.寿命予測時間表示処理
次に、CPU121が行う寿命予測結果表示処理を図16に示すフローチャートを用いて説明する。CPU121は、寿命予測結果表示命令を獲得したと判断すると(S15:図12参照)、USB回路218を介したUSB通信により、寿命予測結果表示要求をLCDモニター11へ送信する(S1603)。寿命予測結果表示要求とは、LCDモニター11に対して寿命予測結果を表示するために必要なデータである限界輝度(Lt)及び書誌事項の送信を要求するものである。ここで、書誌的事項とは、LCDモニター11の型番(タイプ)、製造番号等をいう。
CPU211は、目標輝度(Kt)及び書誌的事項を獲得したと判断すると(S1605)、メモリ123から余命時間を取得する(S1607)。また、CPU1211は、前回の測定結果を、メモリ123に記憶している寿命診断ファイルから取得する(S1609)。そして、CPU1211は、LEA(Life Expectency Analyzor)結果画面を生成する(S1611)。さらに、CPU211は、生成したLEA結果画面を表示出力回路131を介してLCDモニター11に送信する(S1613)。
寿命予測結果をLCDパネル133に表示したLEA結果画面の一例を図17に示す。LEA結果画面は、設定値表示領域A1、測定結果表示領域A3、履歴表示領域A5、書誌事項表示領域A7、および寿命グラフ表示領域A9を有している。
設定値表示領域A1には、限界輝度(Lt)の値が表示される。測定結果表示領域A3には、今回の寿命予測によって算出された余命時間、及びこれまでの使用時間が表示される。履歴表示領域A5には、過去に行った寿命予測の結果が表示される。書誌事項表示領域A7には、寿命予測の実行日、LCDモニター1のタイプ番号、メーカー名、モデル名、製造番号等の書誌的事項が表示される。
寿命グラフ表示領域A9には、算出したレーマン式に基づく寿命予測曲線が表示される。寿命グラフは、横軸を使用時間、縦軸を輝度(cd/m)としてる。また、寿命グラフには、今回及び過去に算出した最大輝度(Lm)及び取得輝度(Ls)が表示される。また、レーマンの式に基づく寿命予測は実線で、限界輝度(Lt)は点線で表示される。
[その他の実施例]
(1)ハードウェア構成
前述の実施例1においては、LCDモニター11及び寿命予測装置21によって寿命予測システムを構成するとしたが、これに限定されない。例えば、寿命予測装置21が有する機能を全てLCDモニター11が有するようにしてもよい。
また、前述の実施例1においては、1つのLCDモニター11に対して1つの寿命予測装置21によって、寿命予測システムを構成したが、これに限定されない。例えば、1つの寿命予測装置21に対して複数のLCDモニター11を対応させるようにしてもよい。これにより、寿命予測装置21において、複数のLCDモニター11の寿命管理が可能となる。
(2)取得輝度(Ls)の取得方法
前述の実施例1においては、取得輝度(Ls)をLCDパネル33の外部に設けられた光センサ115を介して取得した。しかし、取得輝度(Ls)を得ることができるのであれば、これに限定されない。例えば、光センサをLCDモニターの内部に設けるようにしてもよい。この場合、光センサは、バックライト113の裏側に設けられる。このように、光センサを内部に設けることによって、ユーザに対して、外部に光センサが設けられることによる視認性等の影響をなくすることができる一方、バックライトの輝度を直接得ることができない。そこで、光センサを介して取得したAD値に対して、所定の補正を加えて、取得輝度を算出する。具体的には、特願2003−389900((株)ナナオ)の開示された技術を用いればよい。
LCDモニターがモノクロモニターの場合、実施例1におけるメモリ123が記憶保持するデータに加えて、自己補正用輝度データ、自己補正用ADデータ、自己補正用階調データ、及びLUT(Look Up Table)を用いる。自己補正用輝度データとは、ブライトネスが最大(100%)時におけるLCDパネル33の表面ほぼ中央部の輝度(LMH)及びブライトネスが最小(0%)時におけるLCDパネル33の表面ほぼ中央部の輝度(LML)をいう。また、自己補正用ADデータとは、ブライトネスが最大(100%)時における光センサ115’の出力値(AD)及びブライトネスが最小(0%)時における光センサ115’の出力値(AD)をいう。
自己補正用階調データとは、入力レベル毎にLCDパネル33を輝度計で輝度測定した結果を、白に相当する輝度で正規化したデータをいう。これにより、白の輝度を基準にLCDパネル33の中間階調の輝度比を求めることが可能となる。
LUTとは、入力レベル(階調)と出力レベル(階調)との対応関係を記述したテーブルをいう。
取得輝度(Ls)の算出は以下のようにして行う。
Figure 0004372733
ここで、バックライト輝度とは、最大入力レベルに対して、LUTが最大と設定している輝度という。また、最大LUTに相当する自己補正用階調データとは、最大入力レベルに対応する自己補正用階調データをいう。
また、バックライト輝度は以下のようにして、算出する。
Figure 0004372733
なお、ADは、取得輝度(Ls)の算出時に取得した光センサのAD値をいう。
さらに、カラーモニターの場合は、モノクロモニターで使用した各データに加えて、Rべた、Gべた、Bべた輝度の割合を示すデータ(RR、GR、BR)を使用する。なお、LUTはRGB各色について用意する。
取得輝度(Ls)の算出は以下のようにして行う。
Figure 0004372733
なお、バックライト輝度の算出においては、モノクロモニターの場合と同様にして算出する。また、カラーモニターを使用する場合には、色設定温度(例えば、)によって、使用するLMH、LML、AD、ADの値を変更するようにしてもよい。
(3)データの収集
前述の実施例1、2においては、LCDモニター1の電源がオンとなってから、バックライトオン・カウント値が所定の時間を経過するまでは、データ収集を行わないこととした。しかし、PWM値等のデータが安定するのであれば、所定の時間が経過する前にデータ収集を行うようにしてもよい。
(4)PWM値
前述の実施例1においては、PWM値を用いてバックライト113の寿命予測を行うこととした。しかし、インバータ回路111を制御できるものであればこれに限定されない。例えば、バックライト113の明るさを一定に制御するためにインバータ回路111に与えられる電圧値であってもよい。この場合、電圧値をPWM値に変換するテーブル等を用意するようにしてもよい。さらに、電圧値により寿命を予測することが可能な関数を用いるようにしてもよい。
(5)予測寿命結果の表示
前述の実施例1においては、予測寿命時間を表示するものとしたが、予測寿命時間の表示とともに、もしくは代わって、予測寿命時間に基づくLCDモニターの使用計画を表示するようにしてもよい。例えば、ユーザがLCDモニターを使用する期間を入力することによって、その期間内までLCDモニターを使用するための1日の使用時間等を算出し、表示するようにすればよい。
また、前述の実施例1においては、レーマンの式をグラフとして表示するものとしたが、算出した最大輝度等のデータのみをグラフに表示し、ユーザが表示されたデータ値から寿命曲線を予測できるようにしてもよい。これにより、人間の知識を有効に活用した寿命予測が可能となる。
さらに、グラフに表示したレーマンの式を一部修正できるようにしてもよい。この場合、マウス等によって、表示されたレーマンの式を修正できるようにすればよい。これにより、人間の知識を有効に活用した寿命予測が可能となる。
(6)輝度自動補正処理
前述の実施例1においては、輝度自動補正処理を特許第3193315に基づいて行うものとしたが、輝度自動補正処理を行えるものであればこれに限定されない。
本発明における液晶表示装置の機能ブロック図である。 液晶表示装置の寿命予測システム1のハードウェア構成を示した図である。 LCDモニター11のハードウェア構成を示した図である。 寿命予測装置21のハードウェア構成を示した図である。 PWM値とバックライトの明るさ(輝度)との対応関係を示した図である。 寿命診断ファイルを示した図である。 LCDモニター1のCPU121が行う動作の概要を示したフローチャートである。 輝度自動補正処理を示したフローチャートである。 使用時間計測処理を示したフローチャートである。 エージング時間計測処理を示したフローチャートである。 データ提供処理を示したフローチャートである。 終了処理を示したフローチャートである。 寿命予測装置21のCPU211が行う動作の概要を示したフローチャートである。 寿命予測データ収集処理を示したフローチャートである。 寿命予測処理を示したフローチャートである。 寿命予測結果表示処理を示したフローチャートである。 LEA結果画面を示した図である。
符号の説明
M1・・・・・液晶表示装置の寿命予測システム
M11・・・・・液晶表示装置
M21・・・・・寿命予測装置M
m10・・・・・液晶表示部
m11・・・・・照明部
m13・・・・・測定部
m15・・・・・制御情報生成部
m17・・・・・照明制御部
m19・・・・・提供部
m21・・・・・獲得部
m23・・・・・最大値算出部
m25・・・・・寿命予測部
m27・・・・・寿命予測結果表示部
m29・・・・・補助記憶部

Claims (11)

  1. バックライトの輝度を測定する輝度測定部、
    前記輝度測定部が測定した輝度測定値に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を算出する輝度制御部、
    前記インバータ回路駆動制御値に基づいて、前記バックライトを発光させるインバータ回路、
    を備えた液晶表示装置において、
    前記輝度測定部によって予め設定された初期状態で測定した輝度を前記初期状態の最大輝度との比で表した輝度比と前記インバータ回路駆動制御値との相関関係を表す相関関係データを記憶する補助情報記憶部、
    前記補助情報記憶部から読み出した前記相関関係データ、寿命予測時におけるインバータ回路駆動制御値および輝度測定値から、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を求める最大輝度予測部、
    前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する寿命予測部、
    を有する液晶表示装置。
  2. 互いにデータの送受信が可能なようにネットワークを介して接続された液晶表示装置および寿命予測装置を有する液晶表示装置の寿命予測システムにおいて、
    前記液晶表示装置は、
    バックライトの輝度を測定する輝度測定部、
    前記輝度測定部が測定した輝度測定値に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を算出する輝度制御部、
    前記インバータ回路駆動制御値に基づいて、前記バックライトを発光させるインバータ回路、
    前記インバータ回路駆動制御値を提供する提供部、
    を有し、
    前記寿命予測装置は、
    前記制御情報を獲得する獲得部、
    前記輝度測定部によって初期状態で測定した輝度を前記初期状態の最大輝度との比で表した輝度比と前記回路駆動制御値との相関関係を表す相関関係データを記憶する補助情報記憶部、
    前記補助情報記憶部から読み出した前記相関関係データ、寿命予測時におけるインバータ回路駆動制御値および輝度測定値から、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を求める最大輝度予測部、
    前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する寿命予測部、
    を有すること、
    を特徴とする寿命予測システム。
  3. 請求項1に係る液晶表示装置または請求項2にかかる寿命予測システムのいずれかにおいて、
    前記インバータ回路駆動制御値は、実効電圧を特定する値であること、
    を特徴とするもの。
  4. 請求項3に係る液晶表示装置または寿命予測システムにおいて、
    前記実効電圧を特定する値は、PWM値であること、
    を特徴とするもの。
  5. 請求項3に係る液晶表示装置または寿命予測システムにおいて、
    前記実効電圧を特定する値は、電圧値であること、
    を特徴とするもの。
  6. バックライトの輝度を測定する輝度測定部と、前記輝度測定部が測定した輝度測定値に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を算出する輝度制御部と、前記インバータ回路駆動制御値に基づいて、前記バックライトを発光させるインバータ回路とを備えた液晶表示装置における最大輝度予測方法であって、
    前記輝度測定部によって初期状態で測定した輝度を前記初期状態の最大輝度との比で表した輝度比と前記インバータ回路駆動制御値との相関関係を表す相関関係データを記憶しておき、
    前記補助情報記憶部から読み出した前記相関関係データ、寿命予測時におけるインバータ回路駆動制御値および輝度測定値から、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を求めること、
    を特徴とする液晶表示装置の最大輝度予測方法。
  7. 請求項6に係る液晶表示装置の最大輝度予測方法において、
    前記インバータ回路駆動制御値は、PWM値であること、
    を特徴とする液晶表示装置の最大輝度予測方法。
  8. 請求項6に係る液晶表示装置の最大輝度予測方法において、
    前記インバータ回路駆動制御値は、電圧値であること、
    を特徴とする液晶表示装置の最大輝度予測方法。
  9. 液晶表示装置の寿命予想方法であって、
    前記液晶表示装置は、バックライトの輝度を測定する輝度測定部、前記輝度測定部が測定した輝度測定値に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのインバータ回路駆動制御値を算出する輝度制御部、および前記インバータ回路駆動制御値に基づいて、前記バックライトを発光させるインバータ回路を備えており、
    前記輝度測定部によって初期状態で測定した輝度を前記初期状態の最大輝度との比で表した輝度比と前記インバータ回路駆動制御値との相関関係を表す相関関係データを記憶しておき、
    前記補助情報記憶部から読み出した前記相関関係データ、寿命予測時におけるインバータ回路駆動制御値および輝度測定値から、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を求め、
    前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間を計測しておき、前記累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測すること、
    を特徴とする液晶表示装置の寿命予想方法。
  10. 液晶パネルに対して照射光を提供するバックライト、
    前記バックライトの輝度を測定し、測定情報を生成するフォトセンサ、
    前記測定情報に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのPWM値を算出する輝度制御部、
    前記PWM値に基づいて、前記バックライトの明るさを前記設定値に制御するインバータ回路、
    前記PWM値の変化分に対する前記バックライトの明るさの変化分の比である傾き情報および前記PWM値を0としたときの前記バックライトの輝度の値である切片情報を記憶する補助情報記憶部、
    前記PWM値、前記傾き情報および前記切片情報に基づいて、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を算出する最大値算出部、
    前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する寿命予測部、
    を有する液晶表示装置。
  11. 互いにデータの送受信が可能なようにネットワークを介して接続された液晶表示装置および寿命予測装置を有する液晶表示装置に寿命予測システムにおいて、
    前記液晶表示装置は、
    液晶パネルに対して照射光を提供するバックライト、
    前記バックライトの輝度を測定し、測定情報を生成するフォトセンサ、
    前記測定情報に基づいて、前記バックライトの輝度を所定の設定値に制御するためのPWM値を算出する輝度制御部、
    前記PWM値に基づいて、前記バックライトの明るさを前記設定値に制御するインバータ回路、
    前記測定情報および前記PWM値を提供する通信部、
    を有し、
    前記寿命予測装置は、
    前記測定情報および前記PWM値を獲得する獲得部、
    前記PWM値の変化分に対する前記バックライトの明るさの変化分の比である傾き情報および前記PWM値を0としたときの前記バックライトの輝度の値である切片情報を記憶する補助情報記憶部、
    前記PWM値、前記傾き情報および前記切片情報に基づいて、前記寿命予測時における前記バックライトが提供し得る寿命予測時最大輝度を算出する最大値算出部、
    前記初期状態から前記寿命予測時までの累積使用時間および前記寿命予測時最大輝度に基づいて、前記照明部の寿命を予測する寿命予測部、
    を有すること
    を特徴とする液晶表示装置の寿命予測システム。
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