JPS6166194A - 使用済み燃料の貯蔵キヤスク - Google Patents

使用済み燃料の貯蔵キヤスク

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JPS6166194A
JPS6166194A JP60193294A JP19329485A JPS6166194A JP S6166194 A JPS6166194 A JP S6166194A JP 60193294 A JP60193294 A JP 60193294A JP 19329485 A JP19329485 A JP 19329485A JP S6166194 A JPS6166194 A JP S6166194A
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オクタヴイオ・ジヨージ・マシヤドウー
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
    • G21F5/005Containers for solid radioactive wastes, e.g. for ultimate disposal
    • G21F5/008Containers for fuel elements
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉から取り出された使用済み燃料を長期
間貯蔵する技術に関し、特に、使用済み燃料を支持し目
、つ該使用済み燃料から発生した熱を散逸させる格子状
の連続バスケット組立体を有する使用済み燃料貯蔵キャ
スクに関するものである。
このようなキャスクに課される要求はどちらかと言えば
厳しいものである。キャスクは長期間貯蔵中の化学作用
に対して抵抗性がなければならない。また、キャスクは
、手荒な扱いを受けたり落下のような事故に会ったりし
ても、長期間の貯蔵中に及び搬送中に小さな裂開酸は割
れ目といえども生じないように、機械的に十分頑丈でな
ければならない。更に、キャスクは使用済み燃料によっ
て発生された熱を周囲の環境に伝達しうろことが必要で
あり、且つそれにも拘わらず使用済み燃料によって発生
ずる放射線から周囲の環境を遮蔽しなければならない。
ジルコニウム合金製のハウジングの劣化を防ぐために、
使用済みの燃料棒の温度は例えば375℃というような
最高温度以下に維持しておく必要がある。また、キャス
ク内で連鎖反応が持続できないように確保にするため、
即ち実効臨界係数Keffを1以下に保って自己持続反
応が確実に起きないようにするための措置が講じられて
いなければならない。
従って、本発明の主な目的は、核分裂生成物及び放射線
が周囲の環境に逃げるのを防止すると共に、内部に収容
した使用済み燃料から発生ずる熱を散逸させる、機械的
に頑丈な貯蔵キャスクを提供することである。
この目的から、本発明は、内部に空所を有すると共に、
頂部と、床部を画定する底部と、該頂部及び底部間に延
在する側壁とを有する容器から構成される、使用済み燃
料を長期間貯蔵するためのキャスクにおいて、前記空所
内には、複数の金属板を含む格子状のバスフッ1〜組立
体が配設されていて、該金属〜板が互いに一緒に接合さ
れて前記使用済み燃itを収容する貯蔵スペースのマト
リックスを造っており、また、温度変化に応動して前記
バスケット組立体が前記側壁に関して動くのを許容しな
がら、熱を前記バスケット組立体から前記側壁に伝達す
るための伝達手段が設けられていることを特徴とするも
のである。
セルの壁の少なくとも幾−ノかは、ラッパ一部分によっ
て支持された炭化ホウ素その他の゛中性子毒物°′から
なるシートを有しており、該ラッパ一部分には、中性子
毒物か存在することを目視て確認しうるように、また、
使用済み燃料をキャスク内に装荷する時にほう酸水の排
水が容易なように、開口を設けることができる。貯蔵ス
ペースが自回乃至統合された形態の燃料を貯蔵するのに
使用されるのなら、燃料集音体を受は容れるセルの代わ
りに、燃料棒を収容する合同乃至統合容器を貯蔵スペー
ス内に置くことができる。
本発明は、添付図面に例示したその好適な実施例に関す
る以下の説明から一層容易に明らかとなろう。
第1図は原子炉に核燃料を供給するための代表的な燃料
集合体20を示している。この燃料集音体20は下部ノ
ズル22及び−に部ノズルZ4を有しており、両ノズル
間に細長い燃II棒26が設けられている。
各燃料棒26は、商業的に入手しうる [ジルカロイ一
4」のようなジルカロイ合金から造られた円筒形ハウジ
ングを有しており、U−235が濃縮された核分裂性燃
料のペレットが装填されている。燃料棒26のアッセン
ブリ内には、下部ノズル22及び上部ノズル24間にお
いて管状の案内体く図示せず)が配設されており、可動
に装着された制御棒(図示せず)、計装器具(図示せず
)を収容している。これ等の管状案内体の両端は下部ノ
ズル22及び」一部ノズル24に取着されていて、下部
ノズル22及び」1部ノズル24に固着されるのではな
い燃料棒26の支持骨組体を形成している。格子部材2
8はセルを有し、該セルを通って燃料棒26及び管状案
内体が延長し一緒に束ねられている。加圧水型原子炉用
に商業的に入手しうる燃料集合体は、特定の設計に応じ
て179〜264本の燃料棒を含んでいる。代表的な燃
料集合体は長さが約4 、1 t*、幅が約19.7c
o+、重量が約585に、であるが、これ等の諸元は燃
料集合体の設計毎に変わるものであることを理解された
い。
加圧木型原子炉中における約3年の供用寿命後、燃料集
合体20のU−235濃縮度は劣化している。更に、種
々の半減期を有する多種の核分裂生成物が燃料棒26中
に存在する。これ等の核分裂生成物は、燃料集合体20
を原子炉から取り出した時に強い放射線と熱とを出ずの
で、短期間の貯蔵のため、水に溶解したホウ素塩(以下
、はう酸水という)を含むプールに移される。このプー
ルは第2図において符号30て表されている。
プール30は代表的には深さがi2.2+nである。フ
−ル30の底部で位置決めされた多数の使用済み燃′f
−]ラック32は、燃料集音体20を垂直に収容する貯
蔵スペース34を備えている。
燃料集合体20がプール30内に貯蔵されている期間中
、燃料棒26内の使用済み燃料の組成が変化する。短い
半減期を有する同位元素が崩壊し、その結果、相対的に
長い半減期を有する核分裂生成物の割合が増加する。従
って、燃料集合体20によって発生される放射線及び熱
のレベルがある期間の間に比較的急速に低減し、最終的
には、熱及び放射線が非常にゆっくり減じる状態に達す
る。しかし、この低減レベルであっても、その後、燃料
棒26は信頼性ある態様で不定期間環境から隔離されて
いなければならない。
乾式貯蔵キャスクは使用済み燃料の長期間貯蔵の一つの
形式である。各燃料集合体20から発生される熱が、多
分プール30内において10年貯蔵した後、1燃料集合
体当たり0.5〜1,0キロワツトというような所定鰻
に低下したら、開放しているキャスクを受台36まで降
ろす。遠隔制御によって使用済み燃料をキャスクまで搬
送し、その後キャスクを封止し、はう酸水を排水する。
しかる後、キャスクをプール30から取り出して、長期
間貯蔵のため地」二の貯蔵区域に運ぶ。
第9図を参照すると、本発明のキャスク38は内部に格
子状のバスケット組立体42を配設ぜしめたほぼ円筒形
の容器40から構成されている。格子状のバスケット組
立体42は、垂直に配置された整理棚のマトリックスに
似た形状に作られた、貯蔵スペース44の配列を有して
おり、各貯蔵スペース44がセル46を収容している。
燃料集合体zOは貯蔵のためセル46内に置かれる。
続いて第9図を参照して、容器40は、M2Oを受は入
れるような形状に作られた頂部を有する本体部48を含
んでいる。本体部48内に設けられた空所51は、長期
間貯蔵の間実質的に水平である底部55から立ち上がる
実質的に円筒形の側壁53を有する。
本体部48及び蓋50は炭素鋼部分52を有し、そこに
ステンレス鋼からなる被覆N54が取着されている。
炭素鋼部分52は厚さが約25 c mてあり、周囲の
環境をガンマ線から守るように機能する。被覆層54は
本体部48に例えは次のようにして取着することかてき
る。即ち、本体部48をターンテーブル−Lに置き、タ
ーンテーブルを回転させながら、ステンレス鋼溶接棒を
使用して内部の回りに連続的なスパイラル路を溶接する
ことにより、本体部48の底部55及び側壁53を完全
に覆うステンレス鋼表面を形成する。炭素鋼部分52、
本体部48及びi5Qの外側には、樹脂てよい7.0c
tnの厚さの中性子吸収物質からなる層56か設けられ
ている。この中性子吸収物質56として使用するのに適
当な樹脂は原料番号−7= N、S、−3としてアメリカ合衆国のビスコ・プロダク
ツ社(Bisco Proclucts T nc、)
から商業的に入手できる。中性子吸収物質56を囲んで
いるのは、周囲の環境からキャスク38を保護するため
のステンレス鋼外N5+3である。また、キャスク38
は、周囲の環境による化学作用から保護するように処理
されているのが好ましい炭素鋼からなる冷却フィン60
を有する。冷却フィン60は炭素鋼部分52に溶接され
ており、中性子吸収物質56及び外層58を貫いて延び
ている。この実施例においては、キャスク38は高さが
約4 、8 mであり、冷却フィン60を除く外径が約
2 、5 toである。使用済み燃料が装填されている
時には、キャスク38は10万Kg以」−の重量を有す
る。
図示していないが、取り扱いを容易にするために本体部
48の頂部及び底部に一対のトラニオンを取着しておく
ことが有利である。
第3図において、格子状のバスケット組立体42は大き
な金属性の主板62.64.66.68.70.72.
74.76.78及び80を有する。これ等の板は、高
さが約3.7+n、厚さが約2.0cmのアルミニウム
板から製作しうる。第4図を参照すると、例えば板66
の底部には下向きに配向された5つのスロット82が設
けられていて、該スロワl−82が板66の底部を6つ
の部分に分割しており、これ等の部分の各々が1つの貯
蔵スペース44の4つの側壁83(第3図)の一つの一
部分を形成する。同しような仕方で、例えば板76の」
三方部分は上方に延びる5つのスロット84を有する。
板66にあるスロット82も、板76にあるスロット8
4も約26 、3 c m離れており、明らがなように
、こめような寸法にすると中心間が約26.3ctnm
れた貯蔵スペース44が作られる。組み立ての間、板6
Z、64.66.68及び70を板72.74.76.
78及び80に対して90°の角度に保持し、次いてス
ロット82をスロット84中に挿入して、板の全長に互
って延びる交差部が造られる。これ等の板は交差部の両
側に沿って全長すみ肉溶接によって接自されるので、各
交差部に沿って延びる2本の溶接部が存在する。これは
第5図に最も良く示されており、第5図においては、例
えば溶接部86が板68及び78によって形成された交
差部に沿って対向して設けられている。
第3図に戻って、小さな副板88は主板66の一端に溶
接され、副板90は他端に溶接されている。同様に、副
板92は主板76の一端に溶接され、副板94は他端に
溶接されている。副板96は主板62及び72の交差部
で溶接され、副板98は主板62及び80の交差部で溶
接され、副板100は主板80及び70の交差部で溶接
され、副板102は主板70及び72の交差部で溶接さ
れ、副板103は主板64.68.74及び78に溶接
されている。
次に第5図及び第6図を参照してセル46について説明
する。セルのパネルを支持するため、タブ104が交差
部の近くで板に溶接されている。厚さが約、25cmの
ステンレス鋼からなるパネル部分106は湾曲していて
、タブ104間を滑動可能に延びるセル壁107及びフ
ランジ108を造っている。貯蔵中、燃料集合体20間
の間隔を維持するために、セル壁107は燃料集合体2
0の側辺に接触して同燃料集合体20を貯蔵スペース4
4内の所定位置に位置決めさせている。好適な実施例に
おいては、燃料集合体20は貯蔵スペース44内の中央
に位置決めされ°Cおり、また、便宜上、燃料集音体は
セル壁107によって貯蔵スペース44内の中央に位置
されていると言うが、これは他の一様な位置決めパター
ンを排除するものではない。燃料集合体を中央に位置さ
せるためにセル壁107が貯蔵スペース44中に突入す
る距離は、セル46に囲まれる特定の燃料集音体の寸法
によって決定される。厚さが約、076c+nのステン
レス鋼ラッパ一部分1.10は炭化ホウ素のような中性
子毒物のシート112を支持するためのパネル部分10
6に溶接されている。幅が約19 c m、厚さが約1
9c+nのシート112は、燃料集合体をキャスク38
に装荷している間キャスク38がプール30内にある時
に、燃料集合体20から放出される中性子を減速するた
めに存在する。このシート112は、連鎖反応の可能性
を減少させるべく臨界係数Keffを1以下に維持する
ように助成している。即ちシー1へ112及び間隔は、
原子炉内に在る時には連鎖反応を促進するように勿論設
計されている燃料集音体20間の核的相互作用を制限す
る。装荷過程中にキヤスク38からほう酸水を排水した
後にシー1−112がその目的を遂行したことに気付く
のは価値がある。何故なら、その後は連鎖反応の可能性
が減少するからである。諸ステンレス鋼部材の厚さ及び
中性子毒物質に関する上述した詳細はここに開示した他
のセル実施例の特徴てあり、繰り返す必要はない。
所望ならば、ラッパ一部分110に開口114を設けて
、シート112が存在することを目視で確認したり、キ
ャスク38を排水する時にほう酸水が出易いようにする
ことができる。排水中、キャスク38内の温度はほう酸
水の沸III温度まて上昇するので、長い乾燥時間は必
要ない。
続いて第6図を参照して、パネル部分106は延長部1
16を有する。該延長部116は、パネル部分106を
据え付けた時に格子状のバスケット組立体42を越えて
延長し、湾曲してフランジ118を造る。
第7図を参照して、プレース部材120は格子状バスケ
ット組立体42を越えて延長するセル46の部分を支持
するために延長部116に溶接されている。
第7図から諒解されるように、フランジ118はキャス
ク38を装荷する時に燃料集音体20をセル46内に案
内するため漏斗状に造られている。
第8図は格子状のバスクツl−組立体42内に据え付け
られたセル46を示ず。セル46はバスケット組立体4
2の下方部分122においてのみ該バスケット組立体4
2に機械的に取着されているので、パスゲット組立体4
2及びセル46の上方部分は、セル46及びバスケット
組立体42間の熱膨張係数の差を吸収するために、互い
に関して動きうる。バスケット組立体42及びセル46
間の膨張差は、キャスク38の使用中における温度範囲
内において2cmもしくはそれ以上の量に達する。第8
図から分かるように、中性子毒物質のシート112及び
ラッパ一部分110のないパネル部分106は、板74
.78及び62間の2つのセル46の各々の1つの壁を
造る。この理由はセルの壁がバスケット組立体42の周
囲にあるからであり、その結果、臨界質量を避けるため
に、これ等のセルで発生し容器40へ直接に飛走する中
性子を減速する必要がない。同様の仕方で、板64.6
日及び72によって境界されたセル46の外壁と、板7
4.78及び70によって境界されたセル46の外壁と
、板64.68及び80によって境界されたセル46の
外壁とをラッパ一部分+10及び中性子毒物質のシート
112のないパネル部分106によって造ることができ
る。
第10図はキャスク38内に装着される格子状のバスケ
ット組立体42を示しており、該バスケラ1へ組立体4
2内には、燃料集自体20を受は入れる貯蔵スペース4
4を与えるためにセル46が据え付けられている。本発
明に従って、キャスク38及びバスゲット組立体42は
別個に製作されている。(ラッパ一部分110又はシー
ト112なしにパネル部分106のみによって形成され
る、バスケット組立体42の周囲にある8つのセル壁を
除いて)セル46は格子状のバスケット組立体42内に
据え付けられており、そしてバスゲット組立体42がキ
ャスク38内に挿入される前に、後述するステンレス鋼
のチャンネル部分が板64.66.68.74.76.
78及び96.98.100及び102の突出端に取着
される。チャンネル部分を受は入れるステンレス鋼被覆
層54の部分は平滑な表面を与−えるように機械仕」−
けし、その後、チャンネル部分か取り付けられているか
永久的には接合されていないバスゲット組立体42がキ
ャスク38に挿入される。次いて全長ずみ肉溶接(溶接
ロボットによって付けるのが好ましい)を使用してチャ
ンネル部分をキャスク38に永久的に取着し、その後か
らパネル部分106のみによって形成された8−)の周
辺セル壁を据え(−f′ける。チャンネル部分を溶接す
るためのスペースがあるように、こil等の8つのセル
壁グ)据え付けはこのような仕方で遅らされている。ハ
スゲット組立体42を据えず一目′フる前というより、
むしろ後にチャンネル部分を溶接することは、関連しl
コ精密公差のため、部分的に据え付けている間にバスゲ
ラI−41立体42がトに浮いてしまう可能性を排除す
る。
第11図、第12図及び第13図を参照して、チA・ン
ネル部分によるキャスク38へのバスケラ1〜朝立「本
42の結きについて詳柑に説明する。これ等グ)図面は
3個のかかる結合のみを示しているか、実際には合W1
16個の結合が存在しており、これ等の結合の各々が第
11図〜第13図の一つに従って行なわれる。
第11図において、細長いチャンネル部分く伝達手段)
〕24は全長すみ自溶接部126を介してキャスク38
の側壁53に取着されている。チャンネル部分124は
、板66の厚さよりも若干幅が広いほぼU形のチャンネ
ル128を有していて、狭い隙間130を与えており、
該隙間130は各側で等しければ多分。
025〜.05 c +nの幅である。しがし、隙間1
30は対称である必要はなく、板66がチャンネル12
8の一方の側に接触していても、何等悪い結果は生じな
い。
キャスク38を封止する前に、熱を狭い隙間を通して伝
達するヘリウムのような不活性ガスでフラッディングす
ることが好ましい。しかし、窒素のようなその他の不活
性ガスを使用することができ、また、キャスクの特性は
空気でも利用可能である。
また、チャンネル128の端にはスペース132があり
、これによりチャンネル部分124が種々の温度でのキ
ャスク38及びバスケット組立体42の膨張差による板
66の寸法変化を吸収できるようにしてぃる。
第12図は、板64の縁を収容するためキャスク38の
内壁53に溶接された細長いチャンネル部分134を示
しており、第13図は、板96を吸収するためキャスク
38の内壁53に溶接された細長いチャンネル部分13
6を示している。第11図の場きのように、板とチャン
ネル部分との間には狭い隙間]30があって、これ等の
隙間が特にヘリウム雰囲気中における熱伝達に対して殆
ど障害にならず、また、諸要素間の膨張差を吸収するス
ペース132がある。
使用済み燃料をキャスク内に貯蔵の準備をしているとき
のほう酸水の除去を容易にするためには、キャスク38
の底部又は床部55より」一方にバスタフ1〜組立体4
2を持ち」二げることが望ましい。この持ぢ上げを行う
ために、第14図は、板66を持ちにけるべくチャンネ
ル部分124の下方部分138がソリッドであるとして
図示している。勿論、その池のチャンネル部分の下方部
分も同様な形状に遣られている。或は、格子状のバスケ
ット組立体42の板は排水用の切欠きを倫えていてよい
。第15図は、排水用の切欠き143を備える板]40
及び142を図示しており、この板はそれぞれ第4図の
板66及び76に相当する。
第16図及び第17図はセルの別の実施例を示している
。前述の実施例と違って、第16図及び第17図の実施
例はタブ104を必要としない。これは、貯蔵スペース
44における利用可能な空間か効果的に増大され、燃料
集会体20の貯蔵に使用される同じバスケット組立体4
2を使用して燃料を統合乃至合同状態で貯蔵できるので
、有利である。統合貯蔵のためキャスク38を使用する
ことについては以下に説明する。
第16図及び第17図を参照して、セル144は、隅角
部150によって結合された壁部148を有する中空の
ステンレス鋼シェル部材146を含んでいる。
他のセル実施例のように、セル144内に貯蔵すべき特
定の燃1′51集合体に応じて、壁部148により画成
される横断面積が決まる。隅角部150はバスケット組
立体42のその板の交差部近くて接触する。
中性子毒物のシー1〜154を支持するなめ、4枚のス
テンレス製ラッパ一部分152が隅角部150間のシェ
ル部材146に溶接されている。所望ならは、はう酸水
の排水を容易にするように、及びシート154か存在す
ることを確証するように、ラッパ一部分152は開口を
有していてよい。第16図及び第17図の実施例におい
ては、バスケット組立体42より上方に延びるセル14
4の部分を支持するためにプレース部材120は必要な
いが、その理由は、この領域における支持が隅角部15
0によって与えられるからである。しかし、壁部148
の上端は外側に湾曲してフランジ156を形成しており
、該フランジか燃料集11420をセル内に案内するだ
めの漏斗状通路として機能している。前述の実施例の場
合のように、セル144は底端122でバスケット組立
体42に取着され、種々の温度でのバスケット組立体4
2に関するセル144の膨張差を許容することができる
しかし、セル144をハスケラ■・組立体42に取着す
る代わりに、セル底部を床部55上に直接置くことによ
っても膨張差を許容することがてきる (この場合、第
15図の切欠き143に類似する排水用切欠きを設ける
I\きである)。この代替例には勿論利点があり、それ
は、バスケラI・組立体42が容器40内に据え付けら
れる前にバスケラ1〜組立体42内にセル144を入れ
なくてよいので、製造の際にキャスク38を特定の寸法
を有する燃1−1集合体20の貯蔵専用にする必要がな
いことである。特定の燃料集合体20に適する内部寸法
を有するセル144はキャスク38を製作した後に据え
付けることができ、或は、燃料を後述するように統合状
態で貯蔵すべきなら全く省略することができる。従って
、キャスク38は特定の貯蔵用途のために製作する必要
はなく、これは明らかにキャスクの融通性に貢献する因
子である。
便宜上、燃料を統合状態て受けるようにキャスク38を
製作できるように、キャスク38を製作した後にキャス
ク内に容易に据え付けることができるセル、或は燃料集
合体20の貯蔵後にキャスク38から容易に収り出せる
セルは、′”取り出し自在″のセルと見なずことにする
。セル144は貯蔵スペース44の中へ或は外へ容易に
滑動させることができるので、製造の際にハスケッ1〜
組立体42に永久的に据え1目′)られていな(Jれば
、該セル144は収り出し自在のセルである。
次に第18図及び第19図を参照して、別の取り出し自
在のセルの実施例について説明する。この実施例では、
貯蔵スペース44内においてセルを中心に位置決めする
ために、セル壁面−ににスペーサ部材を有している。こ
れ等の図において、セル158は4つの側壁を有するス
テンレス鋼製胴部160を含んでおり、この胴部160
の上端には燃料集合体20をセル内に案内するフランジ
161か設けられている。胴部160にはステンレス鋼
製ラッパ一部分162が溶接されていて、胴部160と
ラッパ一部分162との間に中性子毒物のシー?−1,
66を支持するようになっている。この実施例のスペー
サ部材は、胴部]66の上端近くにあるディンプル部分
168と、ラッパ一部分162に沿って種々の高さに配
置されたディンプル部分170とから形成されている。
セル158の底端は前述した態様でバスケツ1〜組立体
42の下端122にポルl−締め或は溶接により取着す
ることができ、或は第22図及び第23図に示すように
支持部材」二に単に載置してもよい。
第22図及び第23図において、ステンレス鋼支持部材
172は、バスケット組立体42の板の底部を収容する
ため、交差する通路173を備えている。第22図にお
いて、板66及び76はそれ等の交差部で支持されてお
り、また、板の他の交差部も支持を与えられていること
は明らかである。支持部材172はキャスク38の床部
55てはなくバスケット組立体38に溶接されており、
これにより、バスケラI・組立体38に関するキャスク
38の膨張差を許容するにも拘わらず、使用済み燃料を
装荷している時のキャスク38からのほう耐水の排水を
容易にするためにキャスク38の床部の上方にバスケッ
ト組立体42を支持する。支持部材172はフランジ1
74を備え、該フランジ174に、貯蔵スペース44に
挿入された後のセル158の下端が載っており、また、
支持部材172は傾斜壁175を備えていて、該傾斜壁
175が、セルを挿入する時に該セルを中心に位置決め
すると共に下端をフランジ]74に向がって案内する。
こめようにして、ティンプル部分168、ティンプル部
分170及びフランジ174がポルl−締めや、溶接や
、クランプ止めをすることなくセル】58をバスケット
組立体42内に適切に位置決めする。
第20図の実施例は、ディンプル部分168が胴部17
8に溶接されたスペーサ部材176に代わっている点を
除いて、第18図及び第19図の実施例に類似している
。第20図には図示していないが、スペーサ部材もステ
ンレス鋼製ラッパ一部分179に溶接されている。勿論
、スペーサ部材176の厚さは、セルの横方向の支持を
与えながらハスゲラ1〜組立体42内へのセルの組7ノ
込みを容易にするように、ラッパ一部分178に溶接さ
れた諸部材よ、り厚くなっている。
第18図〜第20図の実施例とは異なって、第21図に
示した取り出し自在のセルの実施例は支持部[(172
又は床部55の上には載らない。代わりに、フック部1
82を有するステン1/ス鋼製スベーザ部((1,80
がステンレス鋼胴部184に溶接されている。
スペーサ部材180は、第20図の実施例におけるスペ
ーサ部材176の態様で、セルを貯蔵スペースの壁83
から離して中心に位置決めするだけでなく、セルをその
頂部近くて支持するのて、セルは底部から支持されると
いうよりもむしろ頂部から吊り下げられる。前述の実施
例と同様に、この実施例がバスケット組立体42に関す
るセルの膨張差を吸収することは明らがである。第21
図には図示していないが、ステンレス鋼製のラッパ一部
分186には複数のスペーサ部材が溶接されており、該
スペーサ部材が炭化ホウ素のような中性子毒物のシート
]88を支持する。
キャスク38に完全に燃料集合体20が装荷された時、
前述したセルの実施例は、中性子毒物を支持することに
よって、及び燃料集合体2oが適切に隔置されるのを確
保するためにバスケット組立体42により与えられた貯
蔵スペース44中に燃料集合体20を入れることによっ
て、はう耐水が排水される前の自己持続反応を防止する
。これ等のファクターは異常な状態の下でも臨界を防止
するのに十分=−24− である。第24図は、約10年間はう耐水のブール30
に貯蔵した後の燃F1集合体20を全部装荷された二V
ヤスク38内の、異常状態を仮定した臨界f糸数、即ち
中性子増倍率Kef fのグラフてあり、各燃料集合体
20は15X1.5本の燃ト1棒26の配列を存する。
第24図において、横軸は真水の密度r)ビr/c+n
3、即ちキャスク38内の液相の水及び気相の水の買足
をキャスクに収容することかできる液体の総量て割った
値を示している。明らかなように、密度D−10p(r
 / c m 3はキャスクが完全に溢水されているこ
とを示しており、この状態においては、中性子増倍率K
ef fはここに開示したセル(実線)と中性子毒物の
ないセル(点線)との双方について最も大きい。実線は
水の密度が最大の際でもKeff−0,95より下方に
あることが分かる。また、実線で示されているように、
中性子毒物を全てのセルから取り除いたとしても、キャ
スク38が半分以−1−真水で満たされている限り、K
effは10以下に維持される。特に、中性子毒物の存
在を11視て確認できるようにする開口がラッパ一部分
にあれば、この可能性は極端に少なくなり、キャスク3
8の特性を評価するための信するになる条件を与えない
。また、セルの全てに中性子毒物のシーI・がなく、キ
ャスクが真水ではなくほう耐水で溢水されているとすれ
ば、最大のKef fは約0183であろう。従って、
Keffは一つの異常状態(キャスクが真水で溢水され
ている)或は別の異常状態(全での中性子毒物のシート
かない)の下では0.95以下であり、また、双方の異
常状態がどういう理由にしろ同時に起こる単なる理論的
確立が臨界という結果になる。勿論、キャスク38内に
入るのはほう耐水だけであり、また、目視検査の機会が
あるのでセルが中性子毒物のシー1〜を適切に備えるこ
とを確実にする。中性子毒物のシードがあれば、キャス
ク38がほう耐水て溢水されているとき、Ke[fは約
0.74に達する。
燃料集合体が貯蔵されているときのKef fの値が、
どちらかと言えは同一の条件下で合同乃至統合形態で燃
料が貯蔵されているときの値より大きいことは、当該技
術分野において一般に認められている。この理由は、水
が中性子を低速にし、即ち熱化して、核分裂反応の確率
を増大させることと、きっちり詰まった燃利かさもなけ
れば水の入るスペースを実効的に排除することにある。
従って、貯蔵スペース44の幾分か或は全てが合同乃至
統合貯蔵のために使用されれは、キャスク38内のKe
ffは、95以下に留とまっている。
当該技術分野て既知のように、合同乃至統合貯蔵におい
ては、燃料棒26は燃料集合体20から収り出され、1
体の燃料集合体中の数よりも多い多数の燃料棒を保持す
る統合容器に入れられる。そグ)後、下部ノズル22及
び−に部ノズル24は、格子部材28のような燃料集合
体20の他の非燃料部分と共に、低レベル貯蔵設備に別
個に貯蔵できる。
第25図は使用済み燃料で満たされたステンレス鋼製の
統合容器を示ず。この容器190は、基部192と、上
端にカラー196を有する中空の本体部194と、容器
190を閉止するためカラー196にねじ200に、1
:り止着された蓋体198とから構成されている60ツ
ド204を支持するため棒202が蓋体198に溶接さ
れている。このロッド204は、容器190に使用済−
27= み燃料を装荷した後、該容器]90をキャスク38中に
巻」−機で降ろずためのフック(図示しない)を受ける
ために存在している。
続いて第25図を参照して、本体部194の外側には、
キャスク38内における容器190の横方向の支持を与
えるために、容器190をキャスク38内に据え付けた
ときに貯蔵スペース44の壁に接触する突出部206を
備えている。また、本体部194はほう耐水の通過を許
容する開口208を備えている。第25図において、燃
料棒206は開口208から見ることができる。
第27図は、2体の燃料集合体20から取り出した使用
済み燃料棒26を装荷した後の本体部194の上端を示
している。分割装置210は、本体部194の一部とし
て設けられていて、本体部194の一側に溶接されたフ
ランジ214を有するステンレス鋼板212と、本体部
+94の他側に溶接されたフランジ218を有する別の
板216とから構成されている。フランジ214とは反
対の板212の側には、板216に溶接されるフランジ
222で終端する脚部220がある。同2El一 様に、板216の脚部224は板212に溶接されるフ
ランジ226を有する。
続いて第27図を参照して、1体の燃料集合体20から
の燃料棒26は分割装置21.0の一方の側に挿入され
、別の燃料集合体からの燃料棒26は他方グ〉側に挿入
される。しかし、燃料集合体の設計が異なると燃料棒の
数も異なるのて、分割装置210は、特定燃料集合体2
0の燃料棒26を貯蔵する容器190がこの特定の燃料
集合体20の設計に従って製作されているときに、該容
器1.90が標準化されるのを許容する。即ち、明らか
なように、容器1.90が受り入れるべき燃料棒26に
具合良く適合するように、容器190の製作中に、板2
12、脚部220、板216及び脚部224によって画
定されるスペースを調節できる。
更に第27図を参照して、本体部194のカラー196
を貫通ずるねし孔228は、器体198(第25図)を
止着したときにねじ200(第25図)を受は入れるた
めに設けられている。
次に第26図において、基部192はステンレス鋼から
なる脚板230を含んでいる。脚板230の側辺は、本
体部194からのほう耐水の排水を容易にするため、本
体部192を貫通ずる通路(図示しない)と連通ずる中
空にされた領域234を有している。また、脚板230
はその底部に面取りした領域234を有する。
支持部材172(第22図及び第23図参照)によって
支持されるバスケット組立体42を有するキャスク38
と共に容器190を使用する場合、脚板230の面取り
領域234が支持部材172のフランジ174と重なり
合い、脚板230の縁236が支持部材172の側壁2
38に組みきう状態で、脚板230がキャスク38の床
部55上に固定的に載るのを許容している。
続いて第25図を参照して、ステンレス鋼製の支持体2
40が脚板z30に溶接されている。支持体240は中
空であり、また、容器190が使用済み燃料を装荷した
後で事故により軸方向に沿って落下した場合に曲がる壁
を有している。この湾曲は、事故中にさもなければ容器
190を裂開させるかもしれないエネルギを吸収する。
支持体240に溶接されたステンレス鋼の台座242は
、外方に延びて本体部192の下端に当接するリム22
4を造っている。台座242のプラットフォーム部分2
46は若干本体部192の内方に延ひて燃料棒26の下
端を支持する。
ブラフ1〜フオーム部分246は特定の燃料集音体構造
の燃料棒26に対して容器190を標準化する別の手段
を与える。即ち、プラットフォーム部分246は、比較
的に長い燃料棒26ではなく比較的に短い燃料棒26を
貯蔵ずべきなら、更に本体部192内に入れ子穴に入る
ように製f?されている。従って、当業者にとって明ら
かなように、分割装置210及び台座242は、容器1
90が、製作中に、特定の燃料集り体20の燃F1棒に
対して適応するように変えられることを可fiヒにする
。このように、製作中、キャスク38はどちらの貯蔵モ
ード (燃料集音体そのままの貯蔵又は統り乃至音間燃
料の貯蔵)にも専用とされる必要はなく、或はどんな特
定グ)源からの使用済み燃fl (即ち、どんな特定の
燃料集hf本構造からのそのままの又は合同した使用済
み燃料)にも専用とされる必要はない。全ての必要なこ
とは、装荷作業中に、適切な形状に作られたセル及び/
又は統合容器が存在することである。セル及び容器につ
いてのコスト及び製造上のリードタイムは貯蔵キャスク
についてよりも明らかに小さいので、キャスク38の融
通性は相当な実用上の意味を有するものと考えられる。
キャスク38は統合燃料と燃料集合体そのままとの双方
を同時に貯蔵することができる。また、貯蔵を開始した
後に貯蔵モードを変えることができる。例えば、キャス
ク38が最初に24体の燃料集合体20を貯蔵している
なら、それをプール30に戻して開くことができ、燃料
棒26を燃料集合体20がら取り出して統合容器190
に入れることができ、その後キャスク38に最初に貯蔵
されていたよりももつと多い使用済み燃料を再装荷する
ことができる。
第28図及び第29図は使用済み燃料を周囲の環境から
隔離するキャスク38の有効性を表している。
これ等の図において、キャスク38の24の全ての貯蔵
スペース44には統計燃料が装荷されており、各容器1
90は、約10年間はう耐水中に貯蔵した後の450本
の燃料棒26を収納している。第28図は、隣接するフ
ィン60間のキャスク38の側壁の外表面に沿う線量率
をシン1〜ゲン毎時の単位で表している。
第28図に見ることかできるように、線量率りはキャス
クの底部上方の高さH(cm)に応して変わる。
約100〜950 c mの高さの間では、最大中性子
線量率(実線)は20ミリレム毎時以下であり、最大−
次ガンマ線量率(即ち、キャスク38の内部からのキャ
スク壁を透過したガンマ線)は30ミリレム毎時以下で
あり(点線)、最大二次カンマ線量率(中性子を吸収し
た時に中性子吸収物質56により発生されるガンマ線)
は3ミリレム毎時以下である(鎖線)。
従って、キャスク38の側面ての総最大線員率は60ミ
リレム毎時以下てあり、この線量率は側面からの距離が
変わるにつれて急速に低下する。第29図は、キャスク
38の底部の外面ての線量率りをミリシン1ヘゲン毎峙
て表している。底部は、例えば離れた貯蔵場所へのキャ
スク38の輸送中に、露出されていなかも知れない。第
29図において、” R”はキャスク38の軸心から側
壁まての下面に沿った距離(cm)であり、この線陵串
りは側壁に接近するに連れて急速に低下することが分か
る。底面においては、最大中性子線量率(実線)は15
ミリレム毎時以下てあり、最大−次ガンマ線量率(点線
)は10ミリレム毎時以下であり、そして最大二次ガン
マ線量率(鎖線)は2ミリレム毎時以下である。
上述した説明から明らかなように、本発明が提供する融
通性があり且つ機械的に頑丈な使用済み燃料貯蔵キャス
クは、キャスク内への燃料の装荷中及び長期間の貯蔵中
に生ずる温度変化にも拘わらず、その中に貯蔵された使
用済み核燃料により生ずる放射線から周囲の環境を遮蔽
する信頼性がある。セル内に貯蔵された燃料集会体及び
/又は統合容器内に貯蔵された燃料棒からの熱は、バス
ケット組立体によって、U形のチャンネルと板の端との
間の狭い隙間を介して、キャスク内壁に取着されたチャ
ンネル部分に伝達される。また、チャンネル部分は、温
度が変化するときのキャスクに関するバスケラ1へ組立
体の半径方向移動を吸収するために、チャンネルの底部
と板の端との間にスペースを与えている。多数のセルの
実施例は、燃料集音体をキャスクに装荷したときに持続
反応か起、二り得ないことを保証し、また、開示された
幾つかのセル実施例は、統合燃料の貯蔵のためキャスク
及びバスケット組立体の迅速な改造を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は代表的な燃rl集音体の斜視図、第2図は使用
済み燃料集合体を短期貯蔵するためのプールの平面図、
第3図は格子状のハスケラ1へ組立体の平面図、第4図
はバスケッ1〜組立体の2枚の板をどのようにして一緒
に3tIきさせるのかを説明する分解斜視図、第5国は
、バスゲット組立体によって形成された貯蔵スペースと
使用済み燃料集音体と共に使用するセルの一実施例とを
示すため、第3図の紙面に平行に明断した断面図、第6
図は第5図のセルの壁の一つを示す正面図、第7図は第
5図のセル実施例の頂部斜視図、第8図は、第5図の実
施例のセルを据え付けたバスケット組立体の正面図、第
9図は、燃料集合体を収容するため内部にセルが据え付
けられているキャスクとハスケット組立体とを示す断面
図、第10図は、第5図の実施例のセルが入っているバ
スゲット組立体を有する貯蔵キャスクを示すため、第9
図の紙面に対して90°の角度の面に沿って切断した断
面図、第11図は、バスケット組立体の板の縁と協働す
る第10図に示したチャンネル部分の一つを示す詳細図
、第12図は、バスケッ1〜組立体の板の縁と協働する
第10図に示したチャンネル部分の別の一つを示す詳細
図、第13図は、バスケラ1へ組立体の板の縁と協働す
る第10図に示したチャンネル部分の別の一つの詳細図
、第14図は、排水を容易にするようバスケット組立体
の板を持ち上げるため、キャスクの床部の上方で終端す
るチャンネルを有するチャンネル部分の底部の斜視図、
第15図は、排水を容易にするための排水用切欠きを有
するバスゲット組立体中の2枚の板を示す斜視図、第1
6図はバスケット組立体の貯蔵スペース及びセルの第2
実施例を示すため、第3図の紙面に平行な面で切断した
断面図、第17図は第16図のセルの頂部の斜視図、第
18図はセルの別の実施例の頂部を示す斜視図、第19
図は第18図9+19−19線における断面図、第20
図は第18図の実施例の変形例を示す断面図、第21図
は、バスケット組立体を構成する板からセルを懸架する
フック部を含む、第18図の実施例の更に別の変形例の
断面図、第22図は、バスゲラ1へ組立体をキャスクの
床部より」一方に持ちあけるのに使用可能であると共に
、セルの底部を支持するか或は続き容器の底部をキャス
ク床部上に載せるようにする支持部材の平面図、第23
図は第22図の支持部材の斜視図、第24図は、本発明
のキャスクに完全に燃料集合体が装荷されており且つほ
う散水というよりむしろ真水が充填されている時の中性
子増倍率の臨界係数Keffを示すもので、実線は中性
子毒物がセル壁内に在る時のKef fを示し、点線は
中性子毒物がセル壁内に無い場合のKeffを示す、゛
ワーストケース″の線図、第25図は燃料集音体から取
り出した使用済み燃料棒を貯蔵するための統合容器の斜
視図、第26図は第25図の統合容器のエネルギ吸収基
部の側面図、第27図は使用済み燃料棒が完全に装荷さ
れている時の第25図の統合容器の本体部の平面図、第
28図は、統計容器内に燃料が完全に装荷されている時
の本発明のキャスクの外部側面における線量率D (ミ
リレントゲン毎時)をキャスクの高さr−1(c+n)
の関数として示すものて、実線は中性子線量率、点線は
一次ガンマ線鼠率、鎖線は二次ガンマ線量率を示す線図
、第29図は、統計容器内に燃料が完全に装荷されてい
る時の本発明のキャスクの外部底面における線量率D 
(ミリシン1ヘゲン毎時)をキャスクの半径R(キャス
クの軸心からの距McIn>の関数として示すものて、
実線は中性子線量率、点線は一次ガ〉′マ線量率、鎖線
は二次カンマ線量率を示す線図である。 20・・燃料集音体   38・キャスク40・・・容
器      42・・・バスクツ1〜組立体44・・
・貯蔵スペース  46・セル48・本体部     
50・・蓋 51・・空所      53・・側壁55・・底部 
    190・・・容器124.134.136・・
チャン木ル部分(伝達手段)62.64.66.68.
70.72.74.76.7B、80・・金属板出願人
ウェスチングハウス・エレクトリック・コーポレーショ
ン FIG ? cnA− rlt クク FIG23゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部に空所を有すると共に、頂部と、床部を画定する底
    部と、該頂部及び底部間に延在する側壁とを有する容器
    から構成される、使用済み燃料を長期間貯蔵するための
    キャスクにおいて、前記空所内には、複数の金属板を含
    む格子状のバスケット組立体が配設されていて、該金属
    板が互いに一緒に接合されて前記使用済み燃料を収容す
    る貯蔵スペースのマトリックスを造っており、また、温
    度変化に応動して前記バスケット組立体が前記側壁に関
    して動くのを許容しながら、熱を前記バスケット組立体
    から前記側壁に伝達するための伝達手段が設けられてい
    ることを特徴とする、使用済み燃料の貯蔵キャスク。
JP60193294A 1984-09-04 1985-09-03 使用済み燃料の貯蔵キヤスク Granted JPS6166194A (ja)

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