JP2019502912A - 放射性物質を輸送および/または保管するためのパッケージング用の、自然対流により放熱するための改良された構造 - Google Patents

放射性物質を輸送および/または保管するためのパッケージング用の、自然対流により放熱するための改良された構造 Download PDF

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Abstract

本発明は、放射性物質の輸送および/または保管のためにパッケージングの周辺に配設されることを目的とした、自然対流によって放熱するための構造(30)に関し、構造は、2つの隣接した半構造(30a,30b)を有し、各半構造が、平行であり構造の高さの方向(8)に対して傾斜した主フィン(40a,40b)を備え、2つの半構造(30a,30b)の主フィン(40a,40b)は、パッケージングが、その底部(4)を下方に向けて垂直に配置されたときに、全体的に逆V字形状を有するフィン(44)を、2つ組みで形成する。

Description

本発明は、放射性物質を輸送および/または保管するためのパッケージングに装填される放射性物質によって生じる熱を排出する分野に関する。
より厳密には、本発明は、例えば核燃料または放射性廃棄物の組立体である放射性物質を輸送および/または保管するためのパッケージングの周囲に設けられることを意図した、自然対流による放熱のための構造に関する。
パッケージングに収容された放射性物質から放射されるカロリーを、周囲環境に排出することを目的として、パッケージングの側体の外面の周りの熱を排出するための外部装置を組み立てることが従来技術から知られている。
この熱を排出するための装置は特に、パッケージングを形成する種々の要素、特に継手および放射線保護による使用中に、これらの要素の劣化の危険を防止するために、これらの要素が達する温度を制限するように設計される。
さらに、周囲環境とのカロリーの交換というその主機能を保証できることに加えて、この装置は、防染性、経時的耐性、大気中ストレスへの耐性、ロードおよびアンロード中の浸漬等の使用条件への耐性または中性子遮蔽樹脂の封じ込め等の、パッケージングの使用上の制約と適合するように設計される。
このタイプの外部装置の既知の解決策は、パッケージングの側体を包囲する外殻の形態であり、そこに、適切な断面を有する長手方向の直線状のフィンが溶接される。これらのフィンは、それらが、パッケージング自体が垂直に配置されているときは垂直方向に配向するため、垂直とも呼ばれる。
しかしながら、この解決策は、実地上、パッケージングが垂直に配置されている場合に、パッケージングの高さに従って漸次増加する温度プロファイルをもたらすため、補完の余地がある。
本発明の目的は、したがって、従来技術の実施形態に関する上記に説明した不都合を少なくとも部分的に克服することである。
これを行うために、本発明の目的は先ず、放射性物質の輸送および/または保管のためにパッケージングの周辺に配設されることを目的とした、自然対流によって放熱するための構造であり、構造は2つの隣接した半構造を有し、各半構造が、平行であり構造の高さの方向に対して傾斜した主フィンを備え、2つの半構造の主フィンは、パッケージングが、その底部を下方に向けて垂直に配置されたときに、全体的に逆V字形状を有するフィンを、2つ毎に形成し、
構造は以下のパラメータを有する:
H:各半構造の高さ、この高さは、傾斜した主フィンがそれに沿って連続して配置される高さの方向において、2から5mの間である;
h:各主フィンの高さ、10から100mmの間である;
d:2つの直接連続した主フィンの間に画定される空気循環のための各主経路の幅、この幅は10から50mmの間である;
Ep:各主フィンの厚さであり、d/Ep≧2.5の条件を満たす;
L:高さの方向に対して垂直な横方向における各半構造の幅、前記幅Lは以下の条件を満たす:
0.30・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)≦L≦3.5・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)。
上記で定義された特定の幾何学的条件は、フィンの対流性能が、特に、従来技術から知られる垂直直線状フィンに関して、大きく改善されることを可能する。さらに、驚くべきことに、これらの特定の寸法で、有利にも、主経路における空気粒子の加速の現象が観察され、それは、増強された熱性能を提供する。この現象は、主経路の取入口での空気取り入れゾーンと、これらの経路のさらに下流に配置された出口ゾーンとの間の相互作用の結果である。より厳密には、出口ゾーンでの空気粒子の部分は、渦の形態でリサイクルされ、それは、これらの同じ経路の取入口に、より低温の空気が引き込まれることを可能にする。言い換えると、フィンの上方および主経路の上方で生成されるこれらの渦は、主経路内での空気の加速を促進する。本発明で用いられるこの渦の現象により、熱性能に関する利得は、熱交換表面が等しい場合に、垂直フィンでの解決策に対して少なくとも約10%である。
本発明はさらに、以下の光学的特徴を、単独でまたは組み合わせて有する。
2つの隣接する半構造は、実質的に対称な様式で配置されている。
構造は、一体になって全体的に逆V字形状を有するフィンを形成する2つの主フィンの対向する端部の間に任意で間隔Ecを有し、2つの対向する端部はVの頂点を形成し、この間隔EcはEc/L≦0.2の条件を満たしている。
主フィンは直線状であり、高さの方向に対して30から60°の間の値分傾斜しており、好ましくは、この同じ方向に対して45°の値分傾斜している。
幅dは一定であり、各半構造の空気の循環のための全ての主経路に関して同一である。
各半構造の幅Lは、以下のより厳密な条件を満たす:
0.55・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)≦L≦1.8・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)。
この制限された値の範囲において、フィンの対流性能はさらに増加する。熱特性に関する利得は、熱交換表面が等しい場合に、垂直フィンを有する解決策に対して少なくとも約25%である。
2つの半構造は互いに独立しており、それぞれが1つのプレートと、そのプレートから突出する独自の主フィンを有する。これが、製造および組み立ての容易さをもたらす。
別法として、2つの半構造は、高さHを有する同じプレート上に作製されてもよい。
各半構造は実質的に平坦であり、この場合製造の容易さももたらす。
本発明の目的はさらに、放射性物質の輸送および/または保管のためのパッケージングであり、パッケージングは、上記で説明したような放熱のための複数の構造が外側に配設された側体を備え、これらの構造は、側体の周縁の周りに分散されている。
好ましくは、周方向に直接隣接した2つの放熱構造間の間隔Ec′は、間隔Ecと実質的に等しい。
本発明の他の利点および特徴は、以下の非限定的な詳細な説明から明らかとなろう。
この説明は、添付図面に関してなされる。
本発明の好ましい実施形態による放熱構造を備えた、放射性物質の保管および/または輸送のためのパッケージングの正面図である。 図1の線II−IIに沿った部分断面図である。 放熱構造の一部分の拡大正面図である。 図3の線IV−IVに沿った断面図である。 フィンの上方および放熱構造の主経路の上方での空気の渦の原理が例示されている、図3に類似した図である。
先ず図1および2を参照すると、核燃料または放射性廃棄物の組立体(図示せず)等の、放射性物質の保管および/または輸送のためのパッケージング1が示されている。
このパッケージング1は、図1において、長軸2が垂直に配向した垂直保管位置で示されている。パッケージング1は、長軸2に対して平行に、高さの方向8において着脱式カバー6に対向するパッケージング底部4上に載置されている。底部4とカバー6の間に、パッケージング1は、軸2周りに延在して、放射性物質のハウジング用の空隙12を内部に画定する側体10を備える。
側体10は一般に、同心であって軸2に中心決めされた環状空間18を画定する内殻14と外殻16を備えている。空間18は2つの殻14、16を接続する伝熱手段20ならびに中性子保護手段22によって満たされる。上記の手段20,22は従来型の設計であるため、より詳細には説明しない。
外殻16は本発明に従って放熱するための複数の構造30を用いて作製される。これらの構造30は軸2の周りに周方向に分散され、高さの方向8において2から5mの間の高さHに沿ってそれぞれ延在する。図2に示した例において、構造30は、長方形プレートの形状の底部を備え、これらのプレートはそれぞれ2つの長手方向縁を備える。これらのプレートは、それらの対向する縁において溶接によって、外殻16を再形成するような様式で端と端をつけて組み立てられている。
図3をより仔細に参照すると、パッケージングの周縁方向32に隣接する2つの構造30が示されている。これらの2つの構造30は同一であり、好ましくはこのことは、外殻16を形成する構造30すべてに関して該当し、その数は5から40の間であり得る。
各放熱構造30は、類似した設計でありパッケージングの半径方向面Prに対して実質的に対称に配置された2つの半構造30a,30bを備えている。半構造30aは直線状且つ平行な主フィン40aを備えている。それらは、構造30の高さ方向にも対応する、パッケージングの高さの方向8に対して傾斜している。方向8に対する主フィン40aの傾斜角Aaは好ましくは約45°である。類似した実質的に対称な様式で、半構造30bは直線状且つ平行な主フィン40bを備えている。それらはパッケージングの高さ方向8に対して、好ましくは約45°である傾斜角Ab分傾斜している。それにもかかわらず、対称性は完全でない可能性があり、例えば約10から20度の2つの角度Aa,Abの値に若干の差をもたらす。
2つの半構造の主フィン40a,40bは、図1および3のように、パッケージングが底部を下方に向けて垂直に配置された場合に、2つ毎に、全体的に逆V字形状を有するフィン44を形成する。こうして各フィン44は主フィン40aのうち1つと、対向する主フィン40bによって形成され、したがってシェブロンの形を取る。
各半構造30a,30bは方向8において単一部分から形成されても、または、この同じ方向においてセグメント化されていてもよい。図1に示されている後者の場合、半構造セグメントは端と端が溶接されることによって、互いの延長部として配置され得る。
好ましくは、2つの半構造30a,30bは互いに独立している、すなわち、それらはそれぞれ、図4の半構造30aに関して示すようにプレート46を備え、関連する主フィンがそこから突出する。2つのプレート46は、構造30を再形成するような様式で、周方向において互いに対面するそれらの縁で溶接することによって互いに組み立てられる。こうして、2つの組み立てられたプレート46は一体となって、外殻16を再形成することに関与する長方形プレートの形状の、前述の底部を形成する。
図3に示すように、2つの半構造30a,30bは対称な設計を有している。この同じ図3において、方向8に、2つの直接連続したフィン40a,40bによって画定される主経路48a,48bも示されている。
図3および4は、特別高温である予想外の熱性能を得るための最終的な幾何学的パラメータを示す。
これらは先ず、各半構造30a,30bの高さHを含み、それは、これら2つの半構造からなる構造30の高さHに対応する。上記のように、高さHは2から5mの間であり、好ましくは4mに近い。
これらは、10から100mmの間の各主フィン40a,40bの高さhも包含し、それは好ましくは全ての主フィンに関して同一である。
空気の循環のための各主経路48a,48bの幅dも、これらの重要なパラメータの一部である。この幅dは10から50mmの間であり、高さH全体にわたり、経路48a,48b全てに関して一定且つ同一である。
これらは、主フィン40a,40bそれぞれの厚さEpも包含し、それは、d/Ep≧2.5の条件を満たす。この厚さEpも好ましくは全ての主フィンに関して同一である。
最後に、各半構造30a,30bの幅Lも主要パラメータである。高さの方向に対して直角な横方向に延在し、周方向32になぞらえられ得るこの幅Lは、2つの半構造に関して同一であり、以下の条件を満たす:
0.30・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)≦L≦3.5・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)。
さらに、全体的に逆V字形状44を有するフィンを一体になって形成する2つの主フィン40a,40bの対向する端部の間に任意の間隔Ecが配設され得る。フィン44の先端に配置されたこの間隔は、Ec/L≦0.2の条件を満たす。間隔は方向8において揃っているため、それらは一体になって一種の、空気退出用の垂直経路54を、放熱のための構造30の2つの半構造30a,30bの間の接合部に形成する。
さらに、周縁方向32において直接隣接する2つの放熱構造30の間に好ましくは間隔Ec′がある。この間隔Ec′は例えば実質的に間隔Ecに等しい。
幾何学的パラメータのこの組み合わせは、非常に良好な熱性能を提供し、それは、これらのパラメータが以下の条件を満たした場合さらに向上する:
0.55・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)≦L≦1.8・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)。
さらに好ましくは、熱性能の利得は、幅Lが以下の積、0.35・H0.5・h0.6/d0.1によって定義される特定の値に近付いたときに、垂直で直線状のフィンを備えた従来型の解決策に対して90%に達し得る。
上記の全ての事例において、熱性能の利得は、主経路48a,48b内の空気の粒子の加速の現象を得ることによって予想外に且つ驚くほどに説明される。図5の矢印56で描かれる、経路内の空気の加速は、経路48a,48bの入口の空気取り入れ部のためのゾーン58と、これらの経路のさらに下流に配置された出口ゾーン60との間の相互作用から生じる。この図5において、空気取り入れ部用のゾーン58は、頂点が上を向いた三角形の形状の暗色グレー部分に対応する。これは、経路48a,48bにおけるこれら取り入れゾーン58が、底部にかけてより長くなっているという事実によって説明される。反対に、出口ゾーン60は、頂点が下を向いた三角形の形状の明色グレー部分に対応する。これは、これら出口ゾーンが、頂部にかけてより長くなっているという事実によって説明される。
提案された構成において、半構造が加熱されると、自然対流が存在してそれが空気を主経路48a,48bに導入し、次に、これらの経路内で上方に伝播してから他方の半構造に属する対向する経路から来る空気と合流する。逆Vsの先端での、主経路48a,48bの出口でのこの衝撃は、空気を垂直方向上方に排出する。しかし同時に、本発明で実施される特定の幾何学的パラメータからもたらされる、取り入れゾーン58の長さと出口ゾーン60の長さの間の制御された比率により、フィンの上方および主経路48a,48bの上方での渦と空気の再循環があり、それがこれらの経路における空気の加速を促進する。図5の矢印62によって描写されるこれらの渦は、出口ゾーン60における空気の粒子の部分が、取り入れゾーン58によって駆動されながら主経路48a,40bへと再び引き寄せられる一方で、空気取り入れゾーン58内の空気粒子が出口ゾーン60によって駆動される故に得られる。
当然ながら、単に非限定的な例として上記に説明された本発明への種々の変更が、当業者によってなされ得る。
1 パッケージング
2 長軸
4 底部
6 着脱式カバー
8 高さの方向
10 側体
12 空隙
14 内殻
16 外殻
18 空間
20,22 手段
30 構造
30a,30b 半構造
44 フィン
46 プレート
48a,48b 主経路
58 取り入れゾーン
60 出口ゾーン

Claims (10)

  1. 放射性物質の輸送および/または保管のためにパッケージング(1)の周辺に配設されることを目的とした、自然対流によって放熱するための構造(30)であって、
    前記構造は、2つの隣接した半構造(30a,30b)を有し、各半構造が、平行であり構造の高さの方向(8)に対して傾斜した主フィン(40a,40b)を備え、2つの半構造(30a,30b)の主フィン(40a,40b)は、前記パッケージングが、その底部(4)を下方に向けて垂直に配置されたときに、全体的に逆V字形状を有するフィン(44)を、2つ毎に形成することを特徴とし、
    前記構造は以下のパラメータを有する:
    H:各半構造(30a,30b)の高さ、この高さは、傾斜した主フィン(40a,40b)がそれに沿って連続して配置される高さの方向(8)において、2から5mの間である;
    h:各主フィン(40a,40b)の高さ、10から100mmの間である;
    d:2つの直接連続した主フィンの間に画定される空気循環のための各主経路(48a,48b)の幅、この幅は10から50mmの間である;
    Ep:各主フィン(40a,40b)の厚さであり、d/Ep≧2.5の条件を満たす;
    L:高さの方向(8)に対して垂直な横方向における各半構造(30a,30b)の幅、前記幅Lは以下の条件を満たす:
    0.30・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)≦L≦3.5・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1
    ことを特徴とする放熱構造。
  2. 前記2つの隣接する半構造(30a,30b)は、実質的に対称な様式で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の放熱構造。
  3. 前記主フィン(40a,40b)は直線状であり、高さの方向(8)に対して30から60°の間の値分傾斜しており、好ましくは、この同じ方向に対して45°の値分傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の放熱構造。
  4. 幅dは一定であり、各半構造(30a,30b)の空気の循環のための全ての主経路(40a,40b)に関して同一であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の放熱構造。
  5. 各半構造(30a,30b)の幅Lが、以下の条件:
    0.55・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1)≦L≦1.8・(0.35・H0.5・h0.6/d0.1
    を満たすことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の放熱構造。
  6. 前記2つの半構造(30a,30b)は互いに独立しており、それぞれが1つのプレート(46)と、そのプレートから突出する独自の主フィンを有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の放熱構造。
  7. 前記2つの半構造(30a,30b)は高さHを有する同じプレート上に製造されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の放熱構造。
  8. 各半構造(30a,30b)は実質的に平坦であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の放熱構造
  9. 放射性物質の輸送および/または保管のためのパッケージング(1)であって、請求項1から8のいずれか一項に記載の、放熱のための複数の構造(30)を備えた外側に配設された側体(10)を備え、前記構造は、前記側体(10)の周囲に分散されている、パッケージング。
  10. 周方向(32)に直接隣接した2つの放熱構造(30)間の間隔Ec′は、間隔Ecと実質的に等しいことを特徴とする請求項9に記載のパッケージング。
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