JPS616533A - 給湯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は瞬間式給湯機の制御装置に関する。

〔従来技術〕

瞬間式給湯機の概略構造を第４図に示す。図において、
燃焼筒１の上部にフィン型熱交換器２が配設され、下部
には通常、３本のガンクイプバーナ３．４．５が配設さ
れている。熱交換器２への給水配管にはフロースイッチ
２１が設けられ、熱交換器２本体の水配管にはその中途
部分に水温センサとしてのサーミスタ６が設けられてい
る。バーナ３，４．５の給油配管には電磁弁３１、４１
．５１がそれぞれ設けられている。サーミスタ６、フロ
ースイッチ２１等からの信号は制御回路７へ送られる。

制御回路７ではこれらの信号にもとづいて電磁弁３１．
４１．５１の開閉を制御すると共に、燃焼用送風機８９
点火ヒータ（図示省略）等を制御する。

この給湯機は、フロースイッチ２１がオンになっている
間だけ給湯可能である。すなわち、給水配管から供給さ
れる水が熱交換器２中を通る間にバーナ３１４１５で加
熱され、湯になって出湯配管から所定場所へ給湯される
。湯温はバーナ３，４．５の点火、消火制御により設定
温度に維持される。勿論、この設定温度は可変である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、この給湯機は熱交換器の水配管の中途部分の
温度のみにもとづいてバーナの点火。

消火を行うので、出湯温度の変動が無視できず。

特に流速の小さい低水量での使用時に著しくなる。

本発明はこのような欠点を解消した給湯機の制御装置を
提供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では、水温センサ部の水温が設定値に達してバー
ナの消火信号が出力された時は、更に所定時間だけ燃焼
を維持するような遅延回路を備えたことを特徴とする。

〔作　用〕

本発明にυいては、給水配管に設けられたフロースイッ
チオフによるバーナ消火の場合は別として、水温センサ
からの信号により消火する場合には必ず一定時間消火を
遅らせることにより、出湯温度の安定化を図るようにし
ている。

以下余日 〔実施例〕 以下に本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図であり、第４図
に示した給湯機に適用する場合について説明する。しだ
がって、第４図と同一部分は同一参照番号で示す。

バーナ３，４．５−の燃料油供給配管にそれぞれ、電磁
弁３１．４１．５１が設けられている。また、熱交換器
の中途配管内に水温検出用のサーミスタ６が設けられて
いる。電磁弁３１は温度設定器３３からの信号とサーミ
スタ６からの信号とを入力とする比較器３２の出力で制
御される。

電磁弁４１は温度設定器４３からの信号とサーミスタ６
からの信号とを入力とする比較器４２の出力で制御され
る。同様にして、電磁弁５１’も比較器５２の出力で制
御される。

以下、給水配管に設けられたフロースイッチがオンであ
ることを前提に説明する。

電磁弁３１の制御系では温度設定器３３で設定した第１
の設定温度Ｔ１に対応した信号とサーミスタ６から得ら
れた水温検出信号の比較を行い。

設定温度Ｔ、の方が高ければ電磁弁３１を開として燃焼
を継続する。そして、サーミスタ６の周辺水温が設定温
度近くまで達すると、電磁弁３１は閉となり消火する。

電磁弁旧の制御系では、温度設定器４３の第２の設定温
度Ｔ２は温度設定器３３の設定値Ｔ１より数℃〜数十℃
低くされる。

更に、電磁弁５１の制御系では、温度設定器５３の第６
の設定温度Ｔ３は温度設定器４３の設定値Ｔ２より数℃
〜数十℃低くされる。

したがって、この装置によれば給水配管中の水の流れが
検出されると、バーナ３．４．５共に点火され燃焼を始
める。熱交換器中の水温が上昇してはじめに第６の設定
温度Ｔ３に達するとバーナ５が消火し、続いて第２の設
定温度Ｔ２に達すると、バーナ４が消火する。更に温度
が上昇して第１の設定温度Ｔ１に達すると、バーナ３も
消火する。この後、給湯が続いて温度の低い供給水がサ
ーミスタ６まで到達すると、再びバーナ３．４．５は点
火される。また５例えばバーナ３のみの燃焼中に大量の
給湯によりＺ湯温グが設定温度Ｔ２近くまで低下すれば
、バーナ４が点火される。なお、比較器３２．４．２．
５２共にヒステリンス性を有し、バーナ３，４．５の点
火時。

消火時の温度には差が与えられている。勿論。

フロースイッチがオフとなれば、比較器３２．４２゜５
２の出力にかかわらず、開状態にある電磁弁３１、４１
．５１は閉にされ消火する。

本発明では、この装置に更に、遅延回路３４゜４４及び
４５を設けたことを特徴とする。第２図は各部の信号波
形のタイムチャート図であり。

第３図は本発明装置（実線）と従来装置（破線）におけ
る７圧湯温度の変化を示した図である。なお、燃焼は図
の波形の半周期遅れで水温に反映される。遅延回路３４
は比較器３２の出力の立下がりを検出して、この立下が
り時点より時間ｔ。

だけ電磁弁３１の駆動部ヘハイレベル信号を出力する。

遅延回路４４．４５は比較器４２の出力の立下がりを検
出して、この立下がり時点より時間ｔｌ＋ｔ２だけハイ
レベル信号を電磁弁３１．電磁弁４１の駆動部へそれぞ
れ出力する。

このようにして１本発明による給湯機では。

サーミスタ６からの信号にもとづいて消火する場合には
、常にバーナ３では遅延回路３４あるいは４４による時
間ｔ。あるいはｔｌのいずれか長い方の時間だけ強制的
に燃焼が延長され、バーナ４では遅延回路４５による時
間ｔ２だけ強制的に燃焼が延長される。なお、比較器３
２．４２．５２はそれぞれ、ヒステリシスを有している
ので。

各バーナにおける点火時の温度と消火時の温度には差が
あるが、第３図では説明を容易にするため同じ温度で示
している。

〔発明の効果〕

以上説明してきた通り、このような延長燃焼機能を持た
ない従来装置に比して、バーナ４の延長燃焼分だけ給湯
開始時点より設定温度に達するまでの沸き上がり時間が
短縮される。また。

第６図からも明らかなように１本発明によれば延長燃焼
機能によＭｆｈｔ一温度変化の振幅が小さくなり、出湯
温度の変動を小さくすることができる。

なお、実施例ではバーナを６本用いてその点火、消火に
よる６段階の発熱量切り替えを行う装置について説明し
たが１本発明はバーナ１本による点火、消火の制御は勿
論の事、バーナ２本あるいは４本以上による数段階の発
熱量切り替え制御にも適用できる。また、・・−す４に
対する遅延回路４５は省略されても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図はその
各部の信号波形のタイムチャート図。 第４図は本発明が適用される給湯機の概略構成図、第６
図は本発明装置と従来装置との差を゛説明するためにｌ
湯温度の変化を示した図。 図中、１は燃焼筒、２は熱交換器、’３，４．５はバー
ナ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、熱交換器の水配管の中途部分に配設された水温セン
   サの信号を利用して水温と設定温度との差に応じた燃焼
   制御を行う装置において、前記水温センサからの信号に
   もとづいてバーナを消火する信号が到来した時、該到来
   時点よりあらかじめ定められた時間だけ前記バーナの消
   火を遅らせる回路を設けたことを特徴とする給湯機の制
   御装置。