JPS6164884A - りん酸塩化成処理性にすぐれたZn−Ni合金電気めつき鋼板 - Google Patents
りん酸塩化成処理性にすぐれたZn−Ni合金電気めつき鋼板Info
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- JPS6164884A JPS6164884A JP18518184A JP18518184A JPS6164884A JP S6164884 A JPS6164884 A JP S6164884A JP 18518184 A JP18518184 A JP 18518184A JP 18518184 A JP18518184 A JP 18518184A JP S6164884 A JPS6164884 A JP S6164884A
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- steel sheet
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/78—Pretreatment of the material to be coated
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はりん酸塩化成処理性、塗膜二次密着性などにす
ぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼板に関するものであ
る。
ぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼板に関するものであ
る。
〈従来技術とその問題点〉
自動車の車体は各部品毎にプレス成型された鋼板を溶接
して組み立てた後、脱脂→りん酸塩化成処理→電着塗装
呻中塗り塗装→上塗り塗装の各工程を経て製造される。
して組み立てた後、脱脂→りん酸塩化成処理→電着塗装
呻中塗り塗装→上塗り塗装の各工程を経て製造される。
この場合、ドア、フェンダ−あるいはロッカーパネルの
内側などには、いわゆる貸状構造1合せ目構造の部位が
生じ、完成品(実車)になって使用されると水分がたま
り易く、車体の中でも最も腐食が生じやすい箇所となる
。このため上記のような構造部分にはZnめっき9合金
化Znめっき、あるいはZn−Ni合金 。
内側などには、いわゆる貸状構造1合せ目構造の部位が
生じ、完成品(実車)になって使用されると水分がたま
り易く、車体の中でも最も腐食が生じやすい箇所となる
。このため上記のような構造部分にはZnめっき9合金
化Znめっき、あるいはZn−Ni合金 。
めっき等のめっき鋼板が使用されるようになった。
前述のように自動車々体等に用いられるめっき鋼板は塗
装前の下地処理としてりん酸塩化成処理が施される。こ
のりん酸塩化成処理は、りん酸塩の酸性溶液をめっき鋼
板に処理しダシさせ、鋼板面上にZ n3(POa )
21I4H20()lapeite)あるいはZnz
Fe (PO4)2 e4H20(Phosphop
hy l l i te)等の不溶性のりん酸塩皮膜を
形成させて塗膜接着の足掛りをつくり、塗料の密着性を
向上させるとともに塗膜下の耐食性を向上させることを
目的としている。
装前の下地処理としてりん酸塩化成処理が施される。こ
のりん酸塩化成処理は、りん酸塩の酸性溶液をめっき鋼
板に処理しダシさせ、鋼板面上にZ n3(POa )
21I4H20()lapeite)あるいはZnz
Fe (PO4)2 e4H20(Phosphop
hy l l i te)等の不溶性のりん酸塩皮膜を
形成させて塗膜接着の足掛りをつくり、塗料の密着性を
向上させるとともに塗膜下の耐食性を向上させることを
目的としている。
このりん酸塩皮膜が不均一あるいは不完全に形成したり
、その結晶粒が粗大に成長しすぎたり、または皮膜付着
量が多すぎたりすると、その上に塗装を行なっても得ら
れる塗膜は外観上不均一になるだけでなく、剥離しやす
くなる。密着性のすぐれた塗膜を得るためには、均一で
wl、密なりん酸塩結晶を適正付着量形成させる必要が
あり、めっき鋼板のりん酸塩化成処理性は塗膜の密着性
を支配するため非常に重要な実用特性になっている。
、その結晶粒が粗大に成長しすぎたり、または皮膜付着
量が多すぎたりすると、その上に塗装を行なっても得ら
れる塗膜は外観上不均一になるだけでなく、剥離しやす
くなる。密着性のすぐれた塗膜を得るためには、均一で
wl、密なりん酸塩結晶を適正付着量形成させる必要が
あり、めっき鋼板のりん酸塩化成処理性は塗膜の密着性
を支配するため非常に重要な実用特性になっている。
しかるに、最近、自動車用防錆鋼板としてZn−Ni合
金めっき鋼板が使用されるようになった。このめっき鋼
板はめっき層中にNiが8〜20重量%含有されており
、耐食性がすぐれ、不働態化されているため、その上に
りん酸塩化成処理を行ってもりん酸塩処理液との反応性
が乏しく、反応初期にりん酸塩の結晶核が瞬時的に多数
発生せず、従って緻密な結晶になり難い、このためZn
3 (PO4)2 ・4H20等の結晶の発生数が少
なく、より成長して結晶粒が大きく、その上に電着塗装
−中塗り塗装−上塗り塗装(3コート)を行った場合、
塗膜の密着性が劣るという問題があった。
金めっき鋼板が使用されるようになった。このめっき鋼
板はめっき層中にNiが8〜20重量%含有されており
、耐食性がすぐれ、不働態化されているため、その上に
りん酸塩化成処理を行ってもりん酸塩処理液との反応性
が乏しく、反応初期にりん酸塩の結晶核が瞬時的に多数
発生せず、従って緻密な結晶になり難い、このためZn
3 (PO4)2 ・4H20等の結晶の発生数が少
なく、より成長して結晶粒が大きく、その上に電着塗装
−中塗り塗装−上塗り塗装(3コート)を行った場合、
塗膜の密着性が劣るという問題があった。
〈発明の目的〉
本発明は上述の問題を解決しようとするもので、Zn−
Ni合金電気めっき鋼板のりん酸塩化成処理において、
りん酸塩処理液との反応性を促進させ、均一で緻密なり
ん酸塩結晶を形成させて、3コート後の塗膜二次密着性
などが安定してすぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼板
を提供することを目的とする。
Ni合金電気めっき鋼板のりん酸塩化成処理において、
りん酸塩処理液との反応性を促進させ、均一で緻密なり
ん酸塩結晶を形成させて、3コート後の塗膜二次密着性
などが安定してすぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼板
を提供することを目的とする。
〈発明の構成〉
本発明者らはZn−Ni合金めっきのりん酸塩化成処理
性、3コート後の塗膜二次密着性を改善する方法につい
て種々検討を重ねたところ。
性、3コート後の塗膜二次密着性を改善する方法につい
て種々検討を重ねたところ。
Zn−Ni合金めっき中に少量のPを含有させることが
非常に効果的であることを見い出し、本発明を完成させ
た。
非常に効果的であることを見い出し、本発明を完成させ
た。
すなわち、P含有率がo、ooos〜0.5重量%。
N1含有率が8〜20重量%であるZn−Ni合金電気
めっき層を具えることを特徴とするりん酸塩化成処理性
にすぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼板を提供するも
のである。
めっき層を具えることを特徴とするりん酸塩化成処理性
にすぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼板を提供するも
のである。
また、内層としてNi含有率が8〜20重量%であるZ
n−Ni合金電気めっきをさらにその外層としてP含有
率がo、ooos〜0.5重量%、Ni含有率が8〜2
0重量%で付着量が0.5 g/m’以上のZn−Ni
合金電気めっき層を形成してなることを特徴とするりん
酸塩化成処理性にすぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼
板を提供するものである。
n−Ni合金電気めっきをさらにその外層としてP含有
率がo、ooos〜0.5重量%、Ni含有率が8〜2
0重量%で付着量が0.5 g/m’以上のZn−Ni
合金電気めっき層を形成してなることを特徴とするりん
酸塩化成処理性にすぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼
板を提供するものである。
次に本発明による具体的な効果を実験結果に基づ・き説
明する。
明する。
(実験条件)
(1)Zn−Ni合金電気めっき
ZnSO4・ 7H20(150g/u)−N 1s
Oa ・ 6H20(300g/l) −N a2
S Oa (5’Of/ l)系のヘースめっき浴中に
、NaPH2O2・N20を添加してめっきし、Zn−
Ni合金めっき層中のPの含有量を変化させた。
Oa ・ 6H20(300g/l) −N a2
S Oa (5’Of/ l)系のヘースめっき浴中に
、NaPH2O2・N20を添加してめっきし、Zn−
Ni合金めっき層中のPの含有量を変化させた。
めっき付着量 20 g/rn’めっき層
中のNi含有率 12.5f重量%めっき層中のP含
有率 0〜3重星%(2)りん酸塩化成処理 りん酸塩処理液SD#2000日本ペイントlll製 ディップ処理 55℃×2分(3)塗装
(3コート) カチオン電着塗装 308L腸 中塗り塗装 30ル1 土塗り塗装 30uL履 めっき層中のP含有率の異なる供試材について、めっき
後の耐食性、りん酸塩皮膜の結晶形態と付着量および3
コート後の塗装密着性を調へそれらの結果を第1表に示
す。
中のNi含有率 12.5f重量%めっき層中のP含
有率 0〜3重星%(2)りん酸塩化成処理 りん酸塩処理液SD#2000日本ペイントlll製 ディップ処理 55℃×2分(3)塗装
(3コート) カチオン電着塗装 308L腸 中塗り塗装 30ル1 土塗り塗装 30uL履 めっき層中のP含有率の異なる供試材について、めっき
後の耐食性、りん酸塩皮膜の結晶形態と付着量および3
コート後の塗装密着性を調へそれらの結果を第1表に示
す。
これらの結果から明らかなように、Zn−Ni合金めっ
き層中にPが0.0005〜0.5重量%含有されると
、りん酸塩皮膜の結晶が微細でlII密になり また、
りん酸塩皮膜の付着量も少くなくなり、3コート後の塗
膜二次密着性が著しく改渥される。また、耐食性も良好
である。
き層中にPが0.0005〜0.5重量%含有されると
、りん酸塩皮膜の結晶が微細でlII密になり また、
りん酸塩皮膜の付着量も少くなくなり、3コート後の塗
膜二次密着性が著しく改渥される。また、耐食性も良好
である。
本発明においてZn−Ni合金めっき層中のPの含有率
を、 0.0005〜o、5重量%、Ni含有率を8〜
20重量%の範囲に規定したのは以下の理由による。上
記P含有率がo、ooos重量%未満ではりん酸塩化成
処理性、塗膜二次密着性が改善されず効果が認められな
い、またP含有率がO−5重量%を超えるとめっきの外
観が黒くなる上に耐食性も劣ってくるからである。
を、 0.0005〜o、5重量%、Ni含有率を8〜
20重量%の範囲に規定したのは以下の理由による。上
記P含有率がo、ooos重量%未満ではりん酸塩化成
処理性、塗膜二次密着性が改善されず効果が認められな
い、またP含有率がO−5重量%を超えるとめっきの外
観が黒くなる上に耐食性も劣ってくるからである。
また、めっき層中のNi含有率が8重量%未満および2
0iii%を超えると十分な耐食性が得られないからで
ある。
0iii%を超えると十分な耐食性が得られないからで
ある。
さらに本発明においては内層として8〜20i場%のN
iを含有するZn−Ni合金めっきのLに、o、ooo
s〜0.5重量%のPを含有、かつ、Ni含有率が8〜
20重量%であるZn−Ni合金めっきを0.5 g/
m’以上施してもりん酸塩化成処理性を改善することが
でき、3コート後の塗膜二次密着性に有効である。
iを含有するZn−Ni合金めっきのLに、o、ooo
s〜0.5重量%のPを含有、かつ、Ni含有率が8〜
20重量%であるZn−Ni合金めっきを0.5 g/
m’以上施してもりん酸塩化成処理性を改善することが
でき、3コート後の塗膜二次密着性に有効である。
Zn−Ni合金めっき鋼板上にさらに施すPを含有した
Zn−Ni合金めっき量を0.53/ rrl’以上に
規定したのは以下の理由による。
Zn−Ni合金めっき量を0.53/ rrl’以上に
規定したのは以下の理由による。
りん酸塩化成処理性、3コート後の塗膜二次密着性を改
善させるには、エツチング反応による+1ん酸塩化成処
理の初期反応を促進させ、鋼板表面にwk宅なりん酸塩
皮膜を形成させることが重要である。このためりん酸塩
化成処理時のエツチング礒に見合っためっき量を施し、
そのほとんどをりん酸塩皮膜に転換すればよい、Pを含
有したZn−Ni合金めっき量が0.5g/rrI’未
満ではりん酸塩皮膜の形成量に不足し、効果が認められ
ないからである。
善させるには、エツチング反応による+1ん酸塩化成処
理の初期反応を促進させ、鋼板表面にwk宅なりん酸塩
皮膜を形成させることが重要である。このためりん酸塩
化成処理時のエツチング礒に見合っためっき量を施し、
そのほとんどをりん酸塩皮膜に転換すればよい、Pを含
有したZn−Ni合金めっき量が0.5g/rrI’未
満ではりん酸塩皮膜の形成量に不足し、効果が認められ
ないからである。
本発明のPを含有したZn−N1合金めっき層を有する
鋼板は、りん酸塩化成処理性のほか もちろんクロメー
ト処理性にもすぐれている。
鋼板は、りん酸塩化成処理性のほか もちろんクロメー
ト処理性にもすぐれている。
本発明において用いる鋼材の種類1寸法は限定されず、
常法に従って脱脂、酸洗、水洗などの前処理を行なう、
これらの前処理に続いてPを含有したZn−Ni合金め
っきあるいはZn−Ni合金めっきの上にPを含有した
Zn−Ni合金めっきを処理すれば良い。
常法に従って脱脂、酸洗、水洗などの前処理を行なう、
これらの前処理に続いてPを含有したZn−Ni合金め
っきあるいはZn−Ni合金めっきの上にPを含有した
Zn−Ni合金めっきを処理すれば良い。
めっき方式としては水平式、縦型式、ラジアルセルなど
の従来既知の方式が適用できる。めっき浴としては硫酸
塩浴、塩化物浴およびこれらの混合浴などを用いればよ
い。
の従来既知の方式が適用できる。めっき浴としては硫酸
塩浴、塩化物浴およびこれらの混合浴などを用いればよ
い。
Pイオンの供給源としては、
N aPH202、NaH2PO4。
N a2 HPO4、Na3 PO4。
HPH202、H2PH03、H3PO4、HPO3お
よび)I4F207など、 可溶性の次亜りん酸、亜りん酸、正リン酸またはその塩
類などが挙げられる。
よび)I4F207など、 可溶性の次亜りん酸、亜りん酸、正リン酸またはその塩
類などが挙げられる。
めっき層中のP含有率をo、ooos〜0.5重量%、
Ni含有率を8〜20重量%の範囲に制御するには、P
イオン濃度、NIモル濃度、電流密度などをコントロー
ルすればよい。
Ni含有率を8〜20重量%の範囲に制御するには、P
イオン濃度、NIモル濃度、電流密度などをコントロー
ルすればよい。
なお、このZn−Ni合金めっき中にはPの他にCo、
Cr、Sn、Sb、V、Fe、Ti、Mn、As、Bi
等が不可避的に混入あるいは故意に添加しても何らざし
つかえない。
Cr、Sn、Sb、V、Fe、Ti、Mn、As、Bi
等が不可避的に混入あるいは故意に添加しても何らざし
つかえない。
く実 施 例〉
以下、本発明を好適実施例および比較例を挙げて説明す
る。
る。
(実施例1)
常法に従い脱脂、酸洗、水洗等の前処理を行った。 Q
、8 ms+厚の5PCC鋼板に以下の条件でPを含有
したZn−Ni合金めっきを施した。
、8 ms+厚の5PCC鋼板に以下の条件でPを含有
したZn−Ni合金めっきを施した。
(1)めっき浴:
Z n5O4・7H20300g/ lNiSO411
6H20150g/見 Na2SO450g/u NaPH202・H2O1g/1 (2)めっき条件: pH2,0,浴温55℃、電流密
度50A/drn’ (3)めっき付着量:20g/ゴ (4)めっき層中NiおよびP含有率:Ni 12.
5重量%、P 0.003重量%その後、りん酸塩化
成処理および3コート塗装を前述の条件で行なった。諸
特性を第2二表に示すが、良好なりん酸塩化成処理性と
塗膜二次密着性が得られた。
6H20150g/見 Na2SO450g/u NaPH202・H2O1g/1 (2)めっき条件: pH2,0,浴温55℃、電流密
度50A/drn’ (3)めっき付着量:20g/ゴ (4)めっき層中NiおよびP含有率:Ni 12.
5重量%、P 0.003重量%その後、りん酸塩化
成処理および3コート塗装を前述の条件で行なった。諸
特性を第2二表に示すが、良好なりん酸塩化成処理性と
塗膜二次密着性が得られた。
(実施例2)
実施例1と同じ鋼板に以下の条件でPを含有したZn−
Ni合金めっきを施した。
Ni合金めっきを施した。
(1)めっき浴:
ZnSO4・7H20300g/l。
NiSO4・6H20150g/i、
Na2SO450g/R1
NaPHz 02 ・H2O4g/見(2)めっき条
件:実施例1と同じ ′(3)めっき付着量:3
0g/rrf (4)めっき層中NiおよびP含有率:N i 1l
Ji重量%、P 0.01i重量%その後、りん酸塩
化成処理および3コート塗装を前述の条件で行った。諸
特性を第2表に示すが、良好なりん酸塩化成処理性と塗
膜二次密着性が得られた。
件:実施例1と同じ ′(3)めっき付着量:3
0g/rrf (4)めっき層中NiおよびP含有率:N i 1l
Ji重量%、P 0.01i重量%その後、りん酸塩
化成処理および3コート塗装を前述の条件で行った。諸
特性を第2表に示すが、良好なりん酸塩化成処理性と塗
膜二次密着性が得られた。
(実施例3)
実施例1と同じ鋼板に以下の条件でZn−Ni合金めっ
きを施した後、実施例1と同要領でPを含有したZn−
Ni合金めっきを施した。
きを施した後、実施例1と同要領でPを含有したZn−
Ni合金めっきを施した。
(1)Zn−Ni合金めっき(下層めっき)l)めっき
浴: ZnSO4*7tt20 300g/1Niso4−s
H2o 150ir/uNa2SO450g/1 2)めっき条件:実施例1と同じ 、3)めっき付着量:2Qg/m” 4)めっき層中Ni含有率712.5重量%(1) P
を含有したZn−Ni合金めっき(上層めっ、g) l)めっき浴: ZnSO4・7H20300g/Jl NiSO4ll6H20150g/fLNazSO+
50g/1NaPH202・H20
3g/1 2)めっき条件:実施例1同じ 3)めっき付着量:2g/rn’ 4)めっき層中NiおよびP含有率: Ni 12.3重量%、 P 0.008重量%その
後、りん酸塩化成処理および3コート塗装を前述の条件
で行った。諸特性を第2表に示すが、良好なりん酸塩化
成処理性と塗膜二次密着性が得られた。
浴: ZnSO4*7tt20 300g/1Niso4−s
H2o 150ir/uNa2SO450g/1 2)めっき条件:実施例1と同じ 、3)めっき付着量:2Qg/m” 4)めっき層中Ni含有率712.5重量%(1) P
を含有したZn−Ni合金めっき(上層めっ、g) l)めっき浴: ZnSO4・7H20300g/Jl NiSO4ll6H20150g/fLNazSO+
50g/1NaPH202・H20
3g/1 2)めっき条件:実施例1同じ 3)めっき付着量:2g/rn’ 4)めっき層中NiおよびP含有率: Ni 12.3重量%、 P 0.008重量%その
後、りん酸塩化成処理および3コート塗装を前述の条件
で行った。諸特性を第2表に示すが、良好なりん酸塩化
成処理性と塗膜二次密着性が得られた。
(比較例1)
実施例1と同じ鋼板に以下の条件でZn−Ni合金めっ
きを施した。
きを施した。
(1)めっき浴:
Z n S O4・7 H20300g / INi
SO4・6H20’ 150g/1Na2SO45
0g/1 (2)めっき条件、めっき付着量:実施例1に同じ (3)約11層中Ni含有”l : 12.57IN、
Zその後、りん酸塩化成処理および3コート塗装を前述
の条件で行った。諸特性を第2表に示すが、粗大なりん
酸塩結晶が形成し、塗膜二次密着性は劣るものであった
。
SO4・6H20’ 150g/1Na2SO45
0g/1 (2)めっき条件、めっき付着量:実施例1に同じ (3)約11層中Ni含有”l : 12.57IN、
Zその後、りん酸塩化成処理および3コート塗装を前述
の条件で行った。諸特性を第2表に示すが、粗大なりん
酸塩結晶が形成し、塗膜二次密着性は劣るものであった
。
(比較例2)
実施例1と同じ鋼板に以下の条件でPを含有したZn−
Ni合金めっきを施した。
Ni合金めっきを施した。
(1)めっき浴:
ZnSO4・7H20300g/Q
NiSO4−6H20150g/JI
Na2SO450g/見
NaPH2o、、sH2050g/Q
(2>めっき条件、めっき付着量:実施例1と同じ
(3)めっき層中NiおよびP含有率:Ni 12.
5重量%、P O86重量%その後、りん酸塩化成処理
と3コート塗装を前述の条件で行った。諸特性を第2表
に示すが、めっき外観、りんm塩度膜の結糸形態、耐食
性が劣るものであった。
5重量%、P O86重量%その後、りん酸塩化成処理
と3コート塗装を前述の条件で行った。諸特性を第2表
に示すが、めっき外観、りんm塩度膜の結糸形態、耐食
性が劣るものであった。
以上述べた如く1本発明は、Zn−Ni合金電気めっき
層に僅かのPを含有させることによって、化成処理にお
いてりん酸塩皮膜の結晶が微細で緻密になり、塗膜の二
次密着性を大幅に向上させることができる。
層に僅かのPを含有させることによって、化成処理にお
いてりん酸塩皮膜の結晶が微細で緻密になり、塗膜の二
次密着性を大幅に向上させることができる。
1)りん酸11!皮膜形HB SEM観察○
りん酸塩皮膜結晶 5ALm以下で緻缶の長さが Δ: tt l Q〜20展履で混在X
: tt 20ル1以上で粗大?)
#食性: SST (塩水噴A試験)100時間後の赤
錆発生率 3)塗膜密着性二二次密着性 3コート後の試片を50℃の温水中に240時間浸漬後
ゴバン目セロテープテスト、塗膜残存率を評価
りん酸塩皮膜結晶 5ALm以下で緻缶の長さが Δ: tt l Q〜20展履で混在X
: tt 20ル1以上で粗大?)
#食性: SST (塩水噴A試験)100時間後の赤
錆発生率 3)塗膜密着性二二次密着性 3コート後の試片を50℃の温水中に240時間浸漬後
ゴバン目セロテープテスト、塗膜残存率を評価
Claims (2)
- (1)P含有率が0.0005〜0.5重量%、Ni含
有率が8〜20重量%であるZn−Ni合金電気めっき
層を具えることを特徴とするりん酸塩化成処理性にすぐ
れたZn−Ni合金電気めっき鋼板。 - (2)内層としてNi含有率が8〜20重量%であるZ
n−Ni合金電気めっきをさらにその外層としてP含有
率が0.0005〜0.5重量%、Ni含有率が8〜2
0重量%で付着量が0.5g/m^2以上のZn−Ni
合金電気めっき層を形成してなることを特徴とするりん
酸塩化成処理性にすぐれたZn−Ni合金電気めっき鋼
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18518184A JPS6164884A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | りん酸塩化成処理性にすぐれたZn−Ni合金電気めつき鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18518184A JPS6164884A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | りん酸塩化成処理性にすぐれたZn−Ni合金電気めつき鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164884A true JPS6164884A (ja) | 1986-04-03 |
JPH0364597B2 JPH0364597B2 (ja) | 1991-10-07 |
Family
ID=16166255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18518184A Granted JPS6164884A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | りん酸塩化成処理性にすぐれたZn−Ni合金電気めつき鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6164884A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02163382A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-22 | Kobe Steel Ltd | 燐酸塩処理性の優れたZn―Ni系合金電気めっき鋼板 |
JPH02185733A (ja) * | 1989-01-11 | 1990-07-20 | Hitachi Maxell Ltd | 光情報記録媒体 |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP18518184A patent/JPS6164884A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02163382A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-22 | Kobe Steel Ltd | 燐酸塩処理性の優れたZn―Ni系合金電気めっき鋼板 |
JPH02185733A (ja) * | 1989-01-11 | 1990-07-20 | Hitachi Maxell Ltd | 光情報記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364597B2 (ja) | 1991-10-07 |
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