JPS6164480A - サ−マルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は固定ヘッド式す々ルプリンタに関する−もので
ある。

（ロ）従来の技術 従来固定ヘッド式サーマルプリンタは使用する用紙が一
定の紙幅のものに固定されていた。それは印字パターン
に応じて用紙幅を適当に選択すれば用紙の節約になるが
、そのようにすると、誤って印字パターンより幅のせま
い用紙を選択する可能性があり、その場合、印字パター
ンの用紙幅からはみ出している部分子こおいては、付勢
された発熱素子の熱が紙に吸収されず、いわゆる空焚き
現象によってヘッドが損傷するおそれがあるからであり
、そのために印字パターンに応じた適当なサイズの用紙
を選択できず、また使用目的によっては用紙のロスが多
いという欠点があった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は紙幅調整により紙面に接触しなくなった感熱素
子が誤って付勢されるおそれのない固定ヘッド式サーマ
ルプリンタを提供し、それによって幅の狭い用紙を用い
た際に熱により感熱素子が損傷するのを防止しようとす
るものである。

に）問題点を解決するための手段 と記の目的を達成するためＩこ、本発明は紙送り機構に
設けた手動紙幅調節手段と、最大印字幅にわたって発熱
素子を列設してなる固定式印字ヘッドとを備えたサーマ
ルプリンタにおいて、発熱素子群を複数のブロックに分
け、各ブロック毎■こ付勢を禁止する回路を設けると共
に、紙幅調整量を検出してこれを禁止ブロック選択用信
号に変換、これを上記付勢禁止回路に入力する紙幅検出
装置を設けたものである。

（ホ）　作用 と述の構成によれば、紙幅調整手段１こよって紙幅を狭
く設定した時に、紙のない部分の感熱素子が自動的に付
勢を禁止されるので、紙に接触していない状態で感熱素
子が付勢されることがなく、したがっていわゆる空壁き
現象によって発熱素子が損傷したり劣化したりするおそ
れがない。

（へ）実施例 実施例図において、（１）は例えば２５６ドツト×１２
ブロツクの発熱素子よりなる固定式ヘッドでこ各発熱素
子には２値デ一タ信号が入力されると共に、ブロック単
位でストローブ信号が入力される。

（２ａ　）　（２ｂ　）　・−Ｃ２１）はストローブ端
子を表わしている。（３）は紙幅調整手段を構成するね
じ棒で、その一端１ａ回転操作用ハンドル（４）が取り
付けられ、他端は減速機購を介してロータリエンコーダ
（５）；こ連結されている。ロータリエンコーダ（５）
はねじ棒（３）の回転角に比例した電圧のアナログ信号
を出力する。ねじ棒（３）は左右部分≦こ互いに逆向き
のねじが切られており、それぞれ左右のビントラクタｆ
６Ｈ７）の軸部（１４）　（１５）が螺合し、ねじ棒（
３）の回転によってビントラクタｔ６）＋７’ｌが左右
方向へ移動するよう１こなっている。（８）は付勢禁止
回路で、ロータリエンコーダ（５）から出力されるアナ
ログ信号により、基準レベルが順次異っているコンパレ
ータ（８ａ）（８ｂ）（８ｃ）の出力を順次Ｌレベル１
ζし、付勢を禁止するブロックを選択する。（１０；は
ビントラクタ駆動軸でパルスモータ（１１）により駆動
される。駆動軸（１ｏ）には滑りキーによって軸方自掃
動自在にプーリｆ１２）ｉ＋３）が嵌合させてあり、ね
じ棒（３）に螺合させたビントラクタの軸部（１４）（
１５）の外周１こ同軸部に対して回転自在に嵌合された
プーリと上記プーリｆ１２）ｔ＋３）との間にビントラ
クタｔｓ＋ｔ　（７）が張設されている。

いま用紙（９）の幅が図示のような場合には、ブロック
（２ａ）（２ｂ’）およびＣ２ｋ）Ｃ２１）を付勢禁止
する必要があるが、このときハンドル１４）を操作して
ビントラクタ＋６１．　ｆ７１を用紙（９）のビン孔に
合う位置へ移動させると、ロータリエンコー々゛回 （５）がその時のねじ棒（３）の晴転量を検出してアナ
ログ信号に変換し、禁止ブロック選択用信号として付勢
禁止回路（８）へ入力し、コンパレータ（８ａ）および
（８ｂ）の出力をＬレベルにして、（８ａ）により最大
印字幅の両端のブロック（２ａ）および〔２１）へのス
トローブ信号を遮断し、次に（ｓｂ）により（２ｂ）お
よび（２ｋ）へのストローブ信号を遮断する。

なお本実施例は、ねじ棒（３）の左右部分を互いに逆ね
じにして左右対称に紙幅を調整し、左右対称位置にある
ブロックを同時に付勢禁止するように゛しているが、も
ちろん右側のビントラゲタ（７）のみを移動するよう１
こして用紙を左側に片寄せ、それに対応して右端部分の
ブロックのみを付勢禁止するようにしてもよい。

（へ）発明の効果 本発明によれば上述のように、紙幅調整手段に幅 よる調整量を検出じて紙幅が狭くなった分だけヘッドの
発熱素子の付勢を禁止するようにしたので、紙と接触し
ていない発熱素手を誤って付勢加熱してしまうおそれが
なく、シたがって発熱素子を損傷したり寿命を低下させ
たりするおそれがないという利点があり、またそのため
に印字パターンに応じて紙幅を自由に選択でき、用紙が
節約される。

また固定ヘッド式サーマルプリンタでは、サーマルヘッ
ドを構成する全発熱素子を同時に付勢するようにすると
、付勢用の電源の必要容爪が大きくなるので、発熱素子
群を複数ブロックに分け、ブロック単位で順次付勢して
行（ようにして、電源の小型化を画っているが、′この
ようにすると印字パターンのドツト配列において、横一
部分の印字を完了するのに要する時間は（−ブロックの
付勢時間）ｘ（ブロック数）となり印字速度が低下する
。この点本発明においては、“紙幅を目的に応じてせま
く設定すると付勢すべきブロック数が減り、その分だけ
印字速度を速めることができるので、用紙の節約と共に
印字能率の向上も得られる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明サーマルプリンタの一実施例を示す概略ブロ
ック図である。 ｉ＋）−・・・固定式ヘッド、Ｃ２ａ）（２ｂ）〜（２
ｆ）・・・・ブロック毎に設けたストローブ端子、（３
）・・・・ねじＬ　＋４＋・・・・ハフドル、＋５＋・
・・・ロークリエンコーダ、（６）（７）・・・・左右
ピントラクダ、（８）・・・・付勢禁止回路、（９）・
・・用紙。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙幅を調整する手段を設けた紙送り機構と、最大印字幅
   にわたつて発熱素子を列設してなる固定式印字ヘッドと
   、上記発熱素子を複数のブロックに分割し、ブロック毎
   に付勢を禁止する回路と、上記紙幅調整手段の調整量を
   検出し、禁止ブロック選択用信号に変換して上記付勢禁
   止回路に入力する紙幅検出装置とを備えて成ることを特
   徴とするサーマルプリンタ。