JPS6163642A - 薬理活性置換ベンザミド - Google Patents

薬理活性置換ベンザミド

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JPS6163642A
JPS6163642A JP60142414A JP14241485A JPS6163642A JP S6163642 A JPS6163642 A JP S6163642A JP 60142414 A JP60142414 A JP 60142414A JP 14241485 A JP14241485 A JP 14241485A JP S6163642 A JPS6163642 A JP S6163642A
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イヴオ モンコヴイツク
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Bristol Myers Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇呈上皮剋里圀! 本発明は下式■ 〔但し式中R1、Rt 、R3、R4、R%及びAは下
文中の定義の通りである)を有する新規の置換ベンザミ
ドに関する。該ベンザミドは嘔吐の治療、特に化学療法
から誘発される嘔吐、例えばガン患者のシスプラスチン
療法(cisplaLintrea ta+en t)
において、及び/又は胃の運動障害例えば胃の空虚化の
遅延、消化不良、鼓腸、食道における逆流及び類似症の
治療において有用である。
従来のI術 び間 寺 ガン治療剤を投与される患者において嘔吐は通常のこと
であると共に深刻な問題である。かなりの数の患者の場
合に悪心と嘔吐とが余りにひどいので化学療法完了前に
化学治療コースを停止してしまうことが起る。化学療法
に関連する嘔吐の鎮静に全面的にを効な抗嘔吐剤は未知
であるけれども良好な抗嘔吐活性をもつ多数の化合物(
その多くは置換ベンザミド構造にもとづく)が存在する
抗嘔吐剤の作用機構は完全には知られていないけれども
有効な抗嘔吐剤は一般にドパミン作用性の拮抗剤である
。事実、潜在性抗嘔吐剤のスクリーニングはドパミン作
用遮断性の測定にかかわる試験、例えばインビトロにお
けるスピペロン(spiperone)結合試験及びイ
ヌにおけるアポモルフイン嘔吐試験により典型的に遂行
される。ドパミン作用拮抗現象の結果から及び/又は中
枢神経抑圧の結果から既知の抗嘔吐剤は望ましからぬ副
作用例えば鎮静化、失調反応、下痢及び鈴生不能の作用
を有する。
驚くべきことに一群の置換ベンザミド抗嘔吐剤が高度の
特異作用を存すること、それらはドパミン作用拮抗剤で
はないこと、そしてそれらは現在公知の抗嘔吐剤の呈す
る望ましがらぬ副作用をもたないことが本発明によって
見出された。
各種の置換ベンザミド及びそれらの薬理学的活性に関す
る優れた最近の報告が学術書 (@ChemicalRegulation of B
iologicalMecbanisms”、 八、M
、Creighton  and  S、  Turn
er。
editors、 Royal 5ociety of
 London (1982L 1nthe chap
ter entitled  5ubstituted
 Benzamidesas  Dopamine  
Antagonists  ”、  by  M、S、
  lladley(Pages 140−153) 
)に見出される。それによるとこのクラスの化合物は下
式 (但し式中アリール環は一般にはフェニル環であり、“
メトキシ基はベンザミド部分(モイエティ)に対しオル
ソ位に殆ど一定不変に存在する”)によって定義される
。該学術書は又置換ベンザミドの様々な作用は該化合物
がドパミン拮抗剤であることの結果であると考えられる
と指摘している。
フェニル環上に各種の置換基をもつN−置換ベンザミド
を開示する代表的な従前技術の特許文献は下記の諸文献
を包含する。
米国特許第3219528号(発明者M、L。
Thominet、  1965年11月23日刊)明
細書は下式 り、R1及びR2はアルキルであり、Lは酸素、メチレ
ン又はNRであり、該Rは水素、アルギル又はアルキル
スルファモイルであり;Wはアルキレンであり;Aはア
ルキルであり;Bはイオウ又は酸素であり;そしてX、
Y及びZは水素、ハロゲン、アルコキシ、ニトロ、アミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(低級)アシ
ル、(低級)アシルアミノ、シアノ、アルキルメルカプ
ト、スルファモイル、アルキルスルファモイル、ジアル
キルスルファモイル又はハロメチルである〕の置換ベン
ザミドを開示している。この化合物はアポモルフイン拮
抗剤であって抗嘔吐剤と規定されている。米国特許第3
177252号(1965年4月6日刊)及び3312
739号(1967年4月4日刊)各明細書は同様事項
に関し同様に開示している。
英国特許第1500105号(1978年2月8日刊)
明細書は下式 〔但し式中Aは水素、Cl−5アルキル又はC2−。
アルケニルであり;Xは水素、C1−、アルコキシ、C
2−、アルキル、CZ−、アルケニルオキシ又はCZ−
Sアルケニルであり;Yは水素、ハロゲン、ニトロ、C
l−5アルキル、C,−Sアルコキシ、アミノ又は置換
アミノであり;Zは水素、ハロゲン、C,−、アルコキ
シ、Cl−5アルキルスルフオニル又は−5O1NR’
R2基であって該R1及びR2は同じか又は異っていて
水素又はCl−5アルキル基であり、或は−NR’R”
は任意に他のへテロ原子を有する複素環であり;WはC
1−9直鎖又は分岐鎖のアルキレン基であり−Bは−N
R3R’であってR3はCI−SアルキルでありR4は
Cl−5ヒドロキシアルキルであり、又はBは窒素付着
複素環であって任意に第2の窒素原子を含むと共に任意
に1個の置換基を有するものであり、或はBはラセミ体
、右旋性又は左旋性の複素環であって下式 R″′ (但し式中RはC+−sアルキルであって反応性官能基
例えばヒドロキシ、メルカプト、オキソ、チオキソ、オ
キサ又はチアを有するものであり;そしてmはl、2或
は3である)〕を有する置換ベンザミド及びその酸付加
塩、酸化物及び第4級アンモニウム塩を開示している。
この化合物はアポモルフイン拮抗剤であって種々の治療
学的諸性質を有し特に抗嘔吐剤として有用である旨が規
定されている。
米国特許第4207327号(1980年6月10日刊
、発明者C0D、Lun5ford等)明細書は下式(
但し式中Rはアルキル、シクロアルキル又はフェニルア
ルキルであり;R′はアルキル、シクロTルー1i−ル
又はフェニルアルキルであり;R”は水素、アルキル又
はフェニルであり;そしてR3はヒドロキシ、シアノ、
ニトロ、アミノ、フルオロ、クロロ、ブロモ、トリフル
オロメチル、アルキル、アルコキシ、スルファモイル又
はアセタミドであって夫々のR3は同じか又は異る)を
有する化合物を開示している。これらの化合物は抗嘔吐
及び胃の空虚化の性質をもつと記載されている。
米国特許第3966957号(1976年6月29日刊
、発明者Cafe、 Jr、等)明細書は下式(但し式
中Rはシクロアルキル、フェニル又はフェニルアルキル
であり;R1は水素、C+−sアルキル又はフェニルで
あり;R2は水素、アルキル、アルコキシ、アミノ、ニ
トロ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、メルカプト
メチル、アセタミド、スルファモイル、シアノ、ヒドロ
キシ、ベンジルオキシ又はトリフルオロメチルであり;
そしてnは0,3である)の置換ベンザミドを開示する
と共に下式 (但しRはシクロアルキルであり・;R1は水素又はC
3−6アルキルであり;R2はニド巳、アミノ、ハロゲ
ン、フルファモイル又はアルコキシであり;そしてnは
O〜3である)を有する置換チオベンザミド及び製薬学
上許容可能のそれらの酸添加塩を開示している。米国特
許第3963745号の発明は実質上同じ開示事項に関
連しそれを開示している。該化合物はアポモルフイン拮
抗剤である旨、抗嘔吐剤として有用である旨が記載され
ている。該化合物の酸物はラットの強硬症(カタレプシ
イ)をやわらげる旨も記載されている。
−■声を解決するための手′ 本発明は下式 〔但し式中R3は水素であるか又はR4とR5とが夫々
水素である場合にR3はく低級)アルコキシであり; R4は水素、アミノ又は(低級)アルコキシであり; R8は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリフルオロ
メチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アルカンスル
フィニル、(低級)アルカンスルホニル、スルファミル
又はR6−6−であり、或はR4とR5とは一緒 にな
って−HN −N = N ’−であり; R6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(低
級)アルキニルであり; R1は であって線式中nは1〜4の数値であり;R7とR8と
は同じか又は異っていて(低級) ′アルキル、(低級
)アルケニル、(低級)アルキニル、 であり、 R”は水素又は(低級)アルコキシであり;R”は水素
、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキル又は(低級
)アルコキシであり、(0)P ↑ Aは酸素又は−3−であり; lマ2は RI! であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR’−であり、ピリジル又
はオキサゾリジニルであり;mは2又は3であり; pは0.1又は2であり; qはO〜4の数値であり; rは2又は3であり; R9は、水素又は(低級)アルキルであり;R11、R
12、R目、RI5及びRlthは同じが又は異ってい
て水素、(低級)アルキル、(低級)アルケニル、(低
級)アルキニル、(低級)アルコキシ(低級)アルキル
、炭素原子数5〜7のシクロアルキルであるか或は R1′I であるが但しR″SR′S又はRI&が(低級)アルケ
ニル又は(低級)アルキニルである場合には不飽和炭素
原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接付加せず; R”は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低級)ア
ルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜7のシ
クロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ、(低
級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカルボニル
(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒドラジノ
、チェニル、フェニル、 であり; R18及びR19は同じか又は異っていて水素又は(低
級)アルキルであり、 R1とR21とは夫々水素であるか又は−緒になって を表わし; 或はR”とRI3とはそれらに付着する炭素原子と共に
炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、線環は酸素、イオ
ウ及び窒素から成る群から選ばれる少くともひとつのへ
テロ原子を任意に有するものであり; もしくはRItとR14とはそれらに付着する炭素原子
と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽和環を形
成し、線環は酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ば
れる少くともひとつのへテロ原子を任意に有するもので
あり; 或はRIJとRIJとはそれらに付着する炭素原子及び
酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成する〕を
有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒性の塩、
水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩にかかわ
る。
式■の化合物のうち更に好ましい化合物群は下式 (但し式中R3は水素であるか又はR4とR3とが夫々
水素である場合にR3は(低級)アルコキシであり; R1は であり; nは1〜4の数値であり; R7とR8とは同じか又は異っていて(低級)アルキル
、(低級)アルケニル又は(低級アルキニル)であり; R16は水素又は(低級)アルコキシであり;R2は RIt ■ であり; Xは酸素、イオウ又は=tNOR”であり、(0) p ↑ Zは−(CHz)p−10、N又は−S−であり;\2
・ ピリジル又はオキサゾリジニルであり;mは2又は3で
あり; pは0,1又は2であり; qはO〜4の数値であり; rは2又は3であり; R9は水素又は(低級)アルキルであり;R1、R′2
、R13、Rls及びR”は同じか又は異っていて水素
、(低級)アルキル、(低級)アルケニル、(低級アル
キニル)、(fIX級)アルコキシ(低級)アルキル又
は炭素原子数5〜7のシクロアルキルであるが但しR1
、R”又はR”が(低級)アルケニル或は(低級)アル
キニルである場合には不飽和炭素原子は酸素又は窒素原
子に直接付着せず; RISは水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低級)
アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜7の
シクロアルキル、(低級)アルコキシ、ヒドロキシ、(
低級)アルケニルオキシ、ヒドラジノ、(低級)アルコ
キシカルボニル(低級)アルケニル、アセチルヒドラジ
ノ、チェニル、フェニル、フェニル(低級)アルキル又
はR” \\、 R” であり; RIBとR19とは同しか又は異ってl、sて水素又G
よ(低級)アルキルであり; RhoとR2+とは夫々水素であるか又Gよ−♀hにな
って を表し; 或はRlzとR”とはそれらに付着する炭素原子と共に
原子数5〜7の飽和環又は不飽和環を形成し、線環は酸
素、イオウ及び窒素から成る群力)ら選ばれる少(とも
1個のへテロ原子を任意に有するものであり: 或はR”とRISとはそれらに付着する炭素原子及び酸
素原子と共に飽和された酸素含有の3〜7員環を形成す
る〕を有する化合物又はそれらの無毒性の製薬学上許容
可能の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム
塩である。
弐rの化合物のうち史に尚好ましい化合物群は下式 〔但し式中R7とR8とは同じか又は異っていてエチル
又はメチルであり; R2は CHz OCHz CHz OR”、−CH2CH2O
R”、I9 であり; Xは酸素、又は=NOR16であり、 R9は水素又は(低級)アルキルであり;R11、RI
Z、Rls及びRlbは同じか又は異っていて水素、(
低級)アルキル、(低級)アルケニル、(低級)アルキ
ニル、(低級)アルコキシ(低級)アルキル或は炭素原
子数5〜7のシクロアルキルであるが但しR目、RIS
又はR”が(低級)アルケニル又は(低級)アルキニル
である場合には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子
に直接付着せず; RISは水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低級)
アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、(低級)アルコ
キシカルボニル(低級)アルケニル、アセチルヒドラジ
ノ、チェニル、フェニル、フェニル(低級)アルキル又
は RIZ であり; R111とR1’lとは同じか又は異っていて水素或は
メチルであり; 或はRIZとR”とはそれらに付着する炭素原子と共に
原子数5〜7の飽和環又は不飽和環を形成し、線環は酸
素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも1
個のへテロ原子を任意に有するものであり; 或はR′4とRISとはそれらが付着する炭素原子及び
酸素原子と共に酸素含有の飽和の3〜6員環を形成しす
る〕を有する化合物又はそれらの無毒性の製薬学上許容
可能の塩、水和物、溶媒和物或は第4級アンモニウム塩
であ・る。
式■を有する特に好適な化合物は下記のものである: 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−メトキシエトキシ)−ベンザミ
ド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−ヒドロキシエトキシ)−ベンザ
ミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2,2−ジメトキシ−エトキシ)−
ベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−〔(2−メトキシエトキシ)−メチル
オキシ〕ベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−プロノずノン−1−イル)−オ
キシベンザミド、 4−アミノ−2−ベンゾイルメチルオキシ−5−クロロ
−N= (2−(ジエチルアミノ)エチル〕 −ベンザ
ミド、 4−アミノ−2−(ブタン−2−オン−3−イル)オキ
シ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル
〕 −ベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−2−(シクロへキサノン−2
−イル)オキシ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル
〕ベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(5−ヘキセン−2−オン−3−イル
)−オキシベンザミド、4−アミノ−5−クロロ−N−
(2−(ジエチルアミノ)エチル) −2−〔(2−ヒ
ドロキシイミノ)−プロパン−1−イル〕オキシベンザ
ミド、4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチル
アミノ)エチル)−2−〔(2−メトキシイミノ)−プ
ロパン−1−イル〕オキシベンナ′ミド、4−アミノ−
5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル)−
2−(2−ヒドロキシプロパン−1−イル〕オキシベン
ザミド、 4−アミノ−5−クロロ−2−シアノメチルオキシ−N
−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−ベンザミド、 4−アミノ−2−(カルボキサミドメチルオキシ)−5
−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−ベ
ンザミドアセテート、 4−アミノ−2−(2−ブチン−1−イル)オキシ−5
−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−ベ
ンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−〔(2−メチルスルフィニル)−エト
キシ〕ベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(ペンタン−2−オン−3−イル)−
オキシベンザミド、 4−アミノ−2−(2−ブタノン−1−イル)オキシ−
5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベ
ンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(ペンタン−2−オン−1−イル)−
オキシベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−2−(ペンタン−3−オン−
2−イル)オキシ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチ
ル〕ベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−ヒドラジノ−2−オキソ−エト
キシ)ベンザミド、 スレオ−4−アミノ−5−クロロ−N−C2−(ジエチ
ルアミノ)エチル) −2−(2−ヒドロキシブト−3
−イル)オキシベンザミド、エリスロ−4−アミノ−5
−クロロ−N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−2
−(2−ヒドロキシブト−3−イル)オキシベンザミド
、4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミ
ノ)エチル)−2−〔(2−(メチルアミノ)−2−オ
キソエトキシ〕ベンザミド、4−アミノ−5−クロロ−
N−(2−(ジエチルアミノ)エチル)−2−(エチル
−3−メトキシ−クロトン−4−イル)オキシベンザミ
ド、4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルア
ミノ)エチル)−2−(1,3−ジオキソラン−2−イ
ル)オキシベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(オキサゾリジン)=2−オン−5−
イル−メチル)オキシベンザミド、4−アミノ−5−ク
ロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル)−2−(
2−ピリジノメチル)オキシベンザミド、 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルツー2−テトラヒドロフルフリル−オキシベン
ザミド、及び 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−メトキシエトキシ−エチル)オ
キシベンザミド、 並びにそれらの無毒性で製薬学上許容可能の塩、水和物
、溶媒和物及び第4級アンモニウム塩。
なお本発明の範囲内には式Iの化合物のすべての可能な
光学異性体及び幾何異性体並びに存在するならば互変異
性体が含まれる。他の態様において本発明は式■の化合
物の製造方法及び活性成分として式Iにぞくする少くと
も1種の化合物を含有する抗嘔吐性組成物及び/又は胃
の運動性組成物に関連を有する。
式■の化合物は数工程を経て製造される。好ましい反応
方法においては下記反応式Iに示す通り式■の化合物と
式R” −L (但しLは慣用の残基である)の化合物
とを酸の担体としての塩基の存在下に反応させて式Iの
化合物を製造する。
反応A上 適切な残基りは当業技術者に周知のものであって例えば
クロロ、ブロモ、ヨード、メタンスルフォニル、トルエ
ンスルフォニル及び類似物である。
塩基は穏和なもの例えばKzC03、Na2CO3、M
 g S O4或は第4級水酸化アンモニウム例えばテ
トラブチルアンモニウムヒドロキシド又はベンジルトリ
エチルアンモニウムヒドロキシド或はそれらの混合物で
ある。反応は不活性有機溶剤例えばアセトン、アセトニ
トリル、塩化メチレン、ジメチルアセタミド、ジメチル
アセタミド、メタノール、エタノール、イソプロパツー
ル、ジグリム(diglywe)、又は顕像物中で行わ
れる。塩基として水素化ナトリウム又は水素化カリウム
を無水の、非プロトン性有機溶剤中で利用することも可
能であるし、或は強塩基例えばNaOH又はKOHを高
濃度溶液として、相転移溶剤系例えばCH2C122/
H20の中で、相転移触媒としての第4級アンモニウム
ハロゲン化物、硫酸塩又は水酸化物、例えばテトラブチ
ルアンモニウムクロリド、七チルトリメチルアンモニウ
ムプロミド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド
或は類似物を添加して遂行される。
反応式1の反応は、式■の化合物中に存在する置換基の
代りに、最終工程として式■の化合物の中に置換基R3
、R4及び/又はR5を結合させる(或は前駆基から転
化させる)ように変更されることも可能である。即ち例
えばR5が水素である化合物Iを塩素化してR6がクロ
ロである化合物■を製造する。同様に化合物■のR4が
例えばN Ox 、 −N HCOR又は−N=CHN
 (R)zであり得るし、Rは(低級)アルキルであり
得る。
49− N O□基を次工程でアミノ基に還元するか又
は−NHCOR或は−N冨CHN(R)!をアミノ基へ
加水分解する。
本発明にお(1ては式Iの好適化合物のひとつのための
例示として有機溶剤可溶性のテトラ置換アンモニウム塩
の使用が好ましい。
N)12 第1工程において化合物11aを水性水酸化ナトリウム
中にとかしてテトラブチルアンモニウムプロミドの1当
量と処理する。溶液から沈積する第4級アンモニウム塩
maを濾過して集める。次にこれを不活性有機溶剤例え
ばジメチルホルマミド、ジメチルアセタミド、アセトニ
トリル、テトラヒドロフラン、CHCl3 、ジメチル
スルフオキシド又はジグリム中で所望のアルキル化剤と
反応させて所望の製品1aを製造する。
式naの中間体は例えば下式をもつ市販のメトクロプラ
ミド(s+etoclopramide)から製造され
得る。当業技術者に周知の方法によりメトクロプラミド
を脱メチル化し得る。適切な反応方法は不活性溶剤例え
ばジメチルホルマミド又はジメチルスルフオキシド中で
のチオアルコキシド又はチオアリールオキシド例えばN
a5CJs、KSCzHs 、L i SC*Hs或は
との反応を包含するか又は該反応方法は溶剤例えばエチ
レングリコール、プロピレングリコール又はジグリム中
でのNaOH或はK OH’&の反応によるかもしくは
48%水性臭化水素酸との反応による。本発明で好まし
いのはジメチルアセタミド中Na5C2H,を用いる脱
メチル化である。
或種の2−置tA基の化合物11aへの直接的付加は保
護基導入方式及び保護基離脱方式なしには困難であるこ
とが諒解されよう。その一方において始めに付加された
2−置換基は次工程で修飾され得る。下式の化合物1b
(本発明の他の好適化合物)を用いると、−例ではある
が、各種の転化が行われる(下式参照)。
b Nll。
NH。
式!の化合物製造のための別法において所望の2−置換
基を有する弐■の化合物の1位に所望の置換カルボキサ
ミド基を導入するように反応を行う。下記の反応式2中
の工程2a〜2hに示す通りこの反応操作に数種の変法
がある。
反応式2 [ 上記反応については英国特許第1449524号(19
76年9月15日刊)明細書中に各種のジスルフィド及
びリン化合物を用いる詳細な記載がある。
出発原料物質とアミンとを約100 ’Cに加熱し、そ
の温度でP 20 sを加えると短時間内に温度が約1
50℃に上昇する。この操作は英国特許第144135
2号(1976年6月308刊)明細書に記載されてい
る。
Vc 1FI2 上記反応において4位のアミノ置換基を適宜のアミド基
例えばアセタミドヘアシル化することにより保護せねば
ならない。■−置換基の導入後に4−アセタミド基をア
ルカリ加水分解によりアミノ基へ転化させる。この操作
には諸変法があって英国特許第1395132号(19
75年5月210「11)明細書に記載されている。
この反応には上記(d)の変法があり、英国特許第13
95131号(1975年5月21日刊)に記載がある
H2 Ve 上記操作法及びその変法は英国特許第1409686号
(1975年10月15日刊)に記載されている。
上記操作法は日本国特許出願公開51−026840号
(1976年3月5日刊)公報に記載されている。
上記操作法において4−アミノ置換基はアシル化例えば
アセタミド基形成によって保護され、次いで加水分解さ
れて最終目的化合物中でM 離アミノ基となる。該方法
及びその変法については日本国特許出願公開47−18
652号(1972年9月16日刊)公報に記載がある
)”                       
r上記操作法及びその変法はベルギー特許第69267
0号(1967年7月17日刊)明細書に記載されてい
る。
主五鬼塾果 嘔吐の生理学及び神経薬理学及び特に化学療法誘発性嘔
吐は未だ完全に解明されるに至らない。
嘔吐の制御機構は骨髄内の2種の特異単位、即ち嘔吐中
心及び化学−受容体制動域(CTZ)から成る。嘔吐中
心はすべての嘔吐刺激の結局的−m通路であって第4脳
室の外側の細網組織形成体内に存在する。CTZも又第
4脳室の床の中、即ちボストリマ域(area pos
tre■a)中に存在して血液又は脳を髄液内の化学的
刺激物によって活性化されるらしい。刺激が起ると受容
体例えばCTZ内のドパミン受容体は衝撃を起しこれを
嘔吐中心へ伝えて嘔吐を起す0反射誘導性嘔吐も又胃腸
管の過敏状態、或は中枢神経系内の受容体の刺激によっ
て起され(その結果刺激を与え)る。脳皮質は嘔吐の他
の発生源と信ぜられている。従って化学療法を受ける患
者の先行的嘔吐の周知の問題は外因性の化学的刺激と関
連しないことが明らかで、ある、先行的嘔吐は脳皮質に
よって最初に媒介され、次いで骨髄内の嘔吐中心を刺激
するのであると信ぜられる。
現在多数の抗嘔吐剤例えばメトクロプラミド(meto
clopras+1de)、ブロモブライド(brom
opr 1de)、アリザブライド(alizapri
de) >タレポプライド(clebopride) 
、トムベリトン(domperidone)及びナビロ
ン(nabi 1one)が市販されている。メトクロ
プラミドは最も著名な化合物であってシスプラチン(c
isplatin) (このものはを効な化学療法剤で
あるが高度に嘔吐源を構成する)との併用が広く行われ
ている。
現在市販中の置換ベンザミド抗嘔吐剤は一般にドパミン
作用性拮抗剤であってCTZ内のドパミン受容体を閉塞
(ブロック)することにより抗嘔吐活性を発現すると真
実、信ぜられている。潜在性の抗嘔吐剤に関するスクリ
ーニング試験はドパミン作用性拮抗活性の測定試験例え
ばインビトロでのスピベロン(spiperone)結
合試験及びイヌ或はネコにおけるアポモルフイン誘導性
嘔吐の減弱化試験を含む歴史的な方法であった。
公知の置換ベンザミド抗嘔吐剤の種々の主効力はそれら
のドパミンブロッキング作用にもとづくものであって鈴
生不能、急性失調症、パーキンソン病徴候及び遅発性運
動異常症を包含し、屡々神経系うつ病に関連する。
本発明の式■の化合物は有効な抗嘔吐剤であるけれども
インビトロ試験(スピペロン結合試験)及びインビボ試
験(イヌのアポモルフイン嘔吐試験)によって証明され
た通りドパミン作用性拮抗剤ではない。即ち式■の化合
物は高度の特異作用を伴う良好な抗嘔吐活性(特に抗化
学療法−誘導性嘔吐活性)を有していてしかも置換ベン
ザミド抗嘔吐剤のドパミン作用性拮抗剤に起り易い副作
用の傾向(例えば既述された如き傾向)を示さない。
市販の置換ベンザミド抗嘔吐剤(例えばメトクロプラミ
ド)は胃の運動活性をも有し胃腸連動障害に関連する病
気例えば胃の空虚化の遅廷、消化不良、鼓腸、食道にお
ける逆流及び類似症の治療のために有用である。式Iの
化合物中の酸物は域−刺激モルモット回腸試験(これは
胃の運動活性に関する標準的なスクリーニング試験であ
る)においてメトクロプラミドと同様な活性を示すこと
が証明された(第2表)。更に式■の化合物はドパミン
作用性拮抗剤ではないので式Iの化合物はメトクロプラ
ミド又はタレポプライドの如き市販置換ベンザミドの上
述の副作用傾向をもたない。
この試験法はラットの脳の線条体のホモジネートを用い
るインビトロでの放射性スピペロンリガンドを偏位させ
得る化合物の検出に用いられる。
これはドパミン作用性(D2)受容体に親和性を示す化
合物の同定に用いられる。
ラット150±10g;チャールスリバー系)の首を切
り、線条体を切り出してドライアイス上で凍結させた。
この組織を使用前に一80°Cに貯蔵した。線条体のホ
モジネート(ブリンクマンポリドロン(BrinkIl
ann Po1ytron)を冷ヘペス(HEPES)
、KOH緩衝液(最終pH= 7.4 >中で39,0
OOXGにおいて遠心処理した。上澄液を捨てペレット
を再びヘペス・KOH緩衝液中にjQ、WfJさせ、上
述のように再び遠心処理した。上澄液を再び捨ててベレ
ットを001%(w / v )アルコルビン酸、10
μMパルギリン、120mMのNaC1,5mMのMC
I、2mMのCaC1z及び1mMのM g C1zを
含む50mMヘペス・KOHから成る緩衝液(緩衝混合
液100mff1当り湿潤組織ベレット1gの濃度)中
に懸濁させた。
式■の化合物及び対照化合物対3F!−スピペロンの阻
害濃度50(ICs。)を測定する試験を下記のように
実施した。100μLの緩衝混合物(全結合用)、10
0μLの緩衝混合物プラス100μの10−’MD (
+)−ブタクラモール(盲検用、即ち非特異的結合用)
、又はto−’、10−b或は10−’Mの被検化合物
を含む緩衝混合物の100μLを有する各試験管を準備
した。各試験管に緩衝混合物(恒温保持混合物中200
0c、p、、m、)中3H−スピペロン〔ニュウィング
ランドニュクリア(New t’ngland Nuc
lear )の溶液の100μLと線条体組織懸濁物の
800μLとを加えた。次にこれらの試験管内容物に緩
衝混合物を加えて1mLにうすめると最終濃度1o−8
、lo−7及び10−’Mの濃度の被検化合物と約11
00pの3H−スピペロンとを与えた。これらの試料を
37℃に15分間恒温保持し、ガラス繊維濾過器上で真
空下に濾過し液体シンチレーションスペクトロメトリイ
によって計数した。各被検化合物についてIcS、は被
検化合物の最高濃度(10−”tlM−1000nM)
に到達しなかったので第2表中の諸成績は>11000
nと記載されている。対照化合物についてIC,。がも
との濃度に達した(又はそれを越えた)場合には測定濃
度を(もとの濃度から)A、%、1,2及び4倍してI
C5oに最も近づくようにして試験を反覆して更に正確
にIC,。を測定した。これらの後者の成績を第2表に
示した。すべての試料を重複させて試験した。
B)イヌにおしるアポモルフイン−悸1111に・雌雄
のピーグル種の非絶食処踵のイヌを試験対象に用いた。
被検化合物及びアポモルフインの夫々を水溶液として皮
下投与し、アポモルフイン投与の30分前に被検化合物
を投与した。アポモルフイン投与の60分間の後に嘔吐
するか又は嘔吐を完全に防止したか(定量的応答)につ
いてイヌを観察した。
アポモルフイン1回投与量は0.3mg/kgであった
。被検化合物はアポモルフイン拮抗性を木質的に欠如す
るので該投与量を3mg/に6とした。該投与量におい
ては50%拮抗性(嘔吐の防止)に達しなかった。対照
化合物例えばメトクロプラミド、アリザブライド、タレ
ポプライド及びトムペリトンはドパミン作用性拮抗活性
を有するので該標準物の低投与量においてEDs。を計
測して第1表に示した。すべての試験を少(とも2頭の
イヌについて行った。
C) イ チにおけるシスプラチン−誘 性嘔口成熟し
た雄の去勢されたツイツチ系白イタチ(1,0〜1.5
 kg)をベンドパルビタルナトリウム(30sg/k
g、腹腔内投与)により麻酔させた。
首の腹側及びを面域の毛を剃って3aaだけ切開した。
左頚静脈を露出させ絹縫合糸で頭端部のところを結紮し
た。内在性のカテーテルは長さ18cmの重合シリコン
製(Silastic)の管〔内径0.020インチ(
0,05CIII)X外径0.03 フインチ(0゜0
9cm))から成りヘパIJン(1000単位/ m 
e )で満たされた2aaのポリエチレンスリーブ(p
olyethylene 5leeve) (内径0.
045インチ(0,114am) x外径0.062イ
ンチ(0,157CIIl))を具え、両端に23ゲー
ジ(guage) X 1インチ(2,54cm)の針
を用いて露出端を封じた。
頚静脈を少し切り、カテーテルを挿入し、皮下の13ゲ
ージ×5CI11トロチヤア(trochar)を介し
て自由端を配置し、絹製縫合糸を用いて首すじに付着さ
せた。被駒白イタチを個体用の籟に入れ試験萌の2〜4
日間だけ回復させた。
試験当日にシスプラチン投与5分間+iif及び投与9
0分後にカテーテルを介して被検化合#!!AC3mg
/mβ又は1 m l /kg)を静脈注射によって与
えた。シスプラチン溶液は70°Cの生理的食塩水を加
え攪拌し超音波処理で溶解させることにより調製された
。得られた7容液(4mg/me)を40“Cに保持し
、カテーテルを介して静脈注射(12mN/JB) シ
た。シスプラチン投与後に白イタチを4時間連続して観
察し嘔吐の状態(エピソード)を記録した。1分間以内
の2回又はそれ以上の回数の嘔吐のエピソードは単一の
エピソード(singieepisode)と考えられ
た。
実験終期に白イタチをT−61の静脈注射によって安楽
死(euthanize)させカテーテルの正常な配置
を確証した。食塩水による処置を対照として試験成績を
防止率%(等級化された応答)として第1表に示す。
D)胃の運動活性の成醜 本発明の多数の化合物がモルモットの域−刺激を受けた
四腸被験物の収縮を増大させることか見出された。この
活性はインビボでの胃の運動(gastrokinet
ic(prokinetic)活性〕即ち胃の運動性及
び胃の空虚化に相関すると考えられる。
健常な雄のモルモット〔ハートリイ (Hartly)
 ;チャールスリハー(CI+arles River
))  (体重300〜4(]Og)を頚部脱臼によっ
て殺した。回前部境界に最も近い長さ10cmの分節(
セグメント)を捨ててから回腸の末端部を取り出した。
3〜4cmの長さの切片をタレジス(Krebs)の生
理的緩衝液を含む20m1のオルガンバス(organ
 bath)の中に入れた。この緩衝液を95%0□−
5%CO2を用いて泡立てて37℃に保持した。静止張
力(resting tension)を1.Ogに調
節してこの組織を刺激することなく15分間平衡化させ
た。
電気的刺激を与えるために内腔を経て白金線(陰極)を
引張り、他の白金線(陽極)をガラス棒に付着させ、こ
のガラス棒に筋肉を懸垂した。単一脈拍を伴い、0.5
 m5ecを継続し、10秒毎に1回の伝達において最
高単収縮に達するに必要な電圧量の1.5倍量において
組織を同軸的に刺激した。
15分間の平衡期間(刺激を与えずに)の後に刺激装置
(Grass S88 Stimulator)を作動
させて組織を約1時間或は単収縮の高さを定常に保たせ
るに至るまで、安定化させ、20分間毎に洗浄を行った
。回腸収縮を勢力転置伝達装置(forcedispl
acement transducer)(Grass
 BT03C)を用いて等大向(isometrica
lly)に記録してダイノブラフ記録器(Dynogr
aph recorder)上に表現(ジスプレイ)し
た。式■の化合物の酸物は域刺激モルモット回腸試験物
の収縮の増大を示した。これらを第2表に示す。表中に
平均最大増加率%、最小有効数縮度cμm)、有効濃度
3゜(EC30)及び、或場合に、有効′6;度3゜(
E C3゜)(μM)を記」成した。
第1及び2表は式Iの諸化合物が有用な抗嘔吐活性及び
胃の運動活性を有することを示し、又該第1表は該諸化
合物が本質的にドパミン作用性拮抗を示さないこと、従
って現在市販中の置換ベンザミド抗嘔吐及び胃の運動性
付与剤の副作用発現傾向を持たないことを示すものであ
る。
式Iの化合物は経口的、非経口的に或は坐剤により投与
され得る。ガン治療用化学剤例えばシスプラチンを服用
する患者の場合に抗嘔吐剤として使用する際には大量の
非経口溶液(例えばデキストロース−水中5%、デキス
トロース−0,45%食塩中、リンゲル注射液中又は乳
酸塩添加リンゲル注射液中5%)中にうすめた静脈内浸
剤として投与することが好ましい。胃の運動性付与剤と
して使用する場合にもし機序が深刻でなければ本化合物
を経口投与することが好適である。機序が深刻であるな
らば該深刻な機序がおさまるまで筋肉内又は静脈内注射
から治療を始めることが好ましく、該機序がおさまった
ときに経口服用を研究するのがよい。
式■の化合物の投与量は使用目的(抗嘔吐なのかそれと
も胃の運動性付与なのか)、投与すべき特定化合物、患
者の年令、体重及び一般的健康状態、並びに疾病の深刻
度に依存すると共に医師の判断の範囲内にある。
胃の運動性付与のために摂取するならば弐Iの化合物を
1〜100mg、好ましくは5〜50mgの投与量で1
日に2〜5回、好ましくは1日4回、例えば食前に、及
び就寝時に投与することが一般である。
嘔吐作用性の化学的ガン治療剤に伴う悪心及び嘔吐の防
止のためには式Iの化合物を0.1〜50mg/kg、
好ましくは0.5〜10mg/kgの投与量で1日数回
投与(大量の非経口溶液でうすめて)することが一般で
ある。使用される特別投与量は既述の諸要因に依存する
と共に化学的ガン治療剤の嘔吐作用性にも依存する。一
般的には化学的ガン治療剤投与の例えば30分前に最初
の投与量を与え、それに次いで悪心と嘔吐とがおさまる
か又は軽減するまで、例えば12〜24時間かかって、
化学療法剤投与の各2〜8時間後に投与する。
経口投与用に好ましいのは錠剤及びカプセル剤であって
単−投与形をなし常用の行形剤例えば結合剤、充填剤、
錠剤化用潤滑剤、崩壊剤、湿潤剤及び類似物を添加して
もよい。所望ならば錠剤を慣用技術に従ってフィルム被
覆してよい。経口用液剤は水性又は油性懸濁物、溶液、
乳濁物、シロップ剤又はエリキシル剤の形であり得るし
、或は使用前に水又は他の適宜の媒体で再構成するため
の乾燥製品であり得る。液状製品は慣用の添加物例えば
懸濁剤、乳化剤、非水性媒体(食用油を含む)、保存剤
並びに芳香剤及び/又は着色剤を含み得る。
非経口投与用には式Iの化合物を滅菌した行形剤と組合
せる。行形剤と活性成分濃度とに依存して投与形態は溶
液又は懸濁物であり得る。行形剤は通常の場合に少くと
も大部分は滅菌水であるが食塩溶液、グルコース溶液及
び類似物を使用してもよい。注射用懸濁物も又使用され
るがその場合に慣用の懸濁剤を使用し得る。常用の保存
料、緩衝剤及び類似物も又非経口投与剤に添加してよい
固体投与形のためには式■の化合物の遊離塩基又は塩を
使用し得る。水溶液の場合に経口又は非経口のいずれに
ついても水性溶液中の塩の溶解性が大きいことが常であ
るので式Iの化合物の塩の使用が屡々好適である。
上述の製薬学的組成物はその投与を容易ならしめて投与
量を均一にするために単一投与量を有するように処方さ
れることが特に有利である。単−投与形は1回投与に適
する生理学的不連続単位を意味し、各単位は所望の製薬
学的担体と組合されて所望の効力を生ずるように計量さ
れて予定量の活性成分を含む。
本発明は又悪心と嘔吐を軽減させるための製薬学的組成
物を包含し、該組成物は式■の少くともひとつの化合物
又はその塩、水和物或は溶媒和物の抗嘔吐有効量プラス
製薬学上許容可能の担体を含む。
本発明は又障害された胃の運動性に関連する疾病の治療
のための製薬学的組成物を包含し、該組成物は式■の少
くともひとつの化合物又はその塩、水和物或は溶媒和物
の胃の運動性容易化有効量及び製薬学上許容可能の担体
を含む。
本発明は又必要な場合に温血哺乳動物における悪心と嘔
吐とを軽減させるための方法に関連していて該方法は該
動物に対し式■の少くともひとつの化合物又はその塩、
水和物或は溶媒和物の抗嘔吐有効量を製薬学上許容可能
の担体の中に含む。
本発明は又温血哺乳動物の障害された胃の運動性に関す
る疾病を治療する方法にかかわるものであって該方法は
式Iの少くともひとつの化合物又はその塩、水和物或は
溶媒和物の胃の運動性容易化有効量を製薬学上許容可能
の担体に含有させたものを該動物に投与することを包含
する。
本明細書中の用語“ (低級)アルキル”は炭素原子数
1〜6個の直鎖又は分枝鎖状のアルキル鎖を意味し″ 
(低級)アルキニル”は炭素原子数2〜6個のアルケニ
ル又はアルキニル鎖を意味する。
すべての温度は摂氏で表される。
1LiLfLL 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドA)4−アミノ
−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕
−2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩 DMF (1275mJ)中に水素化ナトリウム(60
%の57.44g、1.436モル)の攪拌懸濁物を冷
却しくく10°)これにエタンチオール(89,22g
、1.436モル)をDMF(250ml)中に溶かし
た冷溶液を滴下した。水素の発生が終った後に4−アミ
ノ−5−クロロ−N −〔2−(ジエチルアミノ)エチ
ル〕−2−メトキシベンザミド(287,0g、0.9
57モル)(米特第3357978号明細書(1965
年〕によって製造された)を加え、混合物を油浴中10
0〜105℃で90分加熱した。溶剤を減圧下に留去し
、残分を塩化メチレン(800m6)及び水(400m
1)の間に分配させた。水層を更に塩化メチレンで洗い
、有機抽出液を合し、これを水(150m6)でもう一
度洗った。水層を合し水浴中で冷却し濃塩酸(2oom
l)で処理した。
20分後に濾過して沈殿を集めしばらく吸引してからメ
タノール(500mf)でスラリにし再び濾過した。生
成物を真空乾燥すると302.3 g(98%)の描記
化合物が淡いベージュ色の固体(mp235〜237℃
)として得られた。
分析 C+:+)h。CI N5Ot・HCl1に対す
る計算値: C,48,46; II、6.57;N、
13.04; 〔(1,22,00実験値: C,47
,67; If、6.73;N、12.84; CIl
、21.43B)4−アミノ−5−クロロ−N−[2−
(ジエチルアミノ)エチル]−2−ヒドロキシベンザミ
ド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルツー2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(3,0
g、 0.0093モル)を濃水酸化アンモニウム(6
ml)に攪拌下に加え、この混合物を更に5分間撹拌し
てから3〜4mlの水を加え、その後5分間攪拌した。
濾過後に固体を3mlの水で2回洗い、乾燥すると2.
37 gの描記化合物(fnp134〜136℃)が得
られた。
CDCl13中のNMRスペクトラム(90MHz)は
次の共鳴値δニア、26  (s、IH):6.90(
s、LH);6.14 (s、IH);4.39 (s
2H)、;3.40  (s、2H);2.60  (
マルチプレット、6H);1.06 (t、6H)を与
えた。
製造例2 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルツー2−ヒドロキシベンザミド(別法) 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−メトキシベンザミド(29,5g、0
.1モル)、水酸化ナトリウム錠(4,0g、0.1モ
ル)及び1.2−プロパンジオール(70mlりの混合
物を攪拌し、20時間還流下に加熱してから真空下に濃
縮した。残分をlNHcg (100mj)で処理し、
再び真空下に濃縮した。残分をシリカ上で塩化メチレン
(90)、メタノール(10)、アンモニア< O,S
 >の溶剤系を使用するクロマトグラフィに付した。適
当な分画を集め真空下に濃縮し、残分をエーテルから結
晶させると9.3gの生成物が得られた。このものを熱
水に溶かし、その溶液を活性炭上で濾過した。濾液を冷
却して濾過すると黄褐色の描記化合物(mp126〜7
℃)が得られた(米特第3357978号明細書はこの
ものの融点を160℃と記載している)。
分析 C+Jz。C1130□に対する計算値: C,
54,64; H,7,75: N、14.70実験値
: C,54,44,It、7.15; N、14.6
5製造例3 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルツー2−ヒドロキシベンザミドのテトラ−n−
ブチルアンモニウム塩 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルツー2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(10g
、0.031ミリモル)、5gの水酸化ナトリウム及び
100m1の水からなる溶液をテトラ−n−ブチルアン
モニウム硫酸水素(10,6g、 0.031ミリモル
)で攪拌下に処理した。結晶を集め水洗し乾燥した(1
4.7g、87%)。酢酸エチルから再結すると0.5
モルの水を含む描記化合物(mp136.5〜138.
5℃)が得られた。
分析 CZ9+155CI Na0t・o、sH!0に対する
計算値: C,64,95; H,10,53;N、1
0.44: )lzO,1,71実験値: C,65,
06; H,10,42;N、10.40; H2O,
1,41 鼾 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル] −2−(2−メトキシエトキシ)−ベンザ
ミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルツー2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(2,5
0g、7.フロミリモル)、2−クロロエチルメチルエ
ーテル(1,47g、15.5ミリモル)、炭酸カリウ
ム(2,1・・4g、15.5ミリモル)及び臭化ナト
リウム(0,80g、7.フロミリモル)の混合物を4
9mlのジメチルホルマミド(D M F )中で還流
下に4時間攪拌した。DMFを真空下に留去し、残分を
塩化メチレン中に再び溶解し、水及び種水酸化ナトリウ
ム溶液で洗った。
溶剤を留去してから生成物を0.25%のN II 4
0 IIを含むメタノール−塩化メチレンによる傾斜溶
離を使用するクロマトグラフィに付した。適当な分画を
集めて蒸発させると2.34g(87,6%)のクリー
ム色の固体が得られた。残分を酢酸エチルから再結する
と描記化合物が白色の固体(+wp l O8〜110
.5°)として得られた。CDC15中のNMRスペク
トラム(90MHりは次の共鳴値を与えた:68.19
 (s、IH):6.35 (IIH):4.5 (b
s、2)1);4.2 (m、2H);3.8 (m、
2H);3.5 (m、2H):3.49(s、3H)
;2.59 (m、6H);1.02 (t。
6H)。
分析 C+JgiCj!N5Osに対する計算値: C
,55,89i H,?、62;N、12.22;  
CIl、10.31実験値: C,55,66; )1
.7.66;N、 12.15:  C1、10,35
財 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル) −2−(2−ヒドロキシエトキシ)−ベン
ザミド 例1記載の一般法を繰返したが、2−クロロエチルメチ
ルエーテルの代りに1.50(18,62ミリモル)の
2−クロロエタノールを用いた。粗生成物を50gのシ
リカゲル(230〜400メツシユ)上で0.25%の
アンモニアを含有するメタノール−塩化メチレンの傾斜
溶離を使用するフラッシュクロマトグラフィによって精
製した。適当な分画を集めて固体の残分をアセトニトリ
ルから再結すると1.30g(42,5%)の描記化合
物(mp144〜146.5℃)が得られた。DMSO
/CDCl中のNMRスペクトラム(90MHz)は次
の共鳴値を与えた:68.1  (s、IH);6.4
 (s、IH);4.75 (bs、2H);4.05
(m、4H):3.6 (m、21();2.7 (m
6H);1.1  (t、6H)。
分析 C+5Hz4CJlll+03に対する計算値:
 C,54,62; H,7,33:N、12.74:
 CIl、10.31実験値: C,54,67; H
,7,88:N、12.92; (J、10.69 ■ユ 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2,2−ジメトキシエトキシ)ベン
ザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(8,0
6g、 0.025モル)、クロロアセトアルデヒドジ
メチルアセクール(6,23g;0、05 モル) 、
炭酸力IJ’Fム(6,91g、 0.05モル)及び
臭化ナトリウム(2,57g、 0.025モル)の混
合物を100mj!の乾燥DMF中で還流下に8時間攪
拌した。4時間還流させたのちに更にアルキル化剤(6
,23g、0.05モル)を追加した。この混合物を濾
過し真空下にDMFを留去した。油状残分を塩化メチレ
ン中に再び溶かし順次に水1.0NNaOH水溶液、水
及び飽和NaCj!液で洗った。溶剤を留去し生成物を
更に0.25%のアンモニアを含有するメタノール−塩
化メチレンの傾斜溶離を使用するクロマトグラフィによ
って精製した。適当な分画を集め蒸発させると黄色の残
分を生じた。酢酸エチル−石油エーテルから再結すると
描記化合物が白色の固体(5,5g(59,8%)、m
p64〜67℃〕として得られた。CDCl3中のNM
Rスペクトラム(90MHz)は次の共鳴値を与えた:
68.19(s、IH):  6.32 (s、IH)
;4.83(t、2H);4.42 (bs、2H);
4.08(d、2H);3.55 (m、2H);3.
50 (m。
2H);2.41  (m、6H);11  (t、6
H)。
分析 C+、l(□5cIINzo4に対する計算値:
 C,54,61: H,7,55:N、11.24;
  c7!、  9.48実験値: C,54,21;
 I+、 7.42:N、11.07;  l!、10
.34桝↓ 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミン
)エチル)−2−〔(2−メトキシエトキシ)−メチル
オキシ〕ベンザミド 5 m (lの乾燥D M F中の水素化ナトリウム(
60%の0.34 g、0.014モル)懸濁物をよく
攪拌し、これに4−アミノ−5−クロロ−N−C2−(
ジエチルアミノ)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド
(3,57g、 0.012モル)を15m1の乾燥D
MFに溶かした液を室温下に18分を要して加えた。次
にこの混合物を更に1時間攪拌すると本質的に澄明な液
になった。これに2−メトキシエトキシメチルクロリド
(1,74g 、 0.014モル)を5 m I!の
乾燥DMFに溶かした液を滴下した。周囲温度下に更に
4時間攪拌したのちに混合物を真空下に濃縮し、残分を
水(200mg)及び塩化メチレン(75m1)の間に
分配させた。
水相を75m6の塩化メチレンで2回抽出した。
有機相を集めたのちに5 Qmlの10%水酸化ナトリ
ウム水溶液で3回及び食塩水で3回洗い硫酸ナトリウム
上で乾燥し、濾過し、真空下に濃縮すると4.26 g
の残分が得られた。これをエーテルから再結すると2.
53 gの描記化合物(mp79〜81℃)が得られた
。CDCl3中のNMRスペクトラム(90MHz)は
次の共鳴値を与えた:δ8.18  (s、2H); 
 6.61  (s、LH);5.40 (s、  2
H)  ; 4.40 (s、  2H)  ; 3.
84(m、2H);3.50  (m、4H)i3.4
4 (s。
3H);2.56 (m、6H);1.04 (t、6
H)。
分析 CI?H211CβN304に対する計算値: 
54.60; H,7,56; N、11.24実験値
:54.16; H,?、75. N、11.16鼾 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−プロパノン−1−イル)−オキ
シベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルツー2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(5,0
g、16ミリモル)及び炭酸カリウム(lo、62g、
77ミリモル)のDMF(25m6)中の懸濁物を攪拌
し、これにクロロアセトン(90%のもの2.32g、
22ミリモル)を加え5時間はげしく攪拌してから水(
130ml中に注ぎ、濾過し乾燥すると4.57gの粗
生成物が得られた。このものを塩化メチレンに溶かし、
短いアルミナカラムを通して濾過してから濃縮し、残分
をトルエンから再結すると4.16g(78%)の描記
化合物が白色の固体(m p 105〜106.5℃)
として得られた。CDCβ3中のNMRスペクトラム(
90MHz)は次の共鳴値を与えた:δ8.44 (s
、LH);  8.24 (s、l1l);6.16 
 (s、  LH)  ;4.72 (s、  211
)  ;4.4(s、2H);3.6 (m、2H);
2.68  (m。
6H); 2.28 (s、3H); 1.08 (L
、6H)。
分析 C+ bHzac (t N:+O:+に対する
計算値:C,56,21; I+、 7.08;N、1
2.29; (1,10,37 実験値:C,56,14; H,6,97:N、12.
29;  i、10゜29 劃」− 4−アミノ−2−(2−フェニル−2−オキソエトキシ
)−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル
〕ベンザミド 水素化すl・リウム(60%のもの320mg、8ミリ
モル、n−ペンタンで洗浄された)をDMF(15ml
中に懸濁させたものを攪拌し、これに4−アミノ−5−
クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチルツー2−
ヒドロキシベンザミド塩酸塩(1,289g、4ミリモ
ル)を加え、混合物を20分間攪拌してからクロロアセ
トフェノン(619mg、4ミリモル)を加えた。この
混合物を4時間撹拌し氷冷水(50mJ)中に注入する
と固体が析出した。これを濾過によって車離し、乾燥し
、メタノールから再結すると810mg (50%)の
描記化合物が白色固体(mp105〜4°C)として得
られた。CDC7!3中のNMRスペクトラム(90M
H2)は次の共鳴値を与えた:δ8.64  (bs、
  IH)  ;   8.2  (s、  LH) 
 ;8(m、  2H)  ;7.6  (m、  3
H)  ;6.22  (s。
fH)  ;5.36  (s、  2H)  ;4.
4  (s、  2H)  ;3.52  (m、  
2H)  ; 2.64  (m、  6H)  ; 
 1.01(m、6H)  。
分析 Cz+1IzbCI N303に対する計算値:
C,62,45; 11.6.49:N+10−40:
  (/!、8.78実験値:C,62,54; 11
.6.39;N、10.83;  cz 、8.68鼾 A)4−アミノ−2−(ブタン−2−オン−3−イル)
オキシ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)−
エチル〕ベンザミド 水素化ナトリウム(60%のものの40mg、1ミリモ
ル、n−ペンタンで洗浄されたもの)をDMF (2m
/)中に懸濁させて撹拌し、これに例5において製造さ
れた4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルア
ミノ)エチル〕−2−(2−プロパン−1−イル)−オ
キシベンザミド(0,349g、1ミリモル)を窒素気
流下に加えた。この混合物を水素の発生が終了するまで
攪拌してからヨードメタン(0,0’7 m l 、 
 160mg。
1、1ミリモル)を加え、更に1時間攪拌をつづけた。
混合物を水及び塩化メチレンの間に分配させ、有機相を
水洗し、乾燥し、濃縮したのちに残分を不活性化シリカ
上で塩化メチレン(100)、メタノール(4,5)、
アンモニア(0,5)の溶剤系を用いるクロマトグラフ
ィに付した。適当な分画を集めると160mgの描記化
合物が粘稠な油状物として得られた。CDCl3中のN
MRスペクトラム(90MHz)は次の共鳴値を与えた
:68.24(s、巾の広いシングレット上にかさなる
、2H);6.08 (s、IH);4.70 (Q、
J=5.4Hz、IH);4.44 (s、2H);3
.56(m、2H); 2.62 (m、6H); 2
.2 (s。
3H); 1.6 (d、J=5.4Hz、3H); 
1.04(t、6H)。
B)4−アミノ−2−(ブタン−2−オン−3−イル)
オキシ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エ
チル〕ベンザミド塩酸塩4−アミノ−5−クロロ−N−
(2−(ジエチルアミノ)エチルゴー2−ヒドロキシベ
ンザミド塩酸塩(1,94g、6ミリモル)及び炭酸カ
リウム(4,16g、30ミリモル)をDMF (10
mff)中に懸濁させた液を攪拌し、これに3−クロロ
−2−ブタノン(0,95g、8.9ミリモル)を加え
、混合物を3時間攪拌してから水中に注ぎ塩化メチレン
で抽出した。抽出液を水洗し、乾燥し、減圧下に濃縮し
た。残分を1−プロパツールに溶かし2NHC1で処理
してから濃縮すると油状の残分が得られた。このものを
アセトンによって結晶化させ2−プロパツールから再結
するとt、tgの描記化合物(ff198℃)が半水相
体として得られた。
分析 C+7Hz6cj?N30s・H(1・0.5H
,0に対する計算値:C,51,OO; It、 6.
80;N、10.50; l!、17.71 実験値:C,51,26; 1.6.86;N、10.
51; CIt 、17.38C)4−アミノ−2−(
ブタン−2−オン−3−イル)オキシ−5−クロロ−N
−[2−(ジエチルアミノ)−エチル]ベンザミド塩酸
塩4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミ
ノ)エチルゴー2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(19
,4g、60ミリモル)、炭酸カリウム(41,6g、
 0.3モル)及びヨウ化ナトリウム(10g)をDM
F (100m5)中に攪拌懸濁させ、これに3−クロ
ロ−2−ブタノン(9,5g、89ミリモル)を加え、
混合物をはげしり攪(牢しながら2時間70〜80℃に
加熱してから冷却し、水及び塩化メチレンの間に分配さ
せた。有機相を水洗し、乾燥してから濃縮した。残分を
2NII(lで処理し、n−プロパツールと共沸させ、
アセトンから結晶させると19.0g(81%)の描記
化合物(mp177〜179℃)が得られた。
廻」− 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−〔(3−メチル)−5−ヘキセン−2
−オン−3−イル)オキシベンザミ水素化ナトリウム(
60%のもの0.2g、5ミリモル、n −ヘアタンで
洗浄)をDMF (lom/)中に攪拌懸濁させ、これ
に4−アミノ−2−(ブタン−2−オン−3−イル)オ
キシ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチ
ル〕ベンザミド(1,78g、5ミリモル)をDMF 
(10mjり中に溶かした溶液を滴下した。水素の発生
が終了したのちに臭化アリル(690g、5.7ミリモ
ル)を加え、この混合物を72時間攪拌してから水及び
塩化メチレンの間に分配させた。有機相を水洗し、乾燥
し、濃縮した。残分を不活性化シリカ上で塩化メチレン
(100)、メタノール(4)、アンモニア(0,5)
を用いるクロマトグラフィに付した。適当な分画を集め
ると0.58 gの粗生成物が粘稠油状物として得られ
た。このものをエーテルから結晶化させると描記化合物
が白色固体(mp138〜140℃)として得られた。
CD(1!、中のNMRスペクトラム(90MHz)は
次の共鳴値:68.24 (s、  IH)  ;8.
0(bs、  LH);   5.92  (s、  
LH);5.9〜5.0  (m、   4H)   
;  4.3  B  (bs、   2H)   ;
  3.58(m、2H); 3.0〜2.3  (m
、8H); 2゜28(s、3H); 1.62  (
s、3H); 1.04  (t。
6H)を与えた。
分析 CzoHsoC7!NxO+ニ対する計算値: 
C,60,67; Il、 7.68: N、10.6
1実験値:C,60,34; H,?、67; N、1
0.54」 4−アミノ−5−クロロ−2−(シクロへキサノン−2
−イル)オキシ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル
〕ベンザミド 4−7ミノー5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルゴー2〜ヒドロキシベンザミド塩酸塩(6,4
g、20ミリモル)及び炭酸カリウム(13,8g、0
.1モル)のDMF (3jm6)中におレプる懸濁物
及び2−クロロシクロヘキサノン(3,8g、28.6
ミリモル)を4日間攪拌してから水及び塩化メチレンの
間に分配させた。有機相を充分に水洗し、乾燥し、濃縮
した。残分を不活性化シリカ上で塩化メチレン(100
)、メタノール(4)、アンモニア(0,5)を溶剤系
として使用するクロマトグラフィに付した。適当な分画
を集め更に低圧液体クロマトグラフィによって精製する
と1.0gの描記化合物が無色の泡状物として得られた
。CDCl1r中のNMRスペクトラム(90MHz)
は次の共鳴値を与えた:68.4(bs、IH);  
8.16 (s、IH);6.14(s、LH);4.
7 (m、4H);4.3 (s。
2H);3.56 (q、J−7,2Hz、2H);2
.62 (m、6H);2.3〜1.4 (m、8H)
;1.04 (t、J=7.2Hz、6H)を与えた。
分析 C+ JzsCI I’hOsに対する計算値:
 C,59,75: It、 1.39:N、11.0
0. C1,9,29 実験値:C,59,40,11,7,32;N、10.
94; cx、 8.99 タロー史 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−〔(2−ヒドロキシイミノ)−プロパ
ン−1−イル〕オキシベンザミドメタノール(20m#
)中の4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチル
アミノ)エチル〕−2−プロパノンー1−イル)オキシ
ベンザミド(1,0g、2.9ミリモル)及び塩酸ヒド
ロキシルアミン(0,3g、4.3ミリモル)の混合物
を還流下に10分加熱してから真空下に濃縮した。残分
を炭酸ナトリウム水溶液及び塩化メチレンの間に分配さ
せた。有機相を乾燥及び濃縮し、残分をメタノールに溶
解し、活性炭で処理し濾過した。濾液を真空下に濃縮し
、残分を酢酸エチル−n−ペンタンから結晶化させると
0.58g(56%)の描記化合物(0,25モルの結
晶水を含む)  (mp112〜113℃)が得られた
。CD Cl z中のNMRスペクトラム(90MHz
)は次の共鳴値:69.16 (s、IH);8.32
 (s、IH);6.36 (s、IH);4.72 
(s、2H);4.36(s、  2H)  ;3.6
g  (m、  2H)  ;2.68(m。
6H); 1.92 (s、巾の広い吸収上にかさなる
:4H); 1.12  (t、6H)を与えた。
分析 C1−1□sCI! Naps・1/4H□Oに
対する計算値:C,53,18; 11.7.11;N
、15.50; C1,9,80 実験値: C,53,18; II、 ?、01;N、
15.36; Cl、 9.52 例11 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−〔(2−メトキシイミノ)−プロパン
−1−イル〕オキシベンザミド例10記載の一般法を繰
返したが、塩酸ヒドロキシルアミンの代りに塩酸メトキ
シイミノを使用し、反応を周囲温度(16時間)で行う
と描記化合物が塩化メチレン−n−ペンタンからの白色
固体(mp121〜123℃)として70%の収率で得
られた。CDCl3中のNMRスペクトラム(90MH
2)は例IOのNMRスペクトラムに類似であるが更に
63.92<3H)におけるシングレットが加わわった
分析 CI?HttCJ NgOxに対する計算値: 
C,55,05; II、 ?、34:N、15.11
; C1,9,56 実験値:C,54,69; H,7,48;N、14.
92; C1,9,47 4注12 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−1−イル
〕オキシベンザミド 無水エタノール(15mjり中の4−アミノ−5−クロ
ロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル)−2−(2
−プロパノン−1−イル)オキシベンザミド(1,28
g、 3.7ミリモル)及び水素化ホウ素ナトリウム(
80+++g、 2.1ミリモル)の混合物を30分間
還流させてから更に50+++g(1,3ミリモル)の
水素化ホウ素ナトリウムを追加し10分間還流させた。
この混合物を2NHC1で酸性にし、真空下に濃縮した
。残分を水及びエーテルの間に分配させエーテル層を捨
てた。水層をN a z CO3で塩基性にし固体を濾
取すると0.80g(77%)の描記化合物(mp14
9〜150℃)が得られた。CDC1,中のNMRスペ
クトラム(90MHz)は次の共鳴値:68.48 (
bs。
IH);8.16 (s、IH);6.28 (s、I
H)。
4.4〜3.4 (m、7H):2.64 (m、6H
);1.26 (d、J=7.5Hz、3H);1.0
8 (t。
3H)を与えた。
分析 Cl bHzbc j! N5v03に対する計
算値: C,55,88; 11.7.62;N、12
.22; C1’、lO,31実験値:C,56,08
; H,7,65;N、12.05i (J、 9.8
0 例13 4−アミノ−5−クロロ−2−シアノメトキシ−N−(
2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベンザミド 水素化ナトリウム(60%のもの42051g。
l015ミリモル、n−ペンタンで洗浄)の10mj!
DMF中の攪拌懸濁物に4−アミノ−5−クロロ−N−
(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−ヒドロキシベ
ンザミド塩酸塩(1,612g、5ミリモル)を加え、
混合物を20分攪拌してから水浴中で冷却しクロロアセ
トニトリル<418++g、5.5ミリモル)及び臭化
ナトリウム(100a+g)を加えた。この混合物を冷
時において1時間次いで周囲温度において16時間攪拌
してから混合物を氷水中に注入し、生じた固体を濾過し
た。この生成物を塩化メチレンに溶解し、アルミナ上で
濾過し、真空下に濃縮すると粗生成物が得られた。
このものをメタノールから再結すると930mg(57
%)の描記化合物が白色結晶性固体(mp188〜18
9℃)として得られた。CDCl3中のNMRスペクト
ラム(90MHz)は次の共鳴値:68.1  (s、
LH’)ニア、78 (bs、IH);6.44 (s
、  IH)  ;4.84 (s、  2)1)  
;4.60(s、2H):3.43 (m、2H);2
.59 (m。
614);1.02 (t、6H)を与えた。
分析 Cl5HtICINaOzに対す、る計算値: 
C,55,47; H,6,52;N、17.25; 
 Ce 、10.92実験値:C,55,85; 11
.6.59;N、16.95;  C12,10,97
例14 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(1−シアノ)エトキシベンザミト 4−アミノ−5−クロロ−N−〇2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(4,0
36g、12.5ミリモル)、炭酸カリウム(8,56
g、62ミリモル)、2−クロロプロピオニトリル(1
,57g、17.54ミリモル)及びヨウ化ナトリウム
(300mg)のl)4合物をDMF(18m+2)中
で攪拌し50°Cで20時間加熱してから氷水中に注入
し、濾過すると粗製の固体が得られた。このものを塩化
メチレンに溶解して短いアルミナカラム上で濾過した。
濾液を濃縮し、残分を塩化メチレン−エーテルから再結
すると3.57g(84,4%)の描記化合物(mp1
39〜140℃)が得られた。CDC7!、中のN M
 Rスペクトラム(90MHz)は次の共鳴値:δ8.
2 (s、LH);7.75 (bs、IH);6.2
8  (1,LH);4.97 (q、J=7.0Hz
111)i4.5 (bs、2t();3.54 (m
、2H);2.6 (m、6H); 1.8B (d、
J=7.0Hz。
3 tI)  ; 1.02  (t、  6 H)を
得た。
分析 Cz、It□3Cj2N4島に対する計算値:C
,56,71; H,6,84;N、16.53; f
l、10.46 実験埴: C,5G、63; H,6,96゜N、16
.53; cz、 9.64 例15 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ
)ベンザミド 水素化ナトリウム(60%のもの420mg、10゜5
ミリモル)のDMF (10m1)中における撹拌懸濁
物に4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルア
ミノ)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(1
,612g、5ミリモルを加え、この混合物を20分間
攪拌してから氷水で冷却しブロモ酢酸メチル(832m
g、 5.44ミリモル)を加えた。この混合物を冷時
において20分間次いで周囲温度において10分間攪拌
してから10m1の水冷水中に注入した。分離した固体
を濾過し、乾燥すると1.58 gの粗生成物(mp9
2〜94°C)が得られた。このものを塩化メチレン−
エーテルから再結すると1.21g(67,6%)の描
記化合物が白色の結晶状固体(mp94〜95°C)と
して得られた。CDCl3中のNMRスペクトラム(9
0MHz)は次の共鳴値:δ8.2 (s、  IH)
  i 6.16 (s、  LH)  ; 4.7<
s、2H);4.40  (bs、2H);3.8G(
s、38);3.54 (m、2H);2.6 (m。
6H);1.04 (t、6H)を与えた。
分析 C,61□4c p、 N304に対する計算イ
直 二C,53,70,11,6,76;N、11.4
7; Cjl!、 9.82実験イ直 :C,53,5
7,i、  6.78:N、11.48; CL 9.
9] 例16 4−アミノ−2−(2−アミノ−2−オキソエトキシ)
−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕
ベンザミドアセテートモノヒドラー4−アミノ−5−ク
ロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−ヒ
ドロキシベンザミド塩酸塩(2,0g、6.2ミリモル
)、炭酸カリウム(2,57g、18.6ミリモル)、
ヨウ化ナトリウム(0,93g、6.8ミリモル)及び
2−クロロアセタミド(0,64g、6.8ミリモル)
の混合物をよく攪拌し75°Cに3時間加熱した。次に
この混合物を真空下に濃縮し、残分を水及び塩化メチレ
ンの間に分配させた。水相を塩化メチレンで2回抽出し
、抽出液を集め、過剰の酢酸で洗ってから真空下に濃縮
した。半固体の残分を塩化メチレン(150mff)で
処理して濾過すると無色の同体が得られた。このものを
アセトニトリルから再結すると1.04g(41%)の
描記化合物か灰白色の固体(m p 116〜125℃
)として得られた。
D20中のNMRスペクトラ云(90M I−1z )
は次の共鳴値コδ7.8  (s、  I H)  ;
 6.26 (L FT。
s) :4.8 (s、 2H) ;3.8 (rn、
 2旧;3.3 (m、 6H) ; 1.95 (s
、 311) ; 1.3(t、6H)を与えた。
分+RC16+1Z3C/! N4o:+・cH3co
2H−H2o ニ対スル計算値: C,48,51; 
11.6.94;N、13.31; C1,8,43 実験値: C,48,37: H,6,88:N、13
.26: C1,8,32 例17 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジメチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド製造例IAの一
製法を繰返したが4−アミノ−5−クロロ−N−(2−
(ジエチルアミノンエチル〕−2−メトキシベンザミド
の代りに4−アミノ−5−クロロ−N−C2−(ジメチ
ルアミノ)エチル〕−2−メトキシベンザミド(米特第
1793771号明細書記載の方法によって製造された
)を用いた。溶剤(DMF)を真空下に留去し、残分を
二酸化炭素で飽和された水及び塩化メチレンで処理し、
濃縮し、エタノールで抽出すると89%の収率で粗生成
物が得られた。このものをシリカゲルカラム上で塩化メ
チレン(97)、メタノール(3)、アンモニア(0,
3>の溶剤系を使用するクロマトグラフィに付した。適
当な分画を集めて真空下に濃縮した。残分をメタノール
から結晶化させると描記化合物が無色固体(mp163
〜165℃)として得られた。
分析 C+ +H+ bc e Lotに対する計算値
:C,51,26,)l、 6.62:N、16.31
; C1,13,76 実験値:C,51,46; )I、 6.35;N、1
6.12; cl、13.60 例18 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2,2−ジメチル−1゜3−ジオキ
サラン−4−イル)メトキシベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(3,2
2g、10ミリモル)、4−クロロメチル−2,2−ジ
メチル−1,3−ジオキサラン(1,65g、10ミリ
モル)、炭酸カリウム(2,76g、20ミリモル)、
臭化ナトリウム(1,03g、10ミリモル)及び40
ml1のDMFからなる混合物を還流下に20時間加熱
した。
DMFを真空下に留去し、残分を水で処理し、塩化メチ
レンで抽出するとゴム状物質が得られた。
この物質をHPL〔(高速液体クロマトグラフィー)〔
ウォーターズプレブ(Waters prep) 50
0、シリカカートリッジ、塩化メチレン−2−プロパノ
−ル−濃アンモニア(100’:11.5)で?容離〕
を用いて精製した。適当な分画を組合わせると描記化合
物が結晶性固体(1,8g、 mp 76〜78°C)
として得られた。
分析 C+wl13oCi’ N:+Oaに対する計算
値: C,57,06; It、 7.56;N、’1
0.51; C1,8,87 実験値: C,56,65; It、 7.69;N、
10.46;  cz、8.53 例19 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(3−メチルイソキサゾール−5−イ
ル)メトキシベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドのテトラブチル
アンモニウム塩(4,82g、9.14ミリモル)を5
 Qmlのアセトニトリルに溶かした溶液に5−ブロモ
メチル−3−メチルイソキサゾールを加え1.5時間攪
拌した。結晶性生成物を集め乾燥した(2.53g)。
濾液を濃縮し残分を酢酸エチルから結晶化させると第二
結晶(0,51G)が得られた(収=i、Z87%)。
分析試料は酢酸エチルから再結した。mp t 09〜
111 ”C0分析 C+ eHzsc j! N40
iに対する計算値:C,56,76; 11.6.62
;N、14.71; C1,9,31 実験値:C,56,78: H,6,90:N、14.
9’7; C70,9,40例20 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−(メチルチオ)−エトキシ〕ベ
ンザミド 乾燥DMF (60mf)中の4−アミノ−5−クロL
、1−N−C2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−ヒ
ドロキシベンザミド塩酸塩(10,0g、31.06ミ
リモル)(製造例IAから)、無水炭酸カリウム(12
,84g、93.16ミリモル)、ヨウ化ナトリウム(
4,66g、 31.06ミリモル)及び2−クロロエ
チルメチルスルフィド(3,70m1.4. l Og
、37.26ミリモル)からなる混合物を攪拌し、10
時間還流させた。溶剤を減圧下に蒸発させ、暗色の半固
体を水及び塩化メチレンの間に分配させた。水酸化ナト
リウム溶液を加えて水層のp)lを14にした。混合物
をよく振盪し分液した。水層を塩化メチレンで3回抽出
した。
有機溶剤を集めM g S Oa上で乾燥してから蒸発
させた。得られた固体を100mJの温アセトニトリル
に溶解し、ダルコ(Darco) G −60で処理し
、30mlまで蒸発させ、−15℃で貯蔵した。
固体を濾過すると3.56 gの描記化合物か灰白色の
結晶(mpH8〜120℃)として得られた。
分析 CrJizhCI N30□Sに対する計算値:
 C,53,76; l(、7,28; N、11.6
7゜C1,9,85; s、 8.91 実、験値:  C,53,60: H,7,39; N
、11.69:CI!、 9.47; S、 9.43
例21 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミン
)エチル] −2−(2−(メチルスルフィニル)エト
キシ〕ベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル) −2−(2−(メチルチオ)エトキシ〕ベ
ンザミド(1,0g、2.28ミリモル)(例20にお
いて製造された)及び1.4NHC1溶液(3,97m
j、 5.56ミリモル)を15m7!の水に溶かした
溶液を0〜5℃で攪拌し、これにメタ過ヨウ素酸ナトリ
ウム(0,625g、2.92ミリモル)を加えた。暫
時の後に暗色化し始めたこの混合物を0〜5℃で2時間
攪拌した。次にこの混合物を50m/に稀釈しN a 
O[1溶液によってアルカリ性(ρI+=12)にした
。塩化メチレン(50mjりを加えてよく振盪し、分散
した。水層を塩化メチレンで3回抽出し、有機溶液を集
めて乾燥しく無水MgSO4上)、蒸発させた。暗色の
油状物(0,96g)が得られこのものは放置すると固
化した。粗生成物をシリカ上において溶剤CH2Cl2
: CH30H: NH4OH(80:20:0.5)
で?容離するフラッシュクロマトグラフィに付した。適
当な分画を集めて蒸発させると0.80g(77%)の
描記化合物が黄色の樹脂状物として得られ、このものは
放置すると結晶になった。mpHO〜114℃。
分析 Cl611Z6CI Nip:+S ニ対する計
算値:  C,51,12; II、 6.97: N
、11.18;11.9.43;  S、8.53 実験値: C,50,42; IL 6.9/l N、
10.91;C1,9,94;  S、8.30 例22 4−アミノ−2−(2−ブタノン−3−イル)オキシ−
5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベ
ンザミド塩酸塩 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドのテトラ−n−
ブチルアンモニウム塩(0,53g、1、0ミリモル)
をアセトニトリル(6mjり中にン容かした?各法を3
−クロロ−2−)゛タノン(0,11mR2O,12g
、1.1ミリモル)で処理し20℃で16時間攪拌した
。減圧下にアセトニトリルを留去したのちに、残分を1
9m7!の水で処理し、酢酸エチルで抽出した6抽出液
を希炭酸ナトリウム液で洗い、乾燥し濃縮すると油状物
が残り、このものを1.0 m lのIN塩酸によって
モノ塩酸塩に転化させたこの塩を2−プロパノ−ルー酢
酸エチルから結晶化させると描記化合物(mp176〜
179℃)が得られた。本物質は例7Cにおいて作られ
たものと同一であった。
菜しL影 A)4−アミノ−5−クロロ−2−(シクロヘキサノン
−2−イル)オキシ−N−(2−(ジエチルアミノ)エ
チル〕ベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(15g
、47ミリモル)(製造例IAから)、テトラブチルア
ンモニウムプロミド(15g、47ミリモル)、無水炭
酸カリウム(34,32g、0.234ミリモル)及び
2−クロロ−シクロヘキサノン(8,9g、ロアミリモ
ル)の混合物をDMF (60mg)中で4日間攪拌し
た。反応混合物を水及び酢酸エチルの間に分配させた。
酢酸エチル溶液を0.4 N N a OH及び水で洗
い、1NHcj2 (50mjりで抽出した。酸性の抽
出液を飽和炭酸ナトリウム溶液によって塩基性にし、塩
化メチレンで抽出した。この抽出液を乾燥し、シリカを
通して濾過し、濾液を濃縮し、濃縮物をペンタンで希釈
した。油状の析出物は放置中に固化し、このものをトル
エン(30mt)から結晶化させると描記化合物(mp
96〜99℃)が得られた。
分析 C+qllzsCj!N5Oiに対する計算値:
 C,59,75; II、 ?、39; N、11.
00:CL9.29 実験値:  C,59,65; H,?、34; N、
10.68;Cj!、9.03 B)4−アミノ−5−クロロ−2−(シクロヘキサノン
−2−イル)オキシ−N−(2−(ジエチルアミノ)エ
チル〕ベンザミド硫酸塩4−アミノ−5−クロロ−2−
(シクロヘキサノン−2−イル)オキシ−N−(2−(
ジエチルアミノ)エチル〕ベンザミド(190+++g
、 0.5ミリモル)を25m1の2−プロパツールに
溶かし、l m mlのIN硫酸で処理した。この溶液
を減圧下に濃縮すると描記化合物(mp、175℃分解
)が得られた。
分析 C+J3゜CItN30sSに対する計算値: 
C,47,54: o、 6.30; N、 8.75
;C4!、 ’F、39: S、 6.68実験値: 
C,47,52: H,6,39; N、 8.46+
(J、  7.26;  S、  6.80C)4−ア
ミン−5−クロロ−2−(シクロへキサノン−2−イル
)オキシ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベン
ザミド塩酸塩硫酸塩の場合と同様にIN塩酸を使用する
ことによって製造された。mp150〜153℃分解。
分析 C+ 9H2QCII tNso*に対する計算
値:  Cs54.54; Ht 6.99: Ni1
O,04実験値: C,54,54; H,7,03;
 N、 9.95例24 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(5−ヘキセン−2−オン−3−イル
)オキシベンザミド塩酸塩水素化ナトリウム(60%の
もの400mg、 10ミリモル、n−ペンタンで洗浄
)のDMF(10mffi)中の攪拌懸濁物に4−7ミ
ノー5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル
〕−2=(2−プロパノン−1−イル)−オキシベンザ
ミド(3,4g、10ミリモル)(例5において製造さ
れた)を窒素気流下に加えた。この混合物を水素の発生
がやむ迄攪拌した。臭化アリル(0,9mjS1.26
 g、 10.5ミリモル)を加え、18時間攪拌を継
続した。この混合物を水及び塩化メチレンの間に分配さ
せ、を機相を水洗し、乾燥し。
濃縮して残分を不活性シリカ上で塩化メチレン(100
)、メタノール(4)、アンモニア(0,5)の溶剤系
を使用するクロマトグラフィに付した。適当な分画を集
めると1.14gの遊離塩基が得られた。このものを1
−プロパツールに溶解し、7mgの2NH(lで処理し
てから濃縮すると油状の残分が得られた。このものをア
セトン−エーテルから結晶させ、生成物を2−プロパツ
ールから再結すると0.53 gの描記化合物(mp1
71〜173℃)が得られた。D、O中のNMRスペク
トラムは次の共鳴値:67.88(s。
LH):6.42 (s、1)1);6.12〜4.8
8(m、3H);3.76 (bd、2H);3.28
(m、6H);2.88 (bt、28);2.4 (
s。
3H);1.35 (t、6H)を与えた。
分析 C+JzqCE 2N*O+に対する計算値二 
C,54,55,1+、 6.9!l; N、10.0
4;Cl 、 16.95 実験値: C154,22; H,7,11; N、 
9.90:CN、16.51 例25 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(ペンタン−2−オン−3−イル)オ
キシベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(1−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドのテトラブチル
アンモニウム塩(10,5g、20ミリモル)(製造例
3から)をアセトニトリル(150m6)中に溶かした
溶液を3−ブロモ−2−ペンタノン(80%のもの3.
3g、20ミリモル、不純物として15%の1−ブロモ
−2−ペンタノンを含む)〔ボロウス(E、T、11o
rrows)、ホランド(D、O,Ho1land)及
びケニョン(J、Kenyon)著、ジャーナルオブケ
ミカルソサエテイ (J、Chem。
Soc、)第1083頁、(1946年)の方法によっ
て得られた〕で処理した。3時間後に溶剤を蒸発させ残
分を酢酸エチル及び水の間に分配させた。
有機相を水洗し、乾燥し、溶剤を蒸発させた。半固体の
残分をエーテルで緩解すると固体になり、これをエーテ
ル−石油エーテルから再結すると1.5gの描記化合物
(mp、75〜78°C)が得らレタ。CD(1!3中
(7)NMRスヘクI・うL (90MHz)は次の共
鳴値:δ8.26  (s、IH);8.14 (bs
、LH);6.1  (s、IH);4.5(L、IH
);4.4  (s、2H);3.69  (q。
2H);2.64 (m、6H);2.1  (s、3
H);2.1−1.7 (m、 2H) ; 1.05
 (m、 9H)を与えた。
分析 C+ 5Hzsc l NyOyに対する計算値
: C,58,45; H,7,63: N、IL、3
6;C1,9,59 実験値: C,58,30: H,7,61; N、1
1.20:1.9.20 例26 4−アミノ−2−(2−ブタノン−1−イル)オキシ−
5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベ
ンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドのテトラブチル
アンモニウム塩(5,3g、10ミリモル)をアセトニ
トリル(100mjn 中に溶かした溶液を1−ブロモ
−2−ブタノン(1,5g、10ミリモル)で処理し、
20”Cで2時間攪拌した。濃縮後の残分を水で処理し
、酢酸エチル及び塩化メチレン−2−プロパツール(5
: 1 ) テ抽出した。不溶の固体物質を集め有機抽
出液と一緒にした。この混合物を濃縮すると粘着性の結
晶性物質になり、これをアセトニトリルー水(4:l)
から再結すると描記化合物(3,1g、86%)が得う
レタ。mp 103.0〜104.5℃分析 C17H
26CI N5(J3ニ対する計算値:  C,57,
37; H,?、37;N、11.81;C7!、9.
96 実験値:  C,57,21; H,1,34: N、
11.76;CL9.67 例27゛ 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(ペンタン−2−オン−1−イル)オ
キシベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−C2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドのテトラブチル
アンモニウム塩(10,54g、20ミリモル)をアセ
トニトリル(150rnjりに7容かした溶液に1−ブ
ロモ−2−ペンタノン(45%純度のもの3.3g、ボ
ロウス、ホランド及びケニョン著、ジャーナルオブケミ
カルソサエティ(J、chem、Soc、)第1083
頁(1,946年)の方法による2−ペンタノンの臭素
化における副産物として得られた。NMRによって確認
〕を加え16時間攪拌をつづけた。溶剤を蒸発させたの
ちに残分を水及び酢酸エチルの間に分配させた。有機相
を水洗し、乾燥し、溶剤を蒸発させた。残分を不活性シ
リカ上で塩化メチレン(100)、メタノ−ル(2)、
アンモニア(0,5)の溶ff1J系を使用するクロマ
トグラフィに付した。適当な分画を集めると固体が得ら
れ、このものを酢酸エチルから再結すると0.8gの描
記化合物(mpH2〜115℃)が得られた。CDCe
、中のNMRスペクトラム(90MHz)は次の共鳴値
2δ8.48  (bt、LH);8.24  (s、
LH);6.14 (s、IH);4.7  (s、2
H);4.4(s、 2H) ;3.56 (q、 2
H) ;2.66 (m。
8H);1.7  (m、2H);1.06 ←19H
)を与えた。
分析 C+ ellznc l N303に対する計算
値:  C,58,45; H,?、63; N、11
.36実験値: C,5B、16; H,7,66; 
N、11.28例28 4−アミノ−5−クロロ−2−(ペンタン−3−オン−
2−イル)オキシ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチ
ルツーベンザミド塩酸塩 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(4,8
3g、 0.015ミリモル)(製造例IAから)、2
−ブロモ−3−ペンタノン(2,72g、0.0165
ミリモル)〔マツキントラシュ(J、M、Mclnto
sh)及びマツセ(G、M、Masse)著、ジャーナ
ルオブオーガニックケミストリ−(J、Org。
Charm、 )第40巻第1294頁(1975年)
によって製造された〕及び炭酸カリウム(4,14g、
0.030ミリモル)の混合物を80m6の乾燥DMF
中で攪拌し、90〜95°に2時間加熱した。この混合
物を濾過し、DMFを減圧下に留去した。油状残分を塩
化メチレンに再び溶解し、順次に水、1.0NNaOH
水溶液及び水で洗いNazSOa上で乾燥した。溶剤を
蒸発させたのちに粗油状物を86gのシリカゲル(23
0〜400メツシユ)上で0.25%のN I(40H
を含む傾斜溶離を使用するフラッシュクロマトグラフィ
に付した。適当な分画を集めて蒸発させると4.31g
(77,7%)の淡黄色のゴム状物が得られた。
この遊離塩基(4,30gSO,0116,ミリモル)
を75mm!のイソプロピルアルコールに溶かし、2.
90m1の4.0 N HCl水溶液を加え、溶液を約
30m1まで濃縮し、冷却し、濾過し、真空中で乾燥す
ると3.85g(63,2%)の粗生成物が得られた。
このものをア七ト二トリルから再結すると描記化合物が
白色固体(mpH2〜115℃)として得られた。
分析 C+aHzsCI Nz0zに対する計算値: 
 C,53,20: H,?、19; N、10.34
;(1,17,45 実験値:  C,53,24; H,7,17; N、
lO,26;Cj? 、 17.47 例29 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−〔(3−メチル)−ブタン−2−オン
−1−イル〕オキシベンザミドDMF (30ml1)
中の4−アミノ−5−クロロ−N−(2〜 (ジエチル
アミノ)エチルツー2−ヒドロキシベンザミド塩酸塩(
5,82g、18ミリモル)、無水炭酸カリウム(12
,48g;90ミリモル)の混合物及び1−ブロモ−3
−メチル−2−ブタノン(4,5g、27ミリモル;ガ
ウドリ (M、Gaudry)及びマークエツト(A、
Marquet)著、オーガニックシンセシス(Org
、Syn、) 、第55巻、第24頁(1976年)に
よって製造された〕を20時間窒素気流下に攪拌した。
この混合物を水(1’50mJ)中に注入し、固体を集
め、乾燥してトルエンから再結すると描記化合物(4,
86g、73%;mp109〜110℃)が得られた。
NMRスペクトラム(90MHz)は次の共鳴値:δ8
.56 (bt、IH);8.24 (s、IH);6
.1B (s、LH):4.8 (s、2H);4.4
4(s、2H);3.56 (m、2H);2.62(
m、7H); 1.2 (d、6H); 1.06 (
t。
6H)を与えた。
分析 C+5HziCj!N+0*に対する計算値: 
C,58,45: H,7,63; N、11.36実
験値: C,58,38; H,?、63; N、11
.25例30 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(3−フェニル−2−プロバノン−1
−イル)オキシベンツ1ミド4−アミノ−5−クロロ−
N−(2−(ジエチルアミン)エチル]−2−ヒドロキ
シベンザミドのテトラブチルアンモニウム塩(3,45
g、6.5ミリモル)及びl−クロロ−3−フェニル−
2−プロパノン(1,1g、6.5ミリモル)をアセト
ニトリルに溶かした溶液を18時間20℃で撹拌した。
減圧下にアセトニトリルを留去したのちに、残分を水で
処理し、塩化メチレンで抽出した。抽出液を濃縮したの
ちに残分をアルミナ(活性度■)上で溶離液として酢酸
エチルを使用するクロマトグラフィに付した。適当な分
画を組合せると1.1gの生成物が得られ、このものを
酢酸エチルから再結すると描記化合物(m9138〜1
39℃)が得られた。
分析 CtzHzmCl ?hO+に対する計算値: 
C,63,22; 11.6.71: N、10.05
;CI!、8.48 実験値:  C,63,23; H,6,71: N、
 9.92:C1,8,28 例31 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−〔(3−メチル)ブタン−2−オン−
3−イル)オキシベンザミド−水和物 4−アミノ−5−クロロ−N−C2−(ジエチルアミノ
)エチルゴー2−ヒドロキシベンザミドのテトラブチル
アンモニウム塩(15,81g、30ミリモル)をDm
Fに溶かした溶液に3−ブロモ−3−メチル−2−ブタ
ノン(4,95g、30ミリモル(純度80%)、ガウ
ドリ及びマークエ・ノド著、テトラヘドロン(Tetr
ahedron)、第26巻、第5611頁(1970
年)によって製造された]を加えた。20時間攪拌した
のちに溶剤を蒸発させ、残分を酢酸エチルと水との間に
分配させた。
酢酸エチル層を0.4 N N a OH1水で洗い、
乾燥し、溶剤を蒸発させた。残分を不活性化シリカ上で
塩化メチレン(100)、メタノール(2)、アンモニ
ア(0,5)の溶剤系を使用するクロマトグラフィに付
した。適当な分画を集めると4.86gの油状物が得ら
れた。この内の一部(3,86g)をアセトニトリル−
水から結晶させ、メタノール−水から再結すると1.2
3gの描記化合物(mp84〜88℃)が得られた。C
DCl3中のNMRスペクトラム(90MHz)は次の
共鳴値:68.24 (s、IH);8.08 (bs
、1)[);5.92 (s、LH);4.34 (s
、2H);3.58(q、2H);2.6 (Q、6H
);2.32 (s。
3H);1.66 (s、2H);1.64 (s、6
H);1.04 (t、6H)を与えた。
分析 C+ aHzsc l NxOx・IIzOに対
する計算値: C,55,73; 11. ?、80;
 N、10.83;C1、9,14; IhO,4,6
7 実験値: C,55,75; II、 7.83; N
、10.72゜C1,8,74; II□0.4.62
例32 4−アミノ−2−(2−ブタノン−3−イル)オキシ−
5−クロロ−N−(2−(ジメチルアミノ)エチル〕ベ
ンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジメチルアミノ
)エチルゴー2−ヒドロキシベンザミド(1,90g、
7.37ミリモル)(例17において製造された)、炭
酸カリウム(3,06g、2.21ミリモル)、ヨウ化
ナトリウム(1,11g、7.37ミリモル)及び91
%3−ブロモ−2−ブタノン(1,’81g、12ミリ
モル)をDMF(30ml)中に溶かした溶液を1.5
時間攪拌した。溶剤を真空下に留去し、残分を水及び塩
化メチレンの間に分配させた。水層を塩化メチレンで更
に2回抽出した。抽出液を集め、乾燥し、真空下に濃縮
した。
残分をシリカゲルカラム上で塩化メチレン(99,5)
、メタノール(0,5)、アンモニア(0,2)の溶剤
系を用いるクロマトグラフィに付した。適当な分画を集
めて真空下に濃縮すると固体が得られた。
このものをアセトニトリルから再結すると1.85Gの
描記化合物が無色の固体(mp124〜125°)とし
て得られた。
分析 C+5lhzCj!N:+0+に対する計算値:
 C,54,96; H,6,76; N、12.82
;CN、10.82 実験値:  C,55,17; H,6,86; N、
12.80;cz、10.83 例33 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−(2−ヒドロキシ−3−フェニ
ルプロピル)〕〕オキシベンザミド4−アミノー5クロ
ロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−ヒド
ロキシベンザミドのテトラブチルアンモニウム塩(2,
64g、5ミリモル)及び1−クロロ−2−ヒドロキシ
−3−フェニルプロパン(0,85g、5ミリモル’)
 ヲ10m1のDMF中に溶かした溶液を還流下に2時
間加熱した。この混合物を減圧下に濃縮した。残分を塩
化メチレンに採り希水酸化ナトリウムで洗い、Na z
 S 04上で乾燥して濃縮した。生成物を酢酸エチル
から再結すると描記化合物(1,05g、mp155〜
157℃)が得られた。
分析 czJ*。CI NsO*に対する計算値: C
,62,92: H,7,20; N、IO,01:C
L8.44 実験値: C,62,71: H,7,26: N、1
0.01;CJ、8.27 ■1土 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−ヒドロキシイミノブト−3−イ
ル)オキシベンザミド 4−アミノ−2−(2−ブタノン−3−イルJオキシー
5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル)ベ
ンザミド塩酸塩(1,14g、2.9ミリモル)(例7
Cにおいて製造された)及び塩酸ヒドロキシルアミン(
0,3g、4.3ミリモル)をメタノール(20mjり
に溶かした溶液を15分間還流させた。溶剤を蒸発させ
残分を塩化メチレン及び飽和炭酸ナトリウムの間に分配
させた。
有機相を水洗し、乾燥し、溶剤を蒸発させた。残分を酢
酸エチル及び石油エーテルから結晶化させると描記化合
物(mpH3〜115℃、0.37g)が得られた。C
D(、l中のNMRスペクトラム(90MHz)は次の
共鳴値:69.8(bs。
IH);8.16 (s、IH);6.4 (s、IH
)4.96  (q、  LH)  ;4.4  (s
、  2)()  ;4.02〜3.08  (bm、
  3H)  ;2.66  (m、  6H)  ;
1.84  (s、  3H)  :  1.6  (
d、  3H)  ;  ’1.08(t、6H)を与
えた。
分析 C+JzqCINeOsに対する計算値: C,
55,05; Il、 7.34: N、15.11;
CL9.56 実験値: C,54,91; 11.7.34; N+
14.97;CL9.45 炭主】 α−(3−アミノ−4−クロロ−6−[N−(2−(ジ
エチルアミノ)エチル〕】カルバモイルフェノキシ)フ
ェニル酢酸エチルエステル水素化ナトリウム(60%の
もの0.36g、9ミリモル、n−ペンタンで洗浄)を
5 m lの乾燥DMF中でよく攪拌懸濁させ、これに
4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミド(2,28g。
8ミリモル)(製造例IBから)をl Omfの乾燥D
MF中に溶かした溶液を加えた。水素の発生が終了した
のちにエチルα−ブロモフェニルアセテート(2,12
g、8.7ミリモル)を5 m lの乾燥DMF中に溶
かした溶液を滴下した。更に18時間周囲温度下に攪拌
したのちに、この混合物を真空下に濃縮し、残分を水(
200nl)及び塩化メチレン(75mJりの間に分配
させた。水相を75mj!の塩化メチレンで2回抽出し
た。を機相を集め5 Q m lの10%水酸化ナトリ
ウム水溶液で3回及び食塩水で3回洗浄し、硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、濾過し、真空下に濃縮すると3.5g
の油状物が得られ、このものは徐々に結晶化した。ペン
タンで緩解すると3.4gの描記化合物(m284〜8
7℃)が得られた。CD CIl s中のNMRスペク
トラム(90MHz)は次の共鳴値:68.55 (b
t、 IH) ;8.20 (s、 IH) ;7.5
0 (m、  5H)  : 6.09 (s、  I
H)  ; 5.65(s、IH):4.25 (m、
4H);3.55 (m。
2H)  ; 2.60 (m、  6.H)  ; 
1.05 (m、  9H)を与えた。
分析 CzJsaCβN、04に対する計算値:  C
,61,66; It、 6.76; N、 9.38
実験値:C,61,75; o、 6.16: N、 
9.27例36 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−ヒドラジノ−2−オキソエトキ
シ)ベンザミド三水和物 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ
)ベンザミド(3,58g、10ミリモル)(例15に
おいて製造された)を水中64%のヒドラジンヒトラー
ド(0,6g、12ミリモル)及びメタノール”(3m
l)に懸濁させ、これを1時間攪拌すると澄明な溶液に
なった。この混合物を真空下に濃縮し、残分を水から再
結し、乾燥すると3.65g(88,6%)の描記化合
物が三水和物(mp130〜131℃)として得られた
分析 Cl 5HzJsc 120s・3H20に対す
る計算値:  C,43,73; 11.7.34;N
、17.00:CL 8.60: II□0.13.1
2実験値:  C,44,07,11,?、46; N
、17.19;cg、  8.77: H2O,11,
60f11137 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−(2−アセチルヒドラジノ)−
2−オキソエトキシ〕ベンザミド酢酸塩 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−ヒドラジノ−2−オキソエトキ
シ)ベンザミド三水和物(1,0g、2.43ミリモル
)(例36において製造された)を110℃10.02
mmで3時間乾燥すると対応する無水物(865mg)
になった。このものに対し無水酢酸(248mg、2.
428ミリモル)を塩化メチレン(5m A )中に溶
かした溶液を用いて澄明な溶液になるまで処理した。こ
の溶液を真空下に濃縮すると1.115g(100%)
の描記化合物が白色の吸厖性固体として得られた。
分析 Cl9H3゜NsCI Ohに対する計算値: 
 C,49,62; L 6.58; N、15.23
;CL7.71 実験値:  C,48,86: 11.6.67; N
、14.87゜1!、8.20 例38 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(3−(フタルイミド)−プロポキシ
〕ベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(i (ジエチルアミノ
)エチルゴー2−ヒドロキシベンザミドのテトラ−n−
ブチルアンモニウム塩(15,8g。
30ミリモル)(製造例3において製造された)をアセ
トニトリル(50ml中に懸?Hさせ、これにN−(3
−ブロモプロピル)フタルイミドを加え、この混合物を
16時間周囲適度下にそののち1時間65〜70℃で攪
拌した。このものを真空下に濃縮し、残分を水並びにエ
ーテル及び塩化メチレンの1:1混合物の間に分配させ
た。有機相を水で数回洗浄し、乾燥してから小容量に濃
縮すると結晶を生じた。これを濾過し、固体をエーテル
で洗うと12.3g(86,7%)の描記生成物が白色
の固体(ml)141〜143℃)として得られた。
分析 Cz*HzqNaC1t Oaに対する計算値:
 C,60,94; tt+ 6.18: N、11.
85:C12,7,5 実験値: C,61,05; H,6,43: N、1
1.80゜Cl、 7.63 例39 4−アミノ−2−(3−アミノプロポキシ)−5−クロ
ロ−N−[2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(3−フタルイミド)プロポキシ〕ベ
ンザミド(4,73g、10ミリモル)(例38におい
て製造された)、64%ヒドラジンヒトラード(800
mg、16ミリモル)及び無水エタノール(15m7り
の混合物を澄明な溶液になるまで短時間還流下に加熱し
た。この溶液を16時間55〜57℃に加熱してから2
時間還流させた。冷後の固体を濾去し、エタノールで洗
った。濾液及び洗液を集め真空下に濃縮した。
残分を塩化メチレンに溶かし、不溶の固体を濾去した。
濾液を水洗し、乾燥してから真空下に濃縮すると固体の
生成物が得られた。これを塩化メチレン−n−ペンクン
から再結すると2.96 g86.3%)の描記化合物
が白色の固体(rnp 119〜121℃)として得ら
れた。
分析 自hHzJs’c l 0gに対する計算値: 
C,56,05; 11.7.91h N、16.34
:CJ 、 10.34 実験値:  C,56,05i Il、 7.92; 
N、16.lO;Cl 、 10.47 例40 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2” (メチルアミノ)−2−オキ
ソエトキシ)ベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ
)ベンザミド(1,074g、3ミリモル) (例15
において製造された)をトルエン中INメチルアミン(
10mlり中に!脈濁させ、これに3mlのメタノール
を加え、混合物を16時間撹拌した。これを真空下に濃
縮し、残分をメタノール−エーテルから結晶化させると
815’mg(76%)の描記化合物が白色の固体(m
p149〜151℃)として得られた。
分析 C+JzsN4CI Osニ対する計算値:  
C,53,85; H,?、06; N、15.70:
(1,9,94 実験値: C,53,85: )1.7.16; N、
15.63;CIl、10.00 去↓上 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−〔(2−ヒドロキシ)ブドー3−イル
〕オキシベンザミド(スレオ及びエリスロ異性体の混合
物) 4−アミノ−2−(2−ブタノン−3−イル)オキシ−
5−クロロ−N−〔2−・、(ジエチルアミノ)エチル
〕ベンザミド〔例7cにおいて製造された対応する塩酸
塩の1.2g(3,1ミリモル)を飽和炭酸ナトリウム
溶液で処理することにより得られた〕及び水素化ホウ素
ナトリウム(100@g)の混合物をエタノール(20
njl)中で還流下に1時間加熱した。この溶液を濃縮
し、水で稀釈し、2N塩酸で酸性にしてから飽和炭酸ナ
トリウム溶液で塩基性にした。この混合物を塩化メチレ
ンで抽出すると1.16 gの泡状物が得られた。この
ものを不活性化シリカ上で塩化メチレン(100)、メ
タノール(2)、アンモニア(0,5)を溶剤系として
使用するクロマトグラフィに付した。適当な分画を集め
ると描記化合物(470mg)がジアステレオ異性体の
泡状混合物として得られた。
CDCl3中のNMRスペクトラム(90M Hz )
は次の共鳴値:δ8.54 (b d、  111) 
 ; 8.2.8.15  (2s、IH);6.32
.6.35(2s。
L H)  ; 4.36  (s、  2H)  ;
 4.24〜4 (m。
I H)  ; 4〜2.12(m、  3 H);2
.8〜2.52(m、 6H) ; 1.41〜0.9
6 (m、 12H)を与えた。
分析 C+Jze〔(l N、、Chに対する計算値:
 C,57,05: I(、7,89;、Lll、74
;CL9.91 実験値: C,56,34: u、 7.79; N、
11.55:CL?、9.65 別1」− 4−アミノ−5−クロロ−N−C2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(エチル−3−メトキシクロトン−4
−イル)オキシベンザミド例35の一般法を繰返したが
α−ブロモフェニルアセテートの代りに当モル量のエチ
ル3−メトキシ−4−クロロカルボネート(米特第43
48333号明細書の方法によって製造された)を用い
た。
真空下に溶剤(DMF)を留去し、残分を水及び塩化メ
チレンで処理した。有機層を10%水酸化ナトリウム、
水及び食塩水で洗ってから硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濾過して濃縮した。粗製の固体をエーテル/塩化メチレ
ンから再結すると描記化合物(mp109〜111’C
)が得られた。
分析 CzoH3oC12N1psに対する計算値: 
 C,55,99: H,7,06; N、 9.80
実験値: C155,96; H,7,、Q; N、 
9.77例43 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)
−オキシベンザミド 例35記載の一般法を繰返したが、エチルα−フ′ロモ
フェニルアセテートの代りに当モルmの2−ブロモエチ
ル−1,3−ジオキソランを用い且つ反応混合物を80
℃に30.5時間加熱した。溶剤(DMF)を真空下に
留去し、残分を食塩水及び塩化メチレンで処理し、有機
層を10%水酸化ナトリウム及び食塩水で洗い、硫酸ナ
トリウム上で乾燥し、濾過して濃縮した。塩化メチレン
/ヘキサンから再結すると描記化合物(mp93〜95
℃)が得られた。
分析 CI7■26Cj! Nx04に対する計算値二
C,54,90; 11.7.06; N、11.30
実験値:  C,54,98=)1.7.07; N、
11.40炎土↓ 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(オキサゾリジン−2−オン−5イル
メチル)オキシベンザミドフマル酸塩 当モル量(6ミリモル)の4−アミノ−5−クロロ−N
−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−ヒドロ、キ
シベンザミドのテトラ−n−ブチルアンモニウム塩(製
造例3において製造された)及び5−クロロメチル−2
−オキサゾリジノンを15 m lのDMF中で撹拌及
び還流下に3時間加熱した。溶剤を留去したのちに残分
を塩化メチレンに溶かし水洗した。M gS OJ上で
乾燥し、濃縮したのちに2.7gの粗生成物が得られた
。このものを活性度■のアルミナ上で溶離剤として5及
び10%のエタノールを含有する酢酸エチルを使用する
クロマトグラフィによって精製した。1−プロパツール
中の部分的に精製された生成物(1,1g)をフマル酸
(0,33g)で処理すると0.81g(30,5%)
の結晶フマル酸塩(mp、165〜167℃)が得られ
た。
分析 (C,、H□sc j2N、0オ〕2・C4H4
04に対する計算値: C,51,52; H,6,1
5; N、12.65;C70,8,01 実験値:  ’+51.21; II、 6.18; 
N、12.40;CL7.99 例45 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル) −2−(2−ピリジノメチル)オキシベン
ザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドのテトラ−n−
ブチルアンモニウム塩(2,64g、0.005モル)
(製造例3において製造された)を30 m lのアセ
トニトリル中に溶かした溶液に2−クロロメチルピリジ
ン(対応する塩酸塩の0.01モルをK z COsで
中和することによって製造された)を加えた。生じた反
応混合物を18時間攪拌してから濃縮した。残分を活性
度■のアルミナ上で溶離剤として酢酸エチル及び酢酸エ
チル−エタノール(100:2)を使用するクロマトグ
ラフィに付すると1.8gの精製η:成酸物得られ、こ
のものを2:1の酢酸エチル−n−へキサンから再結し
た。1.45g(77%)の描記化合物(mp84〜8
5℃)が得られた。
分析 C+ JzsCI N*Otに対する計算値: 
C,60,55; 11.6.69: N、14.87
;CL 9.41 実験値: C,60,62; H,6,76; N、1
4.81゜CL9.34 例46 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル) −2−(2−メトキシエトキシエチル)オ
キシベンザミド 例35記載の一般法を繰返したがエチルα−ブロモフェ
ニルアセテートの代りに当モル量の1−ブロモ−2−(
2−メトキシエトキシ)エタンを使用した。溶剤(DM
F)を真空下に留去し、残分を食塩水及び塩化メチレン
で処理し、有機層を10%水酸化ナトリウム及び食塩水
で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過して濃縮した
。エーテルから再結すると描記化合物(mp49〜51
℃)が得られた。
分析 C+aH3゜CI N:104に対する。
計算値: C,55,72; H,7,81: N、l
O,83実験値:  C,55,50; H,7,69
; N、10.78例47 4−アミノ−2−(2−アミノエトキシ)−5−クロロ
−N−C2−(ジエチルアミノ)エチル〕−ベンザミド メタノール(130mjり中に茶さじ一杯のラネーニッ
ケル(メタノールでよく洗った)を懸濁させ、これに4
−アミノ−5−クロロ−2−シアンメチル−N−[2−
(ジエチルアミノ)エチル〕ベンザミド(12,05g
、37.1ミリモル)(例13において製造された)を
加え、この混合物を2、8kg/cd (40psi)
で5時間水素化した。触媒を窒素気流下に濾去し、濾液
を真空下に濃縮した。
残分を塩化メチレンに溶かしT、IN水酸化ナトリウム
(4X25ml)で洗った。洗液を塩化メチレンで抽出
し、有機相を集め、乾燥し、真空下に濃縮すると5.5
6 gの描記化合物が半固体として得られた。これをメ
タノール−エーテルから冷時に再結するとm997〜9
9℃の分析試料が得られた。
分析 C+5HzsCI N402に対する計算値: 
 C,54,78; H,7,60; (J、10.7
8;N、 17.04 実験値: C,54,71; H,?、64; (J、
10.91;N、16.81 例48 2−(2−アセチルアミノエトキシ)−4−アミノ−5
−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベン
ザミド 4−アミノ−2−(2−アミノエトキシ)−5−クロロ
−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベンザミド(
780mg、2.4ミリモル) (例47において製造
された)を塩化メチレン中に溶かした溶液に無水酢酸(
245mg、2.4ミリモル)を加え、混合物を30分
攪拌した。これを真空下にtil?fL、残分を塩化メ
チレン及び炭酸水素ナトリウム溶液の間に分配させた。
有機相を濃縮し、残分をシリカ上で塩化メチレン:メタ
ノール:アンモニア(100:4:0.5)の溶剤系を
使用するフラッシュクロマトグラフィに付した。適当な
分画を集め真空下に濃縮した。残分を塩化メチレン−エ
ーテルから再結すると445mgの描記化合物が白色固
体(mp143〜145℃)として得られた。
分析 C+ yllzwc I Napsに対する 。
計算値:  C,55,05; H,7,37; (:
1 、9.56;N、 15.11 実験値: C,54,82; H,7,28; C1,
9,71:N、14.54 例49 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(3−(メチル千オ)−プロポキシ〕
ベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドのテトラブチル
アンモニウム塩(10,54g、 20ミリモル)(製
造例3において製造された)をDMF(100mjりに
溶かした溶液に1−ブロモ−3−クロロプロパン(3,
268g、2. ’l m l、20、76ミリモル)
を加え、混合物を2時間周囲温度で、その後30分間4
0℃で攪拌した。この・ 混合物を0℃に冷却し、水素
化ナトリウム(60%鉱油中分散物の1.0g、25ミ
リモル、n−ペンクンで洗浄)上に窒素気流下に注いだ
。この混合物を冷却下に攪拌し、水素の発生が終了する
までメチルメルカプタンガスを通じた。混合物を35〜
40℃で2時間攪拌し、水(700mjり中に注入し、
1時間放置したのちに生じた固体を吸引濾過し、風乾す
ると7.06g(94%)の粗生成物(mp58〜59
℃)が得られた。このものを塩化メチレンに溶かし、シ
リカ及びアルミナを充填した短いカラムを通して濾過し
た。濾液を濃縮し、残分をエーテルから結晶化させると
4.95g(66%)の描記化合物が白色の固体(mp
79〜80℃)として得られた。
分析 C1ワ11□l!N30□Sに対する計算値: 
 C,54,61; Il、 7.55; C1,9,
48;N、11.24: s、 8.56 実験値:  C,54,56: )I、 7.52; 
(1,9,38;N、11.10.S、8.23 狭しLCL 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(3−(メチル−スルフィニル)プロ
ポキシ〕ベンザミド 2N塩酸(5,0m6.10ミリモル)及び水(20m
A)中の例49からの製品の撹拌溶液臼、496 g、
4ミリモル)に対し過ヨウ素酸ナトリウム(856mg
、4.0ミリモル)を加えてこの混合物を2.5時間撹
拌した。次にこれを4N水酸化ナトリウム(3mN)で
塩基性とし塩化メチレン(3x30mF)で抽出した。
抽出物を真空下に濃縮して残分を不活性化シリカカラム
上で塩化メチレン:メタノール:アンモニア(100:
3.5二〇、5)の溶剤系を用いてフラッシュクロマト
グラフィに付した。適当な分画を集めて濃縮すると黄色
油状物を与え、これは塩化メチレン−エーテルから結晶
化して770mgの描記化合物を淡黄色固体(m911
6〜117℃)として与えた。
分析 C+ JzsCI N303Sに対する計算値:
  C,52,3’7; H,7,24; Cβ、 9
.09:N、10.78;  S、  8.21実験値
:  C,52,31: t+、 7.25; C1,
8,70;N、10.68;  S、  7.88例5
1 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル] −2−(IH−4,5−ジヒドロ−イミダ
ゾール−2−イル)メトキシベンザミド メタノール(25ml中の4−アミノ−5−クロロ−2
−シアノメトキシ−N−C2−(ジエチルアミノ)エチ
ル〕ベンザミド(3,25g。
10ミリモル)(例13において製造された)及び1.
2−ジアミノエタン(0,6g、10ミリモル)の混合
物を3時間還流加熱した。反応混合物を濃縮して結晶性
残分とし、これを酢酸エチルから結晶化させると描記化
合物(2,78g、76%)(mpl 44〜145℃
)を与えた。
分析 C+JzbC7!NsO□に対する計算値:  
C,55,50; H,7,12: cI!、 9.6
4:N、19.04 実験値:  C,55,64; H,7,21; Cj
2.9.15:N、18.94 例52 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−チェノイルメトキシ)ベンザミ
ド 2−チオフェンカルボン酸(2,6g、20ミリモル)
、塩化チオニル(2,4g、20ミリモル)及び1−ル
エン(15m1)の混合物を5流下に1時間加熱した。
反応物を濃縮して油状残分(2,8g)を得た。この油
状物のジエチルエーテル(10mjN中のン容?(lを
エーテル(200m/)中のジアゾメタン〔N−メチル
−N−ニトロソウレア(8,1g、80ミリモル)から
製造された〕の溶液を加えた。20℃で2時間攪拌した
後に反応物を20分間かかって塩酸ガス(過剰量)で処
理した。更に2時間攪拌した後に反応混合物を濃縮する
とクロロアセチル−2−チオフェンを暗色油状物(3,
2g)として与えた。この暗色油状物の一部(1,6g
)をアセトニトリル(25ml)へ採り4−アミノ−5
−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2
−ヒドロキシベンザミドのテトラ−n−ブチルアンモニ
ウム塩(2,6g、5ミリモル)(製造例3において製
造された)と処理し18時間攪拌した。濃縮後の残分を
アルミナ(活性度■)上で2%エタノール含有酢酸エチ
ルを溶出剤に用いるクロマトグラフィによって純化する
と描記化合物を与え、これをアセトニトリルから再結(
mp135〜139°c)した。
分析 C,,1(□、CI N、02Sに対する計算値
: C,55,6’7; H,5,90; N、10.
25;S、  7.82 実験値: C,55,86; H,5,91: N、L
O,18;S、7.54 例53 4−°アミノー5−クロロー2−(2−クロロエトキシ
)−N−〔2= (2−ジエチル7ミノ)エチル〕ベン
ザミド 対応する塩酸塩(5,0g、16ミリモル)(製造例1
において調製された)から製造された4−アミノ−5−
クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−
ヒドロキシベンザミドのナトリウム塩及びDMF (1
5m1)中の水素化ナトリウム(60%のもの1.3g
、32.6ミリモル)の攪拌溶液に対し2−クロロエチ
ル−p−トルエンスルフォネート(3,64g、16ミ
リモル)ヲ加え、この混合物を周囲温度下に16時間及
び更に80〜90℃に3時間攪拌した。混合物を真空下
に濃縮し残分を食塩水と塩化メチレンとの間に分配させ
た。有機相を水性水酸化ナトリウム、食塩水、水で洗っ
てから乾燥し真空下で濃縮した。
残分をエーテルから再結すると2.02 gの描記化合
物(mp153〜154℃)を与えた。
分析 C+ 5H23CI! tN+Otに対する計算
値: C,51,72; H,6,67; N、12.
06実験値: C,51,76; H,6,64: N
、11.42例54 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミハ
手チル)−2−(2−メチル−2−(1゜3−ジオキソ
ラン)−4−イル〕オキシベンザミド 乾燥されたDMF(3mff)中の水素化ナトリウム(
ペンタンで洗ったもの)(60%のもの1、26 g、
32ミリモル)のよく攪拌された懸濁物に対しDMF(
12ml)中の4−アミノ−5−クロローN−(2−(
ジエチルアミノ)エチル)−2−ヒドロキシベンザミド
(8,57g、3ミリモル)を30分間かかって加えた
。1A時間攪拌した後に2−メチル−2−(2−ヨード
エチル)−1,3−ジオキソロン(6,54g、27ミ
リモル)〔ジャーナルオブオーガニツクケミストリー第
48巻第5381〜5382真(1983年)記載の方
法により製造された〕を8分間かかつて加えてから24
時間攪拌した。次にこの混合物を300mlの食塩水中
に注入してから塩化メチレン(100mlずつ)で4回
抽出した。抽出物を合併しを機相を100mjlの10
%水性水酸化ナトリウム及び食塩水で2回洗浄し、硫酸
ナトリウム上で乾燥してから真空下は濃縮すると、9.
44gの油状物を与えた。このものの5gをシリカゲル
カラム上でフラッシュクロマトグラフィに付して純化し
塩化メチレン(93)、メタノール(7)、アンモニア
(0,2)から成る溶剤混合物で溶出した。適当な分画
を合併し真空濃縮して2.68 gの描記化合物(m9
84〜86℃)を与えた。
分析 C+Jx。CI Nz0aに対する計算値:  
C,57,05; 11.7.58; N、10.51
実験値:  C,56,82; 11.7.55; N
、10.40例55 4−アミノ−5−クロロ−2−(2−’(ジメチルアミ
ノ)−2−オキソエトキシ)−N−(2−(ジエチルア
ミノ)エチル〕ベンザミドメチルアミンの代めにジメチ
ルアミンを使用して例40記載の一般法を繰返した。6
日間の反応の後に混合物を真空下に濃縮し残分を水と塩
化メチレンとの間に分配させた。有機相を乾燥し真空濃
縮して残分をメタノール−塩化メチレン−エーテルから
結晶化させると描記化合物を白色固体(%モ/Izの結
晶水含有)(mp130〜131℃)として与えた。
分析 C+7tl□ycj!Na0i・1/2)1.0
に対する計算値:  C,53,74:  H,7,4
2;C1,9,33; N、14.36 実験(a: C,54,09;  H,7,17;C1
,9,02: N、14.74 例56 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミン
)エチル)−2−(4−ジエチルアミノ−4−オキソブ
トキシ)ベンザミド 乾燥されたDMF(3mffi)中の水素化ナトリウム
(60%のもの0.52 g、3ミリモル)(ペンタン
で洗浄済み)のよく攪拌された懸濁物に対し4−アミノ
−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル)
−2−ヒドロキシベンザミド(3,43g、12ミリモ
ル)(例53におけるようにして製造された)を加えた
。このものに対し10mlのDMFを加え、この混合物
を周囲温度下に40分間攪拌してから約50’Cに15
分間加温し、次に4−クロロ−N、N−ジエチルブチル
アミド(1,92g、11ミリモル)を加えた。次いで
この混合物を60〜70 ’Cに6時間、室温に2日間
、そして更に60〜70”Cに4時間攪拌した。冷却後
の混合物を400m7!の食塩水中へ注入し塩化メチレ
ン(4X l 00m1)で抽出した。
抽出物を合併し有機相を100mj+の10%水性水酸
化ナトリウム及び食塩水で2回洗い硫酸ナトリウム上で
乾燥し、濾過して真空濃縮すると油状Th(3,75g
)を与えた。このものをシリカゲル上でフラッシュクロ
マトグラフィに付して純化すると1.64 gの描記化
合物を油状物として与えた。
分析 C2IHzsCI Na03に対する計算値: 
 C,59,06; H,8,28; N、13.12
実験値:  C,57,71; H,8,15; N、
12.71例57 2−(2−アセトキシエトキシ)−4−アミノ−5−ク
ロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベンザミ
ド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル〕−2−ヒドロキシベンザミドのテトラブチル
アンモニウム塩(5,27g、10ミリモル)(製造例
3において製造された)のアセトニトリル(100mi
り及び2−ブロモエチルアセテート(2g、12ミリモ
ル)中の溶液を48時間攪拌した。溶剤を蒸発させた残
分を酢酸エチルと水との間に分配させた。有機相を氷冷
された0、 4 N水酸化ナトリウム溶液で、次いで水
で洗い、乾燥後に溶剤を蒸発させた。塩化メチレン(1
00)、メタノール(2)、アンモニア(0,5)の溶
剤系を用いる不活性シリカ上で残分をクロマトグラフィ
に付した。適当な分画を合併して溶剤を蒸発させると描
記化合物(3,18g、85%)から成る残分が得られ
た。トルエンから結晶させると分析試料(mp101〜
102℃)を与えた。
分析 C+ JtbCI N30eに対する計算値: 
C,54,91; H,7,05; N、11.30実
験4M、 :  C,54,86: II、 ?、01
; N、11.28例58 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(4−(メチルスルフィニル)−ブト
キシ〕ベンザミド A)4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルア
ミノ)エチル)−2−(4−(メチルチオ)ブトキシ〕
ベンザミド DMF (150mff)中の4−アミノ−5−りoロ
ーN −(2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−ヒド
ロキシベンザミドのテトラブチルアンモニウム塩(15
,82g、30ミリモル)(製造例3において製造され
た)及び1,4−ジブロモブタン(6,48g、30ミ
リモル)の混合物を24時間攪拌した。この溶液を冷却
して水素化すトリウム(1,5g、37.5ミリモル、
ペンタンで洗浄されたものの60%乳濁物)を有する5
 00mlのフラスコの中へ注入した。このQfQ物を
水冷し、攪拌してこの混合物中へメチルメルカプタンを
水素発生がWむまで通人した。透明溶液を35〜50℃
に5時間加熱し、1400m1!の水の中へ注入してか
ら酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、乾燥して溶
剤を蒸発させた。残分について塩化メチレン(100)
 、メタノール(2)、アンモニア(0,5)の溶剤系
を用いて不活性化シリカ上のクロマトグラフィ処理に付
した。2種の化合物即ち(1)1.4−ビス(4−アミ
ノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ)エチル
〕−2−オキシベンザミド)ブタン(mp172〜17
6℃)及び(2)描記化合物(2,5g)が得られ、該
後者の化合物を2−プロパツールから結晶化させるとm
p101〜103℃をボした。
分析 C+ 1ll130c l N302Sに対する
計算値:  C,55,72; II、 7.79; 
N、10.83゜C1,9,14; S、 8.27 実験値: C,55,59: )1.7.8’7; N
、10.81:(1,9,26; S、 8.19 B)4〜アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルア
ミノ)エチル)−2−(4−(メチル−スルフィニル)
ブトキシ〕ベンザミド4−アミノ−5−クロロ−N−(
2−(ジエチルアミノ)エチル) −2−(2・−(メ
チルチオ)エトキシ]ベンザミドの代りに上記工程Aか
ら得られた製品を使用し、例21の一般抛作を繰返し、
シリカ上のクロマトグラフィ及び塩化メチレン−エーテ
ルからの結晶化を行って描記化合物が78%の収率でm
pso〜83℃を示す固体として得られた。
分析 Cl1lH3゜CIt N5OsSに対する計算
値:  C,53,51; H,7,49; N、10
.40;C1,8,78; s、 7.94 実験値:  C,53,70; H,7,72: N、
10.36;CIl、 8.40: S、 7.78例
59 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−(1−ピロリジニル)−2−オ
キソエトキシ〕ベンザミドメタノール(10rrl)中
の4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミ
ノ)エチル〕−2−(2−メトキシ−2−オキソエトキ
シ)ベンザミド(1,07g、3ミリモル) (例15
において製造された)及びピロリジン(0,952g、
23ミリモル)の溶液を終夜還流させた。溶剤を蒸発さ
せ残分を塩化メチレン(100)、メタノール(2,5
)、アンモニア(0,5)の溶剤系を用いる不活性化シ
リカ上のクロマトグラフィに付した。適当な分画を合併
し溶剤を蒸発させ残分を2−プロパツールから結晶化さ
せ、メタノール−エーテルから再結すると描記化合物(
0,86g)(72%)(mp160〜162℃)を与
えた。
分析 CIqHtqCINaOs・1/4Hオ0に対す
る計算値: C,56,84; H,?、40:N、1
3.96 実験値: C,56,89; tt、 7.24:N、
13.67 例60 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−(エチルスルフィニル)−エト
キシ〕ベンザミド A)4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルア
ミノ)エチル)−2−(2−エチルチオ)−エトキシ〕
ベンザミド 2−クロロエチルメチルスルフィドの代りに2−クロロ
エチルエチルスルフィドを使用し例2゜の一般操作を繰
返すことにより描記化合物がアセトニトリルから灰白色
固体(mp92〜94℃)として収率61%で得られた
分析 C1フ(I□sCI N!O□Sに対する計算値
:  C,54,60: H,?、55; N、11.
24:CL 9.48; S、 8.58 実験値:  C,54,14; H,?、57; N、
10.97:C1,9,03; s、 8.58 B)4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルア
ミノ)エチル)−2−(2−(エチル−スルフィニル)
エトキシ〕ベンザミド上記工程Aから得られた製品を用
いて例21の操作を行い、アセトニトリルから再結する
と描記化合物が53%収率において明黄色の光輝ある結
晶(mp140〜142℃)として得られた。
分析 CltHzsCjllllsOsS ニ対する計
算値: C,52,36: Il、 7.24: N、
10.78;CJ、  9.09:  s、  8.2
2実験値: C,52,56; H,7,38,N、1
0.75:・CL  8.89:  S、8.21例6
1 シス−4−アミノ−5−クロロ−N−(1−(3−(4
−フルオロフェノキシ)プロピルツー3−メトキシ−4
−ピペリジニル) −2−(2−(メチルチオ)エトキ
シ〕ペンザミドモノヒドラートA)シス−4−アミノ−
5−クロロ−N−(1−(3−(4−フルオロフェノキ
シ)プロピルツー3−メトキシ−4−ピペリジニル)−
2−ヒドロキシベンザミド 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチルツー2−メトキシベンザミドの代りにシス−4
−アミノ−5−クロロ−N−(1−(3−(4−フルオ
ロフェノキシ)プロピルツー3−メトキシ−4−ピペリ
ジニル)−2−メトキシベンザミド(2g、4.3ミリ
モル)〔欧州特許出願公開第76530号明細古(19
’83年)記載の方法によって製造された〕を使用して
製造例1の一般操作を繰返した。生成物を2−プロパツ
ールから結晶化させると54%の収率で描記化合物(m
9146〜148℃)を与えた。
分析 CzzHzqCI FN304 ニ対する計算値
:  C,58,34; H,6,01: N、 9.
28:(1,7,83 実験値: C,58,31; n、 6.19: N、
 9.12;(1,7,88 B)シス−4−アミノ−5−クロロ−N−(1−(3−
(4−フルオロフェノキシ)プロピルクー3−メトキシ
−4−ピペリジニル)−2−〔2−(メチルチオ)エト
キシ〕ベンザミドモノヒドラート 上記工程Aからの製品(0,45g、1ミリモル)をア
セトニトリル(10m/)中の水素化ナトリウム(40
mg、60%のもの1ミリモル、石油エーテルで洗浄済
み)の攪拌懸濁物に対して加え、これに更にテトラブチ
ルアンモニウムプロミド(0,32g、1ミリモル)を
加えた。反応混合物を40℃に15分間加熱してから2
−クロロ−エチルメチルスルフィド(0,44g、4ミ
リモル)及びヨウ化カリ (50mg)を加えた。この
混合物を2時間還流加熱した。溶剤を蒸発させて残分を
酢酸エチル(塩化メチレン10%含有)と水との間に分
配させた。有機層を乾燥し溶剤を蒸発して残分を得た。
この残分を2−プロパツールから結晶させると0.26
g(50%)の描記化合′4!!A(mp58〜60℃
)を生成した。
分析 CzsA*1CI FNxOsS・1(20に対
する計算値: C,55,18; H,6,48; N
、 7.72実験値:  C,55,46; H,6,
42; N、 7.47例62 シス−4−アミノ−2−(2−アミノ−2−オキソエト
キシ)−5−クロロ−N−(1−(3−(4−フルオロ
フェノキシ)プロピルクー3−メトキシ−4−ピペリジ
ニル)ベンザミドセスキヒトラード シス−4−アミノ−5−クロロ−N−11−(3−(4
−フルオロフェノキシ)プロピルクー3−メトキシ−4
−ピペリジニル)−2−ヒドロキシベンザミド(1,3
5g、3ミリモル)(例61工程Aで製造された)をア
セトニトリル(20m l )中の水素化ナトリウム(
0,12g、3ミリモルの60%乳濁物、石油エーテル
で洗浄済み)の攪拌懸濁物へ加え、次いでテトラブチル
アンモニウムプロミド(0,96g、3ミリモル)を加
えた。反応混合物を40℃に15分間加熱してからメチ
ルブロモアセテート(0,92g、6ミリモル)で処理
した。攪拌2日間の後に反応混合物を水と酢酸エチルと
の間に分配させた。有機相を乾燥し、真空濃縮してから
残分を塩化メチレン(100)、メタノール(2)、ア
ンモニア(0,5)の溶剤系の使用下に不活性化シリカ
上のクロマトグラフィに付した。適当な分画を合併して
溶剤を蒸発させた。メタノール添加により塩化メチレン
中に該残分を溶かしこの溶液に冷時アンモニアガスを飽
和させた。30分間の後に溶剤を蒸発させ残分をエタノ
ール−水から結晶化させると0.3gの描記化合物をセ
スキヒトラード(19%)(mp173〜175℃)と
して生成した。
分析 C24H3゜CIFN405・t−t/z++i
oに対する計算値: C,53,78,)I、 6.2
0:N、10.45 実験値:  C,53,59; H,6,21;N、1
0.36 上記化合物は下記の別法によっても又製造され得る。
シス−4−アミノ−5−クロロ−N−(1−(3−(4
−フルオロフェノキシ)プロピルクー3−メトキシ−4
−ピペリジニル)−2−ヒドロキシベンザミド(0,6
8g、1.5ミリモル)(例61、工程Aで製造された
)をアセトニトリル(10mI2)中の水素化ナトリウ
ム(60mg、1.5ミリモルの60%乳濁物、石油エ
ーテルで洗浄済み)の攪拌懸濁物に対して加え、続いて
テトラブチルアンモニウムプロミド(0,48g、1.
5ミリモル)を加えた。反応混合物を40°Cに15分
間加熱して透明)容?夜を得てからクロロアセタミド 
(0,56g、6ミリモル)及びヨウ化カリ(0,25
g)と処理し加熱還流させた。溶剤を蒸発させて残分を
酢酸エチルと水との間に分配させた。有機層からの残分
を塩化メチレン(100)、メタノール(2)、アンモ
ニア< 0.5 )の溶剤系の使用下に不活性化シリカ
上のクロマトグラフィに付した。適当な分画を合併し残
分(0,2g)をエタノール−水から結晶化させると描
記化合物を(60mg)  (mp 173〜175℃
)として生成した。
塑163 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチルアミノ
)エチル)−2−(2−メトキシプロパン−1−イル)
オキシベンザミド 3−ブロモ−3−メチル−2−ブタノンの代りに等モル
量の1−クロロ−2−メトキシプロパンを使用して例3
1の一般操作を繰返すことにより描記化合物が得られた
。クロマトグラフィの再度の施行後の純度は〉95%(
HP L C’)であった。
分析 CI?II□、CI N303に対する計算値:
 C,57,05; H,7,89; Ni11.74
:Cm!、9.91 実験値: C,56,85: L 7.92; N、1
1.56;cIl、9.90 例64 4−アミノ−5−クロロ−N−(2−、(ジエチルアミ
ノ)エチル)−2−〔(2−ヒトワキシー2−メチル)
プロパン−1−イル〕オキシベンザミド。
3−ブロモ−3−メチル−2−ブタノンの代りに当モル
量の1−クロロ−2,3=エポキシ−2−メチルプロパ
ンを用いて例31の一般操作を繰返し、かようにして得
られた中間物を例41記載の操作により水素化ホウ素ナ
トリウムで還元して描記化合物(mp87〜89℃)を
生成させた。
例65 1−クロロ−2,3−エポキシ−2−メチルプロパンの
代りに当モル量の2−クロロ−3,4−エポキシ−3−
メチル−ブタンを用いて例64の−i操作を操返すこと
により4−アミノ−5−クロロ−N−(2−(ジエチル
アミノ)エチル〕−2−〔(2−ヒドロキシ−2−メチ
ル)ブドー3−イル〕オキシベンザミドが製造された。
肛1 1−クロロ−2−メトキシプロパンの代りに当モル量の 2−クロロ−3−メトキシブタン、及び2−クロロ−3
−メトキシ−3−メチルブタンを夫々使用することによ
りスレオ−及びエリスロ−4−アミノ−5−クロロ−N
−〔(2−ジエチルアミノ)エチル]’−2’−〔(2
−メトキシ)ブドー3−イル]オキシベンザミド、及び
4−アミノ−5−クロロ−N−〔(2−ジエチルアミノ
)エチル〕−2−〔(2−メトキシ−2−メチル)ブド
ー3−イル〕老キシベンザミドの混合物が製造された。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式1 ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔但し式中R^3は水素であるか又はR^4とR^5と
    が夫々水素である場合にR^3は(低級)アルコキシで
    あり;R^4は水素、アミノ又は(低級)アルコキシで
    あり;R^5は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリ
    フルオロメチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アル
    カンスルフィニル、(低級)アルカンスルホニル、スル
    ファミル又はR^6−C−であり、或はR^4とR^5
    とは一緒になつて−NH−N=N−であり; R^6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(
    低級)アルキニルであり; R^1は ▲数式、化学式、表等があります▼ であつて該式中nは1〜4の数値であり、;R^7とR
    ^8とは同じか又は異つていて(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり、 R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    1^7H水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキ
    ル又は(低級)アルコキシであり、 Aは酸素又は▲数式、化学式、表等があります▼であり
    ; R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は−NOR^1^6であり、Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は−S−であり、 Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり、 mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5、及びR^1^
    6は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(
    低級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アル
    コキシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロア
    ルキルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼ であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
  2. (2)化合物が式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (但しR^1は ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; nは1〜4の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル又は(低級アルキニル)であ
    り; R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり、Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は−S−であり; Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり; mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級アルキニル)、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル又は炭素原子数5〜7のシクロア
    ルキルであるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1
    ^6が(低級)アルケニル或は(低級)アルキニルであ
    る場合には不飽和炭素原子は酸素又は窒素原子に直接付
    着せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、(低級)アルコキシ、ヒドロキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、ヒドラジノ、(低級)ア
    ルコキシカルボニル(低級)アルケニル、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R^1^8とR^1^9とは同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり; R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表し; 或はR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する炭素
    原子と共に原子数5〜7の飽和環又は不飽和環を形成し
    、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる
    少くとも1個のヘテロ原子を任意に有するものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に飽和された酸素含有の3〜7員
    環を形成する〕を有する化合物又はそれらの無毒性の製
    薬学上許容可能の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級ア
    ンモニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化
    合物。
  3. (3)化合物が式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔但し式中R^7とR^8とは同じか又は異つていてエ
    チル又はメチルであり; R^2は −CH_2OCH_2CH_2OR^1^1、−CH_
    2CH_2OR^1^1、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、又は=NOR^1^6であり、 R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^5及びR^1^6は同じか又は
    異つていて水素、(低級)アルキル、(低級)アルケニ
    ル、(低級)アルキニル、(低級)アルコキシ(低級)
    アルキル或は炭素原子数5〜7のシクロアルキルである
    が但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が(低級
    )アルケニル又は(低級)アルキニルである場合には不
    飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に直接付着せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、(低級)ア
    ルコキシカルボニル(低級)アルケニル、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、フェニル(低級)アルキ
    ル又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R^1^8とR^1^9とは同じか又は異つていて水素
    或はメチルであり; 或はR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する炭素
    原子と共に原子数5〜7の飽和環又は不飽和環を形成し
    、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる
    少くとも1個のヘテロ原子を任意に有するものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらが付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有の飽和の3〜6員環を
    形成しする)を有する化合物又はそれらの無毒性の製薬
    学上許容可能の塩、水和物、溶媒和物或は第4級アンモ
    ニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物
  4. (4)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(
    ジエチルアミノ)エチル〕−2−(2,2−ジメトキシ
    エトキシ)ベンザミド又はその無毒性の製薬学上許容可
    能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモニウム塩で
    ある特許請求の範囲第(1)項記載の化合物。
  5. (5)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(
    ジエチルアミノ)エチル〕−2−〔(2−メトキシエト
    キシ)メチルオキシ〕ベンザミド又はその無毒性の製薬
    学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモ
    ニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物
  6. (6)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(
    ジエチルアミノ)エチル〕−2−(2−プロパノン−1
    −イル)オキシベンザミド又はその無毒性の製薬学上許
    容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモニウム
    塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物。
  7. (7)化合物が4−アミノ−2−(ブタン−2−オン−
    3−イル)オキシ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕ベンザミド又はその無毒性の製薬学上
    許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモニウ
    ム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物。
  8. (8)化合物が4−アミノ−5−クロロ−2−(シクロ
    ヘキサノン−2−イル)オキシ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕ベンザミド又はその無毒性の製薬学上
    許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモニウ
    ム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物。
  9. (9)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(
    ジエチルアミノ)エチル〕−2−〔(2−ヒドロキシイ
    ミノ)プロパン−1−イル〕オキシベンザミド又はその
    無毒性の製薬学上許容可能の塩、水和物、エステル或は
    第4級アンモニウム塩である特許請求の範囲第(1)項
    記載の化合物。
  10. (10)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−
    (ジエチルアミノ)エチル〕−2−(2−ヒドロキシプ
    ロパン−1−イル〕オキシベンザミド又はその無毒性の
    製薬学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級ア
    ンモニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化
    合物。
  11. (11)化合物が4−アミノ−5−クロロ−2−シアノ
    メチルオキシ−N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕
    ベンザミド又はその無毒性の製薬学上許容可能の塩、水
    和物、エステル或は第4級アンモニウム塩である特許請
    求の範囲第(1)項記載の化合物。
  12. (12)化合物が4−アミノ−2−(カルボキサミドメ
    チルオキシ)−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルアミ
    ノ)エチル〕ベンザミドアセテ−ト又はその無毒性の製
    薬学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アン
    モニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合
    物。
  13. (13)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−
    (ジエチルアミノ)エチル〕−2−〔2−(メチルスル
    フィニル)エトキシ〕ベンザミド又はその無毒性の製薬
    学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモ
    ニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物
  14. (14)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−
    (ジエチルアミノ)エチル〕−2−(ペンタン−2−オ
    ン−3−イル)オキシベンザミド又はその無毒性の製薬
    学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモ
    ニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物
  15. (15)化合物が4−アミノ−2−(2−ブタノン−1
    −イル)オキシ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルア
    ミノ)エチル〕ベンザミド又はその無毒性の製薬学上許
    容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモニウム
    塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物。
  16. (16)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−
    (ジエチルアミノ)エチル〕−2−(ペンタン−2−オ
    ン−1−イル)オキシベンザミド又はその無毒性の製薬
    学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモ
    ニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物
  17. (17)化合物が4−アミノ−5−クロロ−2−(ペン
    タン−3−オン−2−イル)オキシ−N−(2−ジエチ
    ルアミノエチル)ベンザミド又はその無毒性の製薬学上
    許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモニウ
    ム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物。
  18. (18)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−
    (ジエチルアミノ)エチル〕−2−(2−ヒドラジノ−
    2−オキソエトキシ)ベンザミド又はその無毒性の製薬
    学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第4級アンモ
    ニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物
  19. (19)化合物がスレオ−4−アミノ−5−クロロ−N
    −〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−(2−ヒド
    ロキシブト−3−イル)オキシ−ベンザミド又はその無
    毒性の製薬学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第
    4級アンモニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記
    載の化合物。
  20. (20)化合物がエリスロ−4−アミノ−5−クロロ−
    N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−(2−ヒ
    ドロキシブト−3−イル)オキシ−ベンザミド又はその
    無毒性の製薬学上許容可能の塩、水和物、エステル或は
    第4級アンモニウム塩である特許請求の範囲第(1)項
    記載の化合物。
  21. (21)化合物が4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−
    (ジエチルアミノ)エチル〕−2−(エチル3−メトキ
    シクロトン−4−イル)−オキシベンザミド又はその無
    毒性の製薬学上許容可能の塩、水和物、エステル或は第
    4級アンモニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記
    載の化合物。
  22. (22)悪心及び嘔吐を軽減させるための製薬学的組成
    物において、式 I の少くともひとつの化合物又はその
    塩、水和物或は溶媒和物の抗嘔吐有効量及び製薬学上許
    容可能の担体を含有することを特徴とする上記の組成物
  23. (23)胃の運動性障害に関連する疾病を治療するため
    の製薬学的組成物において、式 I の少くともひとつの
    化合物又はその塩、水和物或は溶媒和物の胃の運動容易
    化有効量及び製薬学上許容可能の担体を含有することを
    特徴とする上記の組成物。
  24. (24)必要な場合に温血哺乳動物における悪心及び嘔
    吐を軽減させる方法において、製薬学上許容可能の担体
    の中の式 I の少くともひとつの化合物又はその塩、水
    和物或は溶媒和物の抗嘔吐有効量 を該動物に投与すること を特徴とする方法。
  25. (25)温血哺乳動物の胃の運動障害に関連する疾病の
    治療方法において、製薬学上許容可能の担体の中の式
    I の少くともひとつの化合物又はその塩、水和物或は溶
    媒和物の胃の運動容易化有効量を該動物に投与すること
    を特徴とする方法。
  26. (26)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し式中R^3は水素であるか又はR^4とR^5と
    が夫々水素である場合にR^3は(低級)アルコキシで
    あり;R^4は水素、アミノ又は(低級)アルコキシで
    あり;R^5は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリ
    フルオロメチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アル
    カンスルフィニル、(低級)アルカンスルホニル、スル
    ファミル又はR^6−C−であり、或はR^4とR^5
    とは一緒になつて−NH−N=N−であり; R^6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(
    低級)アルキニルであり; ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であつて該式中nは1〜4の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^0水素又は(低級)アルコキシであり;R^1
    ^7H水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキル
    又は(低級)アルコキシであり、 Aは酸素又は−S−であり; R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼、 であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり、Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は−S−であり、Bは▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり、 mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロアル
    キルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼ であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ぼれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
    を製造する方法において、 式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (但し式中R^1、R^2、R^3及びR^5は前定義
    の通りである)の化合物と式R^2−L(但しR^2は
    前定義の通りであり、Lは慣用の残基である)の化合物
    とを酸の担体としての塩基の存在下に反応させて式 I
    の化合物を製造すること、所望により該式 I の化合物
    を無毒性の製薬学上許容可能の塩、水和物、溶媒和物又
    は第4級アンモニウム塩に転化させることを特徴とする
    方法。
  27. (27)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔但し式中R^3は水素であるか又はR^4とR^5と
    が夫々水素である場合にR^3は(低級)アルコキシで
    あり;R^4は水素、アミノ又は(低級)アルコキシで
    あり;R^5は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリ
    フルオロメチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アル
    カンスルフィニル、(低級)アルカンスルホニル、スル
    ファミル又はR^6−C−であり、或はR^4とR^5
    とは一緒になつて−NH−N=N−であり; R^6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(
    低級)アルキニルであり; R^1は ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であつて該式中nは1〜4の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    1^7H水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキ
    ル又は(低級)アルコキシであり、 Aは酸素又は−S−であり; ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり、Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は−S−であり、 Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ ピリジル又はオキサゾリジニルであり、 mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロアル
    キルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼− であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬掌上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
    を製造する方法において、 式III ▲数式、化学式、表等があります▼III (但しR^1は前定義の通りである)の化合物と式R^
    2−L(但しR^2は前定義の通りでありLは慣用の残
    基である)の化合物とを酸の担体としての塩基の存在下
    に反応させて式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV の化合物を製造し、次いで慣用方法により置換基R^3
    、R^4及び/又はR^5を該式IVの化合物へ導入する
    か或は前駆基を置換基R^3、R^4及び/又はR^5
    へ転化することによつて前式 I の化合物を得ることを
    特徴とする方法。
  28. (28)式V ▲数式、化学式、表等があります▼V の化合物を製造するために式VI ▲数式、化学式、表等があります▼VI の化合物即ちメトクロプラミドを不活性有機溶剤中でチ
    オアルコキシド又はチオアリールオキシドと処理するか
    又は有機溶剤中でNaOH或はKOHと反応させるかも
    しくは48%水性臭化水素酸と反応させることにより式
    VII ▲数式、化学式、表等があります▼VII の化合物を製造し、次に該式VIIの化合物とテトラブチ
    ルアンモニウムプロミドとを水酸化ナトリウム水溶液中
    で反応させて式VIII ▲数式、化学式、表等があります▼VIII の化合物を製造し、最後に該式VIIIの化合物と式▲数式
    、化学式、表等があります▼の化合物とを不活性有機溶
    剤 中で反応させて前式Vの化合物を得る特許請求の範囲第
    (26)項記載の方法。
  29. (29)式IX、X、X I 、XII ▲数式、化学式、表等があります▼IX、 ▲数式、化学式、表等があります▼X、 ▲数式、化学式、表等があります▼X I 、 ▲数式、化学式、表等があります▼XII (但しRはNOH、NOCH_3であり、R^1はCH
    _3、CH_2−CH=CH_2である)の化合物の製
    造方法において、式XIII ▲数式、化学式、表等があります▼XIII の化合物とクロロアセトンとを不活性溶剤中で及び塩基
    の存在下に反応させて式XIV ▲数式、化学式、表等があります▼XIV の化合物を製造し、次に該式XIVの化合物とH_2NO
    H又はH_2NOCH_3或はNaBH_4とを反応さ
    せて式IX及びXの化合物を製造し、或は式XIVの化合物
    とBrCH_2CH=CH_2又はCH_3 I とを水
    素化ナトリウムの存在下に反応させて式X I の化合物
    を製造するかもしくは該式X I (但しR_1はCH_
    3である)の化合物とBrCH_2CH=CH_2とを
    水素化ナトリウムの存在下に反応させて式XIIの化合物
    を製造することを特徴とする方法。
  30. (30)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔但し式中R^3は水素であるか又はR^4とR^5と
    が夫々水素である場合にR^3は(低級)アルコキシで
    あり; R^4は水素、アミノ又は(低級)アルコキシであり; R^5は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリフルオ
    ロメチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アルカンス
    ルフィニル、(低級)アルカンスルホニル、スルファミ
    ル又はR^6−C−であり、或はR^4とR^5とは一
    緒になつて−HN−N=N−であり; R^6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(
    低級)アルキニルであり; R^1は▲数式、化学式、表等があります▼ であつて該式中nは1〜4の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    1^7は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキ
    ル又は(低級)アルコキシであり; Aは酸素又は▲数式、化学式、表等があります▼であり
    ; R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり、Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は▲数式、化学式、表等
    があります▼であり、 Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり、 mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロアル
    キルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼ であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
    を製造する方法においa)式XV ▲数式、化学式、表等があります▼XV (但し式中R^2、R^3、R^4及びR^5は前定義
    の通りである)の化合物と式H_2NR^1(但しR^
    1は前定義の通りである)の化合物とをトリフェニルホ
    スフィン及びジ−(2−ピリジル)ジスルフィドの存在
    下に反応させて式 I の化合物を得るか又は b)式XVの化合物と式H_2NR^1の化合物とをP
    _2O_5の存在下に加熱して式 I の化合物を得るか
    或は c)式XVの化合物と式H_2NR^1の化合物とをヘ
    キサハロ−2,2,4,4,6,6−ヘキサヒドロ−1
    ,3,5,2,4,6−トリアザトリホスフオリンの存
    在下に反応させて式 I の化合物を得ること、 所望により該式 I の化合物を前記方法のいずれかに従
    つてその無毒性の製薬学上許容可能の塩、水和物、溶媒
    和物又は第4級アンモニウム塩に転化させることを特徴
    とする方法。
  31. (31)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し式中R^3は水素であるか又はR^4とR^5と
    が夫々水素である場合にR^3は(低級)アルコキシで
    あり; R^4は水素、アミノ又は(低級)アルコキシであり; R^5は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリフルオ
    ロメチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アルカンス
    ルフィニル、(低級)アルカンスルホニル、スルファミ
    ル又はR^6−C−であり、或はR^4とR^5とは一
    緒になつて−HN−N=N−であり; R^6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(
    低級)アルキニルであり; R^1は ▲数式、化学式、表等があります▼ であつて該式中nは1〜4の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    1^7は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキ
    ル又は(低級)アルコキシであり、 Aは酸素又は▲数式、化学式、表等があります▼であり
    ; R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり、Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は−S−であり、 Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり、 mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロアル
    キルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼ であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
    を製造する方法において、 式XVI ▲数式、化学式、表等があります▼XVI (但しR^2、R^3、R^4及びR^5は前定義の通
    りである)の化合物と式H_2NR^1(但しR^1は
    前定義の通りである)とを反応させて式 I の化合物を
    製造すること、所望により該式 I の化合物を前記方法
    のいずれかに従つてその無毒性の製薬学上許容可能の塩
    、水和物、溶媒和物成は第4級アンモニウム塩に転化さ
    せることを特徴とする方法。
  32. (32)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔但し式中R^3は水素であり; R^5は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリフルオ
    ロメチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アルカンス
    ルフィニル、(低級)アルカンスルホニル、スルファミ
    ル又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R^6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(
    低級)アルキニルであり; R^1は ▲数式、化学式、表等があります▼ であつて該式中nは2の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    1^7H水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキ
    ル又は(低級)アルコキシであり; Aは酸素又は▲数式、化学式、表等があります▼であり
    ; R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり、Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は▲数式、化学式、表等
    があります▼であり、 Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり、 mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロアル
    キルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼ であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不砲
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
    を製造する方法において、 式XVII ▲数式、化学式、表等があります▼XVII の化合物とエチレンアミンとを反応させて式XVIII ▲数式、化学式、表等があります▼XVIII の化合物を製造し、次に該式XVIIIの化合物と式HNX
    _2(但しX_2はR^7及びR^8である)の化合物
    とを反応させて式XIX ▲数式、化学式、表等があります▼XIX の化合物を製造し、最後に式XIXの化合物を加水分解し
    て前式 I cの化合物を製造すること、所望により該式
    I の化合物を前記方法のいずれかに従つてその無毒性
    の製薬学上許容可能の塩、水和物、溶媒和物又は第4級
    アンモニウム塩に転化させることを特徴とする方法。
  33. (33)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔但し式中R^3は水素であるか又はR^4とR^5と
    が夫々水素である場合にR^3は(低級)アルコキシで
    あり; R^4は水素、アミノ又は(低級)アルコキシであり; R^5は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリフルオ
    ロメチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アルカンス
    ルフィニル、(低級)アルカンスルホニル、スルファミ
    ル又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり、或はR^4とR^5とは一緒になつて−HN−
    N=N−であり; R^6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(
    低級)アルキニルであり; R^1は▲数式、化学式、表等があります▼ であつて該式中nは1〜4の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    1^7は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキ
    ル又は(低級)アルコキシであり; Aは酸素又は▲数式、化学式、表等があります▼であり
    : R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり、Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は▲数式、化学式、表等
    があります▼であり、 Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり、 mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロアル
    キルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼ であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜1員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
    を製造する方法において、 式XX ▲数式、化学式、表等があります▼XX の化合物と低級アルカノールとを塩酸存在下に反応させ
    て式XX I ▲数式、化学式、表等があります▼(低級)アルキルX
    X I の化合物を製造し、次に該式XX I の化合物とH_2
    NR^1(但しR^1は前定義の通りである)の化合物
    とを反応させて式XXII ▲数式、化学式、表等があります▼XXII の化合物を製造し、次に該式XXIIの化合物を酸によつ
    て加水分解して式 I の化合物を得ること、所望により
    該式 I の化合物を前記方法のいずれかに従つてその無
    毒性の製薬学上許容可能の塩、水和物、溶媒和物或は第
    4級アンモニウム塩に転化させることを特徴とする方法
  34. (34)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔但し式中R^3は水素であり; R^1は ▲数式、化学式、表等があります▼ であつて該式中nは2の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    1^7H水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキ
    ル又は(低級)アルコキシであり; Aは酸素又は▲数式、化学式、表等があります▼であり
    ; R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり;Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は▲数式、化学式、表等
    があります▼であり; Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり、 mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロアル
    キルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼ であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
    を製造する方法において、 式XXIII ▲数式、化学式、表等があります▼(低級)アルキルX
    XIII の化合物とエタノールアミンとを反応させて式XXIV ▲数式、化学式、表等があります▼XXIV の化合物を製造し、次に該式XXIVの化合物と塩化チオ
    ニルとを反応させて対応する塩化物を製造し、次に該塩
    化物とHNX_2(但しX_2はR_7及びR_8であ
    る)とを反応させて式XXV▲数式、化学式、表等があ
    ります▼XXV の化合物を製造し、最後に式XXVの化合物をアルカリ
    加水分解して式 I の化合物を得ること、所望により該
    式 I の化合物を前記方法のいずれかに従つてその無毒
    性の製薬学上許容可能の塩、水和物、溶媒和物或は第4
    級アンモニウム塩に転化させることを特徴とする方法。
  35. (35)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し式中R^3は水素であり; R^5は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリフルオ
    ロメチル、(低級)アルキルチオ、(低級)アルカンス
    ルフィニル、(低級)アルカンスルホニル、スルファミ
    ル又はR^6−C−であり; R^6は(低級)アルキル、(低級)アルケニル又は(
    低級)アルキニルであり; R^1は▲数式、化学式、表等があります▼ であつて該式中nは2の数値であり; R^7とR^8とは同じか又は異つていて(低級)アル
    キル、(低級)アルケニル、(低級)アルキニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^0は水素又は(低級)アルコキシであり;R^
    1^7は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、(低級)アルキ
    ル又は(低級)アルコキシであり; Aは酸素又は▲数式、化学式、表等があります▼であり
    ; R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ であり; Xは酸素、イオウ又は=NOR^1^6であり;Zは−
    (CH_2)_p−、O、N又は▲数式、化学式、表等
    があります▼であり; Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ピリジル又はオキサゾリジニルであり; mは2又は3であり; pは0、1又は2であり; qは0〜4の数値であり; rは2又は3であり; R^9は水素又は(低級)アルキルであり;R^1^1
    、R^1^2、R^1^3、R^1^5及びR^1^6
    は同じか又は異つていて水素、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、(低級)アルコ
    キシ(低級)アルキル、炭素原子数5〜7のシクロアル
    キルであるか或は ▲数式、化学式、表等があります▼ であるが但しR^1^1、R^1^5又はR^1^6が
    (低級)アルケニル又は(低級)アルキニルである場合
    には不飽和炭素原子は酸素原子又は窒素原子に対し直接
    付加せず; R^1^4は水素、ハロゲン、(低級)アルキル、(低
    級)アルケニル、(低級)アルキニル、炭素原子数5〜
    7のシクロアルキル、ヒドロキシ、(低級)アルコキシ
    、(低級)アルケニルオキシ、(低級)アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケニル、ヒドラジノ、アセチルヒド
    ラジノ、チェニル、フェニル、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり; R^1^8及びR^1^9は同じか又は異つていて水素
    又は(低級)アルキルであり、 R^2^0とR^2^1とは夫々水素であるか又は一緒
    になつて ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし; 或はR^1^2とR^1^3とはそれらに付着する炭素
    原子と共に炭素原子数5〜7の飽和環を形成し、該環は
    酸素、イオウ及び窒素から成る群から選ばれる少くとも
    ひとつのヘテロ原子を任意に有するものであり; もしくはR^1^2とR^1^4とはそれらに付着する
    炭素原子と共に5〜7個の原子を有する飽和環又は不飽
    和環を形成し、該環は酸素、イオウ及び窒素から成る群
    から選ばれる少くともひとつのヘテロ原子を任意に有す
    るものであり; 或はR^1^4とR^1^5とはそれらに付着する炭素
    原子及び酸素原子と共に酸素含有飽和3〜7員環を形成
    する〕を有する化合物又はその製薬学上許容可能の無毒
    性の塩、水和物、溶媒和物、或は第4級アンモニウム塩
    を製造する方法において、 式XXVI ▲数式、化学式、表等があります▼XXVI の化合物とH_2NCH_2CH_2Clとを反応させ
    て式XXVII ▲数式、化学式、表等があります▼XXVII を製造し、次に該式XXVIIの化合物とHNX_2(但
    しX_2はR^7及びR^8である)とを反応させて式
    XXVIII ▲数式、化学式、表等があります▼XXVIII の化合物を製造し、最後に該式XXVIIIの化合物をアル
    カリ加水分解して式 I の化合物を得ること、所望によ
    り該式 I の化合物を前記方法のいずれかに従つてその
    無毒性の製薬学上許容可能の塩、水和物、溶媒和物又は
    第4級アンモニウム塩に転化させることを特徴とする方
    法。
  36. (36)下記の番号1〜30の諸化合物即ち1)4−ア
    ミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルアミノ)エチ
    ル〕−2−(2−メトキシエトキシ)−ベンザミド、 2)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルア
    ミノ)エチル〕−2−(2−ヒドロキシエトキシ)−ベ
    ンザミド、 3)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルア
    ミノ)エチル〕−2−(2,2−ジメトキシ−エトキシ
    )−ベンザミド、 4)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルア
    ミノ)エチル〕−2−〔(2−メトキシエトキシ)−メ
    チルオキシ〕ベンザミド、5)4−アミノ−5−クロロ
    −N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−(2−
    プロパノン−1−イル)−オキシベンザミド、 6)4−アミノ−2−ベンゾイルメチルオキシ5−クロ
    ロ−N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−ベンザミ
    ド、 7)4−アミノ−2−(ブタン−2−オン−3−イル)
    オキシ−5−クロロ−N−〔2− (ジエチルアミノ)エチル〕−ベンザミド、8)4−ア
    ミノ−5−クロロ−2−(シクロヘキサノン−2−イル
    )オキシ−N−〔2− (ジエチルアミノ)エチル〕ベンザミド、 9)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルア
    ミノ)エチル〕−2−(5−ヘキセン−2−オン−3−
    イル)−オキシベンザミド、 10)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−〔(2−ヒドロキシイミノ)−
    プロパン−1−イル〕オキシベンザミド、 11)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−〔(2−メトキシイミノ)−プ
    ロパン−1−イル〕オキシベンザミド、 12)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−(2−ヒドロキシプロパン−1
    −イル〕オキシベンザミド、13)4−アミノ−5−ク
    ロロ−2−シアノメチルオキシ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−ベンザミド、 14)4−アミノ−2−(カルボキサミドメチルオキシ
    )−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル
    〕−ベンザミドアセテート、15)4−アミノ−2−(
    2−ブチン−1−イル)オキシ−5−クロロ−N−〔2
    −(ジエチルアミノ)エチル〕−ベンザミド、 16)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−〔(2−メチルスルフィニル)
    −エトキシ〕ベンザミド、17)4−アミノ−5−クロ
    ロ−N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−(ペ
    ンタン−2−オン−3−イル)−オキシベンザミド、1
    8)4−アミノ−2−(2−ブタノン−1−イル)オキ
    シ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル
    〕ベンザミド、 19)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−(ペンタン−−2−オン−1−
    イル)−オキシベンザミド、20)4−アミノ−5−ク
    ロロ−2−(ペンタン−3−オン−2−イル)オキシ−
    N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕ベンザミド、 21)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−(2−ヒドラジノ−2−オキソ
    −エトキシ)ベンザミド、22)スレオ−4−アミノ−
    5−クロロ−N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−
    2− (2−ヒドロキシブト−3−イル)オキシベンザミド、 23)エリスロ−4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−
    (ジエチルアミノ)エチル〕−2− (2−ヒドロキシブト−3−イル)オキシベンザミド、 24)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−〔(2−(メチルアミノ)−2
    −オキソエトキシ〕ベンザミド、 25)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−(エチル−3−メトキシ−クロ
    トン−4−イル)オキシベンザミド、 26)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−(1,3−ジオキソラン−2−
    イル)オキシベンザミド、27)4−アミノ−5−クロ
    ロ−N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−2−(オ
    キサゾリジン)−2−オン−5−イル−メチル)オキシ
    ベンザミド、 28)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−(2−ピリジノメチル)オキシ
    ベンザミド、 29)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−テトラヒドロフルフリル−オキ
    シベンザミド、及び 30)4−アミノ−5−クロロ−N−〔2−(ジエチル
    アミノ)エチル〕−2−(2−メトキシエトキシ−エチ
    ル)オキシベンザミド、 を製造し、所望によりそれらの無毒性の製薬学上許容可
    能の塩、水和物、溶媒和物或は第4級アンモニウム塩に
    転化させる特許請求の範囲第(26)項記載の方法。
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