JPS6161852A - タイル調を呈する同調化粧板の製造方法 - Google Patents
タイル調を呈する同調化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6161852A JPS6161852A JP59184054A JP18405484A JPS6161852A JP S6161852 A JPS6161852 A JP S6161852A JP 59184054 A JP59184054 A JP 59184054A JP 18405484 A JP18405484 A JP 18405484A JP S6161852 A JPS6161852 A JP S6161852A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- tile
- decorative
- base material
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は意匠性の高いタイル調の化粧板を得る方法に関
するもので、タイル調模様の目地相当部分が深くンヤー
プに形成され、かつ、印刷による絵柄模様と目地相当部
分の凹部との位置関係が精確に合致しており、しかも、
優れた表面物性をも有するタイル調の同調化粧板を、簡
単且つ確実に得る方法を提供するものである。
するもので、タイル調模様の目地相当部分が深くンヤー
プに形成され、かつ、印刷による絵柄模様と目地相当部
分の凹部との位置関係が精確に合致しており、しかも、
優れた表面物性をも有するタイル調の同調化粧板を、簡
単且つ確実に得る方法を提供するものである。
目地相当部分が凹部に形成されているタイル調を呈する
同調化粧板は、印刷による絵柄模様を有する化粧原紙に
熱硬化性樹脂液を含浸、乾燥させた化粧シートを別製の
基材上に載置した重ね合わせ体を、目地相当部分に接当
する箇所が凸出部とされているエンボス版を利用して熱
圧成形することによって製造するのが一般的である。
同調化粧板は、印刷による絵柄模様を有する化粧原紙に
熱硬化性樹脂液を含浸、乾燥させた化粧シートを別製の
基材上に載置した重ね合わせ体を、目地相当部分に接当
する箇所が凸出部とされているエンボス版を利用して熱
圧成形することによって製造するのが一般的である。
ところで＋ ｉ”＋ｉｌ記目地相当部分に接当するぜ、
′１所が凸出部とされているエンボス版を利用した熱圧
成形によって得られたタイル調を呈する同調化粧板は、
目地相当部分の凹部が浅く、しかも、印刷紙の伸び、縮
みが、温度、湿度、含浸用樹脂の種類、含浸用樹脂の含
浸条件、含浸樹脂の％４’燥条件等によって大きく変化
するので、印刷による絵柄模様と目地相当部分の凹部と
の位置関係を精確に合致させることが困難であるだめ、
意匠性にすぐれたものを得難いという欠点を有している
。
′１所が凸出部とされているエンボス版を利用した熱圧
成形によって得られたタイル調を呈する同調化粧板は、
目地相当部分の凹部が浅く、しかも、印刷紙の伸び、縮
みが、温度、湿度、含浸用樹脂の種類、含浸用樹脂の含
浸条件、含浸樹脂の％４’燥条件等によって大きく変化
するので、印刷による絵柄模様と目地相当部分の凹部と
の位置関係を精確に合致させることが困難であるだめ、
意匠性にすぐれたものを得難いという欠点を有している
。
ｒ問題点を解決するだめの手段〕
本第１番目の発明のタイル調を呈する同調化粧板の製造
方法は、化粧原紙に印刷を施して絵柄模様を形成した後
、更に熱硬化性樹脂液を含浸、乾燥させ、化粧シートを
得る第１工程と。
方法は、化粧原紙に印刷を施して絵柄模様を形成した後
、更に熱硬化性樹脂液を含浸、乾燥させ、化粧シートを
得る第１工程と。
該第１工程で得られた化粧シートを、タイル調模様の目
地相当部分が凹陥部とされている別製の基材上に載置し
て重ね合わせ体を得る第２工程と、該第２工程で得られ
た重ね合わせ体の上面に、前記重ね合わせ体における基
材の凹陥部と対向する部分が凸出部とされているエンボ
ス版を、該エンボス版における前記凸出部が下面となる
ように載置して熱圧成形する第３工程と。
地相当部分が凹陥部とされている別製の基材上に載置し
て重ね合わせ体を得る第２工程と、該第２工程で得られ
た重ね合わせ体の上面に、前記重ね合わせ体における基
材の凹陥部と対向する部分が凸出部とされているエンボ
ス版を、該エンボス版における前記凸出部が下面となる
ように載置して熱圧成形する第３工程と。
該第３工程に引き続いて、前記エンボス版を除去するこ
とにより、タイル調模様における目地相当部分が凹部と
されているタイル調を呈する゛同調化粧板を得る第４工
程とからなるものである。
とにより、タイル調模様における目地相当部分が凹部と
されているタイル調を呈する゛同調化粧板を得る第４工
程とからなるものである。
また、本第２番目の発明のタイル調を呈する同調化粧板
の製造方法は、化粧原紙に樹脂液を含浸させる含浸処理
を付した後、印刷による絵柄模様を形成し、更にこれに
熱硬化性樹脂液を含浸、乾燥させて化粧シートを得る第
１工程と、該第１工程で得られた化粧シートを、タイル
調模様の目地相当部分が凹陥部とされている別製の基材
−ヒに載置して重ね合わせ体を得る第２工程と、該第２
工程で得られた重ね合わせ体の上面に、前記重ね合わせ
体における基材の凹陥部と対向する部分が凸出部とされ
ているエンボス版を、該エンボス版における前記凸出部
が下面となるように載置して熱圧成形する第３工程と、
該第３工程に引き続いて、前記エンボス版を除去するこ
とにより、タイル調模様における目地相当部分が凹部と
されているタイル調を呈する同調化粧板を得るｇ４工程
とからなるものである。
の製造方法は、化粧原紙に樹脂液を含浸させる含浸処理
を付した後、印刷による絵柄模様を形成し、更にこれに
熱硬化性樹脂液を含浸、乾燥させて化粧シートを得る第
１工程と、該第１工程で得られた化粧シートを、タイル
調模様の目地相当部分が凹陥部とされている別製の基材
−ヒに載置して重ね合わせ体を得る第２工程と、該第２
工程で得られた重ね合わせ体の上面に、前記重ね合わせ
体における基材の凹陥部と対向する部分が凸出部とされ
ているエンボス版を、該エンボス版における前記凸出部
が下面となるように載置して熱圧成形する第３工程と、
該第３工程に引き続いて、前記エンボス版を除去するこ
とにより、タイル調模様における目地相当部分が凹部と
されているタイル調を呈する同調化粧板を得るｇ４工程
とからなるものである。
以上の通りの構成から成る本名発明のタイル調を呈する
同調化粧板の製造方法において、化粧シートを得る際の
化粧原紙としては、れγ葉紙。
同調化粧板の製造方法において、化粧シートを得る際の
化粧原紙としては、れγ葉紙。
晒クラフト紙、リンター紙、チタン紙等、この種の化粧
シートを得る際に常用されている通常の化粧原紙が使用
されるが、好ましくは２３〜１４０５’／ｍ２程度のチ
タン紙、特に５５〜Ｉ Ｏ０９７ｍ２程度のチタ／紙が
利用される。
シートを得る際に常用されている通常の化粧原紙が使用
されるが、好ましくは２３〜１４０５’／ｍ２程度のチ
タン紙、特に５５〜Ｉ Ｏ０９７ｍ２程度のチタ／紙が
利用される。
化粧原紙に施される絵柄模様の印刷は、タイル調を呈す
る化粧板に適した絵柄模様が印刷で形成されることは勿
論であり１例えば、エチルセルロース、エチルヒドロキ
ノエチルセルロース、セルロースアセテートグロビオネ
ート、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリスチ
レ／、ポリαΦメチルスチレノなどのスチレン樹脂及び
スチレン共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメ
タクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリ
ル酸ブチルなどのアクリル又はメタクリル樹脂の単独又
は共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロ
ジン変性フェノール樹脂１Ｍ合ロジンなどのロジンエス
テル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニル
トルエン樹脂、塩化ビニル樹脂。
る化粧板に適した絵柄模様が印刷で形成されることは勿
論であり１例えば、エチルセルロース、エチルヒドロキ
ノエチルセルロース、セルロースアセテートグロビオネ
ート、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリスチ
レ／、ポリαΦメチルスチレノなどのスチレン樹脂及び
スチレン共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメ
タクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリ
ル酸ブチルなどのアクリル又はメタクリル樹脂の単独又
は共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロ
ジン変性フェノール樹脂１Ｍ合ロジンなどのロジンエス
テル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニル
トルエン樹脂、塩化ビニル樹脂。
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂
等の合成樹脂等の一種ないしは二種以上からなるベヒク
ルに、顔料若しくは染料の／７′ｉ色剤、可塑剤、安定
剤、その他の添加剤、溶剤若しくは希釈剤を混練した印
刷用インキで容易に形成されるものである。
等の合成樹脂等の一種ないしは二種以上からなるベヒク
ルに、顔料若しくは染料の／７′ｉ色剤、可塑剤、安定
剤、その他の添加剤、溶剤若しくは希釈剤を混練した印
刷用インキで容易に形成されるものである。
印刷による絵柄模様を有する化粧原紙に適用される熱硬
化性樹脂は、例えば、メラミン樹脂。
化性樹脂は、例えば、メラミン樹脂。
不飽和ポリエステル樹脂、エポキ／樹脂、グアナミン樹
脂、ジアリルフタレート樹脂等が使用されるが、水溶性
樹脂の場合には、この熱硬化性樹脂液の適用により化粧
原紙の寸法変化が生ずるため、絵柄模様とタイル調模様
の目地相当部分たる凹部との間でずれが発生し、品質の
高いものが得られ難くなるので、油性溶媒を使用したジ
アリルフタレート樹脂液を利用するのが汲も好ましい。
脂、ジアリルフタレート樹脂等が使用されるが、水溶性
樹脂の場合には、この熱硬化性樹脂液の適用により化粧
原紙の寸法変化が生ずるため、絵柄模様とタイル調模様
の目地相当部分たる凹部との間でずれが発生し、品質の
高いものが得られ難くなるので、油性溶媒を使用したジ
アリルフタレート樹脂液を利用するのが汲も好ましい。
化粧シートが載置される基材としては、例えば、木１合
板、パーチクルボード等の木質基（Ａ。
板、パーチクルボード等の木質基（Ａ。
石こうボード、石こうスラグボード等の石こう系基材、
パルプセメント板１石綿スレート板。
パルプセメント板１石綿スレート板。
石綿セメント板、木片セメント板等の繊維セメント板、
ＧＲＣ及びコンクリート、鉄、アルミニウム、銅等の
金属箔若しくはシート１並びに以上の各基材の複合体等
が利用されるが、好ましくは、得られる化粧板の用途の
関係から、防火性能を有する石こう系基材、繊Ｓｊ１セ
メ／ト板。
ＧＲＣ及びコンクリート、鉄、アルミニウム、銅等の
金属箔若しくはシート１並びに以上の各基材の複合体等
が利用されるが、好ましくは、得られる化粧板の用途の
関係から、防火性能を有する石こう系基材、繊Ｓｊ１セ
メ／ト板。
金属製基材が利用される。前記基材における凹陥部は、
タイル調模様の目地相当部分に形成されているもので、
通常１幅２〜５關、深さ０．５〜３ｒｒａ程度に、連続
線を以って形成されているものである。また、前記基材
における凹陥部は、例えば木９合板、パーティクルボー
ド等の木質基材１石こうボード、石こうスラグボード等
の石こう系基材、鉄、アルミニウム、銅等の金属箔やシ
ート等の場合には、既製の板体に切削を施す等の後工程
で凹陥部を容易に形成し得るが、例えばパルプセメント
板１石綿セメノド板、木片セメント板１石綿スレート板
等の繊維セメ／ト板、 ＧＲＣ及びコンクリート等の
場合には、基材となる板体を得る成形工程と同時に凹陥
部が形成されるものである。
タイル調模様の目地相当部分に形成されているもので、
通常１幅２〜５關、深さ０．５〜３ｒｒａ程度に、連続
線を以って形成されているものである。また、前記基材
における凹陥部は、例えば木９合板、パーティクルボー
ド等の木質基材１石こうボード、石こうスラグボード等
の石こう系基材、鉄、アルミニウム、銅等の金属箔やシ
ート等の場合には、既製の板体に切削を施す等の後工程
で凹陥部を容易に形成し得るが、例えばパルプセメント
板１石綿セメノド板、木片セメント板１石綿スレート板
等の繊維セメ／ト板、 ＧＲＣ及びコンクリート等の
場合には、基材となる板体を得る成形工程と同時に凹陥
部が形成されるものである。
重ね合わせ体を熱圧成形することだよって目的製品たる
化粧板を得る際に使用するエンボス版は１例えば、ステ
ンレス板や鋼板等の金属板。
化粧板を得る際に使用するエンボス版は１例えば、ステ
ンレス板や鋼板等の金属板。
合成樹脂板、好ましくは紙、布、ガラスｆｆｌ Ｊ！
。
。
不織布等圧よる強化合成樹脂板、フェノール樹脂含浸紙
や不飽和ポリエステル樹脂含浸紙の積層熱圧成形体等が
利用される。また、このエンボス版における凸出部は、
熱圧成形に付される重ね合わせ体における基材の凹陥部
と対向する部分に形成されているものであり、通常、幅
２〜５開、高さ０．５〜３ｆｌ程度に構成されていれば
十分である。更に、前記エンボス版は、該エンボス版の
全表面あるいはその一部が微小凹凸面とさＪｌているＪ
Ｊ５合には、？Ｉｔらノ］るｆヒ用板の全面あるいは一
部分が：薊消しもしくは半内消し状となり、味わい深い
ものとへし得るが、この場合のエノボス版表面の微小凹
凸は、例えば、ステンレス版、′８Ｉ板、アルミ板等の
金属板、フェノール樹脂積層板、エポキシ樹脂積層板等
の合成樹脂板または合成樹脂含浸処理積層板等の表面に
、各種金属のメッキ層、各種金属の低温溶射ガンによる
吹付は金属層、まだはエポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂等の合成樹脂層、更にはホウロウ層等の無機質層
等の表面層を形成した後、この表面層に研磨加工、ブラ
スト処理等を施すことにより容易に形成し得る。
や不飽和ポリエステル樹脂含浸紙の積層熱圧成形体等が
利用される。また、このエンボス版における凸出部は、
熱圧成形に付される重ね合わせ体における基材の凹陥部
と対向する部分に形成されているものであり、通常、幅
２〜５開、高さ０．５〜３ｆｌ程度に構成されていれば
十分である。更に、前記エンボス版は、該エンボス版の
全表面あるいはその一部が微小凹凸面とさＪｌているＪ
Ｊ５合には、？Ｉｔらノ］るｆヒ用板の全面あるいは一
部分が：薊消しもしくは半内消し状となり、味わい深い
ものとへし得るが、この場合のエノボス版表面の微小凹
凸は、例えば、ステンレス版、′８Ｉ板、アルミ板等の
金属板、フェノール樹脂積層板、エポキシ樹脂積層板等
の合成樹脂板または合成樹脂含浸処理積層板等の表面に
、各種金属のメッキ層、各種金属の低温溶射ガンによる
吹付は金属層、まだはエポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂等の合成樹脂層、更にはホウロウ層等の無機質層
等の表面層を形成した後、この表面層に研磨加工、ブラ
スト処理等を施すことにより容易に形成し得る。
特許請求の範囲第２番目の発明の化粧シートを得る工程
で、印刷による絵柄模様の形成に先立って実施する化粧
原紙への樹脂液の含浸処理は１例えば、ポリ酢酸ビニル
樹脂、クマロン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹
脂、ボリウレクノ囮１１旨、フｆ−フール１・’ｉｔ
ＩＩ旨、ポリアミじ７７ｆｔ脂、メラミン（（ｉ↑脂、
フェノール樹脂、アミノアルキッド樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂、ポリウレタノ樹脂等の樹脂液を利用して行
われる。
で、印刷による絵柄模様の形成に先立って実施する化粧
原紙への樹脂液の含浸処理は１例えば、ポリ酢酸ビニル
樹脂、クマロン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹
脂、ボリウレクノ囮１１旨、フｆ−フール１・’ｉｔ
ＩＩ旨、ポリアミじ７７ｆｔ脂、メラミン（（ｉ↑脂、
フェノール樹脂、アミノアルキッド樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂、ポリウレタノ樹脂等の樹脂液を利用して行
われる。
この樹脂液の含浸処理は１例えば、グラビアコート、リ
バースコート、マイヤバーコート等の塗工手段で、 含浸、乾燥後の化粧原紙の重量 ・ Ｘ含浸、乾繰前の
化粧原紙の重量 ・・・ ｙとしたときに、’−”−Ｘ
１００ （％ ）で表示されれる樹脂含浸量が５〜５
０チ、好ましくは１０〜２０％、程度となるように２行
なうものである。
バースコート、マイヤバーコート等の塗工手段で、 含浸、乾燥後の化粧原紙の重量 ・ Ｘ含浸、乾繰前の
化粧原紙の重量 ・・・ ｙとしたときに、’−”−Ｘ
１００ （％ ）で表示されれる樹脂含浸量が５〜５
０チ、好ましくは１０〜２０％、程度となるように２行
なうものである。
以上の通りの構成からなる本番発明においては、熱圧成
形に付される重ね合わせ体を、得られるタイル調模様の
化粧板における目地相当部分が凹陥部とされている基材
と該基材上に載置されている化粧シートとで構成し、且
つ熱圧成形の際には、前記重ね合わせ体の上面に、該爪
ね合わせ体における基材の前記凹陥部と対向する部分が
凸出部とされているエノボス版を、前記凸出部が下面と
なるようにして載置して熱圧成形するものであるから、
得られるタイル調を呈する化粧板における目地相当部分
が深さのある／ヤープな凹部に形成され、意匠効果の高
い、斬新な感覚を与えるタイル調を呈する同調化粧板が
、容易且つ確実に得られるという作用、効果を奏するも
のである。
形に付される重ね合わせ体を、得られるタイル調模様の
化粧板における目地相当部分が凹陥部とされている基材
と該基材上に載置されている化粧シートとで構成し、且
つ熱圧成形の際には、前記重ね合わせ体の上面に、該爪
ね合わせ体における基材の前記凹陥部と対向する部分が
凸出部とされているエノボス版を、前記凸出部が下面と
なるようにして載置して熱圧成形するものであるから、
得られるタイル調を呈する化粧板における目地相当部分
が深さのある／ヤープな凹部に形成され、意匠効果の高
い、斬新な感覚を与えるタイル調を呈する同調化粧板が
、容易且つ確実に得られるという作用、効果を奏するも
のである。
更に、特許請求の範囲第２番目の発明においては、印刷
による絵柄模様の形成に先立って。
による絵柄模様の形成に先立って。
樹脂液による含浸、乾燥処理を実施しているので、印刷
処理後の化粧原紙が、湿度や熱硬化性樹脂液の含浸処理
等によって寸法に変化を生ずるようなことがない。従っ
て、印刷後の化粧原紙をストックする場合に、完全防湿
状態に保管−１”るというような特別の注意を払わなく
ても、１１地相当部分として形成される四部と印刷によ
る絵柄模様とが完全に整合した、品質の高いタイル調を
呈する同調化粧板が得られるものである。
処理後の化粧原紙が、湿度や熱硬化性樹脂液の含浸処理
等によって寸法に変化を生ずるようなことがない。従っ
て、印刷後の化粧原紙をストックする場合に、完全防湿
状態に保管−１”るというような特別の注意を払わなく
ても、１１地相当部分として形成される四部と印刷によ
る絵柄模様とが完全に整合した、品質の高いタイル調を
呈する同調化粧板が得られるものである。
尚、印刷による絵柄模様の形成に先立って、印刷用紙に
樹脂液による含浸、乾燥処理を実施する工程を利用する
方法は１目地相当部分の凹陥部を具備しない化粧板にも
応用することが出来るのは勿論である。この場合には、
基材の寸法と含浸紙の寸法とを略完全に一致させること
ができるため、切断代等が不要となるので、セラミック
板や金属板のようＫ、切断加工のし難い基材への化粧加
工に適用した場合にメリットが存する。
樹脂液による含浸、乾燥処理を実施する工程を利用する
方法は１目地相当部分の凹陥部を具備しない化粧板にも
応用することが出来るのは勿論である。この場合には、
基材の寸法と含浸紙の寸法とを略完全に一致させること
ができるため、切断代等が不要となるので、セラミック
板や金属板のようＫ、切断加工のし難い基材への化粧加
工に適用した場合にメリットが存する。
以下１本発明のタイル調を呈する同調化粧板の製造方法
について、その具体的な構成を、実用例を以って説明す
る。
について、その具体的な構成を、実用例を以って説明す
る。
実施例１゜
８０２／Ｉ１２白チタ／紙〔県人（株）Ｘ↓（ツ〕から
なる化粧原紙に１酢酸セルロース系樹脂をビヒクルとし
て含有するグラビア用インキにて、タイル調の絵柄模様
を印刷した。欠いて、ジアリルフタレート樹脂の溶剤溶
液を含浸、乾燥（乾燥温度８０℃、３分間）し、樹脂含
浸量５０〜５５チの化粧シートを得だ。
なる化粧原紙に１酢酸セルロース系樹脂をビヒクルとし
て含有するグラビア用インキにて、タイル調の絵柄模様
を印刷した。欠いて、ジアリルフタレート樹脂の溶剤溶
液を含浸、乾燥（乾燥温度８０℃、３分間）し、樹脂含
浸量５０〜５５チの化粧シートを得だ。
次いで、厚さ約５＋ＩＩＩＩ＋のアスレスポード〔日光
化成（株）！！〕上にアスベスト／−ラー（ウレタン基
） ３３ ？ （ｗｅｔ ）７ｍ２を塗布、乾燥し、更
にこの上面に前記化粧シートを載置し、重ね合わせ体を
得た。尚、＠記アスレスボードは、化粧シートのタイル
調絵柄模様における目地相当部分即ち、化粧シートにお
けるタイル調絵柄模様の目地部と接当される部分が細幅
の凹陥部に形成されているものであるが、この凹陥部は
アスレスボードの製造時に形成したもので２らる。
化成（株）！！〕上にアスベスト／−ラー（ウレタン基
） ３３ ？ （ｗｅｔ ）７ｍ２を塗布、乾燥し、更
にこの上面に前記化粧シートを載置し、重ね合わせ体を
得た。尚、＠記アスレスボードは、化粧シートのタイル
調絵柄模様における目地相当部分即ち、化粧シートにお
けるタイル調絵柄模様の目地部と接当される部分が細幅
の凹陥部に形成されているものであるが、この凹陥部は
アスレスボードの製造時に形成したもので２らる。
引きにブこいて、ステンレス板にエツチング処理を施す
ことにより＋ ｉ゛＋ｉｌ記化粧シートにおけるタイル
調絵柄模様の目地相当部分が凹部とされているマザー版
を製作した後、このマザー版を利用してフェノール樹脂
含浸紙を熱圧成形した熱圧成形体だるエンボス版を、前
記重ね合わせ体の化粧シート而面エンボス版の凸出部と
が接するようにして載１δし、これを、１３５℃。
ことにより＋ ｉ゛＋ｉｌ記化粧シートにおけるタイル
調絵柄模様の目地相当部分が凹部とされているマザー版
を製作した後、このマザー版を利用してフェノール樹脂
含浸紙を熱圧成形した熱圧成形体だるエンボス版を、前
記重ね合わせ体の化粧シート而面エンボス版の凸出部と
が接するようにして載１δし、これを、１３５℃。
１５ ＨＡｍ” 、 １５分間の熱圧成形に付し、目
的製品たるタイル調の同調化粧板を得た。尚、前記熱圧
成形の際には、厚さ２５μのポリエチレンテレフタレー
トフィルムを離型フィルムとして利用した。
的製品たるタイル調の同調化粧板を得た。尚、前記熱圧
成形の際には、厚さ２５μのポリエチレンテレフタレー
トフィルムを離型フィルムとして利用した。
得られた化粧板は、化粧シートにおけるタイル調の絵柄
模様と、目地相当部分の／ヤープで十分な深さのある凹
部とが良く同調しており、陶器調タイルに酷似した意匠
性の高いものであつた。
模様と、目地相当部分の／ヤープで十分な深さのある凹
部とが良く同調しており、陶器調タイルに酷似した意匠
性の高いものであつた。
実施例２゜
８０ ′ｉ／、２の白チタン紙（県人（株）製〕からな
る化粧原紙に、ウレタン系樹脂を １０−７１５ ？ （ｄｒｙ）７ｍ２の割合にコートし
た後、熱乾燥処理を施し、含浸樹脂を硬化させた。次い
で、酢酸セルロース系樹脂をビヒクルとして含有するグ
ラビア用インキでタイル調の絵柄模様を印刷した後、ジ
アリルフタレ−１・樹脂の溶剤溶液を含浸、乾燥（乾燥
温度８０℃、３分間）し、ジアリルフタレート樹脂の含
浸量 ５０〜５５チの化粧シートを得た。
る化粧原紙に、ウレタン系樹脂を １０−７１５ ？ （ｄｒｙ）７ｍ２の割合にコートし
た後、熱乾燥処理を施し、含浸樹脂を硬化させた。次い
で、酢酸セルロース系樹脂をビヒクルとして含有するグ
ラビア用インキでタイル調の絵柄模様を印刷した後、ジ
アリルフタレ−１・樹脂の溶剤溶液を含浸、乾燥（乾燥
温度８０℃、３分間）し、ジアリルフタレート樹脂の含
浸量 ５０〜５５チの化粧シートを得た。
次いで、厚さ約６ｍｍの石綿ケイ酸力ルンウム板上にア
スベストノーラー（ウレタン基）３３り（ｗｅｔ）／”
を塗布、乾燥し、更にこの上面に前記化粧シートを載置
し、重ね合わせ体を得だ。尚、前述の石綿ケイ酸カル／
ウム板は、化粧シートのタイル調絵柄模様における目地
相当部分、即ち、化粧シートにおけるタイル調絵柄模様
の目地部と接当される部分が、細幅の凹陥部に形成され
ているものでちるが、この凹陥部は石綿ケイ酸カル／ウ
ム板の製造時に形成したものである。
スベストノーラー（ウレタン基）３３り（ｗｅｔ）／”
を塗布、乾燥し、更にこの上面に前記化粧シートを載置
し、重ね合わせ体を得だ。尚、前述の石綿ケイ酸カル／
ウム板は、化粧シートのタイル調絵柄模様における目地
相当部分、即ち、化粧シートにおけるタイル調絵柄模様
の目地部と接当される部分が、細幅の凹陥部に形成され
ているものでちるが、この凹陥部は石綿ケイ酸カル／ウ
ム板の製造時に形成したものである。
引キ続いて、ステンレス板にエツチング処理を施すこと
忙より、前記化粧シートにおけるタイル調絵柄模様の目
地相当部分が凹部とされているマザー版を製作した後、
このマザー版を利用してフェノール樹脂含浸紙を熱圧成
形した熱圧成形体たるエンボス版を、前記重ね合わせ体
の化粧シート而面エンボス版の凸出部とが接するように
して載置し、これを、１３５℃。
忙より、前記化粧シートにおけるタイル調絵柄模様の目
地相当部分が凹部とされているマザー版を製作した後、
このマザー版を利用してフェノール樹脂含浸紙を熱圧成
形した熱圧成形体たるエンボス版を、前記重ね合わせ体
の化粧シート而面エンボス版の凸出部とが接するように
して載置し、これを、１３５℃。
１５ ｌｅｔ／ｃｍ２．１５分間の熱圧成形に付し、目
的製品たるタイル調の同調化粧板を得た。尚、前記熱圧
成形の際には、厚さ２５μのポリエチレンテレフタレー
トフィルムを離型フィルムとして利用した。
的製品たるタイル調の同調化粧板を得た。尚、前記熱圧
成形の際には、厚さ２５μのポリエチレンテレフタレー
トフィルムを離型フィルムとして利用した。
得られた化粧板は、化：ｌｌＩシートにおけるタイル調
の絵柄模様と、目地相当部分の／ヤーブて十分な深さの
ある四部とが、両者の間に（内ずれも無く、精確に合致
して同調し、意匠性の高いものであった。
の絵柄模様と、目地相当部分の／ヤーブて十分な深さの
ある四部とが、両者の間に（内ずれも無く、精確に合致
して同調し、意匠性の高いものであった。
Claims (2)
- （１）印刷による絵柄模様を有する化粧原紙に熱硬化性
樹脂液を含浸、乾燥した化粧シートを基材上に載置し、
得られた重ね合わせ体を熱圧成形することにより化粧板
を得る方法において、タイル調模様の目地相当部分が凹
陥部とされている基材上に化粧シートを載置して重ね合
わせ体を得ると共に、該重ね合わせ体の上面に、前記重
ね合わせ体における基材の凹陥部と対向する部分が凸出
部とされているエンボス版を、該エンボス版における前
記凸出部が下面となるように載置して熱圧成形すること
を特徴とするタイル調模様の目地相当部分が凹部とされ
ているタイル調を呈する同調化粧板の製造方法。 - （２）印刷による絵柄模様を有する化粧原紙に熱硬化性
樹脂液を含浸、乾燥した化粧シートを基材上に載置し、
得られた重ね合わせ体を熱圧成形することにより化粧板
を得る方法において、予め樹脂液による含浸処理が付さ
れている化粧原紙に印刷を施して絵柄模様を形成し、次
いで熱硬化性樹脂液を含浸、乾燥させた化粧シートを、
タイル調模様の目地相当部分が凹陥部とされている基材
上に載置して重ね合わせ体を得ると共に、該重ね合わせ
体の上面に、前記重ね合わせ体における基材の凹陥部と
対向する部分が凸出部とされているエンボス版を、該エ
ンボス版における前記凸出部が下面となるように載置し
て熱圧成形することを特徴とするタイル調模様の目地相
当部分が凹部とされているタイル調を呈する同調化粧板
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59184054A JPS6161852A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | タイル調を呈する同調化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59184054A JPS6161852A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | タイル調を呈する同調化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6161852A true JPS6161852A (ja) | 1986-03-29 |
| JPS636353B2 JPS636353B2 (ja) | 1988-02-09 |
Family
ID=16146566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59184054A Granted JPS6161852A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | タイル調を呈する同調化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6161852A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63173642A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-18 | 大日本印刷株式会社 | 立体的な意匠効果を有する化粧板の製造方法 |
| JP2021041541A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂積層体および樹脂積層体の製造方法 |
-
1984
- 1984-09-03 JP JP59184054A patent/JPS6161852A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63173642A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-18 | 大日本印刷株式会社 | 立体的な意匠効果を有する化粧板の製造方法 |
| JP2021041541A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂積層体および樹脂積層体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS636353B2 (ja) | 1988-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2256043C2 (ru) | Прямой ламинированный пол | |
| US8448400B2 (en) | Flooring system having complementary sub-panels | |
| US8209928B2 (en) | Embossed-in-registration flooring system | |
| CA2453462C (en) | Embossed-in register manufacturing process | |
| US3630817A (en) | Predecorated gypsum board | |
| GB2063178A (en) | Registration of colour and embossment by an ink-coated release medium | |
| JPS6161852A (ja) | タイル調を呈する同調化粧板の製造方法 | |
| JPS54111554A (en) | Manufacturing of decorative laminate having relief pattern | |
| US8112958B2 (en) | Flooring system having complementary sub-panels | |
| US10322531B2 (en) | Method for producing high pressure laminates (HPL) | |
| WO2003061967A1 (en) | A process of matching decor sections of surface panels | |
| JP4269446B2 (ja) | 熱硬化性樹脂化粧板及びその製造方法 | |
| EP2340928B1 (en) | Embossed-in-register direct pressure laminate manufacturing process | |
| JPS5951909B2 (ja) | メラミン化粧板の製造法 | |
| KR19990065077A (ko) | 염화 비닐 수지 시트 적층 멜라민 수지 패션 벽 판넬 | |
| JP2626762B2 (ja) | 着色塗装した硬化型樹脂化粧板の製造方法 | |
| JPS63132046A (ja) | 熱硬化型樹脂化粧板の製造方法 | |
| KR840001575B1 (ko) | 장식용 열경화성 고압 적층판의 제조방법 | |
| JPH05318694A (ja) | 化粧板の製造法 | |
| JPH0452051Y2 (ja) | ||
| JPS612554A (ja) | 装飾部材とその製造方法 | |
| JPS5923249B2 (ja) | エンボス化粧シ−ト及び化粧板の製造方法 | |
| JPS649945B2 (ja) | ||
| JPS6120746A (ja) | 化粧板 | |
| JPS6158738A (ja) | タイル調化粧板の製造方法 |