JPS612554A - 装飾部材とその製造方法 - Google Patents

装飾部材とその製造方法

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Publication number
JPS612554A
JPS612554A JP58234464A JP23446483A JPS612554A JP S612554 A JPS612554 A JP S612554A JP 58234464 A JP58234464 A JP 58234464A JP 23446483 A JP23446483 A JP 23446483A JP S612554 A JPS612554 A JP S612554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impregnated
sheet
decorative member
decorative
thermosetting resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP58234464A
Other languages
English (en)
Inventor
杉山 一弘
奥村 昌宏
仙石 孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
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Publication of JPS612554A publication Critical patent/JPS612554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、壁、天井あるいは家具等の各種用途に適合し
た装飾部材とその製造方法に関するものであり、その目
的とするところは意匠性に優れ、量産的で軽量かつ安価
な凹凸模様を有する装飾部材を提供することにある。
従来、木質あるいは無機質等の基板表面に立体的な凹凸
模様を設けてなる化粧パネルは、壁、天井あるいは家具
等の装飾部材として広く用いられている。
このような装飾部材を工業的な生産により多量かつ安価
に製造するには、プリント紙、塩化ビニルシート、突板
等の化粧シートラ合板、繊維板等の基材に接着剤で接着
した基板表面に、樹脂あるいは金属等からなる凹凸模様
を有する型板を当接し、プレスにて加熱圧締することに
より該型板の凹凸模様を基板表面に刻印する方法がある
しかしながら、このような従来の方法で基板表面に深い
立体的な凹凸模様を刻印しようとすると、使用するプレ
スの圧力、使用する基材の硬さあるいは賦与したい凹凸
模様の形状等によって刻印が限定される。あるいは、刻
印できた場合には、基材が型で押しつぶされたり破壊し
て反りが発生したりあるいは凹凸模様部分に亀裂が発生
したりして外観を損うと共に、基材自体に強度低下をき
たす等の欠点が生じる。それゆえ表現できる意匠性にも
限界があり好ましい方法ではなかった。
一方、他の装飾部材の製造方法としては、ハードボード
、セミハードボード、パーティクルボード、合板等の木
質板あるいはケイ酸カルシウム板、石綿子メント板等の
無機質板をあらかじめ凹凸模様に切削して得た基板表面
あるいはそれらの基板を合板等の板の上に並べて接着し
た基板表面にプリント紙、塩化ビニルシート、突板等の
化粧シートを基板表面の凹凸模様に沿って接着する方法
がある。この方法は、前述の方法より深い凹凸模様を表
現することが可能である。しかしながら、凹凸模様を得
るためには基材の切削が必要である。
この切削には、通常、モルダーあるいはルータ−等の木
工機械が用いられるが幅が広い基板に対しては数回に分
けて切削するか1回の切削で得られた凹凸模様の基材を
合板等に並べて広幅の凹凸模様の基板にする必要がある
。このようにして、切削による凹凸模様を有する基板を
得るには、切削する木工機械あるいは基板のサイズ、凹
凸形状等によりなんらかの制約が生じる。更に、凹凸模
様を切削した基材に化粧シートを貼着するためには、真
空プレスあるいはロールプレス等の各種の木工機械によ
る工程が増え作業が頻雑となる。また、これらの木工機
械では製造できない凹凸模様がある等生産性が悪くコス
ト高になる欠点があった。
本発明は前記欠点を解決することを目的としており、意
匠性に優れた軽量で安価な凹凸模様を有する装飾部材を
量産的に提供するものである。即ち、熱硬化性樹脂化粧
シートと10〜40重量%の熱硬化性樹脂が含浸された
含浸シートとが接着剤を介して貼合されており、該積層
体を成形型にて加熱加圧して所望の形状に成形した立体
的な装飾部材であり、意匠的さらには製造コストの面で
従来法の装飾部材よりもはるかに優れているものである
次に本発明の装飾部材とその製造方法の実施例を図面に
従って詳細に説明する。第1図は本発明の装飾部材の縦
断面図であり、1はメラミン樹脂とフェノール樹脂とか
ら成るメラミン樹脂化粧シート、ジアリルフタレート樹
脂とポリエステル樹脂とから成るダップ樹脂化粧シート
、アクリル樹脂とメラミン樹脂とから成る変性メラミン
樹脂化粧シート等の熱硬化性樹脂化粧シートである。2
ハ酢酸ヒニル樹脂、ビニルウレタン樹脂、ユリア樹脂、
メラミン樹脂等の接着剤であり、3は新聞故紙、ダンボ
ール、包装紙等のシート状の故紙を離解することなく、
シート状のままで故紙の重量に対して10〜40%の割
合でフェノール樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂等の
熱硬化性樹脂が含浸された含浸シートであり、波型の成
形型で加熱加圧して得られた装飾部材である。
次に第2図に示す製造装置の側面図に基いて本発明の装
飾部材の製造方法の実施例について説明する。第2図は
巻物から成るエンドレス状の熱硬化性樹脂化粧シート(
1)と巻物から成る10〜40重量%の熱硬化性樹脂が
含浸されたエンドレス状の含浸シート(2)を巻出し装
置に設置し、これらを同時に巻出しながらエンドレス状
の熱硬化性樹脂化粧シート(1)の裏面にスプレッダ−
(4)にて酢酸ビニル樹脂、メラミン樹脂等の接着剤(
2)を50〜100f、m位塗布する。その後プレスロ
ール(5)で貼合一体化し、ロータリーカッター(6)
で所望のサイズの枚葉に切断して一体化した積層体(7
)を得る。この場合次工程あるいは積層体の厚さ等によ
り切断せず巻物で積層体(7)を得ることもできる。ま
た、この含浸シート(3)は1枚以外に複数枚でもよい
。複数枚を用いる理由は、得られる装飾部材の厚さ、強
度等から必要でありこの場合は、含浸シートを接着剤で
積層するが、あらかじめ接着剤で複数枚の含浸シートを
接着した厚みのある含浸シートを用いるかあるいけ熱硬
化性樹脂化粧シートと含浸シートを貼合一体化していく
場合、それと同時に複数枚の含浸シートも接着していく
方法がある。そして前者の場合はあらかじめプレスで加
熱加圧し半硬化の状態にした含浸シートを用いてもよい
第3図は第2図で得られた積層体(7)の拡大の縦断面
図である。
次に第4図に示すように、上述の方法で得た積層体(7
)をホットプレスの熱盤(10)に設置した波型模様の
金型の雄型(8)と雌型(9)の間に入れ金型温度10
0〜200’C、プレス圧力30〜40にβ、プレス時
間30〜40秒加熱加圧することにより第1図に示す波
型模様を有する装飾部材を得た。
以上のように本発明によれば、従来の装飾部材より意匠
性に優れ、故紙を原料とした含浸シートを芯材としてい
ることにより軽量かつ安価でありホットプレスに設置し
た金型で所望の凹凸模様を付与させるため量産的であり
、更に熱硬化性樹脂化粧シートを表面材としていること
による耐熱性、耐摩耗性、表面硬度、曲げ強度等の品質
にも優れた装飾部材を得ることができ、家具の表面材、
住宅の壁材、または天井材等の各種の用途に使用できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装飾部材の縦断面図であり、第2図は
本発明の装飾部材の製造装置の概要側面図であり、第3
図は第2図で得られた積層体の拡大縦断面図であり、第
4図は本発明の装飾部材を成型する装置の縦断面図であ
る。 上記図面において 1・・・・・・・・・熱硬化性樹脂化粧シート層2・・
・・・・・・接着剤層 3・・・・・・・・含浸シート層 4・・・・・・・・・スプレッダ− 5・・・・・・・・プレスロール 6・・・・・・・・・ロータリーカッター7・・・・・
・・・・積層体 8・・・・・・・・・雄型 9・・・・・・雌型

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱硬化性樹脂化粧シートと10〜40重量%の熱硬
    化性樹脂が含浸された含浸シートとが接着剤を介して貼
    合されており、これら一体の積層体が成形型にて加熱加
    圧されて所望の形状に成形されて成る装飾部材。 2、含浸シートが一枚あるいは複数枚の含浸紙から成り
    、複数枚の含浸紙は、接着剤で積層されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の装飾部材。 3、接着剤で積層された複数枚の含浸紙があらかじめプ
    レスで加熱加圧された含浸シートであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の装飾部材。 4、エンドレス状の熱硬化性樹脂化粧シートと10〜4
    0重量%の熱硬化性樹脂が含浸されたエンドレス状の含
    浸シートとを巻出し装置に設置し、これらを同時に巻出
    しながらエンドレス状の熱硬化性樹脂化粧シートの裏面
    に接着剤を塗布し、プレスロールで貼合一体化積層した
    後、該積層体をホットプレスに設置した成形型にて加熱
    加圧して所望の形状に成形することを特徴とする装飾部
    材の製造方法。
JP58234464A 1983-12-12 1983-12-12 装飾部材とその製造方法 Pending JPS612554A (ja)

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JP58234464A JPS612554A (ja) 1983-12-12 1983-12-12 装飾部材とその製造方法

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JPS612554A true JPS612554A (ja) 1986-01-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052680A (ja) * 2000-08-09 2002-02-19 Toyota Tsusho Corp 化粧用紙

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4959877A (ja) * 1972-08-18 1974-06-11
JPS52514A (en) * 1975-06-20 1977-01-05 Hiromasa Yamaguchi Automatic printing force controller for motor driven typewriter
JPS55150361A (en) * 1979-05-11 1980-11-22 Mitsubishi Rayon Co Fiber reinforcing compound sheet material

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