JPS6161613B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6161613B2 JPS6161613B2 JP5596681A JP5596681A JPS6161613B2 JP S6161613 B2 JPS6161613 B2 JP S6161613B2 JP 5596681 A JP5596681 A JP 5596681A JP 5596681 A JP5596681 A JP 5596681A JP S6161613 B2 JPS6161613 B2 JP S6161613B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- output
- sample
- thermocouple
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K7/00—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
- G01K7/02—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using thermoelectric elements, e.g. thermocouples
- G01K7/10—Arrangements for compensating for auxiliary variables, e.g. length of lead
- G01K7/12—Arrangements with respect to the cold junction, e.g. preventing influence of temperature of surrounding air
- G01K7/13—Circuits for cold-junction compensation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は熱電対温度計測装置に関する。
周知のように熱電対の出力電圧をもつて測点の
未知の温度とする場合、その出力電圧は測点と基
準点との温度差にしたがうものであるから、測定
の温度が同じであつても基準点の温度が異なれ
ば、出力電圧が変化するようになり、測点の温度
を正しく知ることはでない。これを正しく求める
ようにするには、基準点の温度を0℃に常に保持
しておけばよいのであるが、これは極めて困難な
ことであり、通常は測定時における基準点の温度
を別に求め、これによつて得た温度をもつて熱電
対の出力電圧を補正するようにしている。しかし
この種熱電対の出力電圧と温度とは非直線関係に
あり、したがつてその補正は簡単には実行できな
い不便がある。
未知の温度とする場合、その出力電圧は測点と基
準点との温度差にしたがうものであるから、測定
の温度が同じであつても基準点の温度が異なれ
ば、出力電圧が変化するようになり、測点の温度
を正しく知ることはでない。これを正しく求める
ようにするには、基準点の温度を0℃に常に保持
しておけばよいのであるが、これは極めて困難な
ことであり、通常は測定時における基準点の温度
を別に求め、これによつて得た温度をもつて熱電
対の出力電圧を補正するようにしている。しかし
この種熱電対の出力電圧と温度とは非直線関係に
あり、したがつてその補正は簡単には実行できな
い不便がある。
この発明は基準点の温度にしたがつて熱電対の
出力電圧を簡単に補正することを目的とする。又
この発明は測点の温度に基く熱電対の出力電圧の
補正のための構成を、基準点の温度による補正に
兼用することによつて構成の簡単化を図ることも
併せて目的とする。
出力電圧を簡単に補正することを目的とする。又
この発明は測点の温度に基く熱電対の出力電圧の
補正のための構成を、基準点の温度による補正に
兼用することによつて構成の簡単化を図ることも
併せて目的とする。
この発明の説明にさきだつて、この発明で使用
する基本的な構成と動作の原理について説明す
る。通常熱電対からの電圧(熱電対起電圧)は温
度と非直線関係にあるため、その電圧をそのまま
温度として読取ると差が生ずるので、ここではこ
の誤差をなくすように構成してある。第1図はそ
の基本的な構成を示し、1は熱電対からの電圧が
与えられる入力端子、2は減算器、3は演算増巾
器、4は出力端子、5は係数器、6はDA変換
器、7はROMのような記憶装置、8はDA変換
器、9は加算器である。熱電対からの電圧(以下
これを入力電圧と言う。)と温度との関係が第2
図のような非直線関係で表わされるとした場合、
その特性曲線Aに対して近接する直線Lを画く。
直線Lは特性曲線Aと少くとも一点、好ましくは
二点で交差するように画がく。そして直線Lの傾
きをKとした場合、係数器5の係数値をKに設定
しておく。演算増巾器3の電圧を温度に対応する
出力電圧θとした場合、この出力電圧θをK倍し
た値が係数器5の出力電圧VLとなる。
する基本的な構成と動作の原理について説明す
る。通常熱電対からの電圧(熱電対起電圧)は温
度と非直線関係にあるため、その電圧をそのまま
温度として読取ると差が生ずるので、ここではこ
の誤差をなくすように構成してある。第1図はそ
の基本的な構成を示し、1は熱電対からの電圧が
与えられる入力端子、2は減算器、3は演算増巾
器、4は出力端子、5は係数器、6はDA変換
器、7はROMのような記憶装置、8はDA変換
器、9は加算器である。熱電対からの電圧(以下
これを入力電圧と言う。)と温度との関係が第2
図のような非直線関係で表わされるとした場合、
その特性曲線Aに対して近接する直線Lを画く。
直線Lは特性曲線Aと少くとも一点、好ましくは
二点で交差するように画がく。そして直線Lの傾
きをKとした場合、係数器5の係数値をKに設定
しておく。演算増巾器3の電圧を温度に対応する
出力電圧θとした場合、この出力電圧θをK倍し
た値が係数器5の出力電圧VLとなる。
又特性曲線Aと直線Lとの各温度についての差
分VNは、特性曲線A、直線Lを予め知ることに
よつて求めることができる。求めた差分VNはデ
ジタル化して記憶装置7に記憶しておく。演算増
巾器3のゲインは極めて大きいので、入力端子1
に与えられる入力電圧Vと、加算器9からのフイ
ードバツク電圧は等しくなる。
分VNは、特性曲線A、直線Lを予め知ることに
よつて求めることができる。求めた差分VNはデ
ジタル化して記憶装置7に記憶しておく。演算増
巾器3のゲインは極めて大きいので、入力端子1
に与えられる入力電圧Vと、加算器9からのフイ
ードバツク電圧は等しくなる。
今或る入力電圧Vが与えられたとすると、演算
増巾器3からの出力電圧θはAD変換器6により
デジタル変換される。このデジタル値は記憶装置
7の読出しアドレスとして使用され、記憶装置7
からそのときの温度に関する差分VNが読出され
る。この差分はDA変換器8でアナログ変換さ
れ、加算器9に与えられる。一方係数器5からは
電圧VLが出力され、これが加算器9に入力され
る。これにより加算器9の出力はVL+VNとな
り、これがフイードバツク電圧となる。したがつ
て演算増巾器3の出力は第2図のP点のように特
性曲線A上で動作することになり、その特性曲線
に合致する温度出力が求められるようになる。
増巾器3からの出力電圧θはAD変換器6により
デジタル変換される。このデジタル値は記憶装置
7の読出しアドレスとして使用され、記憶装置7
からそのときの温度に関する差分VNが読出され
る。この差分はDA変換器8でアナログ変換さ
れ、加算器9に与えられる。一方係数器5からは
電圧VLが出力され、これが加算器9に入力され
る。これにより加算器9の出力はVL+VNとな
り、これがフイードバツク電圧となる。したがつ
て演算増巾器3の出力は第2図のP点のように特
性曲線A上で動作することになり、その特性曲線
に合致する温度出力が求められるようになる。
ここで差分VNをデジタル化して記憶するよう
にしたのは、アナログ値よりもデジタル値が記憶
しやすいという理由のほかに次のような理由によ
る。すなわち差分VNは各温度毎に記憶しておく
必要があるが、その記憶数は多ければ多い程高精
度化が期待できる。しかしこれをアナログ的に記
憶しようとしてコンデンサを使用するとなれば、
多数のコンデンサを用意しなければならずこれで
は構成自体が大型化し又高価となる。この点デジ
タル的に記憶する場合はその記憶装置として
ROMのように超小形で記憶容量の大きいものが
使用できるため、構成自体が小型化され、安価に
製作できる。又差分VNは小さい値であるから、
ひとつの差分を記憶するのに要するビツト数は僅
かですむ。直線Lを使用しないで特性曲線Aを記
憶することも考えられるが、特性曲線Aのひとつ
のデータを記憶するのに要するビツト数は、ひと
つの差分VNを記憶するのに要するビツト数より
も遥るかに多くなり好ましいものではない。
にしたのは、アナログ値よりもデジタル値が記憶
しやすいという理由のほかに次のような理由によ
る。すなわち差分VNは各温度毎に記憶しておく
必要があるが、その記憶数は多ければ多い程高精
度化が期待できる。しかしこれをアナログ的に記
憶しようとしてコンデンサを使用するとなれば、
多数のコンデンサを用意しなければならずこれで
は構成自体が大型化し又高価となる。この点デジ
タル的に記憶する場合はその記憶装置として
ROMのように超小形で記憶容量の大きいものが
使用できるため、構成自体が小型化され、安価に
製作できる。又差分VNは小さい値であるから、
ひとつの差分を記憶するのに要するビツト数は僅
かですむ。直線Lを使用しないで特性曲線Aを記
憶することも考えられるが、特性曲線Aのひとつ
のデータを記憶するのに要するビツト数は、ひと
つの差分VNを記憶するのに要するビツト数より
も遥るかに多くなり好ましいものではない。
次にこの発明の実施例を第3図以降によつて説
明する。11は熱電対の起電圧が入力電圧として
与えられる入力端子、12は加算器、13は減算
器、14は演算増巾器、15は出力端子、16は
熱電対の基準点の温度を検出する温度検出器で、
たとえば基準点に巻付けた直線性のよい銅線の、
温度に対する抵抗変化分に基いて基準点温度を検
出するようにしてあり、この抵抗変化分に基く電
圧θRを出力する。17は係数器、18はROMの
ような記憶装置、19,20はAD変換器及びDA
変換器、21は加算器で、演算増巾器14を含む
これらの構成は、第1図の演算増巾器3、係数器
5、AD変換器AD、記憶装置7、DA変換器及び
加算器9にそれぞれ対応する。22は係数器、2
3は切換器(有接点でもよいし無接点化されたも
のたとえば半導体素子をもつて構成したものでも
よい。)、24はROMのような記憶装置、25,
26はサンプルホールド回路、27はタイミング
回路で第5図に示すようなタイミングパルスa〜
dを出力する。28は加算器である。
明する。11は熱電対の起電圧が入力電圧として
与えられる入力端子、12は加算器、13は減算
器、14は演算増巾器、15は出力端子、16は
熱電対の基準点の温度を検出する温度検出器で、
たとえば基準点に巻付けた直線性のよい銅線の、
温度に対する抵抗変化分に基いて基準点温度を検
出するようにしてあり、この抵抗変化分に基く電
圧θRを出力する。17は係数器、18はROMの
ような記憶装置、19,20はAD変換器及びDA
変換器、21は加算器で、演算増巾器14を含む
これらの構成は、第1図の演算増巾器3、係数器
5、AD変換器AD、記憶装置7、DA変換器及び
加算器9にそれぞれ対応する。22は係数器、2
3は切換器(有接点でもよいし無接点化されたも
のたとえば半導体素子をもつて構成したものでも
よい。)、24はROMのような記憶装置、25,
26はサンプルホールド回路、27はタイミング
回路で第5図に示すようなタイミングパルスa〜
dを出力する。28は加算器である。
係数器17は特性曲線Aに接近する直線Lの傾
きKを係数値としていることは第1図の場合と同
じであり、又係数器17の出力VLと、サンプル
ホールド回路25によりサンプルホールドされる
記憶装置18からの差分VNに対応するアナログ
量の差分VNとが加算器21に与えられ、加算器
21の出力がフイードバツク電圧として減算器1
3に与えられることも第1図と同じである。係数
器22の係数値として基準点の温度附近で特性曲
線Cに接近して画かれた直線LRの傾きKRが設定
されてある。なお傾きKRは傾きKと同じであつ
てもよい。タイミング回路22からタイミングパ
ルスaが出力されると、切換器23は図のように
上側の接点に切換わり、演算増巾器14からの出
力電圧θがAD変換器19に与えられ、又タイミ
ングパルスbが出力されると、切換器23は下側
の接点に切換わり、基準点温度検出器16からの
出力電圧θRがAD変換器19に与えられ、記憶装
置18,24のアドレス信号となる。タイミング
パルスaの立上がりに同期するタイミングパルス
dはサンプルホールド回路25にサンプル信号と
して与えられ、このときDA変換器20からの出
力をサンプルホールド回路25にサンプルホール
ドする。タイミングパルスbの立上がりに同期す
るタイミングパルスCは、サンプルホールド回路
26にサンプル信号として与えられ、このときの
DA変換器20からの出力をサンプルホールド回
路26にサンプルホールドする。
きKを係数値としていることは第1図の場合と同
じであり、又係数器17の出力VLと、サンプル
ホールド回路25によりサンプルホールドされる
記憶装置18からの差分VNに対応するアナログ
量の差分VNとが加算器21に与えられ、加算器
21の出力がフイードバツク電圧として減算器1
3に与えられることも第1図と同じである。係数
器22の係数値として基準点の温度附近で特性曲
線Cに接近して画かれた直線LRの傾きKRが設定
されてある。なお傾きKRは傾きKと同じであつ
てもよい。タイミング回路22からタイミングパ
ルスaが出力されると、切換器23は図のように
上側の接点に切換わり、演算増巾器14からの出
力電圧θがAD変換器19に与えられ、又タイミ
ングパルスbが出力されると、切換器23は下側
の接点に切換わり、基準点温度検出器16からの
出力電圧θRがAD変換器19に与えられ、記憶装
置18,24のアドレス信号となる。タイミング
パルスaの立上がりに同期するタイミングパルス
dはサンプルホールド回路25にサンプル信号と
して与えられ、このときDA変換器20からの出
力をサンプルホールド回路25にサンプルホール
ドする。タイミングパルスbの立上がりに同期す
るタイミングパルスCは、サンプルホールド回路
26にサンプル信号として与えられ、このときの
DA変換器20からの出力をサンプルホールド回
路26にサンプルホールドする。
記憶装置24には、基準点の各温度に対する熱
電対からの出力電圧と直線LRとの差分ΔVRが予
め記憶されていて、AD変換器19からのデジタ
ル値がアドレス信号となつてその記憶値を読取
る。又基準点温度検出器16からの出力電圧θR
は係数器22でKR倍されるので、その出力電圧
VRV′は、そのとき温度に対する直線LRの値と
なる。したがつて両電圧VRV′とΔVRとの和の
電圧VRは、そのときの基準点の温度(θR)に対
する熱電対の起電圧となる。
電対からの出力電圧と直線LRとの差分ΔVRが予
め記憶されていて、AD変換器19からのデジタ
ル値がアドレス信号となつてその記憶値を読取
る。又基準点温度検出器16からの出力電圧θR
は係数器22でKR倍されるので、その出力電圧
VRV′は、そのとき温度に対する直線LRの値と
なる。したがつて両電圧VRV′とΔVRとの和の
電圧VRは、そのときの基準点の温度(θR)に対
する熱電対の起電圧となる。
以上の構成において今或る測定の温度を検出し
たとき、熱電対の起電圧をV′とすると、起電圧
V′は、測点と基準点との温度差に基く値であ
る。ここで或るサンプリング時刻において、タイ
ミング回路27からサンプリングパルスb,cが
出力されたとき、そのときの基準点の温度に対応
する電圧ΔVRがDA変換器20からサンプルホー
ルド回路26にホールドされるとともに、係数器
22からも同じくそのときの基準点の温度に対応
する電圧VR′が出力され、両電圧Δ0 R・VR′が
加算器28に与えられる。したがつて加算器28
の出力電圧VRは、そのときの基準点の温度にお
ける熱電対の出力電圧に対応することになる。こ
の出力電圧VRは加算器12に与えられ、ここで
電圧V′と加算される。したがつてこの加算器1
2からの出力電圧Vは、基準点の温度を零度とし
たときの熱電対の起電圧に対応することになる。
この出力電圧はVは減算器13に入力される。
たとき、熱電対の起電圧をV′とすると、起電圧
V′は、測点と基準点との温度差に基く値であ
る。ここで或るサンプリング時刻において、タイ
ミング回路27からサンプリングパルスb,cが
出力されたとき、そのときの基準点の温度に対応
する電圧ΔVRがDA変換器20からサンプルホー
ルド回路26にホールドされるとともに、係数器
22からも同じくそのときの基準点の温度に対応
する電圧VR′が出力され、両電圧Δ0 R・VR′が
加算器28に与えられる。したがつて加算器28
の出力電圧VRは、そのときの基準点の温度にお
ける熱電対の出力電圧に対応することになる。こ
の出力電圧VRは加算器12に与えられ、ここで
電圧V′と加算される。したがつてこの加算器1
2からの出力電圧Vは、基準点の温度を零度とし
たときの熱電対の起電圧に対応することになる。
この出力電圧はVは減算器13に入力される。
次にサンプリング時刻において、タイミング回
路27からタイミングパルスa,bが出力される
と、演算増巾器14からの出力が切換器23を経
てAD変換器19に、又係数器17に入力され
る。この場合はAD変換器19、DA変換器20
が、記憶装置18、24につき兼用される。又こ
のときのDA変換器20からの出力がサンプルホ
ールド回路26にサンプルホールドされる。この
サンプルホールド値と係数器22からの出力とが
加算器28で加算されてVRとなる。以下これを
各サンプリング時刻毎に繰返す。
路27からタイミングパルスa,bが出力される
と、演算増巾器14からの出力が切換器23を経
てAD変換器19に、又係数器17に入力され
る。この場合はAD変換器19、DA変換器20
が、記憶装置18、24につき兼用される。又こ
のときのDA変換器20からの出力がサンプルホ
ールド回路26にサンプルホールドされる。この
サンプルホールド値と係数器22からの出力とが
加算器28で加算されてVRとなる。以下これを
各サンプリング時刻毎に繰返す。
以上詳述したようにこの発明によれば基準点の
温度を検出して、その温度に関する熱電対の起電
力を求めてから、測定温度についての熱電対の起
電力に加算して温度計測するようにしたので、基
準点の温度如何に係わらず計測温度値は基準点を
零度とした場合の測定温度値となり、したがつて
正常な温度計測が可能となるとともに、AD変換
器、DA変換器を測定温度検出時と基準点温度検
出時とに兼用するので、それだけ構成が簡単とな
り、更に基準点、測点の両温度検出にあたり、熱
対出力特性が温度に対して非直線関係であつても
いずれも正確に測定が可能となり、それだけ高精
度に温度を計測することができる効果を奏する。
温度を検出して、その温度に関する熱電対の起電
力を求めてから、測定温度についての熱電対の起
電力に加算して温度計測するようにしたので、基
準点の温度如何に係わらず計測温度値は基準点を
零度とした場合の測定温度値となり、したがつて
正常な温度計測が可能となるとともに、AD変換
器、DA変換器を測定温度検出時と基準点温度検
出時とに兼用するので、それだけ構成が簡単とな
り、更に基準点、測点の両温度検出にあたり、熱
対出力特性が温度に対して非直線関係であつても
いずれも正確に測定が可能となり、それだけ高精
度に温度を計測することができる効果を奏する。
第1図はこの発明の基本構成を示すブロツク線
図、第2図は動作説明用の特性曲線図、第3図は
この発明の実施例を示すブロツク線図、第4図は
動作説明用の特性曲線図、第5図はタイミングパ
ルスを示す波形図である。 11……入力端子、12……加算器、13……
減算器、14……演算増巾器、15……出力端
子、16……基準温度検出器、17,22……係
数器、18,24……記憶装置、19……AD変
換器、20……DA変換器、23……切換器、2
5,26……サンプルホールド回路、27……タ
イミング回路。
図、第2図は動作説明用の特性曲線図、第3図は
この発明の実施例を示すブロツク線図、第4図は
動作説明用の特性曲線図、第5図はタイミングパ
ルスを示す波形図である。 11……入力端子、12……加算器、13……
減算器、14……演算増巾器、15……出力端
子、16……基準温度検出器、17,22……係
数器、18,24……記憶装置、19……AD変
換器、20……DA変換器、23……切換器、2
5,26……サンプルホールド回路、27……タ
イミング回路。
Claims (1)
- 1 熱電対の起電力を入力とする加算器と、前記
加算器の出力を入力とし、出力を前記起電力に対
応する温度出力とする高ゲインの演算増巾器と、
前記熱電対の温度と起電力との関係を表わす特性
曲線に接近した第1の直線の傾きを係数値とし、
前記演算増巾器の出力を係数倍する第1の係数器
と、前記特性曲線と第1の直線との差分のデジタ
ル値を各温度毎に記憶する第1の記憶装置と、前
記第1の記憶装置から読出された内容のアナログ
値をサンプルホールドする第1のサンプルホール
ド回路と、前記第1のサンプルホールド回路のホ
ールド値と前記第1の係数器の出力との和を前記
演算増巾器にフイードバツクする回路と、前記熱
電対の基準点の温度を検出する温度検出器と、前
記特性曲線に接近した第2の直線の傾きを係数値
とし、前記温度検出器の出力を係数倍する第2の
係数器と、前記特性曲線と第2の直線との差分の
デジタル値を各温度毎に記憶する第2の記憶装置
と、前記第2の記憶装置から読出された内容のア
ナログ値をサンプルホールドする第2のサンプル
ホールド回路と、前記第2のサンプルホールド値
と前記第2の係数器の出力との和を前記加算器の
入力とする回路と、前記演算増巾器と温度検出器
とからの出力を交互に入力し、前記第1及び第2
の記憶装置の内容を読出すためのアドレス用の
AD変換器と、前記第1及び第2の記憶装置から
読出された内容を前記第1及び第2のサンプルホ
ールド回路に出力するDA変換器とからなる熱電
対温度計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5596681A JPS57169637A (en) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | Measuring apparatus of temperature of thermocouple |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5596681A JPS57169637A (en) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | Measuring apparatus of temperature of thermocouple |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169637A JPS57169637A (en) | 1982-10-19 |
JPS6161613B2 true JPS6161613B2 (ja) | 1986-12-26 |
Family
ID=13013810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5596681A Granted JPS57169637A (en) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | Measuring apparatus of temperature of thermocouple |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57169637A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2233457A (en) * | 1989-06-21 | 1991-01-09 | Schlumberger Technologies Ltd | Temperature reference junction for a multichannel temperature sensing system. |
-
1981
- 1981-04-13 JP JP5596681A patent/JPS57169637A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169637A (en) | 1982-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4041382A (en) | Calibrating a measurement system including bridge circuit | |
US4150433A (en) | Automatic common mode rejection in an analog measuring system | |
JPH02136754A (ja) | 微小電気信号を測定する方法と装置 | |
EP0321963B1 (en) | Impedance measuring apparatus | |
JPS6161613B2 (ja) | ||
JP2530950B2 (ja) | Adコンバ―タを用いたサ―ミスタ温度検出装置 | |
JP2572783Y2 (ja) | ガス検出装置 | |
US5119096A (en) | Analog to frequency converter with balancing compensation cycles | |
JP2869910B2 (ja) | 磁気センサ装置 | |
JP3158862B2 (ja) | 測温抵抗体回路 | |
JPS6395597A (ja) | 計測デ−タの伝送方法 | |
JPS6156930B2 (ja) | ||
JPS6347999Y2 (ja) | ||
JP2664192B2 (ja) | 温度センサ用シリコンダイオードの選定方法 | |
JPS62179666A (ja) | トランスデユ−サ | |
JP2938472B2 (ja) | 回転角検出装置 | |
JPH0537248Y2 (ja) | ||
JP2595858B2 (ja) | 温度測定回路 | |
JPS61209331A (ja) | 測温抵抗体入力装置 | |
JPH0743219A (ja) | 温度測定装置 | |
JP3129005B2 (ja) | 信号変換器 | |
JPH063465B2 (ja) | 信号処理装置 | |
JPS62202618A (ja) | 温度補償回路 | |
RU1788446C (ru) | Многоканальный измеритель температуры | |
JPS5821213Y2 (ja) | 入力切換装置 |