JPS6160708B2 - - Google Patents

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JPS6160708B2
JPS6160708B2 JP14255480A JP14255480A JPS6160708B2 JP S6160708 B2 JPS6160708 B2 JP S6160708B2 JP 14255480 A JP14255480 A JP 14255480A JP 14255480 A JP14255480 A JP 14255480A JP S6160708 B2 JPS6160708 B2 JP S6160708B2
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JP
Japan
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output
sensor
waveform
swing
detection
Prior art date
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Application number
JP14255480A
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English (en)
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JPS5766775A (en
Inventor
Hirotsune Taguchi
Kunio Tamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS5766775A publication Critical patent/JPS5766775A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はゴルフ練習機に関するものである。
従来においては、ゴルフクラブのスイング状態
の良否を判断し、これをスイングした者に対して
表示または報知するようにしたゴルフ練習機が提
供されていなかつたため、練習しても上達状態が
把握できなかつたり、正しいスイングフオームを
自ら知ることができないといつた欠点があつた。
この発明はかかる従来の欠点に鑑み、練習者が
正しいフオームを簡単に自ら体得できるようにし
たゴルフ練習機を提供しようとするものであり、
とくに精度の高い測定データを提供することを目
的とするものである。
以下この発明の一実施例について説明すると、
第1図〜第8図において、1はゴルフ練習機本体
で、内部には後述する制御回路14を有してい
る。2はゴルフスイングの状態を文字や数字で表
示する表示部、3は本体1とコード4で結ばれた
マツト、5はこのマツトに固定されたテイー、6
はこのテイーの上に置かれたゴルフボール、7は
周知のゴルフクラブで、クラブヘツド13の底面
には所定の間隔lをおいて2つの永久磁石8,9
が取り付けられている。
10,11,12はマツト3の上部に埋設され
たセンサーで、それぞれ所定数巻かれたコイルか
ら形成されており、第2図に示すように理想的な
打撃線Rを境としてこの両側にそれぞれP/2の距
離をおいてセンサー11と12とが、またこのセ
ンサー11からテイー5と反対側方向へLの距離
をおいてセンサー10がそれぞれ配置されてい
る。さらに第2図に示すようにクラブヘツド13
の中心が理想的な打撃コースR上を通つた場合、
そのクラブヘツド13の磁石8はセンサー10の
真上を通るように設定されている。Fはクラブヘ
ツド13のフエース面を示す。
ここでこの発明におけるセンサー10,11,
12の検出原理について説明するが、便宜上磁石
8とセンサー10について説明する。第3図イに
示すように磁石8がセンサー10の上方をある速
度(例えば打撃速度)で通りすぎる際にはセンサ
ー10にはセンサー10の中心と磁石8の中心と
が一致した位置でOとなり、この前後ではOの値
をクロスし、かつ波高値がその通過速度に比例し
た第3図のロのような電圧波形の出力が得られ
る。(以下このような波形をこの発明ではゼロク
ロス波形と称することにする) この原理を利用して以下のようにスイングの良
否判定に必要な各種条件を検出させることができ
る。
すなわち〔1〕ゴルフクラブのスイング速度と
〔2〕クラブフエースの向きとの2つの条件をど
のように検出するかについて説明すると、まず第
4図のようにクラブ7の磁石8がセンサー10の
真上またはこの付近を通るときセンサー10には
第5図のE1で示すようなゼロクロス波形の電圧
が誘起され、また磁石8がセンサー11の真上ま
たはこの付近を通過する際には第5図のE2で示
すようなゼロクロス波形電圧がセンサー11に誘
起され、さらに磁石9がセンサー12の真上また
はこの付近を通過する際には同じく第5図のE3
で示すようなゼロクロス波形電圧がセンサー12
に発生する。
従つてセンサー10,11,12のゼロクロス
波形がO(ボルト)を横切る時点から終りまでの
間を検出させれば第5図のEa,Eb,Ecで示すよ
うな検出出力が得られ、これを使つてスイング状
態の良否判定が行なえる。
すなわち〔1〕スイング速度は、検出出力Ea
が出た時点でパルスを発生させフリツプフロツプ
のセツト入力とし、検出出力Ebが出た時点でパ
ルスを発生させてこれを上記フリツプフロツプの
リセツト入力とすると第6図のEfで示すような
速度測定用パルス出力が得られる。そしてこのパ
ルス出力Efと後述する高周波発振器21からの
クロツクパルスとの論理積をとればEnで示すよ
うにクロツク信号が出力され、この信号En中に
含まれるクロツク周波数をバイナリーカウンター
でカウントすればセンサー10と11における検
出出力EaとEbとの時間差Tvがそのカウント数か
ら求められる。従つてこの時間差Tvでセンサー
10と11との距離Lを割ればスイング速度が求
められる。
次に〔2〕クラブフエースの向きは、前記セン
サー10の検出出力Eaが出た時点でパルスを発
生させ、これを2つのフリツプフロツプの各セツ
ト入力とし、そのうちの片方のフリツプフロツプ
はセンサー11に検出出力Ebが出た時でパルス
を発生させてこれをリセツト入力とすると第6図
のEpで示すような検出出力が得られるととも
に、他方のフリツプフロツプはセンサー12に検
出出力Ecが出た時点でパルスを発生させてこれ
をそのリセツト入力とすると同じく第6図のEg
で示すような検出出力が得られるから、これら2
つの検出出力Ep,Egの時間差に応じた測定用パ
ルス出力Erが得られる。そこで前記速度検出時
と同様高周波発振器21からのクロツクパルスと
その測定用パルスErとの論理積をとればEmで示
すようなクロツク信号が出力されるから、この信
号中のクロツク周波数をバイナリーカウンターで
カウントすれば所定の時間差Tcが求められ、こ
の時間差とセンサー10,11,12の各相互間
隔L,lにより傾きeすなわち向きが求められ
る。
以上のような検出原理を用いたこの発明の制御
回路14を以下詳細に説明すると、第7図におい
て15a,15b,15cは前記したとおりのセ
ンサー10,11,12からのゼロクロス波形を
それぞれ検出するゼロクロス検出回路、16a,
16b,16cはゼロクロス波形を所定の検出波
形に変換する波形処理回路で、ここから第5図に
示したような検出出力Ea,Eb,Ecが出される。
17はこの波形処理回路からの出力信号を後述
する中央制御回路18が処理できるような信号形
態に変換するインターフエース回路で、この中に
は図示していないが、前述したクロツク信号
En,Em中に含まれるクロツクパルス数をカウン
トするバイナリーカウンターが設けられており、
かつこのバイナリーカウンターからのカウント出
力は一定時間保持されたのち後述の中央制御回路
18に供給されるようになつている。なおインタ
ーフエース回路17には入力端子17a,17
b,17c及び出力端子17d、17e,17f
をそれぞれ備えている。18はマイクロコンピユ
ータからなる中央制御回路で、ここで前述したよ
うなスイング速度やクラブフエースの向きの測定
がインターフエース回路17からの信号に基づい
て演算される。
2,20は中央制御回路18の演算結果を表現
する表示器及びスピーカー、21はインターフエ
ース回路17に対して高周波パルスを供給する高
周波発振器、22はゼロクロス検出回路15a,
15b,15c、波形処理回路16a,16b,
16c、インターフエース回路17及び高周波発
振器21から構成された信号処理回路Sに電源を
供給する電源回路、23は中央制御回路18のデ
ータ入力禁止状態を解き、信号処理回路Sの状態
を初期状態に戻すセツトスイツチ、24は測定し
ようとするゴルフクラブ7のスイング種類、すな
わちアイアン、ウツド時とパター時とに合わせて
開閉するレベルスイツチで、このスイツチの開閉
によりゼロクロス検出回路15a,15b,15
cの読み取り感度レベル(Vref)を変えること
ができるようになつている。18a,18b,1
8c,18dは入力端子、18e,18f,18
g,18h,18iは出力端子である。
以上の構成であるから、今セツトスイツチ23
を押して所定のスイングをするとそのゴルフクラ
ブ7に設けられた永久磁石8,9の移動状態がゼ
ロクロス波形としてゼロクロス検出回路15a,
15b,15cに検出される。
ここでアイアン、ウツドを練習した場合は、そ
のスイングが正しければセンサー10,11,1
2からのゼロクロス波形出力E1,E2,E3の
出力レベルVfは第8図イに示すようにアイア
ン、ウツド時の所定の読み取り感度レベル
(Vref)を越えるから、波形処理回路16a,1
6b,16cから所定のゼロクロス波形検出出力
Ea,Eb,Ecが出され、これによりそのスイング
状態の良否判定が行われてその結果がスピーカー
20と表示部2により知らせられる。
従つて誤つたスイング時やアプローチ時もしく
はテークバツク時にはセンサー10,11,12
からのゼロクロス波形レベルはE1,E2,E3
のように読み取り感度レベル(Vref)に達する
ことがなく、検出出力Ea,Eb,Ecは第8図ロの
ように生成されるからスピーカー20や表示器1
9には何ら不必要な表示、報知が行われない。
一方パター時である場合は予め波形処理回路1
6a,16b,16cの読み取り感度レベル
(Vref)をレベルスイツチ24により前記アイア
ン、ウツド時よりも十分小さくしておくと、パタ
ーを練習する場合はクラブヘツド13の移動スピ
ードが遅いので形成されるゼロクロス波形の出力
レベルが第9図イのように小さくても正規のスイ
ング時はその読み取り感度レベル(Vref)に達
するので所定のゼロクロス検出出力を得ることが
できる。またアプローチやテークバツク時におい
て形成されるゼロクロス波形出力E1,E2,E
3も小さいので、第9図ロのようにこのような場
合においては読み取り感度レベル(Vref)に達
することはなく、このため誤つた表示や報知がな
されることはない。
なお一度パターやウツドスイングをしてこの結
果をスピーカー20や表示部2により報知もしく
は表示したあとは中央制御回路18はインターフ
エース回路17側からデータを受け入れないよう
になつているので、次にスイングデータをとりた
い場合はセツトスイツチ23を押すと中央制御回
路18は入力禁止解除と判断し、信号処理回路S
のデータ状態を初期状態にもどす信号を出力端子
18jから発してデータ入力可能状態にする。従
つて測定されたデータはセツトスイツチ23を押
さないかぎり安定して保存され、誤りなく容易に
理解できるものである。
ところで、実際のゴルフスイングにおいては、
例えばゴルフクラブとしてウツドを使用した場合
のインパクト時におけるクラブヘツド13のスピ
ードは、アマチユアの人でも早い人で秒速50mに
も達する。従つて今ヘツドスピードの測定区間す
なわちこの実施例ではセンサー10,11間を仮
に5cmと定めるとその区間を通過する時間はイン
パクト直前のヘツドスピードが秒速50mとすると
1ミリセカンド(1000分の1秒)になる。さらに
クラブフエースFの向き(角度)を測定するため
には前述の説明からも明らかなようにさらに小さ
な単位つまり、10万分の1秒単位のデータを処理
する必要がある。
一方、時間測定は前述のとおりマイクロコンピ
ユータ等の中央制御回路18で行なえるが、マイ
クロコンピユータのデータ処理スピードには限界
があり(例えば4ビツトのもので1命令あたり数
ミリセカンドもかかり)さらに時間測定を行なう
ためには少なくとも十数命令が必要であること等
から、時間測定の精度は落ち、またマイクロコン
ピユータのプログラムも複雑にならざるを得ない
という不具合が生ずる。
しかるにこの発明では前述のとおり、インター
フエース回路17において高周波パルス(クロツ
クパルス)出力のパルス数をカウントした結果を
一時保持しておき、一定時間後に中央制御回路1
8へ送るようにしているため、精度の高い時間測
定が行なえ、また回路構成も複雑化することなく
安価に提供できるものである。以上のようにこの
発明によれば、測定結果が表示または報知される
ので、これを自分で判断して正しいフオームを体
得することができるとともに、精度の高い時間測
定データをもとにしてスイングスピード等を演算
させているため正確ななデータを出すことがで
き、信頼性の高い練習機とすることができる等大
なる効果が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のゴルフ練習機を示す斜視
図、第2図はその要部の斜視図、第3図イ,ロは
センサーの検出原理を説明するための説明図で、
イは磁石とセンサーの縦断面図、ロは生成される
ゼロクロス電圧波形を示す。第4図は使用時にお
けるセンサーと磁石の位置関係の一例を示す平面
図、第5図は各センサーのゼロクロス波形と検出
出力のタイミングチヤート、第6図は検出出力の
データ処理図、第7図は制御回路のブロツク図、
第8図イ,ロはアイアン、ウツド練習時のセンサ
ー出力図、第9図イ,ロはパター練習時における
センサーからの出力図を示すものである。 図中、1はゴルフ練習機本体、2は表示部(教
示手段)、7はゴルフクラブ、8,9は永久磁石
(信号発生源)、10,11,12はセンサー、1
3はクラブヘツド、14は制御回路、15a,1
5b,15cはゼロクロス検出回路、16a,1
6b,16cは波形処理回路、17はインターフ
エース回路、18は中央制御回路、20はスピー
カー(教示手段)、21は高周波発振器、24は
レベルスイツチである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゴルフクラブに設けられた信号発生源と、こ
    の信号発生源が所定の距離間を通過する時間をも
    とにスイングスピード及びクラブフエースの向き
    を演算する中央処理回路と、この中央処理回路で
    の演算結果を表示または報知する教示手段と、前
    記信号発生源の通過時間検出出力を高周波パルス
    に分割し、このパルス数をカウントしてこのカウ
    ント出力を一定時間後に前記中央処理回路へ供給
    するインターフエース回路とを備えてなるゴルフ
    練習機。
JP14255480A 1980-10-13 1980-10-13 Training machine for golf Granted JPS5766775A (en)

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