JPS6160047B2 - - Google Patents

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JPS6160047B2
JPS6160047B2 JP23375483A JP23375483A JPS6160047B2 JP S6160047 B2 JPS6160047 B2 JP S6160047B2 JP 23375483 A JP23375483 A JP 23375483A JP 23375483 A JP23375483 A JP 23375483A JP S6160047 B2 JPS6160047 B2 JP S6160047B2
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Japan
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formula
therapeutic agent
hyperlipidemia according
salt
hyperlipidemia
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JP23375483A
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JPS6034911A (ja
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Reiichi Andore
Bonatei Atsuchirio
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INUERUNI DERA BEFUA SpA
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INUERUNI DERA BEFUA SpA
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は医薬用組成物特に高脂血症治療剤に関
する。 特願昭52−106879号(特公昭59−53883号)に
は、医薬として使用可能な希釈剤または担体と混
合したアントシアニジンからなる医薬用組成物が
記載され、特許請求されている。特に、上記特許
願の明細書には、アントシアニンとして知られて
いる天然のグリコシドの加水分解によつて得られ
るアントシアニジンを含有する医薬用組成物が記
載されている。これらのアントシアニジンの特別
な例としてシアニジン、ペオニジン、デレフイニ
ジン、ペツニジン、マルビニジンおよびペラルゴ
ニジンがあげられ、これらのものは次の式で表わ
すことができる。 この式において、R1=R2=−OHおよびR3=H
(シアニジン)、R1=−OMe、R2=−OHおよびR3
=H(ペオニジン)、R1=R2=R3=OH(デレフ
イニジン)、R1=OMeおよびR2=R2=R3=OH
(ペツニジン)、R1=R3=−OMeおよびR2=−OH
(マルビジン)、R2=−OHおよびR1=R3=H(ペ
ラルゴニジン)。 本発明者等は、上記アントシアニンに構造が類
似した一群のフラビリウム化合物もまた有用な薬
理学的活性を有することを見い出した。特に、こ
れらの化合物は顕著な瘢痕化、上皮再生特性を有
し、これによつて該化合物は皮膚の傷、麻痺性痛
みおよび外部、内部の遺瘍の治療に有用なもので
ある。また、フラビリウム化合物は明確な抗炎
症、血管保護、抗脂肪血、コレステロール低下お
よび血糖降下活性を奏することも見い出された。 本発明によれば、医薬として使用可能な希釈剤
または担体および活性成分として次の式を有する
フラビリウム塩からなる医薬用組成物が提供され
る。 式中、Yはそれぞれの同一または異なつて、−
OHまたは−OR(Rは1〜6個の炭素原子を有
するアルキル基である)を示し、mは0または1
〜6の整数であり、nは0または1〜5の整数で
あり、mとnとの和が1〜11であり、そしてXは
医薬として使用可能な陽イオンであり、但し、
【式】が式
【式】を有する基を示 し、この場合 (a) R1=R2=−OH、そしてR2=H (b) R1=−OMe、R2=−OH、そしてR3=H (c) R1=R2=R3=OH (d) R1=−OMe、そしてR2=R3=OH (e) R1=R3=−OMe、そしてR2=OH または(f) R2=OH、そしてR1=R3=Hである
ときは、 は式 を有する基を示し、この場合Y3,Y5およびY7
それぞれは先に定義したY部分を示し、Y3
およびY7のうちの少くとも一つは−OH以外の基
である。 本発明による医薬用組成物即ち、高脂血症治療
剤は次の式を有する塩を含有する組成物である。
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 上記の式で、基
【式】は好ましくは次に あげる構造の一つを有している。
【式】 【式】
【式】 それで、本発明による更に好ましい化合物群は
次の式を有するものである。 上記式での基Yは好ましくはH,OHおよび
OMeから選択される。 従つて、フラビリウム化合物を式 A+………B (式中A+が基 を示し、そしてBが を示す)で表わした場合、基A+は次のものから
選択されるのが好ましく、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】、また基Bは次のも のから選択されるのが好ましい。
【式】 【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 フラビリウム化合物は任意の医薬として使用可
能な陰イオンX-例えばクロライド、サルフエー
ト、ホスフエート、アセテート、ヒドロキシ等と
結合していてよい。この種の化合物類で特に好ま
しいものは3,5および7位のうちの少なくとも
1つの未置換の化合物である。 本発明に従つて医薬用組成物に混入するのに適
したフラビリウム化合物は既知の方法、例えば、
A.ロバートソン(Robestson)およびR.ロバート
ソンによりジエイ・ケム・ソク(J・Chem・
Soc・)、1526(1928年);A.ロバートソン、R.
ロバートソンおよび杉村によりジエイ・ケム・ソ
ク、1533(1928年);杉村およびR.ロバートソ
ンによりジエイ・ケム・ソク、1537(1928年);
W・ブラドレイ(Bradley)およびR.ロバートソ
ン、ジエイ・ケム・ソク、1541(1928年)にそれ
ぞれ報告されている縮合反応より製造することが
できる。 更に詳しくは、3−位に置換分を有する式
()のフラビリウム塩は式 を有するサルチルアルデヒドまたはその誘導体を
を有するω−アシロキシアセトフエノンまたはそ
の誘導体と縮合させることによつて製造すること
ができ、上記式でY,mおよびnは先の定義の通
りであり、そしてAcはアシル基である。 同じく、3−位に置換分を有していない式
()のフラビリウム化合物は先に定義した
()のサルチルアルデヒドまたはその誘導体を
(式中Yおよびnは先の定義の通りである)を
有するアセトフエノンまたはその誘導体を縮合さ
せることによつて製造することができる。所望に
より、反応を阻害する可能性のある基Yを示す任
意の水酸基を保護し、次にそれ自体既知の方法で
遊離の水酸基に変換することができる。 それで、3−ヒドロキシフラビリウムクロライ
ドおよび7−ヒドロキシフラビリウムクロライド
の製造は次の式で説明される。 上記の縮合反応は一般には強鉱酸の存在下に実
施され、中間生成物はこれらの酸の塩である。塩
は常法によりその他の酸の塩に変換することがで
きる。 本発明の組成物の特別なガレヌス形態は企図す
る投与経路および処置すべき症状によつて左右さ
れ、この形態は無定形でもよいし、また成形され
た用量単位の形態でもよい。例として、非経口投
与に適した無菌の液体、経口投与に適した形態
(例えば錠剤、カプセル剤、液剤、懸濁剤)、体腔
挿入に適した形態(例えば肛門もしくは膣坐
剤)、局所投与に適した形態(例えば軟膏、クリ
ーム、ゲル、水溶液または水性懸濁液)および歯
磨剤があげられる。 本発明による組成物を処方するに当り、広い範
囲の賦形剤を使用することができ、これらの剤の
性状は組成物の企図されている適用様式に左右さ
れることは言うまでもない。例として、防腐、緩
衝剤、濃厚化剤、懸濁剤、安定剤、湿潤剤、乳化
剤、着色剤および香味剤があげられ、特にカルボ
キシビニル重合体、プロピレングリコール、エチ
ルアルコール、水、セチルアルコール、飽和植物
性トリグリセリド、脂肪酸エステルもしくはプロ
ピレングリコール、トリエタノールアミン、グリ
セロール、でんぷん、ソルビツト、ベントナイ
ト、カルボキシメチルセルロース、ラウリル硫酸
塩、りん酸二カルシウム、紛末シリカ、レシチン
等があげられる。 希釈剤または担体を2種以上使用するのが有利
なことが多い。 本発明は高脂血症治療剤を対象とするが、この
化合物はより一般的には傷、胃および十二指腸潰
瘍、口腔および咽喉の炎症、血管系の病原状態な
らびに脂質および糖質代謝の障害に起因する疾患
の治療に特に有用であることが見い出された。 本発明による組成物は式()のフラビリウム
塩を好ましくは少くとも0.2重量%および最も好
ましくは少くとも0.5重量%を含有している。更
に濃厚な組成物、特にフラビリウム塩を少くとも
1重量%、更には少くとも5重量%を含む組成物
が内部(すなわち、経腸もしくは非経口)投与に
対して好適である。組成物はフラビリウム塩1〜
100mg/Kg、好ましくは5〜50mg/Kgの一日投与
量比で投与される。 次に製造例をあげて本発明による医薬用組成物
の製造に活性成分として使用し得る式()の置
換フラビリウム化合物の製造を具体的に説明す
る。 製造例 1 4′−ヒドロキシフラビリウムクロライド サリチルアルデヒド122gおよび4−ヒドロキ
シアセトフエノン136gを機械かくはん機を備
え、無水酢酸エチル400mlの入つた四つ口1lフラ
スコで溶解した。かくはんしながら室温で乾燥塩
酸ガス流を飽和が1時間で完了するような方法で
溶液中を通過させた。混合物を24時間かくはん下
に放置し、その間に反応生成物の沈殿が始まつ
た。過し、生成物をKOHの存在下に40℃で乾
燥し、次にメタノールで2回再結晶した。4′−ヒ
ドロキシフラビリウムクロライド179gが得られ
た。相当するキノリンシリル誘導体の分子イオ
ン;M/e293 実験値:C,68.99;H,4.54;Cl,12.92 C15H11ClO2に対する計算値:C,69.64;H,
4.29;Cl,13.70 製造例 2 3,7−ジヒドロキシフラビリウムクロライド 2.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド79gを室
温で無水酢酸エチル800mlに溶解し、ω−アセト
キシアセトフエノン106gを溶液に加えた。反応
混合物をかくはん下に0℃とし、塩酸ガスを飽和
となるまで加えた。室温で24時間放置すると、生
成物が晶出し始め、過し、NaOHの存在下40℃
で乾燥した。3,7−ジヒドロキシフラビリウム
クロライド95gが得られた。 相当するキノリンシリル誘導体の分子イオン:
m/e381 実験値:C,64.72;H,4.19;Cl,11.83 C15H11ClO3に対する計算値:C,65.59;H,
4.04;Cl,12.91 製造例 3 3−ヒドロキシフラビリウムクロライド サリチルアルデヒド88gをω−アセトキシアセ
トフエノン132gと共に無水酢酸エチル300mlに溶
解した。溶液を0℃に冷却し、HClガスで飽和を
始め、これには約1時間かかつた。次に混合物を
48時間4℃に放置し、晶出した固体を取し、こ
れは3−ヒドロキシフラビリウムクロライド106
gからなつていた。 相当するキノリンシリル誘導体の分子イオン;
M/e293 実験値:C,68.72;H,4.17;Cl,12.86 C15H11ClO2に対する計算値:C,69.64;H,
4.29;Cl,13.70 製造例 4 3,4′−ジヒドロキシフラビリウムクロライド サリチルアルデヒド23.2gおよびω−アセトキ
シ−(4−アセトキシ)−アセトフエノン45gを無
水酢酸エチル300mlに溶解した。溶液を−5℃に
冷却し、塩酸ガスで飽和し、48時間4℃で放置し
た。3,4′−ジヒドロキシフラビリウムクロライ
ドからなる晶出した生成物35.1gを取した。 相当するキノリンシリル誘導体の分子イオン;
M/e381 実験値:C,63.82;H,3.97;Cl,11.84 C15H11ClO3に対する計算値:C,65.59;H,
4.04;Cl,12.91 製造例 5 3,5,7−トリヒドロキシ−3′,4′,5′−ト
リメトキシフラビリウムクロライド (2−o−ベンゾイル)2,4,6−トリヒド
ロキシベンズアルデヒド70gおよび(ω−アセト
キシ)−3,4,5−トリメトキシアセトフエノ
ン95gを含む無水酢酸エチル1600mlの溶液を室温
でHClガスで飽和した。室温で静置し、24時間後
に生成物104gを取し、これをメタノール5.5
に再溶解し、濃塩酸水溶液680mlを加えた。混合
物を12時間還流下に放置した。次に冷却し、晶出
し出すまで真空で濃縮した。4℃で24時間放置し
た後、過し、生成物をアセトン200mlで洗い、
乾燥した。標記の化合物76gが得られた。 相当するキノリンシリル誘導体の分子イオン;
M/e559 実験値:C,55.83;H,4.32;Cl,8.96 C18H17ClO7に対する計算値:C,56.78;H,
4.50;Cl,9.31 製造例 6 3,7,4′−トリヒドロキシフラビリウムクロ
ライド 無水酢酸エチル1に溶解した4−ヒドロキシ
−ω−アセトキシアセトフエノン96.6gおよび
2,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド65.7gを
室温でHClガスで飽和した。溶液を室温、かくは
ん下に3時間、次いで4℃で12時間放置した。晶
出した固体を取した。3,7,4′−トリヒドロ
キシフラビリウムクロライド142gが得られる。 相当するキノリンシリル誘導体の分子イオン;
M/e469 実験値:C,59.73;H,3.96;Cl,11.74 C15H11O4Clに対する計算値:C,61.98;H,
3.81;Cl,12.20 製造例 7 3,5,7−トリヒドロキシフラビリウムクロ
ライド (2−o−ベンゾイル)−2,4,6−トリヒ
ドロキシベンズアルデヒド240gおよびω−アセ
トキシアセトフエノン178gを無水酢酸エチル3
に溶解した。かくはん下にHClを飽和まで泡立
たせた。溶液を24時間放置し、結晶生成物175g
を得た。このものを濃塩酸430mlを含むメチルア
ルコール7に再溶解した。得られた溶液を20時
間還流させ、次に晶出し出すまで濃縮し、4℃で
24時間放置した。3,5,7−トリヒドロキシフ
ラビリウムクロライド98gが得られた。 相当するキノリンシリル誘導体の分子イオン;
m/e469 実験値:C,62.31;H,3.69;Cl,11.91 C15H11O4Clに対する計算値:C,61.98;H,
3.81;Cl,12.20 次に実験データをあげて本発明による医薬用組
成物を混入し得るフラビリウム塩の代表例の薬理
学的性質を具体的に説明する。 (1) オリーブ油で誘起された高脂血症 16時間絶食し、と殺前3時間前にオリーブ油
を用量2ml/hgで経口投与してラツトに高脂
血症を誘起させた。 供試物質を、第1〜4表での実験ではラツト
と殺1時間前または第5表の実験ではと殺2時
間前に腹腔内(ip)または経口(os)投与し
た。実験対象動物について、また0.9%塩化ナ
トリウムを投与した比較対照のラツトについて
血漿中の非エステル化脂肪酸(NEFA))およ
びトリグリセライドの濃度を測定した。これら
の試験の結果を次の第1〜5表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 (2) トライトン(Triton)WR1339で誘起された
高脂血症 平均体重200gの雄のスプラグ−ドウレイ
(Sprague―Dawley)およびC・リバー(C・
River)ラツトについて、と殺8時間前にトラ
イトンWR1339を225mg/Kg静脈内投与して高
脂血症を誘起させた。 供試物質を2回腹腔内投与した。すなわち、
第1回投与−トライトン直後、第2回投与−4
時間後。 試験の結果を次の第6表に示す。
【表】
【表】 本発明による医薬用組成物は次の処方に従つて
製造することができる。 凍結乾燥注射用液 3,4′−ジヒドロキシフラビリウム クロライド 15mg 賦形剤(マンニツト、塩化ナトリウ ム、エチレンジアミノ四酢酸ナトリ ウム、チオ尿素)適量をもつて 125mg 溶媒:二重蒸留水(発熱物質含まず) 3ml カプセル 3−ヒドロキシフラビリウムクロラ イド 50mg 賦形剤(マンニツト、クエン酸、塩 化ナトリウム、チオ尿素、エチレン ジアミノ四酢酸ナトリウム、乳糖、 メチルセルロース、ステアリン酸マ グネシウム)適量をもつて 200mg カプセル 3,4′−ジヒドロキシフラビリウム クロライド 100mg 賦形剤(マンニツト、クエン酸 塩化ナトリウム、チオ尿素、 エチレンジアミノ四酢酸ナトリ ウム、乳糖、メチルセルロース、 ステアリン酸マグネシウム) 適量をもつて 250mg 錠 剤 3,4′−ジヒドロキシフラビリ ウムクロライド 25mg 賦形剤(とうもろこしでんぷん、 乳糖、クエン酸、ステアリン酸 マグネシウム、チオ尿素、しよ 糖、タルク、アラビヤゴム、 炭酸マグネシウム)適量をもつ て 200mg 凍結乾燥注射用液 3,7−ジヒドロキシフラビ リウムクロライド 25mg 賦形剤(マンニツト、塩化ナト リウム、エチレンジアミノ四酢酸ナトリウム、チ
オ尿素)適量 をもつて 125mg 溶媒:二重蒸留水(発熱物質を含 まず 3ml 軟 膏 3,5,7−トリヒドロキシ− 3′,4′,5′−トリメトキ シフラビリウムクロライド 0.25g 賦形剤〔セチルアルコール、飽和 植物性トリグリセライド、ポリエ チレングリコール2000とC12 −C14の脂肪酸とのエステル、 トウイーン(Tween)80、パラ オキシベンゾエート、ソルビツト、 カルボキシビニル重合体、亜硫酸 ナトリウム、トリエタノールアミ ン、レシチン、精製水、乳酸〕 適量をもつて 100g 歯磨ゲル 3,5,7−トリヒドロキシ− 3′,4′,5′−トリメトキシフ ラビリウムクロライド 0.125g 賦形剤(カルボキシビニル重合体、 ソルビツト、プロピレングリコー ル、亜硫酸ナトリウム、エチルア ルコール、パラオキシベンゾエ ート、ラウリル硫酸ナトリウム) 適量をもつて 100g 本発明の活性成分であるフラビリウム塩の急性
毒性試験を3匹の雄ラツトの各グループ(1匹
150〜175g重量)について行つた。結果は次の通
りである。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 〔式中、Yはそれぞれ同一または異なつていて
    よく、−OHまたは−OR(Rは1〜6個の炭素原
    子を有するアルキル基である)を示し、mは0ま
    たは1〜6の整数であり、nは0または1〜5の
    整数であり、mとnとの和が1〜11であり、そし
    てXは医薬として使用可能な陽イオンであり、但
    が式 を有する基を示し、この式で (a) R1=R2=−OH、そしてR2=H (b) R1=OMe、R2=−OH、そしてR3=H (c) R1=R2=R3=OH (d) R1=−OMeそしてR2=R3=OH (e) R1=R3=−OMe、そしてR2=OH または(f) R2=OH、そしてR1=R3=H であるときは は式 を有する基を示し、この式でY3,Y5およびY7
    それぞれは先に定義したY部分を示し、Y3,Y5
    およびY7の少くとも一つは−OH以外の基であ
    る〕を有するフラビリウム塩を活性成分として含
    む高脂血症治療剤。 2 フラビリウム塩が式 を有する特許請求の範囲第1項記載の高脂血症治
    療剤。 3 フラビリウム塩が式 を有する特許請求の範囲第1項記載の高脂血症治
    療剤。 4 フラビリウム塩が式 を有する特許請求の範囲第1項記載の高脂血症治
    療剤。 5 フラビリウム塩が式 を有する特許請求の範囲第1項記載の高脂血症治
    療剤。 6 フラビリウム塩が式 を有する特許請求の範囲第1項記載の高脂血症治
    療剤。 7 フラビリウム塩が式 を有する特許請求の範囲第1〜6のいづれか記載
    の高脂血症治療剤。 8 フラビリウム塩が式 を有する特許請求の範囲第1〜6項のいづれか記
    載の高脂血症治療剤。 9 フラビリウム塩が式 を有する特許請求の範囲第1〜6項のいづれか記
    載の高脂血症治療剤。 10 それぞれのYがH、−OHおよび−OMeか
    ら選択される特許請求の範囲第1〜6項のいづれ
    か記載の高脂血症治療剤。 11 フラビリウム塩が構造式 (式中A+は【式】 【式】【式】 【式】【式】 【式】から選択される)を 有する特許請求の範囲第1〜6項のいづれか記載
    の高脂血症治療剤。 12 フラビリウム塩が構造式 (式中、Bは【式】【式】 【式】【式】 【式】【式】 【式】から選択される)を有する特許 請求の範囲第1〜6項のいづれか記載の高脂血症
    治療剤。 13 活性成分が4′−ヒドロキシフラビリウム塩
    である特許請求の範囲第1項記載の高脂血症治療
    剤。 14 活性成分が3,7−ジヒドロキシフラビリ
    ウム塩である特許請求の範囲第1項記載の高脂血
    症治療剤。 15 活性成分が3−ヒドロキシフラビリウム塩
    である特許請求の範囲第1項記載のの高脂血症治
    療剤。 16 活性成分が3,4′−ジヒドロキシフラビリ
    ウム塩である特許請求の範囲第1項記載の高脂血
    症治療剤。 17 活性成分が3,5,7−トリヒドロキシ−
    3′,4′,5′−トリメトキシフラビリウム塩である
    特許請求の範囲第1項記載の高脂血症治療剤。 18 活性成分が3,7,4′−トリヒドロキシフ
    ラビリウム塩である特許請求の範囲第1項記載の
    高脂血症治療剤。 19 活性成分が3,5,7−トリヒドロキシフ
    ラビリウム塩である特許請求の範囲第1項記載の
    高脂血症治療剤。 20 活性成分が5,7−ジヒドロキシフラビリ
    ウム塩である特許請求の範囲第1項記載の高脂血
    症治療剤。 21 X-がクロライド、サルフエート、ホスフ
    エート、アセテートおよびヒドロキシイオンから
    選択される特許請求の範囲第1〜20項のいづれ
    か記載の高脂血症治療剤。 22 防腐剤もしくは緩衝剤、濃厚化剤、懸濁
    剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、着色もしくは香
    味剤を含有する特許請求の範囲第1〜21項のい
    づれか記載の高脂血症治療剤。 23 カルボキシビニル重合体、プロピレングリ
    コール、エチルアルコール、水、セチルアルコー
    ル、飽和植物性トリグリセライド、脂肪酸エステ
    ル、プロピレングリコール、トリエタノールアミ
    ン、グリセロール、でんぷん、ソルビツト、ベン
    トナイト、カルボキシメチルセルロース、ラウリ
    ルサルフエート、りん酸二カルシウム、紛末シリ
    カおよびレシチンから選択される賦形剤を含有す
    る特許請求の範囲第1〜22項のいづれか記載の
    高脂血症治療剤。 24 少くとも2種の賦形剤を含有する特許請求
    の範囲第1〜23項記載の高脂血症治療剤。 25 式()のフラビリウム塩を2種以上含有
    する特許請求の範囲第1〜24項のいづれか記載
    の高脂血症治療剤。 26 非経口投与に適した形態の特許請求の範囲
    第1〜25項のいづれか記載の高脂血症治療剤。 27 経口投与に適した形態の特許請求の範囲第
    1〜25項のいづれか記載の高脂血症治療剤。 28 投与量単位の形態である特許請求の範囲第
    1〜25項のいづれか記載の高脂血症治療剤。 29 少くとも0.2重量%のフラビリウム塩を含
    有する特許請求の範囲第1〜28項のいづれか記
    載の高脂血症治療剤。 30 1〜50重量%のフラビリウム塩を含有する
    特許請求の範囲第29項に記載の高脂血症治療
    剤。 31 少くとも5重量%のフラビリウム塩を含有
    する特許請求の範囲第30項に記載の高脂血症治
    療剤。
JP23375483A 1983-12-13 1983-12-13 高脂血症治療剤 Granted JPS6034911A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0264341A (ja) * 1988-08-30 1990-03-05 Toshiba Corp 空気調和機の制御方法

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JPH0264341A (ja) * 1988-08-30 1990-03-05 Toshiba Corp 空気調和機の制御方法

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