JPS6158825A - 真空封入アンプルの封止方法 - Google Patents

真空封入アンプルの封止方法

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Publication number
JPS6158825A
JPS6158825A JP17794784A JP17794784A JPS6158825A JP S6158825 A JPS6158825 A JP S6158825A JP 17794784 A JP17794784 A JP 17794784A JP 17794784 A JP17794784 A JP 17794784A JP S6158825 A JPS6158825 A JP S6158825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
sample
seal
ampoule
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP17794784A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Fujino
芳男 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17794784A priority Critical patent/JPS6158825A/ja
Publication of JPS6158825A publication Critical patent/JPS6158825A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子材料などを封入するアンプルとその封入
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
このようなアングルはいろいろな電子材料を真空中ある
いは減圧中で溶解・反応などさまざまな処理を加えるこ
とによって有用な材料とするためにしばしば利用されて
いる。
封入用アンプルは一般に第4図に示すように試料を収用
するアンプル本体1とその上部に位置する封じ切り部2
とさらにこれに続いて真空装置へ接続される接続部3と
からなり、石英ガラス管部のものが多い、封じ切り部2
はバーナーによる封じ切シを容易くするために直径を細
くしてあり、長さも10闘程度である。
・〔発明が解決しようとする問題点〕 このような構造のアンプルを用いてアンプル本体1内に
試料4を封入するとき、試料4の蒸気圧が低いかあるい
は試料4が少量であって封じ切り部2からの距離りが充
分大きい場合以外、つまり蒸気圧が高く、かつできるだ
け大量に収用しようとする場合は次のような問題が起こ
る。すなわち封じ切シに一般に用いられる酸水素バーナ
ー等の炎の温度は1000℃から1500℃であって、
蒸気気圧の高い材料からなる試料4がこの封じ切p部2
に近くまで存在するときはその炎の熱によって蒸発し、
封じ切シが完了する迄の間その封じ切り部2を通って接
続部3に至り、さらに真空装置内へと流入しつづける。
そしてこれに伴なって起こる問題は蒸発による試料4の
組成変化と蒸発物による真空装置内の汚染である。特に
前者は正しい成分が得られない原因となるので最も避け
なければならない。
この発明はこのような従来の真空封入アンプルの欠点を
除くためになされたものであり、蒸気圧の高い材料を大
量に収容しても封じ切りの際に蒸発によって試料の組成
が変化することのない封入用アンプルとその封入方法を
提供するものである。
もつとも、蒸気圧の高い試料でも量が少なく、試料の表
面と、封じ切り部との距離が充分あってバーナーによる
熱の影響を受けないような場合は問題はないのであるか
ら、同様の考え方で試料が大量であっても封じ切り部と
の距離が充分にとれればよいことになる。しかし、その
ためにアンプルの本体を長くすることは意味がない。な
ぜならそれによって試料が存在しない空間部分が太きく
なシ、試料の処理工程において成分が分解してその空間
部分に蒸発してしまうことや、アンプルが長くなること
による処理工程用の電気炉の有効温度分布範囲からの逸
脱などが考えられるからである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は試料を収容するアンプル本体lと、封じ切り部
2と、真空装置に接続する接続部3とを連設した真空封
入用アンプルにおいて、封じ切り部2の長さを可及的長
く設定し、アンプル本体l内を脱気しながら該本体l内
に収容された試料4の表面から最も離れた封じ切り部2
の最上端5を加熱してこれを封じ切り、ひきつづき封じ
切り部2の長さ方向に沿って加熱しながらその空間部分
6を潰してゆき、アンプル本体lの上端を封止するとと
もに封じ切り部2の空間部分6のすべてを除去するもの
である。
〔作用〕
第1図に示すように封じ切り部2の長さMを十分に長く
とっているので、アンプル本体lに試料4を一杯に充填
し、封じ切り部2からの距離りが小さくなったとしても
第2図のように封じ切シをその最上端5で行なえばバー
ナーによる熱は試料4に影gを与えない、ここで封じ切
った場合は上端5′でまず封止される。しかし封じ切り
部2の全長にわたっての細い空間6は残る。この空間6
は前述のように試料4の処理工程において分解する成分
に蒸発を許す有害な空間となる。この空間をなくするた
め本発明においては封止された上端ダから封じ切り部2
の下端5″に向ってバーナーの炎による加熱溶融を行な
う、すると空間6内は減圧されているので石英ガラスの
軟化によって潰されてゆき、封じ切り部2の下端部5″
に到達したときには空間6はなくなり、ガラス棒として
残る。この残留物を下端部5″のところでバーナーでと
かし切ると、第3図のように封じ切り部5の下端部5“
、すなわち、アンプル本体lの上端で封止されたアンプ
ルが得られる。ところでこの空間部6全潰してゆく工程
において次第に下端部5“に近づくに従って試料4の上
端は加熱されるので成分の蒸発が始まるが、ガラスの軟
化している部分は相当の高温なので蒸発成分はもとの試
料の方へ戻され、最終的には成分の変化は起こらない。
〔実施例〕
以上に説明した本発明の構成および原理にもとづき一実
例を説明する。試料4は赤外線検出材料として有用な物
質であるHg +−2HCdzTeであシ、これはHg
TeとCdTe t (1−Z)対2(但しl>z>O
)の比で混合してできるものである。z値はこの実施例
では0.2とし、高純度のHgTeとCdTe 1cこ
の組成比でeogW量した。これを第1図に示したアン
プル本体lの寸法が内径10 mm、、長さL20xy
x、封じ切り部の長さMが90翼罵、その内径が5韻、
その上に真空装置への接続部30ついている全体が石英
ガラスでできているアンプルに充填した。試料は直径3
iuu以下の粒状であるが、そのため充填部には隙間が
でき、その分だけ試料4の上端が高くなシ、空間りの部
分を越えて封じ切シ部2の下端10m程度まで上昇した
。このアンプルを真空装置に接続し、5x10″″’T
orrに減圧した。封じ切りは酸水素バーナーを用いて
封じ切り部2の最上端5のところで行なった。この部分
と試料4の上端との距離は約80mであったが封じ切シ
が完了する迄の間、真空計の指示値が上昇しなかったこ
とから水銀を初め試料成分の熱による蒸発は皆無であっ
たと考えてよい。封じ切った後は第2図の上端5′のと
ころから封じ切りと同様にバーナーで加熱しながら軟化
させ、空間6を潰して行った。その長さMの中間付近に
さしかかった頃からバーナーの熱による試料4の蒸発物
が空間6の内壁に付着するのが認められたが、これは先
述のように加熱部分が下がるにつれて下方の試料へ追い
戻された。
封じ切シの下端101m程度まで詰っていた試料4は同
じバーナーで試料4の融点800℃よシ少し高い温度で
熱し、融解することによってアンプル本体部1へ落下さ
せた。このようにして空間6をつぶした結果、封じ切り
部2は単なるガラス棒となったので下端部5“のところ
でこれをとかして切りはなした。この結果、アンプルの
形態は第3図のようKなった。
〔発明の効果〕
以上詳述したように不発OAを適用した結果、進。、s
 Cdo 、x Teのように融点が低く、蒸気圧の高
い試料をアンプル封じ切りの際の蒸発による減量なしに
大量に充填することができた。このため、試料の組成を
正しく保持でき、アンプルの空間部分りを極力小さくす
ること従ってこの試料を融解したのち単結晶化しようと
するとき蒸発による水銀の減量を極くわずかに抑えるこ
と、従来より長い単結晶を得ること、等の課題を全て解
決することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はこの発明によるアンプルの封
止方法を工程順に示した図、第4図は従来の真空封入用
のアンプルの概略図である。 lはアンプル本体、2は封じ切p部、4は試料、5と5
′は封じ切り部の上端部、5′はその下端部、6は封じ
切り部の空間部分である、 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料を収容するアンプル本体と、封じ切り部と、
    真空装置に接続する接続部とを連設した真空封入用アン
    プルにおいて、封じ切り部の長さを可及的長く設定し、
    アンプル本体内を脱気しながら該本体内に収容された試
    料の表面から最も離れた封じ切り部の最上端を加熱して
    これを封じ切り、ひきつづき封じ切り部の長さ方向に沿
    つて加熱しながらその空間部分を潰してゆき、アンプル
    本体の上端を封止するとともに封じ切り部の空間部分の
    すべてを除去することを特徴とする真空封入用アンプル
    の封止方法。
JP17794784A 1984-08-27 1984-08-27 真空封入アンプルの封止方法 Pending JPS6158825A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17794784A JPS6158825A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 真空封入アンプルの封止方法

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JP17794784A JPS6158825A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 真空封入アンプルの封止方法

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JPS6158825A true JPS6158825A (ja) 1986-03-26

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ID=16039857

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JP17794784A Pending JPS6158825A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 真空封入アンプルの封止方法

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JP (1) JPS6158825A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347492B1 (ja) * 1981-12-18 1991-07-19 Toyo Boseki
JP2010038719A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Miwa Seisakusho:Kk 石英製試料収容容器の製造方法及び石英製試料収容容器の製造装置
JP2017513785A (ja) * 2014-02-06 2017-06-01 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク 医薬品包装用の溶融石英チュービングおよび溶融石英チュービングの製造方法

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JPH0347492B1 (ja) * 1981-12-18 1991-07-19 Toyo Boseki
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