JPS6158798A - 水圧転写方式に利用される転写用シ−ト - Google Patents

水圧転写方式に利用される転写用シ−ト

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JPS6158798A
JPS6158798A JP59181224A JP18122484A JPS6158798A JP S6158798 A JPS6158798 A JP S6158798A JP 59181224 A JP59181224 A JP 59181224A JP 18122484 A JP18122484 A JP 18122484A JP S6158798 A JPS6158798 A JP S6158798A
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治雄 宮下
樽谷 隆至
登 岩崎
信之 大滝
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として凹凸による立体面や曲面を有する既
製の各種成形体の前記表面に、水圧転写方式にて印刷模
様層を転写印刷する際に第1」用される転写用シートに
関するものである。
〔従来の技術〕
凹凸による立体面(三次元形状)や曲面に、転写方式で
印刷模様層を形成する手段として、表面に印刷模様層を
有する水溶性もしくは水膨潤性フィルムからなる転写用
/−トを、該シートにおける印刷模様層面を上面にして
水面に浮かべ、成形体をその上面から押し入れることに
より、水圧により印刷模様層全前記被転写面に転写する
方法が知られており(特公昭52−41683号公報、
及び特開昭54−33115号公報)、水溶性もしくは
水膨潤性フィルムからなろ暴利と、該基材の片面に形成
されている転写層たる印刷模様層とで構成される転写用
シートが利用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前記転写用/−ト全利用する水圧転写方式に
おいて、転写用シートを水面に浮かべる際に、転写用シ
ートと水面との間に気泡が入らないように、また転写用
シートに皺が発生することのないように、即ち、水面と
転写用シートとを密接させて転写用シートラ水面に浮か
べる為に1転写用ンートにブロアーを適用し、歪みのな
い転写印刷模様層を形成する手段が採られているが、従
来の転写用/−トにおいては、転写用/−トにおける印
刷模様層部と非印刷模様層部とで、前記ブロアー処理の
際の伸張度が相違する(印刷模様層部の伸張度が印刷イ
ンキの固定作用で抑制されている)ため、非印刷模様層
部の伸張性が大きく、稜部において転写シート用基材た
る水溶性もしくは水膨潤性フィルムが薄肉となり、転写
工程で穴明きが発生することさえある。
本発明は、転写用/−トにおける基材たる水溶性もしく
は水膨潤性フィルムの伸張性を均一なものとし、ブロア
ー処理を転写用シートに適用しても、転写用/−トにお
ける非印刷模様層部が薄肉となったり、稜部に穴が発生
したシと埴うような弊害を生ずることのない転写用/−
トを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、非水溶性の印刷模様層を有する水溶性もしく
は水膨潤性フィルムからなる転写用シートにおいて、前
記水溶性もしくは水膨潤性フィルムにおける前記非水溶
性の印刷模様層側に、同じく非水溶性の一連の樹脂層た
る補強・固定層が具備された構成、すなわち、転写用/
−トにおける基材たる水溶性もしくは水膨潤性フィルム
の一方の面に印刷模様層と一連の樹脂層たる補強・固定
層とを具備する構成からなるものである。
以下、本発明の水圧転写方式に利用される転写用/−ト
の具体的な構成を図面に基いて説明する。
第1図に示される本発明の水圧転写方式に利用される転
写用/−ト1は、水溶性もしくは水膨潤性フィルムから
なる基材2と、該基材2の片側表面に直接形成されてい
る一連の非水溶性の樹脂層からなる補強・固定層3と、
前記基材2に対して、前記補強・固定層3を介して形成
されている非水溶性の印刷模様層4とから成るものであ
る。
また、第2図に符号5で示される本発明の水圧転写方式
に利用される転写用シートは、水溶性もしくは水膨潤性
フィルムからなる基材6と、該基材6の片側表面に直接
形成されている非水溶性の印刷模様層γと、前記基材6
に対して、前記印刷模様層7を全面被覆するよ5にして
形成されている一連の非水溶性の樹脂層からなる補強・
固定層8とから成るものである。
水溶性もしくは水膨潤性フィルムからなる基材に対して
、該基材の同一片側に、非水溶性の印刷模様層と一連の
非水溶性の樹脂層からなる補強・固定層とを有する本発
明の水圧転写方式に利用される転写用シートにおいては
、印刷模様層と補強・固定層とが前記水溶性もしくは水
膨潤性フィルムからなる基材に対して同一側の片面に形
成されていれば、その上、下関係については格別規制さ
れるものではなく1例えば印刷模様層が多色刷シで形成
されているような場合には、基材に印刷模様層を形成し
た後に補強・固定層全形成し、しかる後に該補強・固定
層上に更に別の印刷模様層を形成する等して、印刷模様
層間に補強・固定層が構成されている転写用/−トとな
し得ることも勿論である。尚、非水溶性の印刷操様居が
染料を着色剤とするもので構成される転写用シートは、
印刷模様層中の染料?被転写体表面及びその内部に浸透
させ、深味のある転写模様を得る目的で利用されること
が多いが、前記本発明の水圧転写方弐罠利用される転写
用シートにおいては、転写用/−トにおける印刷模様層
が被転写面に直接密接されるタイプの転写用シート、即
ち補強・固定層たる樹脂層上に印刷模様層を有するタイ
プの転写用シートとすることにより、前述の補強・固定
層が障害にならないようにすることかできる。
また、前記印刷模様層中の着色剤が無機質顔料で構成さ
れる転写用7−トの場合には、転写時に印刷模様層忙フ
ィンユアイが生ずる弊害を防止することが出来るので、
転写用シートにおける印刷模様層が非水溶性の樹脂層か
らなる補強・固定層で被覆されたタイプの転写用/−ト
とされるのが好ましい。
更に、非水溶性の樹脂層からなる補強・固定層が透明性
を有するもので構成される場合には、印刷模様層で表現
される色調がそのまま被転写体面に現出されるが、前記
補強・固定層が着色層とされている場合には、印刷模様
層における地部分が色調を呈する転写模様が現出される
ので、印刷模様層の色調と地部分との色調とが調和して
設定寧れることが好ましい。
本発明の水圧転写方式に利用される転写用/−トにおけ
る基材たる水溶性もしくは水膨潤性フィルムとしては、
水面に浮かべることにより吸水して膨潤する性質を有す
るとともに水面に浮いて−るフィルム上よシ物体を押し
入れることにより容易に延展して物体の形状に沼って変
形し、なおかつ、通常の印刷工程に付し得るものが利用
され、具体的には澱粉系フィルム、ポリビニルアルコー
ル樹脂フィルムないしポリビニルアルコール樹上を主体
とする混合樹脂フィルム、例えばポリビニルアルコール
と澱粉との混合系からなるフィルム等の水膨潤性な―し
水溶解性のフィルム、あるいは前記フィルムの原料を、
紙、不織布、布、各種多孔質フィルムなど、液体、特に
水を浸透する性質を有する基体シートにコーティングす
るか、または前記水膨潤性ないし水溶解性のフィルムを
前記基体シートに2ミネートしたラミネートシート等が
利用される。
前記水溶性もしくは水膨潤性フィルムの表面に形成され
る補強・固定層たる非水溶性の樹脂層は、前記フィルム
に仮接着し、乾燥被膜形成が容易であり、さらに被転写
体の表面に対して接着し、かつ後記活性剤にて容易に活
性化する樹脂を含有するコーティング剤を塗工すること
とよって形成されるもので1例えば、アマニ油。
大豆油1合成乾性油等の油脂類、エチルセルロース、エ
チルとドロキンエチルセルn−ス、セルロースアセテー
トfロピオネート、ニトロセルO−スl酢酸セルロース
等のセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリα・メチル
スチレンなどのスチレン樹脂およびスチレン共重合樹脂
、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、
ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルなどのア
クリルまたはメタクリル樹脂の単独または共重合樹脂、
ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノ
ール樹脂、重合ロジンなとのロジンエステル樹脂、ポリ
酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエ/樹脂、
塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂
、ブチラール樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、メラミン
樹脂、ンリフーン樹脂、塩化ゴム、環化ゴムのゴム誘導
体、にかわ、カゼイン、デキストリノ、ゼイン等が単独
で、あるいは2 fff1以上の混合物で構成される。
印刷模様層は、例えば、凹版印刷方式、平版印刷方式、
凸版印刷方式、スクリーン印刷方式等のごとき印刷方法
、はけ塗り、へら塗り、吹付は塗り等のごとき塗布方法
、その他、手、筆等による描画方法等の公知の手段で形
成されるもので、文字2図形、記号、絵柄等の任意の形
状のものに形成される。
印刷模様層は、該層が、前記補強・固定層たる非水溶性
の樹脂層と同様K、後記活性剤にて容易に活性化する樹
脂をビヒクルとする印刷用インキで構成されるものであ
り、特に水溶性もしくは水膨潤性フィルムからなる基材
に直接形成されるものである場合には、前記基材に仮接
着するという物性をも満足するようにして形成されるも
のである。従って、印刷模様層を構成するビヒクルと前
記補強・固定層たる非水溶性の樹脂層を構成する樹脂成
分とは同一種類のものが最も好ましい。
〔作用及び効果〕
以上の通りの構成からなる本発明の水圧転写方式に利用
される転写用シートは、従来の水圧転写方式に利用され
る転写用シートと全く同様にして使用されて被転写面に
転写印刷模様層が形成されるものであるが、その使用方
法について以下に説明する。
前記本発明の転写用シートを利用する転写方法の第1工
程は、前記転写シートにおける基材たる水溶性もしくは
水膨潤性フィルムが下を向くよ5Kして転写用シートを
水面上に浮かべた後、該シートの上面に、転写用シート
の転写層たる印刷模様層と補強・固定層とを活性化させ
る活性剤を塗布するか、または、転写用シートの上面に
、転写用7−トの転写層たる印刷模様層と補強・固定層
とを活性化させる活性剤t−塗布した後、これを転写用
7−トにおける基材たる水溶性もしくは水膨潤性フィル
ム側が下側となるようにして水面上に浮かべるものであ
る。
前記活性剤は、転写用シートにおける印刷模様層と補強
・固定層と全溶解する溶剤を含有するもので、転写用シ
ートにおける印刷模様層と補強・固定層とが、グラスチ
ック成形体、金属成形体、木質製成形体等からなる被転
写体の被転写面に転写される工程が、水面上で完了する
までは蒸発することがなく、更には被転写体の表面を浸
蝕することのない性質の溶剤を含有するものが望ましい
。かかる溶剤の具体的なものとしては、ペンタン、ヘキ
サン、へシタ/、オクタン等、あるいはこれらの混合液
であるガソリン、石油、ベンジン、ミネラルスピリット
石油ナフサ等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン。
トルエン、キシレン、シクロヘキサン、エチルベンゼン
等の芳香族炭化水素類、トリクロルエチレン、パークロ
ルエチレン、クロロホルム。
四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルア
ルコール、アミルアルコール。
ペノジルコール、ジアセトンアルコール等のm個アルコ
ール類、エチレングリコール、ソロピレングリコール、
グリセリン等の多価アルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ン、メチルンク口ヘキサノン、イノホロン等のケトン類
、エチルエーテル、インプロピルエーテル、エチレンク
リフール・モノ・メチルエーテル、エチレ7/’)フー
ル畢モノ・エチルエーテル、ジエチレングリコール・モ
ノ・メチルエーテル、ジエチレングリコールのモノ・エ
チルエーテル。
ジエチレングリコール・モノ−ブチルエーテル。
ジエチレングリコール・ジ・ブチルエーテル等のエーテ
ル類、エチレングリコール・モノ・メチルエーテル・ア
セテート、エチレングリコールーモノ・エチルエーテル
−アセテート、ジエチレングリコール・モノ晦メチルア
セテート。
ジエチレンクリコール螢七ノ・エチルエーテル・アセテ
ート、ジエチレングリコール・モノ・ブチルエーテル・
アセテート等の酢酸エステル類、酪酸エステル等のエス
テル類、ニトロ炭化水素類、ニトリル類、アミン類、そ
の他アセタール類、酸類、フラン類等が単独あるいは混
合溶剤として使用される。
前記活性剤として、該活性剤中の前記溶剤に溶解する樹
脂、例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン
化ビニル単量体、スチレ/ならびにその誘導体、酢酸ビ
ニル等のビニルエステル単量体、アリルアルコールおよ
びアリルエステル類、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、クロト/酸、マレイン酸または7マル酸等の不
飽和カルボン酸類、上記の不飽和カルボン酸類のエステ
ル誘導体、同ニトリル誘導体または同酸アミド誘導体、
上記の不飽和カルボン酸類の酸アミド誘導体のN−メチ
ロール誘導体および同N−アルキルメチロールエーテル
誘導体、グリ7ジルアクリレート、グリ/ジルメタクリ
レート、アリルグリ/ジルエーテル、ビニルインンア不
一ト、アリルイ7ンア2・−ト。
2−ヒドロキノエチル−アクリレートまたは一メタクリ
レート、2−ヒドロキシゾロピル−アクリレートまたは
−メタクリレート、エチレノグリコールーモノアクリレ
ートまたは一モノメタクリレート、エチレングリコール
−ジアクリレートまたは−2メタクリレート、無水マレ
イン酸、無水イタコン酸、メチルビニルケトン。
ブタジェンエチレン、ゾロビレ/、ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、ビニルビリジ/。
tert−ブチルアミノエチルメタクリレート、多価ア
ルコールのモノアリルエーテル等のごとき単量体の単独
重合体ないし共重合体類等の熱可塑性樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリエステル系樹脂、フェノール系樹脂、メラ
ミン禁樹脂、尿素樹脂、エポキシ系樹脂、フタル酸ジア
リル系樹脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン系樹脂等のごと
き熱硬化性樹脂またはそれらの変性樹脂もしくは初期縮
合物、天然樹脂、ロシアおよびその誘導体、セルロース
誘導体、天然または合成プム2石油樹脂等の樹脂が、溶
剤の5〜60重量%程度添加されている膨潤化液からな
る活性剤が利用される場合には、該活性剤の粘度調整が
容易で、かつその塗布手段が限定されず、しかも転写用
シートの印刷模様層のインキの保持時間が長いので転写
工程に長時間を掛けることができる等のメリットを存す
る。
活性剤の塗布手段としては、グラビアコート。
オフセットグラビアコート、ロールコート、バーフート
、スプレーコート、超音波コートなどが適用でき、活性
剤の塗布量は2〜30 yAn’程度、好ましくは3〜
15 t /m’程度である。
転写用7−トを水面に浮かべるKは、枚葉状のものを一
枚ずつ浮かべることもできるし、水を一方向に流しなが
ら巻取状のものを連続的に水面に浮かべることもできる
。この工程においては、転写用シートにおける基材たる
水溶性もしくは水膨潤性フィルムが下側になるよ5Kし
て転写用シートを水面に浮かべるが、この際に転写用シ
ートと水面との間に気泡が入らないように、かつ、転写
用シート自体に皺が発生しないように注意することが必
要である。
前記第1工程に引き続く第2工程では、水面に浮いてい
る転写用/−トの上方から、被転写体の被転写面が下方
となるようにして被転写体を下降させ、被転写体の一部
ないし全部全水中に沈降させると共に、転写用シートと
被転写体との間に気泡が入らないように維持しながら転
写用/−トを被転写体の破転写面形状に沿って延展させ
、水圧により被転写面と転写用シートとを密接させるも
のである。尚、被転写体の被転写面には、転写用/−ト
における転写層表置との密着性を良好ならしめるための
プライマ一層を予め形成しておくことが好ましい。
また、前記転写[■シートを浮かべる際の水は、転写用
シートにおける基材たる水溶性もしくは水膨潤性フィル
ムの性質により適宜温度等に調整される。たとえば、水
溶性フィルムとして澱粉系フィルム(商品名ニオブラー
ド)を使った場合は水温は40〜50°C程度であるこ
とが望ましく、また該フィルムの除去の際の溶解を促進
させるためにアミラーゼ等を2〜4俤程度添加しておく
ことが好ましい。
転写用シートにおける転写層が被転写面に十分に固着さ
れた後、転写用/−トにおける水溶性または水膨潤性フ
ィルムを除去する工程が第3工程で実施される。この転
写用ンー)Kおける水溶性もしくは水膨潤性フィルムを
除去するには、水を用いて被転写体を7ヤワー洗浄する
ことが最も能率的で好ましい方法である。これによシ、
被転写体表面に付着した水溶性または水膨潤性フィルム
が完全に除去されるとともに、転写の際に生ずる汚れも
洗浄される。この時、水温は用いた水溶性フィルムの材
質などによっても異なるが、一般には15〜60°Cが
適当であり、また、洗浄時間は1〜IO分程度で十分で
ある。
続く第4工程では、被転写面に転写用シートの転写層が
転写されている被転写体を十分に乾燥させ、目的製品を
得るものである。
以上の工程からなる本発明の転写用シートを使用した水
圧転写方法においては、前記転写用シートにおける伸張
性が、該シートにおける印刷模様層部分と非印刷模様層
部分とで差異を存するようなことがなく、転写用シート
の全体にわたってその伸張性が抑制されているので、転
写用シートを水面上に様り出して浮かべる工程で、転写
用シートと水面との間に気泡が入らないように、かつ転
写用/−ト自体に皺が発生しないようにするために転写
用シートに実施されるブロアー処理の際に、転写用シー
トが局部的に薄肉となって穴明きが発生するというよう
なトラブルが完全に回避されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の水圧転写方式に利用される転
写用シートのそれぞれ異別の実施例品を模型的に示した
断面図である。 1:転写用シート、2:基材たる水溶性もしくは水膨潤
性フィルム、3:非水溶性の樹脂層からなる補強・固定
層、4:非水溶性の印刷模様層。 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非水溶性の印刷模様層を有する水溶性もしくは水
    膨潤性フィルムからなる転写用シートにおいて、前記水
    溶性もしくは水膨潤性フィルムにおける前記非水溶性の
    印刷模様層側には、非水溶性の樹脂層からなる一連の補
    強・固定層が具備されていることを特徴とする水圧転写
    方式に利用される転写用シート。
  2. (2)非水溶性の樹脂層からなる一連の補強・固定層が
    透明性を有する樹脂層である特許請求の範囲第1項記載
    の水圧転写方式に利用される転写用シート。
  3. (3)非水溶性の樹脂層からなる一連の補強・固定層が
    着色された樹脂層である特許請求の範囲第1項記載の水
    圧転写方式に利用される転写用シート。
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