JPS6158672B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6158672B2 JPS6158672B2 JP12022376A JP12022376A JPS6158672B2 JP S6158672 B2 JPS6158672 B2 JP S6158672B2 JP 12022376 A JP12022376 A JP 12022376A JP 12022376 A JP12022376 A JP 12022376A JP S6158672 B2 JPS6158672 B2 JP S6158672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- diameter
- pressure stage
- compression
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 47
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 47
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 27
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B35/00—Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
- F04B35/04—Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
- F04B35/045—Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric using solenoids
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B25/00—Multi-stage pumps
- F04B25/005—Multi-stage pumps with two cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B25/00—Multi-stage pumps
- F04B25/02—Multi-stage pumps of stepped piston type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
電磁往復動機で駆動されるフリーピストン圧縮
機、特に本発明者による特公昭45−8140号公報記
載の圧縮機では、所定の圧力比を得るために各種
のパラメータが決定されているが、この圧力比が
１よりも大であると、ピストンの上死点でピスト
ンヘツドがシリンダヘツドに衝撃を与える恐れが
ある。そこで、斯る衝撃が加わらないようにする
ための手段が従来から講じられて来たが、それ
は、たとえば、ピストンがシリンダヘツドに達す
る直前に、吐出口を閉じてシリンダ内に一定量の
流体を封じ込め、この残留流体を圧縮することに
よつて流体クツシヨン作用を起生し、ピストンの
運動エネルギーを吸収するものであつた。
機、特に本発明者による特公昭45−8140号公報記
載の圧縮機では、所定の圧力比を得るために各種
のパラメータが決定されているが、この圧力比が
１よりも大であると、ピストンの上死点でピスト
ンヘツドがシリンダヘツドに衝撃を与える恐れが
ある。そこで、斯る衝撃が加わらないようにする
ための手段が従来から講じられて来たが、それ
は、たとえば、ピストンがシリンダヘツドに達す
る直前に、吐出口を閉じてシリンダ内に一定量の
流体を封じ込め、この残留流体を圧縮することに
よつて流体クツシヨン作用を起生し、ピストンの
運動エネルギーを吸収するものであつた。
しかし、ピストン自身で吐出口を閉じるような
構造は受圧面積の広い低圧用圧縮機には好ましい
結果が得られても、冷凍用流体圧縮機のように高
圧用に供すると、ピストンの横断面積が小さいの
で残留流体の量が少量かつ一定であり、そしてピ
ストンの圧縮位相の初めでは圧力比が１に近い。
この場合、流体圧縮部に蓄積されるエネルギーと
しては、不十分であるという欠点がある。この欠
点に対し、吐出バルブの閉鎖時期を変えることに
よつて、残留流体の量を変えることが従来行われ
た。しかしながら、この方法では圧力比が高くな
るにつれて流体クツシヨン性が高くなるので空気
圧縮機には適用できたが、フレオンガスを利用す
る冷凍用流体圧縮機のように、絶対量が一定の流
体を閉回路で使用する流体圧縮機には、吸入圧力
が変動するため適当でなかつた。
構造は受圧面積の広い低圧用圧縮機には好ましい
結果が得られても、冷凍用流体圧縮機のように高
圧用に供すると、ピストンの横断面積が小さいの
で残留流体の量が少量かつ一定であり、そしてピ
ストンの圧縮位相の初めでは圧力比が１に近い。
この場合、流体圧縮部に蓄積されるエネルギーと
しては、不十分であるという欠点がある。この欠
点に対し、吐出バルブの閉鎖時期を変えることに
よつて、残留流体の量を変えることが従来行われ
た。しかしながら、この方法では圧力比が高くな
るにつれて流体クツシヨン性が高くなるので空気
圧縮機には適用できたが、フレオンガスを利用す
る冷凍用流体圧縮機のように、絶対量が一定の流
体を閉回路で使用する流体圧縮機には、吸入圧力
が変動するため適当でなかつた。
本発明の目的は、上記問題点を解決した高圧縮
比の圧縮機を提供することにある。
比の圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、
(a) 対設させた磁極間に所要の空隙を含む磁気回
路と、この空隙の軸心線上を同空隙の内外を往
復運動する磁性アーマチユアとを含む少なくと
も１機の電磁往復動機と、 (b) 上記磁性アーマチユアに接続されている大径
と小径の２個の圧縮ピストンと、該ピストンが
内部を往復動する大径と小径の２個のシリンダ
と、 (c) 大径シリンダの一端に位置し大径ピストンと
シリンダヘツドとの間のシリンダ内で大径圧縮
室を構成し、更に該大径圧縮室に連通する吸入
口と、ピストンの吸入、圧縮ストローク中吸入
口を開閉する吸入バルブと、大径圧縮室に連通
し、大径ピストンによりその上死点間近で閉じ
られる吐出口と、ピストンの吸入ストローク中
ばねの弾発力で付勢されて上記吐出口を閉じ、
ピストンの圧縮ストロークの一部の間開く吐出
バルブとを持つ低圧ステージと、 (d) 小径シリンダの一端に位置し小径ピストンと
シリンダヘツドとの間のシリンダ内に小径圧縮
室を構成し、更に、該小径圧縮室に連通する吸
入口と、ピストンの吸入、圧縮ストローク中吸
入口を開閉する吸入バルブと、小径圧縮室に連
通し、小径ピストンによりその上死点間近で閉
じられる吐出口と、ピストン吸入ストローク中
ばねの弾発力で付勢されて上記吐出口を閉じ、
ピストンの圧縮ストロークの一部の間開く吐出
バルブとを持つ高圧ステージと、 (e) 大径ピストンの圧縮ストローク中に前記大径
圧縮室で圧縮された流体を前記高圧ステージの
前記吸入口に差向けるために前記低圧ステージ
の前記吐出口と、前記高圧ステージの前記吸入
口との間を連通させている連通路とから成り、
前記大径ピストンが上昇して吐出口を塞いだ後
に大径圧縮室内に残る残留流体は高圧ステージ
のピストンの上端とシリンダヘツドとを接触さ
せることなく高圧ステージのピストンの上端を
シリンダヘツドのすぐ近くまで接近させること
ができるようにするための流体クツシヨン作用
をつくり、それによつて高圧ステージでの高い
圧縮比及び高い作動効率を達成する、ことを特
徴とする電磁往復動機で駆動される２ステージ
圧縮機を提供する。
路と、この空隙の軸心線上を同空隙の内外を往
復運動する磁性アーマチユアとを含む少なくと
も１機の電磁往復動機と、 (b) 上記磁性アーマチユアに接続されている大径
と小径の２個の圧縮ピストンと、該ピストンが
内部を往復動する大径と小径の２個のシリンダ
と、 (c) 大径シリンダの一端に位置し大径ピストンと
シリンダヘツドとの間のシリンダ内で大径圧縮
室を構成し、更に該大径圧縮室に連通する吸入
口と、ピストンの吸入、圧縮ストローク中吸入
口を開閉する吸入バルブと、大径圧縮室に連通
し、大径ピストンによりその上死点間近で閉じ
られる吐出口と、ピストンの吸入ストローク中
ばねの弾発力で付勢されて上記吐出口を閉じ、
ピストンの圧縮ストロークの一部の間開く吐出
バルブとを持つ低圧ステージと、 (d) 小径シリンダの一端に位置し小径ピストンと
シリンダヘツドとの間のシリンダ内に小径圧縮
室を構成し、更に、該小径圧縮室に連通する吸
入口と、ピストンの吸入、圧縮ストローク中吸
入口を開閉する吸入バルブと、小径圧縮室に連
通し、小径ピストンによりその上死点間近で閉
じられる吐出口と、ピストン吸入ストローク中
ばねの弾発力で付勢されて上記吐出口を閉じ、
ピストンの圧縮ストロークの一部の間開く吐出
バルブとを持つ高圧ステージと、 (e) 大径ピストンの圧縮ストローク中に前記大径
圧縮室で圧縮された流体を前記高圧ステージの
前記吸入口に差向けるために前記低圧ステージ
の前記吐出口と、前記高圧ステージの前記吸入
口との間を連通させている連通路とから成り、
前記大径ピストンが上昇して吐出口を塞いだ後
に大径圧縮室内に残る残留流体は高圧ステージ
のピストンの上端とシリンダヘツドとを接触さ
せることなく高圧ステージのピストンの上端を
シリンダヘツドのすぐ近くまで接近させること
ができるようにするための流体クツシヨン作用
をつくり、それによつて高圧ステージでの高い
圧縮比及び高い作動効率を達成する、ことを特
徴とする電磁往復動機で駆動される２ステージ
圧縮機を提供する。
以下に本発明の実施例を、添附図面を参照して
説明する。
説明する。
第１図に示す本発明の２ステージ圧縮機は電磁
往復動機１と該電磁往復動機に直結された流体圧
縮部２とからなる。電磁往復動機１は、コイル１
ａと、該コイル１ａと共に磁気回路を構成する磁
気コア１ｂと、該磁気コアの対向する磁極１b′，
１b′相互間の空隙の内外を往復運動する磁性アー
マチユア３とを有する。この電磁往復動機１は磁
性アーマチユア３の第１図下方への移動によりス
プリング４に蓄積されたエネルギーが、該スプリ
ング４の復元時に磁性アーマチユア３とピストン
８，８ａに伝えられ、当該アーマチユア３とピス
トン８，８ａを同時に上昇させる。磁性アーマチ
ユア３に直結された大径ピストン８ａと同ピスト
ンを収容するシリンダ５のヘツド５ａとの間に設
けられている圧縮室６は、この圧縮機の低圧ステ
ージを構成する。また、大径ピストン８ａに直結
された小径ピストン８と該ピストン８を収容する
シリンダ７のヘツド７ａとの間に設けられている
圧縮室９は、シリンダヘツド７ａの受圧面積が前
者６に比べて小さく、こゝに高圧ステージを構成
している。この実施例では小径ピストン８のヘツ
ド８′をシリンダヘツド７ａに最接近させるため
にピストンヘツド８′には、後述する部材１６の
下部フランジ１６ａの寸法形状よりも大きな寸法
形状の窪み１０が形成されている。
往復動機１と該電磁往復動機に直結された流体圧
縮部２とからなる。電磁往復動機１は、コイル１
ａと、該コイル１ａと共に磁気回路を構成する磁
気コア１ｂと、該磁気コアの対向する磁極１b′，
１b′相互間の空隙の内外を往復運動する磁性アー
マチユア３とを有する。この電磁往復動機１は磁
性アーマチユア３の第１図下方への移動によりス
プリング４に蓄積されたエネルギーが、該スプリ
ング４の復元時に磁性アーマチユア３とピストン
８，８ａに伝えられ、当該アーマチユア３とピス
トン８，８ａを同時に上昇させる。磁性アーマチ
ユア３に直結された大径ピストン８ａと同ピスト
ンを収容するシリンダ５のヘツド５ａとの間に設
けられている圧縮室６は、この圧縮機の低圧ステ
ージを構成する。また、大径ピストン８ａに直結
された小径ピストン８と該ピストン８を収容する
シリンダ７のヘツド７ａとの間に設けられている
圧縮室９は、シリンダヘツド７ａの受圧面積が前
者６に比べて小さく、こゝに高圧ステージを構成
している。この実施例では小径ピストン８のヘツ
ド８′をシリンダヘツド７ａに最接近させるため
にピストンヘツド８′には、後述する部材１６の
下部フランジ１６ａの寸法形状よりも大きな寸法
形状の窪み１０が形成されている。
本発明に係る圧縮機は密閉回路内を流れる圧力
変動の大きい冷媒の高圧縮に供するものであるた
め、低圧ステージ６と高圧ステージ９の吸入口が
重要で、吸入口１１，１２がシリンダヘツド５
ａ，７ａにそれぞれ設けられ、該吸入口１１，１
２は吸入バルブ１３，１４でそれぞれ閉じられ
る。この吸入バルブ１３，１４はピストン８ａ，
８の吸入ストロークの終了時に磁気アマチユア３
の下死点または中点からピストン８ａ，８が復動
に転ずる瞬間に吸入口１１，１２を確実に閉じる
もので、この吸入バルブ１３，１４には、通常使
用されているスプリングが設けられていない。
変動の大きい冷媒の高圧縮に供するものであるた
め、低圧ステージ６と高圧ステージ９の吸入口が
重要で、吸入口１１，１２がシリンダヘツド５
ａ，７ａにそれぞれ設けられ、該吸入口１１，１
２は吸入バルブ１３，１４でそれぞれ閉じられ
る。この吸入バルブ１３，１４はピストン８ａ，
８の吸入ストロークの終了時に磁気アマチユア３
の下死点または中点からピストン８ａ，８が復動
に転ずる瞬間に吸入口１１，１２を確実に閉じる
もので、この吸入バルブ１３，１４には、通常使
用されているスプリングが設けられていない。
低圧ステージ６では、吸入バルブ１３を環状を
成し、低圧ステージ６のシリンダ壁面に設けた溝
内に座着されたリング１５によつてその走行が制
限されている。
成し、低圧ステージ６のシリンダ壁面に設けた溝
内に座着されたリング１５によつてその走行が制
限されている。
高圧ステージ９では、小径の環状のバルブ１４
が部材１６によつて自由状態に支持されている。
部材１６は、バルブ１４を案内するのに役立つ中
央の小径棒状部分と、バルブ１４の移動を制限す
る下部フランジ１６ａとを有している。
が部材１６によつて自由状態に支持されている。
部材１６は、バルブ１４を案内するのに役立つ中
央の小径棒状部分と、バルブ１４の移動を制限す
る下部フランジ１６ａとを有している。
シリンダ５，７のシリンダ壁にそれぞれ形成さ
れた低圧ステージ６の吐出口１７、高圧ステージ
９の吐出口１８はそれぞれ、該ステージ６，９に
流体クツシヨン効果を与えるために、シリンダヘ
ツド５ａ，７ａの近くに位置決めされており、吐
出バルブ１９，２０によつて閉じられる。第１図
を参照すると、低圧ステージ６において大径ピス
トン８ａが上昇し、吐出口１７が塞がれて大径圧
縮室６内に残留した流体により流体クツシヨン作
用が起り、当該ピストン８ａが復動に転ずる瞬間
に開いて流体を大径圧縮室６から吐出する。本発
明では、大径圧縮室すなわち低圧ステージ６の出
力通路１７ａにバツフアチヤンバ２１が設けられ
ており、低圧ステージ６と高圧ステージ９との間
で加圧流体を保持するようになつている。
れた低圧ステージ６の吐出口１７、高圧ステージ
９の吐出口１８はそれぞれ、該ステージ６，９に
流体クツシヨン効果を与えるために、シリンダヘ
ツド５ａ，７ａの近くに位置決めされており、吐
出バルブ１９，２０によつて閉じられる。第１図
を参照すると、低圧ステージ６において大径ピス
トン８ａが上昇し、吐出口１７が塞がれて大径圧
縮室６内に残留した流体により流体クツシヨン作
用が起り、当該ピストン８ａが復動に転ずる瞬間
に開いて流体を大径圧縮室６から吐出する。本発
明では、大径圧縮室すなわち低圧ステージ６の出
力通路１７ａにバツフアチヤンバ２１が設けられ
ており、低圧ステージ６と高圧ステージ９との間
で加圧流体を保持するようになつている。
第２図に示す実施例は、逆位相、すなわち商用
交流の正の半波と負の半波で個別に作動する２つ
の磁気回路１および１′を有し、また一体に往復
動する磁性アーマチユア３および３′に対して、
第１図に示した実施例と同じように磁性アーマチ
ユア３の一方の側に小径ピストン８と大径ピスト
ン８ａを同じ向きに直結させて位置させ、吸入バ
ルブ１３，１４および吐出バルブ１９，２０とバ
ツフアチヤンバ２１を第１実施例と同じように設
けたもので、磁気回路１が作動して、ピストン
８，８ａが右方向に移動すると、圧力の異る流体
の加入が低圧ステージ６および高圧ステージ９で
同時に行なわれ、磁気回路１′が作動すると、ピ
ストン８，８ａが逆方向に移動して、ステージ６
内の流体をステージ９に向けて吐出し、ステージ
９内の流体を消費源に向けて吐出する。
交流の正の半波と負の半波で個別に作動する２つ
の磁気回路１および１′を有し、また一体に往復
動する磁性アーマチユア３および３′に対して、
第１図に示した実施例と同じように磁性アーマチ
ユア３の一方の側に小径ピストン８と大径ピスト
ン８ａを同じ向きに直結させて位置させ、吸入バ
ルブ１３，１４および吐出バルブ１９，２０とバ
ツフアチヤンバ２１を第１実施例と同じように設
けたもので、磁気回路１が作動して、ピストン
８，８ａが右方向に移動すると、圧力の異る流体
の加入が低圧ステージ６および高圧ステージ９で
同時に行なわれ、磁気回路１′が作動すると、ピ
ストン８，８ａが逆方向に移動して、ステージ６
内の流体をステージ９に向けて吐出し、ステージ
９内の流体を消費源に向けて吐出する。
低圧ステージの大径ピストンと高圧ステージの
小径ピストンの両方が圧縮ストローク中同じ方向
に移動するような本発明の圧縮機では、大径ピス
トンが上死点近くの位置で低圧ステージの吐出口
を塞ぐことによつて生ずる流体クツシヨン作用は
低圧ステージの大径ピストンの大きな表面によつ
て高められる。かくして、低圧ステージの大きな
クツシヨン作用を利用して、高圧ステージの小径
ピストンの上端とシリンダヘツドとを接触させる
ことなく高圧ステージの小径ピストンの上端をシ
リンダヘツドの間近まで接近させることができ、
かくして高圧ステージでの高い圧縮比を達成する
とともに高い作動効率を達成することができる。
小径ピストンの両方が圧縮ストローク中同じ方向
に移動するような本発明の圧縮機では、大径ピス
トンが上死点近くの位置で低圧ステージの吐出口
を塞ぐことによつて生ずる流体クツシヨン作用は
低圧ステージの大径ピストンの大きな表面によつ
て高められる。かくして、低圧ステージの大きな
クツシヨン作用を利用して、高圧ステージの小径
ピストンの上端とシリンダヘツドとを接触させる
ことなく高圧ステージの小径ピストンの上端をシ
リンダヘツドの間近まで接近させることができ、
かくして高圧ステージでの高い圧縮比を達成する
とともに高い作動効率を達成することができる。
第１図は、本発明に係る圧縮機の第１実施例を
示す縦断側面図、第２図は、本発明の第２実施例
を示す略図である。 １……電磁往復動機、３……磁性アーマチユ
ア、６……低圧ステージ、８……小径ピストン、
８ａ……大径ピストン、９……高圧ステージ、１
３，１４……吸入バルブ、１７，１８……吐出
口、１９，２０……吐出バルブ、２１……バツフ
アチヤンバ。
示す縦断側面図、第２図は、本発明の第２実施例
を示す略図である。 １……電磁往復動機、３……磁性アーマチユ
ア、６……低圧ステージ、８……小径ピストン、
８ａ……大径ピストン、９……高圧ステージ、１
３，１４……吸入バルブ、１７，１８……吐出
口、１９，２０……吐出バルブ、２１……バツフ
アチヤンバ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ (a) 対設させた磁極間に所要の空隙を含む磁
気回路と、この空隙の軸心線上を同空隙の内外
を往復運動する磁性アーマチユアとを含む少な
くとも１機の電磁往復動機と、 (b) 上記磁性アーマチユアに接続されている大径
と小径の２個の圧縮ピストンと、該ピストンが
内部を往復動する大径と小径の２個のシリンダ
と、 (c) 大径シリンダの一端に位置し大径ピストンと
シリンダヘツドとの間のシリンダ内で大径圧縮
室を構成し、更に該大径圧縮室に連通する吸入
口と、ピストンの吸入、圧縮ストローク中吸入
口を開閉する吸入バルブと、大径圧縮室に連通
し、大径ピストンによりその上死点間近で閉じ
られる吐出口と、ピストンの吸入ストローク中
ばねの弾発力で付勢されて上記吐出口を閉じ、
ピストンの圧縮ストロークの一部の間開く吐出
バルブとを持つ低圧ステージと、 (d) 小径シリンダの一端に位置し小径ピストンと
シリンダヘツドとの間のシリンダ内に小径圧縮
室を構成し、更に、該小径圧縮室に連通する吸
入口と、ピストンの吸入、圧縮ストローク中吸
入口を開閉する吸入バルブと、小径圧縮室に連
通し、小径ピストンによりその上死点間近で閉
じられる吐出口と、ピストン吸入ストローク中
ばねの弾発力で付勢されて上記吐出口を閉じ、
ピストンの圧縮ストロークの一部の間開く吐出
バルブとを持つ高圧ステージと、 (e) 大径ピストンの圧縮ストローク中に前記大径
圧縮室で圧縮された流体を前記高圧ステージの
前記吸入口に差向けるために前記低圧ステージ
の前記吐出口と、前記高圧ステージの前記吸入
口との間を連通させている連通路とから成り、
前記大径ピストンが上昇して吐出口を塞いだ後
に大径圧縮室内に残る残留流体は高圧ステージ
のピストンの上端とシリンダヘツドとを接触さ
せることなく高圧ステージのピストンの上端を
シリンダヘツドのすぐ近くまで接近させること
ができるようにするための流体クツシヨン作用
をつくり、それによつて高圧ステージでの高い
圧縮比及び高い作動効率を達成する、ことを特
徴とする電磁往復動機で駆動される２ステージ
圧縮機。 ２ 小径ピストンが、大径ピストンから延長し、
低圧ステージを通過して高圧シリンダ内に延びて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項の２
ステージ圧縮機。 ３ １機の電磁往復動機を持つことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の２ステージ圧縮機。 ４ ２機の電磁往復動機を持つことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の２ステージ圧縮機。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| LU73529A LU73529A1 (ja) | 1975-10-06 | 1975-10-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5246509A JPS5246509A (en) | 1977-04-13 |
| JPS6158672B2 true JPS6158672B2 (ja) | 1986-12-12 |
Family
ID=19728075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12022376A Granted JPS5246509A (en) | 1975-10-06 | 1976-10-06 | Twoostage compressors driven by linear electric motors |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5246509A (ja) |
| BR (1) | BR7606693A (ja) |
| FR (1) | FR2327423A1 (ja) |
| LU (1) | LU73529A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63171655U (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-08 | ||
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- 1976-10-06 JP JP12022376A patent/JPS5246509A/ja active Granted
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Also Published As
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| JPS5246509A (en) | 1977-04-13 |
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