JPH0491377A - 電磁往復動ポンプ - Google Patents

電磁往復動ポンプ

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JPH0491377A
JPH0491377A JP20468690A JP20468690A JPH0491377A JP H0491377 A JPH0491377 A JP H0491377A JP 20468690 A JP20468690 A JP 20468690A JP 20468690 A JP20468690 A JP 20468690A JP H0491377 A JPH0491377 A JP H0491377A
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JP
Japan
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piston
pump
reciprocating
shaft
reciprocating body
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JP20468690A
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Shoichi Abe
正一 阿部
Katsumi Shimizu
清水 勝見
Kenji Nagasawa
長沢 健二
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Nagano Keiki Seisakusho KK
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Nagano Keiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電磁往復動ポンプに関するもので、更に詳細
には、超小型、軽量の電磁往復動ポンプに関するもので
ある。
[従来の技術] 従来のこの種の往復動ポンプは、第4図及び第5図に示
すように、往復動体を構成するピストン1と一体の可動
軸すなわちピストン軸2を摺動可能に支承する軸受部3
と、ピストン軸2の往復動を司るソレノイド機構4を有
する作動部5と、ピストン1を往復動可能に配設すると
共に、ピストン1の往復動により流体を吸入・吐出する
ポンプ部6とで構成されている。
このように構成される従来の往復動ポンプにおいて、ソ
レノイド機構4の電磁石が励磁されると、ピストン軸2
に形成されたアーマチュア部7がコアC側に引付けられ
、ピストン1が図面上上方に移動して、ポンプ部6の室
内の流体を吐出弁(図示せず)を介して外部に吐出する
。そして、電磁石が非励磁になると、ピストン軸2は復
帰ばね8によって下降して、ポンプ部6の室内を負圧に
して吸入弁(図示せず)を介して流体を吸入するように
なっている。
このように構成される従来の往復動ポンプにおいては、
ポンプの流量及び吐出圧力の変動により、ピストン1と
ポンプ部6を構成するシリンダヘッド6aの間に有害な
衝撃が生じないようにする必要があり、そのため、第5
図に示すように、吐出口10をシリンダヘッド6aから
距離dだけ離して、ピストン1により吐出口10が塞が
れてからピストン1とシリンダヘッド6aとの間の空間
の気体を圧縮することにより、ピストン1の運動エネル
ギーを吸収して衝撃を緩和するようにしである。また、
別の衝撃緩和手段として、第6図に示すように、シリン
ダヘッド6aのピストン1の衝突面にショックアブソー
バ11を配置して、ピストン1の衝撃を緩和するように
したものも知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前者すなわちシリンダヘッド6aから距
離d離れた位置に吐出口10を設けるものにおいては、
シリンダヘッド6aの端部から離れた位置に吐出口10
があるため、体積効率が低下してしまう。この問題を解
決するために、ストロークを増大させると、小型化及び
省エネルギー化を図ることができないという問題がある
。また、ピストンに代えてダイヤフラムを使用した往復
動ポンプにおいては、ダイヤフラムに過大な圧力が加わ
るので、上述のような吐出口を設けることは困難であり
、衝撃防止のためには位置センサ等の制御手段を設けて
位置制御をしなければならないという繁雑さがある。一
方、後者すなわちショックアブソーバ11を設けたもの
においても、体積効率の低下は免れず、しかも、構造が
複雑になるという問題もある。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、簡単な構造
で、体積効率の低下を招く、ことかなく、しかも、超小
型化及び省エネルギー化を図れるようにした電磁往復動
ポンプを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明の電磁往復動ポン
プは、ピストン又はダイヤフラム等の往復動体と一体の
可動軸を摺動可能に支承する軸受部と、上記可動軸の往
復動を司るソレノイド機構を有する作動部と、上記往復
動体を往復動可能に配設すると共に、往復動体の往復動
により流体を吸入・吐出するポンプ部上から成る電磁往
復動ポンプを前提とし、上記軸受部と可動軸上の間に、
上記往復動体が復位置のときに形成される圧縮室を設け
たものである。
この発明において、上記圧縮室は軸受部と可動軸との間
に形成され、かっ、往復動体が復位置のときに気体を圧
縮する室であれば、その位置及び形状は任意のものでよ
く、例えば可動軸のポンプ部側に臨む部分を2段状に形
成し、この段部の大径側端面と、大径外周面と、軸受部
内周面及び大径部を摺動可能に嵌挿する通口を有するシ
ール部材とで圧縮室を形成することができる。
[作用〕 上記のように構成することにより、ソレノイド機構が励
磁されると、可動軸が往位置側に移動してポンプ部内に
流体が吸入される。そして、ソレノイド機構が非励磁に
なると、可動軸は復位置側に移動してポンプ部内の流体
が吐出される。この際、軸受部と可動軸との間に、圧縮
室が形成されて、この圧縮室内の気体が圧縮され、可動
軸には往復動体を押し戻そうとする空気圧が作用する。
したがって、体積効率を低下することなくポンプ運転条
件の変動による往復動体とポンプ部端の衝撃を防止する
ことができる。
U実施例] 以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する
第1図はこの発明の往復動ポンプの一例の断面図が示さ
れている。
この発明の往復動ポンプは、ケーシング12を有し、こ
のケーシング12は作動室13とポンプ室14とが隔壁
15によって区画形成されており、隔壁15に設けられ
た軸受部16と作動室13の端部に設けられたピストン
軸受室17に可動軸であるピストン軸18がそれぞれ摺
動可能に支承されている。
作動室13内にはコイル19とコア20とで構成される
電磁石21が収納されており、この電磁石21とピスト
ン軸18に設けられたアーマチュア部22とでソレノイ
ド機構23が形成されている。すなわち、ソレノイド機
構23の電磁石21の励磁によってアーマチュア部22
が引付けられてピストン軸18を図中左方へ移動し、電
磁石21の非励磁によってピストン軸受室17内に縮設
された復帰ばね24の弾発力によってピストン軸18が
右方へ移動し得るようになっている。
また、ポンプ室14のシリンダヘッド側には吸入口25
と吐出口26が並設されており、これら吸入口25と吐
出口26にはそれぞれスプリング27.28によって常
時閉塞する方向に付勢される吸入弁29と吐出弁30と
が配設されている。
これら吸入弁29と吐出弁30は、ピストン軸18に一
体に形成された往復動体であるピストン31の往復動に
伴って流体を吸入・吐出するようになっている。すなわ
ち、ピストン31が往位置側(第1図において左位置側
)へ移動すると、ピストン31とシリンダヘッドとの空
間が負圧になるので、スプリング27に抗して吸入弁2
9が開放して外部からポンプ室14内に流体(空気)が
吸入される。また、ピストン31が復位置(第1図にお
いて右側位置)へ移動すると、空気が圧縮されるので、
スプリング28に抗して吐出弁30が開放して空気が外
部へ吐出される。
一方、ピストン軸18のポンプ部側すなわちポンプ室1
4側に臨む部分は2段状の段部32が形成されており、
この段部32の大径側端面33と、大径外周面34と、
軸受部16の内周面及び大径部35を摺動可能に嵌挿す
る通口36を有するシール部材37・とで圧縮室38が
形成され得るようになっている。すなわち、ピストン3
1が復位置のとき、圧縮室38内の空気が圧縮され、ピ
ストン軸18にはピストン31を押戻す力が作用するよ
うになっている(第2図参照)。
次に、この発明の往復動ポンプの作動態様について説明
する。
往復動ポンプを動作させるときには、ソレノイド機構2
3の電磁石21を励磁させると、アーマチュア部22が
引付けられてピストン軸18及びポンプ室14内のピス
トン31が第1図において左方向に移動され、復帰ばね
24を圧縮する。これにより、ポンプ室14内は負圧と
なり、吸入弁29がスプリング27に抗して開放するこ
とにより、外部から空気が吸入される。電磁石21を非
励磁にすると、ピストン軸18が復帰ばね24の弾発力
によって第1図において右方向に移動する。
これにより、ポンプ室14内の圧力は上昇し、吐出口2
6内のスプリング28に抗して吐出弁30を開放してポ
ンプ室14内の空気を外部へ送出す。
この際、ピストン31が復位置すなわち上死点付近のA
の位置にくると、ピストン軸18に設けられた段部32
、−軸受部16及びシール部材37が共働して圧縮室3
8が形成されると共に、この圧縮室38内の空気が圧縮
され、ピストン軸18にはピストン31を押戻す力が作
用する。この空気圧は圧縮室38の容積がピストン軸1
8の断面積に比較して小さいので、第3図に示すように
、僅かなストロークで急激に上昇し、ピストン軸18及
びピストン31が持つ運動エネルギーがポンプの運転条
件により変化しても常にピストン31の上死点を同じ位
置に保つことができる。
したがって、ピストン31の上死点とポンプ室14の端
のシリンダヘッド39との隙間を大きくして体積効率を
低下することなく、ポンプ運転条件の変動によるピスト
ン31とシリンダヘッド39の衝撃を防止することがで
きる。
なお、上記実施例では往復動体がピストン31の場合に
ついて説明したが、必ずしも往復動体がピストンである
必要はなく、ダイヤフラムにて往復動体を形成したダイ
ヤフラム式往復動ポンプにおいても同様にダイヤフラム
とポンプ室の端との衝撃を防止することができる。
[発明の効果] 以上に説明したように、この発明の電磁往復動ポンプに
よれば、上記のように構成されているので、体積効率を
低下させずにポンプの運転条件の変動によるピストンの
衝撃を防止することができると共に、小型かつ省エネル
ギーが図れる往復動ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の往復動ポンプの一例を示す断面図、
第2図はこの発明における圧縮室を示す拡大断面図、第
3・図は往復動体のストロークと圧縮室の圧力の関係を
示すグラフ、第4図は従来の往復動ポンプを示す断面図
、第5図は第4図の拡大断面図、第6図は従来の別の往
復動ポンプの拡大断面図である。 13・・・作動室、 14・・・ポンプ室、 16・・・軸受部、 18・・・ピストン軸、 23・・・ソレノイド機構、 24・・・復帰ばね、 31・・・ピストン、 32・・・段部、 33・・・大径側端面、 34・・・大径外周面、 35・・・大径部、 37・・・シール部材、 38・・・圧縮室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ピストン又はダイヤフラム等の往復動体と一体の可
    動軸を摺動可能に支承する軸受部と、上記可動軸の往復
    動を司るソレノイド機構を有する作動部と、上記往復動
    体を往復動可能に配設すると共に、往復動体の往復動に
    より流体を吸入・吐出するポンプ部とから成る電磁往復
    動ポンプにおいて、上記軸受部と可動軸との間に、上記
    往復動体が復位置のときに形成される圧縮室を設けたこ
    とを特徴とする電磁往復動ポンプ。 2、可動軸のポンプ部側に臨む部分を2段状に形成し、
    この段部の大径側端面と、大径外周面と、軸受部内周面
    及び大径部を摺動可能に嵌挿する通口を有するシール部
    材とで圧縮室を形成して成ることを特徴とする請求項1
    記載の電磁往復動ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022217656A1 (zh) * 2021-04-16 2022-10-20 深圳市超微系统科技有限公司 一种冲牙器水泵和冲牙器

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