JPS6388282A - 定量ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は定量ポンプ特にプリ送出室に連結された入口と
定量点と連結された出口を有する定量室からなる定量ポ
ンプに関する。

〔従来の技術〕

この種の定量ポンプは西独実用新案７７３３１３５で知
られている。逆の圧力に抗して作動する公知の定量ポン
プにおいてはポンプ室に入シ込む空気やガスがパワーの
低下をもたらし、ポンプで操作される定量手段の作動を
損う。この現象は定量ポンプが作動中であって、定量剤
タンクが交換されたり、定量剤ガスが抜かれたときに発
生する。圧力下のストローク中ガスは装置中の逆圧によ
るポンプ室内で圧搾され、吸入ストロークで膨張される
。このエアクッションによシ定量液の吸い出し又は移動
が阻止される。この効果は特にストロークが小さくスト
ローク周期の高い定量ポンプで起る。

ピストン隔膜ポンプといった従来の定量手段は例えば塩
素溶液といった浸蝕性の定量媒体には不適であった。そ
れというのも摩耗の徴候が特にピストンバッキングなど
に現われ、そういった種類のポンプは寿命が短い。浸蝕
性媒体に適した定量ポンプも知られているがこれらのポ
ンプは自動吸排気又は自動流出式ではないため吸排気又
は通気は手でやらねばならなかった。これは不規則なポ
ンプ作動と操作阻害となるものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の目的は上記の欠陥を改良した定量ポンプを提供
することにある。

本発明の更に他の目的は、それぞれ自動吸い出し、自動
吸排気及び自動流出する定量ポンプを提供することにあ
る。

本発明の更に他の目的は、浸蝕性媒体に抵抗があシ、そ
の媒体に適した定量ポンプを提供することにある。

これらの目的を達するために本発明の構成は。

プリ送出室に連結された入口を有し、その出口が定量ポ
イントと連結され、グリ送出室は吸入管を通る定量剤タ
ンクと連結されるようになっており。

吸入管が吸入弁と、ヘッド弁及びプリ送出室へ予め送り
出すための隔膜とを有する戻り管とからなり、前記隔膜
が、共働して定量ストロークと駆動を行い別々にその端
部へと駆動する定量部を有する定量室からなる定量ポン
プを提供する。

〔実施例〕

定量ポンプｌはポングヘノド３を有する枠体２からなる
。実施例に示された環状形のプリ送出室４がポンプヘッ
ド内に設けられている。プリ送出室の低い方の端部が吸
入弁６を有する吸入管７と孔５を介して連結されている
。プリ送出室の垂直方向からみた高い位置が孔８を介し
て、ヘッド弁９を有する戻り管１０と連結されている。

定量ポンプは第１図に示すように吸入管７と戻り管１０
を介して定量剤タンク１１と連結される。

プリ送出室４の１つの垂直壁１２は、同心的に配された
環状凹部を有しその凹部は定量室１３を形成する。定量
室１３の高い垂直方向での高い部分はヘッド又は圧力弁
１４に保護されるように定量チャンネル１５に連結され
ている。定量チャンネル自体はヘッド弁１６を備え定量
点へ通じる定量管１７へ連結されている。

孔５と直接連結され吸入弁１８を有するオーバーフロー
管１９が縦方向の低端部で定量室へ通じている。

隔膜２０が壁１２の反対側に設けられている。

隔膜２０は環状のプリ送出室に倣う形状を持ち。

その端部は全面に渉って挾持されている。隔膜は定量部
２１と呼ばれる中心部と、その定量部を項状にとり囲む
、外側部２２と呼ばれる部分とを有する。隔膜は前記定
量部２１と外側部２２との間に環状のシールリング２３
を有する。壁１２は定量室１３をとシ囲みかつ対応する
位置でシールリング２３と接する環状凹部２４を有する
。環状凹部とシール２３の寸法は定量室１３が、シール
リングが凹部と接したとき定量室１３がプリ送出室４の
他の部分から密閉されるようになっている。

スラスト部材２５が、外側部２２とシールリング２３を
備える隔膜２０の領域に作動する。このスラスト部材は
第１図に示すようにアンカーｚ６ときつく連結されてい
る。アンカー２６は枠体２内に設けた電気的に持上げる
リフト磁石２７と同軸的に設けられている。アンカーそ
してスラスト部材は圧縮はね２８によシ第１図に示す引
込み位置へ付勢されている。リフト磁石が励起されると
スラスト部材がアンカーを通って矢印方向２９に動かさ
れ隔膜２０が壁１２の方へ移動され、シールリング２３
が環状凹部２４ときつく当接するようになる。磁石の電
源が切れると、スラスト部材とそれに連結された隔膜は
圧縮スプリング２８の作用で第１図に示す位置へ後退さ
れる。

アンカー２６とスラスト部材２５はそれぞれ持上げタペ
ット３１が同軸的に配されている。それぞれに共通の同
軸孔３０を有する。持上げタペットはその端部に隔膜と
面接合する板３２を有し。

定量部分２１の後または対向側で隔膜と接合して連結さ
れる。タペットは隔膜の対向側でアンカーと衝合する突
起３３を有し、それによりて第１図に示す位置を超えて
アンカーの軸方向へと移動する。隔膜と面接合するスト
ッパー又は突起の側面は、タペットをストッパ（突起）
３３がアンカーと接する位置へ付勢する圧縮スプリング
の衝合部となる。エフセンター３５が隔膜と対向するタ
ベノ）３１の端部に設けられている。エフセンター３５
は軸３６を介してギアモータ３７によって駆動される。

動作を説明すると、スラスト部材２５が右方向。

吸い出す定量液へ向けてストッパ位ｔＩｊＬまで押され
。

タペッ）３１が自動的に図示した引込位置へ移動される
。隔膜２０が壁１２から離れ定量剤を貯蔵タンク１１か
ら吸い出し又は吸い上げる。吸入ストロークが終ると持
上げ磁石２７が出され、スラスト部材とタペットがアン
カー２６を通って矢印２９の方向へ前進される。環状シ
ールリング２３は環状凹部２４の中へ押入れられ底部と
凹部の側壁とに押しつけられ、定量室１３が他のプリ送
り出し室４に対し気密が保たれる。これにより定量液が
定量室にあわ、プリ送出し室の残シの部分内の液とは完
全に分離される。エア又は吸い出されたガスが、吸い出
し動作中プリ送出室内で上方に立ち昇り、ヘラｒ弁９と
戻り管ｌＯを通る外側部２２の手段によって圧力なしの
ポンプ作用で余分の定量液と一緒に貯蔵タンク１１へと
戻される。

磁石２７の保持力は、その力が定量される装置の対応す
るカウンター圧よシ大きく選定されている０エクセンタ
ー３５はモーター３７によって駆動されタペツト３１が
更に定量室１３の中へと矢印２９の方向へ進み、隔膜の
定量部分を定量Ｎｌａの巾へＮｉ１−込み、矛れによっ
てその中の液が定量チャンネル１５を通って定量ポイン
トへと定量管１７の中へ送り出される。シールリングへ
かかる磁石２７の残存磁力は、装置内の液体の圧力から
発生する力より大きいため定量剤がグリ送出室の中へ入
り込むのが阻止されている。エフセンターがスプリング
の力によって隔膜の最も高い点を通過した後にのみ、磁
石２７は電源を切られ、アンカー２６が、圧縮ばね２８
によってそれに固定されているスラスト部材と共に後方
へ動かされ、再度液が吸い出される。

オーバ７０−管１９は、シールリングが未だ閉じられて
いるうちに隔膜の後退ストロークの間中定量室１３内に
真空が形成されないために設けられている。吸入弁は圧
力が大気圧より低くなり。

定量液が定量室１３の中へ流入したときに開く。

第２図の上の曲線はエフセンター及びタペットの動きを
示し、下の曲線はアンカーの動き又は磁石の励起をそれ
ぞれ示す。吸入ストロークＡの状態ではエフセンターは
タペッ）３１が時間Ｂのとき最も引込んだ位置に入り込
むように動かされる。

磁石のアンカーはその最も引込んだ位置Ｂ′にある。

次の段階で磁石２７はアンカー更にはスラスト部材が矢
印２９の方向へ動かされシールリング２３が環状凹部２
４（Ｃりと係合するように進められる。

同時にタペットはアンカー（Ｃ）のストッパーを通って
前進される。アンカーの速度よシわずかに遅いエフセン
ターの回転動はＢ点からＤ点へと無負荷で作動し続け、
再度その点でタペットに当シ又は接触してタペットを更
にＥ点へと進めてその定量ストロークを行うのである。

定量ストロークが終るとすぐ磁石の励起がＦ点で終シ、
それによってアンカーはその引込み位置へと動かされる
。この間タペットはエフセンターへ押しつけられ、エフ
センターの動きが続いているときに引込み位置へと戻る
。磁石の駆動は例えば、エフセンターのカムで行われる
。それぞれ電気制御ユニットが設けである。隔膜は例え
ばＰＴＦＥといった材料で造られる。

上記した駆動尋問のエフセンターの代シに、２つの持上
げ磁石又は水圧式あるいは気圧式シリンダーを備えても
よい。

記載した実施例において、プリ送出室は１方において孔
５を通って直接定量剤タンク１１に連結され、また他方
においてオーバーフロー管１９ヲ通ってタンク１１に連
結されている。吸入管７への連結は他の実施例によると
オーバーフロー管１９を通って専ら行われそれによって
機構的な簡素化が得られる。開示された実施例はしかし
ながら残シのノリ送出室４は、シールリング２３で定量
室１３から分離されているが、１方において直接吸入管
へ他方において戻り管へと連結されている。

駆動力の可能な変形によれば、プリ送出隔膜２２は当初
の排気操作後、タペッ）３１の例えば５又は１０ストロ
ーク毎にのみ後方へ動かされる。

この操作態様においては、定量剤はオーバーフロー管１
９で吸い出される。この制御の利点は隔膜ることである
・それに応じて磁石２７を駆動する制御が設けられる。

本発明は特定の実施例で記載されたが、添付したクレー
ムの範囲内での全ての変形及び均等物を含むものと理解
されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の定量ポンプの断面図、第２図は時間を
関数とする定量ポンプ駆動の図式であるロス中、ｌ・・
・定量ポンプ、３・・・ポンプヘッド、４・・・送出室
、５・・・孔、６・・・吸入弁、７・・・吸入管、８・
・・孔、９・・・ヘッド弁、１０・・・戻り管、１１・
・・定量剤タンク、１３・・・定Ｒ’ｌ　ｅ　ｌ　４・
・・圧力弁、１５・・・定量チャンネル、１６・・・ヘ
ッド弁、１７・・・定量管。 １８・・・吸入弁、１９・・・オーバーフロー管、２０
・・・隔膜、２１・・・定量部、２２・・・外側部、２
３・・・環状シールリング、２４・・・環状凹部、２５
・・・スラスト部材、２６・・・アンカー、２７・・・
磁石、２８・・・圧縮ばね、３１・・・タペット

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プリ送出室に連結された入口を有し、その出口が定
   量ポイントと連結され、プリ送出室は吸入管を通る定量
   剤タンクと連結されるようになっており、吸入管が吸入
   弁と、ヘッド弁及びプリ送出室へ予め送り出すための隔
   膜とを有する戻り管とからなり、前記隔膜が共働して定
   量ストロークと駆動を行い別々にその端部へ駆動する定
   量部を有する定量室からなることを特徴とする定量ポン
   プ。 ２、前記定量部によって作動される前記定量部を定量ス
   トローク中残りのプリ送出室から分離するように形成さ
   れたシールを有することを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の定量ポンプ。 ３、前記定量部が前記隔膜の外側部によって囲まれてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の定量ポ
   ンプ。 ４、前記定量部が前記外側部に実質的に同軸的に配され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の定
   量ポンプ。 ５、前記隔膜が前記シールを形成し、前記定量部を前記
   外側部から区画することを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項記載の定量ポンプ。 ６、前記シール部が環状をなし、前記定量室を囲む環状
   凹部と気密に協働することを特徴とする特許請求の範囲
   第５項記載の定量ポンプ。 ７、定量ストローク中前記定量部に作用する第１の駆動
   手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の定量ポンプ。 ８、少なくとも前記外側部に作動する第２の駆動手段を
   有することを特許請求の範囲第１項記載の定量ポンプ。 ９、前記第２の駆動手段がプリ送出しを行うために、隔
   膜を引込み位置から前進位置の間で往復動的に動かし、
   前記第１の駆動手段が前記前進位置で励起されることを
   特徴とする特許請求の範囲第８項記載の定量ポンプ。 １０、前記第２の駆動手段が電磁石によって前進位置に
   、圧縮ばねによって引込み位置へ動かされるようにされ
   たことを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の定量ポ
   ンプ。 １１、前記第１の駆動手段がカム駆動手段で駆動される
   ようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第７
   項記載の定量ポンプ。