JPH06101631A - 超磁歪式液体ポンプ - Google Patents

超磁歪式液体ポンプ

Info

Publication number
JPH06101631A
JPH06101631A JP27786892A JP27786892A JPH06101631A JP H06101631 A JPH06101631 A JP H06101631A JP 27786892 A JP27786892 A JP 27786892A JP 27786892 A JP27786892 A JP 27786892A JP H06101631 A JPH06101631 A JP H06101631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
rod
giant magnetostrictive
chamber
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27786892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Kobayashi
一光 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP27786892A priority Critical patent/JPH06101631A/ja
Publication of JPH06101631A publication Critical patent/JPH06101631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 超磁歪ロッドの体積変化を利用して液体の吐
出効率を向上させる。 【構成】 ポンプケース4内に作動ピストン5を介して
ポンプ室4Aを画成し、ポンプ室4Aの前,後に吸込弁
8、吐出弁9を設けると共に、ケーシング本体2内には
作動ピストン5のロッド部5Bと超磁歪式アクチュエー
タ10との間に液圧室19を形成し、超磁歪ロッド14
の体積変化で液圧室19内の圧力を変化させることによ
り、作動ピストン5を往復動させ、ポンプ室4Aを拡縮
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば燃料などの液体
を圧送供給するのに用いて好適な超磁歪式液体ポンプに
関し、特に、超磁歪式アクチュエータでポンプを駆動す
るようにした超磁歪式液体ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃料ポンプなどの液体ポンプ
は、ポンプハウジング内に回転可能に設けたタービン等
のポンプロータを電動モータで回転駆動することによ
り、ポンプハウジング内に吸込んだ燃料等を吐出口から
外部に吐出させるようにしている。
【0003】しかし、この種の従来技術による液体ポン
プは電動モータを使用しているために、全体が大型化
し、計量化を図ることができない上に、消費電力が大き
く、摺動部から異音が発生し易いという問題がある。
【0004】また、他の従来技術として、例えば特開平
2−245483号公報等では、弾性部材からなる液室
の前,後にそれぞれ逆止弁を有した吸入管と吐出管を設
け、超磁歪部材の伸縮により前記液室を拡縮させて、吸
入管側から吸込んだ液体を吐出管側から吐出させるよう
にした送液ポンプが提案されている。
【0005】そして、この送液ポンプでは、前記液室と
超磁歪部材との間に略台形状の結合座を設け、該結合座
の接触面積を液室側で大きくすることにより、前記超磁
歪部材の伸縮変位量に対して液室の拡縮量(容積変化)
を増大させるようにしており、駆動源として超磁歪部材
等を用いることにより、全体を小型、軽量化できるとい
う利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した他
の従来技術による送液ポンプでは、液室に対する結合座
の接触面積を超磁歪部材に対する接触面積よりも大きく
し、この接触面積の差分に基づいて前記液室の容積変化
を増大させるようにしているに過ぎないから、前記液室
の容積変化(拡縮量)をそれほど大きくできず、送液ポ
ンプとしての吐出効率等を向上できないという問題があ
る。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は超磁歪ロッドの体積変化を利用
して液体の吐出効率を向上でき、小型軽量化を図ること
ができる上に、騒音や消費電力等を低減できるようにし
た超磁歪式液体ポンプを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成は、密閉容器として形成さ
れるケーシング本体の先端側にポンプケースを有し、該
ポンプケースとケーシング本体との間に小径のロッド摺
動穴が形成されたケーシングと、小径のロッド部が該ケ
ーシングのロッド摺動穴に挿嵌され、大径のピストン部
が前記ポンプケース内にポンプ室を画成した作動ピスト
ンと、前記ポンプ室の前,後に位置して前記ポンプケー
スに設けられ、該作動ピストンによりポンプ室が拡縮さ
れるときに、該ポンプ室内に液体を流入出させる吸込弁
および吐出弁と、前記ケーシング本体内に設けられ、外
部から通電されることにより超磁歪ロッドを軸方向に伸
縮させる超磁歪式アクチュエータと、該超磁歪式アクチ
ュエータと前記作動ピストンのロッド部との間に位置し
て前記ケーシング内に形成され、内部に封入した作動液
の圧力を前記超磁歪ロッドの伸縮に基づいて変化させる
ことにより、前記作動ピストンを往復動させる液圧室と
からなる。
【0009】
【作用】上記構成により、超磁歪ロッドが軸方向に伸縮
するときの体積変化を利用して、液圧室内に封入した作
動液の圧力を大きく変化させることができ、この圧力変
化を作動ピストンのロッド部に作用させて該作動ピスト
ンを往復動できる上に、該作動ピストンのロッド部とピ
ストン部との面積比に基づいてポンプ室の拡縮量(容積
変化)をさらに倍増させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づき、燃料ポンプとして用いた場合を例に挙げて説明す
る。
【0011】図において、1は燃料ポンプ本体を構成す
るケーシングを示し、該ケーシング1は、密閉容器とし
て有底筒状に形成されたケーシング本体2と、該ケーシ
ング本体2の上端側に小径の筒部3を介して一体的に設
けられたポンプケース4とからなり、筒部3内にはポン
プケース4内をケーシング本体2内に連通させるように
小径のロッド摺動穴3Aが形成されている。そして、ポ
ンプケース4内にはロッド摺動穴3Aの上側に位置し
て、該ロッド摺動穴3Aよりも大径のポンプ室4Aが後
述する作動ピストン5との間に画成され、該ポンプ室4
Aの前,後には液体としての燃料の吸込口4Bと吐出口
4Cとが形成されている。また、ポンプケース4内には
ポンプ室4Aの上側に位置して、該ポンプ室4Aの最大
容積を制限する凸部4Dが下向きに突出して設けられて
いる。なお、ケーシング1は少なくともケーシング本体
2が電磁ステンレス鋼等の磁性材料によって形成されて
いる。
【0012】5はケーシング1の筒部3、ポンプケース
4内に摺動可能に挿嵌された作動ピストンを示し、該作
動ピストン5は、大径の円板状に形成され、ポンプケー
ス4内にポンプ室4Aを画成したピストン部5Aと、該
ピストン部5Aの下面中央から下向きに吐出し、筒部3
のロッド摺動穴3A内に挿嵌されたロッド部5Bとから
なり、該ロッド部5Bと筒部3との間にはシール部材6
がロッド摺動穴3Aの円錐状空間3B内で変位可能に装
着されている。また、該作動ピストン5のピストン部5
Aとポンプケース4との間には凸部4Dの周囲に位置し
て戻しばね7が配設され、該戻しばね7はポンプ室4A
を拡張すべくピストン部5Aを常時下向きに付勢してい
る。
【0013】ここで、作動ピストン5はピストン部5A
がポンプ室4Aに対して有効面積S1となり、ロッド摺
動穴3A内でのロッド部5Bの有効面積S2 に対して、
ピストン部5Aの有効面積S1 は、
【0014】
【数1】S1 =K1 ×S2 ただし、K1 :定数 なる関係に設定されている。そして、該作動ピストン5
はロッド部5Bの軸方向変位量ΔL1 に対して、ポンプ
室4Aの容積変化量ΔV1 を、
【0015】
【数2】 とし、例えばK1 =10〜20の場合にこの容積変化量
ΔV1 を10〜20倍程度まで倍増させる。
【0016】8はポンプケース4の吸入口4B側に設け
られた吸込弁、9は吐出口4C側に設けられた吐出弁を
示し、該吸込弁8および吐出弁9は逆止弁として構成さ
れ、ポンプ室4Aが前記容積変化量ΔV1 をもって拡縮
されるときに、これに対応する流量の燃料を吸込口4B
から矢示A方向に流入させ、吐出口4Cから矢示B方向
に流出(吐出)させる。
【0017】10はケーシング本体2内に設けられた超
磁歪式アクチュエータを示し、該アクチュエータ10
は、コイルボイン11の外周側に巻回され、端子ピン1
2,12を介して外部から通電されることにより磁場を
発生させるコイル13と、コイルボビン11内に挿通さ
れ、ケーシング本体2内を軸方向に伸長した超磁歪ロッ
ド14と、該超磁歪ロッド14の上端側に配設され、ス
プリング15により超磁歪ロッド14の上端側に付勢さ
れた可動板16とからなり、該可動板16の上面側中央
にはロッド部5Bの下端面に当接すべく上向きに突出し
た小径の軸部16Aが一体に設けられている。
【0018】ここで、該可動板16は電磁ステンレス鋼
等の磁性材料により形成され、コイル13が励磁された
ときにケーシング本体2と共に超磁歪ロッド14に磁場
をかけ、該超磁歪ロッド14をこのときの磁場の強さに
応じて図2に示す特性線17の如く変位量ΔL2 で伸縮
させる。このとき、超磁歪ロッド14はその有効断面積
S3 が実質的に変化することなく、軸方向に伸縮するの
で、該超磁歪ロッド14の体積変化量ΔV2 は、
【0019】
【数3】ΔV2 =S3 ×ΔL2 となり、図2に示す特性線18の如く磁場の強さに応じ
て比較的大きく変化する。
【0020】また、超磁歪ロッド14の有効断面積S3
は前記ロッド部5Bの有効面積S2に対して、
【0021】
【数4】S3 =K2 ×S2 ただし、K2 :定数 なる関係に設定され、この定数K2 は(K2 >1)とな
って、例えばK2 =1.5〜2程度に設定されている。
そして、超磁歪ロッド14は戻しばね7とスプリング1
5とにより可動板16とケーシング本体2の底部2Aと
の間で軸方向に初期荷重が付与され、コイル13からの
磁場により前記変位量ΔL2 をもって伸縮するときに、
可動板16の軸部16Aを介して作動ピストン5を軸方
向に変位させる。
【0022】19は作動ピストン5のロッド部5Bと超
磁歪式アクチュエータ10との間に位置してケーシング
1内に形成された液圧室を示し、該液圧室19内には非
圧縮性の作動液Rが封入され、この作動液Rはロッド部
5Bの下端面に液圧を作用させる。そして、超磁歪ロッ
ド14の体積変化量ΔV2 に基づき液圧室19内の圧力
が変化すると、この体積変化量ΔV2 に対応して作動ピ
ストン5のロッド部5Bが軸方向変位量ΔL1 でロッド
摺動穴3A内を変位するから、この変位量ΔL1 は、
【0023】
【数5】ΔL1 =ΔV2 /S2 となり、前記数3、数4の式により、変位量ΔL1 は超
磁歪ロッド14の変位量ΔL2 に対し、
【0024】
【数6】 となり、作動ピストン5の変位量ΔL1 を超磁歪ロッド
14の変位量ΔL2 に対してK2 倍だけ倍増できるよう
になる。
【0025】20は作動ピストン5のピストン部5A下
側に位置してポンプケース4に形成された通路としての
小孔を示し、該小孔20は作動ピストン5がポンプ室4
Aを拡縮させるときに、ピストン部5Aの下側でポンプ
ケース4との間に画成される室21を常時外気に連通さ
せ、この室21内が負圧になるのを防止している。ま
た、この室21はピストン部5Aの外周側に装着したシ
ール部材22によりポンプ室4Aに対して遮断され、ロ
ッド部5Bの外周側に装着したシール部材6により液圧
室19に対して遮断されている。
【0026】さらに、23はケーシング本体2の底部2
Aとコイルボビン11との間に配設した絶縁板、24,
24はケーシング本体2の底部2Aと各端子ピン12と
の間に装着されたシールリングを示し、該各シールリン
グ24は液圧室19内に封入した作動液Rが外部に漏洩
するのを防止し、絶縁板23と共に各端子ピン12とケ
ーシング本体2との間を電気的に絶縁するようにしてい
る。
【0027】本実施例による燃料ポンプは上述の如き構
成を有するもので、次にその作動について説明する。
【0028】まず、超磁歪式アクチュエータ10のコイ
ル13に各端子ピン12を介して通電を行うと、該コイ
ル13が励磁されることにより、超磁歪ロッド14の周
囲に磁場が発生し、このときの磁場の強さに応じて図2
に示す特性線17の如く超磁歪ロッド14が変位量ΔL
2 で軸方向に伸縮し、このときの体積変化量ΔV2 は図
2中の特性線18のように、変位量ΔL2 に比較して大
きく変化する。また、超磁歪ロッド14の発生力は変位
量ΔL2 に対して図3中の特性線25の如く変化し、液
圧室19内の液圧は超磁歪ロッド14の発生力に対して
図4中の特性線26の如く変化する。
【0029】そこで、コイル13に図6中に示す特性線
27の如く駆動パルスを通電すると、コイル13からの
磁場で超磁歪ロッド14が伸び、この伸び変位が可動板
16の軸部16Aを介して作動ピストン5のロッド部5
Bに伝えられ、ピストン部5Aが図1に示す如く戻しば
ね7に抗して上向きに変位すると共に、作動ピストン5
は液圧室19内の液圧によってさらに上向きに押圧され
るから、該作動ピストン5は図6中に示す特性線28に
沿って変位量ΔL1 だけポンプ室4Aを拡縮させる。
【0030】この場合、特性線28の時間t1 は超磁歪
ロッド14の応答時間に該当し、時間t2 は液圧の伝播
時間となり、時間t3 なる安定時間を経て、駆動パルス
がOFFとなることにより時間t4 の遅れ時間をもって
戻しばね7により作動ピストン5が図1に示す位置まで
戻される。そして、図6に示す特性線27の如く駆動パ
ルスが繰り返し通電されることにより、作動ピストン5
が特性線28の如き変位量をもってポンプ室4Aを拡縮
させる。
【0031】このとき、ポンプ室4Aは拡縮量(容積変
化量ΔV1)に対応した流量の燃料を燃料タンク内から燃
料配管(いずれも図示せず)等を介して吸込口4Bから
ポンプ室4A内に吸込みつつ、吐出口4Cから燃料配管
等を介して噴射弁(図示せず)に向け吐出させ、このと
きの吐出量は図5に示す特性線29の如く駆動パルスの
単位時間当りの駆動回数(N/sec)に基づき比例的
に増大するようになる。
【0032】かくして、本実施例によれば、超磁歪式ア
クチュエータ10で超磁歪ロッド14を変位量ΔL2 で
軸方向に伸縮させるときに、超磁歪ロッド14の体積変
化量ΔV2 を利用して液圧室19の液圧を変化させ、こ
の液圧により作動ピストン5を変位量ΔL1 で変位させ
てポンプ室4Aを拡縮させる構成としたから、超磁歪ロ
ッド14の変位量ΔL2 に対して作動ピストン5の変位
量ΔL1 を前記数6の如くK2 倍だけ倍増できる上に、
前記数2の如くポンプ室4Aの拡縮量となる容積変化量
ΔV1 を変位量ΔL1 に対してK1 倍だけ倍増させるこ
とができ、超磁歪ロッド14の体積変化を利用して燃料
の吐出効率を大幅に向上できる。
【0033】また、ケーシング本体2内に収納した超磁
歪式アクチュエータ10で作動ピストン5を駆動し、ポ
ンプ室4Aを拡縮させることにより燃料を吐出させる構
成としたから、当該燃料ポンプを小型化して軽量化を図
ることができる上に、電動モータをアクチュエータとし
て使用した従来技術の燃料ポンプに比較して騒音や消費
電力を大幅に低減することが可能となる等、種々の効果
を奏する。
【0034】なお、前記実施例では、超磁歪ロッド14
の有効断面積S3 を作動ピストン5のロッド部5Bの有
効面積S2 に対して前記数4の如くK2 倍(K2 =1.
5〜2程度)に設定するものとして述べたが、この定数
K2 の値を、K2 >2とすれば、ポンプ室4Aの容積変
化量ΔV1 をさらに大きくすることができ、燃料の吐出
量を増大できる。
【0035】また、前記実施例では、ケーシング本体2
と可動板16との間にスプリング15を配設し、該スプ
リング15と戻しばね7とにより超磁歪ロッド14に初
期荷重を付与するものとして述べたが、本発明はこれに
限らず、例えばスプリング15を省略し、戻しばね7の
みにより超磁歪ロッド14に初期荷重を付与するように
してもよい。
【0036】さらに、前記実施例では、燃料ポンプとし
て用いた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限らず、例えばオイルポンプ等の液体ポンプにも適用す
ることができる。
【0037】さらにまた、前記実施例では、ポンプケー
ス4内にポンプ室4Aを画成する作動ピストン5のピス
トン部5A下側で、該ピストン部5Aとポンプケース4
との間に形成される室21を小孔20を介して外気と連
通させるものとして述べたが、これに替えて、小孔20
を吸込弁8の上流側で吸込口4B側に配管等を介して連
通させ、吸込弁8よりも上流側から室21内に燃料等を
流出入させる構成としてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、液圧
室内に封入した作動液の圧力を超磁歪ロッドの伸縮に基
づき変化させることにより作動ピストンを往復動させ、
ポンプ室を拡縮させる構成としたから、超磁歪ロッドの
体積変化を利用して作動ピストンの変位を大きくでき、
ポンプ室の拡縮量(容積変化量)を増大させて液体の吐
出効率を大幅に向上できる上に、超磁歪式アクチュエー
タを用いることにより全体を小型化して軽量化を図るこ
とができ、騒音や消費電力を大幅に低減することができ
る等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による燃料ポンプを示す縦断面
図である。
【図2】超磁歪ロッドの磁場の強さと変位量との関係を
示す特性線図である。
【図3】超磁歪ロッドの発生力と変位量との関係を示す
特性線図である。
【図4】超磁歪ロッドの発生力と液圧室内の液圧との関
係を示す特性線図である。
【図5】駆動パルスの駆動回数と燃料の吐出量との関係
を示す特性線図である。
【図6】作動ピストンの変位量特性と駆動パルス特性と
を示す特性線図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ケーシング本体 3 筒部 3A ロッド摺動穴 4 ポンプケース 4A ポンプ室 4B 吸込口 4C 吐出口 5 作動ピストン 5A ピストン部 5B ロッド部 6 シール部材 7 戻しばね 8 吸込弁 9 吐出弁 10 超磁歪式アクチュエータ 13 コイル 14 超磁歪ロッド 16 可動板 16A 軸部 19 液圧室 R 作動液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器として形成されるケーシング本
    体の先端側にポンプケースを有し、該ポンプケースとケ
    ーシング本体との間に小径のロッド摺動穴が形成された
    ケーシングと、小径のロッド部が該ケーシングのロッド
    摺動穴に挿嵌され、大径のピストン部が前記ポンプケー
    ス内にポンプ室を画成した作動ピストンと、前記ポンプ
    室の前,後に位置して前記ポンプケースに設けられ、該
    作動ピストンによりポンプ室が拡縮されるときに、該ポ
    ンプ室内に液体を流入出させる吸込弁および吐出弁と、
    前記ケーシング本体内に設けられ、外部から通電される
    ことにより超磁歪ロッドを軸方向に伸縮させる超磁歪式
    アクチュエータと、該超磁歪式アクチュエータと前記作
    動ピストンのロッド部との間に位置して前記ケーシング
    内に形成され、内部に封入した作動液の圧力を前記超磁
    歪ロッドの伸縮に基づいて変化させることにより、前記
    作動ピストンを往復動させる液圧室とから構成してなる
    超磁歪式液体ポンプ。
JP27786892A 1992-09-22 1992-09-22 超磁歪式液体ポンプ Pending JPH06101631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27786892A JPH06101631A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 超磁歪式液体ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27786892A JPH06101631A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 超磁歪式液体ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06101631A true JPH06101631A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17589407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27786892A Pending JPH06101631A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 超磁歪式液体ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06101631A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6398509B1 (en) 1999-06-21 2002-06-04 Nsk Ltd. Lubricating device
WO2002084119A1 (en) * 2001-04-10 2002-10-24 Newlands Technology Limited Actuator with hydraulics
US6623251B2 (en) 1999-06-21 2003-09-23 Nsk Ltd. Spindle apparatus
US6884040B2 (en) * 2001-12-27 2005-04-26 Pratt & Whitney Canada Corp. Multi pumping chamber magnetostrictive pump
JP2014077414A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Toyota Central R&D Labs Inc 液体搬送装置及び変速機用潤滑装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6398509B1 (en) 1999-06-21 2002-06-04 Nsk Ltd. Lubricating device
US6623251B2 (en) 1999-06-21 2003-09-23 Nsk Ltd. Spindle apparatus
US7000734B2 (en) 1999-06-21 2006-02-21 Nsk Ltd. Lubricating device
WO2002084119A1 (en) * 2001-04-10 2002-10-24 Newlands Technology Limited Actuator with hydraulics
US6884040B2 (en) * 2001-12-27 2005-04-26 Pratt & Whitney Canada Corp. Multi pumping chamber magnetostrictive pump
US7040873B2 (en) 2001-12-27 2006-05-09 Pratt & Whitney Canada Corp. Multi pumping chamber magnetostrictive pump
US7503756B2 (en) 2001-12-27 2009-03-17 Pratt & Whitney Canada Corp. Multi pumping chamber magnetostrictive pump
JP2014077414A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Toyota Central R&D Labs Inc 液体搬送装置及び変速機用潤滑装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3361300B2 (ja) チューブフラムポンプ
US7094041B2 (en) Electromagnetic drive type plunger pump
AU639213B2 (en) Pump control method and poppet valve therefor
US20130343934A1 (en) Double acting fluid pump
US5104299A (en) Electromagnetic reciprocating pump
JPH06101631A (ja) 超磁歪式液体ポンプ
JP3386052B2 (ja) ポンプ装置
JP2003343384A (ja) 高圧燃料供給装置
JP4186256B2 (ja) 電磁弁一体型電磁ポンプ
JP3505962B2 (ja) 高圧燃料ポンプのレゾネータ装置
JP2006219986A (ja) 振動式圧縮機
JP2997996B2 (ja) 電磁ポンプ
JPH11324931A (ja) 電動式ポンプの制御方法
US4906167A (en) Inherently flushing piston rod for a reciprocating pump
JPH02223685A (ja) リニア電動機駆動圧縮機
JP2665777B2 (ja) 圧力上昇時間調整機構を有する自動調圧式電磁ポンプ
JPH03294669A (ja) リニア電動機駆動圧縮機
JPH0491377A (ja) 電磁往復動ポンプ
JPH1193830A (ja) 超磁歪式液体ポンプ
JPH0623748Y2 (ja) 電磁ポンプの圧力上昇時間調整装置
JP2023128319A (ja) 電磁駆動ポンプ
JPH11182413A (ja) ポンプ
JP2000110714A (ja) 電動式ポンプ
JP2000045933A (ja) 電磁式往復動ポンプ
SU1270412A2 (ru) Объемный насос