JPS6158610A - 地震時の家具転倒防止器 - Google Patents

地震時の家具転倒防止器

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Publication number
JPS6158610A
JPS6158610A JP59184761A JP18476184A JPS6158610A JP S6158610 A JPS6158610 A JP S6158610A JP 59184761 A JP59184761 A JP 59184761A JP 18476184 A JP18476184 A JP 18476184A JP S6158610 A JPS6158610 A JP S6158610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casters
piano
furniture
earthquake
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP59184761A
Other languages
English (en)
Inventor
▲ばん▼田 耕治
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NIPPON PIANO SERVICE KK
Original Assignee
NIPPON PIANO SERVICE KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON PIANO SERVICE KK filed Critical NIPPON PIANO SERVICE KK
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  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業−にの利用分野〉 この発明は、家具、殊にピアノが、地震時に転倒するの
を防11ユする器具に関する。
〈従来の技術〉 一般に大型の家具は壁に接して置かれるが、ピアノのよ
うにキャスターを有するものは、和室にあっては畳を傷
めないために、洋室にあっては地震時に壁との反作用に
よって前方へ滑走17人いように、各キャスターを適当
な受は台で支持することが行われている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ピアノは、第4図に示ずにうに、萌☆1111かr)3
分の2程奥1つだ位間に改心Wをイ1するから、浦常は
前方J:りも後方へ転倒し易い性質を持っている。。
発明者は、大型の振動装置を使い、その−1−にピアノ
を壁に接した状態で載置し、大型地震に相当する振動を
与えて観察しだ結果、ピアノは次のような過程を経て転
倒に至ることが判った。
振動を与えると、ピアノは壁との衝突に31こる反作用
で、前後のキャスターが交互に浮−にる前後振動を開始
し、壁との衝突を反覆しながら次第にその振幅が大きく
なる。そして、ギヤスターが転勤しうる状態にあれば、
ピアノは前方へ移動した後に後方へ転倒する。また、キ
ャスターの転勤が拘束されていれば、前部キャスターを
支点として前方へ転倒する。何れの場合も、振動を与え
始めてからピアノが転倒するまでの時間は5秒前後で、
部屋の中に人が居た場合に外へ逃れるに要する時間(約
15秒以」二)より遥かに短かく、重傷を負ったゆ死亡
したりする危険が極めて大きいことが判明した。
く問題点を解決するだめの手段〉 この発明による器具は、後部キャスターを床面から適当
々高さに維持するもので、後部キャスターが充分陥入で
きる寸法の穴を有する周壁部材払周囲を−1−記周壁部
材に支持されて上記穴を覆う板状の載荷部(Iとからな
り、との載荷部材は後部キャスターによって加わる通常
の荷重には十分耐えることかできるが、」二記荷重に成
る限界以上の衝撃が加算された場合に、脆性破壊を生ず
る材質及び寸法からなっている。
載荷部Hの材料としては、ポリカーボネート樹脂、硬質
AnsMI脂、尿素樹脂などのような柔軟性が少ない樹
脂や、ジュラルミンのような成る限界以」二で破壊する
金属が適当で、発条鋼のような大きく変形する材料は不
適当である。載荷部材と周壁部材とは、同じ材料で一体
に作ってもよい。
く作 用〉 この発明による器具は、床面上に置いて載荷部材上に後
部キャスターを載置する。その際は、前部キャスターも
適当な台に載置して高さを揃えると共に、適当な器具に
よって転勤を拘束しておく。
地震に際しては、前述のように前後のキャスターが交互
に浮上る前後振動を生ずるが、その振動が成る程度以」
二に大きくなると、後部キャスターが下降した際にその
衝撃によって載荷部材が破断し、後部キャスターは周壁
部材で囲まれた穴内に陥没して床面に乗る。その際、前
部キャスターは依然として台上にあるので、ピアノは後
傾して壁面にもだれか\る。そして、前部キャスターが
依然として転勤を拘束されているので、ピアノは前  
 □方へ移動できないから、壁面にもたれか\つで壁面
と共に振動するようになる。その結果、ピアノ・; と壁面との激しい反覆衝突が無く々るので、衝突の反作
用によるピアノの前方への転倒を防ぐことができる。
実施例1 第1図において、lはピアノの後部キャスター、2けこ
のキャスターを受けるこの発明による器具である。器具
2は、中心に穴3を有する環状の周壁部材4と、」1端
で穴3を閉塞している板状の載荷部材5とからなり、部
材5は上面の中央にキャスター1を受ける窪み6を有し
ている。部材4及び5は、ポリカーボネート樹脂により
一体に成形されており、穴3の内径は65B1部材5の
厚さは3rnm、器具2の底面から窪み6の中央部分ま
での高さは30mmである。
第2図は、上記器具2と協働して、洋室でピアノの前部
キャスター11を受けるに適した器具12を示す。1.
3は背が高い防振ゴム製の周壁部材で、中心に穴14を
有し、底面15は広い面積に拡がり、かつ滑り止め溝1
6.16・・・を有している。17は穴14に嵌合する
外周面を持つ金属製の容器で、開口縁に外方へ拡がった
フランジ1日を有し、フランジ18は周壁部材]3の」
二面で受けられている。19は容器17の底に敷いた薄
いゴム板であり、底面15からゴム板19の上面までの
高さは30廉である。容器17はキャスター11を収容
するに足る内径と、キャスター11の半径よりも十分大
きい深さとを有している。
上述の器具2及び12は、第4図に示すようにピアノ2
0を壁面21に接して置く場合に、床面22と後部、前
部のキャスター1.11との間に介在させる。
前述のように、大型地震に相当する振動実験に際し、ピ
アノ20は壁面21との衝突を反覆しながら前後振動を
起こし、前後のキャスター11. ]、が交互に浮上る
。そして後部キャスターlが器具2から約25mm浮上
るに至ると、次の器具2上に落下する瞬間に載荷部材5
が破壊し、キャスター1は穴3内において床面22に乗
るように々る。すると、ピアノ20は約4°の後傾を瞬
時に起こして壁面21にもたれか\す、以後は壁面と衝
突を起こすことなく、壁面と共に振動するようになり、
前方への転倒は起らなかった。
なお、載荷部材5が破壊する寸での間は、ピアノが壁面
に衝突することによる非常に大きな音響を生じていたが
、載荷部材の破壊後は騒音が大幅に小さくなった。
実施例2 第3図は、和室で使用するに適した器具を示す。
:5]−は厚さ約30mmの板で、後部に穴32が穿孔
され、板3]−の−に面における穴320口縁に設けた
環状の支持部H33に」:つて、中央に窪み34を有す
る板状の載荷部(」35が収付けられている。
板3]−の前部には、適所にギヤスター固定部材36が
螺子3’7.3’7によって取付けられている。固定部
桐36からは腕3Bが起立し、腕38に植立したピン3
9がコ字形の緊締部材40の中央部分に緩く挿通され、
同じくその中央部分に螺入された螺子4]−の先端が腕
38に当接している。緊締部材40の先端間は桿42に
よって結合されている。
図示の」:うに、後部キャスター1を窪み34.J:に
乗せ、前部キャスター]−]−の腕11aをコ字形緊締
部4d4.0の間に挾み、螺子41を十分深く螺入する
と、キャスター腕1.1− aは腕38と桿42とで締
付けられ、前部ギヤスターココ、が板31に不同に固定
される。
従って、この実施例においても大きな振動が加わった際
に衝撃によって載荷部材35を破壊させ、後部ギヤスタ
ー]を穴32内へ陥没させるととによってピアノを壁面
にもたれかけさせ、前方への転倒を防ぐことができる。
く効 果〉 以」二のように、この発明によるときd:、壁面に接し
てピアノを置いた場合に、地震時に速かにピアノを後傾
状態にして壁面にもたれかけさせ、壁面との反覆衝突の
反力によって生ずる前方への転倒を効果的に防上す、る
ことかでき、ピアノの転倒による人身′11故を防ぐこ
とができる3、との仙、ピアノに限らず、例えVf大1
〜11冷蔵庫のような前後にキャスター或いは脚をイ〕
する家f−1、についても、との発明を実施することに
よって前方への転倒4: l!Ji止して人身事故を防
ぐことがtil能1・ある1、
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の給断面図、第2図は
第1図示の実施例と併用するに適した前部キャスター受
台の縦断面図、第3図はこの発明の第2の実施例の縦断
面図、第4図はこの発明の第1の実施例の使用状態の説
明図である。 ]・・・後部キャスター、3・・・上下貫通孔、4・・
・周壁部材、5・・・載荷部材。 特許出願人   日本ピアノサービス株式会社代 理 
人  清 水  哲ほか2名 第10         笥2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)家具の後部脚または後部キャスターを十分収容で
    きる寸法の上下貫通穴を有する周壁部材と、上記穴の上
    端を閉塞すると共に上記脚またはキャスターを支承する
    載荷部材とよりなり、この載荷部材は上記家具による静
    的荷重には十分耐え、この静的荷重に一定限度以上の衝
    撃が相加された場合に脆性破壊を生ずる材質及び寸法を
    もつて形成されていることを特徴とする地震時の家具転
    倒防止器。
JP59184761A 1984-08-30 1984-08-30 地震時の家具転倒防止器 Pending JPS6158610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59184761A JPS6158610A (ja) 1984-08-30 1984-08-30 地震時の家具転倒防止器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59184761A JPS6158610A (ja) 1984-08-30 1984-08-30 地震時の家具転倒防止器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6158610A true JPS6158610A (ja) 1986-03-25

Family

ID=16158865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59184761A Pending JPS6158610A (ja) 1984-08-30 1984-08-30 地震時の家具転倒防止器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221803B2 (ja) * 1973-06-07 1977-06-13
JPS5613290B2 (ja) * 1975-09-23 1981-03-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221803B2 (ja) * 1973-06-07 1977-06-13
JPS5613290B2 (ja) * 1975-09-23 1981-03-27

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