JPS6157730A - U字溝構築方法 - Google Patents
U字溝構築方法Info
- Publication number
- JPS6157730A JPS6157730A JP18111084A JP18111084A JPS6157730A JP S6157730 A JPS6157730 A JP S6157730A JP 18111084 A JP18111084 A JP 18111084A JP 18111084 A JP18111084 A JP 18111084A JP S6157730 A JPS6157730 A JP S6157730A
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- JP
- Japan
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- shaped groove
- groove
- slope
- net
- construction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は現場打ち工法により行なうU字溝の構築方法に
関するものである。
関するものである。
本明細書中では、地表面とは一般の平地や山又は丘陵地
等の傾斜地をいうものであって、ここでは主に傾斜地に
おけるU字溝構築方法について詳述する。
等の傾斜地をいうものであって、ここでは主に傾斜地に
おけるU字溝構築方法について詳述する。
傾斜地の地表水の集水、斜面外への排水、斜面内への流
入防止のために用いられるものは一般に地表水排除工と
呼ばれ、横排水工、縦排水工、浸透防止工及び谷止工等
がある。
入防止のために用いられるものは一般に地表水排除工と
呼ばれ、横排水工、縦排水工、浸透防止工及び谷止工等
がある。
地表水排除工は主として排水路により地表水を速やかに
集めて斜面外の安全な所へ排除したり、他の地域からの
地表水の斜面内への流入を防止することで斜面の安全性
を高めようとするものである。
集めて斜面外の安全な所へ排除したり、他の地域からの
地表水の斜面内への流入を防止することで斜面の安全性
を高めようとするものである。
これらの地表水排除工の内、横排水施工は原則として斜
面上部(のり肩)、小段および斜面下部(のり尻)に施
工する。これによって斜面に流入する地表水および斜面
内の降雨水および湧水を集水して速やかに排水するもの
である。また、縦排水施工は斜面に対して縦方向に設置
することによって横排水路からの流水を斜面外に排水す
るものである。
面上部(のり肩)、小段および斜面下部(のり尻)に施
工する。これによって斜面に流入する地表水および斜面
内の降雨水および湧水を集水して速やかに排水するもの
である。また、縦排水施工は斜面に対して縦方向に設置
することによって横排水路からの流水を斜面外に排水す
るものである。
従来より、横排水路や縦排水路には一般的に鉄筋コンク
リートU字溝、半円ヒユーム管、鉄筋コンクリート管、
コルゲート管、プラスチ・ツク管等が明暗渠として、ま
た鉄筋コンクリート管等は法面に埋設して暗渠として用
いられているが、明暗渠の方が施工が容易で維持管理も
便利であるため広く利用されている。
リートU字溝、半円ヒユーム管、鉄筋コンクリート管、
コルゲート管、プラスチ・ツク管等が明暗渠として、ま
た鉄筋コンクリート管等は法面に埋設して暗渠として用
いられているが、明暗渠の方が施工が容易で維持管理も
便利であるため広く利用されている。
しかし乍ら、鉄筋コンクリートU字溝等は非常に重いも
のであるため、法面への搬入が非常に困難であると共に
施工に関しても曲線状には施工出来ないという欠点があ
った。また、コルゲート管等は重量自体は軽くできてい
るものの施工時にモルタル等との密着が悪いために手間
が掛り、しかも耐用年数が短い等の欠点があった。
のであるため、法面への搬入が非常に困難であると共に
施工に関しても曲線状には施工出来ないという欠点があ
った。また、コルゲート管等は重量自体は軽くできてい
るものの施工時にモルタル等との密着が悪いために手間
が掛り、しかも耐用年数が短い等の欠点があった。
また、現場において木型や金型等の型枠を組んで構築す
る方法もあるが、これらも木型では釘打ちや型の切断等
に手間が掛かるし、金型は重くて搬入が困難であること
など種々の欠点がある。
る方法もあるが、これらも木型では釘打ちや型の切断等
に手間が掛かるし、金型は重くて搬入が困難であること
など種々の欠点がある。
このため、地表水排除工においては、その施工に手間が
掛かり工事が長期化することとなり、コスト的にも極め
て高価なものとなっていた。
掛かり工事が長期化することとなり、コスト的にも極め
て高価なものとなっていた。
そこで本発明者は鋭意研究の結果、現場打ちによって行
なうコンクリートU字溝の構築方法を開発した。
なうコンクリートU字溝の構築方法を開発した。
つまり、本発明に係るU字溝構築方法は法面においてU
字溝設置箇所に従来と同様にその地表面を掘削し、その
掘削したところに網状体をU字状に湾曲させて支持し、
網状体の上面よりコンクリートを吹き付けてU字溝を成
型するよう構成したものである。
字溝設置箇所に従来と同様にその地表面を掘削し、その
掘削したところに網状体をU字状に湾曲させて支持し、
網状体の上面よりコンクリートを吹き付けてU字溝を成
型するよう構成したものである。
従って、地表面を掘削した箇所に型枠を並べて構築する
ようなものではなく、単に網状のものをU字状に支持し
てコンクリートを吹き付けるだけでよいので、施工が非
常に簡単であり複雑な法面の形状にも容易に対応するこ
とができる。このことは、一般の平地に側溝としてのU
字溝を構築する場合においても言えることであって、鉄
筋コンクリ−)12のU字溝を搬入したりする手間が省
けると共に例えば曲線状にU字溝を構築することが可能
であるという利点がある。
ようなものではなく、単に網状のものをU字状に支持し
てコンクリートを吹き付けるだけでよいので、施工が非
常に簡単であり複雑な法面の形状にも容易に対応するこ
とができる。このことは、一般の平地に側溝としてのU
字溝を構築する場合においても言えることであって、鉄
筋コンクリ−)12のU字溝を搬入したりする手間が省
けると共に例えば曲線状にU字溝を構築することが可能
であるという利点がある。
また、本発明の主要部である網状体を敷設するというこ
とは、掘削した溝に吹き付けたコンクリートを固化する
までU字状に支持するためだけではなく、コンクリート
を吹き付けるときにこの網状体によって構築すべきU字
溝の内幅を一定にできる目安となると共に構築後のU字
溝の補強にもなるという役割がある。
とは、掘削した溝に吹き付けたコンクリートを固化する
までU字状に支持するためだけではなく、コンクリート
を吹き付けるときにこの網状体によって構築すべきU字
溝の内幅を一定にできる目安となると共に構築後のU字
溝の補強にもなるという役割がある。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、U字溝(1)
を構築する際、のり肩、小段又はのり尻等に溝(2)を
掘削し、この底面に枕(3)を敷設する。そして、溝(
2)の両側面にはスペーサー(4)を固定しておく。次
に第2図に示すようにU字状に折り曲げ乍ら網状体(5
)を枕(3)の上に載せると共に溝(2)の両側面に設
けたスペーサー(4)に引っ掛け、網状体(5)を溝(
2)の内部でU字状に固定する。
を構築する際、のり肩、小段又はのり尻等に溝(2)を
掘削し、この底面に枕(3)を敷設する。そして、溝(
2)の両側面にはスペーサー(4)を固定しておく。次
に第2図に示すようにU字状に折り曲げ乍ら網状体(5
)を枕(3)の上に載せると共に溝(2)の両側面に設
けたスペーサー(4)に引っ掛け、網状体(5)を溝(
2)の内部でU字状に固定する。
スペーサー(4)は網状体(5)を設置する前に溝(2
)に固定するようにしておけば、網状体(5)を引っ掛
けるだけで簡単に固定できるが、勿論、網状体(5)を
設置してから設けても実施できることはいうまでもない
。
)に固定するようにしておけば、網状体(5)を引っ掛
けるだけで簡単に固定できるが、勿論、網状体(5)を
設置してから設けても実施できることはいうまでもない
。
ここで網状体(5)とは金網、ラス、プラスチック網等
のものを総称するものであって、コンクリートを吹き付
けた時に網目を通して溝(2)の表面に達することがで
きる程度のものであればよい。
のものを総称するものであって、コンクリートを吹き付
けた時に網目を通して溝(2)の表面に達することがで
きる程度のものであればよい。
また、枕(3)は吹き付けるコンクリートと同質のもの
を適宜間隔に敷設してU字溝(1)と一体化を図るよう
にしているが、網状体(5)を溝(2)底面から一定の
間隙を設けて支持できるものであれば、石、木材又は発
泡プラスチック等でもよい。また、スペーサー(4)を
底面に固定して支持するようにしてもよい。勿論、枕(
3)は溝(2)の底面だけでなく、溝(2)の側面に埋
め込んで網状体(5)を支持するようにしてもよい。
を適宜間隔に敷設してU字溝(1)と一体化を図るよう
にしているが、網状体(5)を溝(2)底面から一定の
間隙を設けて支持できるものであれば、石、木材又は発
泡プラスチック等でもよい。また、スペーサー(4)を
底面に固定して支持するようにしてもよい。勿論、枕(
3)は溝(2)の底面だけでなく、溝(2)の側面に埋
め込んで網状体(5)を支持するようにしてもよい。
スペーサー(4)は第3図(alに示すように釘の頭部
に引掛具(6)を設けて、これに網状体(5)を引っ掛
けるようにしているが、第3図(blに示すように網状
体(5)に直接取り付けるようなものでもよい。
に引掛具(6)を設けて、これに網状体(5)を引っ掛
けるようにしているが、第3図(blに示すように網状
体(5)に直接取り付けるようなものでもよい。
本発明に係るU字溝構築方法は、縦排水路に施工する場
合でも前述した実施例と同様に施工すれば問題はないが
、法面(7)の勾配が大きいときには溝(2)を一定間
隔ごとに深く掘り下げ、この部分にも同様にコンクリー
トを吹き付けることによって滑り止めとしての効果を付
与することができ、その施工を極めて簡単に行なうこと
ができる。
合でも前述した実施例と同様に施工すれば問題はないが
、法面(7)の勾配が大きいときには溝(2)を一定間
隔ごとに深く掘り下げ、この部分にも同様にコンクリー
トを吹き付けることによって滑り止めとしての効果を付
与することができ、その施工を極めて簡単に行なうこと
ができる。
また、網状体(5)を設置する前の段階で鉄筋(8)を
通しておけば、構築したU字溝(1)の強度を高めるこ
とができるが、鉄筋(8)の敷設は本発明を限定するも
のではない。
通しておけば、構築したU字溝(1)の強度を高めるこ
とができるが、鉄筋(8)の敷設は本発明を限定するも
のではない。
また、コンクリートを吹き付けることによって成型した
U字溝(1)の表面は、コテでその表面をならしてもよ
いが、第4図に示すようにU字溝(1)の内面に接する
形状のローラー(9)を用いれば、その仕上げが非常に
簡単に行なうことができる。
U字溝(1)の表面は、コテでその表面をならしてもよ
いが、第4図に示すようにU字溝(1)の内面に接する
形状のローラー(9)を用いれば、その仕上げが非常に
簡単に行なうことができる。
以上のように本発明に係るU字溝構築方法は、現場打ち
工法であるため従来の鉄筋コンクリート製のU字溝のよ
うに重いものを法面に運び上げる必要もない。また、現
場で木型や金型を組んだりする手間が掛からず、単に溝
を掘削して網状のものをU字状に支持してからコンクリ
ートを吹き付けるだけでよいので、極めて簡単に構築で
きると共に任意の形状に構築することが可能であるとい
う極めて有益な効果を有するものである。
工法であるため従来の鉄筋コンクリート製のU字溝のよ
うに重いものを法面に運び上げる必要もない。また、現
場で木型や金型を組んだりする手間が掛からず、単に溝
を掘削して網状のものをU字状に支持してからコンクリ
ートを吹き付けるだけでよいので、極めて簡単に構築で
きると共に任意の形状に構築することが可能であるとい
う極めて有益な効果を有するものである。
第1図及び第2図は本発明の一施工例を示す斜視図、第
3図(a)スペーサーの形状を示す斜視図、第3図Cb
)はスペーサーの他の実施例を示す正面図第4図はU字
溝の内面をならす状態を示す断面図である。 1・・・U字溝 2・・・溝 3・・・枕 4・・・スペーサー5・・・
網状体 6・・・引掛具7・・・法面
8・・・鉄筋9・・・ローラー
3図(a)スペーサーの形状を示す斜視図、第3図Cb
)はスペーサーの他の実施例を示す正面図第4図はU字
溝の内面をならす状態を示す断面図である。 1・・・U字溝 2・・・溝 3・・・枕 4・・・スペーサー5・・・
網状体 6・・・引掛具7・・・法面
8・・・鉄筋9・・・ローラー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、地表面に溝を掘削し、該溝に網状体を横断面視U字
状に湾曲するべく間隙を設けて支持し、該網状体上面よ
りコンクリートを吹き付けることにより該網状体を包含
せしめて成型することを特徴とするU字溝構築方法。 2、地表面を掘削した溝と網状体との間隙には鉄筋を敷
設するものである特許請求の範囲第1項記載のU字溝構
築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18111084A JPS6157730A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | U字溝構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18111084A JPS6157730A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | U字溝構築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157730A true JPS6157730A (ja) | 1986-03-24 |
Family
ID=16095023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18111084A Pending JPS6157730A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | U字溝構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6157730A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020023842A (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 岡部株式会社 | 側溝の構造とその構築方法 |
-
1984
- 1984-08-30 JP JP18111084A patent/JPS6157730A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020023842A (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 岡部株式会社 | 側溝の構造とその構築方法 |
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