JPS6157516A - 新規医薬製剤 - Google Patents

新規医薬製剤

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JPS6157516A
JPS6157516A JP18002285A JP18002285A JPS6157516A JP S6157516 A JPS6157516 A JP S6157516A JP 18002285 A JP18002285 A JP 18002285A JP 18002285 A JP18002285 A JP 18002285A JP S6157516 A JPS6157516 A JP S6157516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
theophylline
pelleted
pharmaceutical formulation
free
ketotifen
Prior art date
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Pending
Application number
JP18002285A
Other languages
English (en)
Inventor
ヨセフ・アギウス
ジヨン・モーレイ
ボルフ‐デイーター・ロト
カール・ハインツ・ハーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は新規医薬製剤に関するものであり、特に+a
+ケトチフェンと、[bl抗喘息効果を符するキサンチ
ンを一定した組み合わせて含有している新規医薬製剤に
関するものである。
〔背景技術〕
式(■): H3 で示される化合物ケトチフェンは、有用なアナフイラキ
ノー作用を臀する臨床上荷動な周・卸の:JJ剤であっ
て、特にアナフイキシー反応の原因となるメディエータ
−系に対し著しい損料効果を臀し、あらゆる型の気管支
喘息、アレルギー性気管支炎および枯草熱によって起こ
る喘息症状の長期にわたる防御、予防1こ広い適応を呵
する。またこの薬剤は、複合アレルギー、アレルギー性
昂炎、アレルギー性皮ふ反応の予防および処置に適応を
宵する。先にも述べたように、その作用は主としてメデ
ィエータ−系に働く。本則は、本質的に有意な直接的気
管支拡張作用をもたす、したがって例えば喘息の処置等
に適用する場合、その実用上の有用性は防御、予防にあ
る。
抗喘息効果を有するキサンチン類は、多くの公認されて
いる化合物群から成り、その最も多用される代表例は、
式(blK): ■ H3 て示される通常の抗njij息薬テオフィリンである。
該キサンチンqは、その平滑筋弛緩活性によって薬理学
的に特徴つけられる部類に属し、ケトチフェンとは異な
り、喘息の適応性に使用されるのはその気管支拡張作用
によるのであって、即ち、喘息発作時に気管支収縮を抑
制し、未然に防止する作用に関係する。
病因が腹雑であるため、喘息の処置は、一般に組み合わ
せ療法を用いて行なわれ、ケトチフェンとテオフィリン
のυF用療法の報告は喘息処置の技術分野で数多く見受
けられる。ケトチフェン・テオフィリン併用療法を行な
う第一の動機は、ケトチフェンの抑制(予防的)作用と
テオフィリンの直接的気管支拡張作用との相補的効果に
あることは言うまでもない。またさらに、ケトチフェン
に固有の中枢神経系(CNS)抑制作用とテオフィリン
に固有のCNS刺i1作用の相互作用を介して達成され
る有益な代償効果が、多数の報告を通じて注目を浴びる
に至った、 比較的最近になって、ケトチフェンと低投与計のチオ7
−f ’)ンの弁用効果の可能性を示唆する報告が、わ
ずかではあるが提出された。即ち、通常量より低いテオ
フィリンの投与m1例えばテオフィリンの通常量の17
2程度の投与量を、通常−のケトチフェンとともに使用
する併用療法で、例えば下記の報告が挙げられる、 (11A、フランク、ウイーンナー・メジチニツシエ・
ボッヒエンシュリフト(□ener  Med。
Wochenschrifc )、129巻(増刊54
号)、6頁(1979年)。
(if l  A、G、  バルマーカルロス、アレル
ギー・アンド・イムノロジ−(パリス) (ANerg
、 Irrmunol。
(Paris) ]、114巻4)、46〜64頁(1
982年)。
1+i +  セルガら、アレルゴロジ−・アンド・イ
ムノパフoジ−(Allergolog、Irrmun
opachol、)、8巻、387頁(1980年)、
および0■)  ステーブルフォースラ、■コンブレス
・オフ・ザ・ヨーロピアン・アカデミ−・オフ゛・アレ
ルゴロジ−・アンド・クリニカル・イムノロジ−(lc
ongress  of  the  Europea
n  Academy  ofA月ergoJogy 
 and  Cl1nical  IrrmunoJo
gy )、ローマ(Rome )  において口頭発表
ケトチフェント1氏投当逝のテオフィリンの併用療法を
提案する理論的根拠としては、2つの化合物のCNS抑
制作用とCNS刺徴作用のイ目互的代償作用である〔上
記文献(1)およびIN参照〕が、または、テオフィリ
ンの直接的気管支拡張作用に対するケトチフエノの「増
強作用」であると主張するかのいずれかである〔上記文
献(11(テオフィリンのホスホジエスデラーゼ阻害作
用に対する他の抗喘息薬剤とテオフィリンの「相乗的」
相互作用)、文献(fi+(気管支筋弛緩の「増強作用
J ) 、(+i+(慢性閉塞性肺疾思の軽減)、およ
び(ivl (ケトチフェンによるテオフィリン気管支
拡張作用の調節)参照〕。
黙しながら、厳rFff:評価の結果から、これらの参
考文献は単に1目11口的な効果(テオフィリンの気管
支拡張効果、プラス、ケトチフェンの防御効果)を意味
する場合に「相乗効果」および「増強効果」なる用語を
使用するあやまちを犯している可能性のあることか判明
した。また事実上、適用した実験計画は一般に相加的効
果に対して相乗効果を立証しつるに足るものではなかっ
た。
喘息の予防のため、例えばテオフィリン等の抗喘息藁キ
サンチンを使用することの古典的な意義は、その直接的
な気管支拡張作用にあるが、今や事実上、それらに防御
的(予防的)効果があるということを示す証拠が提出さ
れている〔ハンブレトンら、ランセット(Lancet
 )1巻381〜385頁(1977年)〕。そのうえ
デオフイリンは、例えば (al  気管支拡張を起こさない社を使用して、臨床
的に気道の機能先進を軽減できる〔ロペツ・ビドリエロ
ら、アメリカン・レビュー・オフ・レスピラトリー・デ
ィ/−ズ(Am、Rev、Re5pir。
Disease )、第129巻、30頁(1984年
)〕こと、および (bl  気管支拡張作用社以下の血清同濃度(例えば
、テオフィリンa度が10μ(//mlを超えない)の
患者で臨床効果が認められ、またチオ7−(リン使用の
際に、気管拡張作用駄以下の薬物血清同濃度を生じるこ
とはよくあり得ることである〔ウッドコックら、ランセ
ット(Lancec) 11巻61O〜613頁(19
84年) 等の理由から、テオフィリンのこの効果は気管支拡張作
用とは無関係であると言うことができる。
然し、これらの証拠にもかかわらず、テオフィリンを含
む喘息治療用キサンチン類の喘息処置に対する効果は、
今までのところ、はとんど承認を得ておらず、この疾患
の処置における治療上の適用の根拠は、多数の喘息処置
に関する総説論文に述べられているように、本則の直接
的気管支拡張効果に置かれている〔例えば、ロバートン
ンら、「チェスト(Chest )、87巻(1)、6
45〜685頁、(1985年)〕。
喘息に対して、ケトチオフェンと喘息治療用キサンチン
類(例えばテオフィリン)が予防的効果を発揮する正確
な作用機序に関しては、まったく仮定の域にとどまって
いるに過ぎない。然し、今日では血小板活性化因子(b
’AF)が炎症および喘息のいずれの場合でも、あらか
じめ必要なメディエータ−(伝達物質)であるというこ
とが判明していル〔ページラ、トレンズ・ファーマンユ
ーチカル−サイエンx (Trends  Phann
、 Sci、)、5巻、239〜241頁(1984年
)〕。炎症反応の種々化を再現するl) A Fの効果
は、反日注射および気道内注入を行なったヒト組織でも
確かめられた〔アーチャーら、プリティッンユ・ジャー
ナル・オフ・デル7トロジ−(Br、 J、Derma
tol、)、。
110巻、45〜50頁(1984年) F−Sよびガ
ーチャーら、アメリカン・レビュー・オフ゛・レスピラ
トリー−7’イシーズ(Am、 Rev、 Re5p、
 Dis、)、129巻、A3(1984年)〕。家兎
において、アナフィラキシ−反応の発現によってPAF
が生成するのは中枢性の作用であるようである〔ハロネ
ンら、アメリカンeレビュー・オフ・レスピラトリー・
デインーズ(Am、 Rev、 Rcsp、 Dis、
 )、122巻、915〜924頁(1980年)、へ
ンンンら、ジャーナルeオブーイムノロジ−(J。
Irrmunol 、 ) (1977年)、およびジ
エンら、「プロシーディンゲス・オフーザ・ファースト
・ワールド・コンファレンス・オン俸インフラメーンヨ
ン寺アンチリューマチツクス命アナルゲン゛ンクスーア
ンド・イムノモジュレーンヨンズ(Proce−din
gs  of  the  lst  World  
Conference  onInflamation
: Antirheumaties、  Analge
sics andImmunomodulacions
 ) J 、バーテリら編、バイオサイエンス譬ニジプ
リント(Bioscience  Ediprint)
、ジュ不−ブ(Geneva )、印刷中〕。またアレ
ルゲl。
燃が、家兎で観察されるのと同様に、PAF反応不全血
小板によって成立することも卸られている〔トンプソン
ら、アメ、リカン・レビュー・オブ・レスビラトリー嗜
ディシーズ(Am、Rev、艮esp。
Dis、 ) 、129巻、A3(1984年〕〕。具
体註のあるこの証拠によって、活性メディエータ−とし
ての役割りをI’AFに帰属させることが、喘息および
炎症のいずれの場合にも妥当であり、また事実、PAF
を喘息および他の炎症と関連付けるのに有利な証拠の万
が、肥絆細胞に関連する病理を裏付けるべく提案された
ものよりはるかに多い。
ケトチフェンおよび例えばテオフィリンがPAFん 誘発気管支れ縮を阻止することは既に示されてい?s 
[: ”tつ7.ヘオ81.。7よ−ッユ、ア7、。
ヘモステーンス(Thrombos、Haernost
as、 )50巻、1493頁(1983年)およびメ
ジエロスら、ジャーナル・オフ・ファルマコロジ−(J
 、 Pharma−coJogy)、14巻、98頁
(1983年)〕〔発明の記載〕 この発明に関連して、ケトチフェンおよび抗喘ン)を組
み合わせると、PAF誘発気管支5ぞに対する抑制効果
が発現し、しかもその効果は個々の効果の合計よりも大
きい(超相加的相乗作用)という遼くべき意外な事実を
見いだした。即ち、テオフィリンを喘息治療用キサンチ
ンの代表として選ぶと、メディエータ−レベルにおける
ケトチフェンおよびテオフィリンの作用、即ち、防御的
・予防的有用性に関連するそれらの活性は相互的、相乗
的に増強されるというこ七が判明した。一層fli D
 すことは、ケトチフェンが、テオフィリンの治療量以
下の投与@(古典的な意味で)、即ち気管支拡張を起こ
さない投与はのテオフィリンの防御的、予防的有用性を
相乗的に増強するということが判明したことである。同
様に、他の喘息治療に有効なキサンチン(例えば後記す
る)とケトチフェンを使用し、メディエータ−レベルに
おいて、これと等価な相乗的(:0互作用を実証するこ
とができる。
この防御的(即ち、予防的)な有用性に関する予想しな
かった相乗作用の発見に基づき、この発明によると、F
alケトチフェンおよび(bl抗喘息効果を有するキサ
ンチンの一定した組み合わせ(fixedにombin
ation )から成る医薬製剤が提供される。
この発明は、一定した組み合わせの提供によって、上記
で論じた(alおよび(blの成分のメディエータ−レ
ベルにおける相乗効果から達成可能な治療上の進歩を十
分に、実際的に(即ち、臨床的に)実現することができ
る。
この発明の特にすぐれた有用性は、先に記述したように
、例えば喘息治療に有効なキサンチンとテオフィリンの
薬物血中濃度(気管支拡張作用には不十分遣)が、通常
のテオフィリン療法で回避し難い特性である事実を考慮
すれば自明のことである。このことは、よく仰られてい
るようにチオすみやかであることの必然的帰結であり、
現在、徐放性テオフィリン処置の重要な治療法上の目標
となっているテオフィリンの「1日1回投与」を行なお
うとする理由でもある。
また臨床において、この発明の製剤を用いることによっ
て得られる前記のメディエータ−レベルにおける相乗効
果は、治療対象に対して、予防的有用性の面ばかりでな
く、特に喘息発症時の気道閉塞度等に関する患者改善反
応で示される、例えば気道機能の亢進、粘液分泌および
炎症等の相乗的軽減効果のような関連するメディエータ
−レベル系の効果の面からも好ましい改善をもたらすこ
とができる。すなわち、例えば後述するような標準的臨
床試験で測定しつる気道閉塞が、(1)および[blの
同成分から成るこの発明の製剤を投与した場合、(帽ま
たは(b)の単独投与対象で得られる成績に比較して、
相乗的に減少していることを示すことができる。本発明
の製剤を使用して得られるこの相互作用は、喘息処置の
初期相、例えば治療開始後の最初の4〜6週間の間で特
に著効を示す。
単なる併用療法によっては、この発明に示した製剤を臨
床に使用して与られるメディエータ−レベルにあける相
乗作用が再現されると期待することはできない。また、
今日に至るまで、薬物相互作用に関する参考文献を見て
も、例えば前述のようにテオフィリンとケトチフェンの
間の一定した(固定的な)組み合わせ投与のような提案
がなされたことはない。
この発明の製剤中、成分[alのケトチフェンは遊離型
、または例えば酸性フマール酸塩のような製薬上許容し
得る酸付加塩の形で存在することができる。そのような
塩はよく認容される。したがってここに示すケトチフェ
ンとは、特に明示しない限り、遊灘化合吻および製薬上
許容し得る酸付加塩を包含している。成分(alは好ま
しくは酸性フマール酸塩として、この発明の製剤に存在
する。
この発明の製剤に成分(blとして用いる抗喘息効果を
有する好適なキサンチン類は、式(口1:〔式中、(1
1艮1、艮、および艮。はそれぞれ水素、k2はn−プ
ロピル、または 叩 RよおよびR2はそれぞれメチル、R3は−(C)
12) 2N((1:2H5)CH2C:I(20H、
艮、はベンジル、または 1ii+  R、および艮2はそれぞれメチル、R4は
である〕 で示されるキサンチンである。
上記の化合物(1)〜(mlは既知であって、その製静
方法とともに、例えば(1)ヨーロッパ特許@0゜01
1.609号、(11)ベルギー特許第602.888
号および[1iilヨーロッパ特許第0.089,02
8号をこ記載されている。これらのうち、この発明の製
4]に使用する好ましい化合物は(1)であり、このも
のはエンプロフィリンとして仰られており、以下この名
称で示す。たソし、この発明に使用する最も好ましい抗
喘息効果を有するキサンチンは、前に式(■a)で示し
たテオフィリン化合物である。
成分(blは遊離の形、または製薬上許容し得る添加剤
との仕損の混合物、特にコリン、エタノールアミン、ジ
ェタノールアミン等のような製薬上許容し得るアミン類
との混合物の任意の1つ、またはそのような添加剤との
混合物の製薬上許容し得る酸付加塩を含めてそれらの製
薬上許容し得る酸付加塩の形で、この発明の製剤中(こ
存在することができる。上記の添加剤混合物およびその
塩は当技術分野でよく仰られており、一般に遊離化合物
およびその塩と比較して溶解度を高める利点を宵する。
抗喘息効果を有するキサンチンであるテオフィリンの場
合、これらは、例えばテオフィリン・カルンワム・サリ
チレート、テオフィリン・ジェタノールアミン、テオフ
ィリン・インプロパツールアミン、および、特(こアミ
ノフィリン〔テオフィリンとエチレンジアミンの2 :
 1 (P−P−W−)7,1付DO物〕等である。こ
れらの添7J[]剤および塩も認容性はよく、したがっ
て、ここにいう抗喘息効果ヲ葡スるキサンチン類、およ
びテオフィリンのようなこのmfAの特定のキサンチン
類は、特に明示しない限り、いずれも上記の遊離形、際
加削混合物および塩を包含するものとする。この発明の
製剤に成分+blとして存在している好ましいキサンチ
ンであるテオフィリンを含めた抗喘息効果を有するキサ
ンチンは、好ましくは遊離化合物、例えば遊離テオフィ
リンとして存在している。
この発明における医薬製剤は、経口的または非経口的投
与に好適な任意の適当な剤型から成り、成分(alおよ
び(blの一定した組み合わせ、即ち、互いにそれぞれ
あらかじめ決定した国、例えばあらかじめ決定した相互
比率の組み合わせから成っている。この発明の好ましい
製剤は、カプセル剤、錠剤、シロップ剤等の経口投与に
好適な剤形から成る。この発明の製剤は、好ましくは例
えば経口投与用の単位用に形態を構成し、この場合、各
単位出社は成分子atおよび(b)のそれぞれあらかじ
め決定した殴から成っている。
この発明における製1♀jは、成分[alおよび(bl
か明らかに分離している、例えば製剤内に別々に含まれ
て存在している形式、および該成分が緊密に混和した形
で存在するが、または共通のマトリックスの中で、両者
が実質的(二十分均−(こ分散している形式の画形式か
ら成っている。前者の型の製剤は、例えば経口投与用の
カプセル剤であり、これらは[alおよび(blを、そ
れぞれ独立した顆粒、粉末、打錠顆粒等の形式で3符し
ており(混合し、または混合せず)、または、例えば独
立した区画を有するスプリット・カプセル、またはマン
トル錠の分離層にまったく分離して3葺している。後者
の型の製剤は、例えば錠剤等で、成分(alおよび(b
lを、それぞれ打錠顆粒またはマトリックス全体に実質
的に均等に分布させたものである。このような場合、打
鍵顆粒またはマ) IJラックス実質的に均一なマトリ
ックスから成り、例えばこの技術分野に常用される賦形
剤、固型希釈剤および/または結合剤等から成っている
。このような製剤は、実施例で後述した幾つかの記載の
ように当技術で一般公矧の手法にしたがって製造するこ
とができる。
さらに成分子blは、この発明の製剤において徐放剤と
して存在することが好ましい。即ち、服薬後、長時間に
わたり成分(blを体内または体内組織に持続して放出
でき、または服薬後、成分(blの血清白濃度を比較的
一定に維持できる剤形が好ましい。
成分(blの好ましい徐放剤は当技術分野でよく知られ
ており、製剤技術分野で一般に行なわれている既却の手
法のいずれかによって辱ることかできる。特(こ、例え
ばキサンチンの徐放性剤形に関しては、ヨーロッパ特許
公開第0.122.077号、4(国特許@4,415
.547号および第3.400.185号およびl’c
T特許出願公開W(J830028号を参照。これらは
徐放性のペレット剤、例えば(好適な)徐放性コーティ
ングを(bl含有顆粒または粉末等の独立した粒子に施
したものを包含する。これらは薬物を好適な抵抗性被覆
、例えば腸溶性抵抗コーティングにより例えば顆粒化ま
たは粉末化した製剤等の微細に分割した製剤を被覆する
ことによって得ることができる。これら徐放性ペレット
剤の具体例は後述する。このようにして得られる成分i
blの特殊徐放性は、所望に応じて、例えばコーティン
グの厚みを変えることおよび/または皮膜をかける素材
の粒子サイズを変えることにより、また選択するコーテ
ィング材料により、変化させることができる。抗喘息効
果を符するキサンチン誘導体、例えばテオフィリンのク
リアランス速度は、達成されたそれぞれの血清内θ度に
大きく支配されるから、使用した個々の徐放製剤の種類
を問わず必然的に個人個人によってかなり変化する。然
し、この発明の製剤に好適に使用しうる徐放性剤形は、
一般に、服薬後例えば約4〜約8時間またはそれ以上、
例えば約6時間に至るまで、約8〜約20 ng/ml
  の血清白濃度を提供し得るものである。
テオフィリンの場合、成分(blに好ましい徐放性剤形
は、実験室条件下で、およそ次のようなテオフィリン徐
放性を提供するものである。
1、約200〜の黴を0.1 N i−tellooo
mlに溶解すると、 (a)3時間後に遊苅するテオフィリン量は、約40〜
60%、好ましくは約45〜55%であり、例えば約5
0%であり、 (b)8時間後に遊離するテオフィリン量は、約70〜
90%、好ましくは約75〜85%であり、例えば約8
0%である。
2−  L”El(jOlllq(7)遺を0.I N
 T−IC61000mlに出解すると、 (a)3時間後に遊離するテオフィリン量は、約45〜
60%、好ましくは約50〜57%であり、例えば約5
3%であり、 (bl  8時間後に遊離するテオフィリン社は、約8
0−100%、好ましくは約85〜95悸であり、例え
ば約90%である。
上記条件l)における1時間後の平均テオフィリン遊離
mは、約30%を超えることはなく、さらに好ましくは
約25%である。上記条PP1)における8時間までの
期間における1時間当たりのテオフィリン遊* @は約
4〜20%の範囲内で変化する値を示し、好ましくは約
5〜15%/時間である。
その結果、このような剤形は、上記1.および2゜に挙
げた条件下で、1)3時間後、および11)8時間後に
それぞれ1)約60%、好ましくは約55%、および+
+)100%、好ましくは約90〜95%の最高テオフ
ィリン遊a@を好適に提供する(測定はすべて環境1品
度で、約9 Q r.m、のかい型攪拌で行なう。p 
I−1は約120分間、好適に調節する)。
成−分(blがテオフィリン遊疏形である場合、この発
明の製剤に使用する好ましい徐放剤形は、クリンゲA、
G0社(■住1′NGE A、G、 )から商業的に入
手可能な製品ブロンコリタート(131のNCl−1O
RETAII、D )として提供されるテオフィリン徐
放ペレットである。
別の型の好ましい徐放製剤は実施例1aに記載する。
この発明の製剤において成分(alおよび[blは、一
般に約1 : 50〜500 p.w、の比率、好まし
くは約1:100〜500p.w、(a:b)で存在す
る。この発明のM剤の特に好ましい態様は、成分[al
および(blか約1 : 50〜350 P、P、W、
の割合、特に約1’100〜300 P−P−W−であ
るが、または約1:50〜300 p.W、の割り合い
、特に約1 : 100.1:200または1:3oo
p−p”−例えば約1:200または300 p.W、
のものである。
ある。
この発明の製剤が単位用量形態である場合、個々の単位
用量は、成分(alの約1〜約2■、好ましくは約1〜
を好適に含有する。そのような単位用量は、成分(bl
を産品FJs o o myまで、好ましくは最高約3
50〜まで、さらに好ましくは約300111y7.で
を好適に含有する。したかって、好ましい単位用量形態
は、1日1〜4回、特に1日1回または2回投与すべく
、成分(alを約1111Qまたは2my(たソし、と
りわけ約1q)、また成分[blを約50〜約500り
、好マシくは約100〜約350 mf/、例えば約1
00,150.175.200または30(1,とりわ
け約175.200または300q@宵するものである
このような組成物は、気管支拡張効果を必要とする状態
、例えば活動型喘息の処置および喘息治療相開始時ばか
りでなく、現在ケトチフェン治療が適用されるすべての
状態の処置に使用するのに好適である。1日1回投与が
期待される場合、または気管支拡張が治療に不可欠であ
る場合には、成分(blの自機は一般にさらに圧く、例
えば単位用量形態の場合で約200 M9台であり、ま
た好ましくは3oorttyn上である。投与回数が1
日2回またはそれ以上である場合、または気管支拡張が
治療に決定的ではない場合、例えば喘息の予防/維持療
法、または気管支炎の処置の場合は、この発明の製剤中
の成分子blのなは一層低くてよく、先に論じたように
メディエータ−レベルにおける2成分の相乗的相互作用
という好ましい利点が発揮される。このような目的の場
合、この発明の組成物は約50〜約300〜程度の中段
から成るものでよい。
〔上記の重社比およびりの値は、成分(alおよび(b
lを遊離形で適用したものである。即ち、遊離ケトチフ
ェンと、例えば遊離テオフィリンの歇/相対比を示して
いる。成分ta+または[blの塩/混合物を沈用する
場合は、遊離(alまたは遊離(b)で示した量に対応
する社を使装置とする〕。
この発明における好ましい有用性、および例えば上記の
ような予防活性に関するケトチフェンと抗喘息効果を有
するキサンチン類(例えばテオフィリン)の特別な相乗
的相互作用は、臨床および通常の動物モデルで実証でき
る。即ち、ケトチフェンとテオフィリンの、例えばP 
A Fで惹起させん た気管支す炉に関するメディエータ−レベルにおける相
互の相乗作用は、例えば下記の実験により証明すること
が可能である。
〔方法〕
麻酔した自発呼吸のモルモットにPAFを静注すると、
気道抵抗を増加し、動的コンプライアンスを減少して反
応する。PAFを使用して行′なう薬物効果の試験は、
動物間の感受性の差、急勾配を示す用量−効果関係、お
よび用逝間の強い相互作用によって困難性を生じる。然
し、PAFの一定遺を10分間隔で4回まで連続静注す
るとほとんど一致した応答が誘導されるので、プロトコ
ールを確立することができる。この事実に基づき、この
ような標本を吏用して容易に薬物効果の評価を行なうこ
とができる。これらの動物に、PAF注射の5分前(ケ
トチフェンまたは食塩水)、または1分前〔アミノフィ
リン(前記のテオフィリンN°加物)または食塩水〕を
静注投与する。2つの応答間の対にした差異を、便宜上
、薬物処理直前の応答に対する百分率で表わす。
ケトチフェンとアミノフィリン間の相乗作用を試験する
ため、厳密な試験として等興蕾性手法を採用スる〔ベレ
ンバウム、クリニカル・アンド・エクスペリメンタル・
イムノロジ−(Cl1n、 Exp。
Immunol、)  28巻、1〜18頁(1977
年)〕。
クロチフエンの0.56〜18μ9/icgの投与量を
単独、またはアミノフィリンの0.01〜0.32 M
Q/kgの投与量と組み合わせて用いる。各投与@また
は組み合わせ投与量とも、少なくとも動物5匹を使用し
て応答を測定する。たソし、動物を追加して使用する場
合は、食塩水処置動物(9匹)、アミノフィリン0.3
2mg/に9投与動物(10匹)またはケトチフェン1
.8μ97kg投与動物(7匹)を使用する。合計86
匹の動物を実験に使用する。
〔結果〕
食塩水の2投与置で処置した動物では、PAF応答の有
意でない減少(4%)を生じる。ケトチフェン処置では
、最低投与量でも明瞭な抑制を示す、用量に比例した減
少を生じる。アミノフィリンでも用量に比例した抑制を
生じるが、ケトチフエ°ンの場合に見られたよりも傾斜
はゆるやかである。この成績を、薬物組み合わせの成績
とともに、添付した第1南にグラフ化して示しだ。第1
図(こおいて、各投与はの抑制効果は軸に近接して表わ
される。薬物の組み合わせの抑制効果は、対応する交点
に示される。この成績からアミノフィリンによる抑制応
答に2つの等興醍性が作図できる。
双方の等興奮性とも、+0乗約1互作用の特徴である凹
陥状を呈する。
〔結論〕
ケトチフェンの治療−に近い置と、アミノフィリンの気
管支拡張効果に対する治装置以下と考えられる量であっ
て、アミノフィリン療法中に喘息および気管支炎のいず
れでも普通に見られる薬物濃度を生じる量の間の相乗作
用は明瞭である。
また、この発明による組成物のすぐれた有用性は、例え
ば下記のように実施しだ臨床試験においても証明するこ
とができる。
〔試験条件〕
試験は16オ〜65才の男子および女子から成る12人
の患者群を対象として実施した。選んだ患者は、皮ふ試
@またはIよE特異型アレルゲンの測定により、また必
要な場合は吸入誘発により確認して既往歴を診断した季
節性または多年性の慢性気管支喘息(アレルギー型また
は混合型の可ん 逆性気管支れ縮をともなった)を有する。軽ない△ し中等度型の様相は、症候学的に発作および持続の測定
を反復して行なって怪ないし中等度の気管支閉塞の様相
を呈することにより特徴づけられる。
下記のものは除外する。妊娠、重症肝疾患または腎疾患
、心筋梗塞の予後(発作後6ケ月以内のもの)、コント
ロール困難な糖尿症、試験物質の吸収、代謝または排泄
に影響を与える消化管疾患、例えば慢性下痢、吸収不良
症候等、心拍障害、胃または腸の潰瘍、信頼し難いもの
または心理学的に不安定な患者。
対象患者は、喘息発作を停止するのに必要である場合に
限り、β−交惑神経刺徴薬または抗コリン薬を投与する
以外、できるだけ投与薬を追加しない。絶対必要な他の
投薬、例えばコルチコイドまたは抗生物質処置を許可す
る場合は、その処置の内容、期間および適用した投与は
を記録する。
患者が既に気管支拡張剤、ステロイドまたはテオフィリ
ン治療を継続して受けている場合は、試験開始の最初の
2〜3週間までの間に段階的にこれを低減させる。
下記の試験製剤を使用する。
fal  ケトチフェンI In!十徐放性テオフィリ
ン200〜の一定した組み合わせから成り、実施例1に
したがって製造した錠剤。
tbl  ケトチクエン1uy十徐放性テオフィリン3
00〜の一定した組み合わせから成り、実施例2にした
がって製造した錠剤。
fCl  ケトチフェンl M’/だけから成り、実施
例1bにしたがって、たソし成分(alを除いて調製し
た錠剤。
(dl  徐放性テオフィリン200 myから成り、
実施例1bにしたがって、ただし成分[blを除いて調
製した錠剤。
(el  徐放性テオフィリン1300肩ダから成り、
実施例2をこしたがって、ただし成分(blを除いて調
製した錠剤。
、!者はそれぞれ420錠ずつ投与を受ける。試験製剤
を、無作為化した2重盲検法によって患者に配布し、こ
の場合、体重り50 t=gの対象で、テオフィリンの
投与を受けるもの(単独またはケトチフェンとの組み合
わせ)には200 TH9のテオフィリン製剤〔上記の
(alまたは(d)〕を用5はし、また体m>50kg
の対象で、テオフィリンの投与を受けるもの(単独また
はケトチフェンとの組み合わせ)には300ダのテオフ
ィリン製剤〔上記の(blまたは(e)〕を用意する。
すべての錠剤はまったく同一の外観を呈し、錠剤(C1
は2種類の大きさを用意する。そのうち、小型の錠剤(
体重く50kgの対象に投与)はテオフィリン200〜
含有錠の代替に対応し、大型のもの(体重〉50kgの
対象に投与)はテオフィリン300刀含有錠の代替に対
応する。
試験期間中、各患者は毎日2錠づつ(朝夕)を経口で服
用する。各患者毎の試験期間は6ケ月とする。
臨床監視は、患者毎に試験開始後、それぞれ2.4.6
および8過目に行ない、以後4週間の間隔をおいて行な
う。各監視時期毎に、下記のパラメーターを測定する。
0肺活量 O予備呼気は O蒐能的残気; 0全抵抗 Oクロージングボリューム 0気流竜 試験患者から報告された発生徴候(呼吸、咳、喀痰等の
障害等)の発生数と重、偏度は詳細に記録する。
テオフィリン測定のために、試験編入時およびその1ケ
月後に各患者から血液S dづつを採取する。2回目の
試料は、試験製剤を服用した4〜8時間後(こ採取する
〔結果〕
一定した組み合わせのケトチフェン+テオフィリン投与
を受けた患者は、ケトチフェンまたはテオフィリン単独
投与の患者と比較し、例えば下記に挙げるパラメーター
で、有意な応答の改善を示すことが判明する:肺活@1
秒率(%)、気流朧25、全抵抗、およびクロージング
ボリューム。
また一定した組み合わせのケトチフェン+テオフィリン
投与を受けた患者で、下記のパラメーターにおいても有
意な改善が記録される二線活着、予[+ii?呼吸−1
S?C1m1R25,50および75、オヨヒ機能的残
気晴。なかでも試験開始後、最初の4〜6週間Qこ測定
した個々のパラメーターから得られる成績、特(こ全抵
抗に関し、一定した組み合わせ投与を受けだ患者で記録
される効果は、ケトチフェンまたはテオフィリン単独投
与の患者で得られる成績から期侍し得る効果より、さら
に一層すぐれていることが認められ、即ち超相加的効果
が示唆される。
したかつて、この発明は、喘息処置用医薬・製剤を提供
するものである。この製剤は超f目加的ないし相乗的抗
喘息効果を、特(こメディエータ−レベルで発揮し、提
供するが、または、例えば気道閉塞およびそれにともな
う気道の機能亢進、粘液および炎症等の発現等の減少に
よって示される超相加的ないし相乗的、予防的な抗喘息
効果を、特にメチイエ−ターレベルで発揮し、提供する
。この製剤は(3)ケトチフェン、および(bl抗喘息
効果を宵するキサンチンを一定した組み合わせで(例え
ば、ここにバ己載したよう昏こ)含有している。
この発明の別の態様は喘息の処置方法、特に喘息の、と
りわけメディエータ−レベルの、防御的ないし予防的処
置方法を提供し、まだは喘息の防御的まだは予防的処置
中に、気道閉塞および、例えばそれ(こともなう気道の
機能元通、粘液、炎症等の発現を減少する処置方法を提
供する。この方法は、このような9J3rMを要する患
者に、Falケトチフェンおよび(bl抗喘息効果を荷
するキサンチン?一定した組み会、1つせで含有してい
る(上記の記・1戊のような)医薬製剤を投与すること
から成るものである。
また、この発明の態様は、上記の処置に対し、(a1ケ
トチフェンおよび(bl抗喘息効果を臀するキサンチン
を一定した組み合わせで含有している医薬装剤(上記の
記載のように)を利用すること、または 上記の処置のために[alおよび(blを一定した組み
合わせで含有している医薬製j!rll (上記記載の
ような)の製市のため、Falケトチフェンおよび[b
l抗喘息効果を有するキサンチンを使用することを提供
する。
〔実施例〕
下記の実施例は、この発明の製剤およびその製造を例示
するものである。
実施例1 徐放形遊離テオフィリン200〜および遊離ケトチフエ
IMg相当量から成る錠剤の製造△ (la)  y−オフイリン徐放性ペレットの製造エチ
ルセルロース4.135に9、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース0.37 kgおよびフタル酸シーローブ
チル0.53 kgを、イソプロノくノール30kg、
エタノール3 kgおよびH2O10kgから成る混合
液に溶解し、170〜230CPの粘度を有するコーテ
ィング溶液を用意する。
通常のテオフィリン顆粒〔例えば、ヘーリンガ−(13
oehringer)  社から直接提供を受ける一約
9〜lO%の顆粒は直径>0.71羽、約60〜70%
の顆粒は直径>O,SO萌)49.5&gを、口径2、
5 mmのンユリツク(SChliCk)・ノスルヲ付
ケたブラット(GlatすW2O−60、スプレィコー
ティング装置の容器に充填する。先に述べたコーティン
グ溶液で顆粒を噴霧コーティングする。コーティングは
下記の条件で行なう。
ノズル−床面間隔  50cm 振動間隔      60秒 振動時間      10秒 噴霧溶液の温度   22〜27℃ 噴霧圧       3.8バール ポンプ供給容計   約20(1/9 空気空気入変温   27〜b 顆粒塊温度     25〜27℃ 使用した空気容!   2600〜4600m/時間噴
霧処理が完了したら、得られた噴霧コーティング生成物
を45〜55℃で10分間乾燥する。
完全な噴霧コーティング処理を行なう全処理時間は約2
00分間で、これによりコーティング:テオフィリンの
割合いが約1 : 100 (P−P−W−)の生成物
が得られる。
(al  上記の(1a)により得られるテオフィリン
徐放性ペレ ン ト                      
      220.30チ (C1乳酸             90.00(d
i  セルロース顆粒        60.00te
l  セルロース粉末        58.32*=
コーテイングを施していない遊雛テオフィリン200m
ハこ十目当する。
**=遊燕ケトチフェン1 mgに相当する。
配合成分は通常の方法で十分に混和し、1錠重歇合計5
30.00 M9に打錠する。各1錠中にr% Nテオ
フィリン2oomy、および遊離ケトデフエフ1111
g相当量を含有する、 製品錠剤の試料テオフィリン放出速度特性を、標準的な
実験室条件〔人工胃液(0,1N l−1cI、pH7
,5,1,2時間目および3時間目にpH調節)500
 mI?に6錠を加え、8時間、50 LpJn、でか
1時間         約12% 2時間         約22% 3時間          約34% 5時間          約64% 実施例2 徐放形遊離テオフィリン300 ”9および遊Elケト
チフェンl my相当量から成る錠剤の製造実施例1と
まったく同様の方法で、ただしく11))工程の(al
〜(flの配合成分を下記の相対比eInで実旋した。
[al  330.50〔コーティングを施していない
遊離テオフィリン300 ’79に相当する〕。[bl
l、38(遊離ケトチフェン1■に相当する)。tta
so。
fd160.00゜ te157.12゜ [fll 
00.00゜製品錠剤は各1錠m@6ao、oo〜で、
各置に遊離テオフィリン300〜および遊離ケトチフェ
ンl〜相当看を含有する。
製品錠剤の試pテオフィリン放出特性を、実施例1で説
明した標準的な実験室条件で測定し、下1時間    
      約11% 2時間          FJ21%3時間    
     約31% 5時間         約65% 実施例3 遊離テオフィリン150qおよび遊離ケトチクエン1〜
相当微から成るカプセル剤の製造fal  ケトチフェ
、酸性)、−ル酸塩  1.38*(bl  タルク 
            0.16(C1無水酸性リン
酸力ルンウム   35.26[dl  とうもろこし
澱粉        5.26(el  乾燥とうもろ
こし澱粉      2.6*=遊離ケトチフェンl 
Mf/に相当スル。
配合成分は通常の方法で十分に混和し、1錠重量約45
.0011Q、各1錠中に遊離ケトチフェンl〜相当貴
を含有するように打錠する。
(3b)製品カプセル剤の製造 先に記載のクリングA C(Kl inge  AG 
)  社から入手したテオフィリン徐放ペレットの16
2.91Lf〔コーティングを施していない遊離テオフ
ィリン150〜に相当〕と、(3b)工程で得られた錠
剤1錠を硬ゼラチンカプセルに充填し、カプセルをシー
ルする。
実施例4 遊離ケトチフェン1q相当量および種々の1の遊離テオ
フィリンから成るカプセル剤の製造実施例3と同様に、
実施例(3a)で得られた錠剤1錠と、実施例(3b)
に示したクリングAGから入手したテオフィリン徐放ペ
レットの下記に示す各社を含有する硬ゼラチンカプセル
剤を製造する。
(4a)54.3〜(コーティングしていない遊離テオ
フィリンso、ooダに相 当) (4b)108.6〜(コーティングしていない遊離テ
オフィリン100.00〜に相 当) (4()190.05〜(コーティングしていない遊離
テオフィリン150.00〜に相当) (4d)217.2〜(コーティングしていない遊離テ
オフィリン200.00111.9に相当)(4e )
  325.8ff、V(コーティングしていない遊離
テオフィリン300.Oomyに相当) (4f )  380.1mg(コーティングしていな
い遊離テオフィリン350.00119に相当)実施例
(1a)に記載した一般型のテオフィリン徐放性ペレッ
ト、即ちテオフィリン顆°位を核として含をし、記載の
とおりコーティングするテオフィリン徐放性ペレットも
新規である。
しだがって、この発明はまた ■ ペレットの核として本質的に遊離テオフィリンから
成る顆粒を含有し、エチルセルロースおよびヒドロキシ
プロピルメチルセルロースから成るペレットコーティン
グを施した徐放ペレット形のテオフィリンを提供する。
コーティングは、好ましくは例えば実施例1に記載のよ
うに、核となるすべての顆粒か本質的に独立してコーテ
ィングされるように実施する。核となる顆粒は、実施例
(1a)でテオフィリン顆粒化の出発物質について記載
した大きさの特性に一致することが好ましい。得られた
ペレットにおいて、核とコーティング4Jが約1:o、
5〜0.2p.W+、 、好ましくは約1 : O,l
 p.W、の割合いで存在するように、コーティングを
好適に実施する。
得られるペレットは、好ましくはfl 2. Ommの
最大1頁径を有し、約Q、 3 r;tmの最小直径を
臀する。好適には、得られるペレットの約55〜85%
、好ましくは約50〜約80%は0.71 m1Nより
大きい直径を有する。好適ttこは、得られるペレット
のうち1.41t1/Iより大きいA ?+を有するも
のは約1.0%を超えず、好ましくは約0.5%を超え
ない。まだ1.0・頴より大きい直径を有するものは約
15%を超えず、好ましくは約10〜12%を超えない
適用するコーティング剤におけるヒドロキシプロピルメ
チルセルロースとエチルセルロースの割合は、好適には
約に6〜l 4 p.W、であり、好ましくは約1=8
〜12 p.w、であり、特に好ましくは約1:9〜l
 I P、P.w.である。またコーティング剤は、好
適にはフタル酸ジ−n−ブチルの−ような軟化剤を含有
する。軟化剤が加えられる場合は、その量は、好適には
コーティング材p全重遺のtE8〜15%、好ましくは
約12%である。
この発明はまた、 ■、前記1.に示した徐放性ペレット形のテオフィリン
の製造方法を提供する。この方法はエチルセルロースお
よびヒドロキシプロピルメチルセルロースのメタノール
性溶液から成るコーティング剤混合物でテオフィリン顆
粒を噴霧コーティングすることから成る。該方法は、実
施例1aに記載した個々のパラメーターおよび/または
条件を使用して、好適に実施される、 さらに、この発明は IIl、  falケトチフェン、好ましくはその酸性
フマール酸塩と、[blテオフィリンの1に記載したペ
レット型を一定した組み合わせで含有している医薬製剤
を提供する。特に、[alおよび(blが本質的に錠剤
マスまたはマトリックス中にそれぞれ均一に分布してい
る上記錠剤またはそれに類する医薬製剤を提供する。
この発明はまだ ■a、  喘息処置(こ改善効果を有する前記医薬製剤
、特に、喘息の防御的、予防的処1!に改善効果を臀す
る医薬製剤、特に、喘息の防御的、予防的処置中の気道
閉塞に改善効果を有する医薬製剤の製造方法であって、
(a)ケトチフェン、好ましくはその酸性フマール酸塩
を、抗喘息効果を有するキサンチンと一定した組合わせ
で配合することから成る方法、および ■b、成分(alおよび(blを一定した組み合わせで
含有し、特に、成分(alおよび(blを、固型の製薬
上許容し得る希釈剤または賦形剤と十分緊密に混和し、
錠剤等に成型し得る塊を製造し、この塊を錠剤等に加工
することから成る、上記■に記載の医薬製剤の製造方法
を提供する。
上記■に記載の製剤、例えば実施例1および2に記載の
製剤の、実施例1で説明した標準的な実験室条件下にお
ける好適なテオフィリン放出速度1.1時間  20多
以下、好ましくは約15%またはそれ以下2.2時間 
30%   〃  約25%  〃3.3時間 40%
   〃  約35%  〃4.5時間 70%   
//   flJ65%  〃
【図面の簡単な説明】
第1図は、ケトチフェンおよびアミノフィリンをP A
 F処理動物に静注し、単独または組み合わせによる薬
物の効果を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ケトチフェンおよび(b)抗喘息効果を有す
    るキサンチンの一定した組み合わせを含む、医薬製剤。 2、(a)としてケトチフェン酸性フマール酸塩を含む
    特許請求の範囲第1項記載の医薬製剤。 3、(b)としてエンプロフィリンを含む特許請求の範
    囲第1項記載の医薬製剤。 4、(b)としてテオフィリンを含む特許請求の範囲第
    1項記載の医薬製剤。 5、(b)として遊離テオフィリンを含む特許請求の範
    囲第4項記載の医薬製剤。 6、(b)が徐放剤型である特許請求の範囲第1項記載
    の医薬製剤。 7、(b)が徐放ペレット剤型である特許請求の範囲第
    6項記載の医薬製剤。 8、単位用量形態である特許請求の範囲第1項記載の医
    薬製剤。 9、経口投与に好適な単位用量形態である特許請求の範
    囲第8項記載の医薬製剤。 10、(a)および(b)を独立して含有するカプセル
    剤等から成る特許請求の範囲第9項記載の医薬製剤。 11、(a)および(b)が、それぞれ本質的に打錠マ
    スまたはマトリックス全体に均一に分布している錠剤等
    から成る特許請求の範囲第9項記載の医薬製剤。 12、(a)および(b)を約1:50〜500p.p
    .w.〔遊離(a):遊離(b)〕の割合で含有してい
    る特許請求の範囲第1項に記載の医薬製剤。 13、(a)および(b)を約1:50〜350p.p
    .w.の割合で含有している特許請求の範囲第12項記
    載の医薬製剤。 14、(a)および(b)を約1:100〜300p.
    p.w.の割合で含有している特許請求の範囲第13項
    記載の医薬製剤。 15、(a)および(b)を約1:50〜300p.p
    .w.の割合で含有している特許請求の範囲第12項記
    載の医薬製剤。 16、(a)を約1〜約2mg(遊離化合物として)お
    よび(b)を約50〜約500mg(遊離化合物として
    )含む特許請求の範囲第8項記載の医薬製剤。 17、(a)を約1mg含む特許請求の範囲第16項記
    載の医薬製剤。 18、(b)を約100〜350mg含む特許請求の範
    囲第16項記載の医薬製剤。 19、(b)を約175、200または300mg含む
    特許請求の範囲第16項記載の医薬製剤。 20、本質的に遊離テオフィリンから成る顆粒をペレッ
    ト核物質として含有し、エチルセルロースおよびヒドロ
    キシプロピルメチルセルロースから成るペレットコーテ
    ィングを付与して成る徐放性ペレット型テオフィリン。 21、顆粒剤中の実質的にすべての顆粒が独立したコー
    ティングをもっている特許請求の範囲第20項記載のペ
    レット型テオフィリン。 22、ペレットの最小直径が約0.3mmで、最大直径
    が約2.0mmであり、平均直径が約0.7mmである
    特許請求の範囲第21項記載のペレット型テオフィリン
    。 23、核材料およびコーティング剤の割合が、約1:0
    .02〜0.3p.p.w.である特許請求の範囲第2
    0項記載のペレット型テオフィリン。 24、核材料およびコーティング剤の割合が、約1:0
    .05〜0.2p.p.w.である特許請求の範囲第2
    3項記載のペレット型テオフィリン。 25、核材料およびコーティング剤の割合が、約1:0
    .1p.p.w.である特許請求の範囲第24項記載の
    ペレット型テオフィリン。 26、コーティング剤のヒドロキシプロピルメチルセル
    ロースとエチルセルロースの割合が、約1:6〜14p
    .p.w.である特許請求の範囲第20項記載のペレッ
    ト型テオフィリン。 27、コーティング剤のヒドロキシプロピルメチルセル
    ロースとエチルセルロースの割合が、約1:8〜12p
    .p.w.である特許請求の範囲第26項記載のペレッ
    ト型テオフィリン。 28、コーティング剤のヒドロキシプロピルメチルセル
    ロースとエチルセルロースの割合が、約1:9〜11p
    .p.w.である特許請求の範囲第27項記載のペレッ
    ト型テオフィリン。 29、コーティング剤がさらにフタル酸ジ−n−ブチル
    を含んでいる特許請求の範囲第20項記載のペレット型
    テオフィリン。 30、フタル酸ジ−n−ブチルの量が、コーティング剤
    重量合計の約8〜15(重量)%である特許請求の範囲
    第29項記載のペレット型テオフィリン。 31、フタル酸ジ−n−ブチルの量が、コーティング剤
    重量合計の約10〜12(重量)%である特許請求の範
    囲第30項記載のペレット型テオフィリン。 32、(b)が徐放性ペレット型テオフィリンから成り
    、本質的に遊離テオフィリンから成る顆粒をペレット核
    物質として使用し、エチルセルロースおよびヒドロキシ
    プロピルメチルセルロースから成るペレットコーティン
    グを付与したことから成る特許請求の範囲第7項記載の
    医薬製剤。 33、特に喘息の防御的、予防的処置、とりわけ喘息の
    予防的、防御的処置中の気道閉塞の軽減のため、処置を
    必要とする対象に特許請求の範囲第1項記載の医薬製剤
    の有効量を投与することから成る上記対象の処置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004067006A1 (en) * 2003-01-27 2004-08-12 Pharmacia Corporation Combination of a pde iv inhibitor and a tnf-alpha antagonist

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WO2004067006A1 (en) * 2003-01-27 2004-08-12 Pharmacia Corporation Combination of a pde iv inhibitor and a tnf-alpha antagonist

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