JPS6157506A - 防虫防蟻組成物 - Google Patents

防虫防蟻組成物

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JPS6157506A
JPS6157506A JP17823884A JP17823884A JPS6157506A JP S6157506 A JPS6157506 A JP S6157506A JP 17823884 A JP17823884 A JP 17823884A JP 17823884 A JP17823884 A JP 17823884A JP S6157506 A JPS6157506 A JP S6157506A
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JP
Japan
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insecticides
water
composition
compounds
soluble
Prior art date
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Pending
Application number
JP17823884A
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English (en)
Inventor
Masaji Kitada
正司 北田
Keisaku Ihara
井原 啓策
Tadahiro Nagano
長野 征広
Shigeo Kimura
木村 繁夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Mokuzai Bofu KK
Original Assignee
Sanyo Mokuzai Bofu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は防虫防蟻組成物、詳しくは、安定性に冨み、か
つ、水溶性とすることにより使用上の難点を解決した有
機りん系又はピレスロイド系殺虫剤を含む防虫防蟻組成
物に関する。
一般に、住宅、構築物等の建材、家具、調度品あるいは
一般工業用材として多用されている木材は、その使用中
に種々の好ましくない虫による被害やシロアリによる被
害を受は易い。又、シロアリは電線の絶縁被覆に使われ
る塩化ビニル樹脂等を食害することが知られており、こ
れら虫害の防除は上記の住宅、構築物等を長期にわたり
安全に使用する上から極めて重要なこととされている。
(従来の技術) 従来、かかる虫害の防除には、デルドリン、クロルデン
、B I Cなどの有機塩素系化合物により、あらかじ
め用材に通した薬剤処理が施こされ、又、ffl化ビニ
ル樹脂等については、それらの製造時に薬剤を混入させ
る方法等が行なわれてきた。
しかし、これらの有機塩素系化合物は何れも母性、残留
性、刺激性、環境汚染などの点で問題があり、低毒性の
防虫防蟻剤の提供が望まれている。
かかる観点から、有機りん系殺虫剤あるいはピレスロイ
ド系殺虫剤が人畜に対して比較的安全で、しかも優れた
殺虫効力を有するため、最近、農業用あるいは家庭用、
家畜用、貯穀用として広く使用されるに至っている。
しかるに、これらの殺虫剤は長期にわたる安定性に欠け
る欠点があるため、建材や家具等の用材の保存処理用等
、殺虫効力を長期間持続させる必要がある用途には不向
きとされてきた。また、有機りん系殺虫剤あるいはピレ
スロイド系殺虫剤はその殆どが油溶性であるが、希釈溶
媒として石油系溶剤を使用すると高価となるため、しば
しば水に懸濁させた乳剤として用いられている。しかし
、乳剤とした場合乳化状態での長期安定性が悪く、長期
間保存した場合には分離あるいは沈澱を生じ、使用上重
大な支障をきたしていた。そこで、乳化の安定性をはか
るため、種々の安定剤の添加や特殊な樹脂との共存など
の方法も試みられているが、未だ満足すべき解決法は得
られるに至っていない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は有機りん系殺虫剤あるいはピレスロイド系殺虫
剤の上記の問題点に着目してなされたもので、かかる殺
虫剤の防虫防蟻効力を長期間にわたり接続させるととも
に、本殺虫剤組成物を水溶性とすることにより長期にわ
たる保存、使用に対して全く支障をきたすことのない防
虫防蟻組成物を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らはかかる観点から種々研究を行なった結果、
有機りん系殺虫剤又はピレスロイド系殺虫剤に脂肪族ア
ミン化合物又は脂肪族第4級アンモニウム化合物を添加
した組成物が水に可溶性となり、その水希釈液は長期間
にわたり安定性が保持されるとともに、防虫防蟻効力も
長期間にわたり持続することを見出し本発明をなすに至
った。
すなわち、本発明は有機りん系殺虫剤又はピレスロイド
系殺虫剤から選ばれる1種以上の殺虫剤と、脂肪族アミ
ン化合物又は脂肪族第4級アンモニウム化合物から選ば
れる1種以上の化合物とを含む防虫防蟻組成物である。
本発明において用いられる有機りん系殺虫剤としては、
フェニトロチオン、フェンチオン、ピリダフェンチオン
、ビリミホスメチル、プロチオホス等を挙げることがで
きる。又、ピレスロイド系殺虫剤としては、ピレスリン
、アレスリン、ペルメトリン、フタルスリン、レスメト
リン、フラメトリン、フェノトリン等を挙げることがで
きる。
更に、これらの殺虫剤と併用される脂肪族アミン化合物
としては、例えばオクチルアミン、デシルアミン、ドデ
シルアミンの塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等のアルキル第1
級アミン塩、ジオクチルアミン、ジデシルアミン、ジド
デシルアミンの塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等のアルキル第
2級アミン塩、およびオクチルジメチルアミン、デシル
ジメチルアミン、ドデシルジメチルアミン、テトラデシ
ルジメチルアミン、ヘキサデシルジメチルアミンの塩酸
塩、硫酸塩、酢酸塩等のアルキル第3級アミン塩が挙げ
られる。
又、脂肪族第4級アンモニウム化合物としては、例えば
そのカチオン部分がラウリルジメチルベンジルアンモニ
ウム、ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、ラウ
リルジメチルエチルベンジルアンモニウム、ミリスチル
ジメチルエチルベンジルアンモニウム、ラウリルトリメ
チルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム、ミ
リスチルトリメチルアンモニウム、ジデシルジメチルア
ンモニウム、ジセチルジメチルアンモニウム、ジステア
リルジメチルアンモニウム、ラウリルジメチルヒドロキ
シエチルアンモニウム、ミリスチルジメチルヒドロキシ
エチルアンモニウム、セチルジメチルベンジルアンモニ
ウム、ラウリルジメチルアンモニウム、ミリスチルジメ
チルアンモニウム、セチルジメチルアンモニウム、ジオ
クチルジメチルアンモニウム、オクチルデシルジメチル
アンモニウム、ジイソブチルフェノキシエトキシエチル
ジメチルベンジルアンモニウム等からなり、かつアニオ
ン部分がハロゲン原子、硫酸根、酢酸根等からなる化合
物が挙げられる。
これらの有機りん系殺虫剤又はピレスロイド系殺虫剤は
1種以上を混合して使用するたとができ、又、脂肪族ア
ミン化合物又は脂肪族第4級アンモニウム化合物もそれ
らの1種以上を混合して使用することができる。
しかして、有機りん系殺虫剤又はピレスロイド系殺虫剤
の1種以上の殺虫剤と、脂肪族アミン化合物又は脂肪族
第4級アンモニウム化合物との配合割合は、水その他の
溶媒に対する熔解性、殺虫剤の効力等の点から1:3〜
30 (重量比)、好ましくは1:5〜20(重量比)
とし、上記の配合組成物を水、メタノール、エタール、
プロパツール等の極性溶媒に溶解して製剤とする。この
製剤は適量の水に稀釈して使用に供される。
このようにして得られる本発明の防虫防蟻組成物には、
他の公知の防虫剤、防蟻剤、防菌剤、防腐剤等を併用し
て使用に供することは一向に差支えなく、又、着色、粘
着性の附与その他の目的で種々の補助剤を併用すること
も差支えない。
(実施例) 以下に本発明の実施例を示すとともに、試験例に基づい
て本発明の詳細な説明する。
なお、以下の記載において%は特記しない限りM量%を
示す。
実施例1 フェニトロチオン         5%メタノール 
          31%ジデシルジメチルアンモニ
ウム  64%クロライド 実施例2 ピリダフェンチオン        5%メタノール 
          31%オクチルデシルジメチル 
    32%アンモニウムクロライド ジオク≠ルジメチル        16%アンモニウ
ムクロライド ジデシルジメチルアンモニウム  16%クロライド 実施例3 フェニトロチオン         5%イソプロパツ
ール        31%テトラデシルジメチル  
    64%アミンアセテート 実施例4 ピリダフェンチオン        5%エタノール 
           31%ヘキサデシルジメチル 
     64%アミンアセテート 試験例1 実施例1〜4に示す本発明の防虫防蟻組成初冬1重量部
に水を各24重量部混合して調製した防虫液A−D、お
よび対照例としてフェニトロチオン5%を含有する市販
の乳化原体1重量部に水24重量部を混合した防虫液E
およびピリダフェンチオン5%を含有する市販の乳化原
体1重量部に水24重量部を混合した防虫液Fを用いて
安定性試験を実施した。安定性試験は60℃及び常温に
おいて60日間放置した場合の分解状態を観察して行な
った。その結果は第1表のとおりであった。
第1表 を 第1表の結果から、本発明の組成物はいずれも長期間放
置後も沈殿の発生や分離をきたすことなく、完全な水溶
液状態に保持され、従来の薬剤と比較して安定性が格段
に改善されていることが明らかである。
試験例2 試験例1で調製した実施例2の組成の防虫液BI Qm
Jを妙義山麓から搾取した砂壌土50gと充分混合した
後、100ml容のガラス容器に入れ、軽く栓をして温
度27℃、湿度80%に調整された室内に保管した。一
定期間毎に残存しているピリダフェンチオンの量をガス
クロマトグラフ法により定量分析して次式により消耗率
を算出した。なお、対照として試験例1で調製した防虫
液Fについても同様の試験を実施し、これによる消耗率
を算出した。その結果を第2表に示した。
消耗率(%)−初期添加量−残存量/初期添加量xio
第2表 第2表の結果から、本発明の組成物は、従来の組成物に
比し土壌中においても微生物等により分解を受けること
が少なく、、安定性が極めてすぐれていることが判る。
試験例3 試験例1で調製した実施例1〜4の防虫液A〜Dおよび
対照防虫液E、Fを使用し、6日本シロアリ対策協会認
定薬剤効力試験方法規格 1.塗布・吹付け・浸漬用予
防剤の効力試験方法および性能基準、(1)防蟻効力試
験方法(JTCAS−第1号)に定める方法に従って試
験を行ない第3表の結果を得た。
第3表 なお、表中死生率はイエシロアリを投入した飼育容器中
に木材試験体を置き、温度28±2°C1湿度75%以
上の暗所に40日間放置した後の死生率(%)を示し、
又、重量減少率は、上記試験終了後の試験体の重量(W
l)と試験開始時の試験体の重量(wo )とから、耐
候操作の回数毎に次式により算出して求めた値である。
・       WO 第3表の結果から、本発明の組成物で処理された木材試
験体は耐候操作50回においても殺虫剤が極めて高く、
重量減少率も極めて僅かであることから、本発明の組成
物は防虫防蟻効力が長期間安定に保持されることが判る
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の防虫防蟻組成物は
水に可溶性であるとともに水に稀釈した防虫液は長期間
にわたり安定性が保持される。又、この防虫液は土壌中
あるいは木材に)ξ透させた状態においても安定性が高
く、長期間防虫防!1I7i2効力を発揮する利点を有
する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機りん系殺虫剤またはピレスロイド系殺虫剤か
    ら選ばれる1種以上の殺虫剤と、脂肪族アミン化合物ま
    たは脂肪族第4級アンモニウム化合物から選ばれる1種
    以上の化合物とを含むことを特徴とする防虫防蟻組成物
  2. (2)有機りん系殺虫剤またはピレスロイド系殺虫剤か
    ら選ばれる1種以上の殺虫剤と、脂肪族アミン化合物ま
    たは脂肪族第4級アンモニウム化合物から選ばれる1種
    以上の化合物との配合割合が1:3〜30(重量比)で
    ある特許請求の範囲第1項記載の防虫防蟻組成物。
JP17823884A 1984-08-29 1984-08-29 防虫防蟻組成物 Pending JPS6157506A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63270611A (ja) * 1987-04-30 1988-11-08 Nippon Kayaku Co Ltd 持続性を向上させた防蟻製剤
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JPS5921605A (ja) * 1982-07-09 1984-02-03 アー・ナツターマン・ウント・コムパニー・ゲーエムベーハー 植物保護剤噴霧液を散布する方法及びその濃厚物のための包装単位

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